JP4401954B2 - 電源制御装置及び電源制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、商用電源などの通常時に供給される供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置、及びその装置の電源制御を行う電源制御装置、並びにその電源制御プログラム、及び電源制御方法に関するものである。
従来より、情報処理装置など電子データを扱う機器においては、供給電源の停止や瞬断によってデータが失われたり、稼動に支障を来たすのを防止するため例えばUPSなどのバックアップ電源が設けられている。
このような機器は、その動作の一例を図7に示すように、常時供給電源(AC入力電源)の電圧・電流値等の状態をモニタし(ステップS51)、これらの値がある閾値である規定電圧値(V1)を下まわった場合(ステップS52、Y)に、その下まわった時間が予め設定した時間を上回る(ステップS53、Y)ことを判断することで、供給電源をバックアップ電源に切り替える(ステップS54)。これにより、供給電源の停電や瞬断に対しても機器の稼動状態が維持できることとなる。なお、上述において、予め設定した時間とは、例えばコンデンサなどによる蓄電が用いられるような短い時間であり、電源電圧等が規定電圧値を下回った場合に直ちに予備電源に切替える場合もある。
従来の技術においては、上述したように、電源電圧がある閾値を下回った場合、もしくはその下回った時間を予め設定した時間を上回った場合は、一律に定められたバックアップ電源に切替え、その処理も一意に定められた処理を行うのみである。
しかし、例えば、電力容量の大小異なるバックアップ電源が設備されている場合、停電のパターンによっては、これらバックアップ電源を適宜使い分けることにより、装置のより効率的な稼動状態を維持することができることとなる。
例えば、停電状態から正常状態に直ぐに復帰するような場合、装置全体を駆動することができる大きな電力容量を有するバックアップ電源を用いて装置を正常状態で動作させることが好ましい。一方、そのような停電状態から直ぐには復帰せず、大きな電力容量のバックアップ電源でもそのバックアップができなくなるような場合は、装置のシャットダウン寸前に、例えば重要な電子データを保存するなどの処理が必要となる。このような重要な処理に対しては、小さな電力容量のバックアップ電源を用いて当該処理を確実に実行できるようにしておくことにより、装置の運用態様をより信頼性あるものとすることができる。
しかるに従来の技術では、停電のパターンによって、バックアップ電源を使い分けることもなされておらず、停電時に装置のより効率的な稼動状態を維持することができない。また、一律に電力容量の大きなバックアップ電源を全ての機器に設備することはコストと機器の稼動状態の重要度に鑑みれば妥当ではない。
また、電源の停電や瞬断のパターンには様々なパターンがある。たとえば、一時的な停電を繰り返すことによりバックアップ電源が十分に充電されない状態でその使用が繰り返された場合、バックアップ電源の蓄電量は当初よりも下がった状態となっている。このような場合にも、最初の停電時と同様に一律に同じバックアップ電源を使用しても、最早十分な装置の稼動を維持できない場合が生じ得る。
本発明は、上述した従来の問題点を解決するためになされたものであり、設備されたバックアップ電源に応じた停電状態を判断すると共に、該停電状態に応じたバックアップ電源を用いてバックアップ動作を行わせることで、低コストで、且つ機器(装置)に対応するフレキシブルな電源バックアップシステムを構築することができ、それらの信頼性ある運用態様を提供することができる電源制御装置、バックアップ電源を備えた装置、電源制御プログラム及び電源制御方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御を行う電源制御装置であって、前記供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断部と、前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断部と、前記停電状態判断部により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部による判断結果と前記電源設備状態判断部による判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御部とを備えてなる。
この電源制御装置において、前記電源設備状態判断部は、前記バックアップ電源の設備状態を判断し、前記停電状態判断部は、前記電源設備状態判断部により判断される前記バックアップ電源の設備状態に基づく前記バックアップ電源の使用態様に対応する複数の停電状態を判断することを特徴とする。
また、前記電源制御部は、前記停電状態判断部により判断される前記複数の停電状態に応じて前記バックアップ電源による前記使用態様としての装置の駆動実行内容を異ならせることができる。
また、この電源制御装置において、前記設備状態判断部により判断されるバックアップ電源の設備状態には、バックアップ電源の電力容量に関する情報、又は該電力容量と共にそれらの充電状態に関する情報を含むことを特徴とすることができる。
