JP4418969B2 - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Description

本願発明は積層セラミックコンデンサに関し、詳しくは、積層セラミックコンデンサを製造する際の、焼成工程におけるクラックなどの構造欠陥の発生や、電歪現象(逆圧電現象)に起因する構造欠陥の発生を抑制、防止する積層セラミックコンデンサに関する技術に関する。
積層セラミックコンデンサは、通常、図11に示すように、複数の内部電極層53a,53bがセラミック層(誘電体層)52を介して互いに対向するように配設され、かつ、その一端側が交互に異なる側の端面に引き出されたセラミック素子51の両端面54a,54bに、内部電極層53a,53bと導通するように一対の外部電極55a,55bが配設された構造を有している。
しかしながら、このような積層セラミックコンデンサにおいて、誘電体に高誘電率系誘電体を用いた場合、電圧による機械的変位が生じる電歪現象(逆圧電現象)により、セラミック誘電体に応力が加わることになる。さらに大容量化をはかるためにセラミック誘電体と内部電極層の積層数を増やした場合、積層セラミックコンデンサ全体にかかる応力が大きくなり、クラックが発生して、破壊電圧や耐電圧の低下を招くという問題点がある。
そこで、このような問題点を解消するために、図12に示すように、セラミック層(誘電体層)52と、静電容量の形成に寄与する内部電極層(容量形成用内部電極層)53a,53bとが積層された構造を有する容量形成層61a,61bの間に、逆圧電現象によりセラミック誘電体にかかる応力を緩和するための中間層62を設けて、セラミック誘電体と内部電極層の積層数を多くした場合にも、破壊電圧や耐電圧の低下を招いたりすることがないようにした積層セラミックコンデンサが提案されている(特許文献1参照)。
なお、図12において図11と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
しかしながら、上記従来の積層セラミックコンデンサにおいては、内部電極層を備えていない中間層62の厚みが厚くなりすぎると、焼成工程において、内部電極層を備えた容量形成層は大きく収縮するが、内部電極層を備えていない中間層62は、容量形成層よりも収縮率が小さいため、焼成時に中間層に応力が集中し、例えば、図13に示すように、中間層62においてクラックCが発生するという問題点がある。
また、電歪現象(逆圧電現象)によるクラックの発生を防止しつつ、焼成時の収縮差による中間層でのクラックの発生を防止することが可能になるように、中間層の厚さを設定することが必要となるため、設計の自由度が小さいという問題点がある。
また、内部電極層を備えた容量形成層と内部電極層を備えていない中間層の間に生じる焼成時の収縮差を緩和するためには、中間層にも内部電極層を設けることが考えられ、上述の特許文献1にも、中間層に容量を形成しない構造の内部電極層を設けるようにした構成のものが提案されている(請求項4)。
しかしながら、容量形成層と中間層間に生じる収縮差を緩和する効果を得るためには内部電極層の構成や配設態様などを適切に調整することが必要であり、所望の効果を得ることは容易でないのが実情である。
例えば、特許文献1の図4に示されているように、容量を形成しない電極として、単一層内(同一平面)に4分割された内部電極層を配設した構成の場合、後述の実施例の欄でも説明するように、熱処理工程でクラックが発生することが確認されている。
特開平9−180956号公報
本願発明は、上記課題を解決するものであり、誘電体セラミックとして、高誘電率系のセラミック材料を用いた場合や、セラミック誘電体層と容量形成用内部電極層の積層数を増やした場合にも、焼成工程におけるクラックなどの構造欠陥の発生や、電歪現象(逆圧電現象)に起因する構造欠陥の発生を防止することが可能で、破壊電圧値が高く、耐電圧性能に優れた積層セラミックコンデンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明(請求項1)の積層セラミックコンデンサは、
(a)セラミック誘電体層と、静電容量の形成に寄与する容量形成用内部電極層とが積層された構造を有し、一端側が前記セラミック誘電体層の一方端部に引き出された一枚の容量形成用内部電極層と、一端側が前記セラミック誘電体層の他方端部に引き出された一枚の容量形成用内部電極層とが、前記セラミック誘電体を介して対向することにより容量が形成されるように構成された、複数の容量形成層と、
