JP5114062B2 - 乗客コンベアの移動手摺り案内装置 - Google Patents

乗客コンベアの移動手摺り案内装置 Download PDF

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本発明は、移動手摺りが欄干の周回軌道をスムーズに移動するよう案内する乗客コンベアの移動手摺り案内装置関する。
従来の乗客コンベアの移動手摺り案内装置は、欄干の外周に沿って配置された案内レールと、この案内レールに係合された無端状の移動手摺りとを備え、移動手摺りが案内レールにガイドされることによって欄干の周回軌道上を移動する。
移動手摺りは、上記したように案内レール上を摺動するため、欄干の両端側の円弧状軌道の位置では非常に大きな移動抵抗を受けることになる。そのため、移動抵抗の大きな軌道エリアにおいて、案内レール内に案内ローラを配置し、移動手摺りの移動抵抗を軽減した移動手摺り案内装置が従来より種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
このような移動手摺り案内装置の一従来例を以下説明する。移動手摺り案内装置は、欄干100の両端の円弧状軌道エリアでは、図10及び図11に示すように、欄干100の外周に固定された第1の案内レール101と、第1の案内レール101内に収容された案内ローラ連結体102とを備え、移動手摺り103が第1の案内レール101に係合されていると共に移動手摺り103の下面が案内ローラ連結体102の案内ローラ102aに接触している。
第1の案内レール101は、欄干100の外周端に嵌合する欄干嵌合部101aと、欄干嵌合部101aの両端より上方に向かって延設された一対の手摺り係合部101bとを備え、欄干嵌合部101a及び左右一対の手摺り係合部101bによって上方が開口された部品収容スペース101cが形成されている。
図12及び図13に示すように、案内ローラ連結体102は、部品収容スペース101cに収容され、案内ローラ102aが回転自在に支持されたローラフレーム102bが複数連結されることによって構成されている。ローラフレーム102b間は連結ピン102cを介して連結されている。
一方、移動手摺り案内装置は、円弧状軌道以外のエリア、つまり、直線軌道及び緩やかな曲線軌道のエリアでは、図14に示すように、欄干100の外周に嵌合された第2の案内レール110を有し、移動手摺り103が第2の案内レール110に係合されていると共に移動手摺り103の下面が案内レール110に接触している。第2の案内レール110は、欄干100の外周端に嵌合する欄干嵌合部110aと、欄干嵌合部110aの両端より上方に向かって延設された一対の手摺り係合部110bとを備えている。
特開2006−124065号公報 特開2003−221178号公報
ところで、上記従来技術では、第2の案内レール110は、内部に部品を収容しないため、欄干嵌合部110aの嵌合代寸法L2を大きく取り、嵌合作業のみによって欄干100に強固に固定することができる。しかし、第1の案内レール101は、内部に案内ローラ連結体102を収容する関係で欄干嵌合部101aの嵌合代寸法L1を大きく取ることができず、嵌合と接着剤によって欄干100に固定する必要があった。従って、上記従来例では、第1の案内レール101と第2の案内レール110の2種類が必要であるため、部品点数が増加する。また、第2の案内レール110は欄干100に接着剤で固定しなければならないため、取付け作業が面倒である。
また、第1の案内レール101と第2の案内レール110は、上記したように欄干100の外周端への嵌合代寸法L1,L2が異なるため、第1の案内レール101と第2の案内レール110との接続箇所では移動手摺り103の高さ合わせを行う必要であり、この点からも取付け作業が面倒である。
