JP4386541B2 - 自動車のサイドバイザー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のサイドドアに装備されるサイドバイザー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のサイドバイザー装置は、車内換気のために窓ガラスを少し開放した際に、雨天であっても、雨水が車内に吹き込むことを防止するために、自動車のサイドドア1の窓枠上部側に備えられるもので、従来のサイドバイザー装置は、図7及び図8に示すように、サイドドア21の窓枠22上部側の外面に止着される面部、具体的には、前部側窓枠22aから上部側窓枠22bおよび後部側窓枠22cの上部側にわたる止着面部23を備えた上部面板24に、車体の外方下方に向けて庇状の雨避け面板25を連設して成り、例えば止着面部23に貼着した両面テープ26によって窓枠22の外面に取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このサイドバイザー装置20を装備したサイドドア21の窓ガラス27を、車内換気のために少し開放した場合、サイドドア21の横に座っている人の頭部が丁度、窓ガラス27の開放開口部に臨む位置関係にあることから、その開口部を通して車内に風が勢いよく入り込んで、サイドドア21の横に座っている人の頭髪を乱すこことなり、特に女性の間で不評であった。
【0004】
本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたものであって、構成的に簡単でコスト的にも安価なサブバイザーを付加する合理的な改良技術によって、上記の不都合を解消することができるようにしたサイドバイザー装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的手段は次の通りである。即ち、自動車のサイドドアに装備されるサイドバイザー装置として、サイドドアの窓枠上部側に装着される庇状の雨避け面板を備えたサイドバイザーと、このサイドバイザーと窓ガラスとの間で且つ窓枠後部側の窓ガラス際に備えられる遮風用のサブバイザーとを、一体に構成して成り、サイドバイザーならびにサブバイザーを合成樹脂製とし、かつ、サイドバイザーの窓枠外面に対する止着面部に凹入部を形成すると共に、この凹入部に、窓枠外面に対する止着面部を面一にする状態で、サブバイザーの上部面板を止着して成る点に特徴がある(請求項1)。
【0006】
【0007】
【0008】
上記の特徴構成によれば、例えば両面テープなどによって、上記構成のサイドバイザー装置を窓枠外面に止着することで、窓ガラスを少し開放した際の車内への風の吹き込みが、窓ガラス際のサブバイザーによって抑止されるのであって、このサブバイザーが丁度、サイドドアの横に座っている人の頭部に臨む位置関係にあることから、サイドドアの横に座っている人の頭髪を乱すことの不都合が解消されることになる。
【0009】
そして、サブバイザーを備えながらも、このサブバイザーがサイドドアと一体になって開放されることから、サブバイザーが乗降の邪魔になることはない。
【0010】
ここで、サイドドアの窓枠上部側の全体にわたってサブバイザーを装備しても、車内への風の吹き込みが抑止されると考えて、それに則って実験を行ったところ、このような構成では、サブバイザーと窓ガラスとの間の風の流れが全体に狭められて、サブバイザーと窓ガラスとの間を通して、風がやゝ速度を増して平均的に車内に入り込むことで、頭髪が乱れることを確実に避け得なかったのである。
【0011】
そこで本発明では、サイドドアの窓枠上部側で且つ前部側に、車内への風の入り込みの行き場を形成するように、サブバイザーの装備範囲を、サイドドアの窓枠上部側で且つ後部側に特定したのであって、これによって延いてはコスト的に安価に、しかも、構成的に簡単に、車内への風の吹き込みによる頭髪の乱れを効果的に避け得るに至ったのである。
【0012】
好適には、サブバイザーの前縁部と下縁部とにわたって、サイドドアの窓ガラス外面に接するリップを備えた弾性材料製の遮風体を装着することであって(請求項)、かゝるサイドバイザー装置によれば、リップが風の吹き込みを一層確実に抑止することになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は自動車の左側のサイドドア1に装備されるサイドバイザー装置2を示し、このサイドバイザー装置2は、図2にも示すように、サイドドア1の窓枠3上部側に装着される合成樹脂製のサイドバイザー4と、このサイドバイザー4と窓ガラス5との間に位置付けられて、サイドドア1の窓枠3上部側で且つ後部側の範囲の窓ガラス5際に装備される合成樹脂製の遮風用サブバイザー6とから成る。
【0014】
サイドバイザー4は、サイドドア1の窓枠3上部側の外面に止着される面部、具体的には、前部側窓枠3aから上部側窓枠3bおよび後部側窓枠3cの上部側にわたる止着面部7を備えた上部面板8に、車体の外方下方に向けて庇状の雨避け面板9を連設して成り、図3に示すように、上部面板8の止着面部7の内、上部側窓枠3bの後部側と後部側窓枠3cとに相対峙する部位の窓ガラス5側に、凹入部10を形成している。
