JPS6142781Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6142781Y2
JPS6142781Y2 JP3573782U JP3573782U JPS6142781Y2 JP S6142781 Y2 JPS6142781 Y2 JP S6142781Y2 JP 3573782 U JP3573782 U JP 3573782U JP 3573782 U JP3573782 U JP 3573782U JP S6142781 Y2 JPS6142781 Y2 JP S6142781Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable body
extending
handle
clamping
gripping
Prior art date
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Expired
Application number
JP3573782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58140053U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3573782U priority Critical patent/JPS58140053U/ja
Publication of JPS58140053U publication Critical patent/JPS58140053U/ja
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Publication of JPS6142781Y2 publication Critical patent/JPS6142781Y2/ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は針金を曲げる場合等に使用される挟持
工具に関する。
タイプライタの組立てにおいては、第1図に示
すようにワイヤAの先端のU字状部Bを二点鎖線
で示す状態から実線で示す状態に折曲げて連結ピ
ン部CをリンクDの小孔Eに挿入連結する工程が
あるが、従来、そのU字状部Bの折曲げに際して
はラジオペンチ等を使用していた。ところが、U
字状部Bの左右両側にはそのすぐ近くに他部品が
配置されているため、ラジオペンチを横方向から
差入れ、U字状部Bを上下両側から挾みつけてこ
れを折曲げるという作業が困難で、組立てに多く
の手間を要するという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、挟
持方向にしか差入れる余裕がない狭い個所でも容
易に作業することができる挟持工具を提供するに
ある。
以下本考案の一実施例を第2図乃至第5図に基
づいて説明する。1及び2は夫々把持部1a及び
2aを有する一対の柄杆で、これら両柄杆1,2
は軸3によつて互に連結されており、そのうち一
方の柄杆1には軸3による連結部1bから把持部
1aの反対方向に略直線的に延びる第一の延出部
4を設け、該第一の延出部4の先端にその延出方
向と交差する第一の挟持部5を設けている。また
他方の柄杆2の把持部2aの反対側端部を軸3に
よる連結部2bから前記第一の延出部4と交査す
る方向に延長して枢支部6を形成し、該枢支部6
に可動体7を軸8により枢着している。そして可
動体7に前記第一の延出部4に沿うように延びる
第二の延出部9を形成してその先端に前記第一の
把持部5と対向する第二の挟持部10を形成し、
これら両挟持部5,10の対向面のうち第一の挟
持部5側には曲げ加工すべきワイヤAの線径と略
同径の半円状溝5aを形成すると共に第二の挟持
部10側には上記ワイヤAの線径よりも大なる円
弧状溝10aを形成している。11は発条体たる
引張スプリングで、これは前記可動体7と柄杆1
に取着したピン12との間に張架され、可動体7
をその第二の延出部9が第一の延出部4に圧接す
るように矢印F方向に回動付勢すると同時に可動
体7を介して柄杆2にもばね力を及ぼして両柄杆
1,2を互に離れる方向に回動付勢している。
尚、柄杆1の前記連結部1bには柄杆2の連結部
2bと対接する凹部13が形成されており、引張
スプリング11による両柄杆1,2離反方向の回
動は柄杆2の連結部2bが凹部13の一方の内側
面13aに当接することにより衝止される。1
4,14は第一の延出部4にその先端寄りの途中
個所から第一の挟持部5にまで延びるように突設
した一対の案内壁で、前記可動体7の第二の挟持
部10がこれら両案内壁14,14間にスライド
可能に嵌め込まれている。
次に上記のように構成した挟持工具を用いてワ
イヤAをリンクDに連結するには、まず両柄杆
1,2の把持部1a,2aを握り持ち、第一及び
第二の両延出部4,9を上記ワイヤA先端のU字
状部Bが存在するスペース内に上方から差し入
れ、U字状部Bを第一及び第二の両挟持部5,1
0間に介在させるようにする。そして第一の挟持
部5の半円状溝5aをU字状部Bの一方の直線部
b1に宛がい、この状態で両把持部1a,2aを
やや強く握ると、第4図に示すように一方の柄杆
1に対して他方の柄杆2が矢印G方向に回動し、
この回動に伴つて可動体7が第一の延出部4に沿
つて矢印H方向に移動して第二の挟持部10がU
字状部Bの他方の直線部b2に円弧状溝10aに
おいて圧接する。然る後、両把持部1a,2aを
更に強く握ると、U字状部Bは両側から挾みつけ
られて第5図に二点鎖線で示すように折曲がり、
連結ピン部b3がリンクDの小孔dに挿入連結さ
れる。このようにしてU字状部Bを折曲げた後、
握り力を弱めれば、可動体7は引張スプリング1
1のばね力により第一の延出部4に沿つて反矢印
H方向に移動すると共にこれに伴つて柄杆2が柄
杆1に対して反矢印G方向に回動し、斯くして全
てが元の状態に戻る。尚、U字状部Bを挟圧する
場合、当初において直線部b2が円弧状溝10a
の中央から外れた位置に宛がわれたとしても、そ
