JP4414510B2 - 乗客用エスカレータ - Google Patents

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    • G02B6/0035Means for improving the coupling-out of light from the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it
    • G02B6/00362-D arrangement of prisms, protrusions, indentations or roughened surfaces

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗客を運ぶエスカレータに係り、特に、既設の階段などに設置するのに好適な乗客用エスカレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来の乗客用エスカレータの一例を示す図であって、1は機械室、2はステップ(踏段)、3は駆動装置、4は外装カバー、5a,5bはカバープレート、6は欄干、7はハンドレールガイド、8はハンドレール、9はスカートガード、10は外デッキである。
【0003】
同図において、乗客用エスカレータは、外見構造上、階段状に配列される複数のステップ2と、これらステップ2を上方もしくは下方に移動させるための機械室1と、これらステップ2の両側に配置されてこれらステップ2の移動方向に沿う欄干6とから大略構成されている。ここで、図17は、機械室1の部分を縦断面図で示し、それより上の欄干6などを含む部分は、側面図を示している。
【0004】
機械室1は外装カバー4内に収納されており、この外装カバー4は、下階乗降部A及び上階乗降部Cで水平となって、これら下階乗降部A,上階乗降部C間の中間傾斜部Bで上下方向に傾斜している。外装カバー4内、即ち、機械室1の上階乗降部C側には、ステップ2を移動させるとともに、その移動方向を反転させるための駆動装置3が設けられ、同様に、図示しないが、機械室1の下階乗降部A側にも、同様の駆動部が設けられている。これにより、ステップ2の列は階段を形成するように配列された状態で、機械室1内の上側を、例えば、矢印Xで示すように、下方に往路移動する。このとき、かかる配列状態のステップ2の列は外部に露出されており、乗客がこのステップ2の上面に載ることにより、下の階に運ばれることになる。下階乗降部Aの部分に搬送されたステップ2は、その部分の機械室1に設けられた駆動部(図示せず)によって方向転換され、機械室1内の下側、即ち、上記往路の下側を上方に復路移動する。この外装カバー4の下階乗降部A及び上乗降部Cでの上面は、乗客が乗客用エスカレータに乗り降りするための概略平坦面のカバープレート5a,5bで構成されており、これらカバープレート5a,5bは取外し可能に取り付けられて機械室1内の駆動装置3などの修理が容易に行なうことができるようにしている。
【0005】
かかる外装カバー4の上面のステップ2の両側には、下階乗降部Aから上階乗降部Cに亘って、スカートガード9が設けられ、移動するステップ2の左右両側で隙間が生じないようにしている。そして、これらスカートガード9よりも外側、下階乗降部Aから上階乗降部Cに亘って、欄干6が取り付けられている。
【0006】
この欄干6の上端面と、下階乗降部A及び上階乗降部Cでの側端面とには、1本のハンドレールガイド7が取り付けられており、このハンドレールガイド7に無端状のハンドレール8が移動可能に取り付けられている。このハンドレール8の欄干6の上端面での移動方向(即ち、往路の移動方向)は、矢印Yで示すように、ステップ2の往路での移動方向(矢印X)と同方向であり、また、ハンドレール8の往路での移動速度もステップ2の往路での移動速度と等しくなるように制御される。
【0007】
スカートガード9の下階乗降部A及び上階乗降部C側の先端面には、夫々ハンドレール8の出入り口が設けられており、いま、ステップ2及びハンドレール8が夫々矢印X,Y方向に移動しているものとすると、ハンドレールガイド7に案内されて移動してきたハンドレール8は、スカートガード9の下階乗降部A側先端面の出入り口からスカートガード9内に入り込み、このスカートガード9内または機械室1内を通ってスカートガード9の上階乗降部C側先端面の出入り口から外部に出て、再びハンドレールガイド7に案内されて移動する。このようにハンドレール8を移動させるための駆動部(図示せず)が、スカートガード9内または機械室1内に設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の乗客用エスカレータでは、図17において、中間傾斜部Bでの欄干6の高さ寸法a(スカートガード9の高さ寸法も含む:なお、ここで、高さ寸法とは、ステップ2の移動方向に対して垂直の方向での寸法をいう)に対し、機械室1の外装カバー4の高さ寸法bが大きくなっている。一例として示すと、a=800[mm]に対してb=880[mm]となっており、さらに、例えば、ロビーなどで乗客用エスカレータを1階の床面から2階の床面に立て掛けるようにして、この乗客用エスカレータの下を通り抜けできるように設置する場合には、この乗客用エスカレータの外側底面に照明などを設ける場合もあるが、このような場合には、この外装カバー4の高さ寸法bが上記の880[mm]よりもさらに大きくなる。このようにこの外装カバー4の高さ寸法bが大きくなる原因は、機械室1内でのステップ2の往路と復路との中心間隔を小さくするのに制限が加わることによるものである。
【0009】
一方、乗客用エスカレータの設置方法としては、例えば、駅やデパートなどで、上記のように、既設の階段部分に設けてこの階段と並設されるようにしたり、1階の床面から2階の床面に立て掛けるようにしたりすることが行なわれるが、上記のように、機械室1の外装カバー4の高さ寸法が高いと、既設の階段部分に設置する場合、単にこの乗客用エスカレータを階段上に置くだけの設置方法では、ステップ2の面が高くなり、上方に天井などがある場合には、ステップ2の面からこの天井までの距離(空頭)を充分確保できないことになる。このために、この乗客用エスカレータを設置する部分の階段を壊し、さらに、その部分をさらに掘り起こして、図18にハッチングして示すように、外装カバー4の少なくとも一部を埋め込むようにすることが必要となる。また、乗客用エスカレータを1階の床面から2階の床面に立て掛けるようにして設置する場合でも、2階のこの乗客用エスカレータを設置する部分での天井の高さが充分でない場合には、空頭を充分確保するために、この天井を高くする作業が必要となる。