(b)セラミック誘電体層と、静電容量の形成に寄与しないダミー用内部電極層とが積層された構造を有し、互いに隣り合う前記容量形成層の間に配設されて、前記容量形成層における電歪現象に起因して発生する応力を緩和する応力緩和層と、
(c)前記容量形成用内部電極層と、前記ダミー用内部電極層との間で容量が形成されることを阻止し、前記容量形成層と前記応力緩和層との間に配設されている容量形成阻止用内部電極層と
を具備する積層セラミックコンデンサであって、
前記応力緩和層の厚みが100〜300μmであり、
前記ダミー用内部電極層の層数が13〜41層であって、かつ、
前記ダミー用内部電極層の単一層内の平面面積が、前記容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%以上であるとともに、
前記ダミー用内部電極層が、単一層内において分割されていないか、あるいは、2つまたは3つに分割されていること
を特徴としている。
また、請求項2の積層セラミックコンデンサは、請求項1記載の積層セラミックコンデンサにおいて、前記応力緩和層を構成するセラミック誘電体が、前記容量形成層を構成するセラミック誘電体と同一のセラミック誘電体であることを特徴としている。
本願発明(請求項1)の積層セラミックコンデンサは、(a)セラミック誘電体層と、静電容量の形成に寄与する容量形成用内部電極層とが積層された構造を有し、一端側が前記セラミック誘電体層の一方端部に引き出された一枚の容量形成用内部電極層と、一端側が前記セラミック誘電体層の他方端部に引き出された一枚の容量形成用内部電極層とが、前記セラミック誘電体を介して対向することにより容量が形成されるように構成された、複数の容量形成層と、(b)セラミック誘電体層と、静電容量の形成に寄与しないダミー用内部電極層とが積層された構造を有し、前記容量形成層の間に配設されて、容量形成層における電歪現象に起因して発生する応力を緩和する応力緩和層と、(c)前記容量形成用内部電極層と、前記ダミー用内部電極層との間で容量が形成されることを阻止し、前記容量形成層と前記応力緩和層との間に配設されている容量形成阻止用内部電極層とを具備しており、応力緩和層の厚みが100〜300μmであり、ダミー用内部電極層の層数が13〜41層であって、ダミー用内部電極層の単一層内の平面面積(同一平面に存在するダミー用内部電極層の平面面積)が、容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%以上で、かつ、ダミー用内部電極層が、単一層内において、分割されていないか、あるいは、2つまたは3つに分割された構成を有しているので、誘電体セラミックとして、高誘電率系のセラミック材料を用いた場合や、セラミック誘電体層と容量形成用内部電極層の積層数を増やした場合にも、焼成工程におけるクラックなどの構造欠陥の発生や、電歪現象(逆圧電現象)に起因する構造欠陥の発生を防止することが可能で、破壊電圧値が高く、耐電圧性能に優れた積層セラミックコンデンサを得ることが可能になる。
すなわち、上述の本願発明の要件を備えた構成とすることにより、焼成時の内部電極層とセラミック誘電体層の収縮差によるクラックなどの構造欠陥の発生を防止することが可能になるとともに、セラミック誘電体層と容量形成用内部電極層の積層数を増やした場合も、電歪現象(逆圧電現象)による応力を吸収、緩和することが可能になり、破壊電圧値が高く、耐電圧性能に優れた積層セラミックコンデンサを得ることが可能になる。
なお、本願発明において、応力緩和層の厚みが100〜300μmの範囲が好ましいのは、応力緩和層の厚みが100μm未満になると、セラミック誘電体層と容量形成用内部電極層の積層数を増やした場合における、電歪現象(逆圧電現象)に起因する応力を緩和する効果が不十分になり、また、300μmを超えると製品の厚みが増大し、製品の小型化が妨げられることによる。
また、本願発明において、ダミー用内部電極層の単一層内の平面面積を、容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%以上となるようにしたのは、この比率を60%以上にすることにより、焼成時における静電容量形成層と応力緩和層の間の収縮挙動の差を減らして、静電容量形成層と応力緩和層の間にクラックが発生することを防止できるようになる一方、この比率が60%未満になると、焼成時における静電容量形成層と応力緩和層の間の収縮挙動の差を減らす効果が低下し、静電容量形成層と応力緩和層の間にクラックが発生するおそれが大きくなることによる。
