JP4414637B2 - 建材の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属などの導電性部材同士、あるいは導電性部材と非導電性部材からなる接着構造物、特に、建築材料として用いる接着構造物を形成する建材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築材料として用いる接着構造物としては、鉄などの金属製の部材に樹脂製、木材製、発泡コンクリート製あるいは石膏製の部材を接合することによって形成されるもの、たとえば、化粧板として家屋の内装板を壁下地に接合したり、床板を床下地に接合することによって形成されるものがある。
【0003】
このような接着構造物を接合する手段として、家屋の建築現場において、高周波誘導加熱によって加熱した接着剤によって、相互間を接着する技術は既に知られており(特開平8−73818号公報参照)、実用化されている。
【0004】
接着される部材の少なくとも一方が鉄などの金属製であれば、その金属製部材の表面に熱可塑性接着剤を塗布しておき、コイルに高周波電流を供給して渦電流を発生させ、この渦電流によるジュール熱によって金属製部材を発熱させることにより接着剤を加熱する。これにより、金属製部材と他の部材とを接着することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、接着剤を建築現場まで搬送するとともに、建築現場において接着剤を塗布しなければならないという煩わしさがあった。
【0006】
本発明の目的は、輸送コストを削減し得るとともに、接着剤を塗布する作業工程を省略でき、従って、工期も短縮することが可能な建材の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の建材の製造方法は、導電性材料からなる被接着部材と、当該被接着部材の被塗布面に塗布される接着剤とを有する建材の製造方法において、コンベアにより前記被接着部材を搬送しながら、高周波発振器の加熱コイルに高周波電源から高周波電流を供給して前記被接着部材を電磁誘導加熱により発熱させて加熱し、粉末状またはペレット状の熱可塑性の接着剤が収容された接着剤供給器から、加熱された前記被接着部材に接着剤を供給し、前記接着剤を前記被接着剤により加熱した後に冷却して前記接着剤を固化し、前記被接着部材と当該被接着部材の被塗布面に塗布された前記接着剤とからなる建材を製造することを特徴とする。
【0008】
本発明の建材の製造方法は、前記接着剤が加熱された後に、ロールによって前記接着剤の厚みを均一に揃えることを特徴とする。
【0010】
本発明の建材の製造方法は、前記被接着部材に付着した接着剤を他の高周波発信器によって再び電磁誘導加熱することを特徴とする。
【0011】
本発明の建材の製造方法は、前記接着剤を前記被接着部材の複数面に供給することを特徴とする。
【0016】
本発明の建材の製造方法によれば、接着剤を建築現場まで搬送する必要が無いため、輸送コストを削減することができる。
【0017】
また、本発明の建材の製造方法によれば、建築現場において接着剤を塗布する工程を省略できるため、工期を短縮することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明の製造方法によって得られる建材の一例を示す斜視図であり、図2は図1のA−A線に沿う拡大断面図である。図1および図2に示すように、建材10は、角形状の鉄パイプなど導電性材料からなる被接着部材11の一面11a上に、長手方向の全長に亘って伸びる2本の接着板12が互いに幅方向に間隔を隔てて設けられている。
【0020】
接着板12の原料となる接着剤には、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられる。
【0021】
図3(a),(b)は図1に示した建材10の製造方法を示す図であり、図4は図3に示した高周波発振器の、特に加熱ヘッド部分の構造を示す拡大断面図である。建材10は、図3(a),(b)に示すような接着剤塗布装置20によって製造される。接着剤塗布装置20は、間隔を隔てて互いに平行に配置され、それぞれ回転自在に固定された駆動ロール(図示しない)および複数の送りロール21にベルト22を掛け渡したベルトコンベア23を備えており、ベルト22の被接着部材11搭載面側に高周波発振器24と接着剤供給器25とが配置され、ベルト22の反対面側の接着剤供給器25の下方には被接着部材11の被塗布面11aから零れた接着剤を回収するための接着剤回収箱26が備えられている。
【0022】
図示された接着剤塗布装置20は、高周波発振器24を挟んだ前方側と後方側のそれぞれに水平ガイドロール27と圧着ロール28とが、被接着部材11搭載面側において送りロール21と平行に回転自在に固定され、ベルト22の幅方向の両側に、所定の間隔を隔てて複数の垂直ガイドロール29が送りロール21、水平ガイドロール27および圧着ロール28に対して垂直に回転自在に固定されている。
【0023】
