JP4717396B2 - データ通信装置及びデータ通信方法並びにデータ通信プログラム - Google Patents

データ通信装置及びデータ通信方法並びにデータ通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ通信装置及びデータ通信方法並びにデータ通信プログラムに関し、特に、入力したデータを入力した宛先に送信する機能を備えたデータ通信装置及びデータ通信方法並びにデータ通信プログラムに関する。
従来より、スキャナ機能、プリンタ機能、ネットワークインターフェース、ユーザインターフェース、及びファイルシステム等を備えたマルチファンクションプリンタ(MFP)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このMFPは、スキャナ機能により画像データを読み取り、インターネットFAXやE−MAIL添付等により、ネットワークを介して、ユーザインターフェース上で指定された宛先に読み取った画像データを送信することができる。また、ユーザによりユーザインターフェースを用いて部門コードや管理者パスワード等が入力されると、MFPは、入力された部門コードや管理者パスワードを認証し、MFPを動作可能な状態にする。
また、ユーザIDの認証を行い、認証されたユーザに対して、FAX送信先の電話番号を記憶した該ユーザ専用の電話帳を利用可能とするMFPが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−118711号公報 特開平11−17862号公報
しかしながら、上記特許文献2のMFPにおいて、送信者は、ユーザIDの認証により、FAX送信先の電話番号を記憶した該ユーザ専用の電話帳を利用することができるが、電話帳に記憶されたどの受信者の宛先に対しても画像データを送信することができるので、受信者は、送信者から送信された画像データを受信する意思があるか否かに関わらず、該画像データを受信することになる。
このため、従来のMFPにおいて、送信者から送信された画像データの容量が非常に大きい場合には、受信者のネットワークや記憶装置に負担が掛かり、場合によっては受信者側のネットワークに障害をきたす可能性がある。また、受信者はその意思に関係なく画像データを受信するため、小さい容量の画像データでも数が多くなると、受信者側の記憶装置に掛かる負担も大きくなる。さらに、受信者には全く関係のない画像データや悪意のある画像データ等を受信してしまう可能性もある。画像データをE−MAILに添付する場合、受信者は、E−MAILデータ本体の受信前に送信者やデータサイズ、サブジェクト等を参照可能であるので、ある程度受信データの選別は可能であるが、そのための作業が煩雑である上に、メールサーバ(POPサーバ)はE−MAILデータを受信することになるので、ネットワークやメールサーバへの負荷が高くなる。
本発明の目的は、ネットワーク等の負荷を増やすことなく、宛先側での不要なデータの受信を抑えることができるデータ通信装置及びデータ通信方法並びにデータ通信プログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明によるデータ通信装置は、データを入力するデータ入力手段と、前記データ入力手段により入力されたデータの宛先を入力する宛先入力手段と、前記データ入力手段により入力されたデータの送信者に関する送信者IDを入力する送信者ID入力手段と、前記宛先入力手段により入力された宛先に前記データ入力手段により入力されたデータを送信する送信手段と、前記送信手段によるデータ送信が許可される許可IDを前記宛先入力手段により入力される複数の宛先のいずれかに対応づけて記憶する許可ID記憶手段と、前記データ入力手段により入力されたデータの容量が所定量より多い場合において、前記送信者ID入力手段により入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力手段により入力された宛先に対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されている場合には、前記入力されたデータの送信を実行するように前記送信手段を制御し、前記送信者ID入力手段により入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力手段により入力された宛先に対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されていない場合には、前記入力されたデータの送信を実行しないように前記送信手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記データ入力手段により入力されたデータの容量が前記所定量以下である場合には、前記送信者ID入力手段により入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力手段により入力された宛先に対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されているか否かに関わらず、前記入力されたデータの送信を実行するように前記送信手段を制御することを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明によるデータ通信方法は、データ通信機能を備えるデータ通信装置のデータ通信方法において、データを入力するデータ入力ステップと、前記データ入力ステップにより入力されたデータの宛先を入力する宛先入力ステップと、前記データ入力ステップにより入力されたデータの送信者に関する送信者IDを入力する送信者ID入力ステップと、データ送信が許可される許可IDを前記宛先入力ステップにより入力される複数の宛先のいずれかに対応づけてメモリに記憶する許可ID記憶ステップと、前記データ入力ステップにより入力されたデータの容量が所定量より多い場合において、前記送信者ID入力ステップにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力ステップにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されている場合には、前記宛先入力ステップにより入力された宛先に前記データ入力ステップにより入力されたデータを送信し、前記送信者ID入力ステップにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力ステップにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されていない場合には、前記宛先入力ステップにより入力された宛先に前記データ入力ステップにより入力されたデータの送信を行わない第1の送信ステップと、前記データ入力ステップにより入力されたデータの容量が前記所定量以下である場合には、前記送信者ID入力ステップにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力ステップにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されているか否かに関わらず、前記宛先入力ステップにより入力された宛先に前記データ入力ステップにより入力されたデータを送信する第2の送信ステップとを有することを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明によるデータ通信プログラムは、コンピュータで実行されるデータ通信プログラムにおいて、データを入力するデータ入力モジュールと、前記データ入力モジュールにより入力されたデータの宛先を入力する宛先入力モジュールと、前記データ入力モジュールにより入力されたデータの送信者に関する送信者IDを入力する送信者ID入力モジュールと、データ送信が許可される許可IDを前記宛先入力モジュールにより入力される複数の宛先のいずれかに対応づけてメモリに記憶する許可ID記憶モジュールと、前記データ入力モジュールにより入力されたデータの容量が所定量より多い場合において、前記送信者ID入力モジュールにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されている場合には、前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に前記データ入力モジュールにより入力されたデータを送信し、前記送信者ID入力モジュールにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されていない場合には、前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に前記データ入力モジュールにより入力されたデータの送信を行わない第1の送信モジュールと、前記データ入力モジュールにより入力されたデータの容量が前記所定量以下である場合には、前記送信者ID入力モジュールにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されているか否かに関わらず、前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に前記データ入力モジュールにより入力されたデータを送信する第2の送信モジュールとを有することを特徴とする。
本発明によれば、入力されたデータの容量が所定量より多い場合は入力された宛先へのデータの送信を送信者IDに基づいて適切に制限する一方で、入力されたデータの容量が所定量以下である場合は送信者IDに基づいた制限をしないようにするデータ通信装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ通信装置を有するネットワークシステムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、ネットワークシステムは、本発明の実施の形態に係るデータ通信装置としての画像入出力装置10,70と、電子メールサーバ20,80と、電子メールクライアント30,90とを有する。
画像入出力装置10と、電子メールサーバ20と、電子メールクライアント30とは、LAN(ローカルエリアネットワーク)40を介して互いに接続され、画像入出力装置70と、電子メールサーバ80と、電子メールクライアント90とは、インターネット/イントラネット60を介して互いに接続され、LAN40と、インターネット/イントラネット60とは、ルータ50を介して互いに接続される。
画像入出力装置10,70は、画像入力装置としてのスキャナ部201(図2)と、画像出力装置としてのプリンタ部202(図2)とを備え、スキャナ部201で読み取られた画像データをプリンタ部202でプリントすることができる。さらに、画像入出力装置10,70は、スキャナ部201で読み取られた画像データをLAN40又はインターネット/イントラネット60を介して電子メールサーバ20,80又は電子メールクライアント30,90に送信することができ、LAN40又はインターネット/イントラネット60を介して、電子メールサーバ20,80又は電子メールクライアント30,90から受信した画像データをプリンタ部202でプリントする。また、LAN40又はインターネット/イントラネット60を使用したデータの送受信の他、不図示の公衆回線を使用したファクシミリの送受信を行う。
電子メールサーバ20,80は、画像入出力装置10,70により読み取った画像データを電子メールの添付ファイルとして受け取る。電子メールクライアント30,90は、電子メールサーバ20,80の受け取った電子メールを受信する。また、電子メールクライアント30,90は、電子メールを所望のメールアドレスに送信する。
また、図1の構成の他に、本ネットワークシステムは、画像入出力装置10,70で読み取った画像データを蓄積し、管理することが可能なデータベースサーバ、該データベースサーバを利用可能なデータベースクライアント、及びWWW(world wide web)サーバ等を有していてもよい。
図2は、図1における画像入出力装置10の内部構成を示すブロック図である。
図2において、画像入出力装置10は、コントローラユニット200と、原稿から画像データを読み取ってデジタル信号に変換するスキャナ部201と、スキャナ部201によって読み取られた画像データに対応した画像を用紙にフルカラーでプリントするプリンタ部202と、ユーザが画像入出力装置10を操作するための操作部210とを備えている。スキャナ部201、プリンタ部202、及び操作部210は、コントローラユニット200に夫々接続されている。
コントローラユニット200は、スキャナ部201やプリンタ部202と接続され、さらに、LAN203や公衆回線(WAN)204と接続されており、画像情報やデバイス情報の入出力の制御を行う。
コントローラユニット200は、コントローラユニット200全体を制御するCPU205と、CPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあるRAM206と、システムのブートプログラムが格納されているブートROM207と、システムソフトウェア、及び画像データを格納するHDD(ハードディスクドライブ)208と、操作部210に接続され、操作部210に表示する画像データを操作部210に対して出力すると共に、操作部210からユーザが入力した情報をCPU205に送信する操作部I/F209と、LAN203に接続され、情報の入出力を行うLANカード等のネットワークI/F211と、公衆回線204に接続され、情報の入出力を行うモデム212と、画像入出力装置10を用いて画像データを送信する送信者が、操作部210により入力した送信者のID(以下、「送信者ID」という)を後述する許可IDと照合する照合部221とを備え、これらはシステムバス213を介して互いに接続される。送信者IDは、予め夫々の送信者に割り振られている送信者に固有のIDであり、送信者により入力される。
コントローラユニット200は、また、PDLデータをビットマップイメージに展開するRIP(ラスターイメージプロセッサ)216と、スキャナ部201及びプリンタ部202に接続され、画像データの同期系/非同期系の変換を行うデバイスI/F部217と、スキャナ部201から入力された画像データに対し補正、加工、又は編集を行う画像入力用画像処理部218と、プリンタ部202から出力される画像データに対し補正、又は解像度変換等を行う画像出力用画像処理部219と、画像データの回転や、画像データの圧縮伸張処理等の画像処理を行う画像編集用画像処理部220とを備え、これらは画像バス215を介して互いに接続される。
画像バス215は、PCIバス又はIEEE1394で構成され、画像データを高速で転送する。
システムバス213と画像バス215とは、データ構造を変換するバスブリッジであるイメージバスI/F214を介して互いに接続される。
スキャナ部201により読み取った画像データをLAN203又は公衆回線204を使用して配信する場合には、読み取った画像データに対して、画像入力用画像処理部218により所定の画像入力用画像処理を施し、画像編集用画像処理部220により配信先に応じて適切な画像処理を施した上で、ネットワークI/F211を介してLAN203を使用して配信するか、又は、モデム212を介して公衆回線204を使用して配信する。