また、ダミー用内部電極層として、単一層内において2つまたは3つに分割された分割構造を有するダミー用内部電極層(分割電極)を設けるようにしたのは、焼成時の内部電極層とセラミック誘電体層の収縮差によるクラックの発生をより確実に防止することができるようにするためである。
なお、ダミー用内部電極層が、単一層内において分割されていない構成の場合にも、応力緩和層の厚み、および、ダミー用内部電極層の単一層内の平面面積の、容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積に対する割合が、上述の本願発明の要件を満たす場合には、焼成時の内部電極層とセラミック誘電体層の収縮差によるクラックの発生を抑制する効果を得ることが可能である。
また、請求項2の積層セラミックコンデンサのように、請求項1記載の積層セラミックコンデンサにおいて、応力緩和層を構成するセラミック誘電体として、容量形成層を構成するセラミック誘電体と同一のセラミック誘電体を用いることにより、容量形成層と応力緩和層の親和性を確保することが可能になるとともに、焼成時の内部電極層とセラミック誘電体層の収縮差によるクラックの発生をより確実に防止することが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
上述のように、本願発明においては、応力緩和層を構成するセラミック誘電体として、容量形成層を構成するセラミック誘電体と同一のセラミック誘電体を用いることが望ましいが、種類の異なるセラミック誘電体を用いることも可能である。なお、その場合、容量形成層を構成するセラミック誘電体と物性の近い材料を用いることが望ましい。
以下に本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの構成を模式的に示す断面図、図2は図1の積層セラミックコンデンサの容量形成層に配設された容量形成用内部電極層の平面構成を示す図、図3は図1の積層セラミックコンデンサの応力緩和層(中間層)に配設されたダミー用内部電極層の平面構成を示す図である。
図1に示すように、この実施例1の積層セラミックコンデンサを構成する積層体(セラミック素子)1は、セラミック誘電体層2と、静電容量の形成に寄与する容量形成用内部電極層3a,3bとが積層された構造を有する一対の容量形成層11a,11bと、一対の容量形成層11a,11bの間に配設された、セラミック誘電体層22と、静電容量の形成に寄与しないダミー用内部電極層23(分割電極23a,23b)とが積層された構造を有する応力緩和層(中間層)12とを備えている。
さらに、積層体(セラミック素子)1は、上記の静電容量の形成に寄与する容量形成用内部電極層3a,3bと、ダミー用内部電極層23(分割電極23a,23b)との間で容量が形成されることを阻止する容量形成阻止用内部電極層24a,24bを備えており、この容量形成阻止用内部電極層24a,24bは、容量形成層11a,11bと応力緩和層(中間層)12との間に配設されている。
また、容量形成層11a,11bと応力緩和層(中間層)12を備えた積層体(セラミック素子)1の両端面4a,4bには外部電極5a,5bが配設されている。
なお、容量形成層11a,11bでは、セラミック誘電体層2として、BaTiO3系の高誘電率セラミックを主成分とするセラミック材料が用いられている。
また、応力緩和層(中間層)12を構成するセラミック誘電体層22として、容量形成層11a,11bを構成するセラミック誘電体層2と同じく、BaTiO3系の高誘電率セラミックを主成分とする材料が用いられている。
また、容量形成層11a,11bでは、容量形成用内部電極層3a,3bとして、Niを構成材料とする電極が用いられており、応力緩和層(中間層)12においても、ダミー用内部電極層23(分割電極23a,23b)として、Niを構成材料とする電極が用いられている。
さらに、容量形成用内部電極層3a,3bとダミー用内部電極層23(分割電極23a,23b)との間の容量形成を阻止する容量形成阻止用内部電極層24a,24bとしても、Niを構成材料とする電極が用いられている。
なお、この実施例1の積層セラミックコンデンサの各部の寸法、条件は下記の通りである。
長さ(L0) :1.6mm
幅(W0) :0.8mm
厚み(T0) :0.8mm
セラミック層(誘電体層)厚み:7.1μm
