JP4377946B1 - 復調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高感度の復調装置を提供すること。
【解決手段】ASK復調装置は、クロック信号CLKに同期して動作する。アンテナ10で受信された外部装置からの入力信号は、整流回路11に送られる。整流回路11は、入力信号を整流する。整流回路11によって整流された入力信号は、クロックドコンパレータ12によって閾値と比較され、2値化される。クロックドコンパレータ12は、クロック信号CLKの位相とは異なる位相によって動作する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振幅シフトキーイング(Amplitude Shift Keying:以下ASKと略称する)復調装置に関する。
ASK変調された入力信号を復調するASK復調回路は通常、整流回路及びコンパレータを含む。整流回路はアンテナで受信した信号を整流及び検波し、復調信号を得る。この復調信号はコンパレータによって閾値と比較され、論理レベルまで大きく増幅され、2値信号に変換される。コンパレータにはノイズによる誤動作を抑圧するためにヒステリシス機能を持たせることが多い。しかし、ヒステリシス機能を持たせると、ノイズには強くなるが、受信感度を向上させることは困難になる。
一般に、整流回路はダイオードの閾値電圧(約0.7V)より小さな入力信号パワーでは整流できないため、受信感度が低い。特許文献1に記載の高利得整流回路はNMOSトランジスタで構成され、MNOSトランジスタの閾値電圧に相当する電圧をゲート、ソース間に印加することによって、閾値電圧を略0Vにしている。この構成によって、閾値電圧以下の実効値の微小な交流信号も整流することが可能になっている。すなわち、整流回路の受信感度が向上している。
コンパレータの受信感度を向上させるためには、ヒステリシスをなくし、閾値を低く設定する必要があるが、その場合、コンパレータを構成する素子のバラツキによるDCオフセット電圧を考慮する必要がある。DCオフセット電圧が正側に大きくばらついた場合には、受信感度が低下し、また、負側に大きくばらついた場合には、入力電圧が0Vでも出力の論理レベルが“1”になってしまうこと(誤動作)がある。誤動作を防止するために、コンパレータの閾値はDCオフセット電圧のバラツキを考慮して高く設定する必要がある。このため、コンパレータの受信感度を向上させることは困難である。また、素子バラツキによるDCオフセット電圧を低減するためには、素子のサイズを大きくする必要があるため、コストが上昇する。
また、特許文献1記載の高利得整流回路はクロック信号を用いてバイアス電圧を整流回路に供給しているため、整流回路出力にはクロック信号に同期したノイズが現れる。クロック信号に同期したノイズを抑圧するためには、整流回路出力の時定数を大きくしなければならず、データレートを向上させることが困難になる。
特開2006−34085号公報(段落0014、図1)
上述したASK復調回路は、ノイズによる誤動作の防止と受信感度の向上とを同時に満足することが出来なかった。また、クロック信号に同期するバイアス電圧が印加される高利得の整流回路を用いたとしても、クロック信号に起因するノイズが整流回路の出力に現れる。また、コンパレータのヒステリシスをなくし、受信感度の向上を図ろうとしても、コンパレータの素子のばらつきによるDCオフセットの影響のため困難である。
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、高感度の復調装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る振幅シフトキーイング復調装置は、直流電圧を出力するバイアス回路と、ゲート端子とソース端子との間に前記直流電圧のみが印加される第1のMOSトランジスタと、ゲート端子とソース端子との間に前記直流電圧のみが印加されるとともにドレイン端子が前記第1のMOSトランジスタのソース端子に接続された第2のMOSトランジスタと、一端が前記第1のMOSトランジスタのソース端子に接続され他端から交流信号が入力される結合キャパシタとを具備する整流回路であって、前記バイアス電圧を所定のタイミングで供給する整流回路と、前記整流回路によって整流された入力信号を前記所定のタイミングとは異なるタイミングで閾値と比較して2値信号を出力するクロックドコンパレータとを具備する。
