JP4375025B2 - 出力回路およびオペアンプ - Google Patents

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Description

本発明は、電流ソース用の出力トランジスタを用いた出力回路および当該出力回路を備えたオペアンプに関する。
近年、半導体集積回路装置における電源の低電圧化および低消費電力化がますます重要となってきている。特許文献1には、シンク側出力トランジスタのベース電位に基づいて、ソース側出力トランジスタのコレクタ電流を制御して、出力トランジスタのアイドリング電流を低減するオペアンプが示されている。
また、特許文献2には、信号入力端子に印加された入力電圧が、第3および第4のトランジスタのベースに与えられ、それぞれベース・エミッタ間電圧だけシフトされた上で、相補形プッシュプル構成をなす第1および第2のトランジスタのベースに与えられるB級プッシュプル出力回路であって、入力電圧が変化したり負荷が変動しても第3のトランジスタに流れるコレクタ電流の変化が小さくなるプッシュプル出力回路が示されている。このプッシュプル出力回路を用いると、第1ないし第4のトランジスタのベース・エミッタ間電圧のアンバランスに基づく消費電流の増加およびクロスオーバー歪みの増大を抑えることができる。
特開2003−69346号公報 特開2003−258569号公報
図4は、従来から用いられているオペアンプのプッシュプル出力回路であって、(a)はブロック構成を示し、(b)は具体的な回路構成を示している。オペアンプ1に電源電圧を供給する電源線2と電源線3(グランド線)との間には、NPN形トランジスタQ1とPNP形トランジスタQ2とが出力端子4を挟んで接続されており、これらトランジスタQ1とQ2の各ベースの間には図示極性のダイオードD1、D2が直列に接続されている。
ソース側のトランジスタQ1側について、電源線2と定電流回路5との間および電源線2とトランジスタQ1のベースとの間には、それぞれカレントミラー回路6を構成するトランジスタQ3およびQ4が接続されている。このカレントミラー回路6は、トランジスタQ1にベース電流を流す駆動回路である。一方、シンク側のトランジスタQ2側について、トランジスタQ2のベースと電源線3との間には、トランジスタQ2にベース電流を流すためのトランジスタQ5が接続されており、そのトランジスタQ5のベース・エミッタ間には抵抗7が接続されている。なお、出力端子4には、負荷8が接続されるようになっている。
このオペアンプ1において、カレントミラー回路6がトランジスタQ1に供給するベース電流つまり定電流回路5の電流値は、負荷8に流し出す電流が最大となる場合を想定して設計されている。このように設計された回路では、負荷8に流し出す電流が小さくなると、トランジスタQ1に無駄なベース電流が流れることになる。例えば、オペアンプ1の最大出力電流が−40mA、トランジスタQ1の直流電流増幅率hFE(最小)が20として設計した場合、定電流回路5の電流値は2mA以上に設定する必要があり、たとえ無負荷の場合であっても常に2mA以上の電流が流れ続けることになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、出力トランジスタの駆動に要する電流を低減可能な出力回路および当該出力回路を備えたオペアンプを提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、電流ソース用の出力トランジスタに流れる電流を電流検出回路により検出し、駆動回路は、その検出された電流が増加すると出力トランジスタに供給するベース電流を増加させ、前記検出された電流が減少すると出力トランジスタに供給するベース電流を減少させる。従って、出力回路の出力電流が最大の場合においても出力トランジスタを駆動できるだけのベース電流供給能力を駆動回路に持たせておけば、無負荷から最大負荷までの各負荷状態において、出力トランジスタを駆動するのに必要なだけの適量なベース電流を流すことができ、過剰なベース電流を流すことにより生じていた無駄な消費電流を低減することができる。
出力トランジスタに対し所定のベース電流を供給する起動回路を設けたので、例えば無負荷状態から負荷が急増したような場合に、起動回路が供給する出力トランジスタのベース電流に基づいて直ちにコレクタ電流が流れ、さらに、電流検出回路または電圧検出回路、駆動回路および出力トランジスタからなる閉ループの増幅作用により、出力トランジスタのベース電流ひいてはコレクタ電流を急峻に立ち上げることができる。
