JP4050541B2 - 手すりベルト案内装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレーターあるいはマンコンベアの手すりベルト案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、エスカレーターの欄干に設けられる従来の手すりベルトの案内構造の断面を示す図である。図7において、参照符号2は、欄干本体を構成するガラスパネルを示し、4が手すりベルトを示す。ガラスパネルの外縁部に沿って手すり案内デッキ6が取り付けられ、手すりベルト4は手すりデッキ6によって案内され、エレベーターの踏段と同期して同じ方向に同速度で走行するようになっている。手すり案内デッキ6の両側には案内部7、7が張り出すように形成されており、この手すり案内デッキ6の案内部7、7には、手すりベルトの断面U字形に湾曲した部分が摺動可能に係合するようになっている。
【0003】
手すり案内デッキ6の内部中央には、手すりベルト4と手すり案内デッキ6の間に生じる摩擦を低減するために、コロ8が所定の間隔で配設されている。手すりベルト4が走行している状態では、手すりベルト4の下面がコロ8に転がり接触しながら走行していくので、手すりベルト4の磨耗を少なくして手すりベルト4の寿命を長く保つことができる。
【0004】
図8は、コロ8が取り付けられた手すり案内デッキ6を示し、図8(a)は平面図、図8(b)は側面図である。コロ8は、保持フレーム9に回転自在に保持されており、手すり案内デッキ6に取り付けるときは、ボルト、ナットを用いて保持フレーム9を個々に固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のエスカレーターでは、コロ8を手すり案内デッキ6に取り付けるには、コロ8を受ける窪み11をガラスパネル2の取付箇所に個々に形成するとともに、それぞれ取付箇所にコロ8を取り付けてある保持フレーム9を1つ1つボルト、ナットで固定しなければならず、取付作業に多大な時間がかかっている。
【0006】
また、コロ8の取付位置は、手すり案内デッキ6の幅方向の中央部に1個としていたため、当たり具合によっては手すりベルト4との点接触となり、手すりベルト4を傷めることがあり、そうしないために、ころ8の当たりを調整する必要があった。
【0007】
さらに、手すりベルト4と手すり案内デッキ6の隙間から侵入した雨水等がコロ8に直接かかり、コロ8が吸水して膨張し、走行抵抗が大きくなるという問題もあった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、コロをユニット化して複数のコロを一度に簡便に取り付けることを可能とするエスカレーターの手すりベルト案内装置を提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的は、手すりベルトに対するコロの当たりが安定して、手すりベルトの寿命を大幅に伸ばし、さらに雨水等がコロに直接かからないようにしたエスカレーターの手すりベルト案内装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、エスカレーターまたはマンコンベアの欄干本体に巻き付けられた無端状の手すりベルトの走行を案内する手すりベルト案内装置において、前記欄干本体の外縁部に沿って取り付けられ、手すりベルトの走行を案内する手すり案内デッキと、前後両端部にそれぞれピン連結される連結部を有するリンク部材と、前記リンク部材の両側面側に軸の両端部が突き出るように回転自在に軸支されるコロ軸と、前記コロ軸の突き出た両端部にそれぞれ取り付けられ、走行する手すりベルトの裏面に転がり接触する対をなす2つのコロと、からなるコロユニットを一単位として、所要数のコロユニットのリンク部材を直列に次々とピン連結しチェーンのようになしたコロ列と、
前記コロ列の一端部を前記手すり案内デッキに固定するとともに、他端部を引き込みながら該手すり案内デッキの曲がりに倣わせて該コロ列を密着させるための固定手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0011】
