JP4412851B2 - 片手操作が可能な自己挟持式ペンチ - Google Patents

片手操作が可能な自己挟持式ペンチ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、関節ボルトによって互いに結合される2本のペンチ脚部を備え、ペンチ脚部の交叉部の上側にはペンチの咥え口、ペンチ脚部の交叉部の下側には握り部分が形成される片手操作が可能な自己挟持式ペンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一方のペンチ脚部は、ペンチの咥え口の大きさを変えるため他方のペンチ脚部に対して相対的に調整できるように交叉部に空間を有し、その空間は他方のペンチ脚部が貫通するかまたは調整できないペンチ脚部が調整できるペンチ脚部によって貫通され、さらにペンチ脚部はペンチの咥え口を開放位置に押し広げる操作要素およびばね駆動要素によって結合され、開放位置は握り部分を緩めると自動的にばね力が伝達され、ばね駆動要素の最初の移動区間でペンチの咥え口の咥え部は互いに移動し、2番目の移動区間で関節ボルトの爪がラッチの歯形に噛み合い、それによって関節ボルトの回りに動くことのできるペンチ咥え口の咥え部を、荷重を加えて回転させることができる。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、この種のペンチを構造的に機能的に改善することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題は先ず本質的に請求項1の特徴を有するペンチによって解決され、ここでばね駆動要素は両方のペンチ脚部によって支えられたばねによって形成され、ペンチ脚部が広がって互いに離れた位置にあっても、またペンチの咥え口の位置が最大の状態になるよう可動ペンチ脚部を操作しても、ペンチ脚部を回すとこのばねが作用するように構成され、片側にはばねの回転支点がペンチ脚部に形成され、その側のばねは作動されない状態ではペンチ脚部に形成された回転ストッパに当たっており、可動ペンチ脚部は咥え口が部品を咥える位置に変位すると、ペンチ咥え口の咥え部が部品に当たる作動力によって、はじめてばねが回転ストッパから解放されることに主眼が置かれる。これは操作要素が一体化された自荷重システムである。ばねは、ペンチの可動脚部が自由状態にあるとき直ぐに開放位置になるよう予張力が与えられている。ここで、操作要素は両方のペンチ脚部によって指示され、同時にペンチ咥え部を開放位置に広げるばねによって形成されていると有利である。回転ストッパは支持面として形成される。これは成形技術的に簡単に考慮できる。
【0005】
請求項1の特徴を有するペンチ1は、操作要素がばね区間および剛体区間から構成される。この剛体区間は、ペンチの咥え口に向かって行過ぎることができないように支持される。この解決策において、さらにばね区間を渦巻きばねで形成することを提案する。また中央に丸くない断面で滑ることのできない形状の、閉じた最終コイルを有する板ばねとすることもできる。このとき剛体区間は連接板とし、その側の端部にばね要素の一端を説明した方法によって固定し、他端は回転できるようにペンチ脚部に取り付け、ここでも行き過ぎないように支持する条件を持たせると有利である。
【0006】
連接板は対として構成し、両方の連接板を離してばねおよびばねの固定のために空間を持たせると安定上から利点がある。ここでばねの固定は、 ばねのコイルの層を貫通し連接板に固定される支持ピンで行う。ばねは確実に固定される。さらに剛体区間に向いたばね区間を、剛体区間に支持される回転アームばねとして形成したばねとすると好都合である。支持は連接板を自由に切削した舌状体から形成してもよく、代わりに連接板を結合しているようなピンとしてもよい。
【0007】
ばねがクリップアームおよびクリップ曲がり部を備えたクリップばねで構成されると最小の部品のペンチが得られる。ばねおよび操作要素は一体に形成される。クリップアームまたはクリップ曲がり部は、ペンチ脚部に回転できるように支持された剛体区間によって支持される。ばね駆動要素のばね予張力ならびにばね力自体は、折り曲げたクリップアームの自由端を、 剛体区間またはペンチ脚部の異なった回転軸に回転できるように支持することによって得られる。回転軸間の距離があるため、ペンチ脚部の振れ動きが希望するばね力に変換される。クリップアームは異なる長さに形成される。離れている回転軸によってねじり作用がクリップ曲がり部に生じ、さらに若干のクリプアームの湾曲が生じる。クリプアームは、例えば前もって軽く曲げることによって、 ある程度湾曲した形状とすることができる。湾曲はペンチの咥え口に向かって凸面として形成する。