外層厚み(T2) :70μm
容量形成層の容量形成用内部電極層の寸法
長さ(L1) :1.34mm
幅(W1) :0.51mm
容量形成層のセラミック層の全積層数 :60層
応力緩和層の厚み(T1) :0〜300μm
そして、表1〜表4の評価マトリックスに示すそれぞれの設計構造について、それぞれ144個(n=144)の試料について、150℃−3WV(定格電圧の3倍の電圧)−60minの処理を行う前と後における構造欠陥の有無を、超音波探傷装置を用いて調べた。
ここで、150℃−3WV−60minの処理前の構造欠陥は、焼成時の収縮差によって生じた構造欠陥である。
また、150℃−3WV−60minの処理後の構造欠陥は、電歪現象(逆圧電現象)により生じた構造欠陥である。
なお、150℃−3WV−60minの処理は、処理を行う前の段階で既に構造欠陥が生じているもの(すなわち、焼成時の収縮差によって構造欠陥が生じているもの)を除いた試料について行った。
表1〜表4における、処理後の構造欠陥の発生率は、全試料数(144個)に対する、試料数(144個)から、焼成時の収縮差によって構造欠陥が生じたものを除外した試料において構造欠陥が発生した試料の割合である。
なお、表1〜表4の評価1〜31において、それぞれの設計条件で確認した事項は以下の通りである。
(1)評価1〜7
評価1〜7では、応力緩和層(中間層)が静電容量の形成に寄与しないダミー用内部電極層を備えていない場合における、中間層の厚みと構造欠陥発生率の関係を調べた(比較例)。
(2)評価8〜14
評価8〜14では、応力緩和層(中間層)がダミー用内部電極層23を備えている場合における、中間層の厚みと構造欠陥発生率の関係を調べた。
(3)評価15〜19
評価15〜19では、単一層内のダミー用内部電極層23の平面面積と構造欠陥発生率の関係、すなわち、図3の左側の分割電極23a,右側の分割電極23bについて、L方向の寸法(LL,LR)を変化させることによりダミー用内部電極層23の平面面積を異ならせた場合における、ダミー用内部電極層23の平面面積と構造欠陥発生率の関係を調べた。
(4)評価20〜23
評価20〜23では、単一層内のダミー用内部電極層23の平面面積と構造欠陥発生率の関係、すなわち、図3の左側の分割電極23a,右側の分割電極23bについて、W方向の寸法(WL,WR)を変化させることによりダミー用内部電極層23の平面面積を異ならせた場合における、ダミー用内部電極層23の平面面積と構造欠陥発生率の関係を調べた。
(5)評価24〜27
評価24〜27では、単一層内のダミー用内部電極層23の平面面積と構造欠陥発生率の関係、すなわち、図3の左側の分割電極23a,右側の分割電極23bについて、L方向とW方向の両方の寸法(LL,LR),(WL,WR)を変化させることによりダミー用内部電極層23の平面面積を異ならせた場合における、ダミー用内部電極層23の平面面積と構造欠陥発生率の関係を調べた。
(6)評価28,29
評価28,29では、単一層内(同一平面)のダミー用内部電極層23について、その合計平面面積を同じとして、ダミー用内部電極層23の配設パターンを変化させた場合の構造欠陥発生率を調べた。すなわち、評価28ではダミー用内部電極層23を2つの分割電極23a,23bに分割し、各分割電極の、図3のL方向の寸法を異ならせた場合の構造欠陥発生率を、また、評価29では、図4に示すように、分割されていない1つのダミー用内部電極層23を配設した場合の構造欠陥発生率を調べた。
なお、評価29では、図4に示すように、1つのダミー用内部電極層23のみを、応力緩和層(中間層)12の中央に備えた構造を有しており、分割数が0となっている。
(7)評価30,31
評価30,31では、単一層内のダミー用内部電極層23の分割数と構造欠陥発生率の関係を調べた。
なお、表2〜4の評価8〜28では、図3に示すように、ダミー用内部電極層23を、左右に2分割された構造としたが、表4の評価30では、図5に示すように、ダミー用内部電極層23がL方向に3分割された(分割箇所:2箇所)、3つの分割電極33a,33b,33cからなる構造とし、評価31では、図6に示すように、ダミー用内部電極層23がL方向に4分割された(分割箇所:3箇所)、4つの分割電極43a,43b,43c,43dからなる構造とした。ただし、評価29では、分割なし(分割箇所:0箇所)とした。
各試料の特性について評価を行った結果を以下の表1〜4に示す。
Figure 0004418969
