JPH06171877A - 乗客コンベヤのためのガイド機構 - Google Patents

乗客コンベヤのためのガイド機構

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JPH06171877A
JPH06171877A JP4206167A JP20616792A JPH06171877A JP H06171877 A JPH06171877 A JP H06171877A JP 4206167 A JP4206167 A JP 4206167A JP 20616792 A JP20616792 A JP 20616792A JP H06171877 A JPH06171877 A JP H06171877A
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JP
Japan
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support
guide mechanism
rail
passenger
pinch roller
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Withdrawn
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JP4206167A
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English (en)
Inventor
Douglas N Datema
ダグラス・エヌ・ダテマ
Thomas R Nurnberg
トマス・アール・ニュルンバーグ
Richard D Rohret
リチャード・ディー・ローレット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MONTOGOMERI EREBEETAA CO
Montgomery Elevator Co
Original Assignee
MONTOGOMERI EREBEETAA CO
Montgomery Elevator Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/14Guiding means for carrying surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/14Guiding means for carrying surfaces
    • B66B23/145Roller assemblies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/08Carrying surfaces
    • B66B23/12Steps

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エスカレータ、移動歩道(ウオークウエー)等
の乗客コンベヤのためのガイド機構を提供すること。 【構成】支持レール40を含むフレームと、該支持レー
ル40に沿って転動する支持ローラ44を備えた一連の
乗客プラットホーム16を有する乗客コンベヤのための
ガイド機構であって、前記フレームに固定された単一軌
道のガイドレール58と、前記各乗客プラットホーム1
6によって支持されており、前記ガイドレール58の両
側面に係合する1対の水平なピンチローラ60,62と
から成るガイド機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータ、移動歩
道(ウオークウエー)等の乗客コンベヤに関し、特に、
そのような乗客コンベヤのためのガイド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な乗客コンベヤ(以下、単に「コ
ンベヤ」とも称する)は、水平方向に離隔した2つの踊
り場の間で無端経路に沿って周回される複数の乗客プラ
ットホーム即ち踏み段を備えており、例えばビルヂング
の床やその他の支持構造自体によって支持された本体フ
レームと、乗客プラットホームを2つの踊り場の間の無
端経路に沿って案内するための軌道即ちレールを有して
いる。一般に、レールは、個々の乗客プラットホームに
装着された支持ローラのための支持レールを含み、場合
によっては、ガイドレールに沿って移動するガイドロー
ラを備えている。通常、乗客コンベヤの全体構造には、
親柱が含まれており、コンベヤの手摺はその親柱を廻っ
て乗客プラットホームとほぼ同期して無端経路に沿って