【0010】
このように、従来の乗客用エスカレータは、それを既設の施設に設置する場合、その設置のための作業が手間がかかるものとなり、設置のためのコストが上昇するとともに、作業期間が長くなるという問題があった。
【0011】
また、図17に示すように、ハンドレール8の出入り口がスカートガード9の先端面に設けられているので、これら出入り口部分では、カバープレート5a,5bの表面とハンドレール8との間にかなりの隙間dが存在する。そこで、いま、ハンドレール8が矢印Y方向に移動する状態にあるとすると、この場合には、この乗客用エスカレータは下りとなっているので、この乗客用エスカレータで降りてきた乗客がカバープレート5a上を通過することはあっても、通常、下の階の乗客にカバープレート5aに近づくことがないが、例えば、幼児などが近づいてスカートガード9の先端面のハンドレール8が入り込んでいくその出入り口を覗き込む可能性もあり、このような場合、幼児の頭部がハンドレール8によって引っ張られて隙間dに嵌まりこんでしまうようなことも考えられる。この出入り口に安全装置が設けられ、もしもこのような事態が発生した場合には、これが作動してハンドレール8が停止することになるが、幼児の頭部が嵌まりこんでから安全装置が作動するようなことになると、非常に危険である。このように、安全性についても、さらに、考慮が必要となる。
【0012】
さらにまた、上記従来の乗客用エスカレータでは、欄干6の外側には、外装カバー4の上面をなして機械室1の上部を覆う外デッキ10がある幅をもって欄干6に沿い設けられているが、子供などが悪戯にハンドレール8に掴まりながらこの外デッキ10の上面を移動するようなこともある。これを防止するために、この外デッキ10の面上に障害物を置いたり、天井からこの外デッキ10の上方に障害物を吊るしたりしているが、単に障害物として用いられるだけであって、普通の乗客にとっては目障りとなる場合もある。
【0013】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的は、安全性を確保できるようにした乗客用エスカレータを提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、安全性を確保しつつさらに有効な機能が得られるようにした乗客用エスカレータを提供することにある。
【0015】
本発明のさらに他の目的は、既設施設への設置作業の簡略化を実現可能とした乗客用エスカレータを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ステップの列を循環移動させる機械室の上面の左右両側に欄干が設けられ、欄干の外側に外デッキが設けられて、欄干の上端面に沿ってハンドレールの往路が形成された乗客用エスカレータであって、往路におけるステップの踏み面の先端を結ぶ直線を含む面を欄干と機械室との境界面とし、ハンドレールの復路を機械室内に設けるとともに、外デッキの面を境界面に一致もしくはほぼ一致させた構成とするものである。そして、ステップは前輪と後輪とを備え、前輪は後輪の軌道よりも外側に位置するように配置され、前輪と後輪とは、ステップの往路では、軌道を同じ高さとするものである。
【0017】
そして、該外デッキの上階乗降部側と下階乗降部側とに、2つの面に表示部を備え、かつ外デッキへの進入を防止するための進入防止兼表示装置を取り付けた構成とする。これら進入防止兼表示装置の一方の表示部は上階乗降部側を向き、他方の表示部は下階乗降部側を向いており、これら表示部の表示を制御するコントロール部を設けた構成とする。
【0018】
さらに、本発明は、乗降部における欄干の先端部でのハンドレールの軌道を円弧状をとし、この円弧状軌道の下端部からハンドレールの出入り口までの軌道が、この円弧状軌道から下方に傾斜したこの円弧状軌道の接線に沿う構成とする。そして、ハンドレールの出入り口は、この円弧状軌道の接線に沿って設けられ、ハンドレールの出入り口の先端部と乗降部でのカバープレートの面との間の間隔が、幼児の頭部の挟み込みを防止するために規定された値以上とし、また、ハンドレールの円弧状軌道の下端部からハンドレールの出入り口までのハンドレールの軌道の乗降部でのカバープレートの面に対する傾斜角は、このカバープレートの先端部近傍での標準として規定される幼児の目の高さから見て、円弧状軌道の下端部からハンドレールの出入り口までのハンドレールの軌道が隠れる角度に設定する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1〜図3は本発明による乗客用エスカレータの第1の一実施形態を示す構成図であって、図1は縦断面図、図2は側面図、図3は図1の分断線D−Dに沿う横断面図である。また、これらの図面において、3a,3bはステップ2の駆動装置、6aはカバー、9aは内側デッキカバー、11はガイド、12は送りローラ、13はハンドレールの駆動装置、14a,14bはハンドレールの出入り口、15a,15bは板状部材、16aは前輪、16bは後輪、17はフレームであり、図17に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0020】
図1及び図2において、この第1の実施形態では、欄干6内にハンドレール8の駆動装置13やガイド11,送りローラ12などが設けられることにより、ハンドレール8の復路が欄干6内に形成されている。欄干6は、駆動装置13の部分の横断面を示す図3に示すように、フレーム17によって機械室1と一体化されており、このフレーム17の外側面に取り付けられた板状部材15aとこのフレーム17よりも内側で板状部材15aと所定の間隔をもってこの板状部材15aと平行にもしくは上側ほど間隔が狭まるように並行に配置された板状部材15bとで構成され、これら板状部材15a,15b間に形成される空間内に図1に示すようなハンドレール8の復路が形成されている。また、板状部材15a,15bの頂端部間にこれら板状部材15a,15b間の空間を上側から覆うカバー6aが設けられており、このカバー6a上にハンドレール8を案内するハンドレールガイド7が設けられている。かかる板状部材15a,15bとしては、ハンドレール8の復路などの欄干6の内部が見えないようにするために、鋼板や曇りガラス,アクリル板などの不透明なものが用いられる。
