JP5028006B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、隣接する踏段間に段差が生じるエスカレータ、隣接する踏段間に段差を生じない電動道路を含む乗客コンベアに係り、特に、波形の金属製クリート体を有する踏段を備えた乗客コンベアに関する。
図6は従来の乗客コンベアを示す上部付近側面図、図7は従来の踏段の斜視図、図8は従来のクリート体とクリート補強体の構成を示す要部断面図である。
一般に、乗客コンベアは図6に示すように、乗降床間を無端状に連結されて循環移動する踏段1と、この踏段1と同期的して回動するハンドレール2と、踏段1の側方に立設される欄干3と、側面を覆う外装板4とを有して構成され、これらを枠体5が支持する構造になっている。
また、乗客コンベアの踏板1は図7に示すように、鋼板を波形状に折り曲げて奥行方向に沿って平行に複数のクリートを形成したクリート体10aと、このクリート体10aを支える後述するクリート補強体と、クリート体10a及びクリート補強体を支えるフレーム部1cと、一端がクリート体10aの後部と連結し下方に延設されて間隙を塞ぐライザー部1dと、その前後に配設されて転動するローラ1e、1fと、クリート体1aの周囲に配設される注意体1aa、1abとを備えている。
さらに、クリート体10aは図8に示すように、溝部1gと頂部1hとを有する複数の波山状のクリートを形成しており、クリート体10aの裏面には、中央に凹部が形成された略ひの字断面を逆にした形状の3本のクリート補強体10bが配設され、スポット溶接sでクリート体10aとクリート補強体10bが一体化されている。
そして、従来、クリート体10aの溝毎にスポット溶接sをするとともに、隣接する溶接箇所を、交互にずらして千鳥状になるように構成し、製作精度の維持、強度を高めたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、スポット溶接に限らず、クリート体とクリート補強体とをビス等で一体化するものも提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2003−246575号公報(段落番号〜、第4図) 特公昭58−46434号公報(第3頁、右欄、段落35、36、第10図) 特公昭59−5513号公報(第2頁、右欄、段落40〜43)
しかしながら、前述したクリート体とクリート補強体とをスポット溶接のみで一体化するものでは、溶接部の経年劣化により踏段に必要な強度を長期に亘って維持することが難しいという問題があった。
一方、前述した後者のもののように、クリート体とクリート補強体とをビス等で一体化した場合、ビス等の取付け作業は例えば前者のスポット溶接に比べて手間の掛かるものであり、強度保持に求められる固定箇所全てをビス等で固定することは効率性の観点から望ましいものではない。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、効率的に踏段の耐久性の向上を図ることのできる乗客コンベアを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明では、建築構造物に設置された枠体と、これら枠体の長手方向両端部に設けた乗降床と、これら乗降床間を無端状に連結されて循環移動する踏段とを備えた乗客コンベアにおいて、前記踏板は、鋼板を波形状に折り曲げて奥行方向に沿って平行に複数のクリートを形成したクリート体と、前記クリート体を支えるクリート補強体と、前記クリート体及び前記クリート補強体を支えるフレーム部と、一端が前記クリート体の後部と連結し下方に延設されて間隙を塞ぐライザー部とを備え、前記クリート体と前記クリート補強体とをスポット溶接及びリベット固定で一体化し、前記リベット固定は、前記クリート体の溝部に、前記クリート体の進行方向の両端部に所定間隔をおいて複数個施したことを特徴としている。
このように構成した本発明では、効率性に優れた前記スポット溶接と、手間を要するものの堅牢性に優れた前記リベット固定を組み合わせて前記クリート体と前記クリート補強体とを接合することにより、効率的に前記踏段の耐久性の向上を図ることができる。また、乗客コンベアの構造上、負荷の掛かる前記クリート補強体の進行方向の両端部に所定間隔をおいて前記リベット固定を複数個施すことにより、効率性、前記踏段の耐久性の両立をより高いレベルで図ることができる。
本発明は、効率的に踏段の耐久性の向上を図ることができ、これによって、製作コストを抑えた高品質の乗客コンベアを実現することができる。