の後に強く挾みつけられると、円弧状溝10aの
最も深い部分即ちその中央にスライドするように
なるので、両直線部b1,b2は可動体7の移動
方向に対して傾くことなく真直ぐに対向するよう
になり、両挟持部5,10から挟圧力を受けたと
きU字状部Bがひねられるようになつて折曲げる
ことができなくなるという事態の発生を未然に防
止することができる。
本考案は以上の説明から明らかなように、可動
体7の第二の延出部9の先端に設けられた第二の
挟持部10は第一の延出部4に沿つて略直線的な
移動を行い、その移動により第一の延出部4先端
の第一の挟持部5に対して接近及び離間するの
で、第一の延出部4を挿入できる程度のスペース
さえあれば、U字状部B等の被挟持部を挟圧する
ことができ、従つて狭い個所であつても容易に作
業することができる。しかも、一方の柄杆1と、
他方の柄杆2の把持部2aの反対側端部先端に枢
着された可動体7との間に発条体11を掛止し、
その発条体11により可動体7の第二の延出部9
が一方の柄杆1の第一の延出部4に圧接するよう
に付勢する構成としたので、可動体7を直線的に
移動するように保持する孔等を形成したり、柄杆
2の回動を可動体7の直線的な移動に変換するリ
ンク等を設けたりせずとも済み、構造が簡単にな
るという優れた効果を奏するものである。
また実施態様のように、可動体7の第二の挟持
部10の移動を案内するために第一の延出部4に
一対の案内壁14,14を形成すれば、第二の挟
持部10のぐらつきが無くなり、確実な挟持作用
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は挟持対象物を示す斜視図、第2図乃至
第5図は本考案の一実施例を示し、第2図は全体
図、第3図は第2図中−線に沿う横断面図、
第4図は作業状態で示す要部の正面図、第5図は
第4図中−線の矢印方向から見た側面図であ
る。 図中、1,2は柄杆、1a,2aは把持部、4
は第一の延出部、5は第一の挟持部、7は可動
体、9は第二の延出部、10は第二の挟持部、1
1は引張スプリング(発条体)、14は案内壁で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 夫々把持部1a,2aを有する一対の柄杆
    1,2を回動可能に連結し、その一方の柄杆1
    に前記連結部1bより前記把持部1aの反対方
    向に略直線的に延びるように第一の延出部4を
    設けると共に、その第一の延出部4の先端にそ
    の延出方向と交差する第一の挟持部5を設け、
    前記他方の柄杆2の前記把持部2aの反対側端
    部を前記連結部2bより前記第一の延出部4と
    交差する方向に延びるように形成し、その反対
    側端部先端に可動体7を枢着し、その可動体7
    に前記第一の延出部4に沿つて延びその先端部
    に前記第一の挟持部5と対向する第二の挟持部
    10が形成された第二の延出部9を設け、その
    可動体7と前記一方の柄杆1との間に発条体1
    1を掛止し、その発条体11により可動体7の
    第二の延出部9が前記第一の延出部4に圧接さ
    れるように付勢されると共に両把持部1a,2
    aが互に離れる方向に両柄杆1,2が回動付勢
    されるように構成してなる挟持工具。 2 前記一方の柄杆1の第一の延出部4には、前
    記一方の柄杆1の第一の挟持部5に対して接近
    離間する前記可動体7の第二の挟持部10の移
    動を案内する一対の案内壁14,14が形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の挟持工具。
JP3573782U 1982-03-12 1982-03-12 挾持工具 Granted JPS58140053U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3573782U JPS58140053U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 挾持工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3573782U JPS58140053U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 挾持工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58140053U JPS58140053U (ja) 1983-09-20
JPS6142781Y2 true JPS6142781Y2 (ja) 1986-12-04

Family

ID=30047199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3573782U Granted JPS58140053U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 挾持工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58140053U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104555633A (zh) * 2013-10-18 2015-04-29 广西壮族自治区特种设备监督检验院 一种双钳口钢丝绳夹紧装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104555633A (zh) * 2013-10-18 2015-04-29 广西壮族自治区特种设备监督检验院 一种双钳口钢丝绳夹紧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58140053U (ja) 1983-09-20

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