周回する。コンベヤなの両側に沿って蹴板が延設されて
おり、乗客プラットホームはそれらの蹴板の間に配設さ
れている。乗客プラットホームと蹴板との間の引きずり
係合を回避するために、移動する乗客プラットホームを
両側の蹴板から離隔した状態に維持するためのガイド機
構が設けられるのが普通である。
【0003】この種の乗客プラットホームの従来からの
大きな問題点の1つは、乗客プラットホームとその両側
の蹴板との間に異物が挟まるのを防止し、かつ、乗客プ
ラットホームと蹴板との間の引きずり係合を回避するた
めに、移動する乗客プラットホームと両側の蹴板との間
に常時僅かなクリアランスを維持することができないこ
とである。大抵の建築基準法は、乗客プラットホームと
蹴板との間に最大限4.761mmのクリアランスを設
けることを規定している。この最大限度は、異物がプラ
ットホームと蹴板との間の側部間隙に挟まるのを防止す
るために規定されている。しかしながら、この最大限度
は、多くの小さな異物が異物がプラットホームと蹴板と
の間の間隙に挟まるのを防止するには不十分である。建
築基準法の下で許容される最大限度のクリアランスは、
将来は現在の限度より小さくされることが知られている
が、当業界は、まだ、乗客プラットホームと蹴板との間
の引きずり係合を惹起することなく両者間のクリアラン
スを小さくすることができるような有効なガイド機構を
実現するに至っていない。乗客プラットホームや蹴板の
ような大きな部品の製造及び、又は組立中の許容寸法公
差が大きすぎるからである。
【0004】乗客コンベヤのための従来のガイド機構
は、一般に、プラットホームの両側に設けられたガイド
レール及びガイドローラを有している。従って、各プラ
ットホームの各側で別々にレール設定を行うか、あるい
は、水平方向に離隔したガイドレール及び、又はガイド
ローラの間の離間距離に基づいてレール設定を行わなけ
ればならない。換言すれば、この種のガイド機構は、
「バンパーレール」システムと称することができるもの
であり、各プラットホームの両側間でレール設定に若干
の許容差を設けなければならず、さもないと、水平方向
に離隔したガイド機構間に常時高速が生じることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンベヤの
乗客プラットホームと側部蹴板との間の間隙クリアラン
スを1.5875mm程度にまで減小することができる
単一軌道のガイドレールを提供することによって上述し
た従来技術の諸問題を解決することを企図したものであ
る。従って、本発明の目的は、この種の乗客コンベヤの
ための新規な、改良されたガイド機構を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一般に、乗客コンベヤ
は、支持レールを含むフレームと、該支持レールに沿っ
て転動する支持ローラを備えた一連の乗客プラットホー
ムを有する。それらの支持ローラは、乗客プラットホー
ムの下に配設された横断車軸に取付けられている。本発
明は、上記課題を解決するために、乗客コンベヤの長手
方向に延長し、乗客コンベヤの移動経路を画定する単一
軌道のガイドレールを含むガイドレールと、各乗客プラ
ットホームによって支持されており、前記ガイドレール
の両側面に係合する1対の水平なピンチローラとから成
るガイド機構を提供する。前記ピンチローラの一方の圧
縮硬さを他方のピンチローラのそれより低くすることが
好ましい。そのような圧縮硬さの差は、それらのピンチ
ローラをウレタン等の弾性材で製造し、一方のピンチロ
ーラの外周面に他方のピンチローラより幅の狭いレール
係合表面を形成することによって得られる。あるいは、
別法として、一方のピンチローラを他方のピンチローラ
より柔らかい材料で形成してもよい。従って、これらの
ピンチローラは、上記単一軌道のガイドレールに常時把
持又は挟みつけ(ピンチ)係合するように取付けること
ができ、硬い方のピンチローラは単一軌道のガイドレー
ルに沿って移動する基準フレームを画定し、柔らかい方
のピンチローラは単一軌道のガイドレールに弾性的に押
しつけられる。
【0007】ここに例示する本発明の実施例では、前記
単一軌道のガイドレールは、前記と一体に形成されてい
る。支持レールは、支持ローラを支持する水平部分と、
ピンチローラのためのガイドレールを構成する垂直部分
を含む。支持ローラは、各乗客プラットホームの下に水
平に延長した車軸に軸承される。ピンチローラは、支持
レールと一体に形成された単一軌道のガイドレールの両
側面を挟みつけるように前記車軸から垂下した立込み軸
に取付けられ、水平平面内で即ち垂直軸線の周りに回転
自在とされる。
【0008】本発明のもう1つの特徴は、前記支持ロー
