JP2000070781A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

トリガー式液体噴出器

Info

Publication number
JP2000070781A
JP2000070781A JP10262490A JP26249098A JP2000070781A JP 2000070781 A JP2000070781 A JP 2000070781A JP 10262490 A JP10262490 A JP 10262490A JP 26249098 A JP26249098 A JP 26249098A JP 2000070781 A JP2000070781 A JP 2000070781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
suction port
liquid
cylinder
container body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10262490A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Kuwabara
和仁 桑原
Takao Kishi
岸  隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP10262490A priority Critical patent/JP2000070781A/ja
Publication of JP2000070781A publication Critical patent/JP2000070781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1052Actuation means
    • B05B11/1056Actuation means comprising rotatable or articulated levers
    • B05B11/1057Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】噴出器を傾倒させて使用する場合でも収納液の
残液を少なく噴出することができ、また、倒立使用時に
トリガー操作によって導入された外気がパイプを介して
噴出液体に混入するのを防止することができるトリガー
式液体噴出器を提案する。 【解決手段】容器体口頚部上方に装着固定したポンプB
の下端開口に上端を密嵌して容器体内へ垂下させるとと
もに、中途から前方へ湾曲して容器体内前部下端部に至
る第1パイプ16と、該パイプに二重筒状に配置した第2
パイプ18とを、下端の切り替え弁24付き連結部材17によ
り連結し、正立時の連結部材の第1吸込口22と、倒立時
の第2パイプ上端の第2吸込口26とを切り替え弁により
切り替え可能に構成し、また、外気導入路Xの一端を、
第2吸込口26下方に開口して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリガー式液体噴出
器に関し、詳しくは、正立・倒立両状態での液の噴出を
行えるトリガー式液体噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】トリガー式液体噴出器として、例えば、
容器体口頚部に嵌合させた装着キャップと、該キャップ
上方に嵌着固定するとともに、装着キャップ上端から起
立した縦筒の中間部からシリンダを、その上部からは射
出筒をそれぞれ前方へ突出してなるポンプ本体と、射出
筒前部位置から揺動可能に垂設するとともに、シリンダ
内に前方付勢状態で嵌合させたプランジャの先端部を押
し込み可能に連係させたトリガーと、縦筒下端に上端を
連通して容器体内に垂下するとともに、容器体内下部に
第1吸込口を開口した第1パイプと、第1吸込口上方の
第1パイプ内下端部と下端内部とを連通するとともに、
容器体内上部に第2吸込口を開口した第2パイプと、倒
立時に第1吸込口を閉塞する切り替え弁とを備え、正・
倒立両状態に於いてそれぞれ液の噴出を可能としたトリ
ガー式液体噴出器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種噴出器で
は、垂直に容器体内に垂下された第1パイプの下端に連
結部材を介して第2パイプを二重筒状に設けており、切
り替え弁は連結部材下部に設けた下向きテーパ状の弁座
と、その下方に装着した玉弁とで構成している。従って
正立状態或いは全くの倒立状態での使用の場合には問題
はないが、中途の傾倒状態で使用する場合に問題があっ
た。即ち、消費者が使用する場合に、例えば、前方へ水
平状態に傾けた状態、或いはそれより若干前方へ傾倒さ
せた状態でトリガーを引き液の噴出を行う場合も多く、
その場合に、第1吸込口が液面より上方に位置し、しか
も第2吸込口も液面より上方に位置してしまう場合が収
納液の減少に伴って生じる場合があり、また、第1吸込
口が液面より上方に位置し、第2吸込口が液面より下方
に位置する場合でも、切り替え弁が閉弁しない場合があ
り、いずれにしろ容器体内からポンプへの液の供給が円