そこで、本発明は、案内レールの部品点数の削減、取付け作業性の向上等を図ることができる乗客コンベアの移動手摺り案内装置提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、乗客コンベアの移動手摺り案内装置であって、欄干の外周端に嵌合された案内レールと、前記案内レールの少なくとも一部エリアに収容され、案内ローラを回転自在に支持する左右一対のリンクプレートと、前記案内ローラの所定位置で前記一対のリンクプレート間を連結する連結ブリッジ部とを有するローラフレームが複数連結されることによって構成された案内ローラ連結体と、前記案内レールの第一の領域では、前記案内レールの左右一対の手摺り係合部に係合され、前記案内レールの第二の領域では、前記案内ローラに接触しつつ前記案内レールの前記左右一対の手摺り係合部に係合された移動手摺りと、を備え、前記第一の領域は、前記案内ローラ連結体が収容されなくて前記移動手摺りに前記案内ローラが非接触となる所定の位置であり、前記第二の領域は、前記案内ローラ連結体が収容されていて前記移動手摺りに前記案内ローラが接触する所定の位置であるとともに、前記欄干の両端側の円弧状軌道エリアと、上階付近の直線軌道及び緩やかな曲線軌道エリアと、で構成され、前記案内ローラ連結体の配置ピッチが、前記円弧状軌道エリアに比べて前記曲線軌道エリアでは広いことを要旨とする。
本発明によれば、案内ローラ連結体を収容しない位置の案内レールは、案内ローラ連結体による構造制限を受けないため、欄干に嵌合のみによって固定できるような深さの欄干嵌合部とすることができる。一方、案内ローラ連結体を収容する位置の案内レールは、リンクプレートの案内ローラの支持位置に対して連結ブリッジ部が上方位置に設けられているため、上記と同程度の深さの欄干嵌合部とすることができる。従って、案内レールをすべて共通化でき、しかも、案内レールを嵌合のみによって欄干に固定できる。また、案内レールを全て共通化したことにより、案内レールの接続箇所における移動手摺りの高さ合わせ作業を行う必要もない。以上より、案内レールの部品点数の削減、案内レールの取付け作業性の向上等を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る乗客コンベアの移動手摺り案内装置及びこれに用いるローラフレームの詳細を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の実施の形態を示し、図1はエスカレータの概略側面図、図2は円弧状軌道エリアにおける移動手摺り案内装置の構成図、図3は案内ローラ連結体を配置した直線・緩やか曲線軌道エリアにおける移動手摺り案内装置の構成図、図4は案内ローラ連結体を配置しない直線・緩やか曲線軌道エリアにおける移動手摺り案内装置の構成図、図5は図2のA−A断面図、図6(a)は案内ローラ連結体の平面図、図6(b)は案内ローラ連結体の正面図、図7(a)はローラフレームの平面図、図7(b)はローラフレームの正面図、図8は図4のB−B線断面図である。
図1に示すように、乗客コンベアであるエスカレータ1は、上階床と下階床の間に亘って設置された左右一対の欄干2を有する。この各欄干2の外周には、図示しない複数の踏段に同期して移動する無端状の移動手摺り3が装着されている。移動手摺り3は、下記する移動手摺り案内装置10によって所定の移動軌道より逸脱することなく小さな移動抵抗によって移動するよう案内されている。
移動手摺り案内装置10は、欄干2の外周端の全域に渡って嵌合された案内レール11と、欄干2の両端側の円弧状軌道エリアE1で案内レール11内に収容された第1の案内レール連結体12と、上階付近の直線軌道及び緩やかな曲線軌道エリアE2で案内レール11内に収容された第2の案内レール連結体13と、第1及び第2の案内ローラ連結体12,13が収容されない案内レール11の位置(第一の領域)では、案内レール11に係合され、第1及び第2の案内ローラ連結体12,13が収容された案内レール11の位置(第二の領域)では、各案内ローラ15が接触しつつ案内レール11に係合される移動手摺り3とから構成されている。
換言すれば、移動手摺り3は、欄干2の両端側の円弧状軌道エリアE1では、図2及び図5に示すように、案内レール11と第1の案内ローラ連結体12によって、上階付近の直線軌道及び緩やかな曲線軌道エリアE2では、図3に示すように、案内レール11と第1の案内ローラ連結体12によって、下階付近や上下階中間の直線軌道及び緩やかな曲線軌道エリアE3では、図4及び図8に示すように、案内レール11のみによってガイドされている。