また、本発明の電源制御装置において、前記停電状態判断部は、前記供給電源の電圧を監視する電源電圧監視部による電源電圧監視結果を用い、前記電源電圧が所定値以下となることを条件に所定の停電状態を判断することを特徴とする。
なお、ここで、前記停電状態判断部は、前記電源電圧監視結果と共に時間を計時するタイマの時間を用い、前記タイマにより前記電源電圧が所定値以下となる時間を計時し、計時された時間に基づいて所定の停電状態を判断することを特徴とすることができる。
また、前記停電状態判断部は前記電源電圧監視結果に基づいて、第1の停電状態を判断し、前記停電状態判断部が前記第1の停電状態を判断した場合に、前記電源設備状態判断部により第1のバックアップ電源のみが設備されていると判断された場合、前記電源制御部は前記第1のバックアップ電源を用いて第1の所定の処理を実行させることを特徴とすることができる。
また、本発明の電源制御装置において、前記停電状態判断部は前記電源電圧監視結果に基づいて第1の停電状態を判断し、前記停電状態判断部が前記第1の停電状態を判断した場合に、前記電源設備状態判断部により前記第1のバックアップ電源と共に該第1のバックアップ電源より電力容量の大きい第2のバックアップ電源が設備されていると判断された場合、前記電源制御部は前記第2のバックアップ電源を用いて第2の所定の処理を実行させることを特徴とする。
また、本発明の電源制御装置において、前記停電状態判断部は、前記原電源電圧が前記所定値以下となる時間が所定時間を経過することを条件に第2の停電状態を判断し、前記停電状態判断部が前記第2の停電状態を判断した場合、前記電源設備状態判断部は、前記第2のバックアップ電源の残量を判断し、該判断結果に基づいて、前記電源制御部は、前記第1のバックアップ電源又は前記第2のバックアップ電源のいずれかを用いて、前記第1の所定の処理を実行させることを特徴とする。
なお、この電源制御装置において、停電の履歴情報を記憶する停電履歴情報記憶部を備え、前記電源制御部は、前記停電状態判断部による判断結果と前記電源設備状態判断部による判断結果に加え、さらに前記停電の履歴情報に基づいてバックアップ電源を用いた電源制御を行うことを特徴とすることができる。
また、本発明は、供給電源の停電時に電力をバックアップするバックアップ電源を有する装置であって、所定の電力容量を有するバックアップ電源と、供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断部と、前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断部と、前記停電状態判断部により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部による判断結果と、前記電源設備状態判断部による判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御部とを備えてなる。
このバックアップ電源を有する装置において、前記バックアップ電源は、第1の電力容量を有する第1のバックアップ電源と、前記第1のバックアップ電源よりも大きい電力容量を有する第2のバックアップ電源とを含み、前記電源制御部は、前記停電状態判断部により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部による判断結果と、前記電源設備状態判断部による判断結果とに基づいて、前記第1のバックアップ電源と前記第2のバックアップ電源を選択的に切替えて装置への電源供給を行うことを特徴とすることができる。
なお、前記装置はRAID装置であることを特徴とすることができる。
また、本発明は、供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御をコンピュータに実行させる電源制御プログラムであって、前記供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断ステップと、前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断ステップと、前記停電状態判断ステップにより停電状態が判断された場合に、該停電状態判断ステップによる判断結果と前記電源設備状態判断ステップによる判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御ステップとをコンピュータに実行させる。
また、本発明は、供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御方法であって、供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断ステップと、前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断ステップと、前記停電状態判断ステップにより停電状態が判断された場合に、該停電状態判断ステップによる判断結果と前記電源設備状態判断ステップによる判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御ステップとを備えるものである。
