JPH08143259A - マンコンベアのレール - Google Patents

マンコンベアのレール

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JPH08143259A
JPH08143259A JP28478194A JP28478194A JPH08143259A JP H08143259 A JPH08143259 A JP H08143259A JP 28478194 A JP28478194 A JP 28478194A JP 28478194 A JP28478194 A JP 28478194A JP H08143259 A JPH08143259 A JP H08143259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
presser
bolt
presser rail
chain guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP28478194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Natabe
豊 名田部
Makoto Ueda
誠 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Elevator Engineering Co filed Critical Hitachi Ltd
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】高さ調整装置11を、断続的に当て板8aを介
して溶接一体化した押えレール8をフレームの横桁12
に一度ボルト15で仮固定した後に、チェンガイドレー
ル3と押えレール8との寸法が必要な寸法になるように
フレームの横桁12に仮固定した調整用ボルト15で押
えレール8に溶接固定した調整装置11を上下に微調整
する。微調整後はフレーム横桁12と押えレール8に溶
接固定した調整装置11との間にシム14を挾み込みボ
ルト15で完全に固定する。 【効果】マンコンベアの押えレールの高さ調整,ボルト
締め付け,押えレールずれどめのそれぞれの作業時間の
低減が図れ、調整作業が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマンコンベアの踏段走行
レールおよび押えレールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマンコンベアの踏段走行レールに
は踏段の浮き上がりを防止するために、走行レールから
断続的に設けられたブラケットに高さを調整しながら押
えレールをボルト固定していた。さらに踏段走行時に押
えレールがずれないようにノックピンを打ち込んでい
た。
【0003】なお、溶接一体化した踏段走行レールと押
えレールでは、チェンガイドレールと押えレールとの寸
法は踏段走行レールと押えレールの溶接に製作誤差があ
ることが一般的で、組立部署での修正はほとんど出来な
いものであった。
【0004】従って高さ寸法でない場合には溶接一体化
した踏段走行レールと押えレールを溶接作業部署へ戻し
て修正しなければならず作業工程上多くの時間を浪費し
てしまうという問題があった(実開昭63−154584号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来では
組立時に多くの時間を必要としていた。
【0006】本発明の目的では、押えレールの高さ調整
作業,ボルト締め付け作業,押えレールずれどめ作業、
それぞれの作業時間の低減を図るとともに、調整作業が
容易にできるような構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来は押えレールとチェ
ンガイドと支えレールで構成されるチェンガイドレール
との間隔を正確に出す必要から押えレールを踏段走行レ
ールと別々にボルトで固定する必要があった。
【0008】上記課題は踏段走行レールと押えレールを
位置決め雇で正確に溶接固定し、さらに押えレールには
押えレールを微小に弾性変形させえる装置を設け、フレ
ームにはその装置を固定する孔と高さ調整用のねじ孔を
設ける。
【0009】
【作用】レールの組立は、溶接一体化した踏段走行レー
ルと押えレールをフレームに一度ボルト固定した後に、
チェンガイドレールと押えレールとの寸法が正規な寸法
になるようにフレーム部材に設けた高さ調整用ボルトで
押えレールに設けた装置を上下して微調整する。微調整
後はフレーム部材と押えレールに設けた装置との間にシ
ム等を挾み込みボルトで固定する。
【0010】一般に、溶接一体化した踏段走行レールと
押えレールでは、チェンガイドレールと押えレールとの
寸法は踏段走行レールと押えレールの溶接に製作誤差が
あるため組立部署にながれてからの修正はほとんど出来
ないものであり採用されてなかった。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4を用
いてマンコンベアの上部曲線部で説明する。図1はマン
コンベアの一般的な上部曲線部のレール全体図を示した
ものである。踏段1の前輪ローラ1aが走行するレール
2、およびチェンガイドレール3,踏段1の後輪ローラ
1bが走行するレール4,踏段1が反転した後で前輪ロ
ーラ1a走行するレール5,踏段1が反転した後で後輪
ローラ1bが走行するレール6により構成される。
【0012】図2は、図1の要部の側面図を示したもの
である。この部分では踏段チェン7の自重や人荷重が加
わる他に踏段チェン7の張力も加わることにより、踏段
1の前輪ローラ1aへの荷重が許容荷重を超えてしまう
ため、踏段1の前輪ローラ1aによる転動走行は行わず
にチェンガイドレール3の上面に踏段チェンローラ1c
を摺動させて踏段を走行させている。
【0013】特に、車椅子利用者が乗るための機構を有
した踏段1を搭載したマンコンベアのレールの押えレー
ル8は、踏段1の前輪ローラ1aが浮かないように正確