【0021】
ここで、図1に一点鎖線で示すように、ステップ2の往路での各ステップ2の踏み面の先端部を結ぶ直線をノーズラインNLという。このノーズラインNLの下階乗降部Aへの延長がほぼカバープレート5aの面となり、また、上階乗降部Cへの延長がほぼカバープレート5bの延長となる。この第1の実施形態では、このノーズラインNLより上部分が欄干6であり、このノーズラインNLよりの下部分が機械室1としている。従って、ステップ2の往・復路は機械室内に含まれる。
【0022】
機械室1は、図3に示すように、フレーム17によって機械強度が強化された枠組が形成され、この枠組の左右面及び底面に外装カバー4が取り付けられている。この機械室1の上面は開放されており、この上面に沿ってステップ2がその往路を移動する。
【0023】
また、この第1の実施形態では、機械室1内でのステップ2の往路と復路との中心間隔を小さくすることにより、機械室1が占める高さ寸法を小さくしている。このために、この機械室1を収納した外装カバー4の高さ寸法も小さくしている(なお、ここでいう高さ寸法とは、上記従来技術の説明と同様、ステップ2の移動方向に対して垂直の方向の寸法をいう)。このようにすることにより、図2において、欄干6の高さ寸法aと外装カバー4の高さ寸法bとの関係を
a≧b
としている。例えば、欄干6の高さ寸法aを、上記従来の乗客用エスカレータと同様に、800[mm]としたとき、外装カバー4の高さ寸法bを580+α[mm]とする。但し、α[mm]は外装カバー4の外側底面に照明装置などを設けた場合の外装カバー4の高さ寸法の増加分である。
【0024】
ところで、機械室1内でのステップ2の往路と復路との中心間隔を小さくする方法としては、本出願人が特願平11ー120462号で既に提案しており、この方法を用いることができる。これは、次のような方法である。
【0025】
即ち、図3において、ステップ2には、前輪シャフトに勘合した前輪16aと後輪シャフトに勘合した後輪16bとが設けられ(図1では、小さい丸印で後輪のみを示している)、前輪シャフトが駆動装置3a,3b(図1)によって駆動される無端状のチェーン(図示せず)に連結され、このチェーンが移動することによって前輪シャフトが移動させられ、これにより、前輪16aが無端状の前輪レール(図示せず)に沿って、また、後輪16bが無端状の後輪レール(図示せず)に沿って夫々移動することにより、ステップ2が往路,復路を移動するものであるが、この場合、図3に示すように、前輪16aの軌道(上記の前輪レールで決まる)を後輪16bの軌道(上記の後輪レールで決まる)の外側とし、ステップ2の往路(機械室1での上側の軌道)では、前輪16aと後輪16bの軌道を同じ高さとし、かつ、駆動装置3a,3b(図1)で往路から復路に移動方向が反転した後のステップ2の形状を適宜所定の角度を維持するように変化させるなどすることにより、往路の前輪16aと復路の前輪16aとの高さ方向の間隔Mを縮小できるようにするものである。この間隔Mを小さくすることができることにより、機械室1の高さ寸法、従って、外装カバー4の高さ寸法bを縮小できるのである。
【0026】
図4(a),(b)は図1,図2における下階乗降部Aの部分のハンドレール8の往路と復路の境界部分を示す側面図であって、18は安全スイッチであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0027】
図4(a)において、欄干6の先端部は点Oを中心点とする角度φ1の範囲が半径R1の円弧状をなしている。欄干6上を矢印方向に、かつノーズラインNLにほぼ平行に移動してきたハンドレール8は、下階乗降部Aにおいて、この半径R1の円弧面に沿って移動して移動方向を反転し、カバープレート5aの面に対して所定の角度θ1の角度で出入り口14aから機械室1内に入り込む。この出入り口14aの先端部には、安全スイッチ18が設けられており、これに触れると、ステップ2とハンドレール8とが自動的に停止するようにしている。
【0028】
いま、位置P1をカバープレート5aの先端、位置P2を出入り口14a内に入り込んだハンドレール8の外側の面がノーズラインNLと交差する点とすると、幼児が位置P1に立ったときに、ハンドレール8が角度φ1の円弧軌道を通過してから出入口14aに達するまでの間のハンドレール8の外側の面がこの幼児からは見えないほぼ最大の角度に角度θ1を設定する。これにより、幼児には、ハンドレール8が出入り口14aに入り込むことが見えにくくなり、これに対する興味を呼び起こさないようにすることができる。
【0029】
また、安全スイッチ18が設けられている出入り口14aの先端のカバープレート5aからの高さh3を、ハンドレール8が角度φ1範囲の円弧軌道を通過してから出入口14aに達するまでの間で幼児の頭部が挟み込まれないような値に設定する。ここでは、例えば、通常、図17に示した従来の乗客用エスカレータでのカバープレート5aの表面とハンドレール8との間の隙間dに設定される値である191〔mm〕に設定する。
【0030】
次に、角度θ1及び出入り口14aの取付け位置位置P2の一例について説明する。
【0031】
いま、幼児の目の高さをh1、円弧軌道の中心点Oのカバープレート5aからの高さをh2、この円弧軌道の半径をR1、角度φ1範囲の円弧軌道の先端でのハンドレール8の外側の面に接する垂線とカバープレート5aとの交点の位置P3と位置P1との間の距離をl1として、位置P1にいる幼児の目の高さ位置P4と位置P2とを結ぶ直線が円弧状軌跡の接線をなし、この接線に沿ってハンドレール8が円弧軌道と出入り口14aとの間を移動するものとする。このとき、上記の夫々の値と角度θ1との間には、
{(l1+R1)sinθ1−R1}/cosθ1=h1−h2 ……(1)
の関係がある。
【0032】
そこで、幼児として5才児を例にして、その平均的な目の高さh1をほぼ900〔mm〕とし、h2=590〔mm〕、l1=650〔mm〕、 1 =330〔mm〕とすると、角度θ1 はほぼ36.17゜となる。
【0033】
また、位置P2,P3間の距離をl2は、
2=h1・cotθ1−l1 ……(2)
で表わされるから、上記の数値例からすると、ほぼl2 = 576〔mm〕となる。このようにして、出入り口14aの取付け位置P2とその傾斜角度θ1が決まる。
【0034】