滑に行えなくなる場合があった。
【0004】また、従来のこの種の噴出器は、シリンダ
内に一端を開口して容器体内に連通する外気導入路を設
けており、液の噴出後の容器体内の負圧化に伴い、この
外気導入路より容器体内に外気を導入する如く構成して
いるが、従来の噴出器では、正立時の液の噴出の際には
問題はないが、容器を倒立させて液を噴出する際に、外
気導入路より導入される空気が第2吸込口より侵入し、
その結果、トリガー操作の度に噴出液内に空気が混入す
るという不都合を生じる虞があった。
【0005】即ち、従来の噴出器では、例えば、ポンプ
本体の下端部を構成する下端開口の嵌合筒外周より突設
したフランジを口頚部に載置し、装着キャップのフラン
ジ状頂板によりそのフランジを口頚部上に圧接してポン
プを容器体に固定しており、嵌合筒の頂板後部に縦筒下
端部を貫通して突設するとともに、縦筒前方の頂板上に
シリンダを横設しており、この嵌合筒の頂板部分とシリ
ンダとを貫通する貫通孔を穿設することにより外気導入
路を構成している。そのため外気導入路の容器体側開口
は第2吸込口よりかなり上方に位置し、そのため、倒立
時には第2吸込口下方に外気導入路の開口が存在し、ト
リガー操作に伴い導入される外気が液中を上昇して第2
吸込口より混入する虞があった。
【0006】本発明は上記した点に鑑みなされたもの
で、噴出器を傾倒させて使用する場合でも収納液を比較
的残液を少なく噴出することができ、また、倒立使用時
にトリガー操作によって導入された外気がパイプを介し
て噴出液内に混入するのを防止することができ、その構
造も簡単である、優れたトリガー式液体噴出器を提案す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明噴出器は上記課題
を解決するため、容器体口頚部上方に装着固定したトリ
ガー式液体噴出ポンプBの下端開口に上端を密嵌して容
器体内へ垂下させるとともに、中途から前方へ湾曲して
容器体内前部下端部に至る第1パイプ16と、第1パイプ
外周下端部に嵌合させた連結筒19を上下端閉塞の主筒20
後面上部より突設するとともに、下向きテーパ状の弁座
21を介して区画した主筒20に正立時の液吸込口となる第
1吸込口22を穿設し、且つ、上記弁座21と主筒内下部に
収納した玉状弁体23とで切り替え弁24を形成してなる連
結部材17と、連結筒19外周に下端部を密嵌するととも
に、連結筒19内面に設けた液流通凹路25を介して第1パ
イプ16内と連通し、且つ、第1パイプ外周を二重筒状に
上方へ延びて倒立時の液吸込口となる上端の第2吸込口
26を容器体内上部に開口する第2パイプ18とを備えてな
ることを特徴とするトリガー式液体噴出器として構成し
た。
【0008】また、請求項2発明の噴出器は、容器体口
頚部上方に装着固定したトリガー式液体噴出ポンプBの
下端開口に上端を密嵌して容器体内へ垂下させるととも
に、中途から前方へ湾曲して容器体内前部下端部に至る
第1パイプ16と、第1パイプ外周下端部に密嵌させた第
1連結筒32及び該連結筒と並列の第2連結筒33を上下端
閉塞の主筒20後面上部より突設するとともに、下向きテ
ーパ状の弁座21を介して区画した主筒20に正立時の液吸
込口となる第1吸込口22を穿設し、且つ、上記弁座と主
筒内下部に収納した玉状弁体23とで切り替え弁24を形成
してなる連結部材17と、第2連結筒33に下端を密嵌する
とともに、第1パイプ16に沿って上方へ延び、且つ、倒
立時の液吸込口となる上端の第2吸込口26を容器体内上
部に開口する第2パイプ18とを備えてなることを特徴と
するトリガー式液体噴出器として構成した。
【0009】また、請求項3発明の噴出器は、第1吸込
口22と第2吸込口26とを結ぶ直線を側方からみた際の傾
斜角度θと、弁座21前端縁を側方からみた際の傾斜角度
θ1とを同一に構成してなる請求項1又は請求項2のい
ずれかに記載のトリガー式液体噴出器として構成した。
【0010】また、請求項4発明の噴出器は、容器体内
と外部とを連通する外気導入路Xの一端を、第2吸込口
26下方に開口してなる請求項1又は請求項2のいずれか
に記載のトリガー式液体噴出器として構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。本発明のトリガー式液体噴出器
1は、容器体Aと、トリガー式液体噴出ポンプBとを備
えている。容器体Aは、筒状胴部2上端より口頚部3を
起立して構成している。また、ポンプBは、トリガー操
作により内蔵ポンプ機構の作用で、容器体内の液を吸い
上げて噴出口より噴出する如く構成したものが採用出
来、例えば、容器体Aの口頚部3に嵌合させた装着キャ
ップ4と、該キャップ上端から起立した縦筒5の中間部
からシリンダ6を、その上部から射出筒7をそれぞれ前
方へ突設してなるポンプ本体8と、射出筒前部位置から
前方付勢状態で揺動可能に垂設したトリガー9と、シリ
ンダ内に前方付勢状態で押し込み可能に嵌合させるとと
もに、先端をトリガー上部に連係させたプランジャ10と
を備え、縦筒5内とシリンダ6内及び縦筒5内と射出筒
7内とをそれぞれ連通させるとともに、シリンダ上流の