な間隔に組立固定する必要が有る。
【0014】よって、図2のように皿ねじ9による締結
方法を採用し、更に、押えレール8のずれ止め防止のた
めノックピン10を打ち込んでいた。
【0015】万一、押えレール8とチェンガイドレール
3との間隔が狭過ぎれば踏段チェンローラ1cが押えレ
ール8とチェンガイドレール3の間に固渋してしまい機
器類が破損する問題が有り、押えレール8とチェンガイ
ドレール3との間隔が広すぎれば車椅子利用者が乗って
いる場合に踏段が下方に傾き危険であると同時に機器類
が干渉し、機器の破損が問題になる。
【0016】このような問題を防止するには高精度の寸
法確保が要求されるが、従来の構造では、組立に多くの
時間を要していたため、今回、簡単に組立できる構造を
発明した。本発明を図3のレール要部の側面図に示す。
【0017】本発明の特徴は、踏段1の前輪ローラ1a
が走行するレール2と押えレール8を曲線部の両端A,
Bに当て板8aを介して溶接一体化し、かつ曲線部の中
央付近では押えレール8を前輪ローラ1aが走行するレ
ール2と独立して変位させることができる調整装置を設
けたことにある。
【0018】曲線部の両端A,Bでは、レール2と押え
レール8の間隔を正確に寸法を出して溶接するのは比較
的容易であり、かつ、その押えレール8に対して、曲線
部A,Bではチェンガイドレール3を正確に位置決め固
定することも可能である。
【0019】しかし、前輪ローラ1aが走行するレール
2,押えレール8,チェンガイドレール3は引張り成形
による製缶品であり、製作雇などの治工具類を整備して
も製作精度には限界がある。
【0020】従って、曲線部の両端A,Bでは押えレー
ル8とチェンガイドレール3の間隔gを正確に寸法出し
できても、曲線部の全域にわたって、その間隔gを正確
に寸法だしすることが極めて困難である。
【0021】そこで、曲線部の両端A,Bを押えレール
8に対しチェンガイドレール3を正確に位置決め固定し
た後、調整装置11により曲線部の中央付近をチェンガ
イドレール3に対して押えレール8を上下に変位させ
て、間隔gを正確に確保できるため短時間で高精度の組
立が可能である。押えレール8の変位は押えレール8に
溶接固定した調整装置11をフレーム横桁12にねじ込
んである高さ調整ボルト13を下方より上下することに
より行う。例えば、チェンガイドレール3と押えレール
8との間隔が広い場合には調整装置11を下げ、シム1
4を少ない状態でボルト15で締結する。
【0022】一方、チェンガイドレール3と押えレール
8との間隔が広い場合には調整装置11を上げ、シム1
4を挿入してボルト15で締結する。
【0023】以上のような方法で、押えレール8とチェ
ンガイドレール3との間隔を微小調整する。調整後に
は、シム14を挿入して、押えレール8に溶接固定した
調整装置11をボルト15で締結する。
【0024】なお、マンコンベアの上部曲線部を用いて
説明したが、調整を必要とする任意な場所に用いても同
様な効果が得られ、本発明の範囲に含まれるものであ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明では、押えレール有するマンコン
ベアの押えレールの高さ調整作業,ボルト締め付け作
業,押えレールずれどめ作業、それぞれの作業時間の低
減を図り、調整作業が容易にできるような構造が提供で
きる。また押えレールを溶接固定しているので簡単には
変形せず踏段走行でも確実な走行が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マンコンベアの上部レールの側面図。
【図2】図1の要部の側面図。
【図3】本発明の要部の側面図。
【図4】図3のZZ矢視断面図。
【符号の説明】
1…踏段、3…チェンガイドレール、8…押えレール、
11…調整装置、12…横桁、14…シム、15…ボル
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に連接し回転する踏段と、前記踏段
    の両側に垂接して設けた欄干などの自重と乗客荷重を支
    えるマンコンベアのフレームと、前記踏段を案内する走
    行レールと前記走行レールに固着された押えレールで構
    成されたマンコンベアのレールにおいて、前記押えレー
    ルを弾性変形させて高さを調整できるような装置を設け
    たことを特徴とするマンコンベアのレール。
JP28478194A 1994-11-18 1994-11-18 マンコンベアのレール Pending JPH08143259A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28478194A JPH08143259A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 マンコンベアのレール

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JP28478194A JPH08143259A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 マンコンベアのレール

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JPH08143259A true JPH08143259A (ja) 1996-06-04

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ID=17682939

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JP28478194A Pending JPH08143259A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 マンコンベアのレール

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