JP6373492B2 - 乗客コンベアの踏段流れ調整装置 - Google Patents

乗客コンベアの踏段流れ調整装置 Download PDF

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Description

この発明は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアの踏段流れ調整装置に関するものである。
従来の乗客コンベアでは、踏段から幅方向両側に突出したスライドピンを、駆動ローラを案内する一対の帰路駆動レールにより幅方向両側から案内して、踏段の幅方向の変位を抑制していた(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来の乗客コンベアでは、帰路駆動レールに幅方向に移動可能に装着された調整レールにより駆動ローラの側面を案内して、駆動ローラの幅方向の変位を抑制していた(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−39246号公報 実開昭58−117464号公報
従来の乗客コンベアでは、踏段の幅方向の変位が帰路駆動レールを基準として抑制されているが、帰路駆動レールの幅方向位置を調整する機構がない。そこで、帰路駆動レールが蛇行している場合には、踏段の幅方向の変位が大きくなるので、往路側での踏段とスカートガードとの接触による騒音が大きくなり、乗客に不快感を与えるという課題があった。また、踏段の幅方向の変位が大きくなると、上部反転部において、駆動ローラが踏段スプロケットのみに乗り、ローラ押えに乗らない場合が生じる。そこで、駆動ローラは自重により踏段スプロケットから外れることになるので、駆動ローラが踏段スプロケットから外れにくくなり、踏段スプロケットから帰路駆動レールに円滑に移行できなくなるとともに、駆動ローラが踏段スプロケットから外れる際の騒音が大きくなるという課題があった。
他の従来の乗客コンベアでは、駆動ローラの側面を案内する調整レールが帰路駆動レールに幅方向に移動可能に装着されているので、駆動ローラの軌道の直線性が高められる。しかしながら、調整レールが駆動ローラの側面を案内しているので、駆動ローラは、その側面を調整レールに当てながら走行することになり、駆動ローラに負荷がかかり、駆動ローラが損傷するという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、踏段の幅方向の変位を抑制して、往路側での踏段とスカートガードとの接触による騒音の発生を抑制でき、踏段スプロケットから帰路駆動レールへの駆動ローラの円滑な移行を実現できるとともに、駆動ローラの損傷の発生を抑制できる乗客コンベアの踏段流れ調整装置を得ることを目的とする。
この発明の乗客コンベアの踏段流れ調整装置は、往路駆動レールが、レール支持部材を介して主枠に支持され、上記主枠の幅方向に離間して、上記主枠内の上部側を上記主枠の長さ方向に敷設され、帰路駆動レールが、上記レール支持部材を介して上記主枠に支持され、上記主枠の幅方向に離間して、上記主枠の幅方向に離間する上記往路駆動レールのそれぞれの下部側を上記主枠の長さ方向に敷設され、無端状に連結された複数の踏段が、駆動ローラを上記主枠の幅方向に離間する上記往路駆動レールと上記帰路駆動レールとの上を転動させて、上記主枠内を循環走行する乗客コンベアの踏段流れ調整装置であって、上記踏段の幅方向両側に配設され、上記主枠の幅方向に離間する上記帰路駆動レールの相対する壁面に接して、上記踏段の幅方向の移動を抑制するガイドパッドと、上記レール支持部材に対する、上記主枠の幅方向に離間する上記帰路駆動レールのそれぞれの幅方向の位置を調整する帰路駆動レール位置調整部と、を備え、上記帰路駆動レール位置調整部は、
上記帰路駆動レールの下面に固着されたレール支持ブロックと、上記レール支持ブロックから下方に延びる取付板と、上記取付板に固着された位置調整ボルトと、上記位置調整ボルトの上記レール支持部材を貫通する軸部に上記レール支持部材を挟んで螺着され、締着により上記取付板を上記レール支持部材に固定する一対のナットと、を備えている。
