JP2006225148A - 中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】中間部高速乗客コンベアの乗客に対し、加減速区間に達する前に体感的に注意を促すことにより、踏段が加減速した際にバランスを崩したり転倒したりすることを予防する踏段警告装置を得る。
【解決手段】無端状に連結されて循環移動する複数の踏段2の乗降口の速度と中間部の速度が変化する中間部高速乗客コンベアにおいて、踏段2が加速又は減速する手前付近に踏段2を振動させる踏段振動手段として、例えば第2の踏段ローラ5を案内する第2の案内レール7のローラ転走面に突起物11を設け、踏段2が通過するとき踏段2を振動させることにより、加減速する区間の接近を乗客へ知らせるように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】無端状に連結されて循環移動する複数の踏段2の乗降口の速度と中間部の速度が変化する中間部高速乗客コンベアにおいて、踏段2が加速又は減速する手前付近に踏段2を振動させる踏段振動手段として、例えば第2の踏段ローラ5を案内する第2の案内レール7のローラ転走面に突起物11を設け、踏段2が通過するとき踏段2を振動させることにより、加減速する区間の接近を乗客へ知らせるように構成した。
【選択図】図2
Description
この発明は、中間部高速乗客コンベアを利用する乗客に加減速を前もって知らせる踏段警告装置に関するものである。
中間部高速乗客コンベアとして、エスカレータの場合、例えば、上階及び下階の間に無端的に配設された複数のけん引体と、これらけん引体のそれぞれに等ピッチごとに設けられたけん引体変長装置と、これら変長装置ごとに設けられた踏段と、変長装置のピッチを短くする案内装置とを備えて構成されている。踏段の走行速度は、踏段及びけん引体変長装置の連結部材が寄り集まり、それらが畳まれる部分では遅くなり、また互いに引き離されることによって速くなる。これにより、エスカレータの上下乗降口の水平部では乗客が乗り降りし易い低速であるが、曲部から傾斜部にかけて加減速し、中間部である傾斜部では高速となる構造となっている(特許文献1参照)。
従来の傾斜部高速エスカレータでは、踏段間を連結したリンク機構の伸縮により速度を変化させるので、乗っている途中で、踏段間の距離が広がったり狭まったりして踏段が加減速するという構成になっており、乗客が加減速区間に気付かず、乗っている最中にバランスを崩したり転倒する恐れがあつた。
一定速度で移動するエスカレータや動く歩道の場合の降り口を知らせる装置については従来から知られているが、上記のような中間部で速度が速くなる中間部高速乗客コンベアについては、体感的に乗客へ注意喚起する施策はなく、乗客は踏段が加減速することを前もって認識できないという問題点があった。
一定速度で移動するエスカレータや動く歩道の場合の降り口を知らせる装置については従来から知られているが、上記のような中間部で速度が速くなる中間部高速乗客コンベアについては、体感的に乗客へ注意喚起する施策はなく、乗客は踏段が加減速することを前もって認識できないという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、加減速区間に達する前に乗客へ体感的に注意を促すことにより、踏段が加減速した際にバランスを崩したり転倒したりするのを防止することを目的とする。
この発明に係わる中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置は、主枠内に設けられた循環路に沿って循環移動する無端状に連結された複数の踏段と、隣接する踏段の間隔を変化させることにより踏段の移動速度を加減速させる踏段変速手段と、踏段に設けられた踏段ローラと、踏段ローラを案内する案内レールとを有し、踏段の乗降口の速度と中間部の速度が変化する中間部高速乗客コンベアにおいて、踏段が加速又は減速する手前付近に踏段を振動させる踏段振動手段を設け、踏段の振動により加減速する区間の接近を乗客へ知らせるようにしたものである。
この発明の中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置によれば、踏段が加速又は減速する手前付近に踏段を振動させる踏段振動手段を設け、踏段の振動により加減速する区間の接近を乗客へ知らせるようにしたので、踏段の速度が変化することを前もつて体感的に訴えかけて注意を喚起することができるため、踏段の加減速によりバランスを崩したり転倒したりする危険性を減少させることができる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1による中間部高速乗客コンベアの踏段中央から切断した側面図であり、図2(a)は図1のI部拡大図、(b)は図1のIII部拡大図である。なお、中間部高速乗客コンベアとして、本実施の形態では傾斜部高速エスカレータの場合を例示している。
