JP5487354B1 - サンドイッチパネルの製造設備およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネル形成体2Aの製作が円滑で短時間に行われ、生産性の向上に寄与するサンドイッチパネルの製造設備1およびその製造方法を提供する。
【解決手段】パネル形成体2Aは、上面材8および下面材9を枠体2内の発泡性合成樹脂材Sに接着させて形成する。パネル形成体2Aからはみ出した余分な余剰辺部を切断することで、枠体2に対する上面材8や下面材9の結合が密接で強固となり、サンドイッチパネル2A全体の剛性を強化し、かつその全体が流線形に統一されて外観の見栄えが向上する。また、枠体2、上面材8および下面材9は上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cから牽引力を受けて押し出されて外部に搬送される一連の過程で、パネル形成体2Aの製作が円滑で短時間に行われて、生産性の向上に寄与する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主には建造物の壁材などの建材として用いられるパネル材を作製するサンドイッチパネルの製造設備およびその製造方法に関する。
発泡性樹脂材を上面材と下面材とにより挟んで作製したサンドイッチパネルは、耐熱性、難燃性、遮音性および断熱性に優れ、形状保持作用が強くかつ軽量で取り扱い易いため、建築物の建材、冷凍庫、あるいは公共施設の仕切り壁などに広く用いられている。
この種のサンドイッチパネルの製法としては、例えば、特許文献1−3に開示された技術がある。
特許文献1では、分割金型を用い、キャビティ内に一対の熱可塑性樹脂製シートを設けている。一対の熱可塑性樹脂製シートの間に難燃性発泡樹脂製芯材を芯材本体として充填している。芯材本体を熱可塑性樹脂製シートに押し付けて、溶着させることにより芯材本体を保持している。分割金型を型開きすることにより、成形されたパネル材を取り出し、ピンチオフ部のバリ部分を切断してパネル単体を完成させている。
特許文献2では、スラットコンベアを用いて、ミキシングヘッドから発泡原液組成物を上面材と下面材との間に供給し、中間に発泡性樹脂芯材を挟む帯状のサンドイッチパネルを製造している。この製造過程では、サンドイッチパネルの幅方向両側部に位置する搬送面と側面部との間に不織布を介在させ、側面部からのガス抜け性を改善して発泡性合成樹脂にボイドが発生するのを抑制している。
特許文献3では、サンドイッチパネルの幅方向両側部にサイドベルトを押し付けて、サンドイッチパネルの側面部からの液漏れを塞ぐことにより、両側部からの液漏れ防止を図っている。
特開2013−104267号公報 特開2008−238551号公報 特開2005−178136号公報
特許文献1では、分割金型を用いて芯材本体を熱可塑性樹脂製シートに溶着する製法のため、型締め力、型締め時間および冷却時間をきめ細かく設定する必要がある。このため、金型成形によるサンドイッチパネル材の製造に時間がかかり、良好な生産性を阻む要因となっていた。
特許文献2、3では、サンドイッチパネルの裁断面に存する発泡性樹脂材が露出するので、裁断面を被覆材により覆って発泡性樹脂材から発塵しないようにするのが一般的である。
このため、裁断面を被覆する被覆工程が増えて生産性が低下するとともに、サンドイッチパネルの裁断に伴って発生する切断片(発泡性樹脂材などの材量)が無駄となる不都合がある。
また、発泡性合成樹脂に対する上面材や下面材の取り付けは、上面材や下面材の各外周辺縁を曲げた辺部を互いに嵌め合う構造となるのが一般的である。このため、上面材や下面材の外周辺縁が熱の通り道(ヒートブリッジ)となり、熱の流出入を許して断熱性が損なわれる虞がある。外周辺縁同士を嵌め合わせながらも、重ね合わさった外周辺縁同士の間には、隙間が不可避的に生じてしまうのが実情である。
この隙間をパテなどの詰め材で埋めながらも、隙間を完全に塞ぐことは難しく、熱の流出入の虞は回避できないばかりか、全体的な剛性が不十分となり、外観の見栄えも低下する不都合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、枠体に対する上面材や下面材の結合が隙間なく密接で強固となり、全体の剛性を強化するとともに、全体が流線形となって外観の見栄えが向上し、熱の流出入を防いでパネル形成体の良好な断熱性を保持し、しかもパネル形成体に対する生産性の向上に寄与できるサンドイッチパネルの製造設備およびその製造方法を提供することにある。
(請求項1および請求項4について)
サンドイッチパネルの製造設備における備品供給部には、上面開口部および下面開口部を有する環状の枠体を予め収容しておく。
上部ローラは、備品供給部の反対側に配置された搬出部に回転駆動可能に設けられている。下部ローラは、上部ローラから所定の垂直距離だけ下方に対応して並列配置されて回転駆動可能に設けられている。
帯状の上面材は、上部ローラの下面部に摩擦接触する状態で延出し、上部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれている。帯状の下面材は、下部ローラの上面部に摩擦接触する状態で延出し、下部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれている。
下面材は、備品供給部に隣接する第1位置と備品供給部から離れて第1位置を越えて搬出部に近接する第2位置とを通過するように設定されている。上部ローラおよび下部ローラの回転駆動に伴って、第1位置から第2位置に搬送した枠体を第2位置で上面材と下面材との間に配するようになっている。
備品供給部からの枠体が第1位置に供給搬送された時、ミキシングヘッドが枠体に発泡性合成樹脂材を所定量だけ供給して充填する。載置台は、下面材の下方に配置され、第2位置で下面材に摺接するための頭部を有する。押圧板は、載置台に対応する上方位置で、上面材の上表面に摺接可能に設けられ、上面材を一時的に押圧するように上下動可能に設定されている。
発泡性合成樹脂材を充填した枠体が第2位置に搬送された時、押圧接着工程で、制御部が作動して上部ローラおよび下部ローラの回転を一時的に停止し、押圧板を駆動して上面材を介して枠体内の発泡性合成樹脂材に所定時間だけ押圧させる。
押圧接着工程で、制御部により押圧板が駆動された時、押圧板と載置台の頭部との間に、上面材、枠体および下面材を挟んで押圧することにより、上面材を上面開口部に接着するとともに、下面材を下面開口部に接着する。