以上、本発明によれば、低コストで、且つ機器(装置)に対応するフレキシブルな電源バックアップシステムを構築することができ、それらの信頼性ある運用態様を提供することができる電源制御装置、バックアップ電源を備えた装置、電源制御プログラム及び電源制御方法を提供することができる。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施の形態における電源制御装置を有する装置の一般的な構成を示すブロック図、図2は実施の形態における電源制御装置の回路構成を示すブロック図、図3は実施の形態における電源制御装置の構成を示す機能ブロック図、図4は実施の形態の電源制御装置を有するRAID装置を示すブロック図である。
図1に示す装置は、例えばRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)装置であり、本発明の電源制御装置1、メモリ2、第1バックアップ電源を構成する第1バッテリ3、PSU(Power Supply Unit)4、電源電圧を監視する電圧監視部5、MPU(Microprocessing Unit)又はCPU(Central processing Unit)やHDDや他の回路部分6を備えている。
また、このRAID装置は第1バッテリユニット3の他に、第1バッテリユニット3の電力容量よりも大きな電力容量を有し第2バックアップ電源を構成する第2バッテリユニット7をオプショナル的に備えることができると共に、市販又は専用の予備電源であるUPS(Uninterrupted Power Supply)8をオプショナル的に備えることができる。なお、本装置においては、点線で示すように、バックアップ電源として、第2バッテリユニットの機能増強用のバッテリとして第3バッテリユニット9をオプショナル的に備えるようにしてもよい。
電源制御装置1は、図2で示すように、図示しないメンテナンス端末へ接続されるシリアル通信ポート、第2バッテリユニット7へ接続されるシリアル通信ポートを有するMPU11と、制御プログラムやデータが格納されたROM(Read Only Memory)12、RAID装置100の電源系の情報を表す装置電源系ステータスレジスタ15、RAID装置100の電源系をコントロール指示するための装置電源系コントロールレジスタ16、RAID装置100の電源供給に必要な装置構成情報を記憶した装置構成情報記憶部14、停電履歴情報を取得し記憶する停電情報取得/記憶部17、これらレジスタ15,16、記憶部14、17とMPU11の間に介在されて情報伝達を行うコンパニオンチップ13とを備えている。
図2の構成において、メンテナンス端末とは、バッテリの電力容量を含む装置の各構成情報を装置構成情報記憶部14に対して書き込み、変更し又は消去するために使用される。停電履歴情報取得/記憶部17は過去(例えば所定時間の間)に生じた停電に関する情報を取得し履歴として記憶するものであり、電源制御を実行するに際してその参照に寄与することができる。
装置電源系ステータスレジスタ15は、UPS8のシャットダウン信号、PSUの異常通知信号、電圧監視部5からの停電通知情報、各モジュールのDC電圧値の状態を取得し表示する。
装置電源系コントロールレジスタ16は、停電時に行われる電源制御において使用するバッテリユニットに放電指示信号を与え、またPSU4やDC/DCコンバータを始めとする各モジュールにオン/オフ指示を与える。
以上の構成において、本発明の実施の形態における電源制御装置1は、例えば図3に示されるように、電圧監視部5の監視電圧に基づいて停電状態を判断する停電状態判断部21と、RAID装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断部22と、停電状態判断部22により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部21による判断結果と電源設備状態判断部22による判断結果とに基づいて、バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御部23とを備える。
また、電源制御装置1は、タイマ24を備え、停電状態判断部21は、監視電圧と共にタイマ24による停電時間を用いて停電状態を判断することができる。さらに、電源制御装置は、装置構成情報記憶部14を備え、電源設備状態判断部22は装置構成情報記憶部14の装置構成を判断し、電源制御部23はこの装置構成を電源制御に取り入れることができる。さらにまた、電源制御装置1は、停電履歴情報を記憶する停電履歴情報取得/記憶部17を備え、電源制御部23は、停電履歴情報取得/記憶部17に記憶された情報に基づいて電源制御をより高度に行うことができる。
なお、ここで電源設備情報とは、例えば、図6に示すように、どのような電源設備(バックアップ電源)が備えられているかという情報は勿論のこと、各電源設備における電力容量、及び残電力容量が含まれる。このため、電源設備状態判断部22はバッテリユニットの電圧をモニタするモニタ部22aを有し、バッテリユニットの残電力量を適宜判断し、この判断結果を電源制御部23に与えることもできる。
