JP4424366B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
クシミリ送信する際に、当該コピーファクシミリ複合機に外部接続されたパーソナルコンピュータのディスプレイ上に、当該画像データを表示することで、原稿の内容や送信データに係るパラメータの設定に関する事前確認を実現している。
しかし、この態様の場合、複数人の作業者が、同時に同一の装置に接する必要があるため、複数人の作業者に過度の時間的制約を課してしまうという問題点があり、作業者の作業効率の低下を招いている。
より不一致結果が無いことを示す情報に変更可能であり、前記無線タグに不一致結果が無いことを示す情報が有る場合、前記比較手段による比較を行なうように制御することを特徴とする。
だけではなく、例えば、原稿に埋め込まれた無線タグも含む。
又、請求項1記載の通信装置は、比較手段により第1送信先と第2送信先が相違した場合、相違したことを示す不一致結果情報を無線タグに書き込む無線タグデータ書込手段を備え、送信制御手段は、無線タグ読取手段が読み取る無線タグデータに不一致結果情報が有る場合、該無線タグデータが格納された無線タグに対応する送信原稿の画像データは送信しない決定をする。よって、比較手段により第1送信先と第2送信先が相違していると判断され、且つ送信原稿の再処理がなされておらず、文書作成者と送信作業者の間で正しい送信先の確認もなされていない場合において送信原稿を送信しないと決定することにより、誤った送信先に対するファクシミリ送信を防止することができ、送信原稿に係る情報が他に漏洩することを防止しうる。
そして、第1送信先と第2送信先が相違する場合には、第1送信先または第2送信先のいずれかの送信先が誤っていることになる。この場合、当該通信装置によれば、送信制御手段により、画像データの送信が停止されるので、誤った送信先にデータ送信されることはなく、送信作業者に送信先を確認する機会を提供し得る。
信作業の効率を向上させうる。
以下、本発明に係る通信装置を、ファクシミリ装置に具体化した第1実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、第1実施形態に係るファクシミリ装置1の使用概要に関する説明図である。
そして、当該ファックス用文書は、文書作成者により、文書作成システム200を用いて作成される。そして、文書作成者により作成されたファックス用文書は、ファクシミリ装置1を用いて、送信作業者により、文書作成者が指定する送信先へ送信される。
この時、送信作業者が入力した送信先と、文書作成者が無線タグに設定し、送信作業者に伝えた送信先が一致していれば、当該送信原稿61に係るデータは、文書作成者が意図した送信先へ送信される。
、より詳細に説明する。
ファックス用文書の作成に用いられる文書作成システム200は、パーソナルコンピュータ210、プリンタ装置220、無線タグリーダ・ライタ装置230により構成される(図1、図2参照)。
尚、印刷機構部222に含まれる用紙収納部には、無線タグ62が付加された記録用紙(以下、ファックス用記録用紙という)が収納された用紙収納部と、無線タグ62のない通常の記録用紙が収納された用紙収納部の2つが存在する。
画像データの読み取りが行われる。スキャナ部3による読取後、当該原稿は、原稿排出口(図示せず)から排出される。
また、スキャナ装置22は、無線タグの有無に関わらず、自動原稿送り装置2により送られる原稿の画像データを読み取る。スキャナ装置22は、本発明における読取手段の一例である。
、受信ファクシミリデータ記憶エリア132を備えている。
保留データ記憶エリア141は、第1送信先と第2送信先が相違した場合に、スキャナ部3で読み取られたファクシミリデータが記憶される記憶エリアである。又、保留データ記憶エリア141にファクシミリデータを記憶する際には、当該ファクシミリデータに係る送信原稿61を識別しうる原稿識別データが関連付けられて記憶される。この保留データ記憶エリア141は、本発明に係る記憶手段に相当する。
又、LCD18は、ファクシミリ送信に際し、送信作業者の入力結果と、無線タグ62の第1送信先を比較した結果を表示する(S9、S12等)。従って、LCD18は、本発明における報知手段として機能する。又、アンプ27には、スピーカ28が接続され、呼出音などをこのスピーカ28から出力する。
アンテナ用コイル621は、共振コンデンサ622と並列に接続されて共振回路を構成し、無線タグリーダ15又は無線タグライタ16から送信される所定の高周波数の電力用電波振動を受信して、当該電力用電波信号を整流・平滑回路623に供給する。
ータを無線タグデータとしてEEPROM627に書き込む書込処理や、EEPROM627から無線タグデータを読み出し、変復調回路624により変調した後、アンテナ用コイル621により電波信号として送信する読出処理等を実行する。
尚、この原稿識別データに関しては、後に詳細に説明する。
この再入力実行データに関する制御については、後に詳細に説明する。
文書作成システム200により、文書を作成する際には、パーソナルコンピュータ210により文書データを作成し、作成した文書データをプリンタ装置220により出力する。従って、当該文書作成処理プログラムは、制御部211により実行される。
文書作成者による操作部212の操作に基づいて、第1送信先データを生成すると、制御部211は、S105に処理を移行する。
データを印刷する。