この請求項1の発明によれば、次々とコロユニットをピンで連結していくことで、任意の長さのコロ列にすることができ、多数のコロを有するコロ列として一度に手すり案内デッキに簡単に取り付けることができ、また、いかなる長さにも、直線部、曲率部を問わず簡単に対応可能である。
【0012】
また、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、前記手すり案内デッキは、長さ方向に延び前記コロ列を取り付けるための凸形状のコロ列取付部と、前記コロ列取付部と凹凸が反対の凹形状をなし、当該コロ列取付部の両側でコロ軸端部のコロを各々に受容する一対の凹部と、を有することを特徴とするものである。
【0013】
この請求項2の発明によれば、一本のコロ軸の両端部にそれぞれコロを取り付けることができ、手すりベルトに均等にコロが当たる安定した構造となり、偏荷重等による偏磨耗を防止することができる。
【0014】
さらに、請求項3に係る発明は、請求項1の発明において、前記固定手段は、前記コロ列の一端側の端末コロユニットに連結され、該コロ列の一端側を手すり案内デッキに固定するための第1の固定部と、前記コロ列の他端側の端末コロユニットに連結され、当該コロ列を他端部側に引張する力を発生する引込み機構を有する第2の固定部と、を有し、前記第2固定部は、前記手すり案内デッキに固定される固定ブロックと、前記固定ブロックに挿通され雄ねじ部を有するシャフトと、前記雄ねじ部に螺合するダブルナットと、からなり、前記ダブルナットが前記引き込み機構をなすことを特徴とする。
【0015】
この請求項3の発明によれば、コロ列を仮付けしたから、引き込めるので、最短距離で固定可能であり、取付後の緩みやずれをなくすことができる。
【0016】
さらにまた、請求項4に係る発明は、請求項3の発明において、所定の曲率を有する欄干本体端部では、前記リンク部材には前記手すり案内デッキのリンク部材取付部に当接する突起部が形成され、この突起部は隣合うリンク部材同士をピン連結するピン軸線の直下位置に形成されたことを特徴とするものである。
【0017】
この請求項4の発明によれば、突起を支点にしてコロユニットがが手すり案内デッキの曲率に合わせて曲がるので、スムーズに密着させることができる。
【0018】
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記リンク部材載置部とリンク部材の間には、振動を吸収する材料からなる制振部材を介在させたことを特徴とするものである。
【0019】
この請求項5の発明によれば、手すりベルトが走行するときに生じる振動は制振材によって吸収されるので、手すりベルトの走行中の振動、騒音を低減することができる。
【0020】
請求項6に係る発明は、請求項2の発明において、前記手すり案内デッキの凹部は、コロと雨水等が接触することなく雨水等を流す樋として機能するのに十分にな深さを有することを特徴とするものである。
【0021】
この請求項6の発明によれば、手すり案内デッキの凹部は、手すりベルトと手すり案内デッキの間から侵入した雨水等を排出する樋として機能するため、コロに雨水が直接かかるのを防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による手すりベルト案内装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
【0023】
第1実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態に手すりベルト案内装置が適用されるエスカレーターの欄干を示す図である。参照符号2は、欄干の本体部を構成するガラスパネルを示す。4は無端ベルト状の手すりベルトである。参照符号6は、ガラスパネル2の外縁部に沿って設けられた手すり案内デッキである。この手すり案内デッキ6は、ガラスパネル2の外縁部に沿ってエンドレスで延びるようなっている。
【0024】
本実施形態では、手すりベルト案内装置は、図2に示されるように、手すりベルト4の往路と復路の折返し部にあたり、所定の曲率を有する欄干端部の曲率部12に取り付けられ、この手すりベルト6の円弧状の移動経路を案内するものである。
【0025】
