JP4398873B2 - 白熱光源用ナノ構造エミッターを作製するためのプロセス - Google Patents

白熱光源用ナノ構造エミッターを作製するためのプロセス Download PDF

Info

Publication number
JP4398873B2
JP4398873B2 JP2004569054A JP2004569054A JP4398873B2 JP 4398873 B2 JP4398873 B2 JP 4398873B2 JP 2004569054 A JP2004569054 A JP 2004569054A JP 2004569054 A JP2004569054 A JP 2004569054A JP 4398873 B2 JP4398873 B2 JP 4398873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitter
substrate
porous alumina
alumina layer
porous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004569054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006514413A (ja
Inventor
ヴィト・ランベルティーニ
ダニエレ・プッリーニ
ネッロ・リ・ピラ
マウロ・ブリニョーネ
ピエルマリオ・レペット
マルツィア・パデーリ
ロッセッラ・モンフェリーノ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Centro Ricerche Fiat SCpA
Original Assignee
Centro Ricerche Fiat SCpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Centro Ricerche Fiat SCpA filed Critical Centro Ricerche Fiat SCpA
Publication of JP2006514413A publication Critical patent/JP2006514413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4398873B2 publication Critical patent/JP4398873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/02Incandescent bodies
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/02Incandescent bodies
    • H01K1/04Incandescent bodies characterised by the material thereof
    • H01K1/08Metallic bodies
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K3/00Apparatus or processes adapted to the manufacture, installing, removal, or maintenance of incandescent lamps or parts thereof
    • H01K3/02Manufacture of incandescent bodies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