Figure 0004418969
Figure 0004418969
Figure 0004418969
[評価]
(1)評価1〜7
表1の評価1〜7のように、応力緩和層(中間層)がダミー用内部電極層23を備えていない場合、中間層の厚みが100μm以下の場合(評価1〜4)、電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥が発生し、また、中間層の厚みが150μm以上になると(評価5,6,7)、焼成工程での収縮差による構造欠陥が発生することがわかった(図7参照)。
この評価1〜7より、中間層がダミー用内部電極層23を備えていない場合、良好な結果が得られないことが確認された。
(2)評価8〜14
表2の評価8〜14のように、応力緩和層(中間層)がダミー用内部電極層23を備え、分割数が2の場合、中間層の厚みが100μm未満の場合には、電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥の発生が認められたが、中間層の厚みが100〜300μmの場合、焼成工程での収縮差による構造欠陥および電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥の発生が認められなかった(図8参照)。
(3)評価15〜19
表3の評価15〜19のように、ダミー用内部電極層23の平面面積を、図3のL方向の寸法を変化させることによって変化させた場合、単一層内のダミー用内部電極層23の平面面積が、静電容量の形成に寄与する容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%以上になると(評価15,16)、電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥および焼成工程での収縮差による構造欠陥の両方の構造欠陥の発生を防止することが可能になるが、ダミー用内部電極層23の平面面積が、容量形成用内部電極層の平面面積の60%未満になると(評価17,18,19)、焼成工程での収縮差による構造欠陥が発生するようになることが確認された(図9参照)。
(4)評価20〜23
表3の評価20〜23のように、ダミー用内部電極層の平面面積を、図3のW方向の寸法を変化させることによって変化させた場合、単一層内のダミー用内部電極層23の平面面積が、容量形成用内部電極層(有効電極層)の単一層内の平面面積の60%以上である場合には(評価20)、電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥および焼成工程での収縮差による構造欠陥の発生を防止することが可能になるが、ダミー用内部電極層23の平面面積が、容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%未満になると(評価21〜23)、焼成工程での収縮差による構造欠陥が発生するようになることがわかった(図9参照)。
(5)評価24〜27
表4の評価24〜27のように、ダミー用内部電極層23の平面面積を、図3のL方向およびW方向の両方の寸法を変化させることによって変化させた場合、ダミー用内部電極層23の平面面積が、容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%以上である場合(評価24)には、電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥および焼成工程での収縮差による構造欠陥の発生を防止することが可能になるが、ダミー用内部電極層23の平面面積が、容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%未満になると(評価25〜27)、焼成工程での収縮差による構造欠陥が発生するようになることがわかった(図9参照)。
上述の(3),(4)および(5)の評価、すなわち、評価15〜27より、図3のL方向、および、W方向のいずれか一方、あるいは両方の寸法を変えてダミー用内部電極層23の平面面積を変えた場合、いずれの寸法を変えた場合においても、ダミー用内部電極層23の平面面積が容量形成用内部電極層の平面面積の60%以上である場合には、電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥および焼成工程での収縮差による構造欠陥の発生を防止することが可能になり、ダミー用内部電極層23の有効面積が容量形成用内部電極層の平面面積の60%未満になると、焼成工程での収縮差による構造欠陥が発生するようになることが確認された。