請求項2に記載した手段によれば、検出用トランジスタには、出力トランジスタに流れる電流に対して一定割合の電流が流れ、その電流がカレントミラー回路を介して出力トランジスタのベース電流となる。従って、出力トランジスタと検出用トランジスタとのエミッタ面積比およびカレントミラー回路を構成するトランジスタのエミッタ面積比(ミラー比)などを調整することにより、出力トランジスタのコレクタ電流とベース電流との比を出力トランジスタの直流電流増幅率に応じた値に設定することができる。
請求項3に記載した手段によれば、出力端子の電圧を電圧検出回路により検出し、駆動回路は、その検出された電圧に応じたベース電流を出力トランジスタに供給する。本手段は、出力端子の電圧に応じた電流が出力されるような用途・負荷に対して好適であり、逆に、出力電流にかかわらず出力電圧が一定に制御されるような用途・負荷に対しては不適である。本手段においても、出力回路の出力電流が最大の場合において出力トランジスタを駆動できるだけのベース電流供給能力を駆動回路に持たせておけば、無負荷から最大負荷までの各負荷状態において、出力トランジスタを駆動するのに必要なだけの適量なベース電流を流すことができ、過剰なベース電流を流すことにより生じていた無駄な消費電流を低減することができる。
1のカレントミラー回路は、出力端子の電圧に応じた電流を入力し、ミラー比に応じた電流を出力する。また、第2のカレントミラー回路は、第1のカレントミラー回路からから出力される電流を入力し、ミラー比に応じた電流を出力トランジスタのベース電流として出力する。従って、第1、第2のカレントミラー回路を構成するトランジスタのエミッタ面積比などを調整することにより、出力トランジスタのコレクタ電流(出力電圧と一定の関係を有する)とベース電流との比を適宜設定することができる。
請求項に記載した手段によれば、出力トランジスタに対し所定のベース電流を供給する起動回路を設けたので、例えば無負荷状態から負荷が急増したような場合に、起動回路が供給する出力トランジスタのベース電流に基づいて直ちにコレクタ電流が流れ、さらに、電流検出回路または電圧検出回路、駆動回路および出力トランジスタからなる閉ループの増幅作用により、出力トランジスタのベース電流ひいてはコレクタ電流を急峻に立ち上げることができる。
請求項5記載に記載した手段によれば、出力端子の電圧を電圧検出回路により検出し、駆動回路は、その検出された電圧に応じたベース電流を出力トランジスタに供給する。本手段は、出力端子の電圧に応じた電流が出力されるような用途・負荷に対して好適であり、逆に、出力電流にかかわらず出力電圧が一定に制御されるような用途・負荷に対しては不適である。本手段においても、出力回路の出力電流が最大の場合において出力トランジスタを駆動できるだけのベース電流供給能力を駆動回路に持たせておけば、無負荷から最大負荷までの各負荷状態において、出力トランジスタを駆動するのに必要なだけの適量なベース電流を流すことができ、過剰なベース電流を流すことにより生じていた無駄な消費電流を低減することができる。
出力トランジスタに対し所定のベース電流を供給する起動回路を設けたので、例えば無負荷状態から負荷が急増したような場合に、起動回路が供給する出力トランジスタのベース電流に基づいて直ちにコレクタ電流が流れ、さらに、電流検出回路または電圧検出回路、駆動回路および出力トランジスタからなる閉ループの増幅作用により、出力トランジスタのベース電流ひいてはコレクタ電流を急峻に立ち上げることができる。
請求項6ないし9に記載した手段によれば、オペアンプのプッシュプル出力回路の電流ソース側出力回路に上述の出力回路を採用したので、オペアンプの消費電流を低減することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。これら図1、図2において、図4と同一部分には同一符号を付して示している。
まず、図2は、車両のパワーステアリング装置に適用されるトルクセンサの電気的構成を示している。図中、二点鎖線で囲まれた部分は、トルクセンサ用のIC12として構成されている。このトルクセンサ11は、トーションバー(図示せず)の弾性変形によるコイルのインダクタンス変化に基づいてトルクを検出するものである。
