JP2839748B2 - マンコンベアの欄干 - Google Patents

マンコンベアの欄干

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JP2839748B2
JP2839748B2 JP15439291A JP15439291A JP2839748B2 JP 2839748 B2 JP2839748 B2 JP 2839748B2 JP 15439291 A JP15439291 A JP 15439291A JP 15439291 A JP15439291 A JP 15439291A JP 2839748 B2 JP2839748 B2 JP 2839748B2
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JP
Japan
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panel
frame
screw
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handrail belt
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寛昭 東海林
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Toshiba Corp
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建屋の各階床に傾斜し
て設置されるエスカレータや、建屋の離れた場所相互間
に設置される動く歩道等のようなマンコンベアに係り、
特にその欄干の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のエスカレータの一例を示
したもので、本体1の幅方向両側に各デッキボードと一
体をなす例えば透明なガラス材で形成されたパネル2が
立設されている。このパネル2の上部には、図3に示す
ようにガイドレール3を装着したガイドフレーム4が嵌
装され、このガイドフレーム4に無端状とした手摺ベル
ト5が、乗客を乗せて走行移動する移動踏段(図示しな
い)に同期して走行移動するように巻装されている。こ
こで、パネル2の上部2aにガイドフレーム4を嵌装し
固定するために、形状が複雑なゴムパッキング6を圧入
し、このゴムパッキング6を介してガイドフレーム4を
固定するようにしている(特公昭55−1224)。
【0003】また、図4は、上記図3と異なる構成のパ
ネル2の上部構造を示したもので、パネル2の上部に
は、ガイドレール部を一体に形成したガイドフレーム7
を嵌装し、このガイドフレーム7に無端状とした手摺ベ
ルト5が、乗客を乗せて走行移動する移動踏段(図示し
ない)に同期して走行移動するように巻装されている。
ここで、パネル2の上部2aにガイドフレーム7を嵌装
し固定するために、断面が逆桶状をなす装着体8を接着
剤または溶着によりパネル2の上部2aに固着し、この
装着体8に止めねじ9を介して固定するようにしている
(実公昭62-14061)。
【0004】なお、以上はエスカレータについて説明し
たが、動く歩道においても本体1はほぼ水平状に支持さ
れる枠体となり、移動踏段が移動踏板となる以外は、ほ
ぼ同様の構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のマンコンベアの欄干構造において、前者は、パ
ネル2の上部2aに形状が複雑なゴムパッキング6を圧
入して固定する関係上、このゴムパッキング6の寸法精
度やパネル2の厚み精度が重要となり、パネル2の厚さ
とガイドフレーム4の嵌合部4aとの間隙を高精度に加
工することや、長尺物となるこれらの曲り精度管理も厳
重にしなければならないことが要求されるだけでなく、
経年変化に伴うゴムパッキング6の劣化によって固定力
の低下を招き、信頼性や安全性を低下させ保守を複雑に
する等の難点がある。
【0006】また、上記した従来のマンコンベアの欄干
構造において、後者は、パネル2の上部2aとガイドフ
レーム7の嵌合部7aに断面が逆桶状をなす装着体8を
接着剤または溶着により固着し、この装着体8に止めね
じ9を介して固定しているので、据付現場における接着
剤の保管管理、接着作業の品質,安全衛生管理等が煩雑
となり、組立調整が面倒になるだけでない、経年劣化に
よって把持力や固定力の低下を招き、信頼性や安全性を
低下させる難点がある。さらに、パネル2が破断した場
合、接着部の除去が不可能なため、装着体8を再使用す
ることができず、パネル2の長さに亘って全て再製作し
て交換することが必要になる等経済的に不利となる。
【0007】以上のように従来のものは何れも、ガラス
材のパネル2の平滑な面を挾持するかもしくは接着剤ま
たは溶着による固着手段を採用しているので、寸法精度
の維持や組立作業が面倒になるだけでなく、組立後の経
年劣化による固定力の低下があり、信頼性や安全性に問
題がある。
【0008】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところはパネルの平滑両側面に
高精度をもって嵌入することや接着剤による固着手段を
必要とせず、ガイドフレームを長期に亘って固定力を維
持させ、信頼性や安全性、組立作業の簡素化を図ったマ
ンコンベアの欄干を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマンコンベアの
欄干は、マンコンベア本体と、このマンコンベア本体
立設されたパネルと、このパネルの上部に断面が逆U状
に形成され前記パネルとの間に板状部材を介挿し側方か
