JPH0117585Y2 - - Google Patents

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JPH0117585Y2
JPH0117585Y2 JP701783U JP701783U JPH0117585Y2 JP H0117585 Y2 JPH0117585 Y2 JP H0117585Y2 JP 701783 U JP701783 U JP 701783U JP 701783 U JP701783 U JP 701783U JP H0117585 Y2 JPH0117585 Y2 JP H0117585Y2
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JP
Japan
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skirt guard
escalator
thin plate
switch
plate portion
Prior art date
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JP701783U
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JPS59116369U (ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、踏段の側面とスカートガードとの
間に異物がはさまつた場合にエスカレータの運転
を停止させるエスカレータの安全装置に関するも
のである。
従来のこの種の装置を第1図及び第2図に基づ
いて説明すると、エスカレータの欄干1の長手方
向沿いには、踏段2が設けられており、同踏段の
側面沿いには、同側面から所定の間隔をおいてス
カートガード3が設置されている。このスカート
ガード3は、エスカレータの骨組みを構成するト
ラス4に取り付けられたブラケツト5にアングル
6を介して固定されている。さらに上記トラス4
には、スイツチブラケツト7が取り付けられてお
り、同ブラケツトには、スイツチ8が設置されて
いる。このスイツチ8は、踏段2とスカートガー
ド3との隙間Sに異物がはさまつた際のスカート
ガード3のたわみによる変位を検知するためのも
ので、同スイツチ8がスカートガード3の変位を
検知すると、エスカレータの運転は停止するよう
になつている。尚図中9は、上記トラス4を覆う
デツキボードである。
上記構成に係る従来の安全装置についてさらに
詳述すると、同装置は、エスカレータ運転中、踏
段2とスカートガード3との隙間Sに乗客の靴等
が引き込まれた人身事故につながることがあり、
これを防止するために設けられている。即ち、踏
段2とスカートガード3との隙間Sに乗客の靴等
の異物がはさまると、スカートガード3がたわん
でスイツチ8を動作させることになり、このスイ
ツチ8の動作によりエスカレータの運転が停止す
るようになつている。
ところでこの種の事故の要因の1として、スカ
ートガード3自体の剛性の問題がある。つまり剛
性が弱い場合、靴等が入り込むことによりスカー
トガード3は容易にたわむことになり、このため
隙間Sが増々大きくなり、その結果靴はさらに深
く引き込まれることになり、事故をより重大化し
ていた。
そこでスカートガード3の剛性を高めることが
検討されており、その1の対応策として同ガード
の板厚を厚くすることが行われている。しかし剛
性を高めると、異物がはさまつた場合のスカート
ガード3のたわみが非常に小さくなり、このため
スイツチ8が動作しないことがある。
つまり上記事故の重大化を防止するための有効
な手立がないというのが実情であつた。
この考案は、上記問題点に鑑みスカートガード
の一部を薄くすることによつてエスカレータの安
全性を高めることを目的とする。
以下図面に示す実施例を参照しながらこの考案
を説明する。尚第1図及び第2図と同符号は同一
部分を示す。第3図ないし第5図に示すようにス
カートガード3の裏面、つまり踏段2の側面と対
面する面の反対側の面の一部には、機械加工等に
よつて凹設された凹部からなる薄板部3aが形成
されている。スイツチ8は、他の部分の板厚より
も薄く形成されたこの薄板部3aのたわみによる
変位を検出することのできる位置に設けられてい
る。
第6図はこの考案の他の実施例を示すもので、
スカートガード3は、表面材10aと裏面材10
bとの2枚の部材からなり、裏面材10bの一部
には開口部11が開設されており、これら両材の
溶接または接着による貼着により、開口部11の
部分に他よりも板厚が薄い薄板部3aが形成され
ることになる。同図に示す実施例では、薄板部3
aの形成は、裏面材10bの穴あけ加工によつて
行われるので、加工が容易になる。
以上のようにこの考案においては、スカートガ
ードに他の部分よりも板厚の薄い薄板部を設け、
スイツチによりこの薄板部の変位を検出させるの
で、薄板部ではスカートガードの他の部分よりも
剛性が低くなつており、従つて踏段とスカートガ
ードとの隙間にはさまつた異物がこの薄板部を通
過する際、同部は適度にたわんで変位するため、
スイツチは確実に動作することになり、安全性が
向上する。
しかも薄板部の剛性さえ適当に設定すれば、他
の部分は異物の侵入によつて容易にたわまない程
度の剛性にすることができ、従つて異物が踏段と
スカートガードとの隙間をさらに広げ深く進入す
るといつたことが防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエスカレータの略示側面図、第2図は
従来の装置を示すもので、第1図の−線にお
ける断面図、第3図はこの考案に係る装置を示す
もので第2図相当図、第4図は同装置のスカート
ガードを示す斜視図、第5図は第4図の−線
における断面図、第6図はこの考案の他の実施例
を示す第5図相当図である。 2……踏板、3……スカートガード、3a……
薄板部、8……スイツチ。尚、図中同一部分又は
相当部分は同一符号により示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エスカレータの踏段の側面と、この側面沿い
    に所定の間隔をおいて配置されたスカートガー
    ドとの間に異物がはさまることによつて生じる
    スカートガードの変位を検知することによつて
    エスカレータの運転を停止させるエスカレータ
    の安全装置において、板厚が薄く形成された薄
    板部を有するスカートガードと、この薄板部の
    変位を検知するスイツチとを備えていることを
    特徴とするエスカレータの安全装置。 (2) 薄板部はスカートガードに凹設された凹部か
    らなることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のエスカレータの安全装置。 (3) スカートガードは互いに貼設された2枚の板
    状部材からなり、薄板部は一方の板状部材に開
    設された開口部からなることを特徹とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のエスカレータ
    の安全装置。
JP701783U 1983-01-21 1983-01-21 エスカレ−タの安全装置 Granted JPS59116369U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP701783U JPS59116369U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 エスカレ−タの安全装置

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JP701783U JPS59116369U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 エスカレ−タの安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS59116369U JPS59116369U (ja) 1984-08-06
JPH0117585Y2 true JPH0117585Y2 (ja) 1989-05-22

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ID=30138555

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JP701783U Granted JPS59116369U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 エスカレ−タの安全装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5930919B2 (ja) * 2012-09-07 2016-06-08 三菱電機株式会社 乗客コンベア

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JPS59116369U (ja) 1984-08-06

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