また停電状態とは、各電源設備の組み合わせに対して、バックアップの方法をどのように行うかに際して、その各電源設備の用い方により定められる使用態様に対応して決まる(設定される)停電の状態(停電条件)を意味している。例えば、後述する図5のフローチャートでは、ステップS3や、ステップS8の判断を満たす条件を意味している。この場合、ステップS3を満たす停電状態は使用態様1,2に対応して設定される停電状態を意味し、ステップS8を満たす停電状態は使用態様3,4に対応して設定される停電状態を意味する。
なお、電源制御部23は、本実施の形態においては、各判断結果を用いてプログラムにより定められる電源制御を実行し、電源設備に対応する所定の使用態様で電源制御を実行する。
なお、図4に示すRAID装置100の機能構成ブロックによれば、該RAID装置100は、電源制御装置1、バッテリユニット3,7,9、ホストバスI/F部110,120、インターフェース制御部130、データバスI/F部140,150、MPUバスブリッジ170、MPU6、キャッシュメモリ部2、HDD部160を備える。
以下、本発明の実施の形態の動作について夫々の設備状態に対応して説明する。
(第1動作:第1バッテリユニット3及び第2バッテリユニット7を備える場合)
ここでは、図5のフローチャートを用いて第1動作を説明する。
まず、電圧監視部5によりAC入力電源の電圧が監視され(S1)、それが規定電圧値(V1)以下であることが判断され(S2,y)、且つその状態が規定時間(T1)以上継続していることが判断される(S3,y)ことで停電状態(第1の停電状態)が判断される。上記規定時間(T1)は従来技術と同じコンデンサ等の放電効果に基づくものであるが、この停電状態の判断においては、ステップS3の動作を省略し、電圧が規定電圧値(V1)以下であることが判断される(S2)と即座に停電と判断するようにしても良い。
停電状態が判断されると、ステップS4において、第2バッテリユニットが設備されているか否かが判断され、第2バッテリユニットがないと判断された場合(S4,n)は、該第1バッテリユニットの放電を開始して例えばキャッシュデータをメモリに退避させる(使用態様1)。またこの場合、停電で装置がダウンしたことを示すビットを不揮発メモリに残す。
なお、第1バッテリのみが設備されている場合、商用電源の電圧低下や停電が生じるとPSU4内の容量で蓄えられている電力が尽きて装置が停止してしまう。一般的に商用電力が低下してからPSU4の出力が定格を維持できる時間は数ms〜数十msである。従って、PSU4の入力部分の電圧監視部5は電圧低下を検出すると電源制御装置1へアラーム(ALM)信号を上げる。
電圧低下のALM信号を受け取った電源制御装置1は、装置100が動作可能な時間がせいぜい数十msであることから、直ちにメモリ2をリフレッシュモードにして現状のデータを保護する。他の回路は電源電圧低下とともにまもなく停止する。
復電時、装置が立ち上げると保護されたメモリ2内のデータを使って、停電時からシステムを運用できる。
一方、ステップS4において、第2バッテリユニットがあると判断された場合(S4,y)は、該第2バッテリユニットの放電を開始して装置の通常動作を継続させる(S5)(使用態様2)。
そして、更に電圧監視を行い(S7)、電圧の低下時間が規定時間(T2)以上継続していると判断されると(S8,y)、第2の停電状態が判断され、ステップS9において、第2バッテリユニットの残容量(残電力容量)でHDDにデータを書き込むに足るバックアップが可能か否かが判断される。
このステップS9の判断においては、モニタ部22aによりバッテリユニットの電圧を検出判断することで残容量を判断するようにしたが、停電履歴情報記憶部17から停電履歴情報を取得し、該情報により残容量を判断するようにしても良い。例えば、停電が繰り返されて生じた場合は、バッテリユニットが十分に充電されていない場合があり得るが、このような場合でも、履歴情報からバッテリの残容量が判断でき、その判断結果によりステップS9の判断を行うようにすることができる。この履歴情報としては、例えば一定の時間内に所定時間にわたる停電が生じた回数をカウントしたカウント値を用い、該カウント値が所定値を超える場合は、残電力容量が足りず、HDDにデータを書き込むに足るバックアップができないものと判断するようにすることができる。
そして、ステップS9において、バックアップが可能と判断された場合(S9,y)は、キャッシュデータをHDDへ書き戻し(S11)、装置を停止させる(S12)(使用態様3)。
一方、ステップS9において、バックアップが可能でないと判断された場合(S9,n)は、第1バッテリユニットにより、キャッシュデータを保持する(S10)(使用態様4)。この場合、停電で装置がダウンしたことを示すビットを不揮発メモリに書き込んだ後、第2バッテリユニットの放電を停止する。このとき装置は電圧低下で停止する。なお、ステップS9の判断において、キャッシュデータをHDDへ書き戻すことが可能でないと判断された場合には、第2バッテリユニットによりキャッシュデータをメモリに保持するようにしても良い。この場合は第1バッテリユニットが設備されていなくてもよい。