縦筒内に吸い込み弁11を、シリンダ下流の縦筒内に吐出
弁12を、それぞれ設け、また、射出筒7の先端に噴出ノ
ズル13を嵌着させたものが採用出来る。
【0012】図示例では、容器体口頚部3上面に載置し
たフランジ14を外周下部より垂設した嵌合筒15の頂板15
a 後部を貫通して縦筒5の下端を嵌合筒15内へ垂設し、
口頚部外周に螺着させた装着キャップ4の周壁上端縁よ
り内方へ延設したフランジ部4aによりフランジ14上面を
圧接固定してポンプBを容器体Aに固定する如く構成し
ている。
【0013】本発明の噴出器1は、上記したポンプに、
第1パイプ16と、連結部材17と、第2パイプ18とを備え
ており、正・倒立両状態に於いて液の噴出を可能として
いる。図1乃至図5に示す実施例では、第1パイプ16外
周に第2パイプ18を二重筒状に配置して各パイプの下端
部を連結部材17により連結している。
【0014】第1パイプ16は、ポンプBの下端開口であ
る縦筒5の下端開口に上端を密嵌して容器体内へ垂下さ
せるとともに、中途から前方へ湾曲して容器体内前部下
端部に下端部を到らせている。連結部材17は、第1パイ
プ外周下端部に嵌合した連結筒19を上下端閉塞の主筒20
後面上部より突設するとともに、下方へ広がるテーパ状
の弁座21を介して区画した主筒20下部に正立時の液吸込
口となる第1吸込口22を穿設し、且つ、主筒内下部に収
納した玉状弁体23と弁座21とで切り替え弁24を形成して
いる。連結筒19の内面先端部は段部を介して拡径してお
り、この段部に第1パイプ16の先端を当接嵌合してお
り、また、拡径部分内面から段部端面に至る凹溝を周方
向複数凹設して液流通凹路25を形成している。
【0015】第2パイプ18は、連結筒19外周に下端部を
密嵌するとともに、液流通凹路25を介して第1パイプ16
内と連通し、且つ、第1パイプ外周を二重筒状に上方へ
延びて倒立時の液吸込口となる上端の第2吸込口26を容
器体内上部に開口している。これら第1パイプ16,連結
部材17,第2パイプ18を備えることにより、正立時には
容器体内の液が第1吸込口22より切り替え弁24を介して
第1パイプ16を通り、ポンプ本体8内に導入され、ま
た、倒立時には、切り替え弁24が閉じて第2吸込口26よ
り第2パイプ18内を通り、液流通凹路25を介して第1パ
イプ16を通り、ポンプ本体8内に液が導入される如く構
成している。
【0016】また、本発明では、第1吸込口22と第2吸
込口26とを結ぶ直線の側方から見た傾斜角度θと、弁座
21前端縁を側方から見た傾斜角度θ1 とを同一に構成し
ている。この様に構成することにより、噴出器を傾倒し
て第1吸込口22と第2吸込口26とが同レベルに達した時
点で、図5に示す如く切り替え弁が閉じる直前となり、
次いでそれ以上前方へ噴出器を傾倒すると切り替え弁24
が閉じる。従って、収納液が極めて少なくなった場合を
除いて、液面が第2吸込口26に至った直後に確実に切り
替え弁24が閉じ、第2吸込口からシリンダへの液の導入
を確実に行える如く構成している。
【0017】本発明ではまた、容器体内と外部とを連通
する外気導入路Xの一端を、第2吸込口26下方に開口す
るという構成を有する。この様な外気導入路Xを設ける
ことにより、倒立させて液を噴出する際に、トリガー操
作の度に導入される外気が第2吸込口26より混入するこ
とを防止している。
【0018】図示例に於ける外気導入路Xは、シリンダ
6内下部後部のプランジャ10の摺動部分に一端を開口し
た第1透孔X1と、嵌合筒頂板15a 上面に形成した前後方
向に長い凹部X2と、該凹部の後部に上端を開口した第2
透孔X3と、嵌合筒15内下端部に嵌合した隔壁部材27によ
り画成される画成空間X4とから構成している。隔壁部材
27は、縦筒5下端部周囲の嵌合筒15下端開口を閉塞して
嵌合させた横板28に一端を開口した筒部29を第2吸込口
26下方へ垂設したもので、図示例では、嵌合筒15内面に
密嵌した外周壁30と、外周壁30と一部を共有して縦筒5
外周下端部に密嵌した内周壁31と、内周壁31下端縁より
延設して嵌合筒15下端開口部を閉塞する横板28と、横板
28の前部に一部を開口して下方へ垂設した筒部29とから
隔壁部材27を構成している。
【0019】この様に構成した容器を使用する場合に付
いて説明すると、正立時にはトリガー9を引くことによ
りプランジャ10が後退し、シリンダ6内の液が加圧され
て吐出弁12を開き、射出筒7から噴出ノズル13の噴出口
を介して噴出される。次いで、トリガー9の押圧を解除
するとスプリングの前方付勢によりプランジャ10が前進
し、負圧化したシリンダ6内に吸い込み弁11を開いて容
器体A内の液が導入される。この際、容器体A内の液
は、第1吸込口22より第1パイプ16内を通り、吐出弁12
を介してシリンダ6内に導入される。また、液のシリン
ダ6内への導入に伴って負圧化する容器体内には外気導
入路Xを介して外気が導入される。
【0020】次に、倒立時に於ける液の噴出に付いて説
明すると、倒立状態では玉状弁体23が弁座21上に落下し
て切り替え弁が閉じ、第1吸込口22と第1パイプ16内と
の連通が遮断される。この状態でトリガー9を引くと同