ラとピンチローラの間に介設された動梁を含む動梁組立
体を設けたことである。詳述すれば、各乗客プラットホ
ームの両側に乗客コンベヤの移動方向に延長する短い動
梁を設け、該動梁をその両端間の中点で各乗客プラット
ホームの下に位置する前記車軸に固定することによって
それぞれの乗客プラットホームに軸承させる。この動梁
に1対の支持ローラをコンベヤの移動方向に互いに離隔
させて軸承させる。この動梁と、それに軸承された1対
の支持ローラを含む組立体を「動梁組立体」又は「支持
ローラ組立体」と称する。前記ピンチローラは、動梁組
立体の1対の支持ローラの回転軸線の間の中点において
該動梁から延長した車軸によって支持される。従って、
ピンチローラの回転軸線は、動梁に対して固定関係にあ
る。
【0009】この動梁組立体は、後述するように、エス
カレータ型の乗客コンベヤの水平区間と傾斜区間の間の
遷移区間を通る際、前記車軸従って乗客プラットホーム
の移動を円滑にする。本発明のその他の目的及び利点
は、添付図を参照してのベル以下の説明から明らかにな
ろう。
【0010】
【実施例】添付図を参照すると、図1には、典型的なエ
スカレータの形とされたた乗客コンベヤ10が示されて
いる。このコンベヤは、コンベヤを例えばビルヂングの
支持構造体に設置するための固定フレーム12を有して
いる。フレーム12は、1対の左右に離隔した無端チェ
ーン14と、該チェーンによって係合され駆動される複
数の乗客プラットホーム即ち踏み段16と、1対の左右
に離隔した周回手摺18を有する。乗客プラットホーム
16は、後述する支持レール40に沿って転動する複数
の支持ローラ20によって支持される。支持レール40
は、固定フレーム12に適当に固定される。
【0011】チェーン14は、慣用のベルト駆動機構2
2によって駆動され、プラットホーム16を前方又は下
側踊り場24と後方又は上側踊り場26の間の閉ループ
経路に沿って連続的に移動させる。第2ベルト駆動機構
28は、無端状に連結された一連のプラットホーム16
と同期して矢印30で示されるように手摺18を閉ルー
プ経路に沿って駆動する。乗客は、プラットホーム16
の上に立ち、手摺18を掴む。
【0012】この乗客コンベヤ10の全体的な構造は、
慣用のものであるから、図1には概略的に示されてお
り、その基本的な構成部品についても概略的に説明され
ている。本発明は、一般に、図1に示されたエスカレー
タや、水平な移動歩道のような乗客コンベヤに使用する
ためのガイド機構に関する。
【0013】図2を参照して説明すると、プラットホー
ム又は踏み段16の1つに対する支持ローラ20(図
1)の1つの位置が詳しく示されている。各踏み段16
は、上板部分32、湾曲前壁34及び1対の側壁36を
有している。支持ローラ20は、矢印30で示されるコ
ンベヤの移動方向でみて踏み段の前方領域において例え
ば軸38及び壁36に適当な軸受によって軸承させるこ
とによって軸承されている。支持ローラ20は、支持レ
ール40に沿って転動する。乗客プラットホーム16に
は、又、支持レール40によって支持され支持レール4
0に沿って転動する1対の支持ローラ44を含む後行ロ
ーラ組立体42が取付けられている。支持レール40
は、コンベヤの固定フレーム12に適当に固定される。
【0014】図3は、乗客プラットホーム16が、コン
ベヤシステムの1対の蹴板46の間に配置され、プラッ
トホームの両側とそれに対応する蹴板46との間に間隙
48を画定する態様を示す。又、この図から分かるよう
に、プラットホーム16の側壁36は、プラットホーム
16の上板部分32及び湾曲前壁34の外周範囲の内側
に引込められている。後行ローラ組立体即ち支持ローラ
組立体42及び支持レール40の位置も、図3に明確に
示されている。
【0015】更に図3を参照して説明すると、支持ロー
ラ組立体42は各乗客プラットホーム16の両側に1つ
づつ設けられており、支持レール40はコンベヤの両側
に沿って延設されている。支持ローラ組立体42は、車
軸52の外端に固定された比較的短い動梁50(図2参
照)と、動梁50の両端に乗客コンベヤ10の移動方向
に間隔をおいて適当な軸受80によって軸承された1対
の支持ローラ44,44を含む。従って、支持ローラ組
立体42は、「動梁組立体」とも称される。車軸52
は、プラットホームの側壁36とプラットホームから下
に突出した内側壁54に適当な軸受によって軸承され
る。この同じ構成が、図3にみられるようにプラットホ
ーム16の両側の支持ローラ44に対して設けられてい
る。動梁50の構造は、図5〜7を参照して後述する。
【0016】図3と共に図3を参照して説明すると、本
発明は、一連の乗客プラットホーム16を蹴板46(図