本発明の一実施形態に係る振幅シフトキーイング復調装置では、整流回路が所定のタイミングでバイアス電圧を供給し、クロックドコンパレータは、整流回路によって整流された入力信号を閾値と比較して2値信号を出力する。クロックドコンパレータは、該所定のタイミングとは異なるタイミングで動作する。整流回路の出力に現れる、所定のタイミングで発生するクロックノイズとコンパレータの動作のタイミングが異なるため、クロックノイズによる影響を低減でき、高感度の復調装置が実現できる。
以下、図面を参照して本発明によるASK復調装置の実施形態を説明する。
第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態に係るASK(Amplitude Shift Keying)復調回路の構成を示す図である。
アンテナ10からの信号が整流回路11を介してクロックドコンパレータ12に供給される。クロックドコンパレータ12の出力は、ノイズ除去回路16を介して出力される。整流回路11に設定されている所定のバイアス電圧はクロックパルスφ1に同期して供給される。クロックパルスφ1はクロック信号CLKが供給されるパルス幅調整回路13から出力され、クロック信号CLKはクロックドコンパレータ12、閾値補正回路14にも供給される。閾値補正回路14はクロックドコンパレータ12の出力Voutを入力し、nビットのデジタル信号である閾値補正信号VREFをクロックドコンパレータ12に供給する。クロックドコンパレータ12の入力端はスイッチ15を介して基準電圧に接地されている。スイッチ15の制御信号である補正信号CALは閾値補正回路14にも供給され、閾値補正回路14の動作(状態遷移)が制御される。
アンテナ10は、外部から送信される無線信号を受信するアンテナである。アンテナ10は、例えば非接触式の無線装置との間で無線通信を行うためや、リモートコントローラからの制御信号等を受信するために用いられる。
整流回路11は、無線周波数を直流に変換する回路である。整流回路11は、アンテナ10が受信した入力信号の整流及び検波を行い、復調信号を得る。整流回路11には、所定の閾値電圧V1(約0.7V)が設定されており、当該閾値電圧V1以上の強度を有する信号が受信されたか否かが検出される。本実施形態に係る整流回路11は、高感度化のために、整流回路11内のダイオードにバイアス電圧V2が予め印加された高利得整流回路である。このバイアス電圧V2によって、アンテナ10で受信された信号の強度Dが小さくとも、信号強度Dとバイアス電圧V2との和がトランジスタの閾値電圧V1を越える程度であれば検出可能となり、高感度化を実現することができる。例えば、V1=0.7V、V2=0.6Vである場合には、0.1V以上の信号であれば検出できる。従って、アンテナ10が検出した入力信号が微弱であっても受信可能となる。
整流回路11の回路図を図2に示す。整流回路11は、ダイオード接続されるMOSトランジスタのソースとゲートとの間に、このMOSトランジスタが整流特性を発現するのに要する閾値電圧(例えば、0.7V)未満であって好ましくはその閾値電圧近傍の定電圧を印加することにより、閾値電圧以下の実効値の微小な交流信号も整流することが可能である。
図2において、NMOSトランジスタM1は、バックゲート端子とソース端子とが接続され、ドレイン端子がプラス端子T1に接続されている。また、ゲート端子とソース端子との間に、所定の電圧を発生することができるバイアス回路10aが接続されている。このような接続により、NMOSトランジスタM1は、ドレイン側のPN接合を利用したダイオード素子として機能する。さらに、バイアス回路10aによって、NMOSトランジスタM1のゲート端子とソース端子との間には上記した所定の電圧が印加される。バイアス回路10aは、所定の電圧として、NMOSトランジスタM1が整流特性を示すのに必要な閾値電圧未満の電圧(以下、ダイオードバイアス電圧と称する)を発生することができる。このダイオードバイアス電圧は、例えば、0V〜1.0Vの範囲であるが、好ましくは、閾値電圧近傍の値(例えば、0.6V)である。換言すれば、NMOSトランジスタM1は、閾値電圧以下の実効値を有する交流信号をも整流することができるように、ゲート端子とソース端子との間がダイオードバイアス電圧でバイアスされている。