案内レール11は、第1及び第2の案内ローラ連結体が収容される位置か否かを問わず欄干2の全ての箇所で同じ構造のものが使用され、板金を折り曲げ加工することによって次のような構成に作製されている。案内レール11は、図5及び図8に詳しく示すように、欄干2の外周端に嵌合する欄干嵌合部11aと、欄干嵌合部11aの両端より上方に向かって延設された一対の手摺り係合部11bとを備え、欄干嵌合部11a及び左右一対の手摺り係合部11bで囲まれ、上方が開口された部品収容スペース11cが形成されている。欄干嵌合部11aは、欄干2に嵌合のみによって固定できる程度の嵌合代深さLを有している。一対の手摺り係合部11bは、板金を二重に折り重ねることによって移動手摺り3との接触面が曲面とされていると共に強度アップが図られている。部品収容スペース11cは、欄干嵌合部11aの嵌合代深さLを十分に取ったために中央エリアが浅く設定されている。
第1の案内ローラ連結体12は、図2、図5〜図7に示すように、連続的に連結された複数のローラフレーム14と、このローラフレーム14に選択的に装着された複数の案内ローラ15とから構成されている。
ローラフレーム14は、ローラ支持軸16がそれぞれ突設された左右一対のリンクプレート17と、一対のローラ支持軸16より上方位置で一対のリンクプレート17間を連結する連結ブリッジ部18とから合成樹脂材にて構成されている。各ローラ支持軸16の先端には、ローラ抜け止め突起16aが設けられている。そして、案内ローラ15をローラ抜け止め突起16aの挿入抵抗に抗してローラ支持軸16に挿入することによって装着できるようになっている。ローラ抜け止め防止突起16aは、案内レール11の内面にほぼ密着するよう配置される。これによって、移動手摺り3からの外力によって案内ローラ15が極力倒れないようになっている。各ローラ支持軸16の根本には、装着した案内ローラ15の全側面がリンクプレート17に接触しないように抵抗軽減突起16bが設けられている。
また、第1の案内ローラ連結体12は、この実施の形態では、連結されたローラフレーム14の1つ間隔に案内ローラ15が装着されている。なお、案内ローラ15を装着する間隔は、移動手摺り3の移動抵抗の軽減要求に基づいて適宜変更されることはもちろんである。
各リンクプレート17の長手方向の一端側には連結軸17aが、他端側には連結孔17bがそれぞれ設けられている。連結軸17aは、リンクプレート17の端から中央に向かって徐々に高さが高くなる傾斜軸として構成されている。これによって、2つのリンクプレート17の連結軸17aと連結孔17bを係合する際に、双方のリンクプレート17の両端同士を重ね合わせると、双方のリンクプレート17の端部が互いに撓み変形して連結軸17aの挿入を許容し、連結軸17aと連結孔17bの位置が一致した時点で双方のリンクプレート17の端部が撓み復帰変形して連結軸17aが連結孔17bに入り込み、これで双方のリンクプレート17間が連結される。
このように連結軸17aが傾斜軸であることから互いの端部同士を重ね合わせて連結軸17aと連結孔17bを連結させる作業がスムーズにできると共に、一旦連結軸17aが連結孔17bに入り込んでしまうと連結軸17aの傾斜軸がストッパ機能を果たすことになるため、容易に離脱することがない。
連結ブリッジ部18は、上記したようにローラ支持軸16の位置に対して上方に設けられている。これによって、案内レール11の部品収容スペース11cの中央エリアが浅くても収容できるようになっている。また、連結ブリッジ部18にはボルト挿通孔18a(図7(a)に示す)が形成されている。
次に、第1の案内ローラ連結体12の両端の支持構造を説明する。図2に示すように、第1の案内ローラ連結体12は、その一端側の最先端のローラフレーム14のローラ支持軸16に固定金具20が掛止されている。この固定金具20が案内レール11に固定されている。第1の案内ローラ連結体12は、その他端側の最先端のローラフレーム14のローラ支持軸16に引っ掛け金具21が固定されている。この引っ掛け金具21はテンション調整用ボルト22及びナット23を介して案内レール11に固定された支持部材24に固定されている。調整用ボルト22とナット23によって引っ掛け金具21と支持部材24間の距離を可変でき、これによって第1の案内ローラ連結体12が所定のテンションで張設されている。
第2の案内ローラ連結体13は、図3に示すように、第1の案内ローラ連結体12と同一の部品にて構成されている。異なるのは、案内ローラ15のピッチ間隔のみである。つまり、第1の案内ローラ連結体12ではローラフレーム14の1つ置きに案内ローラ15が設けられていたが、第2の案内ローラ連結体13ではローラフレーム14の6つ置きに案内ローラ15が設けられている点が相違する。なお、案内ローラ15を装着する間隔は、移動手摺り3の移動抵抗等の軽減要求に基づいて適宜変更されることはもちろんである。