発明の詳細な説明
本発明は、電流を流すことにより白熱する光源用ナノ構造エミッターを作製するためのプロセスに関する。
特定の形にしたがった又は幾何形状にしたがって配列されたナノメータサイズの表面構造又はレリーフを有する金属コンポーネントが、近年、マイクロ電気機械システム又はMEMSのようなある技術分野で、回折光学装置、医療デバイス、マイクロタービンなどを得るために使用される。
本発明は、白熱ランプの分野において、ナノ構造フィラメントにより重要な応用を見出し得る知見に基づいている。そのような状況下、本発明は、簡単でかつ経済的な方法で、ナノメータサイズのレリーフ又は構造を持った白熱光源用のフィラメント又は同様のエミッターを作製する新しいプロセスを提案することを目的とする。
前記目的は、エミッターを選択的に構成するために陽極酸化された多孔質アルミナからなる層を犠牲要素として利用することを考えたことによってと特徴づけられる上述したようなエミッターを作るプロセスに関係した本発明によって達成される。
上述のアルミナ層の使用が、そのエミッターの少なくとも表面上に複数のレリーフを得ること、又はそのエミッターの中に複数の空洞を得ることを可能にする。上記ナノメータサイズのレリーフ又は空洞はエミッターにおいて定義された幾何形状にしたがって配列される。
本発明に係るプロセスの好ましい特色は、本明細書に一体化された部分である添付されたクレームにおいて言及される。
本発明の別の目的、特色及び利点は、それによって本発明が制限されるものではない例示として備えられた以下の詳細な説明及び添付した図面から明らかになるであろう。
全ての可能な実施の形態において、本発明に係るプロセスは、陽極酸化された多孔質アルミナからなる高度に規則化されたフィルムを犠牲要素又はテンプレートとして利用することが場合によって考えられている。上記アルミナ層は、所望のナノ構造エミッターを得るために直接使用されか、又は上記エミッターを得るために必要とされる別の犠牲要素を作るために間接的に使用される。
多孔質アルミナフィルムは、過去においてアルミナキャパシタ、有機コーティングの保持用若しくはアルミナ基板の保護用のフィルムなどの誘電体フィルムのような応用においてすでに注目されていた。
多孔質アルミナ構造は、アルミナマトリクスに埋め込まれた空洞の円柱のネットワークとして理論的に図式化される。多孔質アルミナは、高純度のアルミナシート又は、ガラス、石英、シリコン、タングステンのような基板上のアルミナフィルムの陽極酸化によって得ることができる。
図1は、全体が符号1で示される多孔質アルミナフィルムの一部分の例を単に示している。
その多孔質アルミナは、後で2の符号が付される適当な基板の上に形成されたアルミニウムフィルムの陽極酸化によって得られる。図示されるように、アルミナ層1は、それぞれが、まっすぐでかつ基本的に基板2の表面に直交するポア4を形成している中心孔を有する六角形のセルが互いに近接して繋がったものを含む。基板2上に位置する各セル3は、基本的に半球形状の閉じた部分を有している。その全ての閉じた部分が、集まってフィルム1の非ポーラス部又は5の符号で示される障壁層を構成している。
従来技術からわかるように、フィルム1は、適切に選択された電解質と、物理的プロセス、酸性電解質(リン酸、シュウ酸及び硫酸などの)中の電気化学的パラメータ、適切なプロセス条件(電圧、電流、振動及び温度などの)によって、制御された表面を持つように焼き付けられ、高い規則性を持った多孔質フィルムを得ることができる。セル3の上記目的サイズ及び密度に対応して、ポア3の径及びフィルム1の厚さは、変化させることができる。例えば、ポア3の径は、化学処理によって概ね50-500nmの範囲で増加させることも減少させることもできる。
図2に概略が示されているように、多孔質アルミナフィルム1を作る第1ステップは、シリコン又はタングステンにより作られている基板2上にアルミニウム層6を形成することである。上記処理は1ミクロンから30ミクロンの厚さの高純度材料の堆積を必要とする。層3の好ましい堆積技術は、電子ビームの熱による蒸着及びスパッタリングである。
アルミニウム層6の堆積を含むステップの後は、その層を陽極酸化するステップである。層6の陽極酸化プロセスは、ポア4の望ましい大きさ及び距離に対応して、異なる電解質溶液を用いることによって実行される。
電解質が同じであると、濃度、電流密度及び温度がポア4の大きさに大きく影響するパラメータである。電解質のセルはまた、陽極プロセスの均一性に対応する電界の正しい分布を得るために重要である。
図3は、基板2上のアルミニウム層6の陽極酸化結果の概略を示す。概要が示されているように、層6の第1陽極酸化によって得られるアルミナフィルム1Aでは、規則的な構造を得ることはできない。図1において符号1で示されているもののような、高い規則性を持った構造を得るために、連続した陽極酸化プロセスと、
特に、少なくとも
i)その結果を図3において示すことができる第1陽極酸化プロセス、
ii)不規則アルミナフィルム6の酸性溶液(例えば、CrOおよびHPO)を用いて行われるエッチングによる減少ステップ、図4は、そのエッチングステップ後の基板2を模式的に示している。
iii) エッチングによって除去されなかったアルミナフィルム1Aの一部の第2陽極酸化、
が必要とされる。
ii)で言及したエッチングステップは、第2の陽極酸化ステップにおいて、アルミナ成長のための選択的領域である残ったアルミナ部分1Aを明らかにするために重要である。
エッチングと陽極酸化を伴う連続した処理を何回も実行することによって、参照番号1のアルミナフィルムが規則的である図5に概要が示されているように、構造が均一になるまで改善される。
後述するように、本発明に係るプロセスのいくつかの実施の形態では、規則的な多孔質アルミナフィルム1を得た後、障壁層5の全体又は部分的な除去を含むステップが実行される。その障壁層5は、アルミナ構造体を絶縁し、基板2を保護する。層5の除去はそれゆえ、基板2の上に直接、3次元ナノ構造を得る場合には、必要な場合に、電気的な接触が必要な連続した電気堆積プロセスとエッチングプロセスを実行するために、基本的なものである。
障壁層5の除去又は減少を含む上述のプロセスは、次の2つの連続したステージを含むことができる。
1つは、電流路を持つことなく、前の陽極酸化と同じ電解質中で実行されるポア4を広げること、
もう1つは、前の陽極酸化と同じ電解質中で大変低い電流の流れによって行われる障壁層5の減少であり、このステージは、陽極酸化の典型的な平衡が達成されないことから、アルミナ形成プロセスに関係した好ましいエッチングプロセスである
上述したように、本発明によれば、先に述べたプロセスにより形成されるアルミナフィルム1がナノ構造を作るためのテンプレート、例えば、アルミナの同じパターンを再生産する構造を作るためのベースとして、として使用される。後述するように、選択された実施の形態によっては、例えば、アルミナと相補的で、そのためにフィルム1のポアの上に柱を持つ負のナノ構造、又はアルミナと同一でありそのためにフィルム1のポア4上の空洞を持つ正のナノ構造を作ることが可能である。
図6および図7は、上述した2つのタイプの構造を有する、白熱光源用の2つのフィラメントを、部分概略図で示している。それらは、それぞれ本発明にしたがって実施されており、図6において、参照番号10で示されたフィラメントは、上述の負の構造を持っており、参照番号12の上記柱がそこから立ち上がっているベース部11によって特徴づけられ、図7において、参照番号13で示されたフィラメントは、上述の正の構造を持っており、参照番号15の上記空洞が定義されるところの本体14によって特徴づけられる。