そして、当該文書作成者は、送信作業者に当該送信原稿61のファクシミリ送信を依頼する。この時、文書作成者は、第1送信先として設定した送信先の情報(即ち、当該送信先のファクシミリ番号)を送信作業者に伝える。
尚、ファックス送信処理プログラムの説明に際し、送信作業者は、既に、当該送信原稿61を原稿載置部2Aにセットしているものとする。
、原稿載置部2Aにセットされている送信原稿61に係る無線タグ62から送信先不一致指定データを取得する。
送信先不一致指定データの内容(即ち、「有」「なし」)を取得した後、CPU11は、S4に処理を移行する。
更に、文書作成者によって送信原稿再設定処理プログラムの実行がなされていないので、文書作成者と送信作業者の間で、正しい送信先の確認もなされていないことになる。従って、この場合における当該送信原稿61のファクシミリ送信を禁止することにより、当該ファクシミリ装置1は、誤った送信先に対するファクシミリ送信を防止することができ、送信原稿61に係る情報が他に漏洩することを防止しうる。
(S9)終了後、CPU11は、S10に処理を移行する。
読取データ送信処理(S13)を終了すると、CPU11は、ファックス送信処理プログラムを終了する。
ュータ210において、送信原稿再設定処理プログラムを実行させる。
尚、表示ディスプレイ213の表示に基づいて、第1送信先を確認した結果、文書作成者に誤りが無かった場合は、S112の処理をキャンセルすることも可能である。
これにより、図8に示すファックス送信処理プログラムを再度実行した場合、「送信先不一致指定データ:なし」となるので(S4:NO)、更新された第1送信先と第2送信先が一致することを条件に、当該送信原稿61を用いたファクシミリ送信が可能となる。
次に、第1実施形態とは異なる第2実施形態に係るファクシミリ装置1ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
ここで、第2実施形態に係るファクシミリ装置の構成は、第1実施形態におけるファクシミリ装置1と同一である。又、第2実施形態における文書作成システム及び送信原稿、無線タグの構成も、第1実施形態における構成と同一である。従って、これらについての説明は省略する。
なる。従って、当該ファックス送信処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。第1実施形態は、文書作成者による第1送信先の指定が間違っている場合を想定した処理であるのに対して、第2実施形態は、第1送信先の指定が正しいことを想定した処理である。図10は、第2実施形態に係るファックス送信処理プログラムのフローチャートである。
第1送信先データをRAM13に格納し(S23)、送信原稿61の画像データをファクシミリデータとして、送信ファクシミリデータ記憶エリア131に格納した後(S24)、CPU11は、S25に処理を移行する。
この処理によれば、送信作業者の最初の第2送信先の入力に誤りがあったことに気づき、送信作業者が、その場ですぐに第2送信先を正しく入力することで、正しい相手先に直ちにファクシミリ送信を行うことができる。
続いて、第1実施形態、第2実施形態と異なる第3実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
ここで、第3実施形態に係るファクシミリ装置の構成は、第1実施形態、第2実施形態におけるファクシミリ装置1と同一である。又、第3実施形態における文書作成システム及び送信原稿、無線タグの構成も、第1実施形態、第2実施形態における構成と同一である。従って、これらについての説明は省略する。
得処理を実行し、その後、S54に処理を移行する。この点、第1送信先取得処理(S53)の内容は、第1実施形態、第2実施形態における第1送信先取得処理(S5、S23)と同一の処理であるので、詳細な説明は省略する。
知処理(S59)は、第1実施形態、第2実施形態における入力エラー報知処理(S9、S26)と同様の処理である。従って、入力エラー報知処理(S59)の詳細についての説明は省略する。LCD18に「第1送信先と第2送信先が相違する旨」と「文書作成者に対する送信先の確認を促す旨」の表示した後、CPU11は、S60に処理を移行する。
から読み取ったファクシミリデータを送信した場合、CPU11は、送信ファクシミリデータ記憶エリア131のデータを消去する。
送信済のファクシミリデータの消去を終了すると、CPU11は、ファックス送信処理プログラムを終了する。
又、送信先不一致データが無線タグ62から読み出された場合は、当該送信原稿に係るファクシミリ送信が禁止される。即ち、送信元を未確認のままでの送信原稿61の送信を許可しないことになり、誤った送信先に対するファクシミリ送信をより確実に防止しうる。
となり、ファクシミリ送信がスムーズに実行される。
そして、当該送信原稿61の送信先を確認した後、再度ファクシミリ送信作業を行う場合には、原稿識別データに基づいて、保留データ記憶エリア141に記憶されているファクシミリデータが読み出される(S56)。即ち、当該送信原稿61に対して再度、送信原稿読取処理(S57)が実行されることはない。これにより、ファクシミリ装置1は、保留データを有効活用し、送信原稿読取処理(S57)を割愛することができ、ファクシミリ送信に関する作業効率を向上させることができる。
