JP4379760B2 - 手動ポンプ付き容器 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、ノズルヘッドの押し下げとかレバー操作等により容体の内容液を吸い上げて、加圧注出する手動ポンプ付き容器、特に倒立状態でも使用可能な手動ポンプ付き容器に関するものである。
背景技術
ノズルヘッドの押し下げとかレバー操作等により容体内の化粧液、洗剤、殺虫剤等を注出あるいは噴霧するこの種の手動ポンプ付き容器において、反転倒立状態でも使用できるようにした代表例として、特公平2−15264号公報とか特開平8−332423号公報記載の技術がある。
この従来技術は、容体の口部に手動ポンプを組付けると共に、この手動ポンプのシリンダと連通可能に、正立姿勢で逆止弁機能を発揮する弁球で構成される補助弁(または逆止弁)付き補助弁ケーシング(またはバイパス)を持つ正立・倒立兼用バルブを装着し、この補助弁ケーシング(バイパス)には、補助弁(逆止弁)の脱落を防止するストッパと弁座との間の壁部分にスリット(または横孔)を設け、バルブの下端に吸入管(または吸い上げパイプ)を取り付け、さらに補助弁ケーシング(バイパス)の上方に、外気を吸入することにより内容液の減少による容体内の負圧化を防止する負圧防止機構を設けて成るものである。
そして、正立使用時には、手動ポンプのノズルヘッドまたはレバーの操作により、吸入管(吸い上げパイプ)を介して内容液を吸い上げ、かつ加圧注出し、また倒立使用時には、手動ポンプの操作により、開弁状態となった補助弁ケーシング(バイパス)のスリット(横孔)から内容液を吸引し、かつ加圧注出し、さらにいずれの場合も、内容液の減少に伴う容体内の負圧化を、負圧防止機構により外気を取り入れることによって防止している。
しかしながら、上記した従来技術にあっては、容器の倒立使用時において、負圧防止機構により取り入れられた空気が内容液中を上昇し、この負圧防止機構の略真上に位置している補助弁ケーシング(バイパス)のスリット(横孔)から、捕縄弁ケーシング(バイパス)内に内容液と共に吸い込まれる結果、手動ポンプの操作により加圧注出される内容液にこの空気が混入するため、内容液の加圧注出が不良となる、と云う問題があった。
また、補助弁ケーシング(バイパス)が略水平姿勢となった状態では、球状の逆止弁が傾斜した弁座面を転がって弁座に着座することができず、この状態で補助弁ケーシング(バイパス)のスリット(横孔)が空気中に露出すると、このスリット(横孔)を通して空気をポンプ機能部分内に吸引し、内容液の注出が不良となる、と云う問題があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、容器の倒立使用時に、容体内の負圧防止のために取り入れられた空気が、ポンプ内に侵入するのを防止することを技術的課題とし、もって内容液の正常で円滑な注出動作を得ることができるようにすることを目的とする。
また、補助弁ケーシング(バイパス)内の逆止弁を、傾斜した弁座面を転がることなく弁座に着座できるようにすることを技術的課題とし、もって補助弁ケーシング(バイパス)が略水平姿勢となった状態でも、逆止弁の弁座への着座を確実に達成することを目的とする。
発明の開示
本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
内容液を収納する容体を有すること、
この容体の口部に組付き筒を介して装着され、手動操作により内容液を吸い上げパイプを介して吸い上げ、加圧注出する手動ポンプを有すること、
この手動ポンプの組付き筒の下部に装着され、手動ポンプに連通する貫通状の導筒を設けたキャップ体を有すること、
このキャップ体の下部に装着されて、下端に吸い上げパイプを連結した基管の上部に、キャップ体の導筒に連通する導管と、管壁に透孔を設け上端を閉じたバイパス管とを並設し、内部に設けた逆止弁の作用により、導管とバイパス管との間を、正立状態では遮断し、倒立状態では連通させる切替弁を有すること、
手動ポンプのピストンがシリンダの内部へ移動した状態において、このシリンダの一部から外気を取り入れ、手動ポンプの組付き筒内の空所を経て、キャップ体の後部位置から、容体内に外気を供給する負圧防止用通気路を設けること、
切替弁を前下方へ傾斜させてキャップ体下部に装着すること、
にある。
本容器の正立使用時には、切替弁内の逆止弁がバイパス管と基管との間を遮断しており、手動ポンプの操作により内容液を噴出させた後、ピストンの復帰によりシリンダ内が負圧化すると、容体内の内容液が、吸い上げパイプおよび切替弁の基管と導管を通ってシリンダ内に吸い上げられ、同時に、負圧防止用通気路から外気が容体内に吸引され、容体内の負圧化が防止される。