欄干端部の曲率部12にあっては、手すり案内デッキ6は同じ曲率で湾曲し、この手すり案内デッキ6の湾曲した部分に沿って、後述するコロユニットを連結してチェーンのようにしたコロ列14が取り付けられている。
【0026】
そこで、図3にコロ列14を詳細に示す。15は、コロを示し、16は、コロ軸である。コロ軸16は、その両端部が突き出るようにリンク部材18によって支持されており、このコロ軸16の両端部には図示しない軸受を介してコロ15が回転自在に軸着されている。この場合、一本のコロ軸16について、二つのコロ15が対をなすようになっている。
【0027】
1つのリンク部材18にコロ軸16を介してコロ15、15を取り付けたものが、コロ列の一単位のコロユニットを構成している。個々のリンク部材18の一端側には、ピン穴を有し二又状の連結部18aが形成され、他端側の連結部18bは二又状の連結部18aの間にちょうど嵌り合う厚さを有しているとともに、連結部18aと同じ径のピン穴を有している。したがって、一のリンク部材18の連結部18aと別のリンク部材18の連結部18bとをピン穴の芯が出るように組み合わせてピン19を挿入し、ピン抜け止め用のスナップリング等をピン19の端部に嵌めることで、コロユニット同士を簡単に連結することができ、次々とコロユニットをピン19で連結していくことで、任意の長さのコロ列14にすることができる。また、ピン抜け止め用のスナップリング等を取り外しピン19を抜くことで、コロ列14から任意のコロユニットを簡単に取り外すことができる。
【0028】
このようなコロ列14の一端末のコロユニット18には、第1の固定部20がピン19を介して連結される。この第1固定部20は、一体のブロック状のもので、ボルト等を用いて締結固定される。これに対して、コロ列14の他端末のコロユニット18には、第2の固定部22がピン19を介して連結されている。この実施形態では、第2固定部22は、ボルトあるいはクランプ手段等を用いて締結固定される固定ブロック部23と、一端部に雄ねじ部を有するねじシャフト24と、このシャフト24の他端部に取り付けられるフック部25を有しており、フック部25は、コロ列末端のコロユニットのピン19と着脱自在に係合するようになっている。シャフト24は、その雄ねじ部を有する末端部が固定ブロック部23から突き出るように挿通され、この雄ねじ部には、ダブルナット26a、26bが螺合するようになっている。このダブルナット26a、26bは、コロ列を引張する力を発生する引き込み機構を構成している。
【0029】
次に、図4は、図1におけるIV−IV断面を示す図である。手すり案内デッキ6の両側には案内部7が張り出すように形成されており、この案内部7には、手すりベルト4の断面U字形に湾曲した部分が摺動可能に係合するようになっている。
【0030】
手すり案内デッキ6は、コロ列14を敷設するための凸形状のコロ列取付部30と、このコロ列取付部30の両側に連続し、コロ15をそれぞれ受容する凹部32a、32bを有し、これらのコロ取付部30と凹部32a、32bは手すり案内デッキ6の長さ方向に延びている。
【0031】
コロ列取付部30は、コロ列側では凸であるが、裏側では凹になり、ちょうど欄干本体のガラスパネル2の外縁部が嵌合するようになっている。コロ列取付部30にコロ列14を取り付けた状態では、コロ軸16の両端部のコロ15は、手すりベルト2の裏面に転がり接触し、これにより、手すりベルト2と手すり案内デッキ6の間の摩擦係数を軽減させている。さらに、凹部32a、32bの深さは、コロ15と凹部32a、32bの底面との間に所定の隙間があくように設定されており、この凹部32a、32bを水等を流す樋部として機能させるように構成されている。
【0032】
次に、図2を参照しながら、本実施例による手すりベルト案内装置を欄干端部12に取り付ける場合を例に説明する。
【0033】
図2に示すように、手すり案内デッキ6については、欄干端部の曲率部12の曲率に対応させて、予め曲げておいたものが用いられ、これを欄干端部の曲率部12に固定しておく。
【0034】