このダイオード回路は、例えば、ダイオードバイアス電圧が0.6Vである場合、実効値が100mV程度の交流信号を整流することができる。
同様に、NMOSトランジスタM2は、バックゲート端子とソース端子とが接続され、ソース端子がマイナス端子T2に接続されている。また、ゲート端子とソース端子との間に、バイアス回路10bが接続されている。このNMOSトランジスタM2もまた、NMOSトランジスタM1と同様に機能し、バイアス回路10bによって、ゲート端子とソース端子との間がダイオードバイアス電圧でバイアスされている。
NMOSトランジスタM1のソース端子とNMOSトランジスタM2のドレイン端子とは互いに接続されており、その接続ラインに、キャパシタC1の一端が接続されている。キャパシタC1の他端は、信号入力端子TAに接続されている。このキャパシタC1は、結合容量として機能する。
NMOSトランジスタM1のドレイン端子とNMOSトランジスタM2のソース端子との間には、キャパシタC2が接続されている。NMOSトランジスタM1およびM2によって半波整流された信号は、このキャパシタC2によって平滑される。この平滑により、キャパシタC2の両端、すなわちプラス端子T1とマイナス端子T2との間から直流電圧を取り出すことができる。
また、NMOSトランジスタM1およびM2は、トリプルウェル構造で形成され、基板とアイソレーションされている。よって、各ソース端子は、NMOSトランジスタ下部のPウェルに接続され、各ドレイン端子はNウェルに接続されており、ダイオード素子は、MOSトランジスタ内部にPN接合によって形成されている。
図3は、図2に示したバイアス回路10a,10bの構成例を示す回路図である。図3において、バイアス回路100は、バイアス回路10aまたは10bに相当し、NMOSトランジスタM10はNMOSトランジスタM1、またはM2に相当する。バイアス回路100は、直列に接続された2つのNMOSトランジスタM11,M12を備えている。これらNMOSトランジスタM11,M12は、それぞれトランスファゲートとして機能し、プラスラインL1上に配置されている。同様に、バイアス回路100は、マイナスラインL2上に、直列に接続され且つそれぞれトランスファゲートとして機能する2つのNMOSトランジスタM21,M22を備えている。NMOSトランジスタM11のゲート端子とNMOSトランジスタM21のゲート端子は互いに接続され、NMOSトランジスタM12のゲート端子とNMOSトランジスタM22のゲート端子もまた互いに接続されている。NMOSトランジスタM11のドレイン端子とNMOSトランジスタM12のソース端子とを接続するラインと、NMOSトランジスタM21のドレイン端子とNMOSトランジスタM22のソース端子とを接続するラインとの間には、キャパシタC11が接続されている。さらに、NMOSトランジスタM12のドレイン端子とNMOSトランジスタM22のドレイン端子との間にはキャパシタC12が接続されている。
バイアス回路100には、周辺回路として、DC発生回路110とインバータINV1とインバータINV2とが接続されている。DC発生回路110は、本実施の形態にかかる整流回路が搭載される装置の主電源から上記したダイオードバイアス電圧に相当する直流電圧を生成する。DC発生回路110によって生成された直流電圧は、バイアス回路100のプラスラインL1とマイナスラインL2との間に印加される。NMOSトランジスタM10は、図2に示したNMOSトランジスタM1,M2を代表するものであるが、このNMOSトランジスタM10はGHzの高周波で動作するため、寄生容量をできる限り小さくする必要がある。DC発生回路110は、直流電圧を安定して発生するために大きな容量を備えている。この理由により、DC発生回路110から得られるダイオードバイアス電圧を直接、NMOSトランジスタM10のゲート−ソース間に並列に印加せずに、図3に示すようなバイアス回路100を設けている。
