JP3752379B2 - 乗客コンベヤーの欄干装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エスカレーター、動く歩道等の主枠の長手に沿う縁部に立設される乗客コンベヤーの欄干装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、例えば実開昭62−200685号公報に示された構成に類似した従来の乗客コンベヤーの欄干装置を示す図で、欄干装置の要部横断面図である。図において、1は主枠(図示しない)の長手に沿う縁部に立設された欄干、2は欄干1の周縁部に沿って設けられたガードレールで、金属板が屈折されてU字状の横断面をなすと共に、U字の上端がそれぞれ外方に屈折されてなるフランジ3が設けられている。
【0003】
4は粘弾性材製の移動手摺で、横断面C字状をなしC字の内曲面が両方のフランジ3に嵌合して配置されている。5は合成樹脂製の手摺案内で、図7に示すように横断面におけるフランジ3の内側縁部、上面、外側端面及び下面を覆う形状をなしフランジ3のそれぞれに嵌合されて全長にわたって設けられている。
【0004】
従来の乗客コンベヤーの欄干装置は上記のように構成され、移動手摺4は手摺案内5を介してガードレール2のフランジ3に移動可能に係合されて、欄干1の周縁部に沿って無端状に配置される。そして、図示が省略してあるが駆動機構によって駆動されて欄干1の周縁部を循環移動する。
【0005】
そして、通常の乗客コンベヤーの運転状態では移動手摺4がガードレール2から外れることはない。しかし、悪戯等であって強引にガードレール2から外そうとしたり、移動手摺4とガードレール2の間に異物が挟み込まれた場合に、異物を取り除こうとして引っ張ったりしたときには移動手摺4がガードレール2から外れることがある。
【0006】
また、ガードレール2の側面と移動手摺4の横断面におけるC字の開口端面の間の図7に示す隙間Aに、悪戯した際に乗客が指先を挟まれることがある。
このような、悪戯によるガードレール2からの移動手摺4の逸脱、前述の隙間Aに乗客が指先を挟まれる不具合を防止するためには、隙間Aを極力狭くすることが望ましい。このため、次に述べる構成が採用される。
【0007】
すなわち、図8は他の従来の乗客コンベヤーの欄干装置を示す図で、ガードレール及び手摺案内の要部を示す斜視図であり、図7と同符号は相当部分を示し、6は手摺案内5の下面からガードレール2の側面に沿って延長された対向面で、移動手摺4の横断面におけるC字の開口端面と対向して配置されてガードレール2の長手に沿って配置されている。そして、対向面6によって移動手摺4の横断面におけるC字の開口端面との隙間Aを狭くして、ガードレール2からの移動手摺4の逸脱、隙間Aに乗客が指先を挟まれる不具合が防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の乗客コンベヤーの欄干装置において、ガードレール2からの移動手摺4の逸脱等を防止するためには、隙間Aを極力狭くすることが望ましい。しかし、単純に隙間Aを狭くするとガードレール2の側面と移動手摺4の横断面におけるC字の開口端面との両者が接触することが極端に増加する。このため、上記両者の接触による摩擦のために移動手摺4の移動抵抗が増大するという問題点があった。
【0009】
また、図8に示す構成とした場合には、欄干1の長手端部の曲線縁部におけるガードレール2の湾曲部で手摺案内5の対向面6が波打った状態となり、移動手摺4のC字の開口端面に接触したり、見栄えが損なわれたりするという問題点があった。また、対向面6が設けられた手摺案内5は剛性が高くなるので、ガードレール2の湾曲部では、装着、撤去が容易でなく、据付、保守時の作業性が低下する。
【0010】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、故意による行為のため等のガードレールからの移動手摺の逸脱、移動手摺の開口端面との隙間によって発生する不具合を防止できる乗客コンベヤーの欄干装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る乗客コンベヤーの欄干装置においては、主枠の長手に沿う縁部に立設された欄干と、金属板が屈折されてU字状の横断面をなすと共にU字の上端がそれぞれ外方に屈折されてフランジを形成し、欄干の周縁部に沿って設けられたガードレールと、横断面C字状をなしC字の内曲面が両方のフランジに嵌合して配置された移動手摺と、横断面におけるフランジの内側縁部、上面、外側端面、下面及びこの下面から下方の移動手摺のC字端面との対向面となる上記ガードレールのU字状外側面を覆う形状をなし上記欄干の長手端部における曲線縁部を除いた直線部を主要部とする上縁部に沿って配置された低摩擦係数の第一種手摺案内と、横断面における上記フランジの内側縁部、上面、外側端面及び下面を覆う形状をなし上記欄干の上記曲線縁部に沿って配置された低摩擦係数の第二種手摺案内とが設けられ、上記欄干の上記曲線縁部では上記ガードレールのU字状開口部側が板金加工時に広がり、上記ガードレールの側面と上記移動手摺のC字端面の間の隙間が狭くなるものである
【0012】