以上の動作で示したように、第1バッテリユニットと第2バッテリユニットを考慮した電源制御を行う場合、停電が生じた場合は、まず第2バッテリユニットで装置をバックアップさせ、電力が復旧した場合はそのまま動作し、なおしばらく復旧しなかった場合には、第1バッテリユニットを用いてでメモリデータを保護することが可能となる。
この場合、一時的な(瞬時に生じる)停電でもバッテリユニットを動作させる時間を数秒程度にして、短時間に連続した停電でもさらに通常動作させる設定が可能となる。また、第2バッテリユニットがある程度大きな電力容量を持っている場合、供給電源電圧が僅かでも不安定になった場合、直ぐに第2バッテリユニットを放電させて装置を動作させ、ある程度の時間、電圧の状態をモニタする。
そして、安定状態に復旧したと判断した場合には再び商用電源に切り替える一方、復旧しないと判断した場合は、第2バッテリの残容量が無くなる前に第1バッテリユニットを用いて、装置を安全に停止させる処理を行う。この場合第2バッテリの残容量により、退避すべきデータをHDDへ退避させるのか、第1バッテリユニットを使ってメモリに保持するのかを自由度をもって決めることも可能である。
また、停電になる直前は電源電圧が事前に不安定になる場合が多い。それに反応してバックアップ電源のバッテリが動作し、直後一次電圧(AC電源)が復旧するというような動作を繰り返して最終的に停電に陥るケースでは、第2バッテリユニットの容量が既に消費されている場合が想定できる。
このような場合、短時間の連続停電では、上述した停電履歴情報として、例えば停電・復電の回数のカウント値を用い、規定回数以上の連続的な電圧低下がカウントされる場合は、第2バッテリユニットが消費されていると判断することで直ちに第1バッテリユニットを用いてバックアップモードに切り替えるようにすることもできる。
(第2動作:第2バッテリユニットのみを備える場合)
第1バッテリユニットを備えず、第2バッテリユニットのみが設備されている場合もあり得る。
この場合、図5の動作においては、第2バッテリユニットの電力容量に基づいてステップS8の規定時間(T2)を定めるとともに、ステップS10の動作における第1バッテリユニットによるキャッシュデータの保持を第2バッテリユニットにより行わせるようにすることができる。
第2バッテリユニットの電流容量は第1バッテリユニットと比べ十分大きく、PSUからの電圧低下アラーム信号が出力されてから数十秒から数分動作させることが可能である。一方、停電のほとんどが数秒未満の瞬間停電であるが、その程度の場合は第2バッテリユニットの電力容量で装置を動かすことが可能なため商用電源電圧の復旧を数秒程度待ってメモリバックアップを行うことができる。
なお、図1に点線で示したように、さらに第2バッテリユニットの増設形態として第3バッテリユニットの増設を行うとメモリ内のデータをHDDへ退避させる間、装置を稼動させることも可能となる。
(第3動作:専用又は市販UPSが設備されている場合)
専用又は市販UPSが設備された装置では、該UPSの特性を構成情報記憶部14の構成情報へ登録することで動作時間やメモリデータ保護モード(Battert Unit-1併用時)、HDD退避モードを選択することも可能である。
この場合、例えば、電源制御装置1は、装置構成情報記憶部14の記憶情報から、ある電力容量を有するUPSが設備されていると判断することができるので、該UPSの容量に応じたUPSによる通電時間を経過後、例えば図5に示した動作(第1動作)や上述した第2動作を開始させるようにすることができる。UPSのみが備えられた場合は、第2動作で説明した第2バッテリユニットの動作をUPSの動作に置き換えればよい。
なお、UPSがその他サーバー等機器と共用されていて、HDD退避モードとして使用できない場合は、その設備状況を同様にUPS構成情報として登録することで、メモリ退避モードとなり、電力普及待ちの時間を共用UPSに最適な時間にする。
専用UPSの場合は、常時UPSの状態監視が可能なため、電力容量に応じたキャッシュメモリサイズや動作モードが動的に選択され、装置性能を最大に発揮可能である。またUPSの活性保守が可能で、装置運用中にメモリバックアップ可能なモードへ移行や、バッテリユニットの増設に伴うバックアップ時間延長設定が動的に更新される。
以上、実施の形態の動作をバックアップ電源の設備状態に基づくバックアップ電源の使用態様に対応して説明したが、種々の設備状態を図6に纏めて示す。図6において、設備状態1〜6に夫々対応するケース1〜ケース6が示されている。