この発明によれば、帰路駆動レールの幅方向の位置が、帰路駆動レール位置調整部により、調整されるので、帰路駆動レールの軌道の直進性が高められる。踏段の幅方向両側に配設されたガイドパッドが、軌道の直進性が高められた帰路駆動レールの相対する面に接して、踏段の幅方向の移動を抑制しているので、踏段の幅方向の変位が抑制される。そこで、往路側での、踏段とスカートガードとの接触に起因する騒音の発生が抑えられる。また、踏段の反転部における踏段スプロケットとローラ押えに対する駆動ローラの位置ずれの発生が抑えられ、駆動ローラが踏段スプロケットから帰路駆動レールに円滑に移動できる。また、駆動ローラが、帰路駆動レール上を転動する際に、他の部材と接することがないので、負荷が駆動ローラにかかって駆動ローラを損傷させるような事態が回避される。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す側断面図である。 図1に示されるエスカレータをA方向から見た図である。 図1に示されるエスカレータのB部を示す拡大図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエスカレータの踏段流れ調整装置を示す要部正面図である。 この発明の実施の形態2に係るエスカレータの踏段流れ調整装置を示す要部正面図である。 この発明の実施の形態3に係るエスカレータの踏段流れ調整装置を示す要部正面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す側断面図、図2は図1に示されるエスカレータをA方向から見た図、図3は図1に示されるエスカレータのB部を示す拡大図、図4は図3のIV−IV矢視断面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータの踏段流れ調整装置を示す要部正面図である。
図1および図2において、乗客コンベアとしてエスカレータの主枠1が、上階と下階との間に据え付けられている。主枠1の上面には、一対の欄干2が立設されている。一対の欄干2の間には、踏段3が無端状に連結されて、循環走行可能に配設されている。
主枠1の上階側の端部には、図示していないが、モータと、駆動チェーンを介してモータに接続された上階駆動スプロケットが設置されている。また、主枠1の下階側の端部には、図示していないが、下階駆動スプロケットが設置されている。上階駆動スプロケットと下階駆動スプロケットは、主枠1の幅方向に離間して、それぞれ、踏段3の両側に配設されている。そして、踏段3の幅方向の一側に配設された上階駆動スプロケットと下階駆動スプロケットの対と、踏段3の幅方向の他側に配設された上階駆動スプロケットと下階駆動スプロケットの対とには、それぞれ、各踏段3を連結する無端状の踏段チェーン(図示せず)が巻き掛けられている。
断面矩形の長尺体に作製された往路駆動レール9が、レール支持部材13を介して主枠1に支持されて、踏段3の両側を通って上側駆動スプロケットと下側スプロケットの上部間をつなぐように主枠1内の上部側に敷設されている。断面矩形の長尺体に作製された往路従動レール10が、レール支持部材13を介して主枠1に支持されて、踏段3の両側、かつ往路駆動レール9の幅方向内側を通って上側駆動スプロケットと下側スプロケットをつなぐように主枠1内の往路駆動レール9の下方に敷設されている。また、断面矩形の長尺体に作製された帰路駆動レール11が、レール支持部材13を介して主枠1に支持されて、上下方向で往路駆動レール9のそれぞれと相対して、往路駆動レール9の下方を通って上側駆動スプロケットと下側スプロケットの下部間をつなぐように主枠1内に敷設されている。断面矩形の長尺体に作製された帰路従動レール12が、レール支持部材13を介して主枠1に支持されて、上下方向で往路従動レール10のそれぞれと相対して、往路従動レール10の下方を通って上側駆動スプロケットと下側スプロケットをつなぐように主枠1内の帰路駆動レール11の上方に敷設されている。
踏段3は、踏み板4と、駆動ローラ6と、従動ローラ8と、を備え、一対の踏段チェーンにより等間隔に取り付けられている。往路側における踏み板4の上階側の端部には、踏段軸5が固定されている。踏段軸5の両端は、踏段チェーンを貫通している。往路駆動レール9上と帰路駆動レール11上を転動する駆動ローラ6が、踏段軸5の両端に回転可能に取り付けられている。また、往路側における踏み板4の下階側の両端部には、往路従動レール10上と帰路従動レール12上を転動する従動ローラ8が、従動軸7を介して回転可能に取り付けられている。
