JPH0632580A - 乗客コンベアの櫛板装置 - Google Patents

乗客コンベアの櫛板装置

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Publication number
JPH0632580A
JPH0632580A JP18534492A JP18534492A JPH0632580A JP H0632580 A JPH0632580 A JP H0632580A JP 18534492 A JP18534492 A JP 18534492A JP 18534492 A JP18534492 A JP 18534492A JP H0632580 A JPH0632580 A JP H0632580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comb
plate
comb plate
width direction
cleat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18534492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Murata
茂 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP18534492A priority Critical patent/JPH0632580A/ja
Publication of JPH0632580A publication Critical patent/JPH0632580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ステップ2のクリート2bと櫛歯
13aとの間の間隔の微妙な調整を簡単にするととも
に、この調整により櫛板7及びマンホール8の溝模様が
ずれるのを防止することを目的とするものである。 【構成】 複数個の櫛13を櫛取付板21に取り付け、
その櫛取付板21をステップ2の幅方向に位置調整でき
るように櫛板7の裏板10に取り付け、これにより櫛板
7の全体を動かさずに、櫛取付板21を動かすことによ
り櫛13の位置調整を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗客コンベアの乗降
口に設けられ、ステップのクリートに噛み合う櫛を有す
る乗客コンベアの櫛板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のエスカレーターの一例を示
す側面図である。図において、エスカレーターの主枠1
には、無端状に連結されている多数のステップ2が設け
られている。各ステップ2は、それぞれステップローラ
2aを有している。このステップローラ2aは、レール
(図示せず)により案内され、ステップ2を直進させ
る。主枠1上のステップ2の両側には、欄干3が立設さ
れている。欄干3の下端部には、金属製のスカートパネ
ル4が設けられている。欄干3には、ステップ2に同期
して移動する移動手摺5が巻き付けられている。また、
このエスカレーターの乗降口には、床板6が設けられて
いる。
【0003】図5は図4のV−V線に沿う矢視断面図、
図6は図5のVI部拡大図、図7は図5のVII−VII線
に沿う矢視断面図であり、例えば実開平1−76888
号公報に示された従来の櫛板装置を示すものである。図
において、上記床板6は、櫛板7,マンホール8及び目
地9により構成されている。櫛板7は、櫛板基材として
の金属製の裏板10と、この裏板10に溶接等により固
定された金属製の表面板11と、皿ねじ12により裏板
10に複数個並べて固定されたプラスチック製の櫛13
とからなっている。櫛13は、ステップ2のクリート2
bと噛み合う櫛歯13aを有している。
【0004】マンホール8は、金属製の裏板14と、こ
の裏板14に溶接等により固定された表面板15とから
なっている。目地9は、このエスカレーターが設置され
た建物の床面との境界として設けられている。床板5の
表面板11,15は、通常耐摩耗性の良いステンレス鋼
板で製作されており、その表面には、利用者の安全確保
のために滑り止めの溝16がエッチング等の加工により
設けられている。
【0005】櫛板7は、主枠1に固定された支持板17
の上に固定ボルト18により固定されている。裏板10
の幅方向端部には、押しボルト19の先端が当接してい
る。なお、櫛板装置は、櫛板7、支持板17、固定ボル
ト18及び押しボルト19からなっている。
【0006】このような従来のエスカレーターにおいて
は、クリート2bと櫛13aとの間の幅方向の隙間寸法
が最適となるように、押しボルト19により櫛板7の位
置を調節した後、固定ボルト18を締め付けて櫛板7を
支持板17上に固定する。また、滑り止めの溝16は、
模様としても用いられ、エスカレーターの外観意匠を良
くする役目も果たしている。このため、表面板11,1
5の溝16が揃うように注意している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエスカレーターにおいては、ステップローラ2
aやレール等の経年的な摩耗により、ステップ2と櫛板
7との位置関係が少しずつ変化する。これを放置してお
くと、クリート2bと櫛歯13aとが接触し、エスカレ
ーターの機器を壊すことになるため、定期的な点検を行
い、押しボルト19により櫛板7の幅方向の位置を修正
している。しかし、主に金属材料からなる重い櫛板7の
全体をずらして、クリート2bと櫛歯13aとの間の微
小な間隔を調節する必要があるため、調節作業が難し
く、また表面板11の位置もずれてしまうので、櫛板7
とマンホール8との間で溝16が不揃いになってしま
い、意匠を害するなどの問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、ステップのク
リートと櫛歯との間の間隔の調整を容易にすることがで
きるとともに、この間隔調整により乗降口の床板の外観
が悪くなるのを防止することができる乗客コンベアの櫛
板装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベアの櫛板装置は、複数個の櫛を櫛取付板に取り付け、
その櫛取付板をステップの幅方向に位置調整できるよう
に櫛板基材に取り付けたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、櫛板全体を移動させるこ
となく、櫛取付板をステップの幅方向に移動させて、ス
テップのクリートと櫛歯との間の間隔調整を行う。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の一実施例によるエスカレー
ターの櫛板装置の要部を示す平面図、図2は図1の断面