図4(b)に示す具体例は、欄干6の先端部の円弧軌道の半径R2を図4(a)に示した半径R1よりも小さくし、かつこの円弧軌道の中心点O'の高さh2'を図4(a)での中心点Oよりも低くしたものである(即ち、R2<R1,h2’<h2)。このため、ノーズラインNLにほぼ平行に移動してきたハンドレール8は、下階乗降部Aにおいて、角度φ2範囲の半径R2の円弧軌道に入る前に、曲線(エスコートライン)状をなす軌道を通過する。
【0035】
ここで、図示する高さ,距離を図4(a)と対応させると、h1’=h1,h3’=h3,l3=l1であり、また、位置P1,P2,P3,P4は図4(a)での位置P1,P2,P3,P4に対応するものである。位置P4,P2間を結ぶ直線は、この円弧軌道の接線をなすものであり、この接線のカバープレート5aに対する傾斜角θ2は、上記式(1)と同様に、
{(l3+R2)sinθ2−R2}/cosθ2=h1’−h2’ ……(3)
と表わされ、また、位置P2,P3間の距離4は、上記式(2)から、
4=h1’・cotθ2−l3 ……(4)
で表わされる。
【0036】
そこで、図4(a)に示した具体例と同様、h1’=h1=900〔mm〕,l3=l1=650〔mm〕とし、また、R2=300〔mm〕,h2’=490〔mm〕とすると、上記式(3)から角度θ2はほぼ40.12゜であり、また、位置P2,P3間の距離l4は、上記式(4)から、ほぼ415〔mm〕となる。
【0037】
以上、下階乗降部Aについて説明したが、上階乗降部C(図1)の部分についても同様である。
【0038】
このようにして、幼児がカバープレート5aの部分にきたときには、ハンドレール8が出入り口14aに入り込む部分をみることができないようにするものであるから、その部分に興味がいくようなこともなくなり、また、仮にその部分に興味をもって頭を近づけるようなことがあっても、出入り口14aの先端部分で頭部の径よりも充分大きな間隔をもたせることができ、この結果、傾斜した軌道を降下するハンドレール8の部分では、さらに、カバープレート5aの面から大きく離れていることになるので、ハンドレール8とカバープレート5aの面との間に幼児の頭部が挟まるようなことはない。
【0039】
なお、出入り口14aに入り込んだハンドレール8は、機械室1内に入り込むことなく、図1に示したように、欄干6内に形成された復路を進むことになる。
【0040】
図5はこの第1の実施形態を既設の階段部分に設置した状態を示す図であって、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0041】
同図において、この第1の実施形態の乗客用エスカレータを既設の階段に設置する場合、この乗客用エスカレータ本体をこの階段に乗せるようにして設置しても、上記のように、機械室1の外装カバー4の高さ寸法を縮小できた分、上記従来の乗客用エスカレータを同様の方法で設置した場合に比べ、中間傾斜部Bの部分でのステップ2(図1)の往路での高さを低くすることができる。従って、上記従来の乗客用エスカレータを同様の方法で設置した場合に必要な空頭を確保できない場合でも、この第1の実施形態では、充分確保することができるようになるし、例えこれが確保できなくとも、既設部分を変更するための作業が軽減されることになる。
【0042】
なお、図5において、下階乗降部Aや上階乗降部Cでのカバープレート5a,5bを夫々の階床とほぼ同一平面とするために、機械室1の下階乗降部Aと上階乗降部Cとの部分(ハッチングで示す)を埋め込む必要があるが、上記従来の乗客用エスカレータの場合に比べ、埋め込む部分が大幅に少なくなり、埋め込み作業が大幅に簡単になる。
【0043】
図6はこの第1の実施形態の乗客用エスカレータを1階から2階に立て掛けるようにして設置した状態を示す図を示すものであって、図示するように、機械室1の下階乗降部Aの部分を1階の階床に埋め込み、機械室1の上階乗降部Cの部分を2階の階床に埋め込むことによって取り付けられる。
【0044】
この第1の実施形態の乗客用エスカレータをこのように取り付ける場合も、機械室1の高さ寸法が小さいので、上記従来の乗客用エスカレータに比べて、このような埋め込み作業が簡単になるし、外装カバー4の底面の高さも高くなり、この第1の実施形態の乗客用エスカレータの1階の階床からの高さを充分確保できて、乗客用エスカレータの下を人が通過するのに充分なスペースを確保できる。
【0045】
以上、第1の実施形態について説明したが、図3に示したように、欄干6に厚みをもたせて内部を中空にし、かかる欄干の内部にハンドレール8の復路を設けるようにしたものであるから、スカートガード9内にハンドレール8の復路が設けられてい従来の乗客用エスカレータの構成に対し、ハンドレール8の復路の位置が充分高い位置となるので、外デッキもこれに伴って高い位置に設定されることになる。この第1の実施形態では、かかる外デッキの位置を欄干6のハンドレール8の往路が設けられている上面に設定したのと同等のものであり、また、この第1の実施形態では、機械室1と欄干6とに共通のフレーム17を使用していることから、両側の欄干6の外面間の距離L1が、外装カバー4の左右両面間の距離L2に対し、L2≦L1とするものであるが、このことからすると、外デッキというものをなくした構成をなしているものと言うことができる。
【0046】
以上の構成からして、従来の乗客用エスカレータが有していたような外デッキをなくすことができるものであるから、かかる外デッキが存在することによる上記のような問題を解消できることになる。
【0047】
また、上記のL2≦L1という関係を有することから、この第1の実施形態の乗客用エスカレータを2台以上並設しても、隣り合う乗客用エスカレータ間でこれらの欄干6の側面を接触させたり、極めて近接させてこれら乗客用エスカレータを設置することができるから、これら乗客用エスカレータ間に隙間が生じないようにすることができ、無駄なスペースが生ずることないし、また、従来の乗客用エスカレータのような外デッキが有る場合での乗客用エスカレータ間に生ずるスペースを塞ぐような手段を講ずる必要もない。
【0048】
次に、本発明による乗客用エスカレータの第2の実施形態を図7〜図16により説明する。ここで、図7はこの第2の実施形態の縦断面図、図8は図7の分断線E−Eに沿う横断面図であって、15は板状部材であり、図1〜図3に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0049】
図1〜図3で説明した第1の実施形態はハンドレール8の復路を欄干6内に設けたものであったが、この第2の実施形態は、図7,図8に示すように、機械室1内の上部に設けたものである。