回転駆動工程で、枠体に対する押圧接着に続いて上部ローラを上面材に摩擦接触しながら回転させるとともに、下部ローラを下面材に摩擦接触しながら回転させる。これにより、搬出工程で上面材および下面材が牽引力を受けるとともに、上面材および下面材を接着した枠体が押し出されてパネル形成体として第2位置から搬出部を介して外部に搬送される。
請求項1におけるパネル形成体は、上面材および下面材を枠体内の発泡性合成樹脂材に接着させている。
この時点で、パネル形成体からはみ出した余分な余剰辺部を枠体の外周縁部に沿って切断することにより、単体のサンドイッチパネルを形成することができる。これにより、枠体に対する上面材や下面材の結合が隙間なく密接で強固となり、サンドイッチパネル全体の剛性を強化するとともに、その全体が流線形に統一されて外観の見栄えが向上する。
上面材および下面材は、上部ローラおよび下部ローラの回転により牽引されているので、引張力(テンション)を受けている。このため、上面材および下面材が弛むことなくピーンと引っ張られて凹凸のない面一の平坦面を形成し、枠体の上面開口部および下面開口部にそれぞれぴったりと隙間なく密着する。この密着構造により、枠体の内外からの熱の流出入を防いでパネル形成体の良好な断熱性を保持することを可能とする。
枠体、上面材および下面材は、上部ローラおよび下部ローラから牽引力を受けながら外部に押し出されて搬送される一連の過程でパネル形成体として製作される。このため、パネル形成体の製作が円滑で短時間に行われるようになり、生産性の向上に寄与できるものである。
また、複数の上部ローラおよび下部ローラは、ダブルコンベア式(スラット型)のものに比較して、構造が単純となり、サンドイッチパネルの製造設備全体の簡素化を実現させ、併せて価格の低減化に寄与することができる。
(請求項2について)
請求項2が請求項1と異なるところは、下部ローラの代りに、駆動ローラと無端ベルトとから成るベルトコンベア機構を設けたことである。
このため、請求項2では、上面材が牽引されて枠体を搬送する時、上面材に対して上部ローラからの引張力が働くものの、下面材に対しては無端ベルトの駆動による送出力が働く。この際、上部ローラによる引張力が送出力により減殺されるため、上面材および下面材に働く引張力が緩和される。このため、請求項2では、上面材および下面材が引張強度の小さい紙材などにより形成されている場合に適する。
(請求項3について)
請求項3が請求項2と異なるところは、下面が閉塞された底付き枠体を設けたことである。このため、請求項3では、下面材が省略され、上面開口部に接着する上面材だけを設けている。
請求項3の上面材は、上部ローラの回転により牽引されているので、引張力(テンション)を受けている。このため、上面材が弛むことなくピーンと引っ張られて凹凸のない面一の平坦面を形成し、枠体の上面開口部にぴったりと隙間なく密着する。
この密着構造により、底付き枠体の内外からの熱の流出入を防いでパネル形成体の良好な断熱性を保持することを可能とする。
底付き枠体および上面材は、上部ローラおよび無端ベルトから牽引力を受けながら外部に押し出されて搬送される一連の過程でパネル形成体として製作される。このため、パネル形成体の製作が円滑で短時間に行われるようになり、生産性の向上に寄与できるものである。
(請求項5について)
パネル形成体における上面材および下面材の枠体からはみ出た余分な部分を切除して単体のサンドイッチパネルを構成するための切断部を備える。
請求項5では、切断部を設けたため、パネル形成体に連続して、単体のサンドイッチパネルを作製する一貫生産体制が確立可能となる。
(請求項6について)
上面材および下面材については、合成樹脂板、金属板あるいは堅牢な紙材から形成されている。
請求項6では、上面材および下面材が耐候性に優れ、建物の壁材などの建材として適するとともに、上面材および下面材が入手し易く安価な材料で形成することができて拡販および増産上で有利である。
(請求項7について)
枠体には、発泡性合成樹脂材の充填に先立って、発泡性合成樹脂材のための補強材を設けている。
請求項7では、補強材により発泡性合成樹脂材の強度が補われるので、パネル形成体ひいてはサンドイッチパネルを堅牢化することができる。
(請求項8について)
枠体には、発泡性合成樹脂材の充填に先立って、内部を開口部とする小枠体を設けている。
請求項8では、小枠体が発泡性合成樹脂材の充填を受けず中空体のままのため、家屋の窓部や浴槽の蓋体として使用するのに便利である。
(請求項9について)
枠体には、発泡性合成樹脂材の充填に先立って、内部に熱媒体が流れる暖房用パイプを設けている。
請求項9では、サンドイッチパネルを家屋の床に組み付けて床暖房として使用することができる。
(請求項10について)
枠体には、発泡性合成樹脂材の充填に先立って、内部に電線を通すための配線パイプを設けている。
請求項10では、サンドイッチパネルを家屋に建材に使用した場合、家屋に電気配線を施工する際に、電線を配線パイプの内部に配索することができる便宜が得られる。
(請求項11について)
枠体の横幅寸法方向に対向する板桟の上端面は、上面材に厚みに相当する量だけ切削された切欠き部を有する。枠体の縦幅寸法方向に対向する板桟の上端面には、切欠き部の深さ寸法で上面材の両側端部を嵌め込む段差状の拡張溝が横幅寸法方向に形成されている。
請求項11では、枠体の搬送時に、上面材が切欠き部および拡張溝に嵌め込まれるので、搬送時に上面材の位置ずれが生じず、枠体に対する上面材の正確な取付け状態が保たれる。枠体に対して上面材は、凹凸のない面一の平坦面を形成し、堅牢で見栄えのよい高品質のサンドイッチパネルを製作することができる。
(請求項12について)
枠体の横幅寸法方向に対向する板桟の上端面および下端面は、上面材および下面材の厚みに相当する量だけそれぞれ切削された切欠き部を有する。枠体の縦幅寸法方向に対向する板桟の上端面および下端面には、切欠き部の深さ寸法で上面材の長手方向の両側端部および下面材の長手方向の両側端部をそれぞれ嵌め込む段差状の拡張溝が枠体の横幅寸法方向に沿って形成されている。
請求項12では、枠体の搬送時に、上面材および下面材が切欠き部および拡張溝に嵌め込まれるので、搬送時に上面材および下面材の位置ずれが生じず、枠体に対する上面材および下面材の正確な取付け状態が保たれる。枠体に対して上面材および下面材は、全域にわたって凹凸のない面一の平坦面を形成し、堅牢で見栄えのよい高品質のサンドイッチパネルを製作することができる。