【0008】
本発明の対象を以下多くの分かり易い実施例によって説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
すべての実施態様のペンチ1は2本の互いに交叉しているペンチ脚部2および3を備えている。ペンチ脚部は関節ボルト4を介して互いに関節運動するように結合されている。すべての実施態様のペンチ1は2本の互いに交叉しているペンチ脚部2および3を備えている。ペンチ脚部は関節ボルト4を介して互いに関節運動するように結合されている。
【0010】
上記のペンチ脚部2、3の関節部分の上側にはペンチの咥え口Mがある。関節ボルト4によって決まる交叉部分の下側にペンチ脚部2および3は、縦に長い握り部7、8に変っていく。
【0011】
関節ボルト4はペンチ脚部2の長穴9を貫通する。関節ボルト4は貫通されるペンチ脚部3に支持される。関節ボルト4は爪10を備えている。この爪は貫通しているペンチ脚部2の咥え口側にある歯形形状の歯の窪み11に噛み合う。このラッチ歯形について図2は図1に示す開放された状態を、図6は図5に示された噛み合い状態を示す。長孔9および歯の窪み11は、 貫通するペンチ脚部の代わりに貫通されるペンチ脚部3に設けてもよい。この場合は貫通されるペンチ脚部3は、添付図面におけるペンチ脚部2の形状のように、ペンチ脚部にペンチの長手の面を横切る、 2つの互いに離れた歯の窪み11を有する長穴を設けることだけが異なっている。長穴間の垂直方向の空間に、形状的にはその他の部分は添付図面による、 ペンチ脚部2に対応して形成された貫通するペンチ脚部が挿入される。
【0012】
咥え口Mの大きさを変えるため、対応する差込結合部には適合する空間Fが設けられる。これは貫通されるペンチ脚部3に設けられる。
【0013】
ペンチ1はばね駆動要素12によって、 咥え口の開いた基本位置に保持される(図1、11、17、18、19、20、22、24、26参照)。このためペンチ脚部2、3の間の空間に、 ばね駆動要素12がペンチ脚部を押し広げるように取り付けられる。最終位置は長穴9の下側端部に当たることによって決定される。
【0014】
ばね駆動要素12は図1に点線で示される予張力を備えている。予張力は開放位置にある限り発揮されるが、これに打ち克つことができる。開かれたペンチ脚部2、3を閉じると、移動および回転運動のできるように支持されたペンチ脚部3の咥え部6は、貫通したペンチ脚部2の咥え部5の方向に移動する。これは図3に示されている。従って、ペンチ脚部2、3の握り部7、8を緩めると、説明したばねの荷重によって、 完全に自動で図1による開放位置が得られることが理解できる。
【0015】
ペンチ脚部2、3の三角隅の部分を横切るかまたは橋渡しするばね駆動要素12は、 同時に操作要素13の機能も備えている。操作要素は、貫通しているペンチ脚部2に支えられ、 三角隅の部分に自由に突き出している。これは一種の片持ちはりを形成し、ばね駆動要素12の最初の運動区間でペンチの咥え口の咥え部5、6を互いに移動させ、2番目の運動区間で関節ボルト4の爪10をラッチ歯形11に噛み合わせる。これによって可動式の貫通されたペンチ脚部3またはそのペンチの咥え口の咥え部6を、 関節ボルトの回りに力を加えて回すことができるようになる。このとき重複運動が行なわれる。
【0016】
ばね駆動要素/操作要素12/13の部品は、最初の2つの実施態様においてはばね14、詳しく言えばアームばねである。
【0017】
ばね14はその端部がそれぞれペンチ脚部2、3に支持される。貫通されるペンチ脚部3の支点を15で示す。これは回転支点である。貫通するペンチ脚部2に設けられた支点を16とする。支点15、16の軸は関節ボルト4の軸と空間的に並行である。
【0018】
ばね14またはアームばねは、 異なった2つの作動剛性を示すばね区間を備えている。一つのばね区間aは弾性が高い。別のばね区間は参照記号bを持っている。その弾性は零に近い。このばね区間bはペンチ脚部2に配置される。
【0019】
異なったばね特性は針金の異なったばね部の長さa、bに起因するもので、図11の実施例のように、一つの(さらに別の)コイル部17が設けられるかどうかとは無関係である。
【0020】