踏段スプロケット14が、主枠1の上階側の端部に、主枠1の幅方向に離間して、踏み板4の両側に、上階駆動スプロケットと同軸に、かつ供回り可能に配設されている。ローラ押え15が、図3および図4に示されるように、レール支持部材13に保持されて、踏段スプロケット14の下部側の主枠1の幅方向の内側に配設されている。さらに、ガイドパッド16が、踏段3の走行時に、往路側では、往路ガイド部としてのスカートガード17に接して、帰路側では、帰路駆動レール11に接して、踏段3の幅方向の変位を抑制可能に、踏み板4の幅方向両側部に取り付けられている。
このように構成されたエスカレータでは、モータが駆動され、モータの回転動力が駆動チェーンを介して上階駆動スプロケットに伝達され、上階駆動スプロケットが回転駆動される。この上階駆動スプロケットの回転により、上階駆動スプロケットと下階駆動スプロケットに巻き掛けられた踏段チェーンが循環走行される。そこで、駆動ローラ6が往路駆動レール9上と帰路駆動レール11上を転動し、従動ローラ8が往路従動レール10上と帰路従動レール12上を転動し、踏段3が循環走行する。主枠1の上階の端部側である上部反転部では、駆動ローラ6が、踏段スプロケット14の溝14aに嵌まり込み、踏段スプロケット14の回転により下方に移動する。駆動ローラ6が踏段スプロケット14の回転により下方まで移動すると、図3および図4に示されるように、ローラ押え15にあたり、踏段スプロケット14の溝14aから抜け出て、帰路駆動レール11上に乗る。これにより、上部反転部での踏段3の反転動作が円滑に行われる。そこで、駆動ローラ6が踏段スプロケット14の溝14aから抜け出るときの騒音の発生が抑制される。
つぎに、踏段流れ調整装置20について図2および図5を参照しつつ説明する。
レール支持部材13は、帰路駆動レール11の下方に位置して、帰路駆動レール11を支持する駆動レール支持腕13aと、帰路駆動レール11を挟んで踏段3と相対する取付腕13bと、を備える。図示していないが、駆動レール支持腕13aには、主枠1の幅方向に細長い第1ガイド穴が形成され、取付腕13bには、上下方向に細長い第2ガイド穴が形成されている。
踏段流れ調整装置20は、踏み板4の幅方向両側に配設されたガイドパッド16と、レール支持部材13に対する帰路駆動レール11の幅方向の位置を調整する帰路駆動レール位置調整部と、を備える。帰路駆動レール位置調整部は、L字状に作製されたブラケット21と、ブラケット21の幅方向位置および上下方向位置を調整するハサミガネ22と、ブラケット21のレール支持部としてのL字状の一辺21aを駆動レール支持腕13aに締着固定するねじ棒23とナット24と、ブラケット21の取付部としてのL字状の他辺21bを取付腕13bに締着固定する締着部材としてのボルト25とナット26と、を備える。
ブラケット21は、L字状の一辺21aの先端側の上面を帰路駆動レール11の下面に溶接などにより固着され、ねじ棒23が溶接などにより固着されてL字状の一辺21aの下面に立設されている。ブラケット21は、ねじ棒23を駆動レール支持腕13aに形成された第1ガイド穴に通し、ねじ棒23の第1ガイド穴からの突出部に螺着されたナット24を締め付けて、駆動レール支持腕13aに取り付けられる。また、ブラケット21は、L字状の他辺21bを取付腕13bに形成された第2ガイド穴に通されたボルト25の軸部25aに螺着されたナット26を締め付けて、取付腕13bに取り付けられる。
このように構成された帰路駆動レール位置調整部は、ナット24を緩めることで、ねじ棒23が第1ガイド穴に案内されて主枠1の幅方向に移動可能となっている。そこで、ナット26を緩め、ブラケット21のL字状の他辺21bと取付腕13bとの間に挿入されるハサミガネ22の枚数を変えることで、帰路駆動レール11の主枠1の幅方向の位置を調整できる。また、ナット26を緩めることで、ボルト25が第2ガイド穴に案内されて上下方向に移動可能となっている。そこで、ナット24を緩め、ブラケット21のL字状の一辺21aと駆動レール支持腕13aとの間に挿入されるハサミガネ22の枚数を変えることで、帰路駆動レール11の高さ位置を調整できる。
