JP2004051294A - 乗客コンベアの接近領域検出装置 - Google Patents

乗客コンベアの接近領域検出装置 Download PDF

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JP2004051294A
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Toshiaki Matsuo
松尾 利昭
Yoshio Matsuzaki
松崎 義夫
Masahiro Chikara
主税 雅裕
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Abstract

【課題】配線や保守が容易で、かつ意匠的にも問題の生じることの無い乗客コンベアの接近領域検出装置の提供。
【解決手段】乗り場と降り場の両乗降口の間をあらかじめ設定された方向である、乗り場から降り場に進む直進方向、また前記直進方向とは逆に移動する逆進方向にむけて移動する無端状に連結されたハンドレールとステップ列を設け、入り口付近に光センサを設け、この光センサの光を入り口外方へと照射して利用客を検出し、乗客コンベアの速度制御を行うようにした乗客コンベアにおいて、上記センサを欄干下部付近の床板に設け、かつ上記センサからの光を利用客走行路に向けて斜め、上方へと照射するようにして、また上記センサを欄干下部外側に設けた、さらに、上記センサ上部にカバーを備えた構成とした。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は乗客コンベアに係り、特に利用客を検出して速度を制御するようにした乗客コンベアにおいて、上記利用客を検出する接近領域検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、省エネルギーの観点から、利用客があった時のみ乗客コンベアを駆動するというものが提案され、一部実用化されている。その代表的な例としては、乗客コンベアの入り口部に光電装置を備えた支柱を立て、この光電装置により利用客を検出するものや、乗客コンベアの入り口部上方に乗客検出センサを設けて検出するものなどがあった。しかしこれらのものは、いずれも乗客コンベアとは関係の無い位置に設けられるため、その光電装置を備えた支柱や乗客検出センサの設置に多大な費用、時間がかかるという問題があった。
【0003】
この問題解決のため、特開平6−87592号公報、特開平10−182050号公報に示すように入り口部欄干に光センサを設けたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記提案されたものでは、乗客検出センサが入り口部欄干に設けられているため、他の装置、例えば乗客コンベアの起動スイッチ、停止スイッチなどと一緒の部位に設けられることが多く配線などが複雑になり保守がしづらいという問題が生じる恐れがあった。また万が一、乗客検出センサが故障した場合、その乗客検出センサが設けられている欄干部を解体する必要がある。しかしながら乗客センサが設けられている欄干部位は解体が簡単な構造になっていない場合が多く、その交換作業と配線作業に多くの時間を費やすことになる。一方、乗客コンベアの欄干部はその乗客コンベアのデザインを表す代表的な部位である。最近の乗客コンベアの欄干部は、よりスマートに洗練されたデザインが主流となっており、各メーカーが欄干部の設計と製作においては、より多くの時間を割いて、より良くするべく努力しているの実状であり、その欄干部に乗客コンベア検出センサを設けるということは意匠的にもよいものとはいえない。
【0005】
本発明の目的は配線や保守が容易で、かつ意匠的にも問題の生じることの無い乗客コンベアの接近領域検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、乗り場と降り場の両乗降口の間をあらかじめ設定された方向である、乗り場から降り場に進む直進方向、また前記直進方向とは逆に移動する逆進方向にむけて移動する無端状に連結されたハンドレールとステップ列を設け、入り口付近に光センサを設け、この光センサの光を入り口外方へと照射して利用客を検出し、乗客コンベアの速度制御を行うようにした乗客コンベアにおいて、上記センサを欄干下部付近の床板に設け、かつ上記センサからの光を利用客走行路に向けて斜め、上方へと照射するようにして、また上記センサを欄干下部外側に設けた、さらに、上記センサ上部にカバーを備えた構成とした。
【0007】
このような構成とすることで、配線や保守が容易で、かつ意匠的にも問題の生じることの無い乗客コンベアの接近領域検出装置を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4を用いて説明する。以下の説明では、本発明をエスカレーターに適用した場合について述べるが、電動道路にも同様の形態で適用することができる。
【0009】
図1は本発明の一実施形態を示すエスカレーターの乗り場を上から見た平面図であり、図2は本発明の一実施形態を示すエスカレーターの乗り場をステップ側から欄干の内側を見た側面図である。また図3は、本発明のエスカレーターの入り口の床板に設けたセンサの断面図を示し、図4は、同じくセンサの断面図を示し、本発明の一実施形態であるセンサの上部に設けたカバーが開閉できる構造であることを示す。
【0010】
図1と図2において、乗客コンベアは、循環移動する複数のステップ1と、ハンドレール2と、ハンドレール下方には直立する欄干12が設けられており、乗り口と降り場を形成する入り口部の欄干は、図1と図2のように、ハンドレールの下方に、ここでは省略する各部品で組み合って構成している。乗客コンベアの入り口部では図2のようにハンドレール2が湾曲して、
欄干部の内部を出入りし、またステップ1は入り口部にある床板3の内部を出入りする。
【0011】
ここで、本発明では、センサ4Aと4Bを床板3の左右両側に、また図1で見た場合はハンドレール2の近傍、または欄干の外側方に、そして図2ではハンドレール2湾曲部の下方に位置する部位に設け、上記センサ4Aと4Bは、それぞれ検出領域4Cを発する。
【0012】