コロ列14については、上述したように、コロユニット同士を直列にピン19で連結し、手すり案内デッキ6に掛け渡すのに十分な長さに連結しておき、そのコロ列の一方の端末のコロユニットには、第1固定部20を連結しておき、他方の端末のコロユニットには、第2固定部のフック付きのシャフト24をピン19を介して連結しておく。このように、所要数のコロユニットをピン19を用いて連結することで、予め、必要な長さのコロ列14を準備することができる。
【0035】
次いで、コロ列14の一方の第1固定部20を手すり案内デッキ6にボルト等の締結により取り付ける。そして、第2固定部22の固定ブロック23の方は、手すり案内デッキ4の反対側の位置に固定しておく。
【0036】
しかる後、図2に示すように、コロ列14を手すり案内デッキ6に巻き付けるとともに、末端のフック付きシャフト24を第2固定部22の固定ブロック23に挿通し、この固定ブロック23から突き出た雄ねじ部にダブルナット26a、26bを螺合させる。このダブルナット26a、26bをシャフト24に螺合させることでコロ列14を手すり案内デッキ6に対して仮付けすることができる。
【0037】
そして、一方のダブルナット26aを締め込んでいくと、コロ列14を少しずつ第2固定部22の方に引き込むことができるので、コロ列14は、手すりデッキ6の曲がりに倣わせるようにして簡単に手すりデッキ6に密着させることができる。
【0038】
図5に示すように、隣合うリンク部材18の連結部18a、18b同士を連結するピン19の直下にあたる位置において、連結部18a、18bに突起28を設けることが好ましい。この突起28が手すり案内デッキ6のコロ列取付部30に当接し、この突起28を支点にして連結部18a、18bが手すり案内デッキ6の曲率に合わせて曲がり、スムーズに密着させることができる。
【0039】
こうして、コロ列14が密着した後は、他方のダブルナット26bを締め付ければ、コロ列14の取付完了し、多数のコロ15をコロ列14として一度に簡単に取り付けることができ、また、いかなる長さにも簡単に対応可能である。
【0040】
以上は、欄干端部の曲率部にコロ列14を取り付ける場合であるが、欄干の直線部に取り付けるときも、全く同じようにして簡単に取り付けることができる。
【0041】
次に、図3を参照しながら、本実施例による手すりベルト案内装置の作用効果について説明する。
【0042】
手すりベルト案内装置の本来の作用効果、すなわち、コロ15が走行する手すりベルト6に転がり接触することによって、手すりベルト4と手すり案内デッキ6との間の摩擦抵抗を低減する以外に、次のような作用効果が得られる。
【0043】
第1に、手すり案内デッキ6の幅方向中央部が凸形状のころ列取付部30で、その両側をコロ15を受容可能な凹部32a、32bを配置しているため、一本のコロ軸16の両端部にそれぞれコロ15、15を取り付けることができ、手すりベルト4の幅方向に2つのコロ15、15を配置できるため、手すりベルト4に均等にコロが当たる安定した構造となり、偏荷重等による偏磨耗を防止して手すりベルト4の寿命を伸ばすことが可能となる。
【0044】
第2に、エスカレーターが屋外に設置されるような場合、手すりベルト4と手すり案内デッキ6の隙間から雨水が侵入することが考えられる。このとき、コロ16を受容する凹部32a、32bは、雨水を排出する樋として機能するため、コロ15に雨水が直接かかるのを防止することができるので、コロ15の吸水による膨張の心配がない。
【0045】
第2実施形態
次に、図6は、本発明の第2の実施形態による手すりベルト案内装置を示す断面図である。
【0046】
この第2実施形態が図3と異なるのは、手すり案内デッキ6のコロ列取付部30に帯状のゴム等からなる制振材36を貼り付けることで、コロ列14のリンク部材18とコロ列取付部30の間に制振材36を介在させた点である。その他の構成要素は、同一であるので、図3と同じ構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0047】
この第2実施形態によれば、手すりベルト4が走行するときに生じる振動が制振材36に吸収されるので、手するベルト4の走行中の振動、騒音を低減することができる。
【0048】