図1において、主枠1内に設けられた循環路に沿って、無端状に連結された踏段2が循環移動するように構成されている。踏段2の裏側には、隣接する踏段2の間隔を変化させることにより踏段2の移動速度を加減速させる踏段変速手段であるリンク機構3と、第1の踏段ローラ4及び第2の踏段ローラ5と、第1の踏段ローラ4を案内する第1の案内レール6及び第2の踏段ローラ5を案内する第2の案内レール7とを備えている。
また、踏段2の移動方向の両側には移動手摺8と欄干9が設けられ、踏段2と欄干9の間にはスカートガード10が設けられている。
図1は実施の形態1による中間部高速乗客コンベアの踏段中央から切断した側面図であり、図2(a)は図1のI部拡大図、(b)は図1のIII部拡大図である。なお、中間部高速乗客コンベアとして、本実施の形態では傾斜部高速エスカレータの場合を例示している。
図1において、主枠1内に設けられた循環路に沿って、無端状に連結された踏段2が循環移動するように構成されている。踏段2の裏側には、隣接する踏段2の間隔を変化させることにより踏段2の移動速度を加減速させる踏段変速手段であるリンク機構3と、第1の踏段ローラ4及び第2の踏段ローラ5と、第1の踏段ローラ4を案内する第1の案内レール6及び第2の踏段ローラ5を案内する第2の案内レール7とを備えている。
また、踏段2の移動方向の両側には移動手摺8と欄干9が設けられ、踏段2と欄干9の間にはスカートガード10が設けられている。
このような構成により、リンク機構3が互いに隣接する踏段2の間隔を変化させることにより、上昇運転の場合は、踏段2は乗り口付近の区間Aは低速で移動し、曲部の区間Bで踏段2間の距離を広げながら加速し、傾斜部の区間Cでは高速(区間Aより速く)で移動し、降り口が近づくと、曲部の区間Dで踏段2間の距離を縮めながら減速し、降り口付近の区間Eで低速となる。下降運転の場合は逆に、乗り口付近の区間Eは低速、曲部のDで加速、傾斜部のCでは高速で移動し、降り口が近づくと曲部の区間Bで減速、降り口付近のAで低速となる。
なお、中間部高速乗客コンベアの機構自体は本実施の形態の発明の主眼とするところではないので、変速手段であるリンク機構3等は一部省略して簡単に図示している。
なお、中間部高速乗客コンベアの機構自体は本実施の形態の発明の主眼とするところではないので、変速手段であるリンク機構3等は一部省略して簡単に図示している。
本発明の主眼は、図2の詳細図に示す部分である。すなわち、エスカレータの上昇運転の場合は、加速区間Bの手前(図1のI部)と減速区間Dの手前(図1のIII部)の、第2の案内レール7上の第2の踏段ローラ5が転走する転走面に、踏段振動手段として1個又は複数個の突起物11を設けている。下降運転の場合は、詳細図は省略するが、加速区間Dの手前(図1のIV部)と減速区間Bの手前(図1のII部)の第2の案内レール7の転走面に突起物11を設けている。突起物11は、耐摩耗性に優れた樹脂又は金属が望ましい。
ここで、加速区間又は減速区間の手前とは、図1に示すように、直線部と曲線部の接続点の法線の位置に対し、移動方向に向かってその手前近傍のことである。
ここで、加速区間又は減速区間の手前とは、図1に示すように、直線部と曲線部の接続点の法線の位置に対し、移動方向に向かってその手前近傍のことである。
次に、突起物11の作用について説明する。第2の踏段ローラ5がこの突起物11を乗り越えて走行するとき、第2の踏段ローラ5が上下に振動する。その振動は踏段2に伝わり、乗客は足を通じ体に振動を感知する。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、踏段が加速又は減速する手前付近に踏段を振動させる踏段振動手段を設け、踏段の振動により加減速する区間の接近を乗客へ知らせるようにしたので、踏段の速度が変化することを前もつて体感的に訴えかけて注意を喚起することができるため、踏段の加減速によりバランスを崩したり転倒したりする危険性を減少させることができる。
また、踏段振動手段を、案内レールの転走面に突起物を設けて構成したので、簡単な構成で踏段に振動を与えることができる。
また、踏段振動手段を、案内レールの転走面に突起物を設けて構成したので、簡単な構成で踏段に振動を与えることができる。
実施の形態2.