スキャナ部201により読み取った画像データをプリンタ部202で複写する場合には、読み取った画像データに対して、画像入力用画像処理部218により所定の画像入力用画像処理を施し、画像編集用画像処理部220により画像処理を施し、画像編集用画像処理部220により画像処理が施された画像データを画像出力用画像処理219によりマゼンタ(M),シアン(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)の各成分に分解し、生成された各成分の濃度信号値をデバイスI/F217を介してプリンタ部202に送信する。
図3は、図2の画像入出力装置10の構成を示す断面図である。
図3において、画像入出力装置10は、スキャナ部201によりカラー原稿画像をデジタルデータとして読み取り、プリンタ部202により複写画像を生成する。
スキャナ部201は、原稿304が載置される原稿台ガラス303aと、原稿台ガラス303aを覆う鏡面圧板303bと、不図示の操作部210よりスキャン又はコピー等の指示を受けると、原稿304を照射するランプ305と、原稿304からの反射光を導くミラー306,307,308と、反射光を後述するCCD310上に結像させるレンズ309と、反射光をフルカラー情報を構成するレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3つの画像信号としてコントローラユニット200に出力する3ラインのCCD(固体撮像素子センサ)310とを備える。
ランプ305及びミラー306は速度vで、ミラー307,308は速度1/2vで、ラインセンサの走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副走査)する。このスキャナ部201の例では、原稿304は、主走査及び副走査ともに600dpi(dots/inch)の解像度で読み取られる。
CCD310から出力された画像信号は、画像入力用画像処理部218及び画像編集用画像処理部220により画像処理を施され、画像出力用画像処理219により、マゼンタ(M),シアン(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)の各成分に分解され、各成分の濃度信号値が生成される。デバイスI/F217は、生成された各成分の濃度信号値をプリンタ部202に送信する。ここで、スキャナ部201における一回の原稿走査につき、M、C、Y、Bkのうち1つの成分の濃度信号値がプリンタ部202に送信されるので、計4回の原稿走査によって一回の複写が行われる。
プリンタ部202は、スキャナ部201から送信されたM,C,Y,Bkの各画像信号に応じ、半導体レーザ313を変調駆動するレーザドライバ312と、レーザドライバ312の制御によりレーザ光を出射する半導体レーザ313と、出射されたレーザ光を偏向するポリゴンミラー314と、偏向されたレーザ光の主走査速度の差を補正するf−θレンズ315と、f−θレンズ315を通過したレーザ光を感光ドラム317に向けて照射するミラー316と、照射されたレーザ光により静電潜像を形成する感光ドラム317と、感光ドラム317上に形成された静電現像をトナーで現像する回転現像器318とを備える。ここでは、読み取り時と同様に、主走査及び副走査共に600dpiの解像度で静電潜像が形成される。
回転現像器318は、マゼンタ現像部319、シアン現像部320、イエロ現像部321、及びブラック現像部322より構成され、この4つの現像部が交互に感光ドラム317に接し、感光ドラム317上に形成された静電現像をトナーで現像する。
プリンタ部202は、また、イエロトナー保存部323、マゼンタトナー保存部324、シアントナー保存部325、及びブラックトナー保存部326を備え、これらのトナー保存部323〜326は、夫々の色のトナーを保存するトナー容器を備え、現像部319〜322にトナーを夫々供給する。
プリンタ部202は、また、用紙を供給する用紙カセット328,329と、用紙カセット328,329により供給される用紙を巻き付け、感光ドラム317上に現像されたM,C,Y,Bkの4色の像を用紙に順次転写する転写ドラム327と、転写された用紙を通過させ、トナーが用紙に定着する定着ユニット330とを備える。
図4は、図2における照合部221の内部構成を示すブロック図である。
図4において、照合部221は、画像データの送信先のアドレス(ここでは、E−MAILアドレス)を記憶するアドレス記憶部501と、該アドレスへの画像データの送信が許可されている送信者のID(以下、「許可ID」という)を、各アドレス毎に記憶する許可ID記憶部502と、送信者が入力した送信者IDを許可ID記憶部502に記憶された許可IDと比較する許可ID照合部503とを備える。なお、送信者が送信者IDとパスワードを組み合わせて入力し、この入力された送信者ID及びパスワードを許可ID及びこれに対応するパスワードと照合する形態でもよい。なお、本画像入出力装置10の管理者、又は各アドレスに対応する操作者のみが、ID及びパスワード等の認証情報を入力することにより、この許可IDを許可ID記憶部502に記憶させる操作を行うことができるものとする。
画像データをE−MAILに添付して送信する場合には、送信者は、操作部210を用いて送信者IDを入力する。アドレス記憶部501は、予め記憶されている送信先のE−MAILアドレスの一覧を操作部210の表示部に表示させる。画像データの送信を行う送信者は、当該表示部に表示された送信先のE−MAILアドレスの一覧から、操作部210を用いて所望の送信先のE−MAILアドレスを少なくとも1つ選択するか、または、操作部210を用いて送信先のE−MAILアドレスを少なくとも1つ直接入力する。この直接入力は、アルファベット、文字、及び/又は記号を、1文字ずつ又は数文字ずつ(例えば、操作部210が「co.jp」等を一度に入力できるキーを備えている場合)入力することによって行う。即ち、予め記憶されているE−MAILアドレスを一覧から選択するのではなく、任意のアドレスを操作者の操作によって入力する。
アドレス記憶部501は、操作部210から入力(一覧からの選択または直接入力)された送信先のE−MAILアドレスが、予め記憶されているE−MAILアドレスと一致しているときは、その入力された送信先のE−MAILアドレスを許可ID記憶部502に送信し、許可ID記憶部502は、該E−MAILアドレスに設定されている許可IDを許可ID照合部503に送信する。
許可ID照合部503は、操作部210から入力された送信者IDを許可ID記憶部502から送信された許可IDと比較し、その入力された送信者IDが許可ID記憶部502から送信された許可IDと一致するときは、画像データの送信を許可し、一致しないときは、画像データの送信を許可しない。
許可ID記憶部502に許可IDを登録する方法としては、例えば、以下の3つの方法がある。なお、アドレス記憶部501にE−MAILアドレスを登録する際に、該E−MAILアドレスに管理者ID及び/又はパスワードが設定される。許可ID記憶部502にE−MAILアドレスに対応する許可IDを設定する際には、この管理者ID及び/又はパスワードの入力が必要になる。これにより、管理者又はこのパスワードを知る操作者(このアドレスに対応する操作者)のみが登録操作可能となる。
