JP4279661B2 - 移動踏板の清掃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動く歩道やエスカレータ等の乗客コンベアに備えられ、移動踏板のクリート溝を自動的に清掃する移動踏板の清掃装置に関する。
乗客コンベアは、無端状に連結され、その踏面に多数のクリート溝を有する移動踏板と、この移動踏板のクリート溝に噛み合う多数の歯先部を有するくし板とを有している。このような乗客コンベアに備えられ、移動踏板のクリート溝を自動的に清掃する清掃装置として、従来、乗降床と、くし板の根元部とに挟まれる形で固定される固定板と、この固定板に固定される固定体と、この固定体に植立され、移動踏板のクリート溝に当接される摺動ブラシとを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−128473公報(段落番号0004,0005、図2)
乗客コンベアにおいては、移動踏板の踏面の側端部と、この移動踏板の側端部に立設される構造物との隙間に、誤って乗客の足等が挟まれないように注意を喚起するために、移動踏板の側端部を他の踏面部分とは異なる目立つ色に着色したり、あるいは移動踏板の側端部を上方に突出する突起部に形成することが行なわれている。
このうちの移動踏板の側端部を突起部に形成した乗客コンベアにあっては、上述した従来技術の採用が困難であった。すなわち、このように移動踏板の側端部に突起部を有する乗客コンベアに上述した従来技術を設置した状態で移動踏板を動かした場合、摺動ブラシが植立される固定体が、上述した突起部と干渉し、移動踏板が破損する等の事故を生じる懸念がある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、摺動ブラシが植立される固定体と、側端部に突起部を有する移動踏板との干渉を生じることなく、移動踏板を清掃することができる移動踏板の清掃装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、無端状に連結され、その踏面に多数のクリート溝を有し、かつ、側端部の踏面が突起部を形成する移動踏板と、乗降床の先端に固定される根元部と、前記移動踏板の全クリート溝に噛み合う多数の歯先部を有するくし板とを備えた乗客コンベアに配備され、前記乗降床と前記くし板の前記根元部とに挟まれる形で固定される固定板と、この固定板に固定される固定体と、この固定体に植立され、前記移動踏板の前記クリート溝に当接される摺動ブラシとを備えた移動踏板の清掃装置において、前記固定体は、その底面と前記移動踏板の突起部頂面との間に所定寸法を有して配置されるとともに、前記移動踏板の前記突起部と対向部分に、前記突起部の通過を許容させるよう前記所定寸法をさらに大きくする溝部を形成して構成したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、清掃に際して移動踏板を移動させたときに、移動踏板の側端部に位置する突起部が固定体に形成した溝部を通過するので、固定体と側端部に突起部を有する移動踏板との干渉を生じることなく、移動踏板を清掃することができる。したがって、この清掃中における移動踏板の破損等の事故を防止することができる。
本発明は、固定体部分に突起部が通過する溝部を形成したことにより、摺動ブラシが植立される固定体と側端部に突起部を有する移動踏板との干渉を生じることなく移動踏板を清掃することができ、清掃中の移動踏板の破損等の事故を防止できる。これにより、清掃可能な移動踏板の種類を増やすことができると共に、清掃時の安全性を確保できる。
以下,本発明に係る移動踏板の清掃装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る移動踏板の清掃装置の一実施形態が設置される乗降口付近を示す斜視図、図2は図1のA部拡大平面図、図3は図2のX−X断面拡大図、図4はY−Y断面拡大図である。
図1に示すように、本実施形態が設置される乗客コンベア1は、乗降口付近に乗降床2を備え、この乗降床2に臨むように無端状に連結される移動踏板3が配置される。乗降床2の先端部には、くし板4が固定され、移動踏板3の側端部には欄干支柱5が立設される。欄干支柱5によって欄干6が支持され、この欄干6の外縁に沿って、移動踏板3と同期して移動する手すり7が配置される。
