JPS638698Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638698Y2 JPS638698Y2 JP6701883U JP6701883U JPS638698Y2 JP S638698 Y2 JPS638698 Y2 JP S638698Y2 JP 6701883 U JP6701883 U JP 6701883U JP 6701883 U JP6701883 U JP 6701883U JP S638698 Y2 JPS638698 Y2 JP S638698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- guide
- band
- conveyor
- handrail frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 210000000883 ear external Anatomy 0.000 description 1
- 210000003027 ear inner Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、曲線形乗客コンベアの手摺案内装置
の改良に関する。
の改良に関する。
従来この種の装置として、第１〜４図に示すも
のが知られている。図において、１は曲線形乗客
コンベアのステツプ、２はステツプ１の両側に沿
つて設けられた手摺枠体、３は前記手摺枠体２の
周縁に沿つて無端状に配置された断面倒Ｃ字状の
移動手摺帯で、図示しない駆動機構により、ステ
ツプ１とほぼ等速度で駆動される。また４，５は
それぞれ前記移動手摺帯３を前記手摺枠体２の周
縁に沿つて、ステツプ１とほぼ等速度で移動させ
るための案内ローラおよび案内板で、案内ローラ
４は、図示の如き曲線形乗客コンベアにおける移
動手摺帯３の走行抵抗を減じるように移動手摺帯
３裏面の凹部と接し、水平回動可能に上記手摺枠
体２上に設けられており、同様に移動手摺帯３の
裏面凹部に嵌入するように手摺枠体２上に配設さ
れた矩形板状の案内板５とともに、案内機構とし
て移動手摺帯３の裏面を摺接案内するように、手
摺枠体２上に沿わせ交互に配設構成されている。
のが知られている。図において、１は曲線形乗客
コンベアのステツプ、２はステツプ１の両側に沿
つて設けられた手摺枠体、３は前記手摺枠体２の
周縁に沿つて無端状に配置された断面倒Ｃ字状の
移動手摺帯で、図示しない駆動機構により、ステ
ツプ１とほぼ等速度で駆動される。また４，５は
それぞれ前記移動手摺帯３を前記手摺枠体２の周
縁に沿つて、ステツプ１とほぼ等速度で移動させ
るための案内ローラおよび案内板で、案内ローラ
４は、図示の如き曲線形乗客コンベアにおける移
動手摺帯３の走行抵抗を減じるように移動手摺帯
３裏面の凹部と接し、水平回動可能に上記手摺枠
体２上に設けられており、同様に移動手摺帯３の
裏面凹部に嵌入するように手摺枠体２上に配設さ
れた矩形板状の案内板５とともに、案内機構とし
て移動手摺帯３の裏面を摺接案内するように、手
摺枠体２上に沿わせ交互に配設構成されている。
ところが、このような構成の従来装置において
は、第３図、特に第４図に示すように、コンベア
曲線部で手摺枠体２の案内軸線と一致した軸心を
有する案内ローラ４に対して移動手摺帯３は牽引
による付勢力によりコンベア湾曲方向の内方に偏
倚され、移動手摺帯３の下方へ湾曲した外側耳部
３ａと手摺枠体２の上端部との間隙Ａは、内側耳
部３ｂと手摺枠体２の上端部との間隙Ｂよりも狭
められることとなり、そのため移動手摺帯３の移
動時には耳部３ａと手摺枠体２とが接触しやすく
異常音の発生や、移動手摺帯３の摩耗の原因とな
るばかりでなく、上記耳部３ｂと手摺枠体２との
間の大きな間隙Ｂに乗客の指等が挾まれるなどの
危険性があつた。
は、第３図、特に第４図に示すように、コンベア
曲線部で手摺枠体２の案内軸線と一致した軸心を
有する案内ローラ４に対して移動手摺帯３は牽引
による付勢力によりコンベア湾曲方向の内方に偏
倚され、移動手摺帯３の下方へ湾曲した外側耳部
３ａと手摺枠体２の上端部との間隙Ａは、内側耳
部３ｂと手摺枠体２の上端部との間隙Ｂよりも狭
められることとなり、そのため移動手摺帯３の移
動時には耳部３ａと手摺枠体２とが接触しやすく
異常音の発生や、移動手摺帯３の摩耗の原因とな
るばかりでなく、上記耳部３ｂと手摺枠体２との
間の大きな間隙Ｂに乗客の指等が挾まれるなどの
危険性があつた。
本考案は、上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、前記案内ローラの
軸芯を前記手摺枠体の案内軸線よりもコンベア湾
曲方向外方に偏心させることにより、コンベア曲
線部における移動手摺帯の両側耳部と手摺枠体と
の間隙を均等に保たせ、より安全で円滑な移動手
摺帯の移動を促す案内機構を提供するものであ
る。
去するためになされたもので、前記案内ローラの
軸芯を前記手摺枠体の案内軸線よりもコンベア湾
曲方向外方に偏心させることにより、コンベア曲
線部における移動手摺帯の両側耳部と手摺枠体と
の間隙を均等に保たせ、より安全で円滑な移動手
摺帯の移動を促す案内機構を提供するものであ
る。
以下、本考案の一実施例を第５図および第６図
について説明する。図において、３は断面倒Ｃ字
状の移動手摺帯、４は水平回動可能な案内ロー
ラ、５は移動手摺帯３の裏面凹部に嵌入するよう
