JPH05213571A - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

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Publication number
JPH05213571A
JPH05213571A JP2374792A JP2374792A JPH05213571A JP H05213571 A JPH05213571 A JP H05213571A JP 2374792 A JP2374792 A JP 2374792A JP 2374792 A JP2374792 A JP 2374792A JP H05213571 A JPH05213571 A JP H05213571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truss
escalator
conveyor
members
passenger
Prior art date
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Pending
Application number
JP2374792A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Noshita
野下  明良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2374792A priority Critical patent/JPH05213571A/ja
Publication of JPH05213571A publication Critical patent/JPH05213571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、トラス28の剛性を上げて、中間支
持部の数を少なくすることを目的とするものである。 【構成】 トラス28の高さを高くしてコンベア本体14の
全体をトラス28内に組み込み、かつトラス28の上部に幅
方向に向けて上部横材27を渡し、ステップ8上の乗客が
トラス28内を搬送されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばエスカレータ
ーや移動歩道などの乗客コンベアに関し、特にその主枠
組体であるトラス構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開昭62−280184
号公報及び特開昭62−285891号公報などに示さ
れたものと同様の従来のエスカレーターを示す側面図、
図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【0003】図において、1は上弦材、2は下弦材、3
は上下弦材1,2間に縦に溶接固定された縦材、4は上
下弦材1,2間に斜めに溶接固定された斜材、5は左右
の縦材3間に溶接固定された横材、6は左右の下弦材2
間に溶接固定された底面材であり、これらにより主枠組
体のトラス7が構成されている。
【0004】8はトラス7内に設けられ無端状に連結さ
れた複数のステップ、9はステップ8の両側のトラス7
上に設けられた欄干であり、この欄干9は、側板10,内
デッキ11及び外デッキ12を有している。13は欄干9に設
けられステップ8に同期して移動する移動手摺(ゴム手
摺)、14はステップ8,ステップ8を駆動するステップ
駆動装置(図示せず)及び欄干9等を有し、トラス7に
支持されているコンベア本体である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエスカレーターにおいては、上弦材1が内外デ
ッキ11,12の下側に配置されており、図4に示すトラス
高さhを十分に高くすることができなかったので、図3
に示す建築梁間寸法Lが長くなると、すぐに追加の中間
支持部15が必要になってくる。つまり、トラス高さhを
高くできないので、トラス7の剛性が低く、特に高揚程
エスカレーターでは多数の中間支持部15が必要になると
いう問題点があった。また、図2に示すように、左右の
上弦材1間に横材を設けることができないので、トラス
7の断面は箱形にならず、例えば屋外設置のエスカレー
ターに働く風荷重など、横方向からの荷重に弱いという
問題点もあった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、トラスの剛性
を十分に上げることができ、中間支持部を削減すること
ができる乗客コストを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベアは、コンベア本体の全体をトラス内に組み込み、か
つトラスの上部に幅方向に向けて上部横材を渡し、ステ
ップ上の乗客がトラス内を搬送されるようにしたもので
ある。
【0008】
【作用】この発明においては、コンベア本体の全体をト
ラス内に組み込むことにより、トラスの高さを高くし、
かつトラス上部に上部横材を渡し、トラスの縦剛性及び
横剛性を高くする。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例によるエスカレーターの
側面図、図2は図1の断面図であり、図3及び図4と同
一又は相当部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0010】図において、21は欄干9の十分上方に配置
されている上弦材、22は下弦材、23は上下弦材21,22間
に縦に溶接固定された縦材、24は上下弦材21,22間に斜
めに溶接固定された斜材であり、これらの縦材23及び斜
材24は、従来例のものより十分に長くなっている。25は
左右の縦材23間に溶接固定された横材、26は左右の下弦
材22間に溶接固定された底面材、27は左右の上弦材21間
に幅方向に向けて渡された上部横材であり、上記の各部
材21〜27によりトラス28が構成されている。
【0011】29はトラス28の上面や側面に取り付けられ
ている化粧鋼板等の仕上材である。また、コンベア本体
14は、その全体がトラス28内に組み込まれており、これ
によりステップ8上の乗客がトラス28内を搬送されるよ
うになっている。
【0012】このように、上記実施例ではトラス28がエ
スカレーターの内部ではなく最も外側に配置されてお
り、その上弦材21が乗客の法定オーバーヘッド寸法を確
保して移動手摺13の上方に配置されている。このため、
トラス高さHが従来例よりもかなり高くなり、トラス28