図2に示すように、乗降床2に固定されるくし板4は、ビス10によって乗降床2に固定される根元部4aと、移動踏板3の踏面8間に形成される多数のクリート溝9と噛み合う歯先部4bとを備えている。これにより、くし板4と移動踏板3との隙間が小さくなり、移動踏板3が同図2の矢印B方向に移動した際に、乗客の手や足が巻き込まれることが防止される。また、異物が乗客コンベア1の内部に侵入することが防止される。
図3に示すように、本実施形態の清掃装置11は、基本構成として乗降床2と、くし板4とによって挟まれる形で固定される固定板12と、この固定板12の先端に固定される固定体13と、この固定体13に植立され、移動踏板3のクリート溝9に当接する摺動ブラシ14と、図示省略した上述のビス10が貫通する穴とを備えている。このような基本構成により、移動踏板3を移動させた際に摺動ブラシ14が移動踏板3のクリート溝9上を相対的に摺動し、クリート溝9上に堆積するゴミや塵埃を除去する。これによってクリート溝9は清浄に保たれる。
ここで図4に示すように、移動踏板3は、踏面8のうちの側端部に位置する踏面が、他の部分の踏面8よりも上方に突出し、突起部8aを形成している。この突起部8aにより、移動踏板3と図1に示す欄干支柱5との隙間に足等が挟まれないように、乗客に対して注意喚起がなされる。なお、移動踏板3の踏面8、クリート溝9の大部分は、黒やグレーなど、汚れが目立たない色で着色されるが、矢印Cで示す移動踏板3の端部付近だけは、黄や橙などの目立つ色で着色される。このように目立つ色で着色されることにより、前述した突起部8aと同様に、乗客に対して注意喚起がなされる。
上述のように移動踏板3の側端部に突起部8aを形成したことに伴って、同図4に示すように、乗降床2の端部の下面には、突起部8aとの干渉を避ける溝2aが形成されている。
本実施形態の清掃装置11は、特に、移動踏板3の突起部8aと対向する固定体13の部分に、突起部8aの通過を許容させる溝部13aを形成してある。なお、図3に示す固定体13と突起部8aとの隙間寸法Dは、乗降床2の据付誤差や移動踏板3のガタ等を考慮した所定寸法に設定してある。
このように構成した本実施形態は、上述したように移動踏板3の移動に伴って、摺動ブラシ14により突起部8a付近のクリート溝9を含めて、移動踏板3のクリート溝9の全てを清掃でき、この移動踏板3の美観を保つことができる。
また特に、固定体13の部分に突起部8aが通過する溝部13aを形成したことにより、摺動ブラシ14が植立される固定体13と、側端部に突起部8aを有する移動踏板3との干渉を生じることなく移動踏板3を清掃することができ、清掃中の移動踏板3の破損等の事故を防止することができる。これにより、清掃可能な移動踏板3の種類を増やすことができると共に、清掃時の安全性を確保できる。
本発明に係る移動踏板の清掃装置の一実施形態が設置される乗降口付近を示す斜視図である。 図1のA部拡大平面図である。 図2のX−X断面拡大図である。 Y−Y断面拡大図である。
符号の説明
1 乗客コンベア
2 乗降床
3 移動踏板
4 くし板
4a 根元部
4b 歯先部
8 踏面
8a 突起部
9 クリート溝
11 清掃装置
12 固定板
13 固定体
13a 溝部
14 摺動ブラシ

Claims (1)

  1. 無端状に連結され、その踏面に多数のクリート溝を有し、かつ、側端部の踏面が突起部を形成する移動踏板と、乗降床の先端に固定される根元部と、前記移動踏板の全クリート溝に噛み合う多数の歯先部を有するくし板とを備えた乗客コンベアに配備され、前記乗降床と前記くし板の前記根元部とに挟まれる形で固定される固定板と、この固定板に固定される固定体と、この固定体に植立され、前記移動踏板の前記クリート溝に当接される摺動ブラシとを備えた移動踏板の清掃装置において、
    前記固定体は、その底面と前記移動踏板の突起部頂面との間に所定寸法を有して配置されるとともに、前記移動踏板の前記突起部と対向部分に、前記突起部の通過を許容させるよう前記所定寸法をさらに大きくする溝部を形成して構成したたことを特徴とする移動踏板の清掃装置。
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