インバータINV1の入力端子は、クロック入力端子TCに接続されており、一定の周波数のクロックパルス(φ1)が入力される。このクロックパルスは、例えば、後述するパルス幅調整回路13によって生成される。インバータINV1の出力端子は、NMOSトランジスタM11およびM21の各ゲートに接続され、インバータINV2の入力端子にも接続されている。インバータINV2の出力端子は、NMOSトランジスタM12およびM22の各ゲートに接続されている。
クロック入力端子TCから入力されたクロックパルスが、論理レベル“0”である場合、インバータINV1は論理レベル“1”を出力し、インバータINV2は論理レベル“0”を出力する。従って、NMOSトランジスタM11およびM21はONとなり、キャパシタC11は、DC発生回路110から供給される直流電圧によって充電される。また、NMOSトランジスタM12およびM22はOFFとなり、キャパシタC12にはどの直流電圧も印加されない。
一方、クロック入力端子TCから入力されたクロックパルスが、論理レベル“1”である場合、インバータINV1は論理レベル“0”を出力し、インバータINV2は論理レベル“1”を出力する。従って、NMOSトランジスタM11およびM21はOFFとなり、NMOSトランジスタM12およびM22はONとなるので、キャパシタC11に充電された電荷は、キャパシタC12に供給される。キャパシタC12の両端は、バイアス回路100の出力端子に接続されているため、このキャパシタC12の両端の電圧が、ダイオードバイアス電圧として、ダイオード接続されたNMOSトランジスタM10のゲート端子とソース端子との間に印加される。
最終的に、キャパシタC12の両端の電圧がNMOSトランジスタM10のダイオードバイアス電圧となればよく、DC発生回路110によって供給される直流電圧がダイオードバイアス電圧と同じである必要はない。例えば、NMOSトランジスタM11,M12,M21,M22のスイッチング動作をPWM(Pulse Wide Modulation:パルス幅変調)制御によって行なうことで、キャパシタC12の電圧を任意の値に固定することもできる。この場合、DC発生回路110を排除し、プラスラインL1とマイナスラインL2との間に主電源を接続してもよい。
検出された復調信号は、整流回路11からクロックドコンパレータ12に出力される。クロックドコンパレータ12にもまた、整流回路11とは異なる所定の閾値電圧が設定されており、受信した復調信号Vinをクロックパルスφ1のタイミングで“1”か“0”の2値信号に変換する。整流回路11から出力される復調信号Vinの強度が当該閾値電圧以上であれば、クロックドコンパレータ12は“1”を出力し、復調信号Vinが閾値電圧より小さければ“0”を出力する。また、閾値補正回路14は、クロックドコンパレータ12の閾値電圧を補正するための回路である。従って、クロックドコンパレータ12は、整流回路11から出力される復調信号と、閾値補正回路14によって補正されたnビットデジタル出力の閾値補正信号VREFに応じた閾値とを比較することになる。
この整流回路11では、バイアス電圧を印加するためにクロック入力端子TCに供給されるクロックパルス(φ1)を用いており、パルス幅調整回路13は、クロック信号CLKのパルス幅をτに調整したクロックパルスφ1を出力する。クロック信号CLKとクロックパルスφ1との立ち上がりは同期している。このため、図4に示すように、整流回路11からの出力にはクロックパルスφ1に同期したノイズ(クロックノイズ)が現れる。整流回路11出力の時定数を大きくすれば、クロックパルスφ1に同期したクロックノイズを抑制できるが、この場合、データレートを向上させることが困難になる。
また、整流回路11からの出力にクロックノイズが生じている場合、クロックドコンパレータ12の閾値電圧として、クロックノイズよりも小さい、ランダムノイズ程度の閾値電圧V3が設定されていると、クロックドコンパレータ12は、入力信号が0Vであってもクロックノイズに対して誤って“1”を出力する可能性がある。従って、整流回路11からの出力を正しく変換するためは、クロックノイズより大きい閾値電圧V4を設定することが考えられる。しかしながら、閾値電圧を大きくすると、受信感度が低下してしまう。