構成された図6および図7に示されたフィラメント10,13を作るために提案された技術は、全く異なっており、付け加える技術(例えば、蒸着、スパッタリング、化学気相成長、スクリーン印刷および電気メッキのような)、減少させる技術(エッチング)および中間的な技術(アルミナの下にある金属の陽極酸化)を含むことができる。
以下、目的とするいくつかの可能な本発明に係る実施の形態のプロセスについて説明する。
第1の実施の形態.
図8は、本発明に係る第1の実施の形態のプロセスのいくつかのステップの概要を示しており、そのプロセスは、図6のフィラメント10の1つの負の構造を作るためのものである。
プロセスの最初の4ステップは、図2〜5を参照しながら説明した基板2上の対応するアルミナ層の第1と第2の陽極酸化を少なくとも含む。基板2は、例えば、シリコンから作ることができ、陽極酸化プロセス用のアルミニウム層はスパッタリング又は電子ビーム蒸着で作製できる。
規則的なアルミナ構造(図5に示されるような)を持ったフィルム1が得られた後、スパッタリングによりナノ構造化されるべき材料がアルミナ上にフィルムとして堆積され、図8(a)に示されるように、アルミナ1のポアがその堆積された材料であり番号20で示される、例えば、タングステンで満たされる。
続いて、図8(b)に示されるように、アルミナ1とその基板2がエッチングで取り除かれ、負のナノ構造を持った例えばタングステンからなる所望のフィラメント10が得られる。
スパッタリング技術は、高純度の材料からなるフィルム20を1〜30ミクロンの厚さに形成するのに使用されるが、高いアスペクト比を持った構造を再現することは理論的にできない。それゆえ、上述した本実施の形態は、アルミナポア4の径が最大のときに使用される。
したがって、スパッタリングの代わりに、材料20の堆積は化学気相成長又はCVDにより行うことができ、それらは高い純度又は適度にドープされた金属からなる構造を作るために適した最も技術であると思われる。
この技術の主な特徴は、反応ガスを含む反応槽を使用することであり、それがアルミナの窪みポアへの金属の浸透と表面の上の連続した層の堆積を可能にする。これが、高いアスペクト比構造の正確に再現を確かなものにする。
第2の実施の形態.
前のケースのように、この実施の形態は、図6におけるフィラメント10の1つに関係した負の構造を作ることを本質としており、本実施の形態は、基板2の上にアルミニウム層6を堆積させること(図2)、第1陽極酸化(図3)と続くエッチング(図4)に関するかぎり基本的に第1の実施の形態と同じ初期ステップを含む。第2の陽極酸化(図5)は、ここでは第1の実施の形態より厚い多孔質アルミナからなるフィルム1を作るために実行される。
厚いアルミナフィルム1は、その支持体2から離れ、先に参照番号5が付された障壁層を通常の方法により除去するように、そのベースを開口させる。その結果得られる障壁層の無いフィルム1の構造は、図9(a)に示される。
図9(b)に示されるように続くステップは、アルミニウム1上の導電性金属フィルム21の熱堆積、又はスパッタリングによる堆積である。そして、タングステン合金層22が、そのようにして得られた構造の上に電気メッキされ、図9(b)に示すように、その合金がアルミナ1のポア内に満たされる。それから、アルミナ1とそれに接続されたフィルム21が除去され、図9(d)に示されるようなタングステン合金で作られたナノ構造フィラメント10が得られる。
第3の実施の形態.
この実施の形態は、先の2つの実施の形態と同様の初期ステップ(図2−5)を有し、図6におけるフィラメント10の1つに関係した負の構造を作ることを本質としている。
図10(a)に示すように、第2の陽極酸化に続いて、ここでは、セリグラフィクペースト23が多孔質アルミナ1上にそのポアを満たすように堆積されるステップがある。
これに続いて、図10(b)に示すようにペースト23が焼結され、それからアルミナ1とその基板が取り除かれ、それで図10(c)に示される構造10が得られる。
この実施の形態は、低コストの技術を利用することと材料の選択の自由度の確保を可能にする。セリグラフィクペーストの準備がそのプロセスの第1ステップであり、例えば、タングステン、溶媒およびバインダーを含む金属ナノ粉体の正しい選択が、理想的な粒度分布と異なるタイプの基板2に対する流動性を持ったペーストを得るために重要である。
第4の実施の形態.
本発明に係るこの実施の形態のプロセスは、図7のフィラメント13のような正の構造を作ることを目的とし、先の実施の形態により得られたテンプレートから始まっている。
それゆえ、基本的には、先の実施の形態の1つが、前の参照番号10が付されたフィラメントの1つと同一の構造を持った基板を得るために使用され、図11(a)において参照番号10Aが付されている上記基板の上に、最終製品を得るために必要とされる、例えばタングステンなどの材料24からなる層がスパッタリング又はCVDにより図11(b)に示すように堆積され、それにより材料24がテンプレートとして働く上記基板10Aの柱12Aを覆う。
それから、図11(d)における空洞15を備えた正のナノ多孔構造のフィラメント13を得るために基板10Aが選択エッチングにより除去される。
上述した最初の3つの実施の形態にしたがって得られる基板10Aは、タングステンからなることは必要でない。変形例では、図8−9にしたがって得られる基板10A上に、図12(a)(b)に示すように金属セリグラフィクペースト25を堆積させて、図12(c)に示すように焼結させる。それから、図12(d)に示す正のナノ多孔構造を有するフィラメント13を得るために基板10Aを選択エッチングにより除去する。
第5の実施の形態.
また、本発明に係るこの実施の形態のプロセスは、参照番号13が付された正のナノ構造を作製することを目的とし、スパッタリング又は電子ビーム蒸着によりアルミニウム層6がタングステン基板2の上に堆積される図2〜5に示されるものと同じ初期ステップを含み、第2陽極酸化の間にアルミナ1が成長するための優先的な領域を持った基板2を提供するために、アルミニウム6の第1の陽極酸化(図3)とエッチングステップ(図4)が続く。アルミナ1の障壁層5が除去されて、図13(a)に示すようにポア4が開口される。これに続いて反応性イオンエッチング(RIE)がなされ、図13(b)に示すように基板2においてアルミナ1のポア4の開口底部が選択的に掘り返される。残ったアルミナ1は、タングステン基板が規則的なナノメータサイズの空洞15を有する本体14を形成するように結局は除去される(このようにして、所望のフィラメント13が得られる)。
反応性イオンエッチングステップは、必要に応じて選択的ウェットエッチングステップ又は電気化学エッチングステップにより置き換えることができる。
第6の実施の形態.
この実施の形態のプロセスは、図6のフィラメント10のような負の構造を作ることを目的としており、最初の数ステップは、先の実施の形態と同様である。したがって、対応するタングステン基板2の上に規則的なアルミナフィルム1を得た後、図14(b)に示す如く、基板2の上にポアを開口させるように障壁層5が除去される。 それに続いて、パルス電流を用いた電気化学法により概略が図14(b)に示されるように、タングステン合金26が堆積され、次に、図14(c)に示される所望のフィラメント10を得るために、残ったアルミナ1と基板2が除去される。
プロセスは、最初にアルミナ1のポア4の中にタングステン堆積用の濃縮された電解質溶液を準備することを含む。その電解質は、それが溶液中のイオンの十分な濃度を確保することになるので正確にポアを埋めるために大変重要である。
パルス電流ステップは、高いアスペクト比を持った構造の複製を可能にし、次のものを含む。
i)正の電流の印加によるタングステン合金26の堆積、アルミナ1で作られたカソードとその基板2の近くの溶液の改質につながる。
