JP2007023604A - 化粧板の施工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 施工が簡単且つ経済的であることからリフォームに最適であり、再度リフォームする際にも一旦施工した化粧板を簡単に取り剥がすことが可能な化粧板の施工方法を提供する。
【解決手段】 内装下地材12表面の化粧板10取付け面全長に亘って一条の両面粘着テープ14を貼着すると共に、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープ16を化粧板10の短辺幅より短い間隔Pにて互いに離間させ、且つ両面粘着テープ14に並行するように複数条貼着し、化粧板10の幅方向と両面粘着テープ14の長手方向とが一致するようにして両面粘着テープ14で内装下地材12の表面に化粧板10を仮止めし、然る後、化粧板10の表面側から熱あるいは高周波で誘導加熱接着テープ16を軟化させて内装下地材12の表面に化粧板10を圧着する。
【選択図】 図1
【解決手段】 内装下地材12表面の化粧板10取付け面全長に亘って一条の両面粘着テープ14を貼着すると共に、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープ16を化粧板10の短辺幅より短い間隔Pにて互いに離間させ、且つ両面粘着テープ14に並行するように複数条貼着し、化粧板10の幅方向と両面粘着テープ14の長手方向とが一致するようにして両面粘着テープ14で内装下地材12の表面に化粧板10を仮止めし、然る後、化粧板10の表面側から熱あるいは高周波で誘導加熱接着テープ16を軟化させて内装下地材12の表面に化粧板10を圧着する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、住宅等の建築物において、床面や壁面等の内装を形成する建築用の化粧板の施工方法に関し、特に住宅等のリフォームの際に好適な化粧板の施工方法に関する。
従来より、住宅のリフォームを行なう際に、壁のクロス貼り替えや下地材への化粧板の貼り替えなどの作業が行われているが、これらの作業は、やや手間を要するため、より簡便にクロスや化粧板の貼り替えができる施工方法が求められていた。
このようなニーズに応え、簡便なリフォームを実現する技術として、基材となる中密度繊維板(MDF)の表面に化粧材を貼着し、且つ裏面に防湿・防潤材を貼着した全体の厚みが0.7mm〜2.5mmの化粧パネルを、裏面に貼り付けた両面粘着テープあるいはこれに接着剤を併用して室内の壁面に取付ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
かかる技術によれば、化粧パネルが薄型であるため、軽量で取扱いが簡単であると共に、この化粧パネルの裏面に貼り付けた両面粘着テープあるいはこれと併用した接着剤により、室内壁面の古いクロスを剥がすなどせずに、そのまま古いクロスなどの上から貼り付けることができ、建物の室内壁面のリフォームを簡単に行なうことができる。
特開2002−194881号公報
しかしながら、上述の技術では、化粧パネルを壁面に固定する際、両面粘着テープあるいは両面粘着テープと接着剤とを併用して固定しているが、両面粘着テープだけで固定すると経時劣化により壁面から化粧パネルが剥がれる虞がある。一方、両面粘着テープに接着剤を併用した場合には化粧パネルと壁面との固着強度を向上させることはできるが、接着剤の硬化に時間を要するため施工に時間がかかり、また、再度リフォームすることを考えた場合、接着剤を介して壁面に固着した化粧板を当該壁面から剥がすのが困難になるという問題があった。
また、この技術では化粧パネルの基材として中密度繊維板を用いているが、不燃性が要求される箇所では使用することができないという問題もあった。
なお、上述の技術では化粧パネルの端部処理について明確にされていないが、一般に化粧パネル端部間の納めについては、目地部を突き付け施工するか、コーキング処理するか、ジョイナー等の部材を利用することが多い。ここで、突き付け施工では表面柄によって目地が目立つことがあり、コーキング処理やジョイナー等の部材はコスト高と手間が増える。そこで、化粧パネルの長辺側端部に相じゃくり構造を構成する実部を設ければ、施工が簡便かつ確実になる。しかしながら、上述の技術では化粧パネルの厚みが0.7mm〜2.5mmと薄いため十分な強度を有する実部の形成が困難であるという問題もあった。