このような受信感度の低下を防止するため、図4に示すように、本実施形態のクロックドコンパレータ12は、クロック信号CLKの立下りに同期して動作する。こうすることで、整流回路11からの出力に生じるクロックパルスφ1に同期したクロックノイズと、クロックドコンパレータ12の動作位相をずらすことができる。このため、閾値電圧をクロックノイズ以上に高める必要がなくなり、データレートを下げずに受信感度を向上させることができる。
クロックドコンパレータ12の受信感度は、クロックドコンパレータ12内の素子のバラツキによるDCオフセット電圧によって低下してしまう。DCオフセット電圧が負側に大きくばらついた場合は、入力信号が0Vであっても“1”が出力されることがある(誤動作)。このため、閾値電圧はDCオフセット電圧のバラツキを考慮して、やはり高く設定する必要がある。しかしながら、閾値電圧を大きくすることは、受信感度の低下を招く。また、素子のバラツキによるDCオフセット電圧を低減するためには、素子のサイズを大きくする必要があるが、素子のサイズを大きくするためのコストが上昇する。
閾値補正回路14は、クロックドコンパレータ12のDCオフセット電圧による受信感度低下、誤動作、及びノイズによる誤動作の頻度を閾値の調整により補正するためのデジタル回路である。
図5は、閾値補正回路14の動作状態の遷移の概略を示す図である。閾値電圧の補正が実行される際には、クロックドコンパレータ12の入力電圧VinをGND(グラウンド)に接地するために、スイッチ15はオンになる。
初期状態(S0)において補正信号CAL=1が入力すると、DCオフセット電圧補正状態(S1)に遷移する。
状態(S1)では、クロックドコンパレータ12のDCオフセット電圧が探索される。入力電圧Vinが接地しているため、クロックドコンパレータ12からの出力の期待値は“0”であるが、DCオフセット電圧が正規分布でばらつくために、必ずしも“0”にはならず、“1”が出力される場合もある。このため、状態(S1)においては、まず閾値電圧をDCオフセット電圧よりも高い任意の電圧に設定するための閾値補正信号VREFをクロックドコンパレータ12に与える。
クロックドコンパレータ12のDCオフセット電圧は、例えば以下のような線形探索によって探索される。クロックドコンパレータ12からの出力が“1”の場合、閾値補正回路14の出力VREF(クロックドコンパレータ12に閾値電圧として与えられる)を増大していき、クロックドコンパレータ出力が“1”から“0”になった時点での出力VREFを、補正閾値電圧とする。一方、クロックドコンパレータ12からの出力の期待値が“1”である場合(入力電圧Vinが接地していないような場合)、クロックドコンパレータ12の出力が“0”の場合、閾値補正回路14の出力VREFを減少させていき、クロックドコンパレータ出力が“0”から“1”に切り替った時点で閾値電圧を下回ったと判断し、切り替る直前の出力VREFを、補正閾値電圧とする。別の探索アルゴリズムでDCオフセット電圧を探索し、補正閾値電圧を設定してもよい。
高感度化のために、状態(S1)でクロックドコンパレータ12の閾値電圧を、DCオフセット電圧よりもわずかに高い電圧に補正した場合には、クロックドコンパレータ12がノイズによって誤動作してしまう可能性がある。このため、ノイズ誤差補正状態(S2)に遷移して、ノイズによる誤動作(クロックドコンパレータ12の出力が”1”)の発生頻度が、所定の頻度R以下となるように補正閾値電圧VREFを設定する。どの程度の誤動作の発生を許容するかは、予め任意に決定しておくことができる。
状態(S2)では、クロックドコンパレータ12からの出力を、例えばNサンプル分積分する。クロックドコンパレータ12の出力の期待値は“0”であり、誤動作が起こると“1”が出力される。このため、出力積分値は誤動作が発生した回数Mを示す。従って、クロックドコンパレータ12からの出力に生じる誤動作の発生頻度R1は、R1=M/Nで表される。誤動作の発生頻度R1が、所定頻度Rより大きければ、閾値補正回路14の出力VREFを上げ、より大きい閾値電圧をクロックドコンパレータ12に与える。一方、誤動作の発生頻度R1が、所定の発生頻度R以下であれば、閾値補正回路14の出力VREFは保持される。すなわち、誤動作の発生頻度R1=M/Nが、任意に設定された発生頻度R以下となるまで、閾値補正回路14の出力VREFが増大され、クロッドコンパレータ12により大きい閾値電圧が与えられる。