以上、本発明をエスカレーターに適用した実施形態を挙げて説明したが、本発明は、水平に乗客を搬送するマンコンベア用の欄干に設けられる手すりベルトの案内装置として適用できることはもちろんである。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コロをユニット化して複数のコロを一度に簡便に取り付けることを可能となり、また、手すりベルトに対するコロの当たりが安定して、手すりベルトの寿命を大幅に伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手すりベルト案内装置が適用されるエスカレーターの欄干の説明図。
【図2】本発明の一実施形態による手すりベルト案内装置のコロ列を示す側面図。
【図3】同手すりベルト案内装置のコロ列を示す図で、図3(a)は平面図、図3(b)は側面図。
【図4】図1のIV−IV断面図。
【図5】コロ列のベルト案内デッキへの取り付け状態を示す側面拡大図。
【図6】本発明の他の実施形態による手すりベルト案内装置を示す断面図。
【図7】従来の手すりベルト案内装置を示す断面図。
【図8】従来の手すりベルト案内装置をコロを示す図。
【符号の説明】
2 ガラスパネル
4 手すりベルト
6 手すり案内デッキ
12 欄干端部の曲率部
14 コロ列
15 コロ
16 コロ軸
18 リンク部材
19 ピン
20 第1固定部
22 第2固定部
30 コロ列取付部
32a、32b 凹部
36 制振部材

Claims (6)

  1. エスカレーターまたはマンコンベアの欄干本体に巻き付けられた無端状の手すりベルトの走行を案内する手すりベルト案内装置において、
    前記欄干本体の外縁部に沿って取り付けられ、手すりベルトの走行を案内する手すり案内デッキと、
    前後両端部にそれぞれピン連結される連結部を有するリンク部材と、前記リンク部材の両側面側に軸の両端部が突き出るように回転自在に軸支されるコロ軸と、前記コロ軸の突き出た両端部にそれぞれ取り付けられ、走行する手すりベルトの裏面に転がり接触する対をなす2つのコロと、からなるコロユニットを一単位として、所要数のコロユニットのリンク部材を直列に次々とピン連結しチェーンのようになしたコロ列と、
    前記コロ列の一端部を前記手すり案内デッキに固定するとともに、他端部を引き込みながら該手すり案内デッキの曲がりに倣わせて該コロ列を密着させるための固定手段と、
    を具備することを特徴とする手すりベルト案内装置。
  2. 前記手すり案内デッキは、長さ方向に延び前記コロ列を取り付けるための凸形状のコロ列取付部と、前記コロ列取付部と凹凸が反対の凹形状をなし、当該コロ列取付部の両側でコロ軸端部のコロを各々に受容する一対の凹部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の手すりベルト案内装置。
  3. 前記固定手段は、前記コロ列の一端側の端末コロユニットに連結され、該コロ列の一端側を手すり案内デッキに固定するための第1の固定部と、前記コロ列の他端側の端末コロユニットに連結され、当該コロ列を他端部側に引張する力を発生する引込み機構を有する第2の固定部と、を有し、前記第2固定部は、前記手すり案内デッキに固定される固定ブロックと、前記固定ブロックに挿通され雄ねじ部を有するシャフトと、前記雄ねじ部に螺合するダブルナットと、からなり、前記ダブルナットが前記引き込み機構をなすことを特徴とする請求項1に記載の手すりベルト案内装置。
  4. 所定の曲率を有する欄干本体端部では、前記リンク部材には前記手すり案内デッキのリンク部材取付部に当接する突起部が形成され、この突起部は隣合うリンク部材同士をピン連結するピン軸線の直下位置に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の手すりベルト案内装置。
  5. 前記リンク部材載置部とリンク部材の間には、振動を吸収する材料からなる制振部材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の手すりベルト案内装置。
  6. 前記手すり案内デッキの凹部は、コロと雨水等が接触することなく雨水等を流す樋として機能するのに十分な深さを有することを特徴とする請求項2に記載の手すりベルト案内装置。
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