【0050】
そこで、図8において、機械室1がフレーム17によって枠組みされ、この枠組の左右面と底面とに外装カバー4が取り付けられており、この枠組みの上面の中央部が開放されてステップ2の通路をなし、また、この枠組みの上面の両脇部に夫々1枚の板状部材からなる欄干6が設けられている。この欄干6も、不透明な板状部材からなるようにしてもよいが、透明な板状部材(ガラス板やアクリル板など)としてもよい。
【0051】
機械室1内では、その上部で、かつステップ2の往路よりも若干外側に送りローラ12などからなるハンドレール8の復路が形成されている。欄干6は、このハンドレール8の往路の真上に機械室1に対して直立しており、欄干6とステップ2の左右側の端部との間にスカートガード9が設けられている。
【0052】
この第2の実施形態においても、ノーズラインNLを機械室と欄干6との境界とし、上記のように、ハンドレール8の復路をこのノーズラインNLよりも下部に配置する。そして、欄干6の高さ寸法aと機械室1の高さ寸法bとは、上記第1の実施形態と同様、a≧bとする。これにより、設置に際して第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0053】
ところで、この第2の実施形態では、図8に示すように、欄干6が1枚の板状部材からなるものであるから、その厚さが非常に薄いこと、また、機械室1内にハンドレール8の復路が設けられているなどして、機械室1の横幅L2(=左右の外装カバー4間の距離)が大きく、左右の欄干6間の距離L1と機械室1の横幅L2との間で
1≦L2
の関係となるので、従来の乗客用エスカレータと同様、左右の欄干6夫々の外側に下階乗降部Aと上階乗降部C(図7)に亘る外デッキ10が生ずる。
【0054】
この外デッキ10の面は上記のノーズラインNLを含む面に一致もしくはほぼ一致するようにしている。従来の乗客用エスカレータでは、外デッキ10とスカートガード9の上面の内デッキとを同じ高さとし、スカートガード9の内部の欄干6の直下にハンドレール8の復路を形成していた。従って、機械室1の上面が実質的にノーズラインNLよりも上方にあることになっていた。
【0055】
これに対し、この第2の実施形態では、ハンドレール8の復路をノーズラインNLの下部に配置したので、外デッキ10をノーズラインNLまで下げることができ、機械室1の高さ寸法bをさらに小さくしている。そして、このように機械室の高さ寸法bを小さくすることは、機械室1の両側面の外装カバー4の高さ寸法を小さくでき、材料の節減が可能となってコストの低下をもたらすことになるし、また、従来では、機械室1の両側面と底面とで別々に外装カバー4を貼り付けていたものであるが、側面の高さ寸法が小さくなった分、外装カバー4を両側面と底面とで一体として枠状に成型加工したものが扱い易くなって使用し易くなり、外装カバー4の取付けの手間も軽減される。
【0056】
さらに、ノーズラインNLに基づいて機械室1と欄干6とに分離構成しているために、メンテナンス等において、駆動部を多く内蔵している機械室1の外カバー(外装カバー4)を外すことにより、必要な個所のみが露出され、作業性が向上する。さらにまた、ノーズラインNLが装置の外観から容易に確認できるので、エスカレータに乗り込む前に稼動面の位置を認識でき、利用者に安心感を与えることになる。また、単純な構成となっており、装置を外観から見たときに視覚を制御し、装置の軽快感を提供することで利用者に安心感を与えることになる。
【0057】
なお、この第2の実施形態においても、図4で説明したように、下階乗降部Aや上階乗降部Cが構成されている。但し、出入り口14aから入り込んでハンドレールは、機械室1内に形成された復路に案内されてを移動する。
【0058】
図9は既設の階段部分に設置されてこの第2の実施形態の乗客用エスカレータを、また、図10は、例えば、1階から2階へ立て掛けるようにして設置されてこの第2の実施形態の乗客用エスカレータを夫々示しているが、欄干6の外側に外デッキ10が存在し、このために、子供などがこの外デッキ10に沿って上ったり、下ったりする場合もあり、非常に危険である。
【0059】
この第2の実施形態は、さらに、かかる危険を防止するとともに、かかる外部デッキの有効利用を図るようにしたものである。
【0060】
図11は図6〜図10に示した第2の実施形態の下階乗降部Aの部分を示す斜視図であって、19は進入防止兼表示装置、20a,20bは表示部であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0061】
同図において、いま、乗客用エスカレータが壁際に設置されているものとすると、壁とは反対側の外デッキ10のカバープレート5aの近くに2つの表示部20a,20bを有する進入防止兼表示装置19を取り付ける。勿論、この乗客用エスカレータと壁との間に階段などがあって、これらが充分離れている場合には、壁側の外デッキ10にも、同様の位置に進入防止兼表示装置19を取り付ける。ここでは、下階乗降部Aの部分についてではあるが、上階乗降部C(図6,図7)についても同様である。
【0062】
図12は図11に示した進入防止兼表示装置19の一具体例の形状と取付状態を示す側面図であって、19a,19bは表示面、19cは底面、19dが取付面、19eは側面であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0063】
同図において、進入防止兼表示装置19は横断面が矩形状の箱形状をなしているが、1つの面が傾斜しており、従って、側面19eが台形状をなしている。即ち、一方の表示面19bと底面19cとは互いに平行で対向しており、進入防止兼表示装置19の先端面をなす他方の表示面19aは、側面19e側から見て、これら表示面19bと底面19cとに垂直となっているが、この表示面19cに対向する取付面19dは、側面19eから見て、表示面19bに対して30゜、底面19cに対して150゜傾斜している。そして、表示面19bに図11に示した表示部20bが設けられ、表示面19aに図11に示した表示部20aが設けられている。
【0064】