次に、案内レール11同士と第2の案内ローラ連結体13同士における連結構造を説明する。図3に示すように、案内レール11及び第2の案内ローラ連結体13同士が接続される位置の欄干2の上端は、一段低く段差面2aとして形成される。この段差面2aを利用して双方の案内レール11の下面には連結プレート30が配置されている。連結プレート30には、溶接された4本の固定ボルト31が固定されている。4本の内の中央側の2本は各案内レール11の図示しない長孔に挿入され、長孔より突出された先端側にナット32が螺入されている。また、4本の内の両端側の2本は各案内レール11の図示しない長孔と連結ブリッジ部18のボルト挿通孔18aに挿入され、ボルト挿通孔18aより突出した先端側にナット32が螺入されている。このようにして案内レール11同士と第2の案内ローラ連結体13同士が連結されている。
移動手摺り3は、例えばゴム材にて形成されている。移動手摺り3は、図5及び図8に示すように、その幅方向の両端側が下方に折れ曲がり、且つ、中央に向かって突出するようなアンダーハング形状となっている。移動手摺り3は、案内レール11の左右一対の手摺り係合部11bの外周を上記したアンダーハング形状で包み込むことによって係合している。
上記構成において、移動手摺り3は、欄干2の両端側の円弧状軌道エリアE1では、図2及び図5に示すように、案内レール11で移動方向を規正されつつ第1の案内ローラ連結体12の案内ローラ15の回転によって非常に小さな移動抵抗の元で移動し、上階付近の直線軌道及び緩やかな曲線軌道エリアE2では、図3に示すように、案内レール11で移動方向を規正されつつ第2の案内ローラ連結体13の案内ローラ15の回転によって小さな移動抵抗の元で移動し、下階付近や上下階中間の直線軌道及び緩やかな曲線軌道エリアE3では、図4及び図8に示すように、案内レール11で移動方向を規正されつつ案内レール11に摺動しつつ移動する。
以上、本発明では、第1及び第2の案内ローラ連結体12,13を構成するローラフレーム14は、案内ローラ15を支持する左右一対のリンクプレート17と、案内ローラ15の支持位置より上方位置で一対のリンクプレート17間を連結する連結ブリッジ部18とを有する構成とした。従って、第1及び第2の案内ローラ連結体12,13を収容しない位置の案内レール11は、第1及び第2の案内ローラ連結体12,13による構造制限を受けないため、欄干2に嵌合のみによって固定できるような深さの欄干嵌合部11aとすることができる。一方、第1及び第2の案内ローラ連結体12,13を収容する位置の案内レール11は、リンクプレート17の案内ローラ15の支持位置に対して連結ブリッジ部18が上方位置に設けられているため、上記と同程度の深さの欄干嵌合部11aとすることができる。従って、案内レール11をすべて共通化でき、しかも、案内レール11を嵌合のみによって欄干2に固定できる。案内レール11を全て共通化できたことにより、案内レール11の接続箇所における移動手摺り3の高さ合わせ作業を行う必要もない。以上より、案内レール11の部品点数の削減、案内レール11の取付け作業性の向上等を図ることができる。
この実施の形態では、ローラフレーム14は、互いに連結自在に構成されていると共に案内ローラ15を装着可能なローラ支持軸16を有するので、案内ローラ連結体12,13の長さを自由に可変できると共に、案内ローラ15のピッチ間隔も自由に調整できる。従って、この実施の形態のように、案内ローラ15のピッチ間隔が異なる第1の案内ローラ連結体12と第2の案内ローラ連結体13を同一部品によって作製でき、部品点数の削減、案内ローラ連結体12,13の生産性の向上等を図ることができる。
この実施の形態では、ローラフレーム14は、長手方向の一端側に設けられた連結軸17aと他端側に設けられた連結孔17bとを有し、連結軸17aは、リンクプレート17の端から中央に向かって徐々に高さが高くなる傾斜軸として構成されている。従って、2つのローラフレーム14間を容易に連結できるため、案内ローラ連結体12,13を簡単に生産できる。また、連結軸17aが連結孔17bに入り込んでしまうと連結軸17aの傾斜がストッパ機能を果たすことになるため、容易に離脱することがない。
