JP4413992B2 - 電気・電子部品用銅合金板材 - Google Patents

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Description

本発明は、銅合金板材に関する。
従来、一般的に電気・電子機器用材料としては、鉄系材料の他、電気伝導性および熱伝導性に優れるリン青銅、丹銅、黄銅等の銅系材料も広く用いられている。
近年,電気・電子機器の小型化、軽量化、さらにこれに伴う高密度実装化に対する要求が高まり、これらに適用される銅系材料にも種々の特性が求められている。主な特性として、強度、導電性、耐応力緩和特性、曲げ加工性、プレス加工性と並びめっき性や半田濡れ性などの表面特性が挙げられる。
その中で、Cu中にNiとSiを加えてそのNiとSiから構成される析出物を形成させて強化させたコルソン合金と呼ばれる合金は、多くの析出型合金の中ではその強化する能力が非常に高く、いくつかの市販合金(例えば、CDA(Copper Development Association)登録合金であるCDA70250)でも用いられている。
電子機器用銅合金として、上述のコルソン銅において表面粗度を規定した公知例がある。
特開昭63−324782号公報と特開平11−124698公報はリードフレームを用いた半導体製造工程における金ワイヤーなどの接続を銅合金へめっき無しで行えることを特徴としている。特開2000−288991号公報の用途は箔であり、FPC(Flexible Printed Circuits:フレキシブルプリント基板)に用いられている技術である。また、特開2001−100581公報は中間工程における粗度を規定している。なお、特開平11−124698公報には半田付け性の向上を述べているが、どの程度の改善があったかなどの具体例は公開されていない。更に、リードフレーム用途の場合、樹脂モールドとの密着性を向上させる目的で酸化膜密着性を評価した例が幾つか見られる。
しかし、これらの特許文献は表面粗度の中心線平均粗さ(Ra)や、最大高さ(Ry)等で規定しているが、表面粗度の凸成分と凹成分それぞれがめっき性や半田濡れ性などの表面特性との関係の記載はない。
Cu−Ni−Si合金(コルソン合金)は熱処理により、含有成分であるNiとSiがNi−Si金属間化合物として析出を起こして、強度と導電率を向上する。しかしながら、その熱処理は一般的に400〜600℃と高温で、かつ、時間も0.5〜5時間と長時間で行われるため、材料表面近傍のSiは熱処理炉内の微量な酸素と結合して酸化ケイ素化合物を形成する。
また、溶体化処理(再結晶処理、均質化処理という場合もある)は、更に高温で行われるため表面近傍のSiは同様に酸化してしまう。
これらの酸化ケイ素化合物は最終製品まで残存すると、めっき密着性や半田濡れ性が著しく劣化することが知られているため、最終製品までに表面近傍の酸化ケイ素化合物を除去する工程が行われる。
この酸化Si化合物除去には、酸溶解(フッ酸系溶液、希薄硫酸+過酸化水素の混合酸液など)が用いられることが多く、また、通常はコイル状の板を溶液浴中に浸す連続通板を行いながら除去をしている。しかし、十分に表面近傍の酸化ケイ素化合物を除去させるためには、浸積時間を長くする必要があり、コストや酸溶液の管理の面から一般的には、酸溶解後にブラシやバフと呼ばれる素材で、表面に付着した酸化ケイ素化合物の除去を物理的・機械的に行っている。
そのブラシやバフで酸溶解した板の表面を擦ると凹凸が発生する。よって、コルソン合金は製造の中間工程で比較的粗度の大きい(≒粗い)表面となってしまう。そして、しばしばその凹凸が大きいとめっき密着性や半田濡れ性が劣化することが分かっている。
ところで、上記課題は、従来のリードフレーム材などに関しては問題とされていなかったが、近年では高温多湿化での耐環境性や無鉛はんだ化対応などの要求が強まっており、上記各特許出願公開公報に開示された技術によっては、めっき密着性や半田濡れ性等の特性を満足できないことが生じるようになった。そこで、上記のような問題点に鑑み、本発明は、過酷な使用環境下においてもめっき性、半田濡れ性に優れ、電気・電子機器用のリードフレーム、コネクタ、端子材等に適した銅合金を提供することをその課題とする。
本発明者らは、電気・電子部品用途に適した銅合金について研究を行い、銅合金の板の表面粗度に着目し、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側(凸成分)にあるときに材料のめっき性、半田濡れ性が向上する関係を見出し、さらに検討を重ね発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、表面性状に優れたCu−Ni−Si(コルソン銅)を得るものである。