様に液が噴出される。次いで、プランジャ10が前進する
際には、第2吸込口26より第2パイプ18内及び各液流通
凹路25を通り、第1パイプ16内を介してシリンダ内に液
が導入されるとともに、外気導入路Xを介して外気が容
器体内に導入され、収納液中を浮上して上方の容器体底
部へ導入される。
【0021】図6に示す実施例は、縦筒5下端部に嵌着
した第1パイプ等の構造以外は上記実施例と同様であ
り、同様部分には同符号を付して説明を省略する。本実
施例では、第1パイプ16と第2パイプ18とを並列に配置
して、各パイプの下端部を連結部材17により連結してい
る。本実施例に於ける連結部材17は、第1パイプ下端部
に密嵌する第1連結筒32及び該連結筒と並列の第2連結
筒33を上下端閉塞の主筒20後面上部より突設するととも
に、下向きテーパ状の弁座21を介して区画した主筒20下
部に正立時の液吸込口となる第1吸込口22を穿設し、且
つ、主筒内下部に収納した玉状弁体23と弁座21とで切り
替え弁24を形成している。
【0022】第2パイプ18は、第2連結筒33に下端を密
嵌するとともに、第1パイプ16に沿って上方へ延び、且
つ、倒立時の液吸込口となる上端の第2吸込口26を容器
体内上部に開口している。また、本実施例に於いても、
第1吸込口と第2吸込口26とを結ぶ直線を側方から見た
際の傾斜角度θと、弁座21前端縁を側方から見た際の傾
斜角度θ1 とが同一となる如く構成している。本実施例
の場合もその作用は上記実施例と略同様であるため、説
明を省く。尚、上記各部材は主として合成樹脂により形
成している。
【0023】
【発明の効果】以上説明した如く本発明噴出器は、既述
構成としたことにより、前方へ傾倒させての液の噴出を
行っても、第1吸込口が液面より下方に位置する状態を
長く維持でき、残液が比較的少なくなるまで効率良く液
の噴出行えるものである。
【0024】また、請求項3発明の噴出器では、第1吸
込口と第2吸込口が同レベルとなった状態で切り替え弁
が閉じる直前の状態となるため、第1吸込口が水面より
上方に行き且つ第2吸込口が水面下方に行った時点で確
実に切り替え弁が閉じるため、更に効率の良い液の噴出
を行えるものである。
【0025】また、請求項4発明の噴出器では、倒立時
に於ける液の噴出の際に、外気導入孔より導入される空
気がパイプ内に混入するという不都合を生じることがな
く、良好な液の噴出を行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同実施例のポンプ部分の拡大断面図である。
【図3】同実施例の前方傾倒状態に於ける縦断面図であ
る。
【図4】同実施例の前方傾倒状態に於ける連結部材部分
の拡大断面図である。
【図5】同実施例の前方傾倒状態の断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】 3…口頚部,16…第1パイプ,17…連結部材,18…第2
パイプ,19…連結筒,20…主筒,21…弁座,22…第1吸
込口,23…玉状弁体,24…切り替え弁,25…液流通凹
路,26…第2吸込口,32…第1連結筒,33…第2連結
筒,A…容器体,B…トリガー式液体噴出ポンプ,X…
外気導入路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体口頚部上方に装着固定したトリガー
    式液体噴出ポンプBの下端開口に上端を密嵌して容器体
    内へ垂下させるとともに、中途から前方へ湾曲して容器
    体内前部下端部に至る第1パイプ16と、第1パイプ外周
    下端部に嵌合させた連結筒19を上下端閉塞の主筒20後面
    上部より突設するとともに、下向きテーパ状の弁座21を
    介して区画した主筒20に正立時の液吸込口となる第1吸
    込口22を穿設し、且つ、上記弁座21と主筒内下部に収納
    した玉状弁体23とで切り替え弁24を形成してなる連結部
    材17と、連結筒19外周に下端部を密嵌するとともに、連
    結筒19内面に設けた液流通凹路25を介して第1パイプ16
    内と連通し、且つ、第1パイプ外周を二重筒状に上方へ
    延びて倒立時の液吸込口となる上端の第2吸込口26を容
    器体内上部に開口する第2パイプ18とを備えてなること
    を特徴とするトリガー式液体噴出器。
  2. 【請求項2】容器体口頚部上方に装着固定したトリガー
    式液体噴出ポンプBの下端開口に上端を密嵌して容器体
    内へ垂下させるとともに、中途から前方へ湾曲して容器
    体内前部下端部に至る第1パイプ16と、第1パイプ外周
    下端部に密嵌させた第1連結筒32及び該連結筒と並列の
    第2連結筒33を上下端閉塞の主筒20後面上部より突設す
    るとともに、下向きテーパ状の弁座21を介して区画した
    主筒20に正立時の液吸込口となる第1吸込口22を穿設
    し、且つ、上記弁座と主筒内下部に収納した玉状弁体23
    とで切り替え弁24を形成してなる連結部材17と、第2連
    結筒33に下端を密嵌するとともに、第1パイプ16に沿っ
    て上方へ延び、且つ、倒立時の液吸込口となる上端の第