実施の形態1による踏段流れ調整装置20では、ブラケット21の他辺21bと取付腕13bとの間に挟み込まれる幅方向位置調整用のハサミガネ22の枚数を変えることで、帰路駆動レール11の主枠1の幅方向の位置を調整できるので、帰路駆動レール11の軌道の直線性が高められる。そして、ガイドパッド16が、軌道の直線性が高められた帰路駆動レール11に接して、踏段3の幅方向の変位が抑制されるので、往路側での踏段3とスカートガード17との接触による騒音の発生が抑えられる。
また、踏段3の幅方向の変位が抑制されるので、駆動ローラ6が上部反転部で踏段スプロケット14とローラ押え15とに跨がるように位置調整される。そこで、駆動ローラ6が確実にローラ押え15にあたり、踏段スプロケット14の溝14aから外れて、帰路駆動レール11に円滑に移行でき、駆動ローラ6が溝14aから外れる際の騒音の発生が抑えられる。
また、ブラケット21の一辺21aと駆動レール支持腕13aとの間に挟み込まれる上下方向位置調整用のハサミガネ22の枚数を変えることで、帰路駆動レール11の高さ位置を調整できるので、帰路駆動レール11の軌道の平坦度が高くなり、駆動ローラ6が帰路駆動レール11上を滑らかに転動し、騒音の発生が抑えられる。
さらに、駆動ローラ6は他の部品と接することなく帰路駆動レール11上を転動するので、駆動ローラ6に過大な負荷がかかることがなく、駆動ローラ6の損傷の発生を抑制することができる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2に係るエスカレータの踏段流れ調整装置を示す要部正面図である。
図6において、位置調整ボルト27がブラケット21の他辺21bに形成された雌ねじ部(図示せず)に締着されて他辺21bに固着されている。ブラケット21は、位置調整ボルト27の軸部27aを取付腕13bの第2ガイド穴に通し、取付腕13bを挟んで軸部27aに螺着された一対のナット28を締着して、取付腕13bに取り付けられる。
実施の形態2による踏段流れ調整装置20Aでは、一方のナット28を緩め、他方のナット28を締め付ける方向に回すことで、ブラケット21を主枠1の幅方向に移動させることができる。そして、一辺21aに固着された帰路駆動レール11がブラケット21の移動に連動して主枠1の幅方向に移動し、帰路駆動レール11の幅方向の位置が調整される。そして、帰路駆動レール11の幅方向の位置の調整後、一方のナット28を締め付けることで、帰路駆動レール11が調整された幅方向位置に固定される。また、ブラケット21の一辺21aと駆動レール支持腕13aとの間に挟み込まれる上下方向位置調整用のハサミガネ22の枚数を変えることで、帰路駆動レール11の高さ位置を調整できる。
したがって、実施の形態2においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態2によれば、幅方向位置調整用のハサミガネ22が不要となり、部品点数を削減できる。
また、ナット28の位置により帰路駆動レール11の幅方向位置を規定できるので、帰路駆動レール11の幅方向位置を高精度に調整できる。
なお、上記実施の形態2では、ブラケット21の他辺21bに形成された雌ねじ部を用いて位置調整ボルト27を他辺21bに固定しているが、他辺21bに貫通穴を形成し、貫通穴から突出する位置調整ボルト27の軸部27aに螺着したナットを締め付けて、位置調整ボルト27を他辺21bに固定してもよい。さらに、位置調整ボルト27に替えてねじ棒を溶接などにより固定して他辺21bの取付腕13b側の面に立設してもよい。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係るエスカレータの踏段流れ調整装置を示す要部正面図である。
図7において、レール支持ブロック30が溶接などにより帰路駆動レール11の下面に固着されている。レール支持ブロック30は、下方から駆動レール支持腕13aの第1ガイド穴に通された取付ボルト31を、レール支持ブロック30の下面に形成された雌ねじ部(図示せず)に締着して、駆動レール支持腕13aに固着されている。取付板32が一端をレール支持ブロック30に固着されて下方に延び出ている。位置調整ボルト27が、取付板32に形成された雌ねじ部(図示せず)に締着されて取付板32に固着されている。取付板32は、位置調整ボルト27の軸部27aを取付腕13bの第2ガイド穴に通し、取付腕13bを挟んで軸部27aに螺着された一対のナット28を締着して、取付腕13bに取り付けられる。
