JP4548501B2 - 組電池システムの断線検出装置及び組電池システムの断線検出方法 - Google Patents

組電池システムの断線検出装置及び組電池システムの断線検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の二次電池セルを直列に接続して構成される組電池システムについて、各セルと監視回路との間の断線を検出する組電池システムの断線検出装置及び方法に関する。
特許文献1には、組電池の充放電状態を監視する装置について、組電池と装置との間の断線を検出する技術が開示されている。この技術では、各セルSに対して抵抗素子R及びFET_Qの直列回路を並列に接続する。そして、断線検出時には、上位,下位2つのセルの組について、上位のFETをOFFにすると共に下位のFETをONにする。この時、2つのセルの共通線(上位の負側,下位の正側)が断線していると、上位側の異常検出回路は過充電を、下位側の異常検出回路は過放電を検出するので、その検出状態を得た場合に断線が検出されるようになっている。
特開2004−104989号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、セルの電圧が低く2セルの合計電圧が過充電の検出しきい値以下である場合には、断線を検出できないという問題がある。例えば、正常時のセル電圧が2V〜4Vの範囲で変動し、4.5Vで過充電,1.5Vで過放電を検出するように設定されている場合、各セルの電圧が2Vであれば合計は4Vであるから、過充電(断線)は検出されない。
また、セルの電圧が高い場合でも、最上位(セルSnの正側)と最下位(セルS1の負側)の電源線の断線は検出することができない(過放電として検出されるが、断線との判別ができない)。このように、条件によっては断線が検出できない場合が存在する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、断線の検出をより幅広い条件で行うことができる組電池システムの断線検出装置及び組電池システムの断線検出方法を提供することにある。
請求項1記載の組電池システムの断線検出装置によれば、検出用電流供給手段は、断線検出を行う際に、監視回路を経由して流れる消費電流よりも大なる検出用電流を、セル,監視回路間の接続線に流す。そして、電流経路変化手段は、断線が発生すると、対応するセルの正側,負側電源線間の電位関係を反転させるように検出用電流が流れる経路を変化させるので、断線検出手段は、その時の電位関係の反転を検出して断線検出信号を出力する。
すなわち、セルとの間に断線が発生していない正常時に検出用電流供給手段が検出用電流を供給しても、電流経路変化手段が機能せず、断線検出手段は電位関係の反転を検出しない。一方、何れかのセルとの間に断線が発生すると電流経路変化手段が機能する結果、正側,負側の電位関係に反転が生じる。この場合、断線検出手段は、セル毎に上記電位関係の反転を検出するので、セルの端子電圧の高低にかかわりなく断線を検出することができる。また、最上位セルの正側電源線が断線した場合でも、同様に検出が可能となる。
請求項2記載の組電池システムの断線検出装置によれば、セル数が2n(nは自然数)の場合に、n個の検出用電流供給手段を、接続される端子がそれぞれ異なるようにn直列のセルに並列接続する。斯様に構成すれば、1つの検出用電流供給手段によって2つのセルに検出用電流を供給し、供給手段の数を最小にすることができる。また、全ての検出用電流供給手段を同時に動作させた場合、検出用電流が各接続線に分散して流れるので、全体をバランス良く構成できる。
請求項3記載の組電池システムの断線検出装置によれば、電流経路変化手段を、カソードがセルの正極側に接続されるダイオードで構成するので、断線が発生したセルの負側から正側にダイオードを介して検出用電流を流すことで、両者の電位関係を簡単に反転させることができる。
請求項4記載の組電池システムの断線検出装置によれば、組電池の最高電位側,並びに最低電位側に配置されるセルと対応する監視回路との間に断線が発生すると、電流経路変化手段は、対応するセルの正側電源線,負側電源線間の電位関係を反転させるように両電源線間に流れる電流の経路を変化させ、断線検出手段は、前記電位関係の反転を検出して断線検出信号を出力する。