図3は実施の形態2による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示すものである。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図3(a)は図1のI部拡大図、(b)は図1のIII部拡大図である。
図3は実施の形態2による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示すものである。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図3(a)は図1のI部拡大図、(b)は図1のIII部拡大図である。
本実施の形態では、踏段振動手段として案内レールに凸状部を設けたものである。すなわち、エスカレータが上昇運転の場合は、図(a)のように加速区間Bの手前(図1のI部)と、図(b)のように減速区間Dの手前(図1のIII部)の第2の案内レール7に、第2の踏段ローラ5側に曲線的に凸状に曲げて形成した凸状部12を設けている。下降運転の場合は、詳細図を省略するが、図1のIV部とII部の第2の案内レール7に同様な凸状部12を形成する。
このような構成により、第2の踏段ローラ5がこの凸状部12を乗り越えて走行するとき上下に振動する。その振動は踏段2に伝わり、乗客は足を通じ体に振動を感知する。
このような構成により、第2の踏段ローラ5がこの凸状部12を乗り越えて走行するとき上下に振動する。その振動は踏段2に伝わり、乗客は足を通じ体に振動を感知する。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、踏段振動手段として、案内レールを踏段ローラ側に凸状に曲げて形成した凸状部で構成したので、踏段ローラが凸状部の上を走行することにより踏段が振動するため、踏段が加減速区間に達する前に乗客に対し踏段の振動で体感的に訴えかけて注意喚起することができ、踏段の加減速によりバランスを崩したり転倒したりする危険性を減少させることができる。
実施の形態3.
図4は実施の形態3による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示すものである。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図4(a)は図1のI部拡大図、(b)は図1のIII部拡大図である。
図4は実施の形態3による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示すものである。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図4(a)は図1のI部拡大図、(b)は図1のIII部拡大図である。
本実施の形態では、踏段振動手段として案内レールに振動装置を設けたものである。すなわち、エスカレータが上昇運転の場合は、加速区間Bの手前(図1のI部)と減速区間Dの手前(図1のIII部)の第2の案内レール7の、第2の踏段ローラ5が転走する転走面の裏側に振動装置13を配置し、下降運転の場合は、詳細図を省略するが、図1のIV部とII部の第2の案内レール7に同様な振動装置13を設けている。振動装置13は、第2の案内レール7を上下方向に微振動させるものである。
このような構成により、第2の踏段ローラ5が振動装置13上を通過して走行するとき、第2の踏段ローラ5が上下に振動する。その振動は踏段2に伝わり、乗客は足を通じ体に振動を感知する。
このような構成により、第2の踏段ローラ5が振動装置13上を通過して走行するとき、第2の踏段ローラ5が上下に振動する。その振動は踏段2に伝わり、乗客は足を通じ体に振動を感知する。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、踏段振動手段を、案内レールの踏段ローラが転走する転走面の裏側に振動装置を設けて構成したので、踏段の加減速区間に達する前に、乗客に対し踏段の振動で体感的に訴えかけて注意喚起することができるため、踏段の加減速によりバランスを崩したり転倒したりする危険性を減少させることができる。
実施の形態4.