(6)評価28,29
表4の評価28および29に示すように、単一層内のダミー用内部電極層23について、評価28における、ダミー用内部電極層23を構成する2つの分割電極の合計平面面積と、評価29の単一のダミー用内部電極層23の平面面積を同じとした場合について以下に述べる。
評価28における、ダミー用内部電極層23を構成する2つの分割電極における、図3のL方向の寸法を異ならせた場合(分割電極を左右対称でないパターンとした場合)も、ダミー用内部電極層23の平面面積が容量形成用内部電極層の平面面積の60%以上である場合には、逆圧電現象による構造欠陥および焼成工程での収縮差による構造欠陥の発生を防止できることが確認された。
また、評価29では、図4に示すように、単一のダミー用内部電極層23のみを備えた構造(すなわち、ダミー用内部電極層が分割されておらず、分割数が0である構造)となっているが、その場合にも、中間層の厚みおよびダミー用内部電極層23の容量形成用内部電極層に対する面積比が本願発明の要件を満たす限りにおいて、逆圧電現象による構造欠陥および焼成工程での収縮差による構造欠陥の発生を防止できることが確認された。
(7)評価30,31
単一層内のダミー用内部電極層23として、図5,図6に示すように、3分割(分割箇所数2)(評価30)、および4分割(分割箇所数3)(評価31)されたダミー用内部電極層23を構成する分割電極(ダミー用内部電極層の平面面積の容量形成用内部電極層の平面面積に対する割合は90%)を配設した場合の、構造欠陥発生率を調べたところ、表4に示すように、3分割した評価30では、電歪現象(逆圧電現象)による構造欠陥および焼成工程での収縮差による構造欠陥のいずれの発生も防止できることが確認されたが、4分割した評価31では、表4および図10に示すように、熱処理工程における構造欠陥が発生することが確認された。なお、ダミー用内部電極層を4分割した場合において、熱処理工程における構造欠陥が発生する理由は必ずしも明確ではないが、分割数が3以下の場合に比べて、ダミー用内部電極層(分割電極)一層当たりの収縮量が小さいため、容量形成用内部電極層と収縮差が生じたことによるものではないかと考えられる。
本願発明はさらにその他の点においても、上記実施例に限定されるものではなく、セラミック誘電体層と容量形成用内部電極層の積層態様や積層数、容量形成層および応力緩和層を構成するセラミック材料の種類、静電容量の形成に寄与する容量形成用内部電極層、静電容量の形成に寄与しないダミー用内部電極層、および容量形成用内部電極層とダミー用内部電極層との間で容量が形成されることを阻止する容量形成阻止用内部電極層の具体的なパターンや配設態様、応力緩和層の厚み、ダミー用内部電極層の平面面積の、容量形成用内部電極層の平面面積に対する割合、ダミー用内部電極層を分割する場合の分割態様などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
上述のように、本願発明によれば、応力緩和層の厚みを100〜300μmの範囲とし、ダミー用内部電極層の単一層内の平面面積を、容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%以上にするとともに、ダミー用内部電極層が、単一層内において分割されていないか、あるいは、単一層内において2つまたは3つに分割された分割構造を有するようにしているので、誘電体セラミックとして、高誘電率系のセラミック材料を用いた場合や、セラミック誘電体層と容量形成用内部電極層の積層数を増やした場合にも、焼成工程におけるクラックなどの構造欠陥の発生や、電歪現象(逆圧電現象)に起因する構造欠陥の発生を防止することが可能で、破壊電圧値が高く、耐電圧性能に優れた積層セラミックコンデンサを得ることが可能になる。
したがって、本願発明は、種々の積層セラミックコンデンサに適用することが可能であり、特に、高破壊電圧、高耐電圧特性が要求される大容量で高耐電圧(高定格電圧タイプ)の積層セラミックコンデンサに好適に利用することができる。