かかる構成の進入防止兼表示装置19は、下階乗降部Aにおける外デッキ10の水平な部分に、取付面19dがこの外デッキ10の面上に置かれるようにして、取り付けられる。これにより、進入防止兼表示装置19は、全体として、外デッキ10の面(即ち、水平面)に対してカバープレート5a側に30゜傾斜した姿勢となり、このため、表示面19aは、垂直面V1よりも中間傾斜部B側に30゜傾斜して、カバープレート5a側を仰ぎ見るような姿勢となる。また、表示面19bは、垂直面V2よりも下階乗降部A側に60゜傾斜して、中間傾斜部B側を仰ぎ見るような姿勢となっている。このように進入防止兼表示装置19が外デッキ10に取り付けられることにより、乗客は、カバープレート5a側からは表示面19aの表示部20aを、また、移動するステップ2に乗っているときに、表示面19bの表示部20bを夫々見ることができる。
【0065】
また、子供がこの進入防止兼表示装置19を跨いで外デッキ10に入り込むことができないようにするために、進入防止兼表示装置19の大きさを定める。例えば、図12に示す取付状態で、この進入防止兼表示装置19の最も高い所となる表示面19a,19bの境界の角部J1の外デッキ10からの高さh1を500〔mm〕にし、また、カバープレート5a側から見て最も手前側となる表示面19aと底面19cとの境界の角部J2から最も奥部となる表示面19bと取付部19dとの境界の角部J3との間の水平距離(奥行き)を1000〔mm〕にすると、表示面19bの長さをほぼ1000〔mm〕とし、表示面19aの長さをほぼ270〔mm〕とし、底面19cの長さをほぼ530〔mm〕とし、取付面19dの長さをほぼ540〔mm〕とすればよい。
【0066】
このようにして、外デッキ10の下階乗降部A側の端部と上階乗降部C側の端部とに夫々かかる構成の進入防止兼表示装置19を取り付けることにより、子供などが外デッキ10に入り込むのを防止することができるし、また、表示面19a,19bでの表示部20a,20bに指示や案内,広告など情報表示をすることができる。
【0067】
なお、図12で示した寸法や角度は一例として示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、表示面19a,19bは乗客が見易いようにすればよいのであって、これら表示面19a,19bの外デッキ10に対する傾斜角は適宜決められるものであり、このため、これら表示面19a,19bがなす角度は90゜に限定されるものではない。
【0068】
図13は進入防止兼表示装置19の取付部の一具体例を示すものであって、図13(a)は横断面図、図13(b)は縦断面図であり、10’はデッキカバー、19fはケース、21は欄干固定フレーム、22は固定角フレーム、23はネジ、24a,24bはフロントカバーである。なお、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明は省略する。
【0069】
図13(a)において、機械室1を枠組みして外装カバー4が取り付けられているフレーム17の上端部には、欄干固定フレーム21が固定されており、これによって欄干6が支持されている。なお、ハンドレール8の復路を形成する送りローラ12なども、このフレーム17によって支持されている。この欄干固定フレーム21の外側の面には、断面形状がL字状をなす固定角フレーム22が固定されており、この固定角フレーム22の上面にデッキカバー10'が取り付けられて外デッキ10(図11,図12)を形成している。
【0070】
かかる固定角フレーム22とデッキカバー10’との重なり部分に、図13(a),(b)に示すように、ネジ23により、進入防止兼表示装置19の取付面19d(図12)の前後の左右2ヵ所が固定されており、このようにして、進入防止兼表示装置19は取外し可能に外デッキ10に固定されている。
【0071】
また、図13(b)に示すように、進入防止兼表示装置19を形成するケース19fの表示面19a,19b側に夫々開口が設けられ、このケース19f内に夫々の開口に画面が一致するように、表示面19a側に表示部20aが、表示面19b側に表示部20bが夫々取り付けられており、さらに、これら開口に、これら表示部20a,20bの画面を保護するための透明なフロントカバー24a,24bが設けられている。
【0072】
図14(a),(b)は進入防止兼表示装置19の表示制御システムの具体例を示す図であって、19A,19Bは進入防止兼表示装置、25はコントロール部、26a〜26cは伝送路であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0073】
図14(a),(b)において、この具体例は、下階乗降部Aの進入防止兼表示装置19Aの表示部20a,20b(図11)の表示内容と上階乗降部Cの進入防止兼表示装置19Cの表示部20a,20b(図11)の表示内容とを、同じコントロール部25で変更制御できるようにしたものである。図14(a)に示す具体例では、コントロール部25から進入防止兼表示装置19A,19B毎に独立に機械室1内を通して伝送線26a,26bが配線され、図14(b)に示す具体例では、コントロール部25から共通の伝送線26が下階乗降部Aでの機械室1内に配線され、これが進入防止兼表示装置19Aに接続されているとともに、この共通伝送線26から伝送線26cが分岐され、機械室1内を通って進入防止兼表示装置19Bに接続されている。
【0074】
図14(a)に示す表示制御システムでは、コントロール部25で進入防止兼表示装置19A,19Bのいずれかを指定することにより、表示制御信号と表示情報とを別々の伝送線26aまたは26bを介して進入防止兼表示装置19Aまたは19Bに伝送される。コントロール部25はCPUやキーボード,ディスプレイ,メモリなどから構成されており、メモリには表示すべき情報が格納されている。具体的には、例えば、進入防止兼表示装置19A,19Bの表示部20a,20b毎に区分して表示情報が格納されている。
【0075】
ここで、この表示制御システムの一動作例を説明すると、いま、進入防止兼表示装置19Aを表示させる場合には、キーボードでこの進入防止兼表示装置19Aの指定操作を行なうと、この進入防止兼表示装置19Aの表示部20a,20b毎の表示情報がメモリから読み出されてディスプレイに表示され、カーソル操作を行なうなどして所望とする表示情報を選択することができる。しかる後、キーボードで表示開始の操作を行なうと、伝送線26a側が稼働状態となり、これら選択された表示情報が表示制御信号とともに伝送路26aを介して進入防止兼表示装置19Aに伝送される。この表示制御信号は、進入防止兼表示装置19Aの表示部20a,20bのいずれに表示情報を表示すべきかを指定する指定情報を含んでいる。