両方のほぼ直線状かまたは湾曲して伸びるばね区間a、bは、 共通のばねコイル部17から伸び出している。コイルはばね14の関節ボルト4に向いた側にある。
【0021】
ばねの支点15、16は、 ペンチの咥え口Mに対して異なった距離に配置される。長いほうのばね区間aの支点15は、 咥え口Mに近い方に設けられる。近さは閉じたペンチ1または物体を咥えた場合にもっとはっきりする。対応する物体、例えばパイプは18の記号を付す(例えば図5参照)。アームばねは、ばねのコイル17が握り部側へ向かうように変位する。
【0022】
支点15、16および関節ボルトの端部支持位置は安定した支点三角形を形成し、予張力を持つばね14による復元力が作用している。基本位置に相当するこの位置関係で、短い方のばね区間bは握り脚側で支えられる。回転ストッパとしての支え面に参照記号19を付ける。短い方のばね区間bは、 関節ボルトから離れる方向だけにその支点16の回りを旋回できる。さらに支え面19から短い方のばね区間9の支点に近い短部を保持する突起20が突き出している。さらに短い方のばね区間bの旋回運動度は角度が制約される。自由な運動範囲は鋭角とする。鋭角は30度ないし40度とする。
【0023】
第7図からはっきりと分かるように、短い方のばね区間bはさらに縁に近い角のストッパ21に当たる。この区間がさらに旋回するためには抵抗が高く、 ばね14のばね力を高めることになる。
【0024】
図9および10から分かるように、ばね14にばねのコイル部17が3層形成されている。このコイル層は荷重によってコイルの端末部が互いに重なり合いばね効果を良好に、すなわち高くする。長い方のばね区間aに形成された端部は支持穴22が巻かれて形成される。反対側は曲げられた支持ピン23が形成される。
【0025】
第2の実施例によるばね駆動要素12は原理的に同じ構造である。参照記号は文章の繰り返しなしで準用してある。差異はばね14に2つのコイル部17があることである。これらは互いに直接に接続され原則的に8の字を形成する。ここでも短い方のばね区間b用として選定された支持面に19を付ける。ここでは貫通するペンチ脚部2を横切るのではなく長手方向に伸びる。勿論短い方のばね区間bは真直ぐに伸びて形成され、第1の実施例に較べて鈍角的な曲がりを示している。これは予め設定し、角のストッパ21に当たった場合にもっと明白なばねを示すように形成される。
【0026】
ここで第3の実施例によるペンチを説明する。ここではばね駆動要素12を一体に構成する代わりに2分割とする。ここでも参照記号は一部文章による繰り返しなしで準用する。操作要素12はここではばね区間aおよび剛体区間b’から構成される。前記に関連して、短いばね区間はほとんどばね作用がない要素となる。
【0027】
ばね区間aは端部を除くと渦巻きばね25である。端部は弱く湾曲し、握り部分7、8から見ると凸形に伸びて支持穴22に達する。渦巻きばね25の内側の最終コイルは剛体区間b’に固定される。固定は4角柱26により行われる。4角柱は連接板27から横方向に突き出している。連接板27は渦巻きばね25のコイル部分を覆い同時にばね室を内蔵するよう、対として形成することができる。
【0028】
4角柱27は連接板27に結合される。連接板27の他端は貫通するペンチ脚部2に旋回できるように支持され、ここでも説明した支点16が形成される。この実施例においてもばね駆動要素12の短い区間、ここでは剛体区間b’がペンチの咥え口Mの方向に行き過ぎないように支持する予防処置が採られており、図示されたペンチ脚部2の支持面19によって実現されている。
【0029】
説明したペンチの機能は次の通りである。すなわち、ペンチ脚部2、3を閉じることによって、ばね駆動要素12はそのアームがばね14の復元力に対抗して鋭いV字形に変形される。長い方のばね区間aは、ペンチ脚部3の形状とほぼ同じ方向の位置に変位する。ペンチの咥え部6はペンチの咥え部5の方向に移動する。これらの咥え部が物体18を咥えると、ばね14は握り部分7、8の方向に変形を転換する。これによって歯の窪み11がラッチ歯形と噛み合う梃子作用を生じさせる。可動性のペンチ咥え口の咥え部6の説明された荷重による回転が、強力な保持力を生じさせる。弾性または剛性である短いほうのばね区間は、このブリッジ状のばねの折曲がり運動に従う。緩めると物体18は自由になり、ペンチ1はばねの荷重が加えられた、咥える体勢にある開放位置に再び戻る。
【0030】
