JPH07206350A - エスカレータ - Google Patents
エスカレータInfo
- Publication number
- JPH07206350A JPH07206350A JP391294A JP391294A JPH07206350A JP H07206350 A JPH07206350 A JP H07206350A JP 391294 A JP391294 A JP 391294A JP 391294 A JP391294 A JP 391294A JP H07206350 A JPH07206350 A JP H07206350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escalator
- inclination
- angle
- balustrade
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】エスカレータの欄干パネル4や、周辺の壁に模
様5をエスカレータの傾斜より緩やかな角度で配置す
る。 【効果】エスカレータの傾斜が実際の傾斜より緩やかに
見える視覚効果で乗客の恐怖感を軽減,解消できる。
様5をエスカレータの傾斜より緩やかな角度で配置す
る。 【効果】エスカレータの傾斜が実際の傾斜より緩やかに
見える視覚効果で乗客の恐怖感を軽減,解消できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客に、傾斜を実際の
傾斜より緩やかと視覚的に感じさせるエスカレータに関
する。
傾斜より緩やかと視覚的に感じさせるエスカレータに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭49−52375 号公報のよう
に、従来のエスカレータの意匠向上の為に設けられる模
様,照明装置はそれ自体単調な、ほぼ一定間隔の繰り返
しで、移動手摺と平行、或いは地面に対し垂直な配列と
なっていた。
に、従来のエスカレータの意匠向上の為に設けられる模
様,照明装置はそれ自体単調な、ほぼ一定間隔の繰り返
しで、移動手摺と平行、或いは地面に対し垂直な配列と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、エ
スカレータ乗客が下降エスカレータに乗り込む際エスカ
レータの傾斜がきつく感じられることがあり、特に階高
の高いエスカレータではこの傾向が強く、乗客に恐怖感
を与えるという問題があった。
スカレータ乗客が下降エスカレータに乗り込む際エスカ
レータの傾斜がきつく感じられることがあり、特に階高
の高いエスカレータではこの傾向が強く、乗客に恐怖感
を与えるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、エスカレータの乗客にエ
スカレータの傾斜を緩やかに感じさせ、乗客の恐怖感を
軽減,解消することにある。
スカレータの傾斜を緩やかに感じさせ、乗客の恐怖感を
軽減,解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はエスカレータ乗客の視野に入る欄干,内デ
ッキ、或いは壁等にエスカレータの傾斜角より緩やかな
角度を有する線上に模様或いは照明装置等を配置する。
め、本発明はエスカレータ乗客の視野に入る欄干,内デ
ッキ、或いは壁等にエスカレータの傾斜角より緩やかな
角度を有する線上に模様或いは照明装置等を配置する。
【0006】
【作用】連続的に配置してある模様や照明装置を、エス
カレータの傾斜角より緩やかな角度を有する線上に配置
することによって、下降エスカレータに乗り込む際、乗
客は視覚効果により実際のエスカレータの傾斜より緩や
かに感じる。これにより恐怖感が軽減,解消される。
カレータの傾斜角より緩やかな角度を有する線上に配置
することによって、下降エスカレータに乗り込む際、乗
客は視覚効果により実際のエスカレータの傾斜より緩や
かに感じる。これにより恐怖感が軽減,解消される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【0008】図1はエスカレータの全体図を示す。図
中、1はエスカレータの主枠、2は踏段鎖、3は踏段、
4は欄干パネル、5は欄干パネルに施した模様で、エス
カレータの傾斜角より緩やかな角度を有する線上に施さ
れている。エスカレータを上部乗降口から見たものが、
図2である。エスカレータの下降運転中、乗客が上部乗
降口から乗り込もうとする際、欄干パネルに施した模様
5の傾斜がエスカレータの傾斜より緩やかなため、エス
カレータの傾斜が実際の傾斜より緩やかな感覚を得る。
これにより乗客が感じる恐怖感を軽減、或いは解消する
ことができる。
中、1はエスカレータの主枠、2は踏段鎖、3は踏段、
4は欄干パネル、5は欄干パネルに施した模様で、エス
カレータの傾斜角より緩やかな角度を有する線上に施さ
れている。エスカレータを上部乗降口から見たものが、
図2である。エスカレータの下降運転中、乗客が上部乗
降口から乗り込もうとする際、欄干パネルに施した模様
5の傾斜がエスカレータの傾斜より緩やかなため、エス
カレータの傾斜が実際の傾斜より緩やかな感覚を得る。
これにより乗客が感じる恐怖感を軽減、或いは解消する
ことができる。