3)の間で案内し、乗客プラットホーム16を蹴板46
の間の間隙48に最少限のクリアランスを維持するため
に各乗客プラットホーム16に設けるガイド機構56に
ある。詳述すれば、ガイド機構56は、単一軌道のガイ
ドレール58と、1対のピンチローラ60,62を含
む。ピンチローラ60,62は、車軸52に螺入され、
締めつけナット66によって固定された立込み軸64に
よって画定される垂直軸線の4りに回転自在である。従
って、車軸52がその軸線の周りに僅かに回転すると、
以下に述べる目的のために、立込み軸64及びピンチロ
ーラ60,62が車軸52と共に動く。
【0017】図4から分かるように、ピンチローラ60
と62は、単一軌道のガイドレール58の両面にピンチ
(挟み)係合する。これらのピンチローラ60,62の
ガイドレール58への最初の設定調節は、車軸52に形
成した僅かに細長いスロット68によって可能にされ
る。即ち、ピンチローラ60,62は、車軸52の細長
いスロット68内で両頭矢印Aの方向に移動させて最初
に設定することができ、あるいは、後に調節することが
できる。
【0018】本発明は、又、このガイドレールシステム
に変動が生じ場合それに順応するためにピンチローラ6
0と62の間にある程度の柔軟性を与えるための手段を
講じることを企図する。この目的のために、好ましい実
施例では、一方のピンチローラ60の圧縮硬さを他方の
ピンチローラ62のそれより低くする。このような圧縮
硬さの差は、ゴム系材料のような撓み性の材料でピンチ
ローラを製造し、ピンチローラ60のジュロメーター硬
度をピンチローラ62のそれより低くすることによって
得られる。換言すれば、ピンチローラ60をピンチロー
ラ62より柔らかくする。図4に示された実施例では、
ピンチローラ60,62は、鋼又はそれに類する材料で
製造され、適当な軸受手段によって立込み軸64に軸承
され、ウレタン材で被覆されている。図4にみられるよ
うに、一方のピンチローラ60の外周面即ちウレタンカ
バーは、他方のピンチローラ62より幅の狭いレール係
合表面を有するように形成されている。詳述すれば、一
方のピンチローラ60のウレタンカバーは、細いリブ6
0aを有するように成形されているのに対して、他方の
ピンチローラ62は、幅の広い平坦な周囲表面62aを
有している。この構成によれば、他方のピンチローラ6
2のための立込み軸64は図示の実施例のように車軸5
2の長手方向に調節自在とせず、車軸52に固定しても
よい。なぜなら、一方のピンチローラ60は柔軟性が高
いので、その立込み軸64を従ってピンチローラ60を
車軸52の軸方向にある程度調節することができるから
である。図4には、動梁50と側壁36の間に介設され
た軸受70も示されている。
【0019】図3と合わせて図4を参照して説明する
と、図示の実施例では、単一軌道のガイドレール58
は、支持レール40の一体部分として製造されている。
図に示されるように、支持レール40は、ほぼU字形で
あり、支持ローラ44,44並びに支持ローラ20(図
2参照)を支持する水平部分72を有している。単一軌
道のガイドレール58は、支持レール40のU字の一辺
によって形成されている。単一軌道のガイドレール58
と支持レール40を一体構造として形成することによ
り、ガイド機構56の費用効果を高める(製造コストに
比して高い効果を得る)ことができ、しかも、ガイド機
構56の全体構造と支持ローラ組立体42との間に一定
の安全性が与えられる。
【0020】図4と合わせて図5〜7を参照して説明す
ると、動梁50は車軸52に固定されており、上述した
ように、立込み軸64,64も車軸52に固定されてい
る。従って、支持ローラ44,44が支持レール40の
水平部分72に沿って移動する際、動梁50、車軸5
2、立込み軸64、ピンチローラ60,62はすべて、
一緒に移動し、あるいは「傾動」する。支持ローラ組立
体42の支持ローラ44,44は、先に述べたように車
軸52の外端に固定された動梁50の両端に適当な軸受
80によって軸承されている。
【0021】図5〜7は、支持ローラ44,44とピン
チローラ60,62との間に設けられた動梁50と、動
梁50に軸承された支持ローラ44,44を含む動梁組
立体42が、支持レール40の水平区間(図5)から遷
移区間(図6)を経て傾斜区間(図7)へ移動する際の
動作態様を示す。もちろん、支持レール40の水平区間
(図5)、遷移区間(図6)、傾斜区間(図7)の形態
は、図1に示されたエスカレータ10の形態と一致して
いる。即ち、大抵のエスカレータの場合と同様に、下側
踊り場24(図1)に近接したところに支持レール40
の水平区間があり、そこから支持レールの長さの大部分