ばねはまた有利な方法で作動機能(操作要素13)に使用される。勿論ばねは想定されるように板ばねとして実現することも可能で、図17に第4の実施例として示されている。咥え口Mが空の状態で閉じられた場合、コイル17の形(図18を参照)で蓄えられたばね力を使用して、主として長いばね区間aだけがばね作用を与える。短い方のばね区間は、実質的に支持面で決められた基本位置に留まったままである。これに対して咥える物体がペンチ1の咥え口Mに挟まれるると、弾性または剛性の短い方のばね区間bの振れが、長い方のばね区間aを介して一種の逆方向の推力を生じさせる。
【0031】
説明したようにほぼV字状のばね14の形状に代わって、S字状の形状も考えられ(図18参照)、この場合S字の途中にばねのコイル17が設けられる。長い方のばね区間aは実施例で説明したように調整されるが、短いほうのばね区間bは関節短軸4の方向に向いた逆U字形である。このばね区間はこのため幾分長くなり柔軟性が高まる。この場合は好都合にバランスの取れた長さの割合となり、図示した実施例ではa:bの比は約3:1となる。すべての実施例で、 コイル部の空洞は押しボタン状に結合できる板またはボタンで塞ぐことができる。
【0032】
図19に示した第5の実施例において、ペンチ1は第3の実施例と構造的に類似で、ここでも操作要素13はばね区間aおよび剛体区間b’の組合せによって形成される。ここで設けられる支持面19の形の回転ストッパは、ばね駆動要素12が咥え口から離れる方向への変形移動を確実に行わせる。参照記号は一部文章による繰り返しなしで準用している。
【0033】
図19は連接板が対となった配置となっていることが分かる。これは全く同じ形状の輪郭を持って広がりほぼ水滴状である。狭い方の部分にはペンチ脚部2への支点16が設けられる。
【0034】
両方の連接板を互いに離すことによって、回転アームバネとして形成されているばね14のコイル部17が収納される空間が得られる。ばねのコイル部17の層はこうして得られたばね室に収納される。ばねの固定は支持ピン29によって達成される。ピンは対になって設けられた連接板27を横切り、ばね14のコイル層を貫通する。支持ピン29はばねコイル17の可動性を考慮し、滑りが生じないような寸法が選ばれる。
【0035】
図19からさらに分かるように、ばね区間bは支点16まで達しないように形成される。むしろ対になって配置された連接板27の空間部内で支持される。ばね区間bこのため、ばね室を形成する空間を貫通する支持ピン29と隣り合うピン30に保持される。ピン29および30の端部は連接板27の板状の部分に固定される。
【0036】
このような回転アームばねは第6の実施例にも使用される。これは図20および21に示される。このばね14は膝関節状の互いに結合された剛体区間b’に配置される。この膝関節ピンは参照記号31を持っている。両方の剛体区間b’の互いに離れた端部は支点15、16を介して、 ペンチ脚部2、3と旋回可能に結合される。膝関節の曲がめ方向はこの場合も咥え口が離れる方向である。
【0037】
両方の剛体区間b’は互いに中に入り込むU字状の断面に形成される。関節ピン31の範囲は、その部分の端部がストッパを形成する重なり部となるように注意する。これによってばね14が作用する両方の剛体区間b’の伸びた位置が決定される。ここでは両方ともaの記号を付けたばね区間は、これによって咥え口から離れる方向に荷重を加えるように剛体区間b’に作用する。
【0038】
ペンチ脚部2、3またはその握り部7、8を押し広げるばね駆動要素13は、ここではさらに握り部8に配置されたばね32によって補強される。このばねは、剛体区間b’が互いに伸びた位置となるような同じ方向に作用する予張力を与える。伸びた位置は、両方の剛体区間b’が伸びた状態で咥え口に向いた開き角度が180度より小さくなるように構成する。膝関節状に互いに結合された剛体区間b’は、 咥え口から離れる方向にだけ曲がることができる。膝関節ピン31は、支点15および16の間の死点位置になることはできない。他のすべてのばね駆動要素12は、例えば握り部側への湾曲した形状または剛体区間b’およびばね区間aの角度関係によって、咥え口から離れる方向にだけ曲がることができる。
【0039】
別のばね32は、支点位置15を越えて突き出した剛体区間b”に取り付けられる。この剛体区間b”は剛体区間b’と梃子状に形成される。ばね32は引張ばねである。逆に梃子状の剛体区間b’/b”の短い方のアームに圧縮ばねを取り付けることもできる。ばね32はペンチ脚部3の空間Fに収納すると好都合である。
【0040】