DCオフセット電圧補正(S1)、ノイズ誤動作補正(S2)が完了すると、補正信号CAL=0となり、補正結果保持状態(S3)に遷移する。補正結果保持状態(S3)では、閾値補正信号VREFは固定され、閾値補正回路14による閾値補正によって適切に補正されたクロックドコンパレータ12の閾値電圧が保持される。クロックドコンパレータ12は、整流回路11からの出力と、保持された補正閾値電圧とを比較することになる。
補正結果保持状態(S3)にある間は、補正された閾値電圧が保持されているが、この閾値電圧やDCオフセット電圧は、電源電圧や温度に応じて変動する。このため、周囲環境の変化に応じて、閾値電圧を再補正する必要がある。すなわち、環境の変化に応じて補正信号CAL=1が入力して、補正結果保持状態(S3)からDCオフセット電圧補正(S1)へ、状態遷移する。そしてDCオフセット電圧補正(S1)において、再び適切な閾値の補正が行われる。
図1では、スイッチ15を整流回路11の出力に設けている。しかしながら、整流回路11からの出力がノイズを含んでいる状態で補正を行う場合には、スイッチ15が整流回路11の入力に設けられる。また、出力がアンテナ10及び整流回路11からのノイズを含んでいる状態で補正を行う場合には、スイッチ15はオフのままでよい。
このように、閾値補正回路14により、クロックドコンパレータ12のDCオフセット電圧を補正することができるため、閾値電圧をクロックノイズよりも小さい、ランダムノイズに近いレベル(図4に示す閾値電圧V3)まで下げることが可能になり、高感度で安定なASK復調回路を実現することができるようになる。
図6は、クロックドコンパレータ12の回路構成の一例を示す図である。クロックドコンパレータ12は、ダイナミックラッチ20とセットリセットラッチ(Set Reset Latch:以下SRラッチと略称する)30を含む。ダイナミックラッチ20は、クロックの動作時にしか電流を消費しない。このため、無線信号待ち受け時の電力消費が少なくなるというメリットがある。
図7は、本実施形態に係るダイナミックラッチ20の回路構成の一例を示す図である。図7では、Vinには整流回路11の出力が接続される。
ダイナミックラッチ20は、グラウンドレベルの入力電圧でも動作が可能である。ダイナミックラッチ20は、クロック信号CLKが“1”である間は、出力Voutp及びVoutnをGND(グラウンド)にプリチャージすることで、消費電力の削減を図っている。
ダイナミックラッチ20は、MOSトランジスタM1、M2からなる差動対、MOSトランジスタM3〜M6からなるラッチ回路、そして、MOSスイッチM7〜M9により構成される。クロックパルスCLKの値が1である場合は、MOSスイッチM7及びM8はオン、MOSスイッチM9はオフとなる。従って電流は流れず、出力Voutp及びVoutnはGNDにプリチャージされる。
クロックパルスCLKの値が0になると、MOSスイッチM7及びM8がオフとなり、出力Voutp及びVoutnはGNDから分離される。同時にMOSスイッチM9がオンとなるため、電流が流れ始める。
入力電圧VinがGND電圧よりも大きければ、MOSトランジスタM1、M3及びM5を含む左側のパスに流れる電流は、MOSトランジスタM2、M4及びM6を含む右側のパスに流れる電流よりも大きくなり、Voutp、Voutn間に電位差が生じる。MOSトランジスタM3〜M6からなる正帰還増幅回路はこのようにして生じた出力電位差を増幅し、VoutpをVDD(電源電圧)、VoutnをGND電圧とする。この状態をラッチモードという。
ダイナミックラッチ20は、図8に示すように、半周期ごとにプリチャージとラッチモードを切り替えながら比較動作をする。SRラッチ30はNAND型SRラッチで実現可能であり、図9の真理値表に示す動作を行う。すなわちS(=Voutp)=0で、R(=Voutn)=1の場合に、“0”を出力し、S(=Voutp)=1で、R(=Voutn)=0の場合に、“1”を出力する。