ケース1は第1バッテリユニットのみが設備されている場合であり、ケース2は第2バッテリユニットのみが設備されている場合であり、ケース3は第2バッテリユニットに第3バッテリユニット(アックアップ機能増大ユニット)が設備されている場合であり、ケース4はUPSのみを備えた場合であり、ケース5は第1バッテリユニットと第2バッテリユニットを設備されている場合であり、ケース6は第1バッテリユニットとUPSを備えた場合を示している。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、例えば、バックアップ電源の使用態様として、データの保存を例にとって説明したが、本発明の使用態様はかかるデータ保存に限定されることはない。またバックアップ電源の種類も実施の形態で示した容量の種類のものに限定されることはない。さらに、図5に示したテップS1からS12までの処理を電源制御プログラムとして提供することができ、該電源制御プログラムをコンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、電源制御装置による電源制御をコンピュータに実行させることが可能となる。なお、本発明において、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体は、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
(付記1)供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御を行う電源制御装置であって、
前記供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断部と、
前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断部と、
前記停電状態判断部により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部による判断結果と前記電源設備状態判断部による判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御部と
を備えてなる電源制御装置。
(付記2)付記1に記載の電源制御装置において、
前記電源設備状態判断部は、前記バックアップ電源の設備状態を判断し、
前記停電状態判断部は、前記電源設備状態判断部により判断される前記バックアップ電源の設備状態に基づく前記バックアップ電源の使用態様に対応する複数の停電状態を判断することを特徴とする電源制御装置。
(付記3)付記2に記載の電源制御装置において、
前記電源制御部は、前記停電状態判断部により判断される前記複数の停電状態に応じて前記バックアップ電源による前記使用態様としての装置の駆動実行内容を異ならせることを特徴とする電源制御装置。
(付記4)付記2又は付記3に記載の電源制御装置において、
前記設備状態判断部により判断されるバックアップ電源の設備状態には、バックアップ電源の電力容量に関する情報、又は該電力容量と共にそれらの充電状態に関する情報を含むことを特徴とする電源制御装置。
(付記5)付記1乃至付記4のいずれかに記載の電源制御装置において、
前記停電状態判断部は、前記供給電源の電圧を監視する電源電圧監視部による電源電圧監視結果を用い、
前記電源電圧が所定値以下となることを条件に所定の停電状態を判断することを特徴とする電源制御装置。
(付記6)付記5に記載の電源制御装置において、
前記停電状態判断部は、前記電源電圧監視結果と共に時間を計時するタイマの時間を用い、
前記タイマにより前記電源電圧が所定値以下となる時間を計時し、計時された時間に基づいて所定の停電状態を判断することを特徴とする電源制御装置。
(付記7)付記5に記載の電源制御装置において、
前記停電状態判断部は前記電源電圧監視結果に基づいて、第1の停電状態を判断し、
前記停電状態判断部が前記第1の停電状態を判断した場合に、前記電源設備状態判断部により第1のバックアップ電源のみが設備されていると判断された場合、前記電源制御部は前記第1のバックアップ電源を用いて第1の所定の処理を実行させることを特徴とする電源制御装置。
(付記8)付記5に記載の電源制御装置において、
前記停電状態判断部は前記電源電圧監視結果に基づいて第1の停電状態を判断し、
前記停電状態判断部が前記第1の停電状態を判断した場合に、前記電源設備状態判断部により前記第1のバックアップ電源と共に該第1のバックアップ電源より電力容量の大きい第2のバックアップ電源が設備されていると判断された場合、前記電源制御部は前記第2のバックアップ電源を用いて第2の所定の処理を実行させることを特徴とする電源制御装置。
(付記9)付記8に記載の電源制御装置において、
前記停電状態判断部は、前記原電源電圧が前記所定値以下となる時間が所定時間を経過することを条件に第2の停電状態を判断し、
前記停電状態判断部が前記第2の停電状態を判断した場合、前記電源設備状態判断部は、前記第2のバックアップ電源の残量を判断し、該判断結果に基づいて、前記電源制御部は、前記第1のバックアップ電源又は前記第2のバックアップ電源のいずれかを用いて、前記第1の所定の処理を実行させることを特徴とする電源制御装置。
(付記10)付記1乃至付記9のいずれかに記載の電源制御装置において、
停電の履歴情報を記憶する停電履歴情報記憶部を備え、
前記電源制御部は、前記停電状態判断部による判断結果と前記電源設備状態判断部による判断結果に加え、さらに前記停電の履歴情報に基づいてバックアップ電源を用いた電源制御を行うことを特徴とする電源制御装置。
(付記11)供給電源の停電時に電力をバックアップするバックアップ電源を有する装置であって、