    2吸込口26を容器体内上部に開口する第2パイプ18とを
    備えてなることを特徴とするトリガー式液体噴出器。
  3. 【請求項3】第1吸込口22と第2吸込口26とを結ぶ直線
    を側方からみた際の傾斜角度θと、弁座21前端縁を側方
    からみた際の傾斜角度θ1 とを同一に構成してなる請求
    項1又は請求項2のいずれかに記載のトリガー式液体噴
    出器。
  4. 【請求項4】容器体内と外部とを連通する外気導入路X
    の一端を、第2吸込口26下方に開口してなる請求項1又
    は請求項2のいずれかに記載のトリガー式液体噴出器。
JP10262490A 1998-08-31 1998-08-31 トリガー式液体噴出器 Pending JP2000070781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10262490A JP2000070781A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 トリガー式液体噴出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10262490A JP2000070781A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 トリガー式液体噴出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000070781A true JP2000070781A (ja) 2000-03-07

Family

ID=17376529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10262490A Pending JP2000070781A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 トリガー式液体噴出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000070781A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110577027A (zh) * 2019-08-02 2019-12-17 山东龙翼航空科技有限公司 一种喷罐出液转换头及包含该转换头的喷罐出液管
CN110984531A (zh) * 2019-12-24 2020-04-10 李付民 一种双控式建筑涂料喷涂装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110577027A (zh) * 2019-08-02 2019-12-17 山东龙翼航空科技有限公司 一种喷罐出液转换头及包含该转换头的喷罐出液管
CN110984531A (zh) * 2019-12-24 2020-04-10 李付民 一种双控式建筑涂料喷涂装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004503366A (ja) 圧搾噴射器用可変排出噴射ヘッド
JPH11276944A (ja) 噴霧容器
US6293441B1 (en) Trigger type liquid spray container for operation in both upright and inverted positions
ES2269219T3 (es) Cabezal dispensador para un dispensador por apretado.
EP1101536B1 (en) Container with manual pump
JP2001149827A (ja) 泡噴出器
JP2000070781A (ja) トリガー式液体噴出器
JP3678885B2 (ja) トリガー式液体噴出ポンプ
JP3822352B2 (ja) 正倒立両用の液体噴出器
JP3741338B2 (ja) 正倒立兼用のトリガー式液体噴出器
JP5110636B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JPH11171228A (ja) 正/倒立注出容器
JP3780441B2 (ja) 正倒立両用トリガー式液体噴出容器
JP7007208B2 (ja) 泡霧切替式吐出スプレー
JP3667422B2 (ja) ポンプ
JPH11128795A (ja) 正倒立両用トリガー式液体噴出器
JP3741339B2 (ja) トリガー式液体噴出容器
JP2001010655A (ja) トリガー式液体噴出容器
JP2000070783A (ja) トリガー式液体噴出ポンプ
JP4511856B2 (ja) 噴出装置、および噴出器
JP2006136803A (ja) トリガー式液体噴出器
JPH10156235A (ja) トリガー式噴出器
JPH11300244A (ja) 注出容器
JP3770432B2 (ja) 液体噴出器の吸い上げパイプ
JP2000157894A (ja) 液体噴出器