第1の方法では、E−MAILアドレスと、該E−MAILアドレスへのE−MAIL送信を許可する許可IDとを記述したシートをスキャナ部201で読み取り、E−MAILアドレスに対して設定された管理者ID及び/又はパスワードを入力することで、シートに記述されたE−MAILアドレス及び許可IDを公知のOCR技術で文字認識する。次に、アドレス記憶部501に記憶されたE−MAILアドレスから、シートに記述されたE−MAILアドレスと一致するE−MAILアドレスを検索する。アドレス記憶部501にシートに記述されたE−MAILアドレスと一致するE−MAILアドレスが記憶されているときは、許可ID記憶部502から該E−MAILアドレスに設定されている許可IDを検索し、シートに記述された許可IDを許可ID記憶部502に追加登録する。一方、アドレス記憶部501にシートに記述されたE−MAILアドレスと一致するE−MAILアドレスが記憶されていないときは、シートに記述されたE−MAILアドレスをアドレス記憶部501に登録し、該E−MAILアドレスに対応してシートに記述された許可IDを許可ID記憶部502に登録する。
第2の方法では、E−MAILアドレス、及び管理者ID及び/又はパスワードを操作部210を用いて入力することにより、アドレス記憶部501にE−MAILアドレスを登録する。その際に、同時にそのE−MAILアドレスに対応する許可IDを許可ID記憶部502に登録する。また、許可IDを許可ID記憶部502に追加する際には、操作部210を用いて追加される許可IDに対応するE−MAILアドレスをアドレス記憶部501から呼び出し、管理者ID及び/又はパスワードを入力して認証が完了すると、許可IDを許可ID記憶部502に追加することができる。
第3の方法では、電子メールクライアント30等から、許可IDを許可ID記憶部502に登録又は追加する対象のE−MAILアドレスを用いて、登録又は追加対象の許可ID及び管理者ID及び/又はパスワードを記載したE−MAILを画像入出力装置10に送信することにより、画像入出力装置10は、そのE−MAILを解釈し、そのE−MAILに記載された許可IDを許可ID記憶部502に登録する。なお、第3の方法において、特定のE−MAILアドレスからのE−MAIL送信によってのみ、許可IDの許可ID記憶部502への登録を許可するようにしてもよい。
図5は、図2の画像入出力装置10によって実行される画像データ送信処理のフローチャートである。
図5では、送信者が画像入出力装置10の操作部210を操作することにより、スキャナ部201により読み取った画像データをE−MAILに添付し、所定のE−MAILアドレスを指定して送信する処理について説明する。
図5において、送信者により、送信すべき原稿304がスキャナ部201の原稿台303にセットされ、操作部210を用いて画像データ送信機能のモードが選択される(ステップS401)。ここで、例えば、送信者によりE−MAIL添付のモードが選択されると、E−MAILアドレスの入力方法を選択するメッセージが操作部210の表示部に表示される。送信者は、このメッセージに従って、送信先のE−MAILアドレスを直接入力する方法、及びアドレス記憶部501に予め記憶されている送信先のE−MAILアドレスの一覧から少なくとも1つのE−MAILアドレスを選択する方法のいずれか一つを選択する。
次いで、アドレス記憶部501は、送信先のE−MAILアドレスを直接入力する方法が送信者により選択されたか否かを判別し(ステップS402)、送信先のE−MAILアドレスを直接入力する方法が送信者により選択されたときは、送信者により操作部210を用いて、送信先のE−MAILアドレスがアドレス記憶部501に入力され(ステップS403)、さらに送信者IDが許可ID照合部503に入力されると(ステップS404)、アドレス記憶部501は、ステップS403で入力された送信先のE−MAILアドレスが予め記憶されているE−MAILアドレスと一致しているか否かを判別する(ステップS405)。
ステップS405の判別の結果、入力された送信先のE−MAILアドレスが予め記憶されているE−MAILアドレスと一致しているときは、アドレス記憶部501は、入力された送信先のE−MAILアドレスを許可ID記憶部502に送信し、許可ID記憶部502は、該E−MAILアドレスに対応する許可IDを許可ID照合部503に送信する。許可ID照合部503は、入力された送信者IDが許可ID記憶部502から送信された許可IDと一致するか否かを判別する(ステップS406)。
ステップS406の判別の結果、入力された送信者IDが許可ID記憶部502から送信された許可IDと一致するときは、当該送信者が画像データを送信者により入力された送信先のE−MAILアドレスに送信することを許可する旨のメッセージを操作部210の表示部に表示し、画像データを送信するために必要な送信画像データの解像度の設定やカラー/モノクロ切替え等の各種送信パラーメータの設定が行われる(ステップS407)。このとき、送信者の操作により、予め用意された定型文や、操作部210を用いて入力されたコメントを画像データに付加することもできる。
操作部210に備えられたスタートキーが押下されると、スキャナ部201において画像データの読み取りが開始され(ステップS408)、コントローラユニット200の画像入力用画像処理部218がステップS408で読み取られた画像データに所定の画像入力用の画像処理を施し、さらに、画像編集用画像処理部220がE−MAIL送信に適した画像処理を施す(ステップS409)。
次いで、各種画像処理を施した画像データを、所定のファイルフォーマット、例えば、JPEG、BMPや、PDF、SVG形式等でHDD208に記憶し(ステップS410)、既存の汎用E−MAILの書式に基づいて、送信者により入力された送信先のE−MAILアドレスに送信するE−MAILを作成し、ステップS410でHDD208に記憶された画像データをその作成したE−MAILに添付する(ステップS411)。
このように作成されたE−MAILを、画像入出力装置10が有するE−MAILの送信機能により、電子メールサーバ20を介して送信先の電子メールクライアント30等に送信し(ステップS412)、本処理を終了する。
上記ステップS406の判別の結果、入力された送信者IDが許可ID記憶部502から送信された許可IDと一致しないときは、送信者により入力された送信先のE−MAILアドレスへの画像データ送信を許可しない旨のメッセージを操作部210の表示部に表示し(ステップS413)、本処理を終了する。この場合、当該送信者は、送信者により入力された送信先のE−MAILアドレスに画像データを送信する作業を続けることができない。具体的には、画像データ送信機能の画面を表示しないようにしてもよく、画像入出力装置10を動作させるのに必要な管理者コード、部門コードの入力画面まで戻ってもよい。また、画像データの読み取りを開始させるスタートキーをロックさせるようにしてもよい。
上記ステップS402の判別の結果、アドレス記憶部501に予め記憶されている送信先のE−MAILアドレスの一覧から選択する方法が送信者により選択されたときは(ステップS402でNO)、アドレス記憶部501は、予め記憶されている送信先のE−MAILアドレスの一覧を操作部210の表示部に表示させ、送信者により、表示された送信先のE−MAILアドレスの一覧から、操作部210を用いて所望の送信先のE−MAILアドレスが選択され(ステップS414)、送信者IDが許可ID照合部503に入力され(ステップS415)、ステップS406以降の処理を実行し、本処理を終了する。
上記ステップS405の判別の結果、入力された送信先のE−MAILアドレスが予め記憶されているE−MAILアドレスと一致しないときは、画像データの送信を許可して、ステップS407以降の処理を実行し、本処理を終了する。なお、入力された送信先のE−MAILアドレスが予め記憶されているE−MAILアドレスと一致しないときに、画像データの送信を許可しないように構成してもよく、画像データの送信の許可/不許可を予め設定しておくことができるように構成してもよい。