に手摺枠体２上にピン５ａにより配設された板状
の案内板を示し、これらの構成は上記従来のもの
と同様である。
について説明する。図において、３は断面倒Ｃ字
状の移動手摺帯、４は水平回動可能な案内ロー
ラ、５は移動手摺帯３の裏面凹部に嵌入するよう
に手摺枠体２上にピン５ａにより配設された板状
の案内板を示し、これらの構成は上記従来のもの
と同様である。
然して、この実施例によれば、前記案内ローラ
４の軸芯を前記案内板５と前記手摺枠体２との共
通案内軸線より外方に偏位δさせて設け、移動手
摺帯の曲線通過時に該手摺枠体２と手摺帯耳部３
ａ，３ｂ間の間隙Ａ，Ｂが均等になるように設定
されている。
４の軸芯を前記案内板５と前記手摺枠体２との共
通案内軸線より外方に偏位δさせて設け、移動手
摺帯の曲線通過時に該手摺枠体２と手摺帯耳部３
ａ，３ｂ間の間隙Ａ，Ｂが均等になるように設定
されている。
このような構成によれば、移動手摺帯３と手摺
枠体２との接触を防ぎ、しかも手摺帯耳部３ａ，
３ｂと手摺枠体２間の間隙にアンバランスがなく
なることにより乗客に対する危険性を排除させる
ことができる。
枠体２との接触を防ぎ、しかも手摺帯耳部３ａ，
３ｂと手摺枠体２間の間隙にアンバランスがなく
なることにより乗客に対する危険性を排除させる
ことができる。
以上のように、本考案によれば、極めて簡単な
構成により、異常音の発生を防ぎ、安全性の向上
を計ることができるという効果を奏する。
構成により、異常音の発生を防ぎ、安全性の向上
を計ることができるという効果を奏する。
第１図は従来の曲線形エスカレータの斜視図、
第２図は第１図の平面図、第３図は第２図の曲線
部分の拡大平面図、第４図は第３図の−線断
面図、第５図は本考案の一実施例を示す第４図と
同様の断面図、第６図は案内板部分を示す第５図
と同様な断面図である。 １……ステツプ、２……手摺枠体、３……移動
手摺帯、３ａ，３ｂ……耳部、４……案内ロー
ラ、５……案内板、Ａ，Ｂ……間隙。なお、図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。
第２図は第１図の平面図、第３図は第２図の曲線
部分の拡大平面図、第４図は第３図の−線断
面図、第５図は本考案の一実施例を示す第４図と
同様の断面図、第６図は案内板部分を示す第５図
と同様な断面図である。 １……ステツプ、２……手摺枠体、３……移動
手摺帯、３ａ，３ｂ……耳部、４……案内ロー
ラ、５……案内板、Ａ，Ｂ……間隙。なお、図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 移動手摺帯を案内する水平回動可能な案内ロー
ラを手摺枠体上に沿わせ所要位置に配設した曲線
形乗客コンベアの手摺案内装置において、コンベ
ア曲線部における上記案内ローラの軸心を上記手
摺枠体の案内軸線よりもコンベア湾曲方向外方へ
偏心させて位置設定したことを特徴とする曲線形
乗客コンベアの手摺案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6701883U JPS59173676U (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 曲線形乗客コンベアの手摺案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6701883U JPS59173676U (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 曲線形乗客コンベアの手摺案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59173676U JPS59173676U (ja) | 1984-11-20 |
| JPS638698Y2 true JPS638698Y2 (ja) | 1988-03-15 |
Family
ID=30197224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6701883U Granted JPS59173676U (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 曲線形乗客コンベアの手摺案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59173676U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103771243A (zh) * | 2014-01-17 | 2014-05-07 | 苏州市职业大学 | 一种组合式下圆弧扶手导轨组件 |
| CN103771244A (zh) * | 2014-01-17 | 2014-05-07 | 苏州市职业大学 | 一种组合式上圆弧扶手导轨组件 |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP6701883U patent/JPS59173676U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59173676U (ja) | 1984-11-20 |
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