【0076】
一方、進入防止兼表示装置19Aには、マイコンなどからなる表示制御装置が内蔵されており、この表示制御装置は、伝送されてきた表示制御信号と表示情報とを受信すると、この表示制御信号の指定情報から表示部20a,20bのいずれを表示させるべきかを判定し、指定された表示部20aまたは20bでこの表示情報を表示させる。伝送されてきた表示情報が表示部20aのものと表示部20bのものとである場合には、表示制御信号にはこれら表示部20a,20bを指定する指定情報が含まれており、これにより、表示部20a,20bに夫々所望の情報が表示される。
【0077】
以上のことは他方の進入防止兼表示装置19Bについても同様であり、その表示部20a,20Bのいずれか一方または両方に所望の情報を表示させることができる。
【0078】
図14(b)に示す表示制御システムについても、基本的には、図14(a)に示した表示制御システムと同様であるが、表示制御信号に含まれる指定情報としては、進入防止兼表示装置19A,19Bのいずれであるかも指定する。進入防止兼表示装置19A,19Bのいずれも、コントロール部25からの表示制御信号を受信するが、指定情報が自己を指定していないときには、表示制御装置は動作しない。かかる指定情報としては、例えば、進入防止兼表示装置19A,19Bの表示部20a,20b毎にアドレスを設定し、このアドレスを指定するものであればよい。
【0079】
以上のようにして、進入防止兼表示装置19A,19Bの表示部20a,20b毎に所望の情報を表示させることができるし、また、表示を必要としないときには、表示させないようにすることもできる。
【0080】
図15は表示部20a,20bの表示情報の一具体例を示す図であって、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0081】
図15(a)は上り運転の場合を示すものであって、下階乗降部A側の進入防止兼表示装置19Aでは、この乗客用エスカレータの乗客が乗る側を向いた表示部20aに、この乗客用エスカレータに乗ろうとする乗客に対して上階である、例えば、デパートなどの場合、2階フロアーを案内する、例えば、「2F ファッション」といったような案内情報を表示し、上昇するステップ2側を向いた表示部20bには、「上り専用」といったようなこの乗客用エスカレータの運転状態を表わす情報を表示する。上階乗降部C側の進入防止兼表示装置19Bでは、2階フロアー側を向いた表示部20aに、「上り専用」といったようなこの乗客用エスカレータの運転状態を表わす情報を表示し、上昇してくるステップ2側を向いた表示部20bに、この乗客用エスカレータに乗っている乗客に対して上階である、例えば、2階フロアーを案内する、例えば、「2F ファッション」といったような案内情報を表示する。
【0082】
このようにして、進入防止兼表示装置19Aでの表示部20aや進入防止兼表示装置19Bでの表示部20bといった乗客が見易い側の表示部に乗客が行こうとするフロアの案内情報を表示し、また、上階の顧客がこの乗客用エスカレータの運転方向を前もって知ることができるように、上階乗降部C側の進入防止兼表示装置19Bの上階から容易に見ることができる側の表示部20aに、この乗客用エスカレータの運転方向を示す情報を表示するものであるから、乗客あるいは顧客は、乗客用エスカレータを利用するに際し、有益な情報を得ることができるし、また、ステップの移動方向を見なくとも、自分が利用できるエスカレータであるか否かを顧客は知ることができる。
【0083】
図15(b)は降下する乗客用エスカレータの場合を示すものであって、この場合には、下階乗降部A側の進入防止兼表示装置19Aでは、表示部20aに「下り専用」という情報を表示し、表示部20bに、例えば、「1F アクセサリ」といったような案内情報を表示する。上階乗降部C側の進入防止兼表示装置19Bでは、表示部20bに「下り専用」という情報を表示し、表示部20aには、例えば、「1F アクセサリ」といったような案内情報を表示する。この場合も、上記と同様の効果が得られる。
【0084】
なお、図15(a)に示す運転状態の場合、下階乗降部Aでの進入防止兼表示装置19Aの表示部20bに「上り専用」と表示するようにしたが、この乗客用エスカレータの乗客には明らかなことであるし、また、上階に居る顧客からは容易に読み取れないこともあるので、図16(a)に示すように、この表示部20bには何も表示しないようにしてもよいし、あるいはまた、例えば、「IF アクセサリ」などのように、下階フロアーの案内をするようにしてもよい。このようにすると、下階フロアーを見ないできた顧客の案内ができることになる。
【0085】
同様にして、図15(b)に示す運転状態の場合も、図16(b)に示すように、上階乗降部Bでの進入防止兼表示装置19Bの表示部20aに何も表示しないようにしてもよいし、例えば、「2F ファッション」などのように、上階フロアーの案内をするようにしてもよい。
【0086】
以上のように、この第2の実施形態では、外デッキに所定の形状,大きさの進入防止兼表示装置を取り付けることにより、子供などが外デッキに入り込むのを阻止することができるし、また、この進入防止兼表示装置で有効な内容の情報を表示させることができ、危険防止と案内とを同時に達成することができる。
【0087】
なお、上記では、進入防止兼表示する情報内容をエスカレータの運転状態と案内としたが、これに限るものではなく、駅などのホーム案内や催し物などの宣伝内容など他の情報内容を表示するようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ハンドレールの復路を欄干内に設けたものであるから、ハンドレールの復路位置が高くなり、その分外デッキが高くなるし、あるいは外デッキをなくすことができ、幼児などが外デッキに入り込むような危険性がなくなる。また、左右の欄干の外側の面間の距離L1に対し、機械室の左右幅L2がL2≦L1となるようにするものであるから、複数の乗客用エスカレータを並設する場合、隣接する乗客用エスカレータでの欄干の間の隙間をなくすことができ、かかる隙間を塞ぐような作業が不要となる。
【0089】
また、本発明によると、ステップの往路のノーズラインよりも下側にハンドレールの復路を形成し、外デッキの面を該ノーズラインを含む面にほぼ一致させる構成としているので、機械室の高さ寸法を小さくすることができ、機械室に取り付ける外装カバーの必要面積が低減できて、該外装カバーの取付け作業の手間を軽減し、かつコスト低減が実現できる。