すなわち、本発明によれば、以下の手段が提供される:
(1)Niを1.5〜4.0mass%、Siを0.3〜1.5mass%含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅合金板材であって、板の圧延直角方向の表面粗さの平均粗さRaが0.3μm以下、最大高さRyが3.0μm以下であって、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が前記表面粗さを示す曲線の平均値よりプラス側(凸成分)にあることを特徴とする電気・電子部品用銅合金板材、
(2)Coを0.5〜2.0mass%、NiとCoを合計で1.5〜4.0mass%、Siを0.3〜1.5mass%含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅合金板材であって、板の圧延直角方向の表面粗さの平均粗さRaが0.3μm以下、最大高さRyが3.0μm以下であって、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が前記表面粗さを示す曲線の平均値よりプラス側(凸成分)にあることを特徴とする電気・電子部品用銅合金板材、
(3)前記銅合金がSn、Zn、CrおよびMgからなる群から選ばれる少なくとも1つを合計で0.005〜1.0mass%含有することを特徴とする(1)または(2)に記載の電気・電子部品用銅合金板材。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、適宜添付の図面を参照して、下記の記載からより明らかになるであろう。
図1は、JIS(B0601)からの抜粋図である。 図2は、表面粗度の例を示す粗度チャートである。 図3は、図2に示した粗度チャートをその凹凸成分で解析した結果を示すグラフである。
本発明の銅合金板材の好ましい実施の態様について、詳細に説明する。
本発明の銅合金材に用いられる銅合金組成について説明する。
Niの含有量は1.5〜4.0mass%であり、好ましくは2.0〜3.0mass%である。Siの含有量は0.3〜1.5mass%であり、好ましくは0.4〜0.7mass%である。NiとSiとの質量比は、特に制限するものではないが好ましくは3.5/1〜5.0/1である。
また銅合金板材のRaは0.3μm以下であり、好ましくは0.2μm以下である。ここで、Raは小さいほど好ましく、その下限値に特に制限はないが、通常0.01μm以上である。Ryは3.0μm以下であり、好ましくは2.0μm以下である。Ryは小さいほど好ましく、その下限値に特に制限はないが、通常0.1μm以上である。
本発明の銅合金板材は、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置を、表面粗さ曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側(凸成分)に制御したものである。本発明において銅合金板材とは、圧延ロールにより形成される圧延板をいい、その厚さや幅に特に制限はなく、また、板状だけでなく条材も含む意味である。
本発明の電気・電子部品用銅合金材料の製造において、まず常法により製造した合金鋳塊を常法により、溶体化処理、熱間圧延、冷間圧延を行ったのち、好ましくは400〜550℃で、好ましくは1〜4時間、熱処理する。次いで酸洗いする。この酸洗いは特に制限されるものではないが、希酸で浸漬時間が通常5〜100秒間、好ましくは、10〜30秒間洗浄して行われる。
希酸としては、例えば20%以下の希硫酸、希塩酸又は希硝酸などをあげることができ、これらの希酸は10%以下で使用することが望ましい。
また圧延板を上記の熱処理後脱脂処理することもよい。この脱脂処理は、例えば、ヘキサン、アセトン、トルエンなどの有機溶媒や水酸化ナトリウム、水酸化カルシウムなどのアルカリ水溶液など、種々の洗浄液に浸漬する方法によって行うことができる。
この酸洗い及び/又は脱脂処理によって本発明の目的の表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク値が、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側にあるようにすることができる。
本発明において次いで仕上圧延を行うが、仕上圧延の圧下率は特に制限はなく、好ましくは40%以下であり、より好ましくは5〜40%である。
製品の粗度は圧延ロール粗度でも影響を受ける。圧延ロールの粗度が材料に転写され、大きいロールほど圧延材の粗度は大きい傾向がある。しかし、ロールの粗度を小さくしてしまうと、先進率がマイナスになり、スリップした状態での圧延加工になってしまうために表面欠陥の発生や板逃げ等の圧延作業性に悪影響を及ぼす。