図4に示すように、高周波発振器24は渦巻状に巻き付けられた加熱コイル30を有し、この加熱コイル30は、たとえばセラミックなどからなる保護部材31により覆われている。加熱コイル30には、これに高周波電流を供給するための高周波電源32が接続されており、この高周波電源32からは、たとえば20kHz以上の高周波電流が供給されるようになっている。
【0024】
以下、接着剤塗布装置20を用いて建材10を製造する手順について説明する。
【0025】
まず、図3(a)に示すように、ベルト22の上に被接着部材11を搭載してベルトコンベア23を駆動する。ベルト21の上を矢印aの方向に流れる被接着部材11が高周波発振器24の下を通過する際、電磁誘導加熱する。
【0026】
次に、高周波発振器24によって電磁誘導加熱された被接着部材11が、ベルト21の上を矢印aの方向に流れて接着剤供給器25の下を通過した後、図3(b)に示すように、接着剤供給器25の供給口25aから粉末状またはペレット状の接着剤40を一面11a上に供給する。図示された接着剤塗布装置20では、高周波発振器24と接着剤供給器25との間に、粉末状またはペレット状の接着剤40を案内するためにガイドレール41が設けられており、接着板12の形状は、このガイドレール41の形状と、供給器25から接着剤40が供給される時間および間隔によって決定される。
【0027】
被接着部材11の一面11a上に供給された接着剤40は、圧着ロール28によってロールプレスされて、その厚みが均一に揃えられ、ベルト21の上を矢印aの方向に流れるに連れて次第に冷却され固化する。これによって、被接着部材11と接着板12とが一体的に形成された建材10が得られる。
【0028】
図5は図1に示した建材10を用いた接着構造物50の一例を示す斜視図であり、図6は図5の一部を示す拡大断面図である。図5および図6に示す接着構造物50は、板材51が、図1に示した建材10でなる2つの柱材52aおよび中差し52bを組み合わせて形成した壁下地52に対して接着されている。
【0029】
板材51は、一般に、ベニヤ板などの木材、石膏ボード、発泡コンクリート、ウレタンなどの樹脂または石材などの材料によって形成され、その表面には、化粧クロスなどが貼り付けられることになる。また、この実施の形態では、壁下地52を構成する柱材52aおよび中差し52bに接着剤が設けられているが、板材51の側に接着剤が設けてもよいことは言うまでもない。
【0030】
このような接着構造物50を製造するには、板材51と壁下地52とを接触させ、壁下地52を構成する柱材52aおよび中差し52bに、前述したような高周波発振器を用いて高周波電流を供給しながら移動させる。このとき、発振器の加熱コイルにより形成される交流磁界によって、導電性材料からなる柱材52aおよび中差し52bが電磁誘導加熱されて発熱するので、柱材52aおよび中差し52bの一面に形成された熱可塑性樹脂でなる接着板12が溶融し、板材51および壁下地52の両者に液体状の接着剤が付着することになる。加熱温度は、柱材52aおよび中差し52bの素材や肉厚などに応じて電圧や通電時間を調整することにより任意に設定することができる。
【0031】
加熱が終了したら加熱コイルに対する通電を停止する。これにより、柱材52aおよび中差し52bは自然冷却されて常温となり、熱可塑性の接着剤も硬化するので、板材51と壁下地52との接合作業が終了する。このように、図1に示した建材10を使用すれば、接着剤を建築現場まで搬送する必要が無いため、輸送コストを削減することができるとともに、建築現場において接着剤を塗布する工程を省略できるため、工期も短縮することができる。
【0032】
接合作業を建築現場において実施する場合には、作業者が手動操作し得る小型で携帯式の高周波発振器が用いられる。また、接合作業を工場において実施する場合には、これをロボットのアームなどの移動装置に高周波発振器を取り付け、複数の部材の接着を自動的に行うようにすることができるし、高周波発振器自体を大型化することによって、より短時間に大型の建材同士を接着することもできる。
【0033】
更に、図1に示した建材10によれば、部材相互の接着箇所を再度加熱して、固化した接着剤を再び溶融させ、接着された部材を相互に分離することもできる。接着剤が炭化するまで接着箇所を加熱し続けた場合には、接着剤を部材から容易に除去することができるので、後処理することなく分離した部材を再利用することができる。
【0034】
図7〜図11は図2に示した建材10の変形例を示す断面図であり、図12は図11に示した建材10を用いた接着構造物を示す斜視図であり、図13は接着構造物の一例を示す斜視図である。図において、図2に示された構成部分と同一の構成部分には同一の参照符号を付してある。
【0035】
建材10は、図1および図2に示したもの以外に様々な態様が考えられる。たとえば、図7に示した建材10では、被接着部材11の一面11a全体に接着板12が設けられている。
【0036】
図8に示した建材10では、被接着部材11の一面11a全体と、一面11aに対向する一面11b全体とのそれぞれに接着板12が設けられており、図9に示した建材10では、被接着部材11の一面11a上と、一面11aに対向する一面11b上とのそれぞれに、長手方向のほぼ全長に亘って伸びる2本の接着板12が互いに幅方向に間隔を隔てて設けられている。