ii)溶液が再びカソード付近で混合されるための電流が印加されない緩衝時間、
iii)カソードの上に先に堆積された合金26の一部が除去されるように設定された負の電流の印加、これにより堆積表面の良好なレベリングを可能にする。
ステップi)、ii)、及びiii)、は、それぞれ数ミリセカント続き、所望の構造が得られるまで、周期的に繰り返される。
第7の実施の形態.
この実施の形態は、タングステンで作られる必要はないけれど、先の実施の形態から得られる負の構造を持った基板から出発してフィラメント13のような正のナノ構造を作ることを目的する。テンプレートとして働く上述の負の構造を持った基板は図15(a)において10Aの符号が付されている。
タングステン層27は、図15(b)に示すように基板10Aの上に、CVD又はスパッタリングによって堆積される。そして、基板10Aを除去するために選択エッチングが行われ、これにより、図15(c)に示されるようなタングステンナノポーラス構造を有する所望のフィラメント13が得られる。
第8の実施の形態.
この実施の形態は、図6のフィラメント10のような負のナノ構造を作ることを目的とし、その最初の数ステップは、図2−5に示されているものと同様であり、アルミニウム層6をスパッタリング又は電子ビーム蒸着によりタングステン基板2上に形成すること(図2)、続くアルミニウム6の第1陽極酸化(図3)とエッチングステップ(図4)を、第2陽極酸化(図5)においてアルミナ1の成長用の好ましい領域を持った基板2を提供するために含む。
これに、アルミナ1のポア4の下で起こる後述の局在成長のためのタングステン基板2の陽極酸化を含むステップが続く。上記ステップは、図16(a)に示すように、最初にアルミナ1からなる障壁層5を破壊し、それから、アルミナポアの中の成長を保つことからなる基板2の表面レリーフ2Aの形成を含む。
図16(b)に示す負のナノ構造を持った所望のフィラメント10を得るために、W/W酸化による選択エッチングによりアルミナ1が除去される。
この実施の形態は、アルミニウムと同様な化学的電気的コンディションの下で陽極酸化できるタングステンやタンタルのようないくつかの金属の典型的な特質に基づいていることに注目すべきである。上述したように、上記陽極酸化は、アルミナ1のポア4の低い部分で起こり、それにより、基板2の表面を直接構成する。
の実施の形態.
この実施の形態は、先の実施の形態により得られる1つの負の構造を持った基板から出発して、図7のフィラメント13のような正のナノポーラス構造を作ることを目的とする。テンプレートとして働いているその基板は、図17(a)において参照番号10Aが付されている。
タングステン合金27は、基板10A上に電気化学堆積、CVD又はスパッタリングにより、図17(b)に示すように堆積される。基板10Aは、その後選択エッチングにより除去され、これにより、正のナノポーラス構造を持った所望のフィラメント13が得られる。
上述したことから、推定することができる。説明したすべての本発明にかかる実施の形態のプロセスは、アルミナ層1を使用することを含む。すなわち、アルミナ層1は、場合により、直接的にナノメーターサイズの構造10を持った所望のフィラメントを得るためにテンプレートとして働くか、続く所望のフィラメント13の構成のためのテンプレート10Aを得るために使用されるかのいずれかとして使用される。
本発明は、白熱光源用のフィラメント、及び電流が流れることによって白熱することが可能なフィラメントに関する異なる形状に基づくより一般的な部品の構成のために特有の利点を持っている。本発明に係るエミッターが上述した技術にしたがって重ねられる層構造の形態の多孔質アルミナを用いて構成された複数の層によって作られうることを注目すべきである。
記述したプロセスは、たとえばタングステンからなる1又は2以上のフィラメントの表面、たとえば、可視光中のフィラメントからの電磁放射を最大化するための微細な凹凸を含む反射防止微細構造をたとえば簡単に作ることを可能にする。本発明は、他の光学結晶構造を作るために好適に適用できる。たとえば、たとえば、規則的なマイクロ空洞が連続して存在することによって特徴付けられ、屈折率がタングステン又は使用されている他の材料とは異なる媒質において、タングステン又は他の適当な材料で作られる構造を作るために、好適に適用できる。
本発明の基本的な考えに基づき、詳細な構成及び実施の形態は、上述した内容及び単に例示した例から広く変形することが可能であることは明らかである。
多孔質アルミナフィルムの一部分の概略構成を示す斜視図である。 図1に示されたアルミナフィルムを作製するフィルム形成プロセスの1つのステップを示す略図である。 図1に示されたアルミナフィルムを作製するフィルム形成プロセスの1つのステップを示す略図である。 図1に示されたアルミナフィルムを作製するフィルム形成プロセスの1つのステップを示す略図である。 図1に示されたアルミナフィルムを作製するフィルム形成プロセスの1つのステップを示す略図である。 本発明にしたがって作製することができる第1のナノ構造エミッターの一部の概略構成を示す斜視図である。 本発明にしたがって作製することができる第2のナノ構造エミッターの一部の概略構成を示す斜視図である。 図6に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る一プロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図6に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る他のプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図6に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係るさらに異なるプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図7に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る一プロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図7に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る他のプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図7に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係るさらに異なるプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図6に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る異なる別のプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図7に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る異なる別のプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図6に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る別のプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。 図7に示すようなナノ構造エミッターを作ることができる本発明に係る別のプロセスの実施の形態を示す概略断面図である。