を占める傾斜区間に移行し、上側踊り場26の近くで再
び水平区間に戻る。動梁組立体42は、支持レール40
のそれらの部分における円滑な遷移を可能にするととも
に、支持レール40に不規則部分が存在する場合に支持
ローラ44の「乗り心地」を円滑にするためのものであ
る。これは、エスカレータの場合に特に有利である。な
ぜなら、エスカレータに乗る乗客は、乗客プラットホー
ム16の縁に立つ傾向があり、その場合、プラットホー
ムの不均一な又は急激な動きが増幅され、乗客がバラン
スを失うことがあるからである。本発明の動梁組立体
は、プラットホームの不均一な又は急激な動きを抑制す
る働きをする。機械的には、この動梁組立体と2つの支
持ローラ44は、以下に説明するように、支持レール4
0の不規則部分即ち支持レール40の上述した水平区間
と傾斜区間の間の遷移区間の影響を実質的に半分に減少
させる。
【0022】図5の位置では、支持ローラ44,44
は、支持レール40の水平区間の水平部分72に乗って
いる。支持ローラ44,44は、動梁50の両端に水平
方向に離隔して軸承(80)されているので、動梁50
はほぼ水平に保たれる。図6は、支持ローラ44,44
と共に動梁50が支持レール40の水平区間(図5)か
ら傾斜区間(図7)への遷移区間に沿って移動している
ところを示す。この位置では、前方の支持ローラ44は
支持レールの傾斜区間にさしかかっているが、後方の支
持ローラ44はまだ支持レール40の水平区間に乗って
いる。図6から分かるように、車軸52は、2つの支持
ローラ44,44の回転軸線から等距離のところにあ
る。従って、車軸52は、両方の支持ローラ44,44
の合計速度変化率の二分の一の速度変化率で遷移区間を
移動し、それによって乗客プラットホーム16の上に立
っている乗客の「乗り心地」を円滑にする。換言すれ
ば、車軸52は、前方の支持ローラ44の速度変化率よ
りは小さく、後方の支持ローラの速度変化率よりは大き
い速度変化率で遷移区間を移動する。又、図6から、遷
移区間を通る際、立込み軸64及びピンチローラ60,
62が車軸52と一緒に傾動する態様が分かる。図7
は、動梁組立体が支持レール40の傾斜区間を通って上
昇するところを示す。その際、動梁50、車軸52、立
込み軸64、ピンチローラ60,62が水平区間(図
5)を通るときと同じ相対位置関係を取り戻す。即ち、
動梁組立体全体が傾斜するが、その各構成部品間の相対
位置及び支持レール40に対するそれらの部品の位置
は、支持レールの水平区間を通るときのそれと同じであ
る。
【0023】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を組入れた代表的なエスカレー
タ型乗客コンベヤの部分概略側面図である。
【図2】図2は、図1のエスカレータの乗客踏み段の1
つを示す拡大側面図である。
【図3】図3は、図2の左側からみたと同様な正面図で
ある。
【図4】図4は、図3の下右半分のガイド機構の拡大図
である。
【図5】図5は、支持レールの水平区間を通る際の本発
明の動梁組立体の側面図である。
【図6】図6は、支持レールの遷移区間を通る際の本発
明の動梁組立体の側面図である。
【図7】図7は、支持レールの傾斜区間を通る際の本発
明の動梁組立体の側面図である。
【符号の説明】
10:乗客コンベヤ(エスカレータ) 12:固定フレーム 14:無端チェーン 16:乗客プラットホーム又は踏み段 18:手摺 20:支持ローラ 22:ベルト駆動機構 32:上板部分 34:湾曲前壁 36:側壁 40:支持レール 42:支持ローラ組立体又は動梁組立体 44:支持ローラ 46:蹴板 48:間隙(クリアランス) 50:動梁 52:車軸 56:ガイド機構 58:単一軌道のガイドレール 60,62:ピンチローラ 64:立込み軸 68:スロット 72:水平部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ディー・ローレット アメリカ合衆国イリノイ州イースト・モー リーン、42アベニュービー、1111

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持レールを含むフレームと、該支持レー
    ルに沿って転動する支持ローラを備えた一連の乗客プラ
    ットホームを有する乗客コンベヤのためのガイド機構で
    あって、 前記フレームに固定された単一軌道のガイドレールと、 前記各乗客プラットホームによって支持されており、前
    記ガイドレールの両側面に係合する1対の水平なピンチ
    ローラと、から成るガイド機構。
  2. 【請求項2】前記ピンチローラの一方の圧縮硬さは、他