なお、最終の圧延で制御できる粗度にも限界があり、同じロール粗度で圧延された場合、最終圧延前に提供される材料粗度は小さいほど、圧下量が大きければ粗度が小さいことも周知である。
これらの知見を総合的に検討し、発明者らは板材の粗度の凹凸成分の比を変えることでめっき性、半田濡れ性が変わることを見出した。すなわち、表面粗さはその平均値に相当する中心線を境に凹凸の各成分が均等に現れることが分かっているが、それを意図的に変えることでめっき性、半田濡れ性が改善されることが分かった。
本発明において目的の製品である銅合金板材の粗度は途中の冷間圧延もしくは仕上圧延のロールの粗度にも影響されることがある。したがって前記の冷間圧延ロールの表面粗さはRa=0.2〜0.6μm、Ry=2〜6μmに規制するのが良く、仕上圧延ロールの粗度Ra=0.02〜0.15μm、Ry=0.2〜1.5μmに規制するのが良い。
上記に示したように表面の酸化ケイ素化合物の除去方法や圧延ロール粗度を変えると板材の粗度の凹凸量は変えることができるが、板材の粗度の凹成分と凸成分との比を精度良く制御することはできなかった。そこで、前記した特許文献では表面粗度のRaやRyなどを規定することにとどまっていた。
本発明では、熱処理と表面の酸洗処理を繰り返した材料を最終圧延前(仕上圧延前)に希薄酸(例えば、10%硫酸水溶液)中に浸積後に仕上圧延を行うと、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側(凸成分)に現れる。また、同じく最終圧延前に脱脂(例えば、ヘキサンやそれを主とする有機溶媒、あるいは炭化水素系洗浄液中に浸漬)後に仕上圧延を行うと、同様に、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側(凸成分)に現れる。
このような現象の理由はまだ定かではないが、最終圧延前における材料の表面近傍の化学的状態が最終圧延後に影響を及ぼすことによる、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側(凸成分)に現れることによるものと推測される。例えば、酸洗前の熱処理工程で形成される酸化膜や脱脂前の冷間圧延工程で形成される加工変質層などの表面層の除去に差が現れていると推定される。このため、酸洗や脱脂で除去される厚さがわずかに変わると考えられる。
また、仕上圧延ロールの粗度(ロールの粗度にも凸成分、凹成分が存在する)に起因する部分もある。圧延ロールの粗度で凸成分が多ければ、材料には凹成分が増加し、逆に、圧延ロールに凹成分が多ければ、材料には凸成分が増す。つまり、圧延ロール粗度によって、材料の粗度及び粗度成分(凹凸成分)が変化する。
ここで、最終製品の材料表面粗度のRaが0.3μm以下、最大高さRyが3.0μm以下の場合、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側(凸成分)にある場合に、はんだ濡れ性やめっき性に優れるものとできる。
材料の表面粗さの凹凸成分の度数分布曲線におけるピークが、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス成分にあることは、粗さ曲線(断面曲線)が「ろ波うねり曲線」から得られた「平均線」より、凸成分が多くなるか、凹成分が少なくなることである。
半田濡れ性は溶融した半田が材料表面へ濡れていく時間とその時の荷重の変化を調べる試験であるが、コルソン合金のように合金成分にSiを含む合金では凹部分に半田の回り込みが起きにくく、半田濡れ性が劣る。従って、凹成分が減少すれば半田濡れ性が向上する。
一方、電気めっきでは凹部分にめっき中に発生した水素がトラップされ、その部分にめっきが付かなかったり、凹部分の周囲に電流集中が起きた結果、めっきコブが発生したりする等の不良が発生することがある。凹成分が減少すればこの不良発生率が低減され、めっき性が向上すると推測される。
材料表面の凹成分が少なく、表面粗さの凹凸成分の度数分布曲線におけるピーク位置が、表面粗さを示す曲線の平均値(度数分布曲線におけるゼロの位置)よりプラス側(凸成分)にあるとき、材料の半田濡れ性及びめっき性が向上する。
また、本発明において前記のCu−Ni−Si合金は、更にSn、Zn、Cr、およびMgの群から選ばれる少なくとも1つの添加成分を合計で0.005〜1.0mass%、好ましくは0.05〜0.5mass%含有してもよい。これは、これらの添加成分は、コルソン合金に対する本発明の効果を損なわずに製品の強度、導電率に加えて、応力緩和特性(耐クリープ特性)、曲げ加工性、半田密着性などの向上に効果があるからである。