電圧供給線13、14間には、コイル15、抵抗16およびコイル17並びにコイル18、抵抗19およびコイル20がそれぞれ直列に接続されている。これらの直列回路は、後述するオペアンプ27、28の負荷8となる。図中、コイル15、17、18、20は、その抵抗分に着目して抵抗の記号を用いて表してある。これらのコイル15、17、18、20には、それぞれコンデンサ21、抵抗22、コンデンサ23、抵抗24が並列に接続されており、電圧供給線13、14とグランドとの間にはそれぞれコンデンサ25、26が接続されている。抵抗16、19は可変抵抗器であって、その可動端子から出力される信号電圧は、トルクに応じた電圧となっている。
IC12には、基準交流電圧V0を入力として、上記電圧供給線13、14に対しそれぞれ逆位相の交流電圧V1、V2を出力するオペアンプ27、28が形成されている。これらオペアンプ27、28は、電源線2、3から電源電圧の供給を受けて動作するようになっている。オペアンプ27は、ボルテージフォロアの接続形態とされている。また、オペアンプ28は、抵抗29〜31を伴った反転増幅回路の接続形態とされており、その非反転入力端子には電源線32からオフセット基準電圧(一例として3.5V)が与えられている。なお、基準交流電圧V0は、例えば3.5Vを中心とする振幅1.5Vの正弦波電圧である。
図1は、オペアンプ27、28のプッシュプル出力回路であって、(a)はブロック構成を示し、(b)は具体的な回路構成を示している。電源線2と出力端子4との間には、図示極性のダイオードD3と電流ソース用のNPN形トランジスタQ1(出力トランジスタに相当)とが直列に接続されており、出力端子4と電源線3(グランド線)との間には、電流シンク用のPNP形トランジスタQ2が接続されている。電流検出回路33を構成するトランジスタQ6(検出用トランジスタに相当)とトランジスタQ1のエミッタ同士およびベース同士は接続されており、トランジスタQ6には、トランジスタQ1のコレクタ電流つまりオペアンプ27、28の出力電流に応じたコレクタ電流が流れるようになっている。
駆動回路34は、電流検出回路33により検出された電流に応じたベース電流をトランジスタQ1に対し供給するとともに、トランジスタQ2にベース電流を流す回路である。トランジスタQ1は、主としてトランジスタQ7とQ8とからなるカレントミラー回路35により駆動され、補助的にトランジスタQ3、Q4と定電流回路5とからなる起動回路36により駆動されるようになっている。定電流回路5の出力電流は、従来構成とは異なり、トランジスタQ1の起動に必要なだけの小さい値に設定されている。
トランジスタQ2は、トランジスタQ5により駆動されるようになっている。
カレントミラー回路35を構成するトランジスタQ7、Q8の各エミッタは電源線2に接続されており、トランジスタQ7のベースとコレクタはトランジスタQ6のコレクタに接続されている。また、トランジスタQ8のコレクタはトランジスタQ1、Q6のベースに接続されている。起動回路36のトランジスタQ3、Q4もカレントミラー回路を構成している。これらトランジスタQ3、Q4の各エミッタは電源線2に接続されており、トランジスタQ3のベースとコレクタは定電流回路5に接続されている。また、トランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ1、Q6のベースに接続されている。
一方、トランジスタQ5のコレクタは、トランジスタQ2のベースに接続されており、そのトランジスタQ5のベース・エミッタ間には抵抗7が接続されている。このトランジスタQ5のベースには、図示しない差動増幅回路の出力電圧が与えられるようになっている。なお、トランジスタQ1とQ2の各ベースの間には図示極性のダイオードD1、D2が直列に接続されている。
次に、本実施形態の作用および効果について説明する。
トルクセンサ11が動作している期間、オペアンプ27、28は、それぞれ電圧供給線13、14に対し交流電圧V1、V2を出力し続けており、それに伴って出力電圧(瞬時値)に応じた交流電流(瞬時値)を出力(ソース出力またはシンク出力)している。トランジスタQ1には、起動回路36から比較的小さい一定のベース電流が供給されており、無負荷時または負荷8が微小の時には、この起動回路36からのベース電流が支配的となってトランジスタQ1が駆動される。
トランジスタQ1にコレクタ電流(オペアンプ27、28のソース出力電流)が流れると、トランジスタQ6に当該電流に対して一定比を持つコレクタ電流が流れ、そのコレクタ電流がカレントミラー回路35を介してトランジスタQ1のベース電流となる。トランジスタQ1にコレクタ電流が流れると、トランジスタQ1のベース電流が増加する。その結果、トランジスタQ1には、自身のコレクタ電流つまりオペアンプ27、28の出力電流に応じたベース電流が流れることになる。