図5の処理によれば、ステップS403又はステップS415で入力された送信者IDが許可ID記憶部502から送信された許可IDと一致しないときは(ステップS406でNO)、当該送信者が画像データを送信者により入力された送信先のE−MAILアドレスに送信することを許可しない旨のメッセージを操作部210の表示部に表示する(ステップS413)ので、ネットワーク等の負荷を増やすことなく、宛先側での不要なデータの受信を抑えることができる。
本実施の形態においては、送信者が、先に送信先のE−MAILアドレスを入力し(ステップS403、S414)、その後に送信者IDを入力する(ステップS404、S415)ものとして説明したが、先に送信者IDを入力し、その後にE−MAILアドレスを入力するように構成してもよい。この場合、先に送信者IDを入力し、その後にE−MAILアドレス入力方法として、送信先のE−MAILアドレスを直接入力する方法か、又は、送信先のE−MAILアドレスの一覧から少なくとも1つのE−MAILアドレスを選択する方法を選択する。
送信先のE−MAILアドレスの一覧から少なくとも1つのE−MAILアドレスを選択する方法を選択した場合には、アドレス記憶部501に記憶されている全てのE−MAILアドレスを操作部210の表示部に表示するのではなく、先に入力した送信者IDを許可IDとして設定されているE−MAILアドレスのみを表示部に表示し、その中から所望の送信先のE−MAILアドレスを選択する構成としてもよい。これにより、画像データを送信可能な宛先のみが表示され、もって送信者が宛先を指定する際の利便性を向上させることができる。
本実施の形態において、送信者により入力された送信者IDの照合の結果、送信者により入力された送信先のE−MAILアドレスへの画像データ送信を許可しないときは(ステップS406でNO、ステップS413)、当該送信者は、送信者により入力された送信先のE−MAILアドレスに画像データを送信することができないものとして説明したが、その他に下記のような構成をとることにより、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、送信者IDの照合の結果、画像データの送信が許可されなかったときは(ステップS406でNO)、送信できなかった画像データをHDD208等に保存し、画像データの保存場所の位置を示す位置情報を送信先のE−MAILアドレスに送信するように構成してもよい。具体的には、画像データを画像入出力装置10のHDD208内、又はLAN40若しくはインターネット/イントラネット60上に存在する不図示のストレージデバイスに保存し、画像データの保存場所の位置を示す位置情報を送信先のE−MAILアドレスに送信する。この位置情報は、URL、IPアドレス、サーバ名、フォルダ名等のネットワーク上の位置、又はストレージ内に保存されているパスを示す情報である。
位置情報を受信した受信者は、位置情報を基に画像データの保存場所にアクセスし、画像データを入手する。これにより、送信者の送信者IDが、送信先のE−MAILアドレスに許可IDとして設定されていない場合にも、送信者は受信者に画像データの存在を伝えることができると共に、受信者は、画像データ自体を送信されないので、ネットワーク負荷や、クライアントPCに負荷をかけることなく、必要に応じて画像データを入手することができる。
また、位置情報と共に、画像データのサムネール(画像データの概要がわかる程度に縮小処理を施し、データサイズを小さくしたもの)を送信先のE−MAILアドレスに送信するように構成してもよい。これにより、受信者は、サムネールを確認してその画像データが必要であるかどうかを効率的に判断することができる。
さらに、送信者IDの照合の結果、画像データの送信が許可されなかった場合でも(ステップS406でNO)、送信すべき画像データの容量がある一定値以下であれば、画像データを送信できるように構成してもよい。この場合、画像データの容量が一定値以下であるか否かはCPU205が判別する。例えば、500K以下の容量であれば許可ID以外の送信者でも送信できるようにし、500Kより大きい容量の場合には許可IDの送信者でないと送信できなくしてもよい。また、送信できる画像データの容量は、送信先のアドレス毎に個々に設定可能な構成としてもよい。これによりユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、送信者IDの照合の結果、画像データの送信が許可されなかった場合でも(ステップS406でNO)、所定の時間内であれば、画像データを送信できるように構成してもよい。この場合、CPU205が不図示の現在の時刻を計時する計時部を備え、これが現在の時刻が所定の時間内であるか否かを判別する。例えば、午前8時30分から午後5時00分の間は許可ID以外の送信者でも画像データを送信できるようにし、それ以外の時間は許可IDの送信者でないと画像データを送信できなくしてもよい。これによりユーザの利便性をさらに向上させることができる。
送信者IDにデータ送信レベルを予め設定しておき、送信者IDの照合の結果、画像データの送信が許可されなかった場合でも(ステップS406でNO)、入力された送信者IDが所定値以上のデータ送信レベルの送信者IDであれば、画像データを送信先のE−MAILアドレスに送信できるように構成してもよい。この場合、CPU205と照合部221が操作部210からの入力に応じて送信者IDにデータ送信レベルを設定し、この設定されたデータ送信レベルが所定値以上のデータ送信レベルか否かは照合部221により判別される。これによりユーザの利便性をさらに向上させることができる。
送信者IDの照合の結果、画像データの送信が許可されなかった場合でも(ステップS406でNO)、送信すべき画像データに、所定の画像が含まれているか否かに応じて、画像データを送信できるように構成してもよい。例えば、マーク、サイン、電子透し、模様等が含まれている場合には、画像データを送信できるように構成する。即ち、このような所定の画像が含まれた画像データは特定の用途で用いることが多く、また、誰もが持っているものではないことが予想されるので、このような画像データの送信は予め許可した送信者以外からの送信であっても許可する。この場合、所定の画像のテンプレートをHDD208等に予め登録しておき、送信すべき画像データに所定の画像が含まれているか否かはCPU205が判別する。これによりユーザの利便性をさらに向上させることができる。
画像データに対して公知のOCR処理を施して得られた文章をCPU205により解析し、送信者IDの照合の結果、画像データの送信が許可されなかった場合でも(ステップS406でNO)、該文章に特定のキーワードが含まれている場合に、画像データを送信できるように構成してもよく、逆に、該文書に特定のキーワードが含まれている場合に、画像データの送信を禁止するように構成してもよい。即ち、特定の用途で使うキーワードが含まれている場合には、不要なデータである可能性が低いと予想されるので、予め許可した送信者以外からの送信であってもそれを許可する。逆に、受信者が不要とするようなキーワードが含まれている場合には、その画像データを受け取る必要はないので送信を拒否する。この場合、送信を許可するキーワード、拒否するキーワードをHDD208等に予め登録しておき、送信すべき画像データにOCR処理を施して得られた文章に特定のキーワードが含まれているか否かはCPU205が判別する。これによりユーザの利便性をさらに向上させることができる。