ダイナミックラッチ20のDCオフセット電圧は、差動対を構成するMOSトランジスタM1、M2、MOSトランジスタM3、M4、MOSトランジスタM5、M6、MOSスイッチM7、M8、そして出力Voutp、Voutnの負荷容量CL1、CL2のミスマッチに起因する。図7に示すように、負荷容量CVERの値をnビットの閾値補正信号VREF入力に応じて可変にすることで、DCオフセット電圧を調整し、任意の閾値に設定することが可能になる。図7では、可変容量CVERを負荷容量CREFに対して大きくすると閾値電圧が大きくなり、可変容量CVERが負荷容量CREFに対して小さくなると閾値電圧が小さくなる。
受信感度を高くしたいが、ノイズによる誤動作を後段に伝達したくない場合は、コンパレータ12の後段に設けられたノイズ除去回路16によってノイズを除去する。ノイズ除去回路16は、Nビット連続で“0”が入力される場合を“0”受信状態、Nビット連続で“1”が入力される場合を“1”受信状態と判別する。また、パルス幅がN−1ビット以下の信号をノイズと判別し後段へ伝えない。Nの値は任意に設定することが可能であるとする。
図10は、N=2の場合のノイズ除去回路16の動作の一例を示す図である。図10に示すように、パルス幅がN−1=1ビットのパルスは、ノイズ判別されて出力されないため、後段には伝播されない。従ってパルス幅が1ビットの“0”が入力されても、これはノイズであると判別され、後段には“1”が伝播する。逆にパルス幅が1ビットの“1”が入力されても、これはノイズであると判別されて、後段には“0”が伝播する。2ビット以上のパルス幅を有する出力信号は、そのまま後段に伝達される。
以上のように、本実施形態では、クロックドコンパレータ12は、クロック信号CLKの立下りに同期して動作する。このため、整流回路が発生する、クロック信号CLKの立ち上がりに同期したクロックノイズの位相とクロックドコンパレータ12の動作の位相とをずらすことができる。従って、クロックノイズの影響を除去することが可能となる。
また、本実施形態では、クロックドコンパレータ12の閾値電圧を、閾値補正回路14によって補正した。この閾値電圧の補正によって、クロックドコンパレータ12のDCオフセットの影響を除去することが可能となる。また、誤動作発生の許容頻度を予め定め、誤動作の発生が当該許容頻度以下の頻度となるように、クロックドコンパレータ12の閾値電圧を補正することも可能となる。
更に、本実施の形態では、クロックドコンパレータ12の後段に設けられたノイズ除去回路16によって、所定のパルス幅より狭いパルスをノイズとして、後段に伝播されないようにした。これによって、より正確にノイズを除去することができる。
今後、半導体の微細化が進むにつれ、デジタル回路のオーバーヘッドはさらに小さくなっていくと考えられる。このため、本実施形態示すように、閾値電圧をデジタル補正するメリットは大きい。
第2の実施形態
以下、本発明によるASK復調回路の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と同一部分は同一参照数字を付してその詳細な説明は省略する。
図11は、本発明の第2の実施形態に係るASK(Amplitude Shift Keying)復調回路の構成を示す図である。
図11に示すASK復調回路は、図1と同様に、整流回路11、クロックドコンパレータ12、パルス幅調整回路13、閾値補正回路14、スイッチ15及びノイズ除去回路16を含む。本実施形態に係るASK復調回路は、更にデジタル−アナログ変換回路(DAC)17を含む。閾値補正回路14のデジタル出力である補正信号VREFが、DAC17を介してクロックドコンパレータ12にアナログ補正電圧Vrefとして供給される。