また、この発明に係る乗客コンベヤーの欄干装置においては、ガードレールのフランジ部に固定されて欄干の周縁部における上縁部と曲線縁部との境界に設けられて、一側が第一種手摺案内の長手端面に対向した状態に、他側が第二種手摺案内の長手端面に対向した状態に配置された低摩擦係数の阻止板が設けられる。
【0013】
また、この発明に係る乗客コンベヤーの欄干装置においては、第一種手摺案内における移動手摺のC字端面に対向する対向部のガードレール側面側の下端が、フランジの下面との対向部のガードレール側面側の先端よりも、ガードレール側面方向へ接近して形成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエスカレーターの側面図、図2は図1におけるガードレール箇所のB−B線断面拡大図、図3は図1におけるガードレール箇所のD−D線断面拡大図、図4は図1におけるガードレール箇所の他の構成例を示す図2相当図である。図において、1は主枠7の長手に沿う縁部に立設された欄干、2は欄干1の周縁部に沿って設けられたガードレールで、ステンレス鋼板等の金属板が屈折されてU字状の横断面に形成されると共に、U字の上端がそれぞれ外方に屈折されてなるフランジ3が設けられている。
【0015】
4は粘弾性材製の移動手摺で、横断面C字状をなしC字の内曲面が両方のフランジ3に嵌合して配置されている。8は低摩擦係数の合成樹脂製の第一種手摺案内で、図2に示すように横断面におけるフランジ3の内側縁部、上面、外側端面、下面及びこの下面から下方の移動手摺4のC字端面との対向面となる上記ガードレール2のU字状外側面を覆う形状をなし、欄干1の長手端部における曲線縁部9を除いた直線部を主要部とする上縁部10に、長手に沿って設けられて両側のフランジ3のそれぞれに嵌合されている。なお、11は第一種手摺案内8の移動手摺4のC字端面との対向面をなす対向部である。
【0016】
12は低摩擦係数の合成樹脂製の第二種手摺案内で、図3に示すように横断面におけるフランジ3の内側縁部、上面、外側端面及び下面を覆う形状をなし、欄干1の長手端部における曲線縁部9に、長手に沿って設けられて両側のフランジ3のそれぞれに嵌合されている。
なお、湾曲加工されたガードレール2は曲線縁部9において、U字開口部が広がって図3に示す傾斜角Eが生じ、基部寸法Fに対してU字開口部寸法GがF+2mm程度となる。
【0017】
上記のように構成された乗客コンベヤーの欄干装置において、移動手摺4は手摺案内8、12を介してガードレール2のフランジ3に移動可能に係合されて、欄干1の周縁部に沿って無端状に配置される。そして、図示が省略してあるが駆動機構によって駆動されて欄干1の周縁部を循環移動する。
【0018】
そして、欄干1の上縁部10においてガードレール2の外側面と移動手摺4のC字端面との間に、図2に示すように第一種手摺案内8の対向部11が配置されて対向部11の厚さtによってガードレール2の側面と移動手摺4のC字端面の間の隙間Aが狭くなる。これによって、通常の乗客コンベヤーの運転状態では移動手摺4がガードレール2から外れることはない。また、隙間Aが狭いので悪戯等であって移動手摺4を強引にガードレール2から外そうとする行為に抵抗することができる。
【0019】
また、隙間Aが狭いので移動手摺4とガードレール2の間に異物が挟み込まれにくく、異物の挟着に伴って移動手摺4が逸脱にいたる不具合を防ぐことができる。さらに、隙間Aが狭いためガードレール2の側面と移動手摺4のC字端面との間に乗客が悪戯した際に指先を挟まれる不具合を防ぐことができる。
【0020】
なお、移動手摺4のC字端面と第一種手摺案内8の対向部11との間の図2に示す隙間Hは無いことが望ましい。しかし、移動手摺4のC字端面と第一種手摺案内8の対向部11との接触によって移動手摺4の移動抵抗が増加するので、実用上1mm程度の隙間Hを設ける。
【0021】
また、欄干1の上縁部10において水平直線部と傾斜直線部との間に曲線部が形成される。しかし、この曲線部の半径は2m程度と大きいために、第一種手摺案内8の対向部11が波打って、美観がそこなわれたり移動手摺4のC字端面に接触したりする不具合は生じない。
【0022】
そして、欄干1の曲線縁部9には第一種手摺案内8における対向部11がない第二種手摺案内12が装着される。しかし、曲線縁部9ではガードレール2のU字開口部側が板金加工時に広がるので、ガードレール2の側面と移動手摺4のC字端面の間の隙間Aが狭くなる。これによって、前述の悪戯等による移動手摺4の逸脱、異物の挟着に関わる不具合、指先を挟まれる不具合を防止することができる。
【0023】
また、欄干1の曲線縁部9には第一種手摺案内8における対向部11がない第二種手摺案内12が装着される。しかし、第二種手摺案内12は剛性が低いので、ガードレール2に第二種手摺案内12を容易に装着することができる。このため、乗客コンベヤーにおける欄干1箇所の組立作業性が良く生産性を向上することができる。
【0024】
なお、U字状の横断面をなすガードレール2は、図4の(a)(b)(c)に示すように構成され、また配置されることがある。これらの図4(a)(b)(c)のそれぞれにおいても欄干1の曲線縁部9ではガードレール2のU字開口部が広がる。このため、前述のように欄干1の上縁部10におけるガードレール2に対して第一種手摺案内8を、また欄干1の曲線縁部9におけるガードレール2に対して第二種手摺案内12を装着することによって図2及び図3の構成の場合と同様な作用を得ることができる。
【0025】
実施の形態2.