第7の実施例によるペンチ1(例えば図22参照)は、ばね14としてクリップばねBが設けられる。これは2つのクリップアーム33、33’を有している。いわば閉じたU字状に形成されるクリップばねBは、 比較的短く形成されるクリップ曲り部33”を備えている。クリップアーム33、33’は異なった長さである。33の記号を付けたのは短い方のクリップアームである。寸法の基準はクリップアームと直角の方向にあるクリップ曲り部33”である。
【0041】
クリップばねBはばね駆動要素12の外、同時にハンドル状の操作要素13も兼ねる。操作要素はペンチ1の対称面に関して斜めに取り付けられる。第7の実施例においては、クリップ曲り部33”は両方のクリップアーム33、33’の曲がった自由端部よりも咥え口から離れた位置にある。この実施例では、 クリップアーム33、33’は3の記号を付けたペンチ脚部に支点を形成するように取り付けられる。クリップ曲り部33”は2の記号を付けたペンチ脚部に取り付けられる。ペンチ脚部3の支点位置は2箇所である。短い方のクリップアーム33の支点位置を参照記号15’で示し、長い方のクリップアーム33’の支点は15”である。後者の支点の方が咥え口に近い。
【0042】
この操作要素13の他端はU字形のクリップ曲り部として形成される。クリップ曲り部33”はねじりばね棒として作用する。
【0043】
クリップ曲り部33”はペンチ脚部2に取り付けられ、長手方向に動くように案内される。これはペンチ脚部2の長穴34を横切りその中に取り付けられる。長穴34は、ペンチ1が物体を咥える場合に回避移動ができる長さとする。対応する操作要素13の変位は容易に想定できるので図示しない。
【0044】
握り部7、8が近づくにつれて、支点15、15’は空間的に互いに変化し、図22の位置ではまだ鋭角的に広げられているクリップアーム33、33’はさらに近づく。このとき生ずる強制的な長さの変化によって、ある程度の予張力を既に与えられていた短い方のクリップアームにはさらにばね力が蓄えられる。この総合力が、握り部7、8を緩めた場合に、常に再び図22に示される開放位置に戻す。ペンチ脚部2、3が振れ動く場合に、U形のクリップ曲り部33”は可動支点16’としての機能を最初から果たしている。
【0045】
これは2つの方法で達成される。この点に関して図22では引張ばね22が設けられる。このばねはある程度の予張力を持ち、支点16’に相当するクリップ曲り部33”を、最初は長穴34の咥え口側の端部に当たるように保持する。これに応じて同時に、 または先行して爪10が歯の窪み11に噛み合う。物体18が咥えられる。そこで必要なクリップ曲り部33”の変位が、操作要素13の支持作用の結果として生じる。クリップ曲り部はスリット状の長穴34の内部で、握り部7の端部の方向に回避移動する。このとき引張ばね34の荷重を実際に突然上回ることになる。
【0046】
さらに別の、意識的に作動できる支持方法を具体化したものを図22aに示す。ここではU形のクリップ曲り部33”の支持が形状的に、具体的にはペンチの脚部2の長手方向にクリップ曲り部33”の下側を受け止める適切な初期支持面36によって達成される。
【0047】
図22において、引張ばね35はほぼ空間Fに対応するペンチの脚部2の空間37に収納される。この空間37は長穴34の全長を超えて伸びている。ばね14の支持手段は特に詳しくは説明する必要がない。
【0048】
代替案としてクリップばねBは、簡単にペンチの脚部2の内側に設けたレールによって案内支持することができる。クリップ曲り部33”にはこのため適当な案内の形状、例えばクリップばねBの針金を折り曲げてW字状の形状を設ければよい。レールは図22の開放位置を決める支持突起38を設けることができる。この方法においても同様に引張ばね35が設けられる。
【0049】
図24による第8の実施例は再び、ばね区間aおよびここでも連接板27から形成される剛体区間b’の組合せに基づいている。参照記号は理解に必要なものだけ準用し、ここでも一部は文章による繰り返しはしない。
【0050】
しかしこの場合は、第7の実施例で詳しく説明したクリップばねBを使用している。しかしここでは逆に配置され、クリップアーム33、33’は、2の記号の付いたペンチ脚部に回転可能に支持された、剛体区間b’取り付けられるかまたは支持される。ここでは同様にばねの間接的な支持が行われる。クリップアーム33、33’の自由折り曲げ端は、 ここでも異なった回転軸によって自己回転可能な剛体区間b’に支持される。ここでもクリップアーム33、33’は違う長さであることが分かる。短い方のクリップアーム33は、ペンチ1の咥え口Mにより近い。クリップアーム33、33’は、この実施例においてはペンチ1の作動によって、支点16の回りに旋回する連接板27である剛体区間b’による操作作用で重なり位置に移動する。操作側の回転軸にここでは16、16”の記号を付ける。