Claims (16)

  1. 電流を流すことによって白熱させることが可能な光源用のエミッター(10,13)を作るプロセスであって、
    操作i) 基板(2)の表面に堆積されたアルミニウム層(6)を陽極酸化して多孔質アルミナ層(1)を形成する形成操作であって、
    前記多孔質アルミナ層(1)は、前記基板(2)の前記表面に対して垂直な複数のポア(4)を規定し、且つ前記基板(2)の近くにノンポーラス部分(5)を有している、前記多孔質アルミナ層(1)の形成操作と、
    操作ii) 前記多孔質アルミナ層(1)を当該操作ii)中に除去される犠牲要素として使用して、前記エミッター(10,13)の少なくとも一部にレリーフ(12)又は空洞(15)を形成する操作と、を含み、
    前記操作i)は、連続する複数回の陽極酸化を含み、
    前記連続する複数回の陽極酸化は、少なくとも
    ステップa) 前記アルミニウム層(6)を陽極酸化する第1の陽極酸化ステップと、
    ステップb) 前記ステップa)で形成された多孔質アルミナ構造(1A)を部分的にエッチングするステップと、
    ステップc) 前記ステップb)で除去されなかった前記多孔質アルミナ構造(1A)を、さらに陽極酸化する第2の陽極酸化ステップと、を含むことを特徴とするプロセス。
  2. 電流を流すことによって白熱させることが可能な光源用のエミッター(10,13)を作るプロセスであって、
    操作i)板(2)の表面に堆積されたアルミニウム層(6)を陽極酸化して多孔質アルミナ層(1)を形成する形成操作であって、
    前記多孔質アルミナ層(1)は、前記基板(2)の前記表面に対して垂直な複数のポア(4)を規定し、且つ前記基板(2)の近くにノンポーラス部分(5)を有している、前記多孔質アルミナ層(1)の形成操作と、
    操作ii) 前記多孔質アルミナ層(1)を当該操作ii)中に除去される犠牲要素として使用して、前記エミッター(10,13)の少なくとも一部にレリーフ(12)又は空洞(15)を形成する操作と、を含み、
    前記操作i)は、規則的なアルミナ構造が得られるまで前記アルミニウム層(6)に対して連続する複数回の陽極酸化を行って、前記多孔質アルミナ層(1)を得ることを含み、
    前記連続する複数回の陽極酸化は、少なくとも
    ステップa) 不規則な多孔質アルミナ構造(1A)を得るための第1陽極酸化のステップと、
    ステップb) 前記不規則な多孔質アルミナ構造の残余部分が維持されるように、前記不規則な多孔質アルミナ構造をエッチングして除去するエッチングステップと、
    ステップc) 前記ステップb)で除去されなかった前記不規則な多孔質アルミナ構造の前記残余部分を第2陽極酸化するステップと、を含み、
    前記ステップb)により、前記ステップc)の前記第2陽極酸化中にアルミナが成長するための優先的な領域が前記残余部分に規定されることを特徴とするプロセス。
  3. 前記基板(2)が、前記エミッター(10,13)の材料を用いて形成されており、
    前記基板(2)にレリーフ(12)又は空洞(15)を形成した後に前記多孔質アルミナ層(1)前記犠牲要素として除去することにより、前記エミッター(10,13)が得られることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセス。
  4. 前記操作ii)が、前記エミッター(13)の中に、所定の形状にしたがって配列された複数のナノメータサイズの空洞(15)を形成することを含み
    前記操作ii)が、
    前記エミッター(13)の材料を用いて前記基板(2)を形成するステップと、
    前記ポア(4)が前記基板(2)上に開口するように、前記多孔質アルミナ層(1)の前記ノンポーラス部分(5)の少なくとも一部を除去するステップと、
    前記基板(2)上において前記ポア(4)が開口している位置で、前記基板(2)を選択的に掘るステップと、
    前記基板(2)が前記エミッター(13)を形成し、掘られた領域が前記空洞(15)を形成するように、前記多孔質アルミナ層(1)を除去するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のプロセス。
  5. 前記操作ii)が、前記エミッター(10)の少なくとも表面に、所定の形状にしたがって配列された複数のナノメータサイズのレリーフ(12)を形成することを含み、
    前記操作ii)が、
    前記エミッター(10)の材料を用いて前記基板(2)を形成するステップと、
    前記ポア(4)内で前記基板(2)を局所的に成長させるために前記基板(2)を陽極酸化するステップであって、当該陽極酸化するステップは、最初に前記多孔質アルミナ層(1)のノンポーラス部分(5)の一部を破壊すること、次いで前記ポア(4)内で表面凸部(2A)を成長させることを含み、当該成長により前記基板(2)に表面凸部(2A)が形成される、前記陽極酸化するステップと、
    前記基板が前記エミッター(10)を形成し、前記表面凸部(A)が前記レリーフ(12)を形成するように、前記多孔質アルミナ層(1)を除去するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のプロセス。
  6. 前記操作ii)が、前記エミッター(10)の少なくとも表面に、所定の形状にしたがって配列された複数のナノメータサイズのレリーフ(12)を形成することを含むことをと特徴とする請求項1又は2に記載のプロセス。
  7. 前記操作ii)が、前記多孔質アルミナ層(1)のノンポーラス部分(5)の少なくとも一部を除去するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載のプロセス。
  8. 前記多孔質アルミナ層(1)は、前記エミッター(10)に前記レリーフ(12,12A)を形成するための犠牲要素であり、
    前記操作ii)が、
    前記多孔質アルミナ層(1)の上に、前記エミッター(10)の材料(20,23)をフィルムとして堆積し、前記材料(20,23)の一部を前記ポア(4)に充填するステップと、
    前記エミッター(10)を得るために前記多孔質アルミナ層(1)と前記基板(2)とを除去するステップであって、前記エミッターの前記レリーフ(12,12A)が、前記ポア(4)に充填された前記材料(20,23)の前記一部から構成される、前記除去するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載のプロセス。
  9. 前記多孔質アルミナ層(1)は、前記エミッター(10)に前記レリーフ(12)を形成するための犠牲要素であり、