    方のピンチローラのそれより低いことを特徴とする請求
    項1に記載のガイド機構。
  3. 【請求項3】前記一方のピンチローラの外周面に他方の
    ピンチローラより幅の狭いレール係合表面を形成するこ
    とによって一方のピンチローラの圧縮硬さを他方のピン
    チローラのそれより低くしたことを特徴とする請求項2
    に記載のガイド機構。
  4. 【請求項4】前記一方のピンチローラを他方のピンチロ
    ーラより柔らかい材料で形成したことを特徴とする請求
    項2に記載のガイド機構。
  5. 【請求項5】前記ガイドレールは、前記支持レールと一
    体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ガイド機構。
  6. 【請求項6】前記支持ローラは、横断方向の車軸によっ
    て前記乗客プラットホームに取付けられており、前記ピ
    ンチローラは、該車軸に取付けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のガイド機構。
  7. 【請求項7】前記ガイドレールは、前記支持レールの一
    部分に形成されていることを特徴とする請求項6に記載
    のガイド機構。
  8. 【請求項8】前記支持レールは、前記支持ローラを支持
    する水平部分と、前記ガイドレールを構成する垂直部分
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のガイド機構。
  9. 【請求項9】前記乗客プラットホームは、垂直壁を含
    み、前記支持ローラは、該垂直壁の外側に取付けられ、
    前記ピンチローラは該垂直壁の内側に取付けられている
    ことを特徴とする請求項8に記載のガイド機構。
  10. 【請求項10】前記乗客プラットホームは、垂直壁を含
    み、前記支持ローラは、該垂直壁の外側に取付けられ、
    前記ピンチローラは該垂直壁の内側に取付けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載のガイド機構。
  11. 【請求項11】前記乗客プラットホームは、垂直壁を含
    み、前記支持ローラは、該垂直壁の外側に取付けられ、
    前記ガイドレール及びピンチローラは該垂直壁の内側に
    配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガイ
    ド機構。
  12. 【請求項12】前記支持ローラは、前記各乗客プラット
    ホームのための支持ローラ組立体の一部であり、該各支
    持ローラ組立体は、該コンベヤの移動方向に延設され、
    両端間において軸承された動梁と、該移動方向に互いに
    離隔した部位で該動梁に軸承された1対の支持ローラを
    含み、前記ピンチローラは、該1対の支持ローラの回転
    軸線の間の中点において該動梁から延長した車軸によっ
    て支持されていることを特徴とする請求項1に記載のガ
    イド機構。
  13. 【請求項13】支持レールを含むフレームと、該支持レ
    ールに沿って転動する支持ローラを備えており、1対の
    蹴板の間に配設された一連の乗客プラットホームを有す
    る乗客コンベヤのためのガイド機構であって、 前記支持レールは、前記支持ローラを支持する水平部分
    と、垂直部分を含み、 該ガイド機構は、該支持レールの該垂直部分によって構
    成される単一軌道のガイドレールと、前記各乗客プラッ
    トホームによって支持されており、該ガイドレールの両
    側面に係合する1対の水平なピンチローラとから成るこ
    とを特徴とするガイド機構。
  14. 【請求項14】前記ピンチローラの一方の圧縮硬さは、
    他方のピンチローラのそれより低いことを特徴とする請
    求項13に記載のガイド機構。
  15. 【請求項15】前記一方のピンチローラの外周面に他方
    のピンチローラより幅の狭いレール係合表面を形成する
    ことによって一方のピンチローラの圧縮硬さを他方のピ
    ンチローラのそれより低くしたことを特徴とする請求項
    14に記載のガイド機構。
  16. 【請求項16】前記一方のピンチローラを他方のピンチ
    ローラより柔らかい材料で形成したことを特徴とする請
    求項14に記載のガイド機構。
  17. 【請求項17】前記ガイドレールは、前記支持レールと
    一体に形成されていることを特徴とする請求項13に記
    載のガイド機構。
  18. 【請求項18】前記支持ローラは、前記各乗客プラット