従って、電圧供給線13、14間に接続される負荷8(上述したコイルと抵抗の直列回路)が最大の場合であってオペアンプ27、28の出力電流が最大の場合においてもトランジスタQ1を駆動できるだけのベース電流供給能力をカレントミラー回路35に持たせておけば、無負荷から最大負荷までの各負荷状態において、トランジスタQ1に対し、当該トランジスタQ1を駆動するのに必要となる最小限のベース電流を流すことができ、従来回路(図4参照)において過剰なベース電流を流すことにより生じていた無駄な消費電流を低減することができる。
また、起動回路36を設けたので、例えば無負荷状態から負荷8が急増したような場合に、起動回路36が供給するトランジスタQ1のベース電流に基づいて直ちにコレクタ電流が流れ、電流検出回路33、駆動回路34およびトランジスタQ1からなる閉ループの増幅作用により、トランジスタQ1のベース電流ひいてはコレクタ電流を急峻に立ち上げることができる。
さらに、電源線2とトランジスタQ1のコレクタとの間にダイオードD3を設けたので、トランジスタQ1とQ6のコレクタ・エミッタ間電圧が等しくなり、両トランジスタ間でのアーリー効果をキャンセルして、より高精度の電流検出を実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。
本実施形態は、オペアンプ37において、第1の実施形態で用いた電流検出回路33に替えて電圧検出回路38を設けた点が異なっている。図3において、図1(b)と同一部分には同一符号を付して示している。このオペアンプ37は、第1の実施形態と同様に、例えばトルクセンサ用ICに用いられる。
電圧検出回路38は、抵抗39とトランジスタQ9、Q10により構成されている。すなわち、出力端子4と電源線3との間には、抵抗39と、ベースとコレクタが接続されたトランジスタQ9とが直列に接続されており、トランジスタQ9とQ10はカレントミラー回路(第1のカレントミラー回路に相当)を構成している。この電圧検出回路38は、出力端子4の電圧を検出し、その検出した電圧に応じた電流を出力するようになっている。
駆動回路40のうちトランジスタQ1を駆動する回路は、トランジスタQ11、Q12からなるカレントミラー回路41(第2のカレントミラー回路に相当)により構成されている。トランジスタQ11、Q12の各エミッタは電源線2に接続されており、トランジスタQ11のベースとコレクタはトランジスタQ10のコレクタに接続されている。また、トランジスタQ12のコレクタはトランジスタQ1のベースに接続されている。なお、トランジスタQ1のコレクタは、直接、電源線2に接続されている。
この構成において、トランジスタQ9には出力端子4の電圧(出力電圧)に比例した電流が流れ込み、その電流がトランジスタQ10、Q11、Q12を介してトランジスタQ1のベース電流となる。トランジスタQ1が負荷8に電流を出力すると、負荷8の電圧上昇に起因して、上記閉ループ制御によりトランジスタQ1のベース電流が増加する。その結果、トランジスタQ1には、オペアンプ37の出力電圧に応じたベース電流が流れることになる。
従って、本実施形態によっても、無負荷から最大負荷までの各負荷状態において、トランジスタQ1に対し、当該トランジスタQ1を駆動するのに必要なだけの適量なベース電流を流すことができ、従来過剰なベース電流を流すことにより生じていた無駄な消費電流を低減することができる。また、トランジスタQ1のコレクタが電源線2に接続されているため、オペアンプ37は、オペアンプ27、28に対して、高電位側の出力電圧範囲をより高くとることができる。ただし、本実施形態は、出力端子4の電圧に応じた電流が出力されるような用途・負荷に対して好適であり、逆に、出力電流にかかわらず出力電圧が一定に制御されるような用途・負荷に対しては不適である。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
プッシュプル出力回路としてのみならず、単独のソース側出力回路として適用することができる。また、本発明に係る出力回路は、オペアンプに限らずコンパレータやその他の出力回路に対して広く適用することができる。
第2の実施形態において、起動回路36は、必要に応じて設ければ良い。
トルクセンサ以外の用途にも適用できる。