強度は本合金系の特徴であるNiとSiの化合物の析出強化に加えて、Sn、Zn,Mgは固溶強化を重畳させることができる。
また、応力緩和特性(耐クリープ特性)は、Sn,Zn,Mgの固溶により無添加材と比較して向上する。
さらに、曲げ加工性は、結晶粒径を微細にすれば加工性が向上するが、Cr添加は効果が結晶粒微細化効果を発揮する。
なお、半田密着性の向上はZnが効果的で、半田とCu母相の界面に偏析して、半田と母相の経時変化で生じるボイド生成を抑制する効果がある。
しかし、Sn、Zn、Cr、Mgが多すぎると、導電性を阻害するためその添加量は、合計で1.0mass%以下に制御することが望ましく、上記の効果を発揮させるためには0.005mass%以上の添加量がよい。
さらに、Coは上記のNiとSiの化合物の一部を置換して、Ni−Co−Si化合物として強度に寄与する。この場合、Coの含有量は0.5〜2.0mass%で、Coの含有量とNiの含有量との合計が1.5〜4.0mass%となるように添加することが好ましい。
表面粗度の測定には日本工業規格(JIS)の表面粗さ−定義及び表示(B0601−2001)に準拠し、測定を行った。RaやRt、Ryを求めていく方法と同じく、平均線を求めることがポイントの1つである。上記JISによれば、「ろ波うねり曲線」から平均線を求められるが、この平均線で上に出た成分を凸成分と称し、下に出た成分を凹成分とする。具体的には同JISの図1(a)を引用した図1を示す。この図で平均線より粗さ曲線が上に出た部分が凸成分で、下に出た部分が凹成分である。
今回は測定では、材料の圧延垂直方向の表面粗度を測定したが、標準の長さは4mm、よってカットオフ値は0.8mm(上記JISに準拠)、走査速度は0.1mm/secとした。測定は、小坂研究所(株)社製の表面粗さ測定機(Surfcorder SE3500)を用いたため、測定長4mmでは測定データ数が7500点であった。このデータを平均線から上(プラス)の成分と下(マイナス)の成分に分類して度数分布をプロットし、評価を行った。
一般的に考えれば、平均線は凸成分、凹成分の平均を示す線であるが、上記条件で測定すると平均線が度数分布のピークにはならない材料が存在する。図2に種々の条件で作製した材料の粗度チャート((1)、(2)、(3)、(4))を示す。このチャートから凸成分と凹成分を分けて、縦軸をその頻度(%)、横軸を粗さ(μm)でプロットし直すと、図3になる。このプロットで、横軸の粗さの0μmに線を引くと、頻度のピークが凹成分(マイナス側)にある材料と、凸成分(プラス側)にある材料、ならびにほぼ0にある材料がある。
発明者らは、この図3における材料(1)(ピークが凸成分側にある)が半田濡れ性、めっき性に優れることに注目し、本発明をなしたものである。
本発明によれば、Cu−Ni−Si合金、更にはSn、Zn、Cr、MgおよびCoの添加を行うことにより、強度、導電率、応力緩和特性(耐クリープ特性)、曲げ加工性、半田密着性などに優れ、電気・電子機器用途に好適な銅合金を提供することができる。
次に、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。
(実施例1)
表1に示した成分を含有し、残部がCuと不可避不純物から成る合金を高周波溶解炉により溶解し、これを10〜30℃/秒の冷却速度で鋳造して厚さ30mm、幅100mm、長さ150mmの鋳塊を得た。
得られた鋳塊を930〜970℃×0.5〜1.0hの保持後、熱間圧延を行い板厚t=12mmの熱延板を作製し、その両面を各1mm面削してt=10mmとし、次いで冷間圧延によりt=0.3mmに仕上げた。
次いで、グループAは、425〜500℃×1〜4hの熱処理を行った後、(1)表面を酸洗した材料、(2)脱脂した材料ならびに、(3)いずれも行わない材料に分けて、その後、仕上圧延を行って材料を作製した。なお、(1)は10%硫酸水溶液、(2)はヘキサンを使用し、いずれも浸積時間は10〜30secとした。
また、グループBは、t=0.3mmの板材を850〜950℃×10〜30secで溶体化熱処理処理後、直ちに水焼入を行い、グループAと同様に425〜500℃×1〜4hの熱処理を行った後、(1)、(2)、(3)に分類した後、仕上圧延(ロール表面の粗さはグループAでは、Ra=0.03μm、Ry=0.3μm、一方、グループBでは、Ra=0.06μm、Ry=0.71μmを使用)を行って材料を作製した。
最後に、仕上圧延のロールは同じロールを用いて、仕上加工率は10、20、30%などで実施し、必要に応じて、300〜450℃で低温焼鈍を行って特性を試験した。
この供試材について下記の特性調査を行った。