図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、ガードレール箇所の拡大斜視図である。なお、図5の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様に乗客コンベヤーの欄干装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、13は連結片で、ガードレール2のU字の側壁内面に溶接されてU字の両側壁を連結し、欄干1の周縁部における上縁部10と曲線縁部9との境界に設けられて、側面が第一種手摺案内8、第二種手摺案内12の長手端面に対向した状態に配置されている。
【0026】
14は低摩擦係数の合成樹脂製の阻止板で、連結片13の上面に重合して配置されて皿ねじ15によって連結片13に締結され、第一種手摺案内8、第二種手摺案内12の上面及びフランジ3の外側端面に対応した外面に一致するか又はやや引退した状態に形成されている。
【0027】
上記のように構成された乗客コンベヤーの欄干装置においても、欄干1の上縁部10におけるガードレール2に対して第一種手摺案内8が、また欄干1の曲線縁部9におけるガードレール2に対して第二種手摺案内12が装着される。したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても、図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0028】
また、図5の実施の形態において、第一種手摺案内8、第二種手摺案内12の両者の長手端面がそれぞれ阻止板14に対向した状態に配置される。このため、上記両者がガードレール2に対して摺動して、相互に乗り上げてガードレール2から外れることを防ぐことができる。これによって、上記両者がガードレール2から外れることに起因する不具合の発生を未然に防止することができる。
【0029】
実施の形態3.
図6も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、ガードレールに装着される第一種手摺案内の拡大横断面図である。なお、図6の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様に乗客コンベヤーの欄干装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、16は第一種手摺案内8の移動手摺4のC字端面との対向面をなす対向部で、下端がフランジ3の下面との対向部のガードレール2側面側の先端よりも、ガードレール2側面方向へ傾斜して形成されている。なお、図6に示す角度Iはフランジ3の下面との対向部に対する対向部16の傾斜角である。
【0030】
上記のように構成された乗客コンベヤーの欄干装置においても、欄干1の上縁部10におけるガードレール2に対して第一種手摺案内8が、また欄干1の曲線縁部9におけるガードレール2に対して第二種手摺案内12が装着される。したがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の形態においても、図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0031】
また、図6の実施の形態において、第一種手摺案内8の対向部16がガードレール2側面方向へ傾斜して形成されているので、第一種手摺案内8がガードレール2に装着された状態で、対向部16がガードレール2側面に密着状態に保持される。これによって、ガードレール2屈折成形誤差等によって対向部16が浮き上がったり波打ったりすることがなく、移動手摺4のC字端面に対向部16が接触することによる不具合の発生を未然に防ぐことができる。
なお、角度Iは過大になるとガードレール2のフランジ3への装着が困難になるので、100°程度とすることが望ましい。
【0032】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、主枠の長手に沿う縁部に立設された欄干と、金属板が屈折されてU字状の横断面をなすと共にU字の上端がそれぞれ外方に屈折されてフランジを形成し、欄干の周縁部に沿って設けられたガードレールと、横断面C字状をなしC字の内曲面が両方のフランジに嵌合して配置された移動手摺と、横断面におけるフランジの内側縁部、上面、外側端面、下面及びこの下面から下方の移動手摺のC字端面との対向面となる上記ガードレールのU字状外側面を覆う形状をなし上記欄干の長手端部における曲線縁部を除いた直線部を主要部とする上縁部に沿って配置された低摩擦係数の第一種手摺案内と、横断面における上記フランジの内側縁部、上面、外側端面及び下面を覆う形状をなし上記欄干の上記曲線縁部に沿って配置された低摩擦係数の第二種手摺案内とを設け、上記欄干の上記曲線縁部では上記ガードレールのU字状開口部側が板金加工時に広がり、上記ガードレールの側面と上記移動手摺のC字端面の間の隙間が狭くなるものである。