【0009】以上の実施例では、欄干パネルの内側にエ
スカレータの傾斜より緩やかな傾斜角を有する線上に模
様を施したが、模様の位置や模様に限定されるものでは
なく、連続的に配置される照明装置や、その他の構造
物、或いはステッカ等の貼り付けなどによっても本発明
の効果を得られる。また、これら模様の創出部位はエス
カレータ本体に限定されず、エスカレータ乗客の視野範
囲となる周辺の壁等に配置してもよい。また、特別の模
様や構造物を用いずとも、欄干パネルや内デッキ等の部
材の割り振りに於いて、エスカレータの傾斜よリ緩やか
な角度を有する線で分割配置することにより同様の効果
を得ることも本発明の範囲である。
スカレータの傾斜より緩やかな傾斜角を有する線上に模
様を施したが、模様の位置や模様に限定されるものでは
なく、連続的に配置される照明装置や、その他の構造
物、或いはステッカ等の貼り付けなどによっても本発明
の効果を得られる。また、これら模様の創出部位はエス
カレータ本体に限定されず、エスカレータ乗客の視野範
囲となる周辺の壁等に配置してもよい。また、特別の模
様や構造物を用いずとも、欄干パネルや内デッキ等の部
材の割り振りに於いて、エスカレータの傾斜よリ緩やか
な角度を有する線で分割配置することにより同様の効果
を得ることも本発明の範囲である。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、エスカレータの傾斜を
実際の傾斜より緩やかに感じさせることにより、乗客が
感じる恐怖感を軽減、或いは解消することができる。
実際の傾斜より緩やかに感じさせることにより、乗客が
感じる恐怖感を軽減、或いは解消することができる。
【図1】本発明の一実施例のエスカレータの側面図。
【図2】上部乗降口からエスカレータを見た説明図。
1…エスカレータ主枠、2…踏段鎖、3…踏段、4…欄
干パネル、5…欄干パネルに施した模様、6…移動手
摺。
干パネル、5…欄干パネルに施した模様、6…移動手
摺。
Claims (4)
- 【請求項1】無端状に連結した多数の踏段と両側に立設
する欄干壁を備えるエスカレータ装置に於いて、欄干内
壁面に地面に対しエスカレータの傾斜より緩やかな角度
を有する線上に模様を設けたことを特徴とするエスカレ
ータ。 - 【請求項2】無端状に連結した多数の踏段と両側に立設
する欄干壁を備えるエスカレータ装置に於いて、欄干内
壁面に創出される連続的な複数の照明装置等の構造物の
配列を、地面に対しエスカレータの傾斜より緩やかな角
度を有する線上に配置したことを特徴とするエスカレー
タ。 - 【請求項3】無端状に連結した多数の踏段と両側に立設
する欄干壁を備えるエスカレータ装置に於いて、欄干パ
ネルを地面に対するエスカレータの傾斜より緩やかな角
度を有する線で分割配置することを特徴とするエスカレ
ータ。 - 【請求項4】無端状に連結した多数の踏段と両側に立設
する欄干壁を備えるエスカレータ装置の周辺の壁に、地
面に対するエスカレータの傾斜より緩やかな角度を有す
る線上に模様を設けたことを特徴とするエスカレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP391294A JPH07206350A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | エスカレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP391294A JPH07206350A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | エスカレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07206350A true JPH07206350A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11570399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP391294A Pending JPH07206350A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | エスカレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07206350A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045534A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Fujitec Co Ltd | エスカレータ |
-
1994
- 1994-01-19 JP JP391294A patent/JPH07206350A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045534A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Fujitec Co Ltd | エスカレータ |
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