    ホームのための支持ローラ組立体の一部であり、該各支
    持ローラ組立体は、該コンベヤの移動方向に延設され、
    両端間において軸承された動梁と、該移動方向に互いに
    離隔した部位で該動梁に軸承された1対の支持ローラを
    含み、前記ピンチローラは、該1対の支持ローラの回転
    軸線の間の中点において該動梁から延長した車軸によっ
    て支持されていることを特徴とする請求項13に記載の
    ガイド機構。
  19. 【請求項19】支持レールを含むフレームと、該支持レ
    ールに沿って転動する支持ローラを備えた一連の乗客プ
    ラットホームを有する乗客コンベヤのためのガイド機構
    であって、 垂直なガイドレールと、 垂直軸線の周りに回転自在に前記各乗客プラットホーム
    によって支持されており、前記垂直なガイドレールの両
    側面に係合する1対の水平なピンチローラと、から成る
    ガイド機構。
  20. 【請求項20】前記ピンチローラの一方の圧縮硬さは、
    他方のピンチローラのそれより低いことを特徴とする請
    求項19に記載のガイド機構。
  21. 【請求項21】前記一方のピンチローラの外周面に他方
    のピンチローラより幅の狭いレール係合表面を形成する
    ことによって一方のピンチローラの圧縮硬さを他方のピ
    ンチローラのそれより低くしたことを特徴とする請求項
    20に記載のガイド機構。
  22. 【請求項22】支持レールを含むフレームと、該支持レ
    ールに沿って転動する支持ローラを備えた一連の乗客プ
    ラットホームを有する乗客コンベヤにおいて、 該コンベヤの移動方向に該コンベヤに沿って延設された
    支持レールと、 該コンベヤの移動方向に延設され、両端間において前記
    各乗客プラットホームに軸承された動梁と、 該動梁が乗客プラットホームに軸承されている部位の両
    側に互いに離隔して各動梁に軸承され、前記支持レール
    上に支持される1対の支持ローラと、から成る支持ロー
    ラ組立体。
  23. 【請求項23】前記乗客プラットホームを前記移動方向
    に案内するために該乗客プラットホームに設けられたガ
    イド機構を含み、該ガイド機構は、各乗客プラットホー
    ムの動梁に固定されていることを特徴とする請求項22
    に記載の支持ローラ組立体。
  24. 【請求項24】前記ガイド機構は、単一軌道のガイドレ
    ールと、前記各乗客プラットホームによって支持されて
    前記動梁に組み合わされ、前記ガイドレールの両側面に
    係合する1対のピンチローラを含むことを特徴とする請
    求項23に記載の支持ローラ組立体。
  25. 【請求項25】前記ガイドレールは、前記支持レールと
    一体に形成されていることを特徴とする請求項24に記
    載の支持ローラ組立体。
JP4206167A 1991-07-18 1992-07-10 乗客コンベヤのためのガイド機構 Withdrawn JPH06171877A (ja)

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US07/732,163 US5161668A (en) 1991-07-18 1991-07-18 Guide mechanism for passenger conveyors
US732163 1991-07-18

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EP (1) EP0523827A1 (ja)
JP (1) JPH06171877A (ja)
KR (1) KR100214868B1 (ja)
BR (1) BR9201879A (ja)
CA (1) CA2066954A1 (ja)
FI (1) FI923277A (ja)
TW (1) TW201722B (ja)

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FI923277A0 (fi) 1992-07-17
KR100214868B1 (ko) 1999-08-02
CA2066954A1 (en) 1993-01-19
US5161668A (en) 1992-11-10
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KR930002224A (ko) 1993-02-22
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