それゆえに、本発明の主たる課題は、施工が簡単且つ経済的であることからリフォームに最適であり、再度リフォームする際にも一旦施工した化粧板を簡単に取り剥がすことが可能な化粧板の施工方法を提供することである。
請求項1に記載した発明は、内装下地材12の表面に化粧板10を取付ける化粧板10の施工方法であって、「内装下地材12表面における化粧板10取付け面の全長に亘って一条の両面粘着テープ14を貼着すると共に、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープ16を化粧板10の短辺幅より短い間隔Pにて互いに離間させ、且つ両面粘着テープ14に並行するように複数条貼着し、化粧板10の幅方向と両面粘着テープ14の長手方向とが一致するようにして両面粘着テープ14で内装下地材12の表面に化粧板10を仮止めし、然る後、化粧板10の表面側から熱あるいは高周波で誘導加熱接着テープ16を軟化させて内装下地材12の表面に化粧板10を圧着する」ことを特徴とする化粧板10の施工方法である。
この発明では、内装下地材12表面の化粧板10取付け面全長に亘って一条の両面粘着テープ14を貼着し、この両面粘着テープ14で化粧板10を仮止めするようにしているので、当該化粧板10の施工を一人の作業者による単独作業で行なう場合であっても、内装下地材12表面における化粧板10の位置決めや位置合わせを簡単に行なうことができる。
また、両面粘着テープ14で仮止めした化粧板10を内装下地材12に固定する際には、短冊状に断裁した誘導加熱接着テープ16を熱あるいは高周波で軟化させて圧着するだけでよく、しかもこの誘導加熱接着テープ16は、熱あるいは高周波を遠ざけると直ちに硬化するので、内装下地材12への化粧板10の固定を短時間で完了することができる。
さらに、内装下地材12に対して、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープ16を化粧板10の短辺幅より短い間隔Pにて互いに離間させ、且つ両面粘着テープ14に並行するように複数条貼着しているので、誘導加熱接着テープ16を無駄に使用することなく、必要最低限の誘導加熱接着テープ16で確実に化粧板10を固定することができる。
そして、化粧板10を固定した誘導加熱接着テープ16に再度熱や高周波を加えると、誘導加熱接着テープ16が軟化するので、内装下地材12に固定した化粧板10を簡単に取り剥がすことができる。このため、再リフォームも容易に行なうことができる。
また、本発明の化粧板10の施工方法では釘打ちを行なわないので、騒音が発生する心配はない。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の化粧板10の施工方法において、「化粧板10が、鉱物質繊維と無機質粉状体と熱硬化性樹脂結合剤とを必須成分とする不燃性の無機質板である」ことを特徴とするもので、これにより、化粧板10の「あばれ」や「反り」を防止することができると共に、当該化粧板10の施工方法を不燃性が要求される場所でも実施することができる。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載の化粧板10の施工方法において、「化粧板10には、対向する一対の長辺側端部の一方に上顎部10cが形成され、他方に上顎部10cと協働して相じゃくり構造を構成する下顎部10dが形成されると共に、少なくとも上顎部10cを巻き込むようにしてその表面に化粧シート10bが貼着されている」ことを特徴とするものである。
この発明では、互いに突き合わされる化粧板10の長辺側端部に相じゃくり構造を構成するようにしているので、施工が簡単であり且つ仕上がりもよいものとなる。
また、化粧板10を構成する無機繊維板として厚みが薄いものを使用した場合、上顎部10cおよび下顎部10dの厚みも薄くなる結果、当該上顎部10cおよび下顎部10dの強度が低下し、破損し易くなる。しかしながら、この発明では、当該化粧板10の表面に少なくとも上顎部10cを巻き込むようにして化粧シート10bを貼着しているので、当該部分(上顎部10cおよび下顎部10d)が十分な強度を持つように化粧シート10bで補強することができ、当該部分の破損を防止することができる。
本発明によれば、内装下地材表面の化粧板取付け面全長に亘って一条の両面粘着テープを貼着し、この両面粘着テープで化粧板を仮止めするようにしているので、内装下地材表面における化粧板の位置決めや位置合わせを簡単に行なうことができる。