図9は変形例のローラフレームを適用した移動手摺り案内装置の断面図を示す。この変形例のローラフレーム14Aは、前記した実施の形態のものと比較して、ローラ支持軸16の上端位置より連結ブリッジ部18Aの下端位置が低い位置とされ、双方の配置位置が一部でオーバーラップして設けられている。他の構成は、前記実施の形態のものと同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
この変形例のローラフレーム14Aによれば、ローラ支持軸16の上端位置より連結ブリッジ部18Aの下端位置が低い位置とされ、双方の配置位置が一部でオーバーラップされているので、ローラ支持軸16の根本部が強度的に強くなり、案内ローラ15の倒れを極力防止できる。
尚、上記実施の形態では、乗客コンベアであるエスカレータ1の移動手摺り案内装置10に本発明を適用した場合を説明したが、エスカレータ以外の乗客コンベア、例えば動く歩道の移動手摺り案内装置にも同様に適用できることはもちろんである。
本発明の実施の形態に係るエスカレータの概略側面図。 本発明の実施の形態に係る移動手摺り案内装置の円弧状軌道エリアにおける構成図。 本発明の実施の形態に係る移動手摺り案内装置の案内ローラ連結体を配置した直線・緩やか曲線軌道エリアにおける構成図。 本発明の実施の形態に係る移動手摺り案内装置の案内ローラ連結体を配置しない直線・緩やか曲線軌道エリアにおける構成図。 図2のA−A断面図。 (a)は案内ローラ連結体の平面図、(b)は案内ローラ連結体の正面図。 (a)はローラフレームの平面図、(b)はローラフレームの正面図。 図4のB−B線断面図。 変形例のローラフレームを適用した移動手摺り案内装置の断面図。 従来例の移動手摺り案内装置の円弧状軌道エリアにおける構成図。 図10のD−D線断面図。 案内ローラ連結体の平面図。 案内ローラ連結体の正面図。 従来例の移動手摺り案内装置の直線軌道及び緩やかな曲線軌道のエリアにおける断面図。
符号の説明
1 エスカレータ(乗客コンベア)
2 欄干
3 移動手摺り
10 移動手摺り案内装置
11 案内レール
12 第1の案内ローラ連結体
13 第2の案内ローラ連結体
14,14A ローラフレーム
15 案内ローラ
16 ローラ支持軸
17 リンクプレート
17a 連結軸
18,18A 連結ブリッジ部

Claims (3)

  1. 欄干の外周端に嵌合された案内レールと、
    前記案内レールの少なくとも一部エリアに収容され、案内ローラを回転自在に支持する左右一対のリンクプレートと、前記案内ローラの所定位置で前記一対のリンクプレート間を連結する連結ブリッジ部とを有するローラフレームが複数連結されることによって構成された案内ローラ連結体と、
    前記案内レールの第一の領域では、前記案内レールの左右一対の手摺り係合部に係合され、前記案内レールの第二の領域では、前記案内ローラに接触しつつ前記案内レールの前記左右一対の手摺り係合部に係合された移動手摺りと、
    を備え、
    前記第一の領域は、前記案内ローラ連結体が収容されなくて前記移動手摺りに前記案内ローラが非接触となる所定の位置であり、
    前記第二の領域は、前記案内ローラ連結体が収容されていて前記移動手摺りに前記案内ローラが接触する所定の位置であるとともに、前記欄干の両端側の円弧状軌道エリアと、上階付近の直線軌道及び緩やかな曲線軌道エリアと、で構成され、
    前記案内ローラ連結体の配置ピッチが、前記円弧状軌道エリアに比べて前記曲線軌道エリアでは広いことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺り案内装置。
  2. 前記ローラフレームは、前記一対のリンクプレートが連続的に連結自在に構成されていると共に前記案内ローラを装着可能なローラ支持軸を有することを特徴とする請求項1に記載された乗客コンベアの移動手摺り案内装置。
  3. 前記ローラフレームは、前記一対のリンクプレートの長手方向の一端側に連結軸を、他端側に前記連結軸が挿入される連結孔をそれぞれ有し、前記連結軸は、リンクプレートの端から中央に向かって徐々に高さが高くなる傾斜軸であることを特徴とする請求項2に記載された乗客コンベアの移動手摺り案内装置。
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