JP2005126204A - 乗客コンベヤーの欄干装置 - Google Patents

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Akira Noshita
野下  明良
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Abstract

【課題】 移動手摺反転部の下側に移動手摺の水平移動部がなく、また容易に製作できてデザイン性も高い乗客コンベヤーの欄干装置を得る。
【解決手段】 反転部5下側において移動手摺4が、乗降口1側が上昇する傾斜線に沿って欄干基部6に進入する。これにより、移動手摺4が反転部5下側で乗降口1床面に対して平行移動せず、幼児が乗降口1床面に転倒して反転部5の下側と乗降口1床面との間に挟まれたときに容易に引き出すことができる。また、屈曲ガードレール部8を長軸が水平に配置された楕円形状に形成し、楕円の長軸軸線を中心とした対称形の曲線形に形成する。このため、屈曲ガードレール部8の引っ張り曲げ成形時に、対称軸線の上下部において素材の伸び率や、スプリングバック量に差異がなく、引っ張り曲げ成形が容易にでき生産性を向上する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エスカレーター、移動歩道等の主枠に設けられ主枠の幅方向縁部に配置されて主枠の長手に沿って立設された乗客コンベヤーの欄干装置に関する。
従来の乗客コンベヤーの欄干装置において、主枠の幅方向の縁部に主枠の長手に沿って欄干が立設されて、長手が欄干の上縁部に沿って配置されて循環移動し欄干の端部において、乗降口側に向かって突出した形状をなす反転部を形成して欄干基部に進入する移動手摺が設けられる。そして、欄干の側面における移動手摺の反転部の形状は、ほぼ半円形を形成する円弧と、この円弧の下部及び欄干基部の進入口の間に形成されて乗降口床面と平行に配置された水平部とによって構成されている。(例えば、特許文献1参照)
また、他の従来の乗客コンベヤーの欄干装置においては、前述の移動手摺の反転部の形状が欄干の側面において、移動手摺の反転部の高さにおける中心を通る水平線に対して上部及び下部において非対称形に構成されている。(例えば、特許文献2参照)
特公平6−59986号公報(第2頁、第4図)
特公平6−59986号公報(第3頁、第2図)
従来の乗客コンベヤーの欄干装置では、移動手摺反転部の下部に乗降口床面と平行に配置された水平部が形成される。このため、幼児が乗降口床面に転倒した場合に、移動手摺反転部の下部水平部と乗降口床面との間に挟み込まれる恐れがあるという問題点があった。また移動手摺の反転部を、高さにおける中心を通る水平線に対して上部及び下部において非対称形に構成する場合に、次に述べる問題が生じる。
すなわち、詳細は後述するが移動手摺の移動を案内するガードレールの引っ張り曲げ成形時に、移動手摺の反転部に対応した上部及び下部においてガードレールの素材の伸び率や、スプリングバック量が相違する。このため、ガードレールの引っ張り曲げ成形が容易でなく、生産性が低下する。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、移動手摺反転部の下部に移動手摺の水平移動部がなく、また容易に製作できてデザイン性も高い乗客コンベヤーの欄干装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベヤーの欄干装置においては、長手端部が乗降口に対向して設置された主枠、この主枠の幅方向の縁部に配置されて主枠の長手に沿って立設された欄干と、長手が欄干の上縁部に沿って配置されて循環移動し、欄干の端部において乗降口側に向かって突出した形状をなす反転部を形成して欄干基部に進入する移動手摺と、欄干に設けられて移動手摺が移動自在に係合されて移動手摺の移動を案内するガードレールと、欄干の側面において長軸が水平に配置された楕円形状における長軸軸端寄りに形成された曲線からなり、ガードレールの要部を構成し移動手摺の反転部が係合された屈曲ガードレール部とが設けられる。
この発明による乗客コンベヤーの欄干装置は、移動手摺が反転部下側において乗降口床面に対して平行移動することがなく、幼児が乗降口床面に転倒して移動手摺反転部の下側と乗降口床面との間に挟み込まれたときに幼児を引き出し易くする効果がある。また、屈曲ガードレール部が、楕円の曲線形状に形成されて楕円の長軸軸線を中心として対称形の曲線形に形成される。このため、屈曲ガードレール部の引っ張り曲げ成形時に、屈曲ガードレール部の上部及び下部において素材の伸び率や、スプリングバック量に差異がなく、引っ張り曲げ成形が容易できて生産性を向上する効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態を示す乗客コンベヤーの欄干端部の側面図である。図において、建物の階床(図示しない)に乗降口1が設けられて主枠2の長手端部が乗降口1に対向して設置される。そして、欄干3が主枠1の幅方向の縁部に配置されて主枠1の長手に沿って立設される。また、欄干3の上縁部に沿って長手が配置されて循環移動する移動手摺4が設けられ、移動手摺4は欄干3の乗降口1に対向する端部において移動手摺4が乗降口1側に向かって突出した形状をなす反転部5を形成し欄干基部6に進入する。
移動手摺4は、欄干3の外周に設けられたガードレール7に移動自在に係合されてガードレール7に案内されて移動する。また、ガードレール7には移動手摺4の反転部5において次に述べる屈曲ガードレール部8が設けられる。すなわち、欄干3の側面において欄干3の上縁と欄干基部6の移動手摺4進入口との間の高さ方向のほぼ中心位置に楕円形状における長軸9が水平に配置され、長軸9の軸端寄りに形成された楕円の曲線形状に屈曲ガードレール部8が製作される。
そして、楕円形状の長軸9軸線を中心として上下に対称形の曲線形状に形成された屈曲ガードレール部8に移動手摺4の反転部5が係合される。なお、屈曲ガードレール部8は例えば、反転部5の先端部において図1に示す半径30cm以上の曲率R1、欄干基部6位置に対応した上部、下部では図1に示す曲率R3、反転部5の先端部と欄干基部6対応位置の上部、下部との間では図1に示す曲率R2によって形成される。そして、曲率の半径がR1<R2<R3の関係に設定される。これによって、移動手摺4の反転部5において前述の楕円形状における長軸軸端寄りに形成された曲線に近似した曲線形状に屈曲ガードレール部8が構成される。
このような構成によって、移動手摺4の反転部5下部において、乗降口1側が上昇する方向に傾斜した接線を介して移動手摺4が欄干基部6の進入口に進入する。これにより、移動手摺4が反転部5下部において乗降口1床面に対して平行移動することがない。したがって、幼児が乗降口1床面に転倒した場合に、移動手摺4反転部5の下部と乗降口1床面との間に挟み込まれたときに幼児を容易に引き出すことができる。
また、移動手摺4の反転部5における屈曲ガードレール部8が、楕円形状の曲線形に形成されて楕円形状の長軸9軸線を中心として上下に対称形の曲線形状に形成される。このため、屈曲ガードレール部8の引っ張り曲げ成形時に、屈曲ガードレール部8の上部及び下部において素材の伸び率や、スプリングバック量に差異がなく、引っ張り曲げ成形が容易にできて生産性を向上することができる。
また、反転部5の先端部における移動手摺4の屈曲部の曲率R1を、半径30cm以上とすることによって移動手摺4に無理な曲げ力が発生せず、また移動手摺4の移動抵抗の増大を抑制することができる。また、移動手摺4の反転部5が楕円形状における曲線に近似した曲線形に構成される。このため、移動手摺4の反転部5に現れる造形表現を、先端が僅かに突出したような軽快感のあるものとすることができる。
また、移動手摺4の反転部5が楕円形状の曲線形に形成されるので、一般的な半円形状のものに比べて、移動手摺4の反転部5先端から欄干3の上面に至るまでの高さの増加が緩やかになり、特に乗込口において背が低い子供でも移動手摺4の反転部5を掴み易くなる。
この発明の実施の形態1を示す図で、乗客コンベヤーにおける欄干端部の側面図。
符号の説明
1 乗降口、2 主枠、3 欄干、4 移動手摺、5 反転部、6 欄干基部、7 ガードレール、8 屈曲ガードレール部、9 長軸。