第1ねじで押し付けて固定されフレームと、この
レームの天井部と手摺ベルトガイドフレームの天井部と
を第2ねじで押し付けて固定すると共に、前記ガイドフ
レームの天井部の端部付近から垂下した突出部の内面が
前記第1ねじの頭部に当接するように形成し、かつ前記
フレームに固定され手摺ベルトの摺接部を設けた手摺ベ
ルトガイドフレームとから構成されたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】パネルの上部に高精度で嵌合させる構成部品が
なく、固定手段に接着剤を用いないので、組立作業が容
易となり、長期に亘って固定力を維持でき信頼性および
安全性が向上し、かつ経済的にも有利となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例の要部を示す断面図
である。同図において、2は上記した従来のものと同様
で例えば約10mm厚さの透明なガラス材から形成されたパ
ネルで、図2に示した本体(マンコンベア本体)1の幅
方向両側にデッキボードと一体となすように立設されて
いる。このパネル2の上部2aには、断面が逆U状をな
し約2mm厚さのゴムパッキング10を被せ、このゴムパッ
キング10の外側に、断面が逆U状で例えばロールホーミ
ング製造方法等により約3mm厚さのステンレス材で製作
された剛性を有するフレーム11を、一方側に隙間(約5
mm)Aを設けて被せる。しかして、この隙間Aには、例
えばアルミ押出型材で約4mm厚さの帯状の挟み板(板状
部材)12を挿入し、フレーム11のねじ孔13にねじ込んだ
ねじ14により押し付け、パネル2を挟み付けてフレーム
11を固定する。ここで、ねじ14の長さは、挟み付けに必
要な押付力がゴムパッキング10を圧縮(両側で合計約
0.5mm)するような寸法とする。また、挟み板12は、組
立作業時に挟み板12が容易に落下しないように中央に溝
15を設け、ねじ14の先端で係止するようにする。
【0012】以上のような構成を介して固定されたフレ
ーム11に、例えばアルミ押出型材等で形成された手摺ベ
ルトガイドフレーム16を、フレーム11の上面のねじ孔17
にねじ込んだねじ18により固定する。手摺ベルトガイド
フレーム16の天井部には、その天井部の一方側に下方に
垂下した突出部19が設けられており、この突出部19の内
面20は締め付けられたねじ14の頭部に当接し、ねじ14の
緩みや抜け出しを防止するようになっている。また、手
摺ベルトガイドフレーム16には、上部両側の突出部に予
め例えばナイロン樹脂材から形成されたガイドレール21
を挿入してある。手摺ベルト5は、このガイドレール21
に内面を摺接して走行移動する。
【0013】なお、以上は、エスカレータについて説明
したが、動く歩道についても同様に実施できる。ただ
し、動く歩道の場合には、本体の代りに水平状に支持さ
れる枠体にパネル2が立設される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
に精度の高い嵌合を必要としない組合せで構成されてい
るので、構成部品の製作および組立作業を容易とし、管
理上や組立作業上で煩雑となる接着による固着手段をな
くし、パネル等の破損があっても再使用可能な部品を多
くすることができるだけでなく、パネル上部に手摺ベル
ト案内枠体を長期に亘って強固に固定することができ、
信頼性および安全性を向上したマンコンベアの欄干を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す断面図。
【図2】従来のエスカレータの概要を示す側面図。
【図3】従来のエスカレータの欄干の要部を示す断面
図。
【図4】図3と異なる従来のエスカレータの欄干の要部
を示す断面図。
【符号の説明】
1…本体、2…パネル、5…手摺ベルト、10…ゴムパッ
キング、11…フレーム、12…挟み板、13,17…ねじ孔、
14,18…ねじ、16…手摺ベルトガイドフレーム、19…突
出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンコンベア本体と、このマンコンベア
    本体に立設されたパネルと、このパネルの上部に断面が
    逆U状に形成され前記パネルとの間に板状部材を介挿し
    側方から第1ねじで押し付けて固定されフレームと、
    このフレームの天井部と手摺ベルトガイドフレームの天
    井部とを第2ねじで押し付けて固定すると共に、前記ガ
    イドフレームの天井部の端部付近から垂下した突出部の
    内面が前記第1ねじの頭部に当接するように形成し、か
    つ前記フレームに固定され手摺ベルトの摺接部を設けた
    手摺ベルトガイドフレームとから構成されたことを特徴
    とするマンコンベアの欄干。
JP15439291A 1991-06-26 1991-06-26 マンコンベアの欄干 Expired - Lifetime JP2839748B2 (ja)

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JPH054790A JPH054790A (ja) 1993-01-14
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JP4769885B2 (ja) * 2009-03-25 2011-09-07 株式会社日立製作所 乗客コンベア
JP6690195B2 (ja) * 2015-11-11 2020-04-28 フジテック株式会社 乗客コンベア

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