この際、切替弁は、逆止弁によりバイパス管と基管との間が遮断されているので、吸引された外気がバイパス管から基管内に侵入することがなく、手動ポンプのシリンダ内に空気が混入する不都合の発生する恐れはない。
容器の倒立使用時には、切替弁内の逆止弁がバイパス管と基管との間
を連通させるため、手動ポンプの操作により内容液を噴出させた後、そのままピストンを復帰させてシリンダ内を負圧化させると、容体内の内容液は、透孔からバイパス管と基管とを通ってシリンダ内に吸引される。
この際、内容液のシリンダ内への吸入と同時に、負圧化防止のため負圧防止用通気路から容体内に吸引された外気は、キャップ体の後部位置から容体内の内容液中を泡状となって浮上する。
この泡状に浮上する外気に対し、切替弁は前下方(倒立状態では前上方)に傾斜した姿勢となっているので、容体内の内容液中を泡状に浮上する外気は、浮上するに従って切替弁のバイパス管から離れることになり、このため浮上中の外気が透孔からバイパス管内に吸引されることはなく、手動ポンプのシリンダ内に空気が混入する不都合は発生しない。
また、内容液の減少により、容器を横倒し姿勢にすると、吸い上げパイプの下端が内容液中に位置しているにもかかわらず、バイパス管の透孔が空気中に露出する状況となるが、バイパス管は前下方に傾斜しているので、逆止弁は弁座に着座しており、このため空気をバイパス管を介して基管側に吸引することはない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に、キャップ体の下部に、導筒に連通すると共に、前下方へ傾斜した接続筒を設け、この接続筒に切替弁の導管上部を嵌入固定する、ことを加えたものである。
この請求項2記載の発明にあっては、キャップ体に接続筒を設け、この接続筒に切替弁を組付けることにより、切替弁をキャップ体に対して前下方に傾斜した姿勢で組付けることができるので、キャップ体に対して傾斜した姿勢で組付くための機能部分を切替弁に設ける必要がなく、既存の切替弁と吸い上げパイプとの組合せ物をそのまま利用することができる。
請求項3記載の発明の手段は、
内容液を収納する容体を有すること、
この容体の口部に組付き筒を介して装着され、手動操作により内容液を吸い上げパイプを介して吸い上げ、加圧注出する手動ポンプを有すること、
この手動ポンプの組付き筒の下部に装着され、手動ポンプに連通する貫通状の導筒を設けたキャップ体を有すること、
このキャップ体の下部に装着されて、下端に吸い上げパイプを連結した基管の上部に、キャップ体の導筒に連通する導管と、管壁に透孔を設け上端を閉じ、内部下端に弁座を形成したバイパス管とを並設し、このバイパス管の内部に設けた球状の逆止弁の作用により、導管とバイパス管との間を、正立状態では遮断し、倒立状態では連通させる切替弁を有すること、
手動ポンプのピストンがシリンダの内部へ移動した状態において、このシリンダの一部から外気を取り入れ、手動ポンプの組付き筒内の空所を経て、キャップ体の後部位置から、容体内に外気を供給する負圧防止用通気路を設けること、
逆止弁の径よりも大きい内径のバイパス管の内周面に、少なくとも三つの縦突条状のガイドリブを、逆止弁をバイパス管の中央に規制して位置させる配置関係で設け、各ガイドリブの突出高さを、ガイドリブの突出端を結ぶ仮想される円の直径が、逆止弁の径よりもわずかに大きくなる値に設定したこと、
逆止弁は、ガイドリブにより常にバイパス管の中央に位置するように支持されているので、弁座の弁座面の傾斜に影響されるこなく、ガイドリブ上を転がってそのまま弁座に着座することができる。
このため、例えバイパス管が略水平な横倒し姿勢となって、空気が透孔からバイパス管内に侵入できる容器の使用状態となっても、作用する僅かな力(基管側の負圧による力等)により、逆止弁は速やかにかつ確実に弁座に着座し、空気がバイパス管から基管側に侵入するのを確実に阻止する。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1、図2、図7、図8、図9は、噴霧器として構成されている手動ポンプ1を、取付けキャップ30により容体50の口部に螺合組付けした状態を示すもので、カバー4で覆った本体2の先端には、ノズル口を有するノズルヘッド3が設けてある。