画像データに所定の特徴が含まれているか否かを解析する画像解析技術を用いて、送信すべき画像データを解析し、送信者IDの照合の結果、画像データの送信が許可されなかった場合でも(ステップS406でNO)、画像解析の結果に応じて、画像データを送信できるように構成してもよい。例えば、帳票等のフォーマットや画像のレイアウト等の特徴をHDD208等に予め登録しておき、送信すべき画像データが登録されているフォーマットやレイアウトに基づく画像データであれば、予め許可した送信者以外からの送信であってもその画像データの送信を許可する。この場合、送信すべき画像データに所定の特徴が含まれているか否かはCPU205が判別する。また、上記画像解析技術は、画像編集用画像処理部220とCPU205で実行される。これによりユーザの利便性をさらに向上させることができる。
なお、送信者IDの照合を行わずに、送信すべき画像データの容量がある一定値以下であれば/所定の時間内であれば/入力された送信者IDが所定値以上のデータ送信レベルの送信者IDであれば/送信すべき画像データ中に所定の画像が含まれているか否かに応じて/送信すべき画像データ中の文章に特定のキーワードが含まれているか否かに応じて/画像データの画像解析の結果に応じて、画像データを送信できるように構成してもよい。また、この場合において、画像データを送信できないときは、送信者IDの照合を行い、この照合結果に応じて、画像データを送信できるように構成してもよい。
本実施の形態において、スキャナ部201により読み取った画像データを送信先のE−MAILアドレスに送信する例を説明したが、これに限るものではなく、送信する画像データは、クライアントPC等から送信されたプリントデータ、デジタルカメラ等で撮影されて入力された画像データ、又はHDD208内に保存されている画像データ等、画像入出力装置10で扱えるデータであればよい。
本実施の形態において、画像データを添付したE−MAILを電子メールクライアントに送信する構成を説明したが、これに限られるものではなく、送信先の機器は、PC、PDA、携帯電話、カーナビゲーション等、E−MAIL送受信が可能なデバイス、又はアプリケーションであればよい。
本実施の形態において、画像データをE−MAILに添付して送信する構成を説明したが、これに限るものではなく、FAX、ネットワーク、公衆回線、赤外線通信、無線、又はブルートゥース等の通信手段を介して画像データを送信してもよい。
また、送信されるデータの種類は画像データに限定されるものではなく、また送信されるデータのフォーマット形式も限定されるものではない。
本実施の形態に係るデータ通信装置として、マルチファンクションプリンタである画像入出力装置10を例にして説明したが、これに限られるものではなく、スキャナ単体のデバイスでもよく、デジカメ等の撮影画像データを入力又はストレージできるデバイスでもよい。
本実施の形態では、画像入出力装置10内のコントロールユニット200の中の照合部221が、アドレス記憶部501、許可ID記憶部502、及び許可ID照合部503を有する構成を説明したが、LAN40、又はインターネット/イントラネット60上にアドレス管理サーバを構築し、このアドレス管理サーバでE−MAILアドレスや許可IDを管理する構成としてもよく、もしくは画像入出力装置毎のアドレス記憶部に、複数の画像入出力装置が、LAN40、又はインターネット/イントラネット60上を介して互いに接続できる構成にしてもよい。これにより、E−MAILアドレス及び許可ID等を複数の画像入出力装置で共有することができる。
本実施の形態においては、操作部210により送信者ID又はパスワードを入力する構成を説明したが、これに代えて、送信者IDを記憶したカードの挿入や、指紋認証等の生体認証で送信者を特定する構成としてもよい。これにより、送信者IDを入力する際の利便性を向上させることができる。
また、図6の非接触ICタグを用いたRFIDに送信者IDを記録しておき、この送信者IDを後述するICリーダライタ800で読み出すことにより許可ID照合部503に入力できるようにしてもよい。
図6において、非接触ICタグ600は、プラスチック等の基材601にアンテナパターン602を形成し、アンテナパターン602と後述する図7のデータを記憶したICチップ603に内蔵された容量素子とにより共振回路を形成している。共振回路は、後述する図8のICリーダライタ800から一定の周波数の電波を受信すると、ICチップ603に記憶されている情報を電波の発信源であるICリーダライタ800に送信する。
アンテナパターン602はコイル形状であり、導通部材604により基材601の裏面でジャンピング回路を形成して、コイル接続素子605によりICチップ603の裏面のバンプ又はパッドに接続している。このような非接触ICタグ600は、基材601にラミネートされたアルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジスト印刷後のエッチングによりコイル状のアンテナパターン602を形成し、ICチップ603を装着して形成することができる。非接触ICタグ600の外形及び寸法は特に制限はなく、大きさは20mm×20mm以下のサイズにすることができる。
図7は、図6の非接触ICタグ600に記憶されるデータの一例を示す図である。
図7において、非接触ICタグ600には、大きく分けて、送信者に関わる情報701、送信者IDを許可IDとするE−MAILアドレス702、使用履歴703、その他(オプション)704の4つの情報が記憶されている。この4つの情報は一例であり、この他に、非接触ICタグ600の記憶容量が許す範囲内で、様々な情報を記憶させることができる。
送信者に関わる情報701は、具体的には、送信者名705、送信者ID706、送信者E−MAILアドレス707、送信者所属名708、送信者IDを付与された付与日時709、及びその他710等の情報を含む。
送信者IDを許可IDとするE−MAILアドレス702は、送信者に関わる情報701の送信者IDに対応するE−MAILアドレスであって、E−MAIL送信が許可されているものである。
使用履歴703は、この非接触ICタグ600を利用してID照合や、送信を行った履歴情報である。
その他(オプション)704は、上述の3つのカテゴリーには含まれない種々の情報である。
図7は一例であり、これ以外の情報を含んでいてもよく、上述の情報が必ずしも入っている必要はない。
図8は、図6の非接触ICタグ600と通信するICリーダライタ800の内部構成を示すブロック図である。
ICリーダライタ800は画像入出力装置10内に組み込まれるか、画像入出力装置10と外部接続される。ここでは外部接続される場合の例を示す。
図8において、ICリーダライタ800は、非接触ICタグ600と非接触交信を行うアンテナ部801、アンテナ部801で送受信するデータの変換を行う変復調回路部802、制御部803、及びアプリケーション部804から構成されている。
変復調回路部802は、非接触ICタグ600からデータをリードする際には、アンテナ部801から受信したデータを、画像入出力装置10で使用可能なデータに変換し、非接触ICタグ600へデータをライトする際には、画像入出力装置10のデータを、アンテナ部801から送信可能なデータに変換する。
制御部803は、マイコン又は専用の制御回路になっており、後述するアプリケーション部804を制御する。
アプリケーション部804は、アプリケーション部804の各構成要素を制御するマイクロコントーラーユニット(MCU)807と、読み出し専用のメモリであるROM805と、読み書き可能なメモリであるSRAM806と、各種情報を表示する表示部808と、ユーザがICリーダライタ800を操作するための操作部809と、画像入出力装置10に接続された外部インターフェース810とを備え、ROM805、SRAM806、表示部808、操作部809、及び外部インターフェース810は、MCU807に夫々接続されている。