【0051】
第7の実施例および第8の実施例の解決策における回転支点軸の形成は、内側に曲げた互いに重なり合う端部39、39’で形成される挿入ピンである(図23参照)。
【0052】
クリップ曲り部33”は図24による対象では螺旋状に形成される。これは支持穴40を形成する。この空間に関節位置15を形成するピンが貫通する。
【0053】
クリップアーム33、33’は湾曲した形状として、連接板27の回転によって生ずる回転軸16’、16”の変位により、クリップアームが予め決められた方向に押し付けられて湾曲して荷重を蓄積することができる。もともとクリップアームに予張力がある場合は、ばね力が作用するのと同様に広がり力が作用する。ペンチに支持された関節点の3つの位置関係を変える移動は復元力を生じさせ、その上予張力も加わって剛体区間b’を基本位置においてペンチ脚部2の回転ストッパ、すなわち支持面19に保持する。湾曲は少なくとも1つのクリップアームが咥え口Mに向かって凹面となるようにする。
【0054】
図24に関して、ここでも他のすべての実施例のように咥え口から離れる曲り運動が行なわれることが分かる。図25は物体がない場合の閉じた咥え口を示す。咥え口Mが満たされると、 3の記号を付けたペンチ脚部は咥え口から離れる方向に変位し、図25の剛体区間b’は点線で示す位置に変位することは明らかである。点線は参照記号41を付ける。
【0055】
第9の実施例はほぼ第8の実施例に対応する。しかしここでは曲り梃子式の解決策に基いたものである。クリップばねBの動き方は、ペンチ脚部3に支点15’、15”を形成する第7の実施例から導入している。ここで、剛体区間b’にクリップばねBであるばね14と共同動作するストッパ42が形成されるように実施する。これは連接板27の外側に突き出すピンで、クリップばねBの咥え口Mに反対側の面が当たる。クリップ曲り部33”はここでは膝関節ピン31となる。物体18を咥えると、膝関節状の部品であるばね駆動/操作要素12/13は咥え口から離れるように曲り、ここでも基本位置では伸びた位置となり曲がりはこの方向にだけ可能である。
【0056】
開示されたすべての特徴は本発明に対し基本的なものである。 従って、対応する/添付の優先書類(事前出願のコピー)の開示もまたすべて本出願の開示内に含まれるものであり、 その目的のためこれらの書類の特徴もこの出願の請求事項に含まれるものである。
【発明の効果】
本発明により構造的に機能的に改善されたこの種のペンチが得られる。

【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施態様の、ばねの荷重が加わっている基本位置にあるペンチの側面図である。
【図2】図1の関節ボルトの位置を示す拡大図である。
【図3】閉じたペンチの側面図である。
【図4】ペンチの背面図である。
【図5】物体を咥えたペンチの側面図である。
【図6】そのときの関節ボルトの位置を示す拡大図である。。
【図7】ばねの取り付け部の拡大図である。
【図8】図7の線VIII−VIIIによる断面である。
【図9】ばねの側面図である。
【図10】ばねの平面図である。
【図11】第2の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図12】図11に示す位置のペンチと反対側の側面図である。
【図13】このペンチが閉じたものである。
【図14】物体を咥えたペンチである。
【図15】このペンチのばねの側面図である。
【図16】その平面図である。
【図17】第3の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図18】第4の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図19】第5の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図20】第6の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図21】図20の線XXI−XXIによる拡大断面である。