図5は実施の形態4による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示すものである。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図5は図1のI部及びII部の第2の案内レール7の斜視図であり、片側のみを示している。
図5は実施の形態4による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示すものである。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図5は図1のI部及びII部の第2の案内レール7の斜視図であり、片側のみを示している。
図のように、加減速が始まる手前、すなわち、直線部と曲線部の接続点の法線の位置に対し、移動方向に向かってその手前近傍の、第2の案内レール7のローラ転走面に、凹凸面部14の加工を施している。凹凸面部14の具体的な形状は、例えば、鮫肌状,鱗片状,ヤスリ面状等である。
このような構成により、第2の踏段ローラ5が凹凸面部14を通過するとき、例えば、ゴーというような走行音と共に微振動が踏段2に伝わる。なお、図5は図1のI部及びII部を示したが、III部及びIV部についても同様である。
このような構成により、第2の踏段ローラ5が凹凸面部14を通過するとき、例えば、ゴーというような走行音と共に微振動が踏段2に伝わる。なお、図5は図1のI部及びII部を示したが、III部及びIV部についても同様である。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、踏段振動手段を、案内レールの踏段ローラ転走面に形成した凹凸面部で構成したので、踏段が加減速区間に達する前に、乗客に対し踏段の微振動で体感的に訴えかけて注意喚起することができるため、踏段の加減速によりバランスを崩したり転倒したりする危険性を減少させることができる。
実施の形態5.
図6は実施の形態5による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示す斜視図である。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図6(a)は図1のI部の踏段部の斜視図であり、(b)は(a)の変形例を示す。なお、図は踏段警告装置の説明に関係する部分以外は省略して模式的に表現している。
図6は実施の形態5による中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置を示す斜視図である。中間部高速乗客コンベアであるエスカレータの全体の構成は、実施の形態1の図1と同等なので詳細な説明は省略し、踏段警告装置部分について説明する。図6(a)は図1のI部の踏段部の斜視図であり、(b)は(a)の変形例を示す。なお、図は踏段警告装置の説明に関係する部分以外は省略して模式的に表現している。
図のように、全踏段2の裏面側に踏段側永久磁石15を取り付け、その磁石に対向する主枠側の位置にも数個の主枠側永久磁石16を進行方向に並べて配置する。主枠側永久磁石16を配置する進行方向の位置は、図1に示すように、直線部と曲線部の接続点の法線の位置に対し、移動方向に向かってその手前近傍である。対向する両磁石の極性は、図のように対向する側を同極性にしておく。
このような構成により、踏段2が走行するとき、両磁石15,16が反発し合い、踏段2を上下に振動させることができる。
このような構成により、踏段2が走行するとき、両磁石15,16が反発し合い、踏段2を上下に振動させることができる。
図6(b)は上記の変形例を示すものである。踏段側は(a)と同様なので省略し、主枠側の磁石のみを示している。(a)と異なるのは、主枠側に取り付ける磁石を主枠側電磁石17としている点である。このような構成により、主枠側電磁石17への電流の供給を停止することにより、振動の付与を停止することができる。
なお、図6は図1のI部に踏段警告装置を備えた場合を代表して説明したが、II〜IV部も同様である。
なお、図6は図1のI部に踏段警告装置を備えた場合を代表して説明したが、II〜IV部も同様である。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、踏段振動手段を、踏段の裏面側に設けた踏段側永久磁石と、主枠側に同極性で対向させて設けた主枠側永久磁石とで構成したので、踏段が加減速区間に達する前に、乗客に対し踏段の微振動で体感的に訴えかけて注意喚起することができるため、踏段の加減速によりバランスを崩したり転倒したりする危険性を減少させることができる。
また、主枠側に設ける磁石を電磁石とした場合は、上記の効果に加え、電磁石を入り切りすることにより、必要に応じ踏段振動手段を作動させることができるので、例えば上昇運転の場合はI部とIII部、下降運転の場合はIV部とII部に設けた踏段振動手段を作動させるように選択できる。