【0037】
図10に示した建材10では、被接着部材11の全面11a,11b,11cおよび11dそれぞれの全面に接着板12が設けられている。
【0038】
図11に示した建材10は、波板状の被接着部材11の凸面部11eのそれぞれに接着板12が設けられている。図12に示した接着構造物60は、図11に示した建材11と、被導電性材料、たとえば、ベニヤ板などの木材、石膏ボード、発泡コンクリート、ウレタンなどの樹脂または石材などでなる板材61と接合して形成したものであり、構造床、天井、外壁などに使用される。
【0039】
図13には、底面部71、左右の側面部72a,72b、背面部73および天井部74が組み合わされた箱体の開口面に扉75が装着された接着構造物70が示されている。底面部71、左右の側面部72a,72b、背面部73および天井部74のそれぞれには、鉄、ステンレス、アルミニウムなどの導電性材料でなる板材が用いられており、図示されるように、組み立ての容易さを考慮し、端部に折り曲げ加工が施されている。
【0040】
図示はしないが、底面部71、左右の側面部72a,72b、背面部73および天井部74のそれぞれの端部には、図1に示した建材10と同様に熱可塑性樹脂でなる接着板が設けられており、相互に組み合わされた後、電磁誘導加熱することによって接着板が溶融し、液体状に溶融した接着剤が付着することによって互いに接合される。
【0041】
上述した図7〜図11に示した建材10は、何れも図3に示した接着剤塗布装置20を用いて製造することができ、図5に示した接着構造物50を組み立てる際に、図1および図2に示した建材10と同様の作用効果を奏する。なお、図7〜図11に示した建材10は例示的に列挙したものに過ぎず、接着板12の形状および個数等については、これら以外にも様々な態様が考えられ、任意に変更することができる。
【0042】
図14は図3に示した接着剤塗布装置の変形例を示す図である。図において、図3に示された構成部分と同一の構成部分には同一の参照符号を付してある。図14に示した接着剤塗布装置80の接着剤供給器25は、接着剤投入ケース81と溶融炉82とが上下に組み合わされて構成されており、被接着部材11搭載面側において、接着剤供給器25を挟んだ前方側と後方側のそれぞれに高周波発振器24が配置されていることを特徴とする。
【0043】
接着剤投入ケース81内に収納された接着剤は、溶融炉82にて加熱溶融されゲル状となった接着剤31が、接着剤供給器25の前方に配置された高周波発振器24によって電磁誘導加熱された被接着部材11の一面11a上に、溶融炉82の底面部に設けられた供給口から供給される。被接着部材11に付着した接着剤40は、接着剤供給器25の後方に配置された高周波発振器24によって再び電磁誘導加熱された後、水平ガイドロール28によってロールプレスされ、その厚みが均一に揃えられる。
【0044】
図15は図3に示した接着剤塗布装置の変形例を示す図である。図において、図3および図14に示された構成部分と同一の構成部分には同一の参照符号を付してある。図15に示した接着剤塗布装置83は、被接着部材11搭載面側において、接着剤供給器25の前方側2箇所に所定の間隔を隔てて高周波発振器24が配置されていることを特徴とする。
【0045】
図14に示した接着剤塗布装置80および図15に示した接着剤塗布装置83の何れの接着剤塗布装置によっても、図3に示した接着剤塗布装置20と同様に、図1、図7〜図11に示した建材10を製造することができる。
【0046】
図16(a)は図3に示した接着剤塗布装置の変形例を示す図であり、図16(b)は(a)の右側面図である。図16(a),(b)に示した接着剤塗布装置90の接着剤供給器25は、接着剤投入ケース81の底面側に設けられ、ベルト22の幅方向に伸びるガイドレール91に摺動自在に案内される可動式の接着剤供給アーム92と、接着剤供給アーム92と対向するように接着剤投入ケース81に固定される接着剤供給アーム93とで構成され、接着剤供給アーム92の接着剤供給口92aと接着剤供給アーム93の接着剤供給口93aとが互いに対向していることを特徴とする。
【0047】
また、被接着部材11搭載面側において、所定の間隔を隔てて高周波発振器24が接着剤供給器25の前方の2箇所に配置されており、接着剤供給器25の後方では、水平ガイドロール27が送りロール21と平行に回転自在に固定され、圧着ロール28がベルト22の幅方向の両側に、送りロール21および水平ガイドロール27に対して垂直に回転自在に固定されている。
【0048】
図16に示した接着剤塗布装置90によれば、被接着部材11の対向する2面11c,11dに接着剤40を供給することができるので、図3および図14,15に示した接着剤塗布装置20に比べて、より効率的に図8〜図11に示した建材10を製造することができる。
【0049】
なお、図14〜図16に示した接着剤塗布装置80,83,90はあくまで例示的に列挙したものに過ぎず、その態様は任意に変更することができることは言うまでもない。
【0050】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0051】