上記構成により、アプリケーション部804は、非接触ICタグ600から受信したデータを解析し、表示部808に情報を表示させることができる。また、ユーザが操作部809を操作することにより、受信データのデータ編集等を行うことができる。非接触ICタグ600へデータを送信する際には、表示部808に送信データを表示させ、ユーザが操作部809を操作することにより、送信データに所定の処理を行った上で送信することができる。
これにより、ICリーダライタ800単体で、非接触ICタグ600との送受信データの表示・編集を行うことができる。また、外部インターフェース810を使用することにより、画像入出力装置10との送受信データの表示・編集を行うことができる。
ICリーダライタ800を画像入出力装置10内に組み込む場合には、ROM805、RAM806、MCU807、表示部808、及び操作部809を画像入出力装置10内の同等の処理モジュールで代用する構成をとってもよい。
図9は、図8のICリーダライタ800が接続される画像入出力装置10の内部構成を示すブロック図である。
図9の構成は、図2の構成と基本的に同じであり、図2の画像入出力装置10と同一の構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、図2の画像入出力装置10と異なる部分についてのみ説明する。図9の画像入出力装置10は、ICリーダライタ800と接続するための外部I/F901がシステムバス213に接続されている点でのみ図2のものと異なる。
図10は、図9の画像入出力装置10によって実行される画像データ送信処理のフローチャートである。
図10の処理は、図5の処理と基本的に同じであり、図5のステップと同一のステップには同一符号を付してその説明を省略し、図5の処理と異なる部分についてのみ説明する。
図10の処理は、ステップS401〜S404に代えて、ステップS101〜S106が配されている点でのみ図5のものと異なる。
図10において、非接触ICタグ600を携帯する送信者が、画像入出力装置10に近づくと、画像入出力装置10と接続されているICリーダライタ800と非接触ICタグ600間で通信を行い(ステップS101)、画像入出力装置10は、非接触ICタグ600に記憶されている送信者IDを自動的に読み取る(ステップS102)。
次いで、送信者により、送信すべき原稿304がスキャナ部201の原稿台303にセットされ、操作部210を用いて画像データ送信機能のモードが選択される(ステップS103)。ここで、例えば、送信者によりE−MAIL添付のモードが選択されると、E−MAILアドレスの入力方法を選択するメッセージが操作部210の表示部に表示される。送信者は、このメッセージに従って、送信先のE−MAILアドレスを直接入力する方法、及びアドレス記憶部501に予め記憶されている送信先のE−MAILアドレスの一覧から少なくとも1つのE−MAILアドレスを選択する方法のいずれか一つを選択する。
次いで、アドレス記憶部501は、送信先のE−MAILアドレスを直接入力する方法が送信者により選択されたか否かを判別し(ステップS104)、送信先のE−MAILアドレスを直接入力する方法が送信者により選択されたときは、送信者により操作部210を用いて、送信先のE−MAILアドレスがアドレス記憶部501に入力され(ステップS105)、ステップS405以降の処理を実行し、本処理を終了する。
ステップS104の判別の結果、アドレス記憶部501に予め記憶されている送信先のE−MAILアドレスの一覧から少なくとも1つのE−MAILアドレスを選択する方法が送信者により選択されたときは(ステップS104でNO)、アドレス記憶部501は、予め記憶されている送信先のE−MAILアドレスの一覧を操作部210の表示部に表示させる。このとき、画像入出力装置10は、既に非接触ICタグ600から送信者IDを取得しているので、この送信者IDを許可IDとしているE−MAILアドレスだけを表示するように構成してもよい。
次いで、送信者により、表示された送信先のE−MAILアドレスの一覧から、操作部210を用いて所望の送信先のE−MAILアドレスが選択され(ステップS106)、ステップS406以降の処理を実行し、本処理を終了する。
図10の処理によれば、画像入出力装置10と接続されているICリーダライタ800と非接触ICタグ600間で通信を行い(ステップS101)、画像入出力装置10は、非接触ICタグ600に記憶されている送信者IDを自動的に読み取る(ステップS102)ので、非接触ICタグ600を使用することにより送信者IDの認証の利便性を向上させることができる。
また、非常に小さくかつ薄い非接触ICタグに所定の情報を記憶しておき、この非接触ICタグをスキャナ部201で読み取らせるための原稿に貼付するか又はすきこんでもよい。非接触ICタグに記憶された所定情報は、予め照合部221等に設定しておく。原稿をスキャナ部201で読み取る際に、原稿に貼付されている又はすきこまれている非接触ICタグに記憶されている情報をICリーダライタ800により読み出し、この読出し多情報が予め照合部221等に設定しておいた所定の情報であるときは、当該原稿をスキャナ部201で読み取って得た画像データの送信を許可するようにしてもよい。また、非接触ICタグに記憶される所定の情報を送信先のアドレス毎に照合部221等に設定しておくようにしてもよい。
また、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出して実行することによっても達成されることは云うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、プログラムコード、及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等を用いることができる。又は、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の実施の形態に係るデータ通信装置を有するネットワークシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1における画像入出力装置の内部構成を示すブロック図である。 図2の画像入出力装置の構成を示す断面図である。 図2における照合部の内部構成を示すブロック図である。 図2の画像入出力装置によって実行される画像データ送信処理のフローチャートである。 非接触ICタグの構成を示す図である。 図6の非接触ICタグに記憶されるデータの一例を示す図である。 図6の非接触ICタグ600と通信するICリーダライタの内部構成を示すブロック図である。 図8のICリーダライタ800が接続される画像入出力装置10の内部構成を示すブロック図である。 図9の画像入出力装置によって実行される画像データ送信処理のフローチャートである。
符号の説明
10 画像入出力装置
201 スキャナ部
202 プリンタ部
200 コントロールユニット
210 操作部
221 照合部
501 アドレス記憶部
502 許可ID記憶部
503 許可ID照合部

Claims (8)

  1. データを入力するデータ入力手段と、
    前記データ入力手段により入力されたデータの宛先を入力する宛先入力手段と、
    前記データ入力手段により入力されたデータの送信者に関する送信者IDを入力する送信者ID入力手段と、
    前記宛先入力手段により入力された宛先に前記データ入力手段により入力されたデータを送信する送信手段と、
    前記送信手段によるデータ送信が許可される許可IDを前記宛先入力手段により入力される複数の宛先のいずれかに対応づけて記憶する許可ID記憶手段と、