例えば、上記実施形態においては、第1実施形態に係るファックス送信処理プログラム、第2実施形態に係るファックス送信処理プログラム、第3実施形態に係るファックス送信処理プログラムをそれぞれ別の処理プログラムとして説明したが、これらを一のファックス送信処理プログラムに統合することも可能である。この場合、送信作業者により入力される情報や、無線タグ62から読み出されるデータの内容によって、適切な処理が選択
されるように構成されることが望ましい。
しないように構成していたが、この態様に限定するものではない。即ち、送信原稿61作成時に、文書作成者が原稿識別データを無線タグ62に書込むように構成することも可能であるし、予め原稿識別データが書き込まれた無線タグ62を送信原稿61に付加するように構成することも可能である。
そして、送信原稿61に係る無線タグ62は、記録用紙に埋め込まれているものであっても良いし、テープ等により記録用紙に貼付可能なものであってもよい。
3 スキャナ部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 フラッシュメモリ
15 無線タグリーダ
16 無線タグライタ
17 操作パネル
19 NCU
20 モデム
21 バッファ
22 スキャナ装置
61 送信原稿
62 無線タグ
Claims (5)
- 送信原稿の画像データを読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた画像データを送信先に送信する送信手段と、
前記送信手段により送信される送信先を入力しうる操作手段と、
前記送信原稿に対応する無線タグに格納されている無線タグデータを読み取る無線タグデータ読取手段と、
前記無線タグデータに含まれ、当該送信原稿の送信先を示す第1送信先識別データを取得する第1送信先取得手段と、
前記操作手段により入力された送信先を示す第2送信先識別データを取得する第2送信先取得手段と、
前記第1送信先識別データの示す第1送信先と、前記第2送信先識別データの示す第2送信先とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて前記読取手段により読み取られた画像データを送信するか否かを決定する送信制御手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記第1送信先と前記第2送信先が相違した場合、相違したことを示す不一致結果情報を前記無線タグに書き込む無線タグデータ書込手段と、を備え、
前記送信制御手段は、前記無線タグデータ読取手段が読み取る前記無線タグデータに前記不一致結果情報が有る場合、当該無線タグデータが格納された無線タグに対応する送信原稿の画像データは送信しない決定をし、一方、無線タグデータに書き込まれた前記不一致結果情報は、第1送信先識別データの再設定により不一致結果が無いことを示す情報に
変更可能であり、前記無線タグに不一致結果が無いことを示す情報が有る場合、前記比較手段による比較を行なうように制御することを特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置において、
前記送信制御手段は、
前記比較手段による第1送信先識別データと第2送信先識別データとの比較の結果、前記第1送信先と前記第2送信先が一致した場合に、当該送信先に対する画像データの送信を許可し、
前記比較手段による比較の結果、前記第1送信先と前記第2送信先が相違する場合に、当該画像データの送信を停止することを特徴とする通信装置。 - 請求項1又は請求項2記載の通信装置において、
前記無線タグデータに含まれ、当該送信原稿を示す原稿識別データを取得する識別データ取得手段と、
前記読取手段により読み取られた送信原稿の画像データと、前記識別データ取得手段により取得された当該送信原稿に係る原稿識別データと、を関連付けて格納する記憶手段と、
前記送信制御手段により送信原稿の画像データの送信が停止された場合に、前記記憶手段に格納されている当該送信原稿に係るデータを保留する保留手段と、
前記記憶手段に送信原稿に係るデータが保留されている場合に、前記識別データ取得手段により新たに取得された原稿識別データと、前記記憶手段に格納されている原稿識別データが一致するか否かを検出する検出手段と、
を備え、
前記送信制御手段は、前記検出手段により、新たに取得された原稿識別データと、原稿識別データが一致する送信原稿に係るデータが記憶手段に格納されていると判断された場合、当該新たに取得された原稿識別データに対応する無線タグデータから前記第1送信先取得手段により取得される第1送信先に、原稿識別データが一致すると判断された送信原稿の画像データを送信することを特徴とする通信装置。 - 請求項3記載の通信装置において、
前記比較手段による比較の結果、送信原稿の画像データの送信が停止され、前記保留手段により、当該送信原稿に係るデータが記憶手段に保留される場合に、当該送信原稿に対する前記原稿識別データを生成する識別データ生成手段と、
前記識別データ生成手段により生成された原稿識別データを、当該送信原稿の無線タグに対して書き込む無線タグデータ書込手段と、を備えることを特徴とする通信装置。 - 請求項4記載の通信装置において、
前記無線タグデータ書込手段は、
前記送信原稿の無線タグに、原稿識別データを書き込む際に、
当該原稿識別データに対する編集を禁止する保護設定を設定することを特徴とする通信装置。
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