    前記操作ii)が、
    前記多孔質アルミナ層(1)を前記基板(2)から取り外し、そしてノンポーラス部分(5)を除去するステップと、
    前記多孔質アルミナ層(1)の上に導電性金属フィルム(21)を堆積するステップと、
    前記導電性金属フィルム(21)と前記多孔質アルミナ層(1)とから形成された構造体の上に、前記エミッター(10)の材料(22)を電気的に堆積し、前記材料(22)の一部を前記ポア(4)に充填するステップと、
    次いで、前記エミッター(10)を得るために前記多孔質アルミナ層(1)と前記金属フィルム(21)とを除去するステップであって、前記エミッターのレリーフ(12)が、前記ポア(4)に充填された前記材料(22)の前記一部から構成される、前記除去するステップと、
    を含むことを特徴とする特徴とする請求項7に記載のプロセス。
  10. 前記多孔質アルミナ層(1)は、前記エミッター(10)に前記レリーフ(12、12A)を形成するための犠牲要素であり、
    前記操作ii)が、
    前記ポア(4)が前記基板(2)上に開口するように、前記多孔質アルミナ層(1)のノンポーラス部分(5)の局所的な部分を除去するステップと、
    前記多孔質アルミナ層(1)の上に、前記エミッター(10)の材料(26)を堆積し、前記材料(26)の一部を前記ポア(4)に充填して前記基板(2)と接触させるステップと、
    次いで、前記エミッター(10)を得るために前記多孔質アルミナ層(1)と前記基板(2)とを除去するステップであって、前記エミッターのレリーフ(12,12A)が、前記ポア(4)に充填された前記材料(26)の前記一部から構成される、前記除去するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のプロセス。
  11. 前記操作ii)が、
    前記多孔質アルミナ層(1)の上に、前記エミッター(10)の材料(23)を含むペースト堆積し、前記ペースト(23)の一部を前記ポア(4)に充填するステップと、
    前記ペースト(23)を焼結するステップと、
    次いで、前記エミッター(10)を得るために前記多孔質アルミナ層(1)と前記基板(2)とを除去するステップであって、前記エミッターのレリーフ(12)が、前記ポア(4)に充填された前記ペースト(23)の前記一部から構成される、前記除去するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のプロセス。
  12. 前記多孔質アルミナ層(1)は、前記空洞(15)の形成に使用される別の犠牲要素(10A)を得るための犠牲要素であり、
    前記操作ii)が、前記エミッター(13)の中に、所定の形状にしたがって配列された複数のナノメータサイズの空洞(15)を形成することを含み、
    前記操作ii)が、
    前記別の犠牲要素(10A)の上に、前記エミッター(13)の材料の層(24,25,27)を堆積するステップと、
    前記別の犠牲要素(10A)を除去してエミッター(13)を得るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセス。
  13. 前記操作ii)が、
    前記ポア(4)が前記基板(2)上に開口するように、前記多孔質アルミナ層(1)のノンポーラス部分(5)の少なくとも一部を除去するステップと、
    前記基板(2)上において前記ポア(4)が開口している位置で、前記基板(2)を選択的に掘るステップと、
    前記基板が前記別の犠牲要素(10A)を形成するように、前記多孔質アルミナ層(1)を除去するステップと、
    前記別の犠牲要素(10A)の上に、前記エミッター(13)の材料の層(27)を堆積するステップと、
    前記別の犠牲要素(10A)を除去してエミッター(13)を得るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載のプロセス。
  14. 前記操作ii)が、
    前記ポア(4)で前記基板(2)局所的に成長させるために前記基板(2)を陽極酸化するステップであって、当該陽極酸化するステップは、最初に前記多孔質アルミナ層(1)のノンポーラス部分(5)の一部を破壊すること、次いで前記ポア(4)内で表面凸部(2A)を成長させることを含み当該成長により前記基板(2)に表面凸部(2A)が形成される、前記陽極酸化するステップと、
    前記基板(2)が前記別の犠牲要素(10A)を形成するように、前記多孔質アルミナ層(1)を除去するステップと、
    前記別の犠牲要素(10A)の上に、前記エミッター(13)の材料の層(27)を堆積するステップと、
    前記別の犠牲要素(10A)を除去してエミッター(13)を得るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載のプロセス。
  15. 電流を流すことによって白熱させることが可能で、請求項1〜3及び5〜11記載のうちのいずれか1つに記載のプロセスによって作製された光源用のエミッターであって、
    前記エミッター(10)は、前記エミッター(10)の少なくとも表面に、所定の形状にしたがって配列された複数のナノメータサイズのレリーフ(12)を有していることを特徴とするエミッター。
  16. 電流を流すことによって白熱させることが可能で、請求項1〜4及び12〜14記載のうちのいずれか1つに記載のプロセスによって作製された光源用のエミッターであって、
    前記エミッター(13)は、前記エミッター(13)の中に、所定の形状にしたがって配列された複数のナノメータサイズの空洞(15)を有していることを特徴とするエミッター。
JP2004569054A 2003-03-06 2003-12-23 白熱光源用ナノ構造エミッターを作製するためのプロセス Expired - Fee Related JP4398873B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT000167A ITTO20030167A1 (it) 2003-03-06 2003-03-06 Procedimento per la realizzazione di emettitori nano-strutturati per sorgenti di luce ad incandescenza.
PCT/IB2003/006338 WO2004079774A1 (en) 2003-03-06 2003-12-23 Process to make nano-structurated emitters for incandescence light sources