a.粗度
材料の圧延垂直方向の測定を行った。測定は、JIS−B0601(2001)に準拠して実施した。測定距離は4mmで、カットオフ値は0.8mm(上記JISに準拠)、走査速度は0.1mm/secとした。測定は、小坂研究所(株)社製の表面粗さ測定機(Surfcorder SE3500)を用いて行った。測定数は3回繰り返し、Ra,Ryはその平均値を求めた。また、凸成分と凹成分は3回の測定で、図3に示したグラフを作成し、粗さ0μmの線からピークが上(プラス)の成分にあるか、下(マイナス)の成分にあるか確認して判断した。もし、3回の測定でバラツキが有った場合、例えば、2回の測定が上(プラス)成分側にピークがあれば、凸成分が高いと判断した。
b.半田濡れ性
JIS−C0053(1996)に準拠して実施した。測定は、(株)レスカ社製のソルダーチェッカー(SAT−5000)を用い、浸漬深さ5mm、浸漬速度25mm/sec、浸漬時間10secで行った。評価は、メニスコグラフのゼロクロスタイムが3sec未満の場合は評価結果を◎、ゼロクロスタイムが3sec以上6sec未満の場合は評価結果を○、ゼロクロスタイムが6sec以上9sec未満の場合は評価結果を△、ゼロクロスタイムが9sec以上の場合は評価結果を×とした4段階で評価した。
c.めっき性
銀めっきを厚み1μmで行って評価した。前処理は、アセトンで脱脂後、60℃の10%水酸化ナトリウム水溶液中で電流密度2.5A/dmで30secカソード電解脱脂を行い、希硫酸(10%)中で30sec酸洗処理を行って20×50mmの面積にめっきを行った。銀めっきは、シアン化銀カリウムを55g/l、シアン化カリウムを75g/l、水酸化カリウムを10g/l、炭酸カリウムを25g/l含むめっき液中において、室温で電流密度1.0A/dmの条件で行った。めっき後、光学顕微鏡の×50倍でめっき表面の不具合を観察して評価した。観察はめっき面の10×10mmの任意に3ヶ所(めっき試験片の端部が入らないように)選んで行い、めっきコブ(直径が5μm以上)やめっきが付いていない箇所(欠陥)の個数を数え、3ヶ所で見つかった欠陥個数を合計して評価結果とした。評価基準は不具合の3ヶ所の合計が0〜5個の場合は○、6〜20個の場合は△、21個以上の場合は×とした。
Figure 0004413992
Figure 0004413992
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本発明の銅合金板材は、電気・電子機器用のリードフレーム、コネクタ、端子材等、更に、自動車車載用などのコネクタや端子材、リレー、スイッチなどの電気電子部品に好適に適用されるものである。
本発明をその実施態様とともに説明したが、我々は特に指定しない限り我々の発明を説明のどの細部においても限定しようとするものではなく、添付の請求の範囲に示した発明の精神と範囲に反することなく幅広く解釈されるべきであると考える。
本願は、2007年10月3日に日本国で特許出願された特願2007−260397に基づく優先権を主張するものであり、ここに参照してその内容を本明細書の記載の一部として取り込む。

Claims (3)

  1. Niを1.5〜4.0mass%、Siを0.3〜1.5mass%含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅合金板材であって、板の圧延直角方向の表面粗さの平均粗さRaが0.3μm以下、最大高さRyが3.0μm以下であって、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が前記表面粗さを示す曲線の平均値よりプラス側(凸成分)にあることを特徴とする電気・電子部品用銅合金板材。
  2. Coを0.5〜2.0mass%、NiとCoを合計で1.5〜4.0mass%、Siを0.3〜1.5mass%含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅合金板材であって、板の圧延直角方向の表面粗さの平均粗さRaが0.3μm以下、最大高さRyが3.0μm以下であって、表面粗さの凹凸成分を表す度数分布曲線におけるピーク位置が前記表面粗さを示す曲線の平均値よりプラス側(凸成分側)にあることを特徴とする電気・電子部品用銅合金板材。
  3. 前記銅合金がSn、Zn、CrおよびMgからなる群から選ばれる少なくとも1つを合計で0.005〜1.0mass%含有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気・電子部品用銅合金板材。
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