即ち、特許文献1の問題は、組電池の最上位と最下位の電源線の断線を検出することができないことであるから、少なくとも組電池の最上位電源線と最下位電源線との断線を、電流経路変化手段と断線検出手段により検出することが可能となれば、上記の問題は解消できる。
請求項5記載の組電池システムの断線検出装置によれば、断線検出手段は、正側,負側電流変換手段により、対応するセルの正側電源線,負側電源線の電圧を正側電流,負側電流に変換し、電流比較手段によって正側電流と負側電流との大きさを比較し、その比較結果が、負側電流が正側電流より大きくなったことを示す場合に断線検出信号を出力する。即ち、(負側電流)>(正側電流)となった場合は(負側電圧)>(正側電圧)であることに対応するので、電流値を比較することで電位の反転−断線を検出できる。
請求項6記載の組電池システムの断線検出装置によれば、正側,負側電流変換手段を第1,第2カレントミラー回路で構成し、電流比較手段を、第2ミラー電流により決定される第3ミラー電流が、第1カレントミラー回路のミラー側トランジスタに供給される第3カレントミラー回路と、負側電源線より電流が供給される出力トランジスタとで構成する。そして、出力トランジスタの導通を、第3カレントミラー回路を構成するトランジスタと、第1カレントミラー回路を構成するトランジスタとの共通接続点に流れる電流で制御する。
即ち、第1カレントミラー回路による第1ミラー電流は正側電流に対応し、第3カレントミラー回路による第3ミラー電流は負側電流に対応している。そして、第3カレントミラー回路を構成するトランジスタと、第1カレントミラー回路を構成するトランジスタとの共通接続点において流入又は流出する電流は、負側電流と正側電流との差に相当する。従って、(負側電流)>(正側電流)となった場合に出力トランジスタの導通状態が変化するように、第1ミラー電流と第3ミラー電流との電流比を設定すれば、出力トランジスタを介して断線検出信号を出力するための電流供給を制御することができる。
請求項7記載の組電池システムの断線検出装置によれば、第1,第2カレントミラー回路と、負側電源線よりも低電位となる電源線との間に検出用トランジスタを備え、そのトランジスタを断線検出を行う場合に導通制御する。従って、第1〜第3カレントミラー回路は、断線検出が行われる場合にだけ動作してミラー電流を流すので、電流消費を抑制することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本発明を、2次電池セルの直列数が例えば8(=2n)個のシステムに適用した構成を示す。組電池1は、例えばリチウム電池などのセル2(1〜8)を直列接続して構成されており、各セル2には、電圧監視回路3がそれぞれ並列に接続されている。電圧監視回路3は、対応するセル2の端子電圧を監視して過充電状態や過放電状態を検出したり、充放電を制御して電圧の均等化処理を行う。
また、各セル2には、逆方向のダイオード(電流経路変化手段)4及び反転検出回路(断線検出手段)5も並列に接続されている。加えて、断線検出用の4(=n)個の電流制御回路6(1〜4,検出用電流供給手段)が、それぞれ接続端子が異なるように、4個のセル2の直列回路に対して並列に接続されている。これらの各セル2(1〜8)の正側端子に対する接続状態は、以下のようになっている。
電流制御回路6(1):上流側 セル2(1)
:下流側 セル2(5)
電流制御回路6(2):上流側 セル2(2)
:下流側 セル2(6)
電流制御回路6(3):上流側 セル2(3)
:下流側 セル2(7)
電流制御回路6(4):上流側 セル2(4)
:下流側 セル2(8)
組電池1に断線が発生しておらず正常である場合、組電池1より供給される電流Iccは、8個の電圧監視回路3を介して流れる(すなわち、電圧監視回路3の消費電流に相当する)。そして、電流制御回路6は、組電池1について断線検出を行う時だけ機能して、検出用電流Is1〜Is4を流すようになっている。例えば電流制御回路6(1)は、セル2(1)の正側端子から、セル2(5)の正側端子(=セル2(4)の負側端子)に検出用電流Is1を流す。そして、検出用電流Isは、正常時の消費電流Iccよりも大きな値に設定されている。