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006514413A JP2006514413A (ja) 2006-04-27
JP4398873B2 true JP4398873B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=32948215

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004569054A Expired - Fee Related JP4398873B2 (ja) 2003-03-06 2003-12-23 白熱光源用ナノ構造エミッターを作製するためのプロセス
JP2006506303A Withdrawn JP2006520697A (ja) 2003-03-06 2004-03-05 ナノ構造コンポーネントを作製するためのプロセス

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006506303A Withdrawn JP2006520697A (ja) 2003-03-06 2004-03-05 ナノ構造コンポーネントを作製するためのプロセス

Country Status (10)

Country Link
US (2) US7322871B2 (ja)
EP (2) EP1602123B1 (ja)
JP (2) JP4398873B2 (ja)
CN (2) CN1692469B (ja)
AT (2) ATE352864T1 (ja)
AU (1) AU2003288694A1 (ja)
DE (2) DE60311531T2 (ja)
ES (1) ES2279204T3 (ja)
IT (1) ITTO20030167A1 (ja)
WO (2) WO2004079774A1 (ja)

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100940530B1 (ko) * 2003-01-17 2010-02-10 삼성전자주식회사 실리콘 광소자 제조방법 및 이에 의해 제조된 실리콘광소자 및 이를 적용한 화상 입력 및/또는 출력장치
ITTO20030166A1 (it) 2003-03-06 2004-09-07 Fiat Ricerche Emettitore ad alta efficienza per sorgenti di luce ad incandescenza.
KR101190657B1 (ko) * 2003-04-21 2012-10-15 삼성전자주식회사 자기 정렬된 나노 채널-어레이의 제조방법 및 이를 이용한 나노 도트의 제조방법
JP2005305634A (ja) * 2004-03-26 2005-11-04 Fujitsu Ltd ナノホール構造体及びその製造方法、スタンパ及びその製造方法、磁気記録媒体及びその製造方法、並びに、磁気記録装置及び磁気記録方法
JP2006075942A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Fujitsu Ltd 積層構造体、磁気記録媒体及びその製造方法、磁気記録装置及び磁気記録方法、並びに、該積層構造体を用いた素子
EP1797579B1 (en) * 2004-10-04 2015-09-02 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Microdischarge devices with encapsulated electrodes and its method of fabrication
JP4368384B2 (ja) * 2004-12-03 2009-11-18 シャープ株式会社 反射防止材、光学素子、および表示装置ならびにスタンパの製造方法およびスタンパを用いた反射防止材の製造方法
WO2006073117A1 (ja) * 2005-01-07 2006-07-13 Kyoto University 光学的センサ及びその製造方法
EP1910216A1 (en) * 2005-07-22 2008-04-16 QUALCOMM Incorporated Support structure for mems device and methods therefor
EP1785748A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-16 C.R.F. Società Consortile per Azioni Anti-reflection nano-metric structure based on anodised porous alumina and method for production thereof
US20070116934A1 (en) * 2005-11-22 2007-05-24 Miller Scott M Antireflective surfaces, methods of manufacture thereof and articles comprising the same
US20070125652A1 (en) * 2005-12-02 2007-06-07 Buckley Paul W Electroform, methods of making electroforms, and products made from electroforms
US8044567B2 (en) 2006-03-31 2011-10-25 General Electric Company Light source incorporating a high temperature ceramic composite and gas phase for selective emission
US20070228986A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-04 General Electric Company Light source incorporating a high temperature ceramic composite for selective emission
US7851985B2 (en) * 2006-03-31 2010-12-14 General Electric Company Article incorporating a high temperature ceramic composite for selective emission
US7722421B2 (en) * 2006-03-31 2010-05-25 General Electric Company High temperature ceramic composite for selective emission
US8679630B2 (en) * 2006-05-17 2014-03-25 Purdue Research Foundation Vertical carbon nanotube device in nanoporous templates
WO2008065223A1 (es) * 2006-11-27 2008-06-05 Universitat Autonoma De Barcelona Método de fabricación de una estructura de nanohilos
US7781977B2 (en) * 2006-12-20 2010-08-24 General Electric Company High temperature photonic structure for tungsten filament
WO2008082421A1 (en) * 2007-01-05 2008-07-10 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Antireflective surfaces, methods of manufacture thereof and articles comprising the same
US9487877B2 (en) * 2007-02-01 2016-11-08 Purdue Research Foundation Contact metallization of carbon nanotubes
US7786660B2 (en) * 2007-02-06 2010-08-31 General Electric Company Highly emissive cavity for discharge lamp and method and material relating thereto
US7719752B2 (en) 2007-05-11 2010-05-18 Qualcomm Mems Technologies, Inc. MEMS structures, methods of fabricating MEMS components on separate substrates and assembly of same
US20090160314A1 (en) * 2007-12-20 2009-06-25 General Electric Company Emissive structures and systems
ES2336745B1 (es) * 2008-02-26 2011-04-08 Universidad Autonoma De Madrid Procedimiento de obtencion de membranas con estructura porosa organizada.
US8715981B2 (en) * 2009-01-27 2014-05-06 Purdue Research Foundation Electrochemical biosensor
US8138675B2 (en) * 2009-02-27 2012-03-20 General Electric Company Stabilized emissive structures and methods of making
US8872154B2 (en) * 2009-04-06 2014-10-28 Purdue Research Foundation Field effect transistor fabrication from carbon nanotubes
US8563086B2 (en) 2009-07-22 2013-10-22 Korea Institute Research and Business Foundation Nano pattern formation
US8592732B2 (en) 2009-08-27 2013-11-26 Korea University Research And Business Foundation Resistive heating device for fabrication of nanostructures
JP5744407B2 (ja) * 2010-02-23 2015-07-08 キヤノン株式会社 マイクロ構造体の製造方法
WO2012035243A1 (fr) * 2010-09-14 2012-03-22 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Dispositif optoelectronique a base de nanofils pour l'émission de lumière
US9611559B2 (en) 2010-10-21 2017-04-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Nano-structure and method of making the same
WO2012054044A1 (en) * 2010-10-21 2012-04-26 Hewlett-Packard Development Company, L. P. Method of forming a micro-structure
US20170267520A1 (en) 2010-10-21 2017-09-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of forming a micro-structure
US9410260B2 (en) 2010-10-21 2016-08-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of forming a nano-structure
CN103249873B (zh) * 2010-10-21 2016-03-30 惠普发展公司,有限责任合伙企业 形成纳米结构的方法
TWI472630B (zh) * 2010-12-02 2015-02-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 鋁製品及其製備方法
TWI471431B (zh) * 2010-12-06 2015-02-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 鋁製品及其製備方法
US8659816B2 (en) 2011-04-25 2014-02-25 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Mechanical layer and methods of making the same
TW201310081A (zh) * 2011-08-25 2013-03-01 Nat Univ Tsing Hua 微奈米複合結構及其製作方法
JP5851165B2 (ja) * 2011-09-08 2016-02-03 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー 微細構造の形成方法およびポーラスアルミナ複合体の製造方法
JP2013134875A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Stanley Electric Co Ltd 白熱電球、および、フィラメント
KR20140069925A (ko) * 2012-11-30 2014-06-10 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 메모리 소자 및 그 제조방법
CN103043600B (zh) * 2012-12-13 2015-03-25 中国科学院物理研究所 基于薄膜材料的三维自支撑微纳米功能结构的制备方法
JP6371075B2 (ja) * 2014-02-21 2018-08-08 スタンレー電気株式会社 フィラメント
JP6797535B2 (ja) * 2016-03-07 2020-12-09 株式会社アドバンテスト 異方性導電膜の製造方法及び異方性導電膜
JP6727046B2 (ja) * 2016-07-07 2020-07-22 東京都公立大学法人 ピラーアレー構造体の製造方法
US10761428B2 (en) 2018-08-28 2020-09-01 Saudi Arabian Oil Company Fabricating calcite nanofluidic channels
US11312107B2 (en) 2018-09-27 2022-04-26 Apple Inc. Plugging anodic oxides for increased corrosion resistance
US10926227B2 (en) * 2018-12-03 2021-02-23 Saudi Arabian Oil Company Fabricating calcite nanofluidic channels
KR20220019824A (ko) * 2019-06-18 2022-02-17 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 편평한 광 디바이스들을 위한 공극 캡슐화된 유전체 나노기둥들
US11961702B2 (en) 2021-12-09 2024-04-16 Saudi Arabian Oil Company Fabrication of in situ HR-LCTEM nanofluidic cell for nanobubble interactions during EOR processes in carbonate rocks
US11787993B1 (en) 2022-03-28 2023-10-17 Saudi Arabian Oil Company In-situ foamed gel for lost circulation
US11913319B2 (en) 2022-06-21 2024-02-27 Saudi Arabian Oil Company Sandstone stimulation