所定の電力容量を有するバックアップ電源と、
供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断部と、
前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断部と、
前記停電状態判断部により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部による判断結果と、前記電源設備状態判断部による判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御部と
を備えてなるバックアップ電源を有する装置。
(付記12)付記11に記載のバックアップ電源を有する装置であって、
前記バックアップ電源は、第1の電力容量を有する第1のバックアップ電源と、前記第1のバックアップ電源よりも大きい電力容量を有する第2のバックアップ電源とを含み、
前記電源制御部は、前記停電状態判断部により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部による判断結果と、前記電源設備状態判断部による判断結果とに基づいて、前記第1のバックアップ電源と前記第2のバックアップ電源を選択的に切替えて装置への電源供給を行うことを特徴とするバックアップ電源を有する装置。
(付記13)付記11又は付記12に記載のバックアップ電源を有する装置において、
前記装置はRAID装置であることを特徴とするバックアップ電源を有する装置。
(付記14)供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御をコンピュータに実行させる電源制御プログラムであって、
前記供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断ステップと、
前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断ステップと、
前記停電状態判断ステップにより停電状態が判断された場合に、該停電状態判断ステップによる判断結果と前記電源設備状態判断ステップによる判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御ステップと
をコンピュータに実行させる電源制御プログラム。
(付記15)付記14に記載の電源制御プログラムにおいて、
前記電源設備状態判断ステップでは、前記バックアップ電源の設備状態を判断し、
前記停電状態判断ステップでは、前記電源設備状態判断ステップにより判断される前記バックアップ電源の設備状態に基づく前記バックアップ電源の使用態様に対応する複数の停電状態を判断することを特徴とする電源制御プログラム。
(付記16)付記15に記載の電源制御プログラムにおいて、
前記電源制御ステップでは、前記停電状態判断ステップで判断される前記複数の停電状態に応じて前記バックアップ電源による前記使用態様としての装置の駆動実行内容を異ならせることを特徴とする電源制御プログラム。
(付記17)付記14乃至付記16のいずれかに記載の電源制御プログラムにおいて、
前記停電状態判断ステップでは、前記供給電源の電圧を監視による電源電圧監視結果を用い、
前記電源電圧が所定値以下となることを条件に所定の停電状態を判断することを特徴とする電源制御プログラム。
(付記18)付記17に記載の電源制御プログラムにおいて、
前記停電状態判断ステップでは、前記電源電圧が所定値以下となる時間に基づいて所定の停電状態を判断することを特徴とする電源制御プログラム。
(付記19)付記17に記載の電源制御プログラムにおいて、
前記停電状態判断ステップでは、前記電源電圧監視結果に基づいて、第1の停電状態を判断し、
前記停電状態判断ステップにより前記第1の停電状態を判断された場合に、前記電源設備状態判断ステップにより第1のバックアップ電源のみが設備されていると判断された場合、前記電源制御ステップは前記第1のバックアップ電源を用いて第1の所定の処理を実行させることを特徴とする電源制御プログラム。
(付記20)供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御方法であって、
供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断ステップと、
前記装置に備えられたバックアップ電源の設備状態を判断する電源設備状態判断ステップと、
前記停電状態判断ステップにより停電状態が判断された場合に、該停電状態判断ステップによる判断結果と前記電源設備状態判断ステップによる判断結果とに基づいて、前記バックアップ電源を用いた電源制御を行う電源制御ステップと
を備える電源制御方法。