実施の形態3による踏段流れ調整装置20Bでは、一方のナット28を緩め、他方のナット28を締め付ける方向に回すことで、レール支持ブロック30を主枠1の幅方向に移動させることができる。そして、帰路駆動レール11がレール支持ブロック30の移動に連動して主枠1の幅方向に移動し、帰路駆動レール11の幅方向の位置が調整される。そして、帰路駆動レール11の幅方向の位置の調整後、一方のナット28を締め付けることで、帰路駆動レール11が調整された幅方向位置に固定される。また、レール支持ブロック30と駆動レール支持腕13aとの間に挟み込まれる上下方向位置調整用のハサミガネ22の枚数を変えることで、帰路駆動レール11の高さ位置を調整できる。
したがって、実施の形態3においても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態3によれば、幅方向位置調整用のハサミガネ22が不要となり、部品点数を削減できる。
また、ナット28の位置により帰路駆動レール11の幅方向位置を規定できるので、帰路駆動レール11の幅方向位置を高精度に調整できる。
なお、上記実施の形態3では、取付板32に形成された雌ねじ部を用いて位置調整ボルト27を取付板32に固定しているが、取付板32に貫通穴を形成し、貫通穴から突出する位置調整ボルト27の軸部27aに螺着したナットを締め付けて、位置調整ボルト27を取付板32に固定してもよい。さらに、位置調整ボルト27に替えてねじ棒を溶接などにより固定して取付板32の取付腕13b側の面に立設してもよい。
また、上記実施の形態3では、レール支持ブロック30の下面の形成された雌ねじ部を用いてレール支持ブロック30を駆動レール支持腕13aに締着固定しているが、溶接などによりレール支持ブロック30の下面に立設したねじ棒を駆動レール支持腕13aの第1ガイド穴に通し、ねじ棒の第1ガイド穴からの突出部に螺着されたナットを締め付けて、レール支持ブロック30を駆動レール支持腕13aに取り付けてもよい。
また、上記各実施の形態では、エスカレータに適用する場合について説明したが、動く歩道に適用しても、同様の効果が得られる。

Claims (2)

  1. 往路駆動レールが、レール支持部材を介して主枠に支持され、上記主枠の幅方向に離間して、上記主枠内の上部側を上記主枠の長さ方向に敷設され、
    帰路駆動レールが、上記レール支持部材を介して上記主枠に支持され、上記主枠の幅方向に離間して、上記主枠の幅方向に離間する上記往路駆動レールのそれぞれの下部側を上記主枠の長さ方向に敷設され、
    無端状に連結された複数の踏段が、駆動ローラを上記主枠の幅方向に離間する上記往路駆動レールと上記帰路駆動レールとの上を転動させて、上記主枠内を循環走行する乗客コンベアの踏段流れ調整装置において、
    上記踏段の幅方向両側に配設され、上記主枠の幅方向に離間する上記帰路駆動レールの相対する壁面に接して、上記踏段の幅方向の移動を抑制するガイドパッドと、
    上記レール支持部材に対する、上記主枠の幅方向に離間する上記帰路駆動レールのそれぞれの幅方向の位置を調整する帰路駆動レール位置調整部と、を備え、
    上記帰路駆動レール位置調整部は、
    上記帰路駆動レールの下面に固着されたレール支持ブロックと、
    上記レール支持ブロックから下方に延びる取付板と、
    上記取付板に固着された位置調整ボルトと、
    上記位置調整ボルトの上記レール支持部材を貫通する軸部に上記レール支持部材を挟んで螺着され、締着により上記取付板を上記レール支持部材に固定する一対のナットと、を備える乗客コンベアの踏段流れ調整装置。
  2. 上記取付板が、上記位置調整ボルトと一対のナットにより上記レール支持部材に上下方向に移動可能に締着固定され、
    上記レール支持ブロックが、上記レール支持部材に上記主枠の幅方向に移動可能に締着固定され、
    上下方向位置調整用ハサミガネが、上記レール支持ブロックと上記レール支持部材との間に配置されている請求項記載の乗客コンベアの踏段流れ調整装置。
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