本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの構成を模式的に示す断面図である。 本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの容量形成層に配設された容量形成用内部電極層の平面構成を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの応力緩和層(中間層)に配設されたダミー用内部電極層の平面構成を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの、応力緩和層(中間層)に配設された、分割されていないダミー用内部電極層を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる積層セラミックコンデンサの、応力緩和層(中間層)に配設された、L方向に3分割されたダミー用内部電極層を構成する分割電極を示す図である。 応力緩和層(中間層)に配設された、L方向に4分割されたダミー用内部電極層を構成する分割電極を示す図である。 応力緩和層(中間層)がダミー用内部電極層を備えていない場合における、中間層の厚みと構造欠陥発生率の関係を示す図である。 応力緩和層(中間層)がダミー用内部電極層を備えている場合における、中間層の厚みと構造欠陥発生率の関係を示す図である。 応力緩和層(中間層)のダミー用内部電極層の平面面積と構造欠陥発生率の関係を示す図である。 応力緩和層(中間層)のダミー用内部電極層の分割箇所数と構造欠陥発生率の関係を示す図である。 従来の積層セラミックコンデンサの内部構成を示す断面図である。 従来の他の積層セラミックコンデンサの内部構成を示す断面図である 図12に示す積層セラミックコンデンサにクラックが発生した状態を示す図である。
符号の説明
1 積層体(セラミック素子)
2 セラミック誘電体層
3a,3b 容量形成用内部電極層
4a,4b 積層体(セラミック素子)の端面
5a,5b 外部電極
11a,11b 容量形成層
12 応力緩和層(中間層)
22 セラミック誘電体層
23 ダミー用内部電極層
23a,23b ダミー用内部電極層を構成する分割電極
24a,24b 容量形成阻止用内部電極層
33a,33b,33c ダミー用内部電極層を構成する3つの分割電極
43a,43b,43c,43d ダミー用内部電極層を構成する4つの分割電極
0 セラミック素子の長さ
0 セラミック素子の幅
0 セラミック素子の厚み
1 応力緩和層の厚み
2 外層厚み
1 容量形成層の容量形成用内部電極層の長さ
1 容量形成層の容量形成用内部電極層の幅
L 図3の左側の分割電極のL方向の寸法
R 図3の右側の分割電極のL方向の寸法
L 図3の左側の分割電極のW方向の寸法
R 図3の右側の分割電極のW方向の寸法

Claims (2)

  1. (a)セラミック誘電体層と、静電容量の形成に寄与する容量形成用内部電極層とが積層された構造を有し、一端側が前記セラミック誘電体層の一方端部に引き出された一枚の容量形成用内部電極層と、一端側が前記セラミック誘電体層の他方端部に引き出された一枚の容量形成用内部電極層とが、前記セラミック誘電体を介して対向することにより容量が形成されるように構成された、複数の容量形成層と、
    (b)セラミック誘電体層と、静電容量の形成に寄与しないダミー用内部電極層とが積層された構造を有し、互いに隣り合う前記容量形成層の間に配設されて、前記容量形成層における電歪現象に起因して発生する応力を緩和する応力緩和層と、
    (c)前記容量形成用内部電極層と、前記ダミー用内部電極層との間で容量が形成されることを阻止し、前記容量形成層と前記応力緩和層との間に配設されている容量形成阻止用内部電極層と
    を具備する積層セラミックコンデンサであって、
    前記応力緩和層の厚みが100〜300μmであり、
    前記ダミー用内部電極層の層数が13〜41層であって、かつ、
    前記ダミー用内部電極層の単一層内の平面面積が、前記容量形成用内部電極層の単一層内の平面面積の60%以上であるとともに、
    前記ダミー用内部電極層が、単一層内において分割されていないか、あるいは、2つまたは3つに分割されていること
    を特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記応力緩和層を構成するセラミック誘電体が、前記容量形成層を構成するセラミック誘電体と同一のセラミック誘電体であることを特徴とする請求項1記載の積層セラミックコンデンサ。
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