サンドイッチパネルの製造設備の概略的斜視図である(実施例1)。 (a)は切断部におけるパネル形成体およびロータリーカッターを示す概略的斜視図、(b)はサンドイッチパネルの斜視図である(実施例1)。 (a)はサンドイッチパネルの変形例を示す斜視図、(b)はサンドイッチパネルの他の変形例を示す縦断面図である。 サンドイッチパネルの製造設備の概略的斜視図である(実施例2)。 サンドイッチパネルの製造設備の概略的斜視図である(実施例3)。 (a)、(b)は枠体の斜視図である(実施例4、5)。 枠体の斜視図である(実施例6)。 (a)は上面板、枠体および下面板の分解断面図、(b)はサンドイッチパネルの縦断面図、(c)は上面板、枠体および下面板の分解正面図である(実施例7)。 (a)、(b)は枠体の斜視図である(実施例8、9)。
本発明に係るサンドイッチパネルの製造設備およびその製造方法では、簡素な構成でありながらも、枠体に対する上面材や下面材の結合が密接で強固となり、全体の剛性を強化するとともに外観の見栄えが向上し、熱の流出入を防いでパネル形成体の良好な断熱性を保持し、しかもパネル形成体に対する生産性の向上に寄与する。
〔実施例1の構成〕
本発明の実施例1について、図1および図2を参照ながら説明する。
図1はサンドイッチパネルの製造設備1の概略図であり、図示左方には、偏平な枠体2を環状の被加工品として収容した備品供給部3が設置されている。枠体2は、例えば矩形の金属材料(ステンレス鋼材や軟鋼)や合成樹脂板材から上面開口部2aおよび下面開口部2bを有するように形成されている。実施例1として示す枠体2は、偏平なため、縦幅寸法Mおよび横幅寸法Nに比較して高さ寸法Hが小さい。
図示左側に設けた備品供給部3では、スロープ板4とこれの左右両側部に立設したガイド板4a、4bから成る傾斜スライダーを有する。スロープ板4上には、枠体2が一列になって滑り移動可能となるように載せられている。スロープ板4は、最下降先端部4cを中心にして下方揺動位置と上方揺動位置との間で揺動可能に保持されている(図1の双頭の矢印E参照)。スロープ板4が下方揺動位置から上方揺動位置に揺動変位する毎に、枠体2がスロープ板4に沿って一つずつ滑り落ち、後述する下面材9上に送られるように設定されている。
複数の上部ローラ5a、5b、5cは、支持部材(図示せず)を介して設置面Gに固定されている。これら上部ローラ5a、5b、5cは、それぞれの軸方向を枠体2の縦幅寸法M方向に指向して水平状態に配され、備品供給部3に隣接する状態で横方向に並列配置されている。図示左側で備品供給部3に近い上部ローラ5aは、支持ローラとして自由回転可能に支持されている。図示右側の上部ローラ5b、5cは、電動機5mにより回転駆動されるようになっている。
複数の下部ローラ7a、7b、7cは、支持部材(図示せず)を介して設置面Gに固定されている。これら下部ローラ7a、7b、7cは、それぞれの軸方向を枠体2の縦幅寸法M方向に指向して水平状態で、上部ローラ5a、5b、5cの下方に対応するように並列配置されている。図示左側の下部ローラ7aは、備品供給部3の直下で支持ローラとして自由回転可能に支持されている。図示右側の上部ローラ7b、7cは、電動機7mにより回転駆動されるようになっている。上部ローラ5b、5cは下部ローラ7b、7cと一緒になって牽引駆動機構5Aを構成する。
上部ローラ5b、5cと下部ローラ7b、7cとの対向空間には、枠体2を通過可能にするために垂直距離Kを確保している。
なお、実施例1では、上部ローラ5a−5cおよび下部ローラ7a−7cを三本ずつ設けたが、これらの本数は必要に応じて適宜に追加変更することができる。
各上部ローラ5a−5cの下面部には、帯状の上面材8が摩擦接触する状態で延出し、連続的に移動して供給されるように敷かれている。各下部ローラ7a−7cの上面部には、帯状の下面材9が摩擦接触する状態で延出し、連続的に移動して供給されるように敷かれている。
電動機5mへの通電駆動に伴って、上部ローラ5b、5cが上面材8の上面に摩擦接触した状態で回転する。このため、上面材8に牽引力を付与して引張力J1を発生させる。電動機7mに通電駆動に伴って、下部ローラ7b、7cが下面材9の上面に摩擦接触した状態で回転する。このため、下面材9に牽引力を付与して引張力J2を発生させる。上面材8および下面材9への牽引力による引張力J1、J2で、枠体2が後述するように搬出方向Tへ押し出されるようになっている。
すなわち、上面材8は第1収容部(図示せず)から上部ローラ5a−5cに敷設すべく延出され、下面材9は第2収容部(図示せず)から下部ローラ7a−7cに敷設すべく延出されている。
上部ローラ5b、5cが上面材8に摩擦接触した状態で回転し、かつ下部ローラ7b、7cが下面材9に摩擦接触した状態で回転する時、上面材8および下面材9が第1収容部および第2収容部からそれぞれ繰り出されて搬出方向Tに連続移動するようになっている。
上部ローラ5a−5cおよび下部ローラ7a−7cは、双方とも可撓性の合成ゴムなどの弾性部材により形成されており、上面材8および下面材9に対して所定の摩擦係数を有するとともに、径方向に沿って拡縮変形自在となっている。
下面材9は枠体2と一緒になって備品供給部3の右側に隣接する第1位置9Aと、備品供給部3から右側に離れて第1位置9Aを越えた第2位置9Bとを通過して搬出部9Eに至るように構成されている。
上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cの回転駆動に伴って、枠体2を第1位置9Aから第2位置9Bに搬送し、第2位置9Bで枠体2を上面材8と下面材9との間に位置させる。この時、上面材8と枠体2の上面開口部2aとの間には、2mmから4mm程度の僅かな微小隙間Fが生じるように設定している。
上面材8および下面材9は、ステンレス鋼材や軟鋼などの金属帯板あるいは合成樹脂材製の樹脂帯板として形成されている。上面材8および下面材9の各幅寸法Yは、枠体2の縦幅寸法Mに等しくなるように設定されている。
なお、上面材8および下面材9については、金属帯板や樹脂帯板の代りに、引張強度が大きく堅牢な紙材から形成してもよい。
備品供給部3からの枠体2が第1位置9Aに供給搬送された時、サンドイッチパネルの製造方法に基づいてミキシングヘッド10が作動する。このため、ミキシングヘッド10が発泡原液組成物Rを上面開口部2aから枠体2に吐出し、発泡性合成樹脂材S(例えば、ポリウレタンフォーム)として枠体2に所定量だけ注入供給して充填する。充填時間をリングカウンター(図示せず)の計時動作により終了して、発泡性合成樹脂材Sの枠体2に対する充填を終える。
発泡性合成樹脂材Sとしては、ポリウレタンフォームの他にフェノール系発泡性樹脂材でもよく、発泡剤としては一例としてペンタンを用いてもよい。
下面材9の下方には、載置台11が配置されており、第2位置9Bで下面材9の裏側に摺接する平坦な頭部11aを備えている。載置台11は設置面Gに設置する四本の脚部11bを備えている。