本体2は、図2、図7、図8に示すように、取付けキャップ30により容体50口部の上端に組付く組付き筒5の上部に、途中の適所に弁機構を設けた流路を内部に有する縦筒6を立設すると共に、この縦筒6と組付き筒5に外嵌し、かつ前部にシリンダ7を一体設した外筒体8を設け、縦筒6内の流路をシリンダ7内およびノズルヘッド3内、さらにキャップ体40と切替弁20と吸い上げパイプ25とを介して容体50内に連通させて構成されている。
本体2の前部には、図示省略したバネにより復帰方向に付勢された操作レバー9が枢着されていると共に、このレバー9には、シリンダ7内を進退するピストン10の先端部が枢止連結されている。
シリンダ7と組付き筒5との間の一部には隙間14が形成してあると共に、シリンダ7と組付き筒5には、隙間14を介して外気と組付き筒5内の空所13とを連通させ得る通気孔11、12がそれぞれ設けてある。
組付き筒5内に空所13の片側には、縦筒6が延設された形態で内筒片15が垂下設されており、この空所13の下部には、組付き筒5に嵌合し、空所13の下端を閉じる形態でキャップ体40が組付けられている。
このキャップ体40は、図4、図5、図11、図12に示すように、底壁41の上面に、内筒片15に嵌入する貫通状の導筒42と、内筒片15に外嵌する内筒43と、組付き筒5に嵌入する外筒44とがそれぞれ立設されており、かつキャップ体40の後部には、外筒44の外周面と底壁41の上面とに亘って通気溝45が形成されている。
これにより、容器外部と容体50内部とは、ピストン10がシリンダ7の深部へ移動させた状態(内容液を噴霧した状態)において、通気孔11、隙間14、通気孔12、空所13の上部、および通気溝45で形成される負圧防止用通気路により連通する(図2、図3、図8、図9、図10参照)。
また、キャップ体40の底壁41の下面には、導筒42に連通すると共に、垂直に対して前下方へ傾斜し、内周面の前側下部に位置合わせ用のキー溝を設けた接続筒46が一体設されており、図9に示した実施例は、接続筒46を垂直に垂下した姿勢で設けている。
キャップ体40の下部に傾斜状に組付けられている切替弁20は、基管21の上部に、上部分が接続筒46に密に嵌入し、外周面の前側に、接続筒46のキー溝に係合する位置合わせ用のキー条を設けた長い導管22と、上端開口部が蓋体で閉じられた短いバイパス管23とを並設して構成され、基管21内に固定された内管24の下部には、吸い上げパイプ25の上端が密に嵌入されている。
バイパス管23の管壁には、図6、図14に示した容器の倒立使用時に、内容液をポンプ1に取り入れるための透孔26が開設されていると共に、内周面下端に縮径して形成された弁座27の上方には、球状の逆止弁28が収納されている。
切替弁20の前下方への傾斜程度は、容体50の大きさおよび形状の違いにより変動幅はあるものの、手動ポンプ1、切替弁20、吸い上げパイプ25そして取付けキャップ30の組合せ物の容体50に対する組付けを、無理なく円滑に達成させるために、略20°程度とするのが適当である。
バイパス管23の内周面には、一対の透孔26を避けて、周方向に沿って略等間隔(図13参照)に配置された四つのガイドリブ29を、全高さ範囲にわたって突条設している。
接続筒46を前下方に傾斜した姿勢で設けた実施例にあっては、切替弁20全体が前下方に傾斜した姿勢で組付くことになるので、内容液の減少により、容器を横倒し姿勢にすると、吸い上げパイプ25の下端が内容液中に位置しているにも係わらず、バイパス管23の透孔26が空気中に露出する状態となっても、逆止弁28は弁座27に着座しているので、空気をバイパス管23を介して基管21側に吸引するこがない。
接続筒46を垂直姿勢で設けた実施例(図9参照)にあっては、容器を横倒し姿勢にした際に、バイパス管23も横倒し姿勢となり、逆止弁28が弁座27から離れ易くなるので、切替弁20の構造を、導管22に対してバイパス管23が前側に位置するものとし、これのより容器を横倒し姿勢にしても、内容液がかなり減少しなければバイパス管23が空気中に露出しないようにするのが良い。
発明の効果
本発明は、上記した構成であるので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、内容液の減少による容体内の負圧化を防止するために外気を取り入れる負圧防止用通気路の容体内への開口部を、キャップ体の後部位置に形成すると共に、切替弁を前下方へ傾斜させてキャップ体下部に装着したので、容器の倒立使用時において、容体内に吸入された外気は、バイパス管の透孔から離れた位置で内容液中を泡状に浮上し、バイパス管の透孔からバイパス管内に流入する恐れは全く無く、加圧注出される内容液に空気が混入することがないため、倒立使用状態で、内容液の正常な加圧注出動作を確実にかつ円滑に得ることができる。