たとえば、図示された実施の形態では、壁下地を構成する金属製の建材に板材を接着する場合を説明しているが、これ以外にも、床板下地を構成する金属製の梁材に、フローリング材もしくは発泡コンクリート材などの材料で形成される板材を接着する場合についても、本発明は適用可能であるし、金属などの導電性材料でなる板材と非導電性でなる板材とを接着した複合材を製造する場合にも、本発明は適用可能である。また、上述した実施の形態では、2つの建材が接合された接着構造物が図示されているが、3つ以上の建材が接合された接着構造物についても、同様に本発明の製造方法により製造された建材を使用することができる。
【0052】
更に、本発明は、金属を使用するものであれば、建材以外にも適用可能である。たとえば、工具箱、家具、間仕切り、物置などは、製造工程を削減することができ、配電盤・変電設備等の各種設備機器の収納箱などは、ノックダウン化することによって、携帯用電磁誘導加熱機器を用いて各部材を現場で簡単に組み立てることが可能となり、完成品を輸送する場合に比較して大幅をコストダウンを達成することができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明の製造方法により製造された建材を使用すれば、接着剤を建築現場まで搬送する必要が無いため、輸送コストを削減することができる。
【0054】
また、本発明の製造方法により製造された建材を使用すれば、建築現場において接着剤を塗布する工程を省略できるため、工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法により得られた建材の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】(a)は図1に示した建材の製造方法の第1の工程を示す図であり、(b)は(a)の次の工程を示す図である。
【図4】図3に示した高周波発振器の、特に加熱ヘッド部分の構造を示す拡大断面図である。
【図5】図1に示した建材を用いた接着構造物の一例を示す斜視図である。
【図6】図5の一部を示す拡大断面図である。
【図7】図2に示した建材の変形例を示す断面図である。
【図8】図2に示した建材の変形例を示す断面図である。
【図9】図2に示した建材の変形例を示す断面図である。
【図10】図2に示した建材の変形例を示す断面図である。
【図11】図2に示した建材の変形例を示す断面図である。
【図12】図11に示した建材10を用いた接着構造物を示す斜視図である。
【図13】接着構造物の一例を示す斜視図である。
【図14】図3に示した接着剤塗布装置の変形例を示す図である。
【図15】図3に示した接着剤塗布装置の変形例を示す図である。
【図16】(a)は図3に示した接着剤塗布装置の変形例を示す図であり、(b)は(a)の右側面図である。
【符号の説明】
10 建材
11 被接着部材
11a 一面
12 接着板
20 接着剤塗布装置
21 送りロール
22 ベルト
23 ベルトコンベア
24 高周波発振器
25 接着剤供給器
25a 供給口
26 接着剤収集箱
27 水平ガイドロール
28 圧着ロール
29 垂直ガイドロール
30 加熱コイル
31 保護部材
32 高周波電源
40 接着剤
41 ガイドレール
50 接着構造物
51 板材
52 壁下地
52a 柱材
52b 中差し
60 接着構造物
61 板材
70 接着構造物
71 底面部
72a,72b 側面部
73 背面部
74 天井部
75 扉
80 接着剤塗布装置
81 接着剤投入ケース
82 溶融炉
83 接着剤塗布装置
90 接着剤塗布装置
91 ガイドレール
92 可動式の接着剤供給アーム
92a 接着剤供給口
93 固定式の接着剤供給アーム
93a 接着剤供給口

Claims (4)

  1. 導電性材料からなる被接着部材と、当該被接着部材の被塗布面に塗布される接着剤とを有する建材の製造方法において、
    コンベアにより前記被接着部材を搬送しながら、高周波発振器の加熱コイルに高周波電源から高周波電流を供給して前記被接着部材を電磁誘導加熱により発熱させて加熱し、
    粉末状またはペレット状の熱可塑性の接着剤が収容された接着剤供給器から、加熱された前記被接着部材に接着剤を供給し、
    前記接着剤を前記被接着剤により加熱した後に冷却して前記接着剤を固化し、
    前記被接着部材と当該被接着部材の被塗布面に塗布された前記接着剤とからなる建材を製造することを特徴とする建材の製造方法。
  2. 請求項1記載の建材の製造方法において、前記接着剤が加熱された後に、ロールによって前記接着剤の厚みを均一に揃えることを特徴とする建材の製造方法。
  3. 請求項1または2記載の建材の製造方法において、前記被接着部材に付着した接着剤を他の高周波発信器によって再び電磁誘導加熱することを特徴とする建材の製造方法。
  4. 請求項1〜の何れか1項に記載の建材の製造方法において、前記接着剤を前記被接着部材の複数面に供給することを特徴とする建材の製造方法。
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