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5079473A (en) * 1989-09-08 1992-01-07 John F. Waymouth Intellectual Property And Education Trust Optical light source device
US5659224A (en) * 1992-03-16 1997-08-19 Microelectronics And Computer Technology Corporation Cold cathode display device
US5385114A (en) * 1992-12-04 1995-01-31 Milstein; Joseph B. Photonic band gap materials and method of preparation thereof
EP0706196B1 (en) * 1994-10-05 2000-03-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. An electron emission cathode; an electron emission device, a flat display, a thermoelectric cooling device incorporating the same; and a method for producing the electron emission cathode
US5747180A (en) * 1995-05-19 1998-05-05 University Of Notre Dame Du Lac Electrochemical synthesis of quasi-periodic quantum dot and nanostructure arrays
DE69738752D1 (de) * 1996-08-26 2008-07-17 Nippon Telegraph & Telephone Verfahren zur herstellung poröser, anodisierter aluminiumfilme
JP3902883B2 (ja) * 1998-03-27 2007-04-11 キヤノン株式会社 ナノ構造体及びその製造方法
US5998298A (en) * 1998-04-28 1999-12-07 Sandia Corporation Use of chemical-mechanical polishing for fabricating photonic bandgap structures
JP3020155B2 (ja) * 1998-06-12 2000-03-15 東京大学長 針状ダイヤモンド配列構造体の作製方法
JP2000243247A (ja) 1999-02-19 2000-09-08 Canon Inc 電子放出素子の製造方法
JP3576859B2 (ja) * 1999-03-19 2004-10-13 株式会社東芝 発光装置及びそれを用いたシステム
JP4536866B2 (ja) * 1999-04-27 2010-09-01 キヤノン株式会社 ナノ構造体及びその製造方法
JP3667188B2 (ja) * 2000-03-03 2005-07-06 キヤノン株式会社 電子線励起レーザー装置及びマルチ電子線励起レーザー装置
DE10154756C1 (de) * 2001-07-02 2002-11-21 Alcove Surfaces Gmbh Verwendung einer anodisch oxidierten Oberflächenschicht
US6607673B2 (en) * 2000-05-17 2003-08-19 The University Of Tokyo Method for manufacturing a diamond cylinder array having dents therein
JP2003016921A (ja) * 2000-09-20 2003-01-17 Canon Inc 構造体、電子放出素子、画像形成装置およびそれらの製造方法
US6709929B2 (en) * 2001-06-25 2004-03-23 North Carolina State University Methods of forming nano-scale electronic and optoelectronic devices using non-photolithographically defined nano-channel templates
US6611085B1 (en) * 2001-08-27 2003-08-26 Sandia Corporation Photonically engineered incandescent emitter
ITTO20020033A1 (it) * 2002-01-11 2003-07-11 Fiat Ricerche Dispositivo elettro-luminescente.
US7211143B2 (en) * 2002-12-09 2007-05-01 The Regents Of The University Of California Sacrificial template method of fabricating a nanotube

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004079056A3 (en) 2005-01-20
WO2004079056A2 (en) 2004-09-16
CN1692469B (zh) 2010-09-08
ATE474324T1 (de) 2010-07-15
EP1602123B1 (en) 2007-01-24
JP2006514413A (ja) 2006-04-27
JP2006520697A (ja) 2006-09-14
US20060177952A1 (en) 2006-08-10
DE60311531D1 (de) 2007-03-15
WO2004079056A8 (en) 2005-10-27
EP1604052B1 (en) 2010-07-14
DE60311531T2 (de) 2007-06-06
WO2004079774A1 (en) 2004-09-16
ITTO20030167A1 (it) 2004-09-07
US7322871B2 (en) 2008-01-29
ES2279204T3 (es) 2007-08-16
DE602004028102D1 (de) 2010-08-26
CN1756861A (zh) 2006-04-05
EP1602123A1 (en) 2005-12-07
US20060103286A1 (en) 2006-05-18
ATE352864T1 (de) 2007-02-15
AU2003288694A1 (en) 2004-09-28
CN1692469A (zh) 2005-11-02
EP1604052A2 (en) 2005-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4398873B2 (ja) 白熱光源用ナノ構造エミッターを作製するためのプロセス
US7214418B2 (en) Structure having holes and method for producing the same
JP4146978B2 (ja) 細孔を有する構造体の製造方法、該製造方法により製造された構造体
JP2008100339A (ja) 多孔質アルミナに基づく反射防止のナノメータ構造体及びその製造方法
JP4681939B2 (ja) ナノ構造体の製造方法
Mínguez-Bacho et al. Ordered nanopore arrays with large interpore distances via one-step anodization
US7432218B2 (en) Method for producing porous body
JP4865240B2 (ja) 構造体の製造方法、磁気記録媒体の製造方法、成型体の製造方法
Vorobyova et al. SEM investigation of pillared microstructures formed by electrochemical anodization
JP4136730B2 (ja) 細孔を有する構造体及びその製造方法
US6986838B2 (en) Nanomachined and micromachined electrodes for electrochemical devices
JP2006097125A (ja) 多孔質体の製造方法
JP4641331B2 (ja) ナノ構造体及びその製造方法
EP2630078B1 (en) Nano-scale structures
US9447513B2 (en) Nano-scale structures
US8961799B2 (en) Nano-structured surface
JP2003266400A (ja) シリコン酸化物ナノ構造体の製造方法
JP4625955B2 (ja) カーボンチューブ及びカーボンチューブの製造方法
RU2523718C2 (ru) Нанокомпозитная газопоглощающая структура и способ ее получения
JP2005163134A (ja) 細孔構造体およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061130

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090406

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091023

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees