JP2507645B2 - 乗客コンベアの欄干 - Google Patents

乗客コンベアの欄干

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JP2507645B2
JP2507645B2 JP361890A JP361890A JP2507645B2 JP 2507645 B2 JP2507645 B2 JP 2507645B2 JP 361890 A JP361890 A JP 361890A JP 361890 A JP361890 A JP 361890A JP 2507645 B2 JP2507645 B2 JP 2507645B2
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handrail
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忠一 斎藤
忠夫 城戸
隆二 工藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエスカレータ及び電動道路などの乗客コンベ
アの欄干に係り、特に、ハンドレールを案内支持する案
内体がハンドレールの内側に位置する乗客コンベアの欄
干に関する。
〔従来の技術〕
従来の乗客コンベアの欄干は、特開昭51-72084号公報
のように乗降口付近のハンドレール反転部でハンドレー
ルの略C字形断面の開口縁部とガラスパネルとの間のす
きまを塞ぐ手段として、保護体を設けていた。この構造
は、第4図に示したように、ガラスパネルGの一側面と
ハンドレールHの開口縁部Haとのすきまgを保護体Mで
塞いで手先が侵入しないように考慮したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、構造的(第4図)に移動するハンド
レールHと保護体Mとの間に新たなすきまNが形成さ
れ、ここに手先が侵入して怪我をすることが懸念されて
いた。手先の怪我は、保護体Mが硬いものであればある
ほど、侵入した手先を強く圧迫する結果となり、その程
度が重くなる。また、この保護体MをハンドレールHの
反転軌跡に沿つて均一に設けるには、熱曲げなどによつ
て成形するためにコスト高になる問題がある。
本発明の目的は、安全性が高く、経済的な乗客コンベ
アの欄干を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、無端状に連結されて移動
するステップと同期移動する断面C字状のハンドレール
と、このハンドレールの内側に位置してこのハンドレー
ルの移動を案内する案内体と、前記ハンドレールの内側
に位置する案内体を周縁部の両面に跨らせて固定する欄
干パネルと、前記ハンドレールの反転部において前記欄
干パネルと前記C字状開口縁部との隙間を塞ぎ、前記C
字状開口縁部表面を僅かな隙間をもって被い、前記案内
体に支持される保護体とを備えた乗客コンベアの欄干に
おいて、前記案内体に突起を形成し、前記保護体を、前
記案内体の突起と係合する係合片と、前記C字状開口縁
部表面を被う保護片と、前記案内体と前記欄干パネルと
の間に位置する支持部とで構成して合成樹脂材で一体に
形成すると共に、前記保護体のうち前記係合片を硬質に
前記保護片を軟質に形成したのである。
〔作用〕
保護体は、案内体の曲線形状、すなわち、ハンドレー
ルの反転軌跡に沿つて設けられて危険な隙間(欄干パネ
ルとハンドレール開口縁部の間)を塞ぐ一方、この保護
体の保護片とハンドレールの下面(開口部側の底面)と
の新たに形成される隙間に手先が侵入した場合には、軟
質の保護片が変形してその手先を強く圧迫しない、とい
う安全効果を発揮する。また、その曲線形状は、硬質の
係合片を案内体に沿わせる構成であるために、従来のよ
うに熱曲げなどをしなくてもこの案内体の形状に沿うの
で正確、かつ、経済的である。さらに、保護体は欄干パ
ネルに密着する構成であるので、有害な隙間がなく全体
の意匠性が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図,第2図及び第3図
により説明する。
図において、本発明の乗客コンベア1は、乗降口2と
他の乗降口(図示省略)との間を、無端状に連結されて
移動するステツプ3と、このステツプ3と同期移動する
ハンドレール4があり、このハンドレール4を案内する
側壁として欄干5を備えている。この欄干5は、欄干パ
ネルとしてのガラスパネル6、それに周縁部の両面に跨
らせて固定される案内体となる金属材(例えばアルミ成
型材)で成るガイドフレーム7、低摩擦係数の合成樹脂
材で成るガイド8などを備え、さらに、ハンドレール4
の反転部Z(第1図)の半円部には、ガラスパネル6と
断面C字状のハンドレール4の開口部4Aとその開口円部
4Bとの間の隙間Xを塞ぐように、ガラスパネル6の側面
からハンドレール4の外縁4Cに向けて突出する保護片9A
とガイドフレーム7の突起7Aと係合する係合片9Bを有す
る保護体9が設けられている。ここで、保護体9は合成
樹脂材で作られていて、一体品でありながら保護片9Aは
軟質(長さl部分)、係合片9Bは硬質となつており、こ
の他の部分は軟質あるいは軟質のいずれかとなつてい
る。そして、保護体9は、前記ガラスパネル6とガイド
フレーム7との間に挾持される支持部を有し、前記ガイ
ドフレーム7を前記ガラスパネル6の上端部に挾持する
ときに前記支持部を前記ガラスパネル6の面に沿わせる
と同時に前記係合片9Bを前記突起7Aに係合させることに
より、保護体9の前記支持部及び係合片9Bは固定され
る。尚、保護体9は合成樹脂材で比較的曲がりやすいの
で、金属材のガイドフレーム7に装着すると自然にその
曲線形状に沿つて配置されるという経済効果がある。ま
た、当然ハンドレール4の反転軌跡に正確に沿うために
隙間δが均一に保たれ、たとえ、ここに手先が侵入して
も第2図の想像線Yのように変形して、その手先を強く
圧迫しないという安全効果がある。なお、保護体9は押
出しや引抜き製法で作られ、対称形でガラスパネル6の
両側面に設けられるもので、このガラスパネル6とは密
着する構造となつている。
このほか、前記保護体9は、上述のように、支持部と係
合片9Bとで案内体に係合する構成であるので、ねじなど
を用いて固定する必要はなく、したがって取付作業が簡
単になると共に、係合片9Bが突起7Aと係合する構成であ
るので、ハンドレール4の開口縁部4Bとの隙間δが広が
るのを防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、安全性が高く、経済的な欄干構成を
提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す乗客コンベアの要部斜
視図、第2図は第1図のII-II線に沿う断面図、第3図
は本発明を構成する部品の断面図、第4図は従来例を示
す断面図である。 1……乗客コンベア、3……ステツプ、4……ハンドレ
ール、4A……開口部、4B……開口縁部、6……ガラスパ
ネル、7……ガイドフレーム、8……ガイド、9……保
護体、9A……保護片、9B……係合片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に連結されて移動するステップと同
    期移動する断面C字状のハンドレールと、このハンドレ
    ールの内側に位置してこのハンドレールの移動を案内す
    る案内体と、前記ハンドレールの内側に位置する案内体
    を周縁部の両面に跨らせて固定する欄干パネルと、前記
    ハンドレールの反転部において前記欄干パネルと前記C
    字状開口縁部との隙間を塞ぎ、前記C字状開口縁部表面
    を僅かな隙間をもって被い、前記案内体に支持される保
    護体とを備えた乗客コンベアの欄干において、前記案内
    体に突起を形成し、前記保護体を、前記案内体の突起と
    係合する係合片と、前記C字状開口縁部表面を被う保護
    片と、前記案内体と前記欄干パネルとの間に位置する支
    持部とで構成して合成樹脂材で一体に形成すると共に、
    前記保護体のうち前記係合片を硬質に前記保護片を軟質
    に形成したことを特徴とする乗客コンベアの欄干。
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