特に、この倒立使用時には、操作のし易さから、容器を垂直状にするよりも、前部、すなわち注出口がやや下向きになるように若干傾けて注出操作を行うのが通常であるので、吸入された外気は容体の後壁内面に沿って浮上し、バイパス管の透孔からはより離れるため、透孔からの外気の吸引は確実に回避される。
請求項2記載の発明にあっては、取付けキャップの一構成部分であるキャップ体に接続筒を傾斜させて設けると云う簡単な構成で、切替弁を取付けキャップに一定の傾斜姿勢で組付けることができるので、切替弁を既存の構造のままで使用することができ、もって簡単にかつ安価に実施することができる。
請求項3記載の発明にあっては、容器を、切替弁のバイパス管が略水平となる姿勢で使用し、その際、内容液の減少により、バイパス管が空気中に露出する状態となっても、バイパス管に設けた逆止弁の逆止作用が確実に行われるので、空気がバイパス管を通ってポンプ機能部分側に吸引されることがなく、もって内容液が減少しても、容器の横倒し姿勢での確実で安定した注出動作を得ることができる。
切替弁のバイパス管内周面に、複数本のガイドリブを設けただけの簡単な構成であるので、簡単かつ適正に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の手動ポンプ付き容器の一実施例を示す、全体側面図である。
図2は、図1に示した実施例の、要部拡大縦断面図である。
図3は、図2の要部をさらに拡大して示した、縦断面図である。
図4は、図2に示した実施例におけるキャップ体の、全体平面図である。
図5は、図4中A−A線に沿って切断矢視した、縦断面図である。
図6は、図1に示した実施例の倒立使用状態を示す、要部拡大縦断面図である。
図7は、本発明の手動ポンプ付き容器の他の実施例を示す、全体側面図である。
図8は、図7に示した実施例の、要部拡大縦断面図である。
図9は、本発明のさらに他の実施例の、要部拡大縦断面図である。
図10は、図8の要部をさらに拡大して示した、縦断面図である。
図11は、図8および図9に示した実施例におけるキャップ体に、全体平面図である。
図12は、図11中、A−A線に沿って切断矢視した、縦断面図である。
図13は、図10中、B−B線に沿って切断矢視した、拡大断面図である。
図14は、図8に示した実施例の倒立使用状態を示し、要部拡大縦断面図である。

Claims (3)

  1. 内容液を収納する容体(50)と、該容体(50)の口部に組付き筒(5)を介して装着され、手動操作により内容液を吸い上げパイプ(25)を介して吸い上げ、加圧注出する手動ポンプ(1)と、前記組付き筒(5)の下部に装着され、前記手動ポンプ(1)に連通する貫通状の導筒(42)を設けたキャップ体(40)と、該キャップ体(40)の下部に装着されて、下端に前記吸い上げパイプ(25)を連結した基管(21)の上部に、前記導筒(42)に連通する導管(22)と、管壁に透孔(26)を設け上端を閉じて、内部下端に弁座(27)を形成したバイパス管(23)とを並設し、該バイパス管(23)の内部に設けた球状の逆止弁(28)の作用により、前記導管(22)とバイパス管(23)との間を、正立状態では遮断し、倒立状態では連通させる切替弁(20)と、から構成し、前記手動ポンプ(1)のピストン(10)がシリンダ(7)の内部へ移動した状態において、該シリンダ(7)の一部から外気を取り入れ、前記組付き筒(5)内の空所(13)を経て、前記キャップ体(40)の後部位置から、前記容体(50)内に外気を供給する負圧防止用通気路を設けると共に、前記切替弁(20)を前下方へ傾斜させて前記キャップ体(40)下部に装着して成る手動ポンプ付き容器。
  2. キャップ体(40)の下部に、導筒(42)に連通すると共に、前下方へ傾斜した接続筒(46)を設け、該接続筒(46)に切替弁(20)の導管(22)上部を嵌入固定する請求項1記載の手動ポンプ付き容器。
  3. 切替弁(20)を、球状逆止弁(28)の径よりも大きい内径のバイパス管(23)の内周面に、少なくとも三つの縦突条状のガイドリブ(29)を、前記逆止弁(28)をバイパス管(28)の中央に規制して位置させる配置関係で設け、前記ガイドリブ(29)の突出高さを、該ガイドリブ(29)の突出端を結ぶ仮想される円の直径が、前記逆止弁(28)の径よりもわずかに大きくなる値に設定して構成した請求項1または2記載のポンプ付き容器。
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