【図22】第7の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図22a】ばねの支えに関する代替案である。
【図23】ペンチ脚部の案内支点を示したばねの詳細図である。
【図24】第8の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図25】このペンチの物体がなく閉じた状態の側面図である。
【図26】第9の実施態様の、ばねの荷重が加わった開放位置にあるペンチの側面図である。
【図27】このペンチの物体がなく閉じた状態の側面図である。

Claims (10)

  1. 関節ボルト(4)によって互いに結合される2本のペンチ脚部(2、3)を備え、2本のペンチ脚部(2、3)の交叉部の上側にはペンチの咥え口(M)、2本のペンチ脚部(2、3)の交叉部の下側には2つの握り部分(7、8)が形成される片手操作が可能なペンチであって、
    ばね区間(a)と剛体区間(b’)を含むばね(14)からなり、ばね区間(a)は一方のペンチ脚部(3)と結合しており、剛体区間(b’)は他方のペンチ脚部(2)と結合しており、ペンチの咥え口(M)を開放位置に押し広げるばね駆動要素(12)と、
    剛体区間(b’)のために他方のペンチ脚部(2)上に備えられた回転ストッパ(19)と、
    を備え、
    2本のペンチ脚部(2、3)のいずれか一方が、ペンチの咥え口(M)側に歯形形状の歯の窪み(11)を含む長穴(9)を有し、
    2本のペンチ脚部(2、3)を閉じると、ペンチの咥え口(M)の2つの咥え部(5、6)は互いに移動し、2つの咥え部(5、6)が部品を咥えると、関節ボルト(4)の爪(10)が歯形形状の歯の窪み(11)に噛み合い、それによってペンチの咥え口(M)の2つの咥え部(5、6)のいずれか一方を関節ボルト(4)の回りに荷重を加えて回転させることができ、
    作動していない状態では、剛体区間(b’)は方のペンチ脚部(2)上に備えられた回転ストッパ(19)と噛み合っており、一方のペンチ(3)を部品を咥えることによりペンチの咥え口(M)が閉じる位置に移動させて、ペンチの咥え口(M)の2つの咥え部(5、6)が部品を噛むような力を作用させた後にのみ剛体区間(b’)は回転ストッパ(19)から離れることを特徴とするペンチ(1)。
  2. 剛体区間(’)板(27)を含み、その一端にばね区間(a)が固定され、他端は他方のペンチ脚部(2)に回転できるように取り付けられることを特徴とする請求項1記載のペンチ。
  3. 連接板(27)が対となって形成され、両方の連接板(27)を離して設けることによって、ばね(14)およびばね固定のための空間を作ることを特徴とする請求項2記載のペンチ。
  4. ばね区間(a)が渦巻きばね(25)によって形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のペンチ。
  5. ばねの固定が、回転アームばねとして形成されているばね(14)のコイル(17)のコイル層を貫通し連接板(27)に固定される支持ピン(29)によって達成されることを特徴とする請求項に記載のペンチ。
  6. ばね区間(a)がクリップアーム(33、33’)およびクリップ曲り部(33”)を有するクリップばね(B)として形成され、クリップアーム(33、33’)が剛体区間(b’)によって回転可能に他方のペンチ脚部(2)に支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のペンチ。
  7. クリップアーム(33、33’)が、剛体区間(b’)に異なった支点(16’、16”)によって支持されることを特徴とする請求項6に記載のペンチ。
  8. ばね区間(a)がクリップアーム(33、33’)およびクリップ曲り部(33”)を有するクリップばね(B)として形成され、クリップ曲り部(33”)が剛体区間(b’)によって回転可能に方のペンチ脚部(2)に支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のペンチ。
  9. クリップアーム(33、33’)が、一方のペンチ脚部(3)に異なった支点(15’、15”)によって支持されることを特徴とする請求項8記載のペンチ。
  10. 剛体区間(b’)にばね(14)と共同作用するストッパ(42)が形成されることを特徴とする請求項8又は9に記載のペンチ。
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