JP2011179260A - タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び下地パネルのシーリング目地補修方法 - Google Patents
タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び下地パネルのシーリング目地補修方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】下地パネル1の表面縁部に、導電性を有する薄帯体8を、下地パネル1の目地に沿って連続するように貼着しておく。この薄帯体8を含む下地パネル1の表面全体に熱可塑性を有する接着剤60を塗布して、下地パネル1の目地を跨ぐようにタイル7を貼着する。タイル7の表面側から電磁誘導加熱により薄帯体を加熱して、薄帯体の表面に塗布された接着剤60を軟化させることにより、下地パネル1の目地に干渉するタイル7だけを容易に剥ぎ取ることが可能になる。
【選択図】図5
Description
a:壁体等を構成する下地パネルの目地にシーリングを施す工程と、
b:前記下地パネルの表面縁部に、導電性を有する薄帯体を、下地パネルの目地に沿って連続するように貼着する工程と、
c:シーリングを施した下地パネルの目地をマスキングテープによって被覆する工程と、
d:前記a〜cの工程に続いて、前記薄帯体及びマスキングテープを含む下地パネルの表面全体に熱可塑性を有する接着剤を塗布する工程と、
e:前記dの工程に続いて、下地パネルの目地から前記マスキングテープを剥ぎ取る工程と、
f:前記eの工程に続いて、前記接着剤が塗布された前記薄帯体を含む下地パネルの表面に、下地パネルの目地を跨いでタイルを貼着する工程と、
を具備することを特徴とする。
s:タイルの表面側から電磁誘導加熱により、下地パネルの目地に沿って貼着された薄帯体を加熱して、該薄帯体の表面に塗布された接着剤を軟化させる工程と、
t:前記sの工程に続いて、下地パネルの目地に干渉する位置に貼設されているタイルを前記薄帯体から剥ぎ取り、下地パネルの目地を露出させる工程と、
u:前記tの工程に続いて、露出した下地パネルの目地に施されたシーリングを補修する工程と、
v:前記uの工程に続いて、補修した下地パネルの目地をマスキングテープによって被覆する工程と、
w:前記vの工程に続いて、前記薄帯体及びマスキングテープを含む下地パネルの露出箇所に接着剤を再塗布する工程と、
x:前記wの工程に続いて、下地パネルの目地から前記マスキングテープを剥ぎ取る工程と、
y:前記xの工程に続いて、前記接着剤が塗布された下地パネルの露出箇所に、下地パネルの目地を跨いでタイルを貼着する工程と、
を具備することを特徴とする。
5 シーリング材
60 接着剤
7 タイル
8 薄帯体
80 薄帯体
9 マスキングテープ
10 電磁誘導加熱装置
Claims (9)
- 壁体等を構成する下地パネルの目地にシーリングを施し、該下地パネルの表面に前記目地を跨ぐようにタイルを貼着して壁体等を仕上げるタイル貼着構造において、
前記下地パネルの表面縁部に、導電性を有する薄帯体が、下地パネルの目地に沿って連続するように貼着され、
前記薄帯体を含む下地パネルの表面全体に熱可塑性を有する接着剤が塗布され、
該接着剤を介して、前記薄帯体を含む下地パネルの表面に、下地パネルの目地を跨いでタイルが貼着されたことを特徴とするタイル貼着構造。 - 請求項1に記載のタイル貼着構造において、
下地パネルの目地に干渉するタイルの裏面にも導電性を有する薄帯体が貼着されたことを特徴とするタイル貼着構造。 - 請求項1に記載のタイル貼着構造において、
下地パネルの目地に干渉するタイルの裏面に、金属性材料を含む導電体層が設けられたことを特徴とするタイル貼着構造。 - 請求項1、2又は3に記載のタイル貼着構造において、
薄帯体の幅寸法が、下地パネルの表面に貼着されるタイルの最大幅と同寸以上であることを特徴とするタイル貼着構造。 - a:壁体等を構成する下地パネルの目地にシーリングを施す工程と、
b:前記下地パネルの表面縁部に、導電性を有する薄帯体を、下地パネルの目地に沿って連続するように貼着する工程と、
c:シーリングを施した下地パネルの目地をマスキングテープによって被覆する工程と、
d:前記a〜cの工程に続いて、前記薄帯体及びマスキングテープを含む下地パネルの表面全体に熱可塑性を有する接着剤を塗布する工程と、
e:前記dの工程に続いて、下地パネルの目地から前記マスキングテープを剥ぎ取る工程と、
f:前記eの工程に続いて、前記接着剤が塗布された前記薄帯体を含む下地パネルの表面に、下地パネルの目地を跨いでタイルを貼着する工程と、
を具備することを特徴とするタイル貼着方法。 - 請求項5に記載のタイル貼着方法において、
下地パネルの表面にタイルを貼着するに際し、下地パネルの目地に干渉するタイルには、予めその裏面に導電性を有する薄帯体を貼着しておくことを特徴とするタイル貼着方法。 - 請求項5に記載のタイル貼着方法において、
下地パネルの表面にタイルを貼着するに際し、下地パネルの目地に干渉するタイルには、予めその裏面に金属性材料を含む導電体層を設けておくことを特徴とするタイル貼着方法。 - 請求項5、6又は7に記載のタイル貼着方法において、
薄帯体の幅寸法が、下地パネルの表面に貼着されるタイルの最大幅と同寸以上であることを特徴とするタイル貼着方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載されたタイル貼着構造によって表面にタイルが貼着されてなる下地パネルのシーリング目地補修方法であって、
s:タイルの表面側から電磁誘導加熱により、下地パネルの目地に沿って貼着された薄帯体を加熱して、該薄帯体の表面に塗布された接着剤を軟化させる工程と、
t:前記sの工程に続いて、下地パネルの目地に干渉する位置に貼設されているタイルを前記薄帯体から剥ぎ取り、下地パネルの目地を露出させる工程と、
u:前記tの工程に続いて、露出した下地パネルの目地に施されたシーリングを補修する工程と、
v:前記uの工程に続いて、補修した下地パネルの目地をマスキングテープによって被覆する工程と、
w:前記vの工程に続いて、前記薄帯体及びマスキングテープを含む下地パネルの露出箇所に接着剤を再塗布する工程と、
x:前記wの工程に続いて、下地パネルの目地から前記マスキングテープを剥ぎ取る工程と、
y:前記xの工程に続いて、前記接着剤が塗布された下地パネルの露出箇所に、下地パネルの目地を跨いでタイルを貼着する工程と、
を具備することを特徴とする下地パネルのシーリング目地補修方法。
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JP2010045819A JP5353765B2 (ja) | 2010-03-02 | 2010-03-02 | タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び下地パネルのシーリング目地補修方法 |
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JP5353765B2 JP5353765B2 (ja) | 2013-11-27 |
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JP2001317181A (ja) * | 2000-05-09 | 2001-11-16 | Sekisui House Ltd | 外壁構造 |
JP2002021298A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-23 | Max Co Ltd | 石膏ボードの取付方法と石膏ボードの取付構造 |
JP2007023604A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 化粧板の施工方法 |
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