Claims (3)

  1. 長手端部が乗降口に対向して設置された主枠、この主枠の幅方向の縁部に配置されて上記主枠の長手に沿って立設された欄干と、長手が上記欄干の上縁部に沿って配置されて循環移動し、上記欄干の端部において上記乗降口側に向かって突出した形状をなす反転部を形成して上記欄干基部に進入する移動手摺と、上記欄干に設けられて上記移動手摺が移動自在に係合されて上記移動手摺の移動を案内するガードレールと、上記欄干の側面において長軸が水平に配置された楕円形状における長軸軸端寄りに形成された曲線からなり、上記ガードレールの要部を構成し上記移動手摺の反転部が係合された屈曲ガードレール部とを備えた乗客コンベヤーの欄干装置。
  2. 屈曲ガードレール部を、乗降口側が上昇する方向に傾斜した接線を介して欄干基部に接続する形状の下側端部を有するものとしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤーの欄干装置。
  3. 屈曲ガードレール部を、長軸の軸端寄りの曲率をR1とし、楕円形状における短軸の軸端に接する曲率をR3とし、上記曲率のR1箇所及びR3箇所の間に曲率R2の箇所を設け、それぞれの上記曲率の半径がR1<R2<R3の関係によって構成された近似楕円形曲線からなるものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の乗客コンベヤーの欄干装置。
JP2003364367A 2003-10-24 2003-10-24 乗客コンベヤーの欄干装置 Pending JP2005126204A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54140389A (en) * 1978-04-24 1979-10-31 Hitachi Ltd Handrail for man-conveyor
JP2001002357A (ja) * 1999-06-22 2001-01-09 Hitachi Ltd 乗客用エスカレータ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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