の剛性が高くなり、据付精度が向上する。特に、高揚程
のエスカレーターでは、中間支持部の数を少なくするこ
とができ、据付作業を省力化することができる。
【0013】また、左右の上弦材21間に上部横材27を設
けたので、トラス28の断面が箱形になり横剛性も上がる
ので、特に横方向からの風荷重を受ける屋外設置形のエ
スカレーターなどに効果的に適用できる。
【0014】さらに、上記実施例のようにトラス28に仕
上材29を容易に取り付けることができ、エスカレーター
における通常の煩雑な建築壁仕上げを必要とせず、しか
も上面に仕上材29を設けることにより、エスカレーター
への雨水の侵入を容易に防止でき、屋外設置形として好
都合である。
【0015】つまり、この実施例によれば、大深度のト
ンネルや橋梁へ設置される高揚程のエスカレーターや屋
外設置形のエスカレーターに対して、理想的なトラス構
造を提供することができる。
【0016】なお、上記実施例ではエスカレーターの場
合について説明したが、この発明は移動歩道にも同様に
適用できることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の乗客コ
ンベアは、コンベア本体の全体をトラス内に組み込み、
かつトラスの上部に幅方向に向けて上部横材を渡し、ス
テップ上の乗客がトラス内を搬送されるようにしたの
で、トラスの高さを高くして、トラスの剛性を上げるこ
とができ、これにより据付精度を向上させることができ
るとともに、中間支持部の数を少なくして、据付作業を
省力化できるなどの効果を奏する。また、上部横材を設
けることによりトラスの断面が箱形になっているので、
トラスの横剛性も上がり、横方向からの荷重に対して強
くすることができるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるエスカレーターを示
す側面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】従来のエスカレーターの一例を示す側面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
8 ステップ 9 欄干 13 移動手摺 14 コンベア本体 27 上部横材 28 トラス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエスカレーターにおいては、上弦材1が内外デ
ッキ11,12の下側に配置されており、図4に示すトラス
高さhを十分に高くすることができなかったので、図3
に示す建築梁間寸法Lが長くなると、すぐに追加の中間
支持部15が必要になってくる。つまり、トラス高さhを
高くできないので、トラス7の剛性が低く、特に高揚程
エスカレーターでは多数の中間支持部15が必要になると
いう問題点があった。また、図に示すように、左右の
上弦材1間に横材を設けることができないので、トラス
7の断面は箱形にならず、例えば屋外設置のエスカレー
ターに働く風荷重など、横方向からの荷重に弱いという
問題点もあった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、トラスの剛性
を十分に上げることができ、これにより据付精度を向上
させるとともに中間支持部の数を削減することができる
乗客コンベアを得ることを目的とする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に連結された複数のステップ、こ
    れらのステップを駆動するステップ駆動装置、及び前記
    ステップの両側に配置され移動手摺が設けられる欄干を
    有するコンベア本体が、トラスにより支持されている乗
    客コンベアにおいて、前記コンベア本体の全体が前記ト
    ラス内に組み込まれており、かつ前記トラスの上部に幅
    方向に向けて渡された上部横材が設けられており、前記
    ステップ上の乗客が前記トラス内を搬送されるようにな
    っていることを特徴とする乗客コンベア。
JP2374792A 1992-02-10 1992-02-10 乗客コンベア Pending JPH05213571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2374792A JPH05213571A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 乗客コンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2374792A JPH05213571A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 乗客コンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05213571A true JPH05213571A (ja) 1993-08-24

Family

ID=12118910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2374792A Pending JPH05213571A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 乗客コンベア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05213571A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187682A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Hitachi Ltd エスカレーター
DE102013107599A1 (de) * 2013-07-17 2014-07-10 Thyssenkrupp Fahrtreppen Gmbh Fahrtreppe oder Fahrsteig

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187682A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Hitachi Ltd エスカレーター
DE102013107599A1 (de) * 2013-07-17 2014-07-10 Thyssenkrupp Fahrtreppen Gmbh Fahrtreppe oder Fahrsteig

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