左右両側に設けられたセンサ4Aと4Bは利用客を検出し易くするために、検出領域4Cを図1のようにエスカレーターの入り口中心部に向けて、図2のように斜め上方に向けて照射される。このようにセンサ4Aと4Bは検出領域4Cを照射して、それぞれの検出領域4Cを交差させることで、エスカレーター入り口に近づく利用客や、また図2のようにハンドレール2湾曲部の下方の床板3に設置することで、ハンドレール2湾曲部すれすれにエスカレーターの床板に近づき、ステップ1に乗り込む利用客を確実に検出することが可能である。このように本発明のセンサは入り口に近づく利用客を確実に検出し、またエスカレーター中、最も意匠性が重要となっているまた欄干部にセンサを設けていないことから、意匠的にも問題の生じること無く、乗客コンベアの接近領域検出装置を提供することができる。
【0013】
ここで、上記センサ4A(4Bも4Aと同構造に設置される)は、図3のように床板3の内部に設けられている。図3において、床板3は構造体11などが組み合わされて構成されており、床板3は穴があけられ、センサ4Aの内部は、その床板3の穴付近に光電装置3が埋め込まれ、光電装置10は構造体11に囲まれるように設けられている。また上記センサ4Aに内蔵される光電装置10は検出領域4Cは照射する面を上記床板3の穴を通して斜め上方に向くように設けられ、上記光電装置10の上方には光電装置を保護するためにカバー5が設けられ、上記カバー5は床板3に取り付けられる。上記カバー5は、床板に取り付けられることから、充分な強度を有し、また意匠的にも違和感の無い様、床板3と同材質、または強度、外観が似通った材質で作るのが望ましい。しかし、光電装置10が照射する検出領域4Cが向いた面にはカバー5とは異なるパネル6が設けられ、上記パネル6はカバー5と同様に光電装置を保護しつつも、検出領域4C照射することが可能な材質、例えば透明、半透明なガラスやアクリルなどを使用するのが望ましい。センサ4Aを例えば欄干に設けると、他の装置、例えば乗客コンベアの起動スイッチ、停止スイッチなどと一緒の部位に設けられることが多く配線などが複雑になり保守がしづらいという問題が生じる恐れがあった。また万が一、乗客検出センサが故障した場合、その乗客検出センサが設けられている欄干部を解体する必要がある。しかしながら乗客センサが設けられている欄干部位は解体が簡単な構造になっていない場合が多く、その交換作業と配線作業に多くの時間を費やすことになる。
【0014】
しかしながら、本発明に示すように、上記光電装置10を内蔵するセンサ4Aを、欄干では無く、床板3に取り付けることで、以下に示す点において優れているといえる。
【0015】
床板3は、多くはエスカレーターの駆動機器や制御装置が納められている、ここでは図示しない機械室を覆う部品であり、上記光電装置10を含む上記センサ4Aは床板3に設けられ、上記光電装置10は上記機械室内に納められる制御装置に接続され、制御、動作されるため、上記光電装置10は制御装置に接続される。したがって床板3に設けられる光電装置10から制御装置まで配線されるケーブルの配線作業は、簡単な構造で済むため、万が一、光電装置10が故障して交換する場合でも配線作業が簡単であるため、配線や保守が容易な乗客コンベアの接近領域検出装置を提供することが可能である。
【0016】
また、本発明による一方の実施形態では、図4のように、センサ4Dは、上記センサ4Dの内部に内臓する上記光電装置10の上方にカバー7と、また光電装置10が照射する検出領域4Eの特性を変えること無く照射できるパネル8を含んで設けられ、ここでは、中心体9を中心に開閉できる構造とする。例えば、エスカレーターの入り口に接近する利用客を検出する場合は、パネル8を含むカバー7を図4のような状態に維持し、光電装置10は検出領域4Cを照射できる形態にする。ここで、エスカレーターの床板を清掃する場合、あるいは利用客を検出してエスカレーターを制御、運転する必要が無い運転モードに設定した場合は、パネル8を含むカバー7を中心体9を中心に閉じて、その外観を上記センサ4Aや4B、4Dが設けられていない床板と同様とすることで、床板3の清掃を簡便にして、また利用客を検出して制御する必要の無いエスカレーターと同様の外観を形成することで、利用客がとまどうこと無く、エスカレーターの入り口に接近、利用できる。
【0017】
【発明の効果】
配線や保守が容易で、かつ意匠的にも問題の生じることの無い乗客コンベアの接近領域検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す乗客コンベアの乗降口の平面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す乗客コンベアの乗降口の側面図である。
【図3】図1の床板3に設けられたセンサ4Aの断面図である。
【図4】図3に示すセンサについて、その構造が一部異なるセンサ4Dの断面図である。
【符号の説明】
1  ステップ
2  ハンドレール
3  床板
4A センサ
4C 検出領域
5  カバー
6  パネル
7  内デッキ

Claims (4)

  1. 乗り場と降り場の両乗降口の間をあらかじめ設定された方向である、乗り場から降り場に進む直進方向、また前記直進方向とは逆に移動する逆進方向にむけて移動する無端状に連結されたハンドレールとステップ列を設け、入り口付近に光センサを設け、この光センサの光を入り口外方へと照射して利用客を検出し、乗客コンベアの速度制御を行うようにした乗客コンベアにおいて、上記センサを欄干下部付近の床板に設け、かつ上記センサからの光を利用客走行路に向けて斜め、上方へと照射するようにしたことを特徴とする乗客コンベアの接近領域検出装置。
  2. 上記センサを欄干下部外側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの接近領域検出装置。
  3. 上記センサ上部にカバーを備えたことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの接近領域検出装置。
  4. 上記センサ上部にカバーを備え、上記カバーは開閉できることを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアの接近領域検出装置。
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