図12は、第2の実施形態に係るダイナミックラッチ20の回路構成の一例を示す図である。第1の実施形態では、負荷容量CREF、CVERの差によって閾値電圧を設定したが、本実施形態では、閾値補正回路14による閾値の補正に応じた、DAC17からのアナログ補正電圧Vrefが、ダイナミックラッチ20のトランジスタM2のゲートに接続される。この補正電圧Vrefに基づいて、クロックドコンパレータ12のDCオフセット電圧が補正される。DAC17として容量アレイ型DACを用いると、無線信号待ち受け時の電力消費を低減させることができる。しかしながら、他の方式のDACが用いられてもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るASK復調回路の構成の一例を示す図。 図1のASK復調回路に用いられる整流回路の構成の一例を示す図。 図2の整流回路に用いられるバイアス回路の構成の一例を示す図。 ASK復調回路のタイミングチャートの一例を示す図。 閾値補正回路の動作状態遷移の概略の一例を示す図。 クロックドコンパレータの回路構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係るダイナミックラッチの回路構成の一例を示す図。 クロックドコンパレータの動作の一例を示す図。 SRラッチの真理値表。 ノイズ除去回路の動作の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るASK復調回路の構成の一例を示す。 第2の実施形態に係るダイナミックラッチの回路構成の一例を示す図。
符号の説明
10…アンテナ、11…整流回路、12…クロックドコンパレータ、13…パルス幅調整回路、14…閾値補正回路、15…スイッチ、16…ノイズ除去回路。

Claims (8)

  1. 直流電圧を出力するバイアス回路と、ゲート端子とソース端子との間に前記直流電圧のみが印加される第1のMOSトランジスタと、ゲート端子とソース端子との間に前記直流電圧のみが印加されるとともにドレイン端子が前記第1のMOSトランジスタのソース端子に接続された第2のMOSトランジスタと、一端が前記第1のMOSトランジスタのソース端子に接続され他端から交流信号が入力される結合キャパシタとを具備する整流回路であって、前記バイアス電圧を所定のタイミングで供給する整流回路と、
    前記整流回路によって整流された入力信号を前記所定のタイミングとは異なるタイミングで閾値と比較して2値信号を出力するクロックドコンパレータと、
    を具備する振幅シフトキーイング復調装置。
  2. 前記整流回路はクロック信号の立ち上がりに同期して動作し、前記コンパレータは前記クロックパルスの立下りに同期して動作する、請求項1に記載の振幅シフトキーイング復調装置。
  3. 前記クロックドコンパレータは、ダイナミックラッチとセットリセットラッチを含む、請求項1に記載の振幅シフトキーイング復調装置。
  4. 前記ダイナミックラッチは、入力信号と閾値とが入力される入力トランジスタ部と、前記クロックに従って動作する正帰還部と、負荷容量部とを具備し、前記負荷容量部は固定容量と可変容量を備え、前記可変容量を変化させることにより前記クロックドコンパレータの閾値を調整する、請求項3に記載の振幅シフトキーイング復調装置。
  5. 前記クロックドコンパレータのDCオフセット電圧を検出し、当該DCオフセット電圧を、前記クロックドコンパレータの閾値として設定する閾値制御手段を更に具備する、請求項1に記載の振幅シフトキーイング復調装置。
  6. 前記閾値制御手段からの出力をアナログ変換し、アナログ変換された結果を前記クロックドコンパレータに与えるアナログ変換手段を更に具備する、請求項5に記載の振幅シフトキーイング復調装置。
  7. 前記整流回路には所定のバイアス電圧が印加されている、請求項1に記載の振幅シフトキーイング復調装置。
  8. 直流電圧を出力するバイアス回路と、ゲート端子とソース端子との間に前記直流電圧のみが印加される第1のMOSトランジスタと、ゲート端子とソース端子との間に前記直流電圧のみが印加されるとともにドレイン端子が前記第1のMOSトランジスタのソース端子に接続された第2のMOSトランジスタと、一端が前記第1のMOSトランジスタのソース端子に接続され他端から交流信号が入力される結合キャパシタとを具備する整流回路に、前記バイアス電圧を所定のタイミングで供給させ、
    前記整流回路によって整流された入力信号を閾値と比較して2値信号を出力するコンパレータを、前記所定のタイミングとは異なるタイミングで動作させる、
    振幅シフトキーイング復調方法。
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