図であり、図4ないし図7と同一又は相当部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0012】図において、櫛板基材としての裏板10の
一端部には、ステップ2の幅方向に延びる金属製の櫛取
付板21が取り付けられている。この櫛取付板21の長
手方向両端部には、それぞれ長穴21aが設けられてお
り、この長穴21aを貫通するボルト22により櫛取付
板21が固定されている。この長穴21aにより、櫛取
付板21は、ステップ2の幅方向に位置調整可能になっ
ている。また、櫛取付板21には、複数個の櫛13が並
べて取り付けられている。そして、この実施例1の櫛板
7は、裏板10,表面板11,櫛13及び櫛取付板21
からなっている。
【0013】上記のような櫛取付板21を用いた櫛板装
置では、従来例と同様に、クリート2bと櫛13aとの
間の幅方向の隙間寸法が最適となり、かつ表面板11,
15の溝16が揃うように、押しボルト19により櫛板
7の位置を調節した後、固定ボルト18を締め付けて櫛
板7を支持板17上に固定する。また、ステップローラ
2aやレール等の経年的な摩耗により、クリート2bと
櫛歯13aとの間の隙間寸法が変化した場合には、櫛板
7全体は動かさず、ボルト22を緩めて櫛取付板21を
ステップ2の幅方向へ動かすことにより、上記隙間寸法
を調整する。
【0014】このように、櫛板7の全体に比べて軽量な
櫛取付板21を移動させて櫛13の位置調整を行うの
で、櫛13の微妙な位置調整を簡単に行うことができ
る。また、櫛13の位置調整により、櫛板7及びマンホ
ール8の表面の溝模様がずれることもなく、エスカレー
ターの乗降口の外観が悪くなることはない。
【0015】実施例2.次に、図3はこの発明の他の実
施例によるエスカレーターの櫛板装置の断面図である。
図において、複数個の櫛13が並べて取り付けられてい
る櫛取付板23は、実施例1と同様にステップ2の幅方
向に位置調整できるように裏板10上に取り付けられて
いる。この櫛取付板23には、裏板10の端部に係合す
る係合部(ガイド部)23aが形成されている。
【0016】この実施例2の櫛取付板23は、係合部2
3aが裏板10の端部に係合しているので、ステップ2
の幅方向の中央部で櫛取付板23が裏板10から浮き上
がることはない。
【0017】なお、上記各実施例ではエスカレーターの
櫛板装置について示したが、動く歩道の櫛板装置にもこ
の発明は適用できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の乗客コ
ンベアの櫛板装置は、複数個の櫛を櫛取付板に取り付
け、その櫛取付板をステップの幅方向に位置調整できる
ように櫛板基材に取り付けたので、櫛板全体を動かさず
に、ステップのクリートと櫛歯との間の間隔の微妙な調
整を簡単に行うことができるとともに、この間隔調整に
より櫛板及びマンホールの溝模様がずれるのを防止で
き、乗降口の床板の外観が悪くなるのを防止することが
できるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるエスカレーターの櫛
板装置の要部を示す平面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】この発明の他の実施例によるエスカレーターの
櫛板装置の断面図である。
【図4】従来のエスカレーターの一例を示す側面図であ
る。
【図5】図4のV−V線に沿う矢視断面図である。
【図6】図5のVI部拡大図である。
【図7】図5のVII−VII線に沿う矢視断面図である。
【符号の説明】
2 ステップ 2b クリート 10 裏板(櫛板基材) 13 櫛 13a 櫛歯 21 櫛取付板 23 櫛取付板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の櫛板基材と、この櫛板基材に取り
    付けられているとともにステップの幅方向に位置調整可
    能になっている櫛取付板と、この櫛取付板に複数個並べ
    て取り付けられているとともに上記ステップのクリート
    に噛み合う櫛歯を有している櫛とを備えていることを特
    徴とする乗客コンベアの櫛板装置。
JP18534492A 1992-07-13 1992-07-13 乗客コンベアの櫛板装置 Pending JPH0632580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18534492A JPH0632580A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 乗客コンベアの櫛板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18534492A JPH0632580A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 乗客コンベアの櫛板装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0632580A true JPH0632580A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16169150

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18534492A Pending JPH0632580A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 乗客コンベアの櫛板装置

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JP (1) JPH0632580A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219517A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 M & F:Kk 床材
WO2016013082A1 (ja) * 2014-07-24 2016-01-28 三菱電機株式会社 乗客コンベア及びその組立方法
JP7034356B1 (ja) * 2021-04-19 2022-03-11 三菱電機株式会社 乗客コンベアの櫛装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219517A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 M & F:Kk 床材
WO2016013082A1 (ja) * 2014-07-24 2016-01-28 三菱電機株式会社 乗客コンベア及びその組立方法
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