【0033】
これによって、ガードレールの側面と移動手摺のC字端面の間の隙間が、欄干の上縁部においては第一種手摺案内の対向部が配置されているので狭くなり、また欄干の曲線縁部においてはガードレールのU字部の板金加工時の広がりによって狭くなる。このため、通常の運転状態での移動手摺の逸脱、悪戯による移動手摺の逸脱、悪戯の際に乗客が指先を挟まれる不具合の発生を防ぐ効果がある。
【0034】
また、この発明は以上説明したように、ガードレールのフランジ部に固定されて欄干の周縁部における上縁部と曲線縁部との境界に設けられて、一側が第一種手摺案内の長手端面に対向した状態に、他側が第二種手摺案内の長手端面に対向した状態に配置された低摩擦係数の阻止板を設けたものである。
【0035】
これによって、第一種手摺案内、第二種手摺案内の両者の長手端面が阻止板に対向した状態に配置される。このため、上記両者がガードレールに対して摺動して、上記両者が相互に乗り上げてガードレールから外れることを防ぐことができ、ガードレールから外れることに起因する不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0036】
また、この発明は以上説明したように、第一種手摺案内における移動手摺のC字端面に対向する対向部のガードレール側面側の下端を、フランジの下面との対向部のガードレール側面側の先端よりも、ガードレール側面方向へ接近して形成したものである。
【0037】
これによって、第一種手摺案内の対向部がガードレール側面方向へ傾斜して形成されているので、第一種手摺案内がガードレールに装着された状態で、対向部がガードレール側面に密着状態に保持される。これによって、ガードレールの屈折成形誤差等によって対向部が浮き上がったり、波打ったりすることがなく、対向部が移動手摺のC字端面に接触することによる不具合の発生を未然に防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図であって、エスカレーターの側面図。
【図2】 図1におけるガードレール箇所のB−B線断面拡大図。
【図3】 図1におけるガードレール箇所のD−D線断面拡大図。
【図4】 図1のガードレール箇所の他の構成例を示す図2相当図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図で、ガードレール箇所の拡大斜視図。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す図で、ガードレールに装着される第一種手摺案内の拡大横断面図。
【図7】 従来の乗客コンベヤーの欄干装置を示す図で、欄干装置の要部横断面図。
【図8】 他の従来の乗客コンベヤーの欄干装置を示す図で、ガードレール及び手摺案内の要部を示す斜視図。
【符号の説明】
1 欄干、2 ガードレール、3 フランジ、4 移動手摺、7 主枠、8第一種手摺案内、9 曲線縁部、10 上縁部、12 第二種手摺案内、14阻止板、16 対向部。

Claims (3)

  1. 主枠の長手に沿う縁部に立設された欄干と、金属板が屈折されてU字状の横断面をなすと共に上記U字の上端がそれぞれ外方に屈折されてフランジを形成し、上記欄干の周縁部に沿って設けられたガードレールと、横断面C字状をなし上記C字の内曲面が両方の上記フランジに嵌合して配置された移動手摺と、横断面における上記フランジの内側縁部、上面、外側端面、下面及びこの下面から下方の上記移動手摺のC字端面との対向面となる上記ガードレールのU字状の外側面を覆う形状をなし上記欄干の長手端部における曲線縁部を除いた直線部を主要部とする上縁部に沿って配置された低摩擦係数の第一種手摺案内と、横断面における上記フランジの内側縁部、上面、外側端面及び下面を覆う形状をなし上記欄干の上記曲線縁部に沿って配置された低摩擦係数の第二種手摺案内とを備え、上記欄干の上記曲線縁部では上記ガードレールのU字状開口部側が板金加工時に広がり、上記ガードレールの側面と上記移動手摺のC字端面の間の隙間が狭くなることを特徴とする乗客コンベヤーの欄干装置。
  2. ガードレールのフランジ部に固定されて欄干の周縁部における上縁部と曲線縁部との境界に設けられて、一側が第一種手摺案内の長手端面に対向した状態に、他側が第二種手摺案内の長手端面に対向した状態に配置された低摩擦係数の阻止板を備えたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤーの欄干装置。
  3. 第一種手摺案内における移動手摺のC字端面に対向する対向部のガードレール側面側の下端を、フランジの下面との対向部のガードレール側面側の先端よりも、上記ガードレール側面方向へ接近して形成したこと特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤーの欄干装置。
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