載置台11に対応する上方位置には、平坦な下面部を有する押圧板12が上面材8の上表面に摺接可能に設けられ、上面材8を一時的に押圧するように駆動される。
上面材8の駆動には、エアシリンダ13が駆動部として用いられる。エアシリンダ13には、上下動可能なロッド13aが設けられており、ロッド13aの先端部13bを溶接などの取付手段により押圧板12の中央部に連結固定している。駆動部としては、エアシリンダ13に代わって、油圧シリンダやジャッキなどの押圧装置を適用してもよい。
発泡性合成樹脂材Sを充填した枠体2が第1位置9Aから第2位置9Bに搬送された時(図1の矢印Q参照)、制御部14が働き、電動機5m、7mへの通電を止めてエアシリンダ13を駆動させる。
エアシリンダ13の駆動により、押圧接着工程で、ロッド13aが押し出されて押圧板12を下方に所定時間だけ加圧する。
すなわち、枠体2が第2位置9Bに搬送された時、制御部14により電動機5m、7mへの通電を止めて、ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cの回転駆動を一時的に停止する。この一時停止時に、押圧板12が平坦な上面材8に面接触状態で当接して上面材8を押し下げる。このため、押圧板12が微小隙間Fを介して上面材8を下方に移動させ、枠体2内の発泡性合成樹脂材Sに押圧させる。
これに伴い、押圧板12と載置台11との間に、上面材8、枠体2および下面材9の三者を配して挟圧する。これにより、上面材8が上面開口部2aに強固に接着するとともに、下面材9が下面開口部2bに強固に接着する。
クロック計時動作により所定時間が経過して押圧接着工程が終了する。押圧接着工程の終了を制御部14が検知し、エアシリンダ13のロッド13aを上方に引き込み、押圧板12を引き上げ、微小隙間Fが生じる元の位置に戻す。これと同時に、電動機5m、7mへの再通電を開始して上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cを回転駆動する。
押圧接着工程に続く回転駆動工程では、上部ローラ5b、5cは、上面材8の上表面に摩擦接触しながら回転し、下部ローラ7b、7cは、下面材9の裏面に摩擦接触しながら回転する。
このため、上面材8および下面材9には、牽引力による引張力J1、J2が働き、上面材8および下面材9を接着した枠体2は、上面材8および下面材9から横方向の押出力Wを受けるため、パネル形成体2Aとして第2位置9Bから搬出部9Eを介して外部に押し出されるようにして搬送される(搬出工程)。
搬出工程に続く切断工程では、図2(a)に示す切断部19が設置され、一対の横型ロータリーカッター17、18が図示前後方向に移動可能に設けられている。
横型ロータリーカッター17、18は、駆動軸19Aに沿って枠体2の横幅寸法Nに相当する間隔で図示左右に配列されている。
横型ロータリーカッター17、18を回転駆動して図示前後に往復移動させる(図2(a)の矢印U参照)。
これにより、枠体2の外周縁部(縦稜部)から左右にはみ出る下面材9および上面材8の余分な余剰辺部を枠体2の外周縁部(縦稜部)に沿って切除する。
この際、図2(b)に示すように、下面材9からは、下面開口部2bと同一寸法の下面板9Cが形成され、上面材8からは、上面開口部2aと同一寸法の上面板8Cが形成される。
下面板9Cは、枠体2の下面開口部2bにぴったり係着して気密に閉塞し、上面板8Cは、枠体2の上面開口部2aにぴったり係着して気密に閉塞して、単体のサンドイッチパネル2Cを構成する。
なお、下面材9は、予め枠体2の縦幅寸法Mおよび横幅寸法Nよりも大きく設定しておき、図3(a)に示すように、下面開口部2bの周囲に枠体の高さ寸法Hだけはみ出す糊代辺部7Bを延出形成し、上方に直角に曲げて枠体2の横桟7dおよび縦桟7eに密着させてもよい。
また、枠体2には、発泡性合成樹脂材Sの充填に先立って、網材などの編組体、繊維材(グラスクロス、グラスマット、グラスウール、カーボンファイバー、フェルト)などのを補強材Vとして個別にあるいは適宜に組み合わせて敷設しておき、発泡性合成樹脂材Sの充填時に補強材Vを発泡性合成樹脂材Sと均等に混合させてもよい(図3(b)参照)。他の変形例として、枠体2には、補強材Vと別途、あるいは一緒に柔軟材あるいは耐火用の難燃材や不燃材を敷設しておいてもよい。
〔実施例1の効果〕
実施例1におけるパネル形成体2Aは、上面材8および下面材9を枠体2内の発泡性合成樹脂材Sに接着させている。
この時点で、切断部19を用いて、パネル形成体2Aからはみ出した余分な余剰辺部を枠体2の外周縁部に沿って切断する。これにより、枠体2に対する上面材8や下面材9の結合が隙間なく密接で強固となり、サンドイッチパネル2C全体の剛性を強化するとともに、その全体が流線形に統一されて外観の見栄えが向上する。
上面材8および下面材9は、上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cの回転により牽引されているので、引張力J1、J2を受けている。このため、上面材8および下面材9が弛むことなくピーンと引っ張られ、全域にわたって凹凸のない面一の平坦面を形成し、枠体2の上面開口部2aおよび下面開口部2bにそれぞれぴったりと隙間なく密着する。この密着構造により、枠体2の内外からの熱の流出入を防いでパネル形成体2Aの良好な断熱性を保持することを可能とする。
枠体2、上面材8および下面材9は、上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cから牽引力を受けながら外部に押し出されて搬送される一連の過程でパネル形成体2Aとして製作される。このため、パネル形成体2Aの製作が円滑で短時間に行われるようになって生産性の向上に寄与する。
押圧板12を上面材8に加圧するので、上面材8を介して枠体2内の発泡性合成樹脂材Sを押圧することができる。このため、上面材8および下面材9を枠体2の上面開口部2aおよび下面開口部2bにそれぞれ容易かつ迅速に接着させることが可能となり生産性の向上に資する。
また、上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cから成る牽引駆動機構5Aは、ダブルコンベア式のものに比較して、構造が単純となり、サンドイッチパネルの製造設備1全体の簡素化を実現させ、併せて価格の低減化に寄与することができる。
上面材8および下面材9をそれぞれ金属板、合成樹脂製板あるいは引張強度が大きく堅牢な紙材から形成しているので、上面材9および下面材7が耐候性に優れ、建物の壁材などの建材として適する。
パネル形成体2Aからサンドイッチパネル2Cに整えるために切断部19を用いた。このため、パネル形成体2Aに連続して、単体のサンドイッチパネル2Cを作製する一貫生産体制が確立可能となる。
サンドイッチパネル2Cを組み合わせて建物の壁材とした場合、寸法精度が高いので、相手部材に対して優れた密閉性を示す。このため、生産工場などでサンドイッチパネル2Cを用いて塵埃を遮蔽するクリーンルームを構築するのに適する。
ダブルコンベア式(スラット型)のものとは異なり、上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cからなる牽引駆動機構5Aは、構造が簡素で簡易な機構となって安価である。
上部ローラ5b、5cおよび下部ローラ7b、7cは、上面材8および下面材9とともに枠体2を挿入搬送できるだけの簡易な構造でよく、コストの節減に寄与する。枠体2を上面材8と下面材9との間に挟持させているので、枠体2が軽量な場合でも、上面材8や下面材9に対して滑ることがない。
押圧接着工程では、上部ローラ5および下部ローラ7の回転を止めて、枠体2を第2位置9Bに一時停止させている。このため、枠体2の停止時間内で、カッターを用いて下面材9および上面材8の余剰辺部を枠体2の外周縁部(縦稜部)に沿って切除することができる。下面材9および上面材8を切除できるように、予め押圧板12の横幅寸法D1および載置台11の横幅寸法D2の双方を枠体2の横幅寸法Nに等しく設定している。この場合には、切断部19を有する切断工程を省くことができる。
枠体2をサンドイッチパネルの構成要素としているので、サイドシールチェーンが不要になり、高さ寸法(厚み寸法)の異なる枠体に対しては、上部ローラ5b、5cと下部ローラ7b、7cとの間の垂直距離Kを長短調節することにより適切に対応することができる。
発泡性合成樹脂材Sの発泡が完了するまでの時間(ライズタイム)内に第1位置9Aから第2位置9Bに搬送する必要がある。
この条件のもとで、ミキシングヘッド10による発泡原液組成物Rの注入速度を大きくして、注入完了時間を短くすることにより、牽引駆動機構5Aを搬出方向Tに短くすることができる。
枠体2に対する発泡性合成樹脂材Sの注入充填時、充填時間は10秒程度と短く、静置・熟成時間は2分−8分と長いため、複数台のサンドイッチパネル製造設備1を並列に配置し、同時に並行して運転することができる。
この際、ミキシングヘッド10は、上面材8と下面材9とを横切る方向に移動可能に配置し、発泡性合成樹脂材Sを各台の製造設備1の枠体2に順次交替で注入充填するように設定される。各台に種類、厚みおよび大きさの異なる上面材8および下面材9を適用することができるため、規格の異なる多様なサンドイッチパネル2Cの並行生産が可能となる。
第1位置9Aの下面材9にセットした枠体2に発泡性合成樹脂材Sを注入充填する方式のため、曲面を成す枠体2であっても発泡性合成樹脂材Sの注入が可能になり、曲面状に湾曲するサンドイッチパネルを製作することもできる。
複数の枠体2を搬出方向Tに隣接させて連接枠体として連続的に並べ、この状態で各枠体2内に発泡性合成樹脂材Sを順に注入充填して上面材8および下面材9を連接枠体に接着させることにより、細長なサンドイッチパネルを作製することができる。この場合、隣接する枠体2同士の間には、両者を固着するための接着剤を塗布しておいてもよい。
〔実施例2の構成〕
図4は本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、下部ローラ7a−7cの代りに、駆動ローラ20と無端ベルト21とから成るベルトコンベア機構23を設けたことである。
ベルトコンベア機構23は、矩形を成す無端ベルト21と無端ベルト21の四隅に設けた駆動ローラ20を有する。駆動ローラ20は、制御部14に基づいて通電・無通電される駆動モータ24により回転駆動されるようになっている。駆動モータ24に対する通電・無通電は、実施例1の下部ローラ7b、7cに対する駆動タイミングと同様である。
帯状の下面材9は、無端ベルト21の上面部21a上に延出状態に載置され、ベルトコンベア機構23の駆動に伴って、搬出方向Tに連続的に移動して供給されるように敷かれている。制御部14により押圧板12が駆動された時、押圧板21と載置台11の頭部11aとの間に、上面材8、枠体2、下面材9および無端ベルト21の上面部21aを挟んで押圧する。これにより、上面材8を上面開口部2aに接着するとともに、下面材9を下面開口部2bに接着する(押圧接着工程)。
押圧接着工程に続く回転駆動工程で、上部ローラ5b、5cを上面材8に摩擦接触しながら回転駆動させるとともに、無端ベルト21の上面部21aを下面材9に摩擦接触しながら駆動させる。
これにより、搬出工程に移行し、上面材8および下面材9が搬出部9Eの方向に牽引される。これと同時に、上面材8および下面材9を接着した枠体2が押し出されてパネル形成体2Cとして第2位置9Bから搬出部9Eを介して外部に搬送される。
実施例2では、上面材8が牽引されて枠体2を搬送する時、上面材8に対して上部ローラ5b、5cからの引張力J1が働き、下面材9に対しては無端ベルト21の駆動による送出力Pが働く。この際、上部ローラ5b、5cによる引張力J1が送出力Pにより減殺されるため、上面材8および下面材9に働く引張力が緩和される。このため、実施例2では、とりわけ上面材8および下面材9が引張強度の小さい紙材などにより形成されている場合に適する。
〔実施例3の構成〕
図5は本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例2と異なるところは、開口型の枠体2に代わって下面が閉塞された底付き枠体30を設けたことである。このため、実施例3では、下面材9が省略され、上面開口部2aに接着する上面材8だけを設けている。底付き枠体30は、上面を上面開口部30aとし下面を底部30cとしている。
この場合、枠体2は底部2cを無端ベルト21の上面部21aに載置されている。
押圧接着工程では、制御部14により押圧板12が駆動された時、押圧板12と載置台11の頭部11aとの間に、上面材8、底付き枠体30および無端ベルト21の上面部21aを挟んで押圧することにより、上面材8を底付き枠体30の上面開口部30aに接着する。
押圧接着工程に続く回転駆動工程で、上部ローラ5b、5cを上面材8に摩擦接触しながら回転させることにより、上面材8が搬出部9Eの方向に牽引される。ベルトコンベア機構23を駆動させることにより、底付き枠体30が無端ベルト21の上面部21aに引きずられる。これにより、上面材8を接着した底付き枠体30が搬出方向Tに押し出されてパネル形成体30Aとして第2位置9Bから搬出部9Eを介して外部に搬送される(搬出工程)。
実施例3では、底付き枠体30は底部30cを無端ベルト21の上面部21aに摩擦接触しながら引きずられ、上面材8は、上部ローラ5b、5cの回転により牽引されている。このため、上面材8は引張力J1を受け、上面材8が弛むことなくピーンと引っ張られて凹凸のない面一の平坦面を形成し、底付き枠体30の上面開口部30aにぴったりと隙間なく密着する。この密着構造により、底付き枠体30の内外からの熱の流出入を防いでパネル形成体30Aの良好な断熱性を保持することを可能とする。
底付き枠体30および上面材8は、上部ローラ5b、5cおよび無端ベルト21から牽引力を受けながら外部に押し出されて搬送される一連の過程でパネル形成体30Aとして製作される。このため、パネル形成体30Aの製作が円滑で短時間に行われるようになり、生産性の向上に寄与できるものである。
なお、実施例3における底付き枠体30は、実施例1の枠体3と同様の縦幅寸法M、横幅寸法Nおよび高さ寸法Hを有するように設定した。
〔実施例4の構成〕
図6(a)は本発明の実施例4を示す。実施例4が実施例1と異なるところは、発泡性合成樹脂材Sの充填に先立って、枠体2の内部に開口型の小枠体31を設けたことである。小枠体31の内部は、内外と連通する開口部31aとしている。発泡性合成樹脂材Sは、小枠体31を除く枠体2内に注入充填される。
実施例4では、小枠体31が発泡性合成樹脂材Sの充填を受けず中空体のままのため、家屋の窓部や浴槽の蓋体として使用することができて便利である。
〔実施例5の構成〕
図6(b)は本発明の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、発泡性合成樹脂材Sの充填に先立って、内部に電線を通すために配線パイプ33を枠体2内に設けたことである。
実施例5では、サンドイッチパネルを家屋に建材に使用した場合、電気工事などで家屋に電気配線を施工する際に、電線を配線パイプ33の内部に配索することができる便宜が得られる。
実施例5の配線パイプ33は十字形に配置されているが、一例として示したに過ぎず、配線パイプ33の配置形態は必要に応じて種々変更することができる。
〔実施例6の構成〕
図7は本発明の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、発泡性合成樹脂材Sの充填に先立って、枠体2の内部に熱媒体が流れる蛇行状の暖房用パイプ32を設けたことである。枠体2の縦桟部2sには、暖房用パイプ32の流入口32aおよび流出口32bを設けている。
実施例6では、サンドイッチパネルを家屋の床に組み付けて床暖房として使用することができる。
〔実施例7の構成〕
図8は本発明の実施例7を示す。実施例7が実施例1と異なるところは、枠体2の上下の両面端部に切欠き部と拡張溝36、37を形成したことである。
枠体2の横幅寸法N方向に対向する板桟2e、2fの上端面および下端面は、上面材8および下面材9の厚みに相当する量だけそれぞれ切削された切欠き部34、35を有する(図8(c)参照)。
枠体2の縦幅寸法M方向に対向する板桟2g、2hの上端面および下端面には、切欠き部34、35の深さ寸法で段差状の拡張溝36、37が枠体2の横幅寸法N方向に沿って形成されている(図8(a)、(b)参照)。
拡張溝36、37には、切欠き部34、35を介して上面材8の長手方向の両側端部および下面材9の長手方向の両側端部がそれぞれ嵌め込められる。
この構成では、枠体2の上面開口部2aには、上面部の拡張溝36および切欠き部34が位置し、枠体2の下面開口部2bには、下面部の拡張溝37および切欠き部35が位置する。
実施例7では、上面材8および下面材9が枠体2の縦幅寸法M方向に沿う切欠き部34、35および横幅寸法N方向に沿う拡張溝36、37に嵌め込まれる。
このため、搬送時に上面材8および下面材9の位置ずれが生じず、枠体2に対する上面材8および下面材9の正確な取付け状態が保たれる。枠体2に対して上面材8および下面材9は、凹凸のない面一の平坦面を形成し、堅牢で見栄えのよい高品質のサンドイッチパネル2Kを製作することができる(図8(b)参照)。
なお、枠体2の板桟2e、2fの下端面には切欠き部35を形成せず、かつ板桟2g、2hの下端面には拡張溝37を設けなくてもよい。すなわち、枠体2の下面開口部2b には、切欠き部35および拡張溝37は形成しなくてもよい。
〔実施例8の構成〕
図9(a)は本発明の実施例8を示す。実施例8が実施例1と異なるところは、発泡性合成樹脂材Sの充填に先立って、枠体2の内部に複数の剛性ブロック体38−40を配置したことである。
実施例8でサンドイッチパネルを家屋の建材に使家屋の壁材に適用した場合、剛性ブロック体38−40に対して把手などの機能部材(図示せず)を締付ボルトや螺子(図示せず)などを用いて強固に取り付けることができる。
〔実施例9の構成〕
図9(b)は本発明の実施例9を示す。実施例9が実施例1と異なるところは、発泡性合成樹脂材Sの充填に先立って、枠体2の内部に対角線に沿って梁状の斜交い42を設けたことである。
実施例9では、斜交い42が枠外2を補強するので、剛性に富むサンドイッチパネルを製作することができる。
(変形例)
(a)枠体2は矩形に限らず、形態のバリエーションとして三角形、五角形、六角形、菱形、円形、楕円形あるいは星型を適用してもよい。
(b)単体のサンドイッチパネル2Cの使用対象として建物の建材に適用したが、一般の壁材、断熱壁、机の天板、ドアパネル、配管・配線埋め込み式の壁パネル、あるいは船舶の壁材や舷雌型に張り付けて船舶の胴体や竜骨として作製してもよい。
(c)上面材8および下面材9の材料としては、ステンレス鋼や軟鋼はもとより、銅、アルミニウム、鉄、錫、亜鉛あるいはニッケル合金などの金属材料を用いてもよい。
本発明のサンドイッチパネルの製造設備およびその製造方法では、枠体に対する上面材や下面材の結合が密接で強固となり、全体の剛性を強化するとともに外観の見栄えが向上し、熱の流出入を防いでパネル形成体の良好な断熱性を保持し、しかもパネル形成体に対する生産性の向上に寄与できる。このため、サンドイッチパネルの合理的な製造設備に着目して需要が増大し、関連部品などの流通を介して化学・機械業界への適用が可能となる。
1 サンドイッチパネルの製造設備
2 枠体
2A、30A パネル形成体
2C、2K サンドイッチパネル
2a 上面開口部
2b 下面開口部
3 備品供給部
5b、5c 上部ローラ
7b、7c 下部ローラ
8 上面材
9 下面材
9A 第1位置
9B 第2位置
9E 搬出部
10 ミキシングヘッド
11 載置台
11a 頭部
12 押圧板
14 制御部
19 切断部
20 駆動ローラ
21 無端ベルト
21a 無端ベルトの上面部
23 ベルトコンベア機構
30 底付き枠体
30a 底付き枠体の上面開口部
30c 底付き枠体の底面部
31 小枠体
32 暖房用パイプ
33 配線パイプ
34、35 切欠き部
36、37 拡張溝
R 発泡源液組成物
S 発泡合成樹脂材
F 上面材と枠体との間の隙間
K 上部ローラと下部ローラとの間の垂直距離
H 枠体の高さ寸法
J1、J2 引張力
M 枠体の縦幅寸法
N 枠体の横幅寸法
T 枠体の搬出方向
V 補強材
W 押出力

Claims (12)

  1. 上面開口部および下面開口部をそれぞれ有する環状の枠体を予め収容しておく備品供給部と、
    前記備品供給部の反対側に配置された搬出部に回転駆動可能に設けられた上部ローラと、
    前記上部ローラから所定の垂直距離だけ下方に対応して並列配置されて回転駆動可能に設けられた下部ローラと、
    前記上部ローラの下面部に摩擦接触する状態で延出し、前記上部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれた帯状の上面材と、
    前記下部ローラの上面部に摩擦接触する状態で延出し、前記下部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれた帯状の下面材と、
    前記下面材は前記枠体と一緒になって、前記備品供給部に隣接する第1位置と前記備品供給部から離れて前記第1位置を越えて前記搬出部側に近接する第2位置とを通過するように設定されており、前記上部ローラおよび前記下部ローラの回転駆動に伴って、前記第1位置から前記第2位置に搬送された前記枠体を前記第2位置で前記上面材と前記下面材との間に配するようになっていることと、
    前記備品供給部からの前記枠体が前記第1位置に供給搬送された時、前記枠体に発泡性合成樹脂材を所定量だけ供給して充填するミキシングヘッドと、
    前記下面材の下方に配置され、前記第2位置で前記下面材に摺接する頭部を有する載置台と、
    前記載置台に対応する上方位置で、前記上面材の上表面に摺接可能に設けられ、前記上面材を一時的に押圧するように上下動可能に設定した押圧板と、
    前記発泡性合成樹脂材を充填した前記枠体が前記第2位置に搬送された時、前記上部ローラおよび前記下部ローラの回転を一時的に停止し、前記押圧板を駆動して前記上面材を介して前記枠体内の前記発泡性合成樹脂材に所定時間だけ押圧させる制御部とを備え、
    前記制御部により前記押圧板が駆動された時、前記押圧板と前記載置台の前記頭部との間に、前記上面材、前記枠体および前記下面材を挟んで押圧することにより、前記上面材を前記上面開口部に接着するとともに、前記下面材を前記下面開口部に接着し、
    前記枠体に対する押圧接着に続いて前記上部ローラを前記上面材に摩擦接触しながら回転させるとともに、前記下部ローラを前記下面材に摩擦接触しながら回転させることにより、前記上面材および前記下面材が前記搬出部の方向に牽引されるともに、前記上面材および前記下面材を接着した前記枠体が押し出されてパネル形成体として前記第2位置から前記搬出部を介して外部に搬送されることを特徴とするサンドイッチパネルの製造設備。
  2. 上面開口部および下面開口部をそれぞれ有する環状の枠体を予め収容しておく備品供給部と、
    前記備品供給部の反対側に配置された搬出部に回転駆動可能に設けられた上部ローラと、
    前記上部ローラから所定の距離だけ下方に配置されて、駆動ローラおよび無端ベルトから構成されたベルトコンベア機構と、
    前記上部ローラの下面部に摩擦接触する状態で延出し、前記上部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれた帯状の上面材と、
    前記無端ベルト上に延出状態に載置され、前記ベルトコンベア機構の駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれた帯状の下面材と、
    前記下面材は前記枠体と一緒になって、前記備品供給部に隣接する第1位置と前記備品供給部から離れて前記第1位置を越えて前記搬出部側に近接する第2位置とを通過するように設定されており、前記上部ローラの回転駆動および前記ベルトコンベア機構の駆動に伴って、前記第1位置から前記第2位置に牽引搬送された前記枠体を前記第2位置で前記上面材と前記下面材との間に配するようになっていることと、
    前記備品供給部からの前記枠体が前記第1位置に供給搬送された時、前記枠体に発泡性合成樹脂材を所定量だけ供給して充填するミキシングヘッドと、
    前記下面材の下方に配置され、前記第2位置で前記下面材に摺接する頭部を有する載置台と、
    前記載置台に対応する上方位置で、前記上面材の上表面に摺接可能に設けられ、前記上面材を一時的に押圧するように上下動可能に設定した押圧板と、
    前記発泡性合成樹脂材を充填した前記枠体が前記第2位置に搬送された時、前記上部ローラおよび前記ベルトコンベア機構の駆動を一時的に停止し、前記押圧板を駆動して前記上面材を介して前記枠体内の前記発泡性合成樹脂材に所定時間だけ押圧させる制御部とを備え、
    前記制御部により前記押圧板が駆動された時、前記押圧板と前記載置台の前記頭部との間に、前記上面材、前記枠体、前記下面材および前記無端ベルトの上面部を挟んで押圧することにより、前記上面材を前記上面開口部に接着するとともに、前記下面材を前記下面開口部に接着し、
    前記枠体に対する押圧接着に続いて前記上部ローラを前記上面材に摩擦接触しながら回転させるとともに、前記ベルトコンベア機構を前記下面材に摩擦接触しながら駆動させることにより、前記上面材および前記下面材が前記搬出部の方向に牽引されるともに、前記上面材および前記下面材を接着した前記枠体が押し出されてパネル形成体として前記第2位置から前記搬出部を介して外部に搬送されることを特徴とするサンドイッチパネルの製造設備。
  3. 上面が開口部して下面が閉塞した底付き枠体を予め収容しておく備品供給部と、
    前記備品供給部の反対側に配置された搬出部に回転駆動可能に設けられた上部ローラと、
    前記上部ローラから所定の距離だけ下方に配置されて、駆動ローラおよび無端ベルトから構成されたベルトコンベア機構と、
    前記上部ローラの下面部に摩擦接触する状態で延出し、前記上部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれた帯状の上面材と、