本発明の実施の形態における電源制御装置を有する装置の一般的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における電源制御装置の回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における電源制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態の電源制御装置を有するRAID装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の動作の一例を示すフローチャートである。 バックアップ電源の設備状態の例を評として示す図である。 従来の電源制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電源制御装置、2 メモリ、3 第1バッテリユニット(バックアップ電源)、4 PSU、5 電圧監視部、7 第2バッテリユニット(バックアップ電源)、8 UPS、9 第3バッテリユニット、11 MPU、12 ROM、14 装置構成情報記憶部、15 装置電源系ステータスレジスタ、16 装置電源系コントロールレジスタ、17 停電履歴情報取得/記憶部、21 停電状態判断部、22 電源設備状態判断部、22a モニタ部、23 電源制御部(電源切替部)、100 RAID装置。

Claims (2)

  1. 供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御を行う電源制御装置であって、
    前記供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断部と、
    前記装置に備えられたバックアップ電源として、第1のバックアップ電源と、該第1のバックアップ電源よりも電力容量が大きな第2のバックアップ電源の双方又はいずれのバックアップ電源が設備されているかを判断する電源設備状態判断部と、
    前記停電状態判断部により停電状態が判断された場合に、該停電状態判断部による判断結果と、前記電源設備状態判断部による判断結果に基づいて、第1のバックアップ電源と、第2のバックアップ電源の双方又はいずれか一方のバックアップ電源を用いてそれぞれ異なる電源バックアップ処理としての電源制御を行う電源制御部と、を備え、
    前記停電状態判断部は、前記供給電源の電源電圧を監視する電源電圧監視部による電源電圧監視結果を用い、前記電源電圧が所定値以下となる時間が所定の時間以上となることを条件の所定の停電状態を判断し、
    前記停電状態判断部は前記電源電圧が所定値以下となる時間が第1の所定の時間以上続くことを条件に第1の停電状態を判断した場合において、前記電源設備状態判断部が第1及び第2のバックアップ電源の双方が設備されていると判断した場合、
    前記電源制御部は前記第2のバックアップ電源を用いて第1の所定の処理を実行させ、
    前記電源制御部による前記第1の所定の処理の実行中に、前記停電状態判断部が、前記電源電圧が所定値以下となる時間が第2の所定の時間以上続くことを条件に第2の停電状態を判断した場合、
    前記電源設備状態判断部は、第2のバックアップ電源の残量を判断し、前記電源制御部は、該判断結果に基づいて、第2のバックアップ電源による第2の所定の処理か第1のバックアップ電源による第3の所定の処理のいずれかの処理を行う電源制御装置。
  2. 供給電源に対するバックアップ電源を備えた装置の電源制御をコンピュータに実行させる電源制御プログラムであって、
    前記供給電源についての停電状態を判断する停電状態判断ステップと、
    前記装置に備えられたバックアップ電源として、第1のバックアップ電源と、該第1のバックアップ電源よりも電力容量が大きな第2のバックアップ電源の双方又はいずれのバックアップ電源が設備されているかを判断する電源設備状態判断ステップと、
    前記停電状態判断ステップにより停電状態が判断された場合に、該停電状態判断ステップによる判断結果と、前記電源設備状態判断ステップによる判断結果に基づいて、第1のバックアップ電源と、第2のバックアップ電源の双方又はいずれか一方のバックアップ電源を用いてそれぞれ異なる電源バックアップ処理としての電源制御を行う電源制御ステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記停電状態判断ステップは、前記供給電源の電源電圧が所定値以下となる時間が所定の時間以上となることを条件の所定の停電状態を判断し、
    前記停電状態判断ステップは前記電源電圧が所定値以下となる時間が第1の所定の時間以上続くことを条件に第1の停電状態を判断した場合において、前記電源設備状態判断ステップが第1及び第2のバックアップ電源の双方が設備されていると判断した場合、
    前記電源制御ステップは前記第2のバックアップ電源を用いて第1の所定の処理を実行させ、
    前記電源制御ステップによる前記第1の所定の処理の実行中に、前記停電状態判断ステップが、前記電源電圧が所定値以下となる時間が第2の所定の時間以上続くことを条件に第2の停電状態を判断した場合、
    前記電源設備状態判断ステップは、第2のバックアップ電源の残量を判断し、
    前記電源制御ステップは、該判断結果に基づいて、第2のバックアップ電源による第2の所定の処理か第1のバックアップ電源による第3の所定の処理のいずれかの処理を行う電源制御プログラム。
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