また、短冊状に断裁した誘導加熱接着テープを熱あるいは高周波で軟化させて圧着することにより、内装下地材への化粧板の固定を短時間で完了することができる。
さらに、内装下地材に対して、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープを化粧板の短辺幅より短い間隔にて互いに離間させ、且つ両面粘着テープに並行するように複数条貼着しているので、確実且つ経済的に化粧板の固定を行なうことができる。
そして、化粧板を固定した誘導加熱接着テープに再度熱や高周波を加えると、誘導加熱接着テープが軟化して内装下地材に固定した化粧板を取り剥がすことができ、再リフォームも容易に行なうことができる。
したがって、施工が簡単且つ経済的であることからリフォームに最適であり、再度リフォームする際にも一旦施工した化粧板を簡単に取り剥がすことが可能な化粧板の施工方法を提供することができる。
以下、本発明の化粧板の施工方法を図面に従って詳述する。
図1は本発明の化粧板10の施工方法を示す工程図である。この図が示すように、本発明の化粧板10の施工方法では、まず内装下地材12における化粧板10取付け面の全幅(全長)に亘って一条の両面粘着テープ14を貼着すると共に、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープ16を化粧板10の短辺幅より短い間隔Pにて互いに離間させ、且つ両面粘着テープ14に並行するように複数条貼着する(図1(a)参照)。
ここで、化粧板10を取付ける内装下地材12は、合板,石膏ボード,コンクリートなど如何なる材料で形成されたものであってもよい。また、この内装下地材12の表面に取付けたクロスや化粧板を剥がしてから化粧板10を施工してもよいし、剥がさずにその上から施工してもよい。このように本発明の化粧板10の施工方法は、内装下地材12の材質やその表面の状態を特に問題としないため、リフォームに最適なものとなる。
また、内装下地材12に貼着する誘導加熱接着テープ16は、図2に示すように、発熱テープ16aと、この発熱テープ16aの両面に塗設されたホットメルト層16bと、内装下地材12に貼着する側の表面に設けられた仮止用粘着材層16cとで構成されている。
発熱テープ16aは、アルミニウム,鉄,銅などの金属をテープ状に成形した金属箔部材であり、交流磁界中に置かれた場合に、磁界変化に伴って渦電流が発生し、この渦電流に基づいて発生したジュール熱により少なくともホットメルト層16bを構成する樹脂の軟化点まで発熱するものである。
ホットメルト層16bは、エチレン共重合体エラストマー,スチレン系エラストマー,ポリアミド,ポリエステルなどを主成分とし、軟化点が70℃〜200℃の範囲にある市販のホットメルト樹脂(接着剤)によって構成された層である。
仮止用粘着材層16cは、アクリル系粘着材などの市販の粘着材によって構成された層であり、これにより誘導加熱接着テープ16を内装下地材12の表面に仮止めできるようになっている。なお、本実施例では、誘導加熱接着テープ16に仮止用粘着材層16cを設ける場合を示したが、このような仮止用粘着材層16cを設けずに、内装下地材12表面の誘導加熱接着テープ16取付け位置に別途仮止用粘着材を塗布して誘導加熱接着テープ16を仮止めするようにしてもよい。
また、本実施例では、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープ16を化粧板10の短辺幅より短い間隔Pにて互いに等間隔で離間させ、且つ両面粘着テープ14に並行するように複数条貼着している。このため、後述するように内装下地材12の表面に化粧板10を固定する際に、化粧板10はその幅方向(短辺方向)の少なくとも1箇所以上で、また、その長手方向(長辺方向)の複数箇所で誘導加熱接着テープ16によって固定されることになる。
続いて、上述のように内装下地材12表面に両面粘着テープ14と誘導加熱接着テープ16とを貼着した後、化粧板10の幅方向と両面粘着テープ14の長手方向とが一致するようにして化粧板10を位置決めし、両面粘着テープ14で内装下地材12の表面の所定位置に化粧板10を仮止めする(図1(b)参照)。
ここで、本発明で用いる化粧板10は、図3に示すように、基材10aと化粧シート10bとで構成されている。