また、主枠側に設ける磁石を電磁石とした場合は、上記の効果に加え、電磁石を入り切りすることにより、必要に応じ踏段振動手段を作動させることができるので、例えば上昇運転の場合はI部とIII部、下降運転の場合はIV部とII部に設けた踏段振動手段を作動させるように選択できる。
なお、上記の実施の形態1〜4では、第2の案内レール7側に踏段振動手段を設けた場合について説明したが、第1の案内レール6側に同様に構成することにより、同様な効果を得ることができる。
また、実施の形態1〜5では、中間部高速乗客コンベアとして傾斜部高速エスカレータの場合を例に挙げて説明したが、中間部で速度が変化する動く歩道においても同様な対策を施すことで同様な効果を得ることができる。
また、実施の形態1〜5では、中間部高速乗客コンベアとして傾斜部高速エスカレータの場合を例に挙げて説明したが、中間部で速度が変化する動く歩道においても同様な対策を施すことで同様な効果を得ることができる。
中間部で速度が変化するエスカレータや動く歩道に広く適用できる。
1 主枠
2 踏段
3 リンク機構
4 第1の踏段ローラ
5 第2の踏段ローラ
6 第1の案内レール
7 第2の案内レール
11 突起物
12 凸状部
13 振動装置
14 凹凸面部
15 踏段側永久磁石
16 主枠側永久磁石
17 主枠側電磁石。
2 踏段
3 リンク機構
4 第1の踏段ローラ
5 第2の踏段ローラ
6 第1の案内レール
7 第2の案内レール
11 突起物
12 凸状部
13 振動装置
14 凹凸面部
15 踏段側永久磁石
16 主枠側永久磁石
17 主枠側電磁石。
Claims (7)
- 主枠内に設けられた循環路に沿って循環移動する無端状に連結された複数の踏段と、隣接する上記踏段の間隔を変化させることにより上記踏段の移動速度を加減速させる踏段変速手段と、上記踏段に設けられた踏段ローラと、上記踏段ローラを案内する案内レールとを有し、上記踏段の乗降口の速度と中間部の速度が変化する中間部高速乗客コンベアにおいて、上記踏段が加速又は減速する手前付近に上記踏段を振動させる踏段振動手段を設け、上記踏段の振動により加減速する区間の接近を乗客へ知らせることを特徴とする中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置。
- 上記踏段振動手段は、上記案内レールの上記踏段ローラが転走する転走面に突起物を設けて構成されていることを特徴とする請求項1記載の中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置。
- 上記踏段振動手段は、上記案内レールを上記踏段ローラ側に凸状に曲げて形成した凸状部で構成されていることを特徴とする中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置。
- 上記踏段振動手段は、上記案内レールの上記踏段ローラが転走する転走面の裏側に振動装置を設けて構成されていることを特徴とする中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置。
- 上記踏段振動手段は、上記案内レールの上記踏段ローラが転走する転走面に形成した凹凸面部で構成されていることを特徴とする中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置。
- 上記踏段振動手段は、上記踏段の裏面側に設けた踏段側永久磁石と、上記主枠側に上記踏段側永久磁石の極性と同極性で対向させて設けた主枠側永久磁石とで構成されていることを特徴とする中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置。
- 上記踏段振動手段は、上記踏段の裏面側に設けた踏段側永久磁石と、上記主枠側に上記踏段側永久磁石の極性と同極性で対向させて設けた主枠側電磁石とで構成されていることを特徴とする中間部高速乗客コンベアの踏段警告装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013006684A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベアの異常検出装置 |
CN104063989A (zh) * | 2014-04-09 | 2014-09-24 | 苏州天趣信息科技有限公司 | 一种防跌警示器 |
JP7100298B2 (ja) | 2020-10-26 | 2022-07-13 | フジテック株式会社 | マンコンベヤ |
-
2005
- 2005-02-21 JP JP2005044226A patent/JP2006225148A/ja active Pending
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