本発明の第1の実施形態におけるオペアンプのプッシュプル出力回路の構成であって、(a)はブロック構成を示し、(b)は具体的な回路構成を示す図 トルクセンサの電気的構成図 本発明の第2の実施形態である図1(b)相当図 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
2は電源線、4は出力端子、27、28、37はオペアンプ、33は電流検出回路、34、40は駆動回路、35はカレントミラー回路、36は起動回路、38は電圧検出回路、41はカレントミラー回路(第2のカレントミラー回路)、Q1はトランジスタ(出力トランジスタ)、Q6はトランジスタ(検出用トランジスタ)である。

Claims (9)

  1. 電源線と出力端子との間に接続された電流ソース用の出力トランジスタと、
    この出力トランジスタに流れる電流を検出する電流検出回路と、
    この電流検出回路により検出された電流が増加すると前記出力トランジスタに供給するベース電流を増加させ、前記電流検出回路により検出された電流が減少すると前記出力トランジスタに供給するベース電流を減少させる駆動回路と、
    前記出力トランジスタに対し所定のベース電流を供給する起動回路とを備えたことを特徴とする出力回路。
  2. 前記電流検出回路は、前記出力トランジスタに対しエミッタ同士およびベース同士が接続された検出用トランジスタにより構成され、
    前記駆動回路は、前記検出用トランジスタに流れる電流を入力とするカレントミラー回路により構成されていることを特徴とする請求項1記載の出力回路。
  3. 電源線と出力端子との間に接続された電流ソース用の出力トランジスタと、
    この出力端子の電圧を検出する電圧検出回路と、
    この電圧検出回路により検出された電圧に応じたベース電流を前記出力トランジスタに供給する駆動回路とを備え
    前記電圧検出回路は、前記出力端子の電圧に応じた電流を入力とする第1のカレントミラー回路により構成され、
    前記駆動回路は、前記第1のカレントミラー回路からから出力される電流を入力とする第2のカレントミラー回路により構成されていることを特徴とする出力回路。
  4. 前記出力トランジスタに対し所定のベース電流を供給する起動回路を設けたことを特徴とする請求項3記載の出力回路。
  5. 電源線と出力端子との間に接続された電流ソース用の出力トランジスタと、
    この出力端子の電圧を検出する電圧検出回路と、
    この電圧検出回路により検出された電圧に応じたベース電流を前記出力トランジスタに供給する駆動回路と、
    前記出力トランジスタに対し所定のベース電流を供給する起動回路とを備えたことを特徴とする出力回路。
  6. 電流ソース側出力回路と電流シンク側出力回路とからなるプッシュプル出力回路を備え、前記電流ソース側出力回路として請求項1ないし5の何れかに記載の出力回路を用いたことを特徴とするオペアンプ。
  7. 電流ソース側出力回路と電流シンク側出力回路とからなるプッシュプル出力回路を備え、
    前記電流ソース側出力回路は、
    電源線と出力端子との間に接続された電流ソース用の出力トランジスタと、
    この出力トランジスタに流れる電流を検出する電流検出回路と、
    この電流検出回路により検出された電流が増加すると前記出力トランジスタに供給するベース電流を増加させ、前記電流検出回路により検出された電流が減少すると前記出力トランジスタに供給するベース電流を減少させる駆動回路とを備えていることを特徴とするオペアンプ。
  8. 前記電流検出回路は、前記出力トランジスタに対しエミッタ同士およびベース同士が接続された検出用トランジスタにより構成され、
    前記駆動回路は、前記検出用トランジスタに流れる電流を入力とするカレントミラー回路により構成されていることを特徴とする請求項7記載のオペアンプ。
  9. 電流ソース側出力回路と電流シンク側出力回路とからなるプッシュプル出力回路を備え、
    前記電流ソース側出力回路は、
    電源線と出力端子との間に接続された電流ソース用の出力トランジスタと、
    この出力端子の電圧を検出する電圧検出回路と、
    この電圧検出回路により検出された電圧が増加すると前記出力トランジスタに供給するベース電流を増加させ、前記電圧検出回路により検出された電圧が減少すると前記出力トランジスタに供給するベース電流を減少させる駆動回路とを備えていることを特徴とするオペアンプ。
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