【0015】
一方、サブバイザー6は、サイドバイザー4の凹入部10に、例えば両面テープ11によって止着される上部面板12と、窓ガラス5の外面に近接させる状態で、この上部面板12に垂下された遮風用面板13とから成るもので、図2及び図4に示すように、上部面板12を凹入部10に止着した状態で、この上部面板12とサイドバイザー4の上部面板8との窓枠3外面に対する止着面部7,14が、互いに面一になるように構成している。
【0016】
上記構成のサイドバイザー装置2を、例えば両面テープ15によって窓枠3の外面に止着することで、窓ガラス5を少し開放した際の車内への風の吹き込みが、サブバイザー6によって抑止されるのであって、このサブバイザー6が丁度、サイドドア1の横に座っている人の頭部に臨む位置関係にあることから、サイドドア1の横に座っている人の頭髪の乱れが効果的に防止されることになる。
【0017】
上記構成のサイドバイザー装置2において、図2に仮想線で示すように、サイドドア1の窓ガラス5外面に接するリップaを備えた弾性材料製の遮風体16を、サブバイザー6の前縁部と下縁部とにわたって装着すれば、車内への風の吹き込みが一層確実に抑止される。
【0018】
別の実施の形態によるサイドバイザー装置2を図5に示している。この実施の形態では、サイドバイザー4の上部面板8に対して、これの窓枠3側の面部に、例えば両面テープ17によってサブバイザー6の上部面板12を止着し、このサブバイザー6の上部面板12を、例えば両面テープ15によって窓枠3の外面に止着するように構成している。
【0019】
更に別の実施の形態によるサイドバイザー装置2を図6に示している。この実施の形態では、サイドバイザー4とサブバイザー6とを、窓枠3外面に対する止着面部18を形成するように、合成樹脂材料によって一体成形して、この止着面部18を、例えば両面テープ15によって窓枠3の外面に止着するように構成している。
【0020】
これら図5及び図6に示すサイドバイザー装置2において、図4に仮想線で示したように、サブバイザー6の前縁部と下縁部とにわたってリップa付きの遮風体16を装着することが、車内への風の吹き込みを確実に抑止させる上で好適である。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるサイドバイザー装置をサイドドアの窓枠上部側に装着すれば、窓ガラスを少し開放した際の車内への風の吹き込みが、サブバイザーによって効果的に抑止されるのであって、このサブバイザーが丁度、サイドドアの横に座っている人の頭部に臨む位置関係にあることから、サイドドアの横に座っている人の頭髪の乱れが解消されることになる。
【0022】
そして、車内への風の入り込みの行き場を形成するように、サイドドアの上部側で且つ後部側の範囲を特定して、ここにサブバイザーを備えることから、サブバイザーをサイドドアの上部側の全体にわたって備えることに比較して、コスト的に安価なものとなり、かつ、装置そのものも構成的に簡単であることから、本発明のサイドバイザー装置によれば、従来の不都合を簡単かつ安価に解消することができる。
【0023】
しかも、サブバイザーを備えながらも、このサブバイザーがサイドドアと一体になって開放されることから、サブバイザーが乗降の邪魔になることもないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の主としてサイドドアの上部側を示す斜視図である。
【図2】 図1のA−A線視におけるサイドバイザー装置の断面図である。
【図3】 サイドバイザーとサブバイザーとの分解斜視図である。
【図4】 サイドバイザー装置の斜視図である。
【図5】 別の実施の形態を示すサイドバイザー装置の断面図である。
【図6】 更に別の実施の形態を示すサイドバイザー装置の断面図である。
【図7】 従来のサイドドア上部に装備されるサイドバイザー装置の斜視図である。
【図8】 図7のB−B線視におけるサイドバイザー装置の断面図である。
【符号の説明】
1…サイドドア、2…サイドバイザー装置、3…窓枠、4…サイドバイザー、5…窓ガラス、6…サブバイザー、7,14,18…止着面部、8,12…上部面板、9…雨避け面板、10…凹入部、16…遮風体、a…リップ。

Claims (2)

  1. 自動車のサイドドアに装備されるサイドバイザー装置であって、サイドドアの窓枠上部側に装着される庇状の雨避け面板を備えたサイドバイザーと、このサイドバイザーと窓ガラスとの間で且つ窓枠後部側の窓ガラス際に備えられる遮風用のサブバイザーとを、一体に構成して成り、サイドバイザーならびにサブバイザーを合成樹脂製とし、かつ、サイドバイザーの窓枠外面に対する止着面部に凹入部を形成すると共に、この凹入部に、窓枠外面に対する止着面部を面一にする状態で、サブバイザーの上部面板を止着して成ることを特徴とする自動車のサイドバイザー装置。
  2. サブバイザーの前縁部と下縁部とにわたって、サイドドアの窓ガラス外面に接するリップを備えた弾性材料製の遮風体を装着して成る請求項1に記載された自動車のサイドバイザー装置。
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