基材10aは、ロックウール,スラグウールおよびグラスウールなどの鉱物質繊維と、炭酸カルシウム,マイクロシリカ,水酸化アルミニウムおよびスラグ粉などの無機質粉状体と,フェノール樹脂やメラミン樹脂などからなる熱硬化性樹脂結合剤とを必須成分とする不燃性の無機質板である。基材10aにこのような無機質板を用いることによって、化粧板10の「あばれ」や「反り」を防止することができると共に、当該化粧板10の施工方法を不燃性が要求される場所でも実施することができるようになる。
また、この基材10aの厚みhは特に限定されるものではないが、2mm〜6mm(とりわけ3mm前後)の範囲であることが好ましい。基材10aの厚みhが2mm未満の場合には、基材10aの強度が不足するようになり、逆に、6mmより大きい場合には、基材10aの重量が増加して取扱い性が悪くなるからである。また基材10aとしてこのような厚みhのものを用いることによって、カッターなどで簡単に切断して所定の形状に加工することも可能となる。
そして、この基材10aの対向する一対の長辺側端部の一方には上顎部10cが形成されており、他方には前記上顎部10cと協働して相じゃくり構造を構成する下顎部10dが形成されている。このように互いに突き合わされる化粧板10の長辺側端部に相じゃくり構造を構成するようにしているので、施工が簡単であり且つ仕上がりもよいものとなる。
化粧シート10bは、アクリル系樹脂含浸紙,コート紙,ポリオレフィンシートなどからなり、化粧板10の表面を装飾するシート状の部材である。この化粧シート10bは、上顎部10cを巻き込むようにして基材10aの表面に貼着されている。このようにすることで、上述のように厚みhが薄い化粧板10を使用し、その結果、上顎部10cおよび下顎部10dの強度が低下するような場合であっても、当該部分(上顎部10cおよび下顎部10d)が十分な強度を持つように化粧シート10bで補強することができ、当該部分の破損を防止することができる。
続いて、以上のように化粧板10を仮止めした後、化粧板10の表面側から、誘導加熱接着テープ16の位置に高周波誘導加熱装置18を当てて誘導加熱接着テープ16のホットメルト層16bの樹脂を軟化させ、内装下地材12表面に化粧板10を圧着する(図1(b)参照)。
ここで、高周波誘導加熱装置18とは、加熱コイルに高周波電流を供給して交流磁界を発生させる装置である。この高周波誘導加熱装置18を化粧板10の表面から誘導加熱接着テープ16の位置に当てて交流磁界を発生させると、交流磁界の磁力線が誘導加熱接着テープ16の発熱テープ16aを通過する際、電磁誘導によって発熱テープ16aに渦電流が生じ、この渦電流に基づくジュール熱で発熱テープ16aが発熱し、発熱テープ16aの両面に設けたホットメルト層16bの樹脂を加熱・軟化させる。このため、2〜3秒程度の短時間で化粧板10を内装下地材12の表面に固着させることができる。
そして、以上のように一の化粧板10の固定が完了すると、内装下地材12に固定した一の化粧板10の下顎部10dと他の化粧板10の上顎部10cとを突き合わせて他の化粧板10を位置決めし、上述した各工程を繰り返す(図1(c)参照)。このようにして順次化粧板10を取付けていくことによって、内装下地材12表面への化粧板10の取付施工が完了する。
本実施例によれば、内装下地材12表面の化粧板10取付け面全長に亘って一条の両面粘着テープ14を貼着し、この両面粘着テープ14で化粧板10を仮止めするようにしているので、当該化粧板10の施工を一人の作業者による単独作業で行なう場合であっても、内装下地材12表面における化粧板10の位置決めや位置合わせを簡単に行なうことができる。
また、両面粘着テープ14で仮止めした化粧板10を内装下地材12に固定する際には、短冊状に断裁した誘導加熱接着テープ16を高周波で軟化させて圧着するだけでよく、しかもこの誘導加熱接着テープ16は、高周波を遠ざけると直ちに硬化するので、内装下地材12への化粧板10の固定を短時間で完了することができる。
さらに、内装下地材12に対して、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープ16を化粧板10の短辺幅より短い間隔Pにて互いに離間させ、且つ両面粘着テープ14に並行するように複数条貼着しているので、誘導加熱接着テープ16を無駄に使用することなく、必要最低限の誘導加熱接着テープ16で確実に化粧板10を固定することができる。
そして、化粧板10を固定した誘導加熱接着テープ16に再度高周波を加えると、誘導加熱接着テープ16が軟化するので、内装下地材12に固定した化粧板10を簡単に取り剥がすことができる。このため、再リフォームも容易に行なうことができる。
また、本実施例の化粧板10の施工方法では釘打ちを行なわないので、騒音が発生する心配はない。
なお、上述の例では、誘導加熱接着テープ16の加熱に高周波誘導加熱装置18を用いる場合を示したが、例えばアイロンなどを用い、化粧板10を介して誘導加熱接着テープ16に直接的に熱を与えるようにしてもよい。つまり、短時間のうちに誘導加熱接着テープ16のホットメルト層16bの樹脂を軟化できる方法であれば、如何なる加熱方法であっても良い。
また、化粧板10に関し、図2では上顎部10cのみを巻き込むようにして基材10a表面に化粧シート10bを貼着する例を示したが、上顎部10cと同様に下顎部10dも化粧シート10bで巻き込むようにしてもよい。
また、上述の例では、隣接する化粧板10どうしを突き合わせる際、先に施工した化粧板10の下顎部10dに、新たに施工する化粧板10の上顎部10cを突き合わせる場合を示したが、先に施工した化粧板10の上顎部10cに、新たに施工する化粧板の下顎部10dを突き合わせるようにしてもよい。
さらに、上述の例では、化粧板10を水平方向に向けて順次施工する場合を示したが、当該化粧板10を垂直方向に向けて施工するようにしてもよい。なお、化粧板10を垂直方向に向けて施工する場合には、一条の両面粘着テープ14を内装下地材12の高さ方向全体(全長)に亘って貼着すると共に、誘導加熱接着テープ16もこの両面粘着テープ14に沿って貼着することとなる。
10…化粧板
10a…基材
10b…化粧シート
10c…上顎部
10d…下顎部
12…内装下地材
14…両面粘着テープ
16…誘導加熱接着テープ
16a…発熱テープ
16b…ホットメルト層
16c…仮止用粘着材層
18…高周波誘導加熱装置
10a…基材
10b…化粧シート
10c…上顎部
10d…下顎部
12…内装下地材
14…両面粘着テープ
16…誘導加熱接着テープ
16a…発熱テープ
16b…ホットメルト層
16c…仮止用粘着材層
18…高周波誘導加熱装置
Claims (3)
- 内装下地材の表面に化粧板を取付ける化粧板の施工方法であって、
内装下地材表面における化粧板取付け面の全長に亘って一条の両面粘着テープを貼着すると共に、短冊状に断裁した複数の誘導加熱接着テープを前記化粧板の短辺幅より短い間隔にて互いに離間させ、且つ前記両面粘着テープに並行するように複数条貼着し、
前記化粧板の幅方向と前記両面粘着テープの長手方向とが一致するようにして前記両面粘着テープで内装下地材の表面に前記化粧板を仮止めし、
然る後、前記化粧板の表面側から熱あるいは高周波で前記誘導加熱接着テープを軟化させて前記内装下地材の表面に化粧板を圧着することを特徴とする化粧板の施工方法。 - 前記化粧板が、鉱物質繊維と無機質粉状体と熱硬化性樹脂結合剤とを必須成分とする不燃性の無機質板であることを特徴とする請求項1に記載の化粧板の施工方法。
- 前記化粧板には、対向する一対の長辺側端部の一方に上顎部が形成され、他方に前記上顎部と協働して相じゃくり構造を構成する下顎部が形成されると共に、少なくとも前記上顎部を巻き込むようにしてその表面に化粧シートが貼着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の化粧板の施工方法。
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JP2011179260A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Sekisui House Ltd | タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び下地パネルのシーリング目地補修方法 |
JP2016148226A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 大和ライフネクスト株式会社 | 床材施工方法 |
JP2019206875A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 凸版印刷株式会社 | 壁紙の施工方法 |
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JP2019206875A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 凸版印刷株式会社 | 壁紙の施工方法 |
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