JPH0356390A - マンコンベアの乗降板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はエスカレータ或いは動く歩道等のマンコンベア
の乗降口に敷設される乗降板に関し、特に表面に凹凸模
様を設けた乗降板に関する。

（従来の技術） 一般にエスカレータや動く歩道等のマンコンベアにおい
ては、両端の乗降口に機械室などを覆う乗降板が建屋の
フロアと面一に敷設されている。

その従来例を第２図以降により簡単に説明する。

第２図はエス力レークの乗降口部の断面図で、第３図は
同平面図で、図中１はエスカレータの本体フレーム（ト
ラス等と称されている）、２は回転移動する踏段、３は
移動手摺付き欄干である。こうしたエスカレータの」二
下階側端の乗降口４付近に前記本体フレーム１上を覆う
状態に複数枚の乗降板５が長手方向に配列して周囲の建
屋のフロア６と面一に敷設されている。

これら乗降板５は、利用客の乗降により比較的摩耗が激
しいことから、硬質軽合金或いは不銹鋼板などを用い、
この表面に乗降客の滑り防止と意匠的効果を高めるため
第４図に拡大して示す如く凹凸模様（四部７と突部８）
が設けられている。

この凹凸模様は各柚形態のものがあるが、いすれにおい
ても、該凹凸模様は第５図に示す如く幅方向（第３図の
Ｈ方向）に刻し一定のピッチｐて、且つエスカレー夕長
手方向（第３図のＬ方向）に対しても一定のピッチｎで
の繰返しパターンとされている。

なお図示しないが動く歩道（オートロード）の乗降口の
乗降板においても同様である。

（発明が解決しようとする課題） ところで、この種のエスカレータ等のマンコンベアは、
建屋の据付現場の支持間隔により本体フレーム１の乗降
口側水平部の長さか大小変更される。これに伴い当然こ
となから前述の乗降板５も敷設枚数やＬ寸法の延長或い
は短縮と言った変更が必要となる。しかしながら前述の
如く乗降板５の表面の凹凸模様の長手方向のピッチｎが
一定とされているので、Ｌ寸法を延長或いは短縮した場
合、その寸法と凹凸模様のピッチがマッチせず、第５図
に示す如く乗降板５の一端が凹凸模様の途中で切れてし
まい、見た目に感じが悪く、意匠性を損なう問題があっ
た。

本発明は前記事情に鑑みなされ、長手方向の寸法を任意
に延長或いは短縮しても、表面の凹凸模様が途中で切れ
てしまうと言った見苦しい事態を招く事がなく、見た目
に感じか良く意匠性に優れたマンコンベアの乗降板を提
供することを目的とする。

〔発明の構或〕

（課題を解決するための手段） 本発明のマンコンベアの乗降板は、前記目的を達戊する
ために、表面の凹凸模様をマンコンベア長手方向に刻し
大小適当幅寸法範囲内の多数種の不等ピッチで且つラン
ダムに配列して設けたことを特徴とする。

（作用） 前記構戊のマンコンベアの乗降板では、表面の凹凸模様
をマンコンベア長手方向に対し大小適当幅寸法範囲内の
多数種の不等ピッチで且つランダムに配列して設けたの
で、長平方向の寸法を任意に延長或いは短縮しても、そ
の寸法と表面の門凸模様のピッチとかほぼマッチし、凹
凸模様の途中で切れてしまうと言った見苦しい事態を招
く事がなく意匠性の向上が図れる。逆に言えば表面の凹
凸模様のピッチ寸法に捕らわれることなく長手方向の寸
法を任意に延長或いは短縮して製作でき、設計省力か図
れる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を第１図により説明する。第１図
はエスカレータの乗降板１５の一部省略した平面図で、
前記従来例で示した第５図に相当する。この乗降板１５
の表面に乗降客の滑り防止と意匠的効果を高めるために
凹凸模様（四部１７と突部１８）が設けられている。こ
の凹凸模様はエスカレー夕の幅方向（第３図のＨ方向）
に対してはＡを始端基準として一定（例えば４０ｍｍ）
のピッチｐで配列され、エスカレータ長手方向（第３図
のＬ方向）に対してはＢを始端基準として大小適当幅寸
法範囲内の多数種の不等ピッチｑ，ｒ，ｓ，ｔ・・・ｙ
，ｚで且つランダムに配列されている。

ここで、前記ピッチｑの寸法は、 ｑ３　−３，　　ｑ４　−４，　　ｑ５−５，・・ｑ３
ｏ＝３０の中から選んだものとし、その選び方は乱数表
によってランダム（でたらめ）とする。

次に、前記ピッチｒの寸法についても、ｒ３−３，ｒ４
　＝４，ｒ５　＝５，・・・ｒ３ｏ＝３０５ の中から前記同様に乱数表によってランダムに選ぶ。

こうして多数種の不等ピッチｑ，ｒ，ｓ，ｔ・・・を次
々と選定し行くと共に、全長Ｌを決め、端数が出た場合
には最終端のピッチ２を２３−３ｚ４　−４，　　Ｚ５
　−５，　−−−ｚ３ｏ−３Ｑの中から選んで調整する
。

但し端数が２３−３未満の場合は、その手前のピッチｙ
と共に調整する。

このようにすることにより、本発明の乗降板１５は１　
ｍｍ間隔で長さＬ寸法を任意に延長或いは短縮しても、
表面の凹凸模様を該長手方向に対して多数種の不等ピッ
チｑ，ｒ，ｓ，ｔ，・・・ｙ，　　ｚで且つランダムに
配列することで、端数を調整できて、凹凸模様が途中で
切れてしまうと言った見苦しい事態を招く事がなくなり
、非常に意匠性に優れたものとなる。

〔発明の効果〕

本発明は前述の如く構成したので、長手方向の寸法を任
意に延長或いは短縮しても、表面の凹凸６ 模様が途中で切れてしまうと言った見苦しい事態を招く
事がな《、見た目に感じが良く意匠性に優れたマンコン
ベアの乗降板が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す乗降板の一部省略した
平面図、第２図は従来例を示すエスカレータの乗降口部
の断面図、第３図は同平面図、第４図は第３図中の従来
の乗降板の表面の一部分の拡大図、第５図は同従来の乗
降板の一部省略した平面図である。 ４・・マンコンベアの乗降口、１５・・・乗降板、１８
．１９・・・凹凸模様（１９・・・凹部、１９・・・突
部）、ｑ，ｒ，５，　　ｔ・・・ｙ，ｚ・・・ピッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エスカレータ或いは動く歩道等のマンコンベアの乗降口
   に敷設される乗降板において、表面の凹凸模様をマンコ
   ンベア長手方向に対し大小適当幅寸法範囲内の多数種の
   不等ピッチで且つランダムに配列して設けたことを特徴
   とするマンコンベアの乗降板。