    前記データ入力手段により入力されたデータの容量が所定量より多い場合において、前記送信者ID入力手段により入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力手段により入力された宛先に対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されている場合には、前記入力されたデータの送信を実行するように前記送信手段を制御し、前記送信者ID入力手段により入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力手段により入力された宛先に対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されていない場合には、前記入力されたデータの送信を実行しないように前記送信手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記データ入力手段により入力されたデータの容量が前記所定量以下である場合には、前記送信者ID入力手段により入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力手段により入力された宛先に対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されているか否かに関わらず、前記入力されたデータの送信を実行するように前記送信手段を制御することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 前記所定量を、前記宛先入力手段により入力される複数の宛先毎に設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記データ入力手段により入力されたデータの容量が所定量より多い場合であって、前記送信者ID入力手段により入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力手段により入力された宛先に対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されていない場合、ネットワーク上の所定の保存場所に前記入力されたデータを保存するように前記送信手段を制御するとともに、該保存場所を示すURLを前記宛先入力手段により入力された宛先へ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信装置。
  4. 前記宛先入力手段は、前記送信手段によるデータ送信の宛先を複数記憶する宛先記憶手段と、前記宛先記憶手段に記憶されている宛先を選択可能に表示する宛先表示手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のデータ通信装置。
  5. 前記宛先表示手段は、前記宛先記憶手段に記憶されている複数の宛先のうち前記送信者ID入力手段で入力した送信者IDと一致する許可IDに対応づけて前記許可ID記憶手段に記憶されている宛先を選択可能に表示することを特徴とする請求項記載のデータ通信装置。
  6. 前記送信手段は、前記入力手段により入力されたデータを電子メールにより送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のデータ通信装置。
  7. データ通信機能を備えるデータ通信装置のデータ通信方法において、
    データを入力するデータ入力ステップと、
    前記データ入力ステップにより入力されたデータの宛先を入力する宛先入力ステップと、
    前記データ入力ステップにより入力されたデータの送信者に関する送信者IDを入力する送信者ID入力ステップと、
    データ送信が許可される許可IDを前記宛先入力ステップにより入力される複数の宛先のいずれかに対応づけてメモリに記憶する許可ID記憶ステップと、
    前記データ入力ステップにより入力されたデータの容量が所定量より多い場合において、前記送信者ID入力ステップにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力ステップにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されている場合には、前記宛先入力ステップにより入力された宛先に前記データ入力ステップにより入力されたデータを送信し、前記送信者ID入力ステップにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力ステップにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されていない場合には、前記宛先入力ステップにより入力された宛先に前記データ入力ステップにより入力されたデータの送信を行わない第1の送信ステップと、
    前記データ入力ステップにより入力されたデータの容量が前記所定量以下である場合には、前記送信者ID入力ステップにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力ステップにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されているか否かに関わらず、前記宛先入力ステップにより入力された宛先に前記データ入力ステップにより入力されたデータを送信する第2の送信ステップとを有することを特徴とするデータ通信方法。
  8. コンピュータで実行されるデータ通信プログラムにおいて、
    データを入力するデータ入力モジュールと、
    前記データ入力モジュールにより入力されたデータの宛先を入力する宛先入力モジュールと、
    前記データ入力モジュールにより入力されたデータの送信者に関する送信者IDを入力する送信者ID入力モジュールと、
    データ送信が許可される許可IDを前記宛先入力モジュールにより入力される複数の宛先のいずれかに対応づけてメモリに記憶する許可ID記憶モジュールと、
    前記データ入力モジュールにより入力されたデータの容量が所定量より多い場合において、前記送信者ID入力モジュールにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されている場合には、前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に前記データ入力モジュールにより入力されたデータを送信し、前記送信者ID入力モジュールにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されていない場合には、前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に前記データ入力モジュールにより入力されたデータの送信を行わない第1の送信モジュールと、
    前記データ入力モジュールにより入力されたデータの容量が前記所定量以下である場合には、前記送信者ID入力モジュールにより入力された送信者IDと一致する許可IDが前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に対応づけて前記メモリに記憶されているか否かに関わらず、前記宛先入力モジュールにより入力された宛先に前記データ入力モジュールにより入力されたデータを送信する第2の送信モジュールとを有することを特徴とするデータ通信プログラム。
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