    前記ベルトコンベア機構は、前記備品供給部に隣接する第1位置と前記備品供給部から離れて前記第1位置を越えて前記搬出部側に近接する第2位置とを有し、前記上部ローラの回転駆動および前記ベルトコンベア機構の駆動に伴って、前記第1位置から前記第2位置に牽引搬送された前記底付き枠体を前記第2位置で前記上面材と前記無端ベルトとの間に配するようになっていることと、
    前記備品供給部からの前記底付き枠体が前記第1位置に供給搬送された時、前記底付き底付き枠体に発泡性合成樹脂材を所定量だけ供給して充填するミキシングヘッドと、
    前記無端ベルトの内部に配置され、前記第2位置で前記無端ベルトの上面部の裏側に摺接する頭部を有する載置台と、
    前記載置台に対応する上方位置で、前記上面材の上表面に摺接可能に設けられ、前記上面材を一時的に押圧するように上下動可能に設定した押圧板と、
    前記発泡性合成樹脂材を充填した前記底付き枠体が前記第2位置に搬送された時、前記上部ローラおよび前記ベルトコンベア機構の駆動を一時的に停止し、前記押圧板を駆動して前記上面材を介して前記底付き枠体内の前記発泡性合成樹脂材に所定時間だけ押圧させる制御部とを備え、
    前記制御部により前記押圧板が駆動された時、前記押圧板と前記載置台の前記頭部との間に、前記上面材、前記底付き枠体および前記無端ベルトを挟んで押圧することにより、前記上面材を前記底付き枠体の前記上面開口部に接着し、
    前記底付き枠体に対する押圧接着に続いて前記上部ローラを前記上面材に摩擦接触しながら回転させるとともに、前記ベルトコンベア機構を駆動させることにより、前記上面材が前記搬出部の方向に牽引されるとともに、前記上面材を接着した前記底付き枠体が押し出されてパネル形成体として前記第2位置から前記搬出部を介して外部に搬送されることを特徴とするサンドイッチパネルの製造設備。
  4. 上面開口部および下面開口部をそれぞれ有する環状の枠体を予め収容しておく備品供給部と、前記備品供給部の反対側に配置された搬出部に回転駆動可能に設けられた上部ローラと、前記上部ローラから所定の垂直距離だけ下方に対応して並列配置されて回転駆動可能に設けられた下部ローラと、前記上部ローラの下面部に摩擦接触する状態で延出し、前記上部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれた帯状の上面材と、前記下部ローラの上面部に摩擦接触する状態で延出し、前記下部ローラの回転駆動に伴って、連続的に移動して供給されるように敷かれた帯状の下面材とを有し、
    前記下面材は前記枠体と一緒になって、前記備品供給部に隣接する第1位置と前記備品供給部から離れて前記第1位置を越えて前記搬出部側に近接する第2位置とを通過するように設定されており、前記上部ローラおよび前記下部ローラの回転駆動に伴って、前記第1位置から前記第2位置に搬送された前記枠体を前記第2位置で前記上面材と前記下面材との間に配するように設定されており、前記備品供給部からの前記枠体が前記第1位置に供給搬送された時、前記枠体に発泡性合成樹脂材を所定量だけ供給して充填するミキシングヘッドと、前記下面材の下方に配置され、前記第2位置で前記下面材に摺接する頭部を有する載置台と、前記載置台に対応する上方位置で、前記上面材の上表面に摺接可能に設けられ、前記上面材を一時的に押圧するように上下動可能に設定した押圧板と、前記発泡性合成樹脂材を充填した前記枠体が前記第2位置に搬送された時、前記上部ローラおよび前記下部ローラの回転を一時的に停止し、前記押圧板を駆動して前記上面材を介して前記枠体内の前記発泡性合成樹脂材に所定時間だけ押圧させる制御部とを備えたサンドイッチパネルの製造方法において、
    前記制御部により前記押圧板が駆動された時、前記押圧板と前記載置台の前記頭部との間に、前記上面材、前記枠体および前記下面材を挟んで押圧することにより、前記上面材を前記上面開口部に接着するとともに、前記下面材を前記下面開口部に接着する押圧接着工程と、
    前記枠体に対する押圧接着に続いて前記上部ローラを前記上面材に摩擦接触しながら回転させるとともに、前記下部ローラを前記下面材に摩擦接触しながら回転させる回転駆動工程と、
    前記回転駆動工程により、前記上面材および前記下面材が前記搬出部の方向に牽引されるともに、前記上面材および前記下面材を接着した前記枠体が押し出されてパネル形成体として前記第2位置から前記搬出部を介して外部に搬送される搬出工程とを具備することを特徴とするサンドイッチパネルの製造方法。
  5. 前記パネル形成体における前記上面材および前記下面材の前記枠体からはみ出た余分な部分を切除して単体のサンドイッチパネルを構成するための切断部を備えることを特徴とする請求1または請求2に記載のサンドイッチパネルの製造設備。
  6. 前記上面材および前記下面材は、合成樹脂板、金属板あるいは紙材から形成されていることを特徴とする請求1または請求2に記載のサンドイッチパネルの製造設備。
  7. 前記枠体には、前記発泡性合成樹脂材の充填に先立って、前記発泡性合成樹脂材のための補強材を設けていることを特徴とする請求1または請求2に記載のサンドイッチパネルの製造設備。
  8. 前記枠体には、前記発泡性合成樹脂材の充填に先立って、内部を開口部とする小枠体を設けていることを特徴とする請求1または請求2に記載のサンドイッチパネルの製造設備。
  9. 前記枠体には、前記発泡性合成樹脂材の充填に先立って、内部に熱媒体が流れる暖房用パイプを設けていることを特徴とする請求1または請求2に記載のサンドイッチパネルの製造設備。
  10. 前記枠体には、前記発泡性合成樹脂材の充填に先立って、内部に電線を通すための配線パイプを設けていることを特徴とする請求1または請求2に記載のサンドイッチパネルの製造設備。
  11. 前記枠体の横幅寸法方向に対向する板桟の上端面は、前記上面材に厚みに相当する量だけ切削された切欠き部を有し、前記枠体の縦幅寸法方向に対向する板桟の上端面には、前記切欠き部を介して前記上面材の両側端部を嵌め込む段差状の拡張溝が横幅寸法方向に形成されていることを特徴とする請求4に記載のサンドイッチパネルの製造方法。
  12. 前記枠体の横幅寸法方向に対向する板桟の上端面および下端面は、前記上面材および前記下面材の厚みに相当する量だけそれぞれ切削された切欠き部を有し、前記枠体の縦幅寸法方向に対向する板桟の上端面および下端面には、前記切欠き部を介して前記上面材の長手方向の両側端部および前記下面材の長手方向の両側端部をそれぞれ嵌め込む段差状の拡張溝が前記枠体の横幅寸法方向に沿って形成されていることを特徴とする請求4に記載のサンドイッチパネルの製造方法。
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