以下、本発明に係る乗客コンベアの実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の乗客コンベアの一実施形態を示す斜視図、図2はクリート体のスポット溶接及びリベット固定部を示す斜視図、図3は図1のA−A線に沿う踏段の要部断面図、図4はクリート体とクリート補強体の構成を示す図3のB−B線に沿う断面図、図5はクリート体とクリート補強体のリベットによる接合部を示す要部拡大図であるである。なお、前述した図5、図6に示すものと同等のものには同一符号が付してある。すなわち、1は踏段、1cはフレーム部、1dはライザー部、1e、1fはローラ、1aa、1abは注意体、1gは溝部、1hは頂部、sはスポット溶接である。
本実施形態の乗客コンベアの踏段1は図1に示すように、鋼板を波形状に折り曲げて奥行方向に沿って平行に複数のクリートを形成したクリート体1aと、踏板1の横幅方向に沿って延設されクリート体1aを支える後述するクリート補強体とを備えている。そして、図2に示すように、クリート体1aとクリート補強体1bとをスポット溶接s及びリベット7で一体化していると共に、リベット7は、クリート補強体1bの進行方向(クリート体1aの進行方向でもある)の両端部に所定間隔をおいて複数個配設されている。
また、クリート体1aとクリート補強体1bとのスポット溶接sは図3に示すように、クリート体1aの溝部1gに所定間隔Tを置いて施されている。
さらに、図4に示すように、中央に凹部が形成された略ひの字断面を有するクリート補強体1bは、スポット溶接及びリベット7でクリート体1aと一体化されている。すなわち、図5に示すようにクリート体1a及びクリート補強体1bにリベット7を挿通、次いで変形させることにより、クリート体1aとクリート補強体1bとを接合してある。なお、クリート補強体1bは、前述した従来のクリート補強体10bの向きを変えただけのものである。
本実施形態によれば、効率性に優れたスポット溶接s、及び堅牢性に優れたリベット7による固定を組み合わせてクリート体1aとクリート補強体1bとを接合することにより、効率的に踏段1の耐久性の向上を図ることができ、これによって、製作コストを抑えた高品質の乗客コンベアを実現することができる。また、乗客コンベアの構造上、負荷の掛かるクリート補強体1bの進行方向の両端部に所定間隔をおいてリベット7による固定を複数個施すことにより、効率性、踏段1の耐久性の両立をより高いレベルで図ることができる。さらに、本実施形態のクリート補強体1bは従来のクリート補強体10bを上下逆方向として略ひの字断面を有する形状とすることにより、従来と比べてスポット溶接s及びリベット7による固定位置をクリート体1aのより端部近傍とすることが可能となり、これによって、クリート体1aの端部が異物等に接触して変形することを防ぐことができる。
なお、本発明は、本実施形態に示したような隣接する踏段間に段差が生じるエスカレータに限らず、隣接する踏段間に段差を生じない電動道路を含めた乗客コンベア一般に適用できるものであることは言うまでもない。
本発明の乗客コンベアの一実施形態を示す斜視図である。 クリート体のスポット溶接及びリベット固定部を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿う踏段の要部断面図である。 クリート体とクリート補強体の構成を示す図3のB−B線に沿う断面図である。 クリート体とクリート補強体のリベットによる接合部を示す要部拡大図である。 従来の乗客コンベアを示す上部付近側面図である。 従来の踏段の斜視図である。 従来のクリート体とクリート補強体の構成を示す要部断面図である。
符号の説明
1 踏段
2 欄干
1a クリート体
1b クリート補強体
1c フレーム部
1d ライザー部
s スポット溶接
7 リベット

Claims (1)

  1. 建築構造物に設置された枠体と、これら枠体の長手方向両端部に設けた乗降床と、これら乗降床間を無端状に連結されて循環移動する踏段とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記踏板は、鋼板を波形状に折り曲げて奥行方向に沿って平行に複数のクリートを形成したクリート体と、前記クリート体を支えるクリート補強体と、前記クリート体及び前記クリート補強体を支えるフレーム部と、一端が前記クリート体の後部と連結し下方に延設されて間隙を塞ぐライザー部とを備え、前記クリート体と前記クリート補強体とをスポット溶接及びリベット固定で一体化し、前記リベット固定は、前記クリート体の溝部に、前記クリート体の進行方向の両端部に所定間隔をおいて複数個施したことを特徴とする乗客コンベア。
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