【0090】
さらに、本発明は、上記のようなノーズラインを含む面に一致した面の外デッキには、上階乗降部側と下階乗降部側とに夫々表示部を備えた進入防止兼表示装置を設けた構成とするので、幼児などの外デッキへの進入を防止することができるばかりでなく、表示部に案内や宣伝などの情報を表示することができ、外デッキの有効利用を図ることができる。
【0091】
さらにまた、本発明は、欄干の先端部(乗降部)でのハンドレールがその出入り口に入り込む軌道を幼児に分かりにくくするとともに、その部分でのハンドレールとガードプレートとの間隔を充分に大きくすることができるものであるから、欄干の先端部での幼児に対する安全性を充分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乗車用エスカレータの第1の実施形態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示した第1の実施形態の側面図である。
【図3】図1の分断線D−Dに沿う横断面図である。
【図4】図1に示した第1の実施形態の下階乗降部での安全対策のためのハンドレールの軌道の具体例を示す図である。
【図5】図1〜図3に示した第1の実施形態の設置状態の一例を示す側面図である。
【図6】図1〜図3に示した第1の実施形態の設置状態の他の例を示す側面図である。
【図7】本発明による乗車用エスカレータの第2の実施形態を示す縦断面図である。
【図8】図1の分断線E−Eに沿う横断面図である。
【図9】図7,図8に示した第2の実施形態の設置状態の一例を示す斜視図である。
【図10】図7,図8に示した第2の実施形態の設置状態の他の例を示す斜視図である。
【図11】図7,図8に示した第2の実施形態の下階乗降部の部分を示す斜視図である。
【図12】図11に示す進入防止兼表示装置の一具体例とその取付状態を示す側面図である。
【図13】図12に示した進入防止兼表示装置の取付方法を示す図である。
【図14】図7,図8に示した第2の実施形態の進入防止兼表示装置の表示制御システムの具体例を示す構成図である。
【図15】図7,図8に示した第2の実施形態の進入防止兼表示装置の一表示例を示す図である。
【図16】図7,図8に示した第2の実施形態の進入防止兼表示装置の他の表示例を示す図である。
【図17】従来の乗客用エスカレータの一例を示す断面図である。
【図18】図17に示した乗客用エスカレータの既設階段への設置状態を示す図である。
【符号の説明】
1 機械室
2 ステップ(踏段)
3,3a,3b 駆動部
4 外装カバー
5a,5b カバープレート
6 欄干
6a カバー
7 ハンドレールガイド
8 ハンドレール
9 スカートガード
10 外デッキ
10’ デッキカバー
11 ガイド
12 送りローラ
13 ハンドレールの駆動装置
14a,14b ハンドレールの出入り口
15a,15b 板状部材
16a 前輪
16b 後輪
17 フレーム
18 安全スイッチ
19,19A,19B 進入防止兼表示装置
19a,19b 表示面
20a,20b 表示部
21 欄干固定フレーム
22 固定角フレーム
23 ネジ
24a,24b フロントカバー
25 コントロール部
26,26a〜26c 伝送線

Claims (8)

  1. ステップの列を循環移動させる機械室の上面の左右両側に欄干が設けられ、該欄干の外側に外デッキが設けられて、該欄干の上端面に沿ってハンドレールの往路が形成された乗客用エスカレータにおいて、
    往路における該ステップの踏み面の先端を結ぶ直線を含む面を該欄干と該機械室との境界面とし、
    該ハンドレールの復路を該機械室内に設けるとともに、該外デッキの面を該境界面に一致もしくはほぼ一致させた
    ことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  2. 請求項1において、
    前記ステップは前輪と後輪とを備え、
    該前輪は該後輪の軌道よりも外側に位置するように配置され、
    該前輪と該後輪とは、前記ステップの往路では、軌道を同じ高さとする
    ことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  3. 請求項において、
    乗降部における前記欄干の先端部での前記ハンドレールの軌道は円弧状をなしており、
    該円弧状軌道の下端部から前記ハンドレールの出入り口までの軌道が、該円弧状軌道から下方に傾斜した該円弧状軌道の接線に沿っている
    ことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  4. 請求項において、
    前記ハンドレールの出入り口は、前記円弧状軌道の接線に沿って設けられ、
    前記ハンドレールの出入り口の先端部と前記乗降部でのカバープレートの面との間の間隔が、幼児の頭部の挟み込みを防止するために規定された値以上である
    ことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  5. 請求項3または4において、
    前記円弧状軌道の下端部から前記ハンドレールの出入り口までの前記ハンドレールの軌道の前記乗降部でのカバープレートの面に対する傾斜角は、このカバープレートの先端部近傍での標準として規定される幼児の目の高さから見て、前記円弧状軌道の下端部から前記ハンドレールの出入り口までの前記ハンドレールの軌道が隠れる角度に設定することを特徴とする乗客用エスカレータ。
  6. 請求項において、
    前記外デッキの上階乗降部側と下階乗降部側とに、2つの面に表示部を備え、かつ前記外デッキへの進入を防止するための進入防止兼表示装置を取り付けたことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  7. 請求項において、
    前記進入防止兼表示装置の一方の前記表示部は前記上階乗降部側を向き、他方の前記表示部は前記下階乗降部側を向いていることを特徴とする乗客用エスカレータ。
  8. 請求項において、
    前記上階乗降部側と前記下階乗降部との前記進入防止兼表示装置の前記各表示部の表示を制御するコントロール部を設けたことを特徴とする乗客用エスカレータ。
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