ダイオード4は、詳細は後述するが、組電池1の何れかのセル2に断線が発生した場合に、検出用電流Isを自身を経由させて流すことで、セル2の正側電源端子,負側電源端子間の電位関係を反転させる機能をなす。そして、反転検出回路5は、その電位関係が反転した状態を検出すると、検出信号をANDゲート(断線検出手段)7に出力する。例えば反転検出回路5(1)は、セル2(1)の正側電位V1と負側電位V2の反転を検出し、反転検出回路5(2)は、セル2(2)の正側電位V2と負側電位V3の反転を検出する。ANDゲート7は、負論理のORとして機能し、全ての反転検出回路5が断線(電位関係の反転)を検出していなければハイレベル(インアクティブ)を出力しており、何れか1つ以上の反転検出回路5が断線を検出すると出力レベルをロウ(アクティブ)に変化させる。
次に、本実施例の作用について説明する。以下、断線が発生したセル2の位置が異なる場合に分けて説明する。また、以下では、各セル2の端子電圧V1〜V8をそれぞれの正側電源線を示す名称(V*接続線と称す)にも使用する。例えば、V1接続線はセル2(1)の正側電源線であり、V2接続線はセル2(1)の負側電源線であると共にセル2(2)の正側電源線となる。
<最上位セル2(1)の正側:接続線V1が断線した場合>
断線が発生していない状態では、電流制御回路6(1)が検出用電流Is1を流した場合、その電流Is1は接続線V1→V5の経路でセル2(4)の負側端子に流れる(実線で示す)。そして、V1接続線が断線すると、電流Is1は、セル2(2)の正側端子であるV2接続線よりダイオード2(1)を経由して(電流Id1)V1接続線に流れる(一点鎖線で示す)。その結果、電圧V1,V2の大小関係が反転するので、その状態が反転検出回路5(1)により検出される。
<セル2(2)〜2(4)の正側:接続線V2〜V4が断線した場合>
例えばセル2(2)に対応するV2接続線が断線した場合を想定すると、上位からは電圧監視回路3(1)を介して通常の消費電流Iccが流入するが、Icc<Is2であるから、電流Is2は、セル3(3)の正側端子であるV3接続線よりダイオード2(2)を経由して(電流Id2)上位側のV2接続線に流れる。すると、電圧V2,V3の大小関係が反転し、その状態が反転検出回路5(2)により検出される。他のセル2(3),2(4)についても同様の作用で、反転検出回路5(3),5(4)により断線が検出される。
<セル2(5)〜2(8)の正側:接続線V5〜V8が断線した場合>
例えばセル2(1)の正側端子より引き出された検出用電流Is1は、V5接続線を介してセル2(4)の負側端子に流入する。そして、接続線V5が断線すると、電流Is1は、ダイオード4(4)を経由して(電流Id5)上位側のセル2(4)の正側端子に流れる(破線で示す)。すると、電圧V4,V5の大小関係が反転するので、その状態が反転検出回路5(4)により検出される。すなわち、接続線V4,V5が断線した場合は何れも反転検出回路5(4)により検出が行われる。他のセル2(6)〜2(8)についても同様の作用で、反転検出回路5(5)〜5(7)により断線が検出される。
<最下位セル2(8)の負側GNDが断線した場合>
GND線(接続線)には、電流制御回路6からの検出用電流Isは供給されないが、GND線が断線すると、電圧監視回路3(8)を介して流入する電流Iccが、セル2(8)の負側端子に流れず、ダイオード4(8)を介して(電流Idg)セル2(8)の正側端子に流れる。すると、電圧V8,GNDの大小関係が反転するので、その状態が反転検出回路5(8)により検出される。したがって、このケースは、電流制御回路6を機能させずとも断線が検出される。
次に、断線が同時に2か所で発生した場合について、図2を参照して説明する。
<接続線V1,V2の断線>
この場合、電流制御回路6(1)が検出用電流Is1を流すと、その電流Is1は、セル2(3)の正側端子よりダイオード2(2),2(1)を経由して(電流Id1)V1接続線に流れる。その結果、電圧V1,V2の大小関係と、電圧V2,V3の大小関係とが同時に反転するので、その状態が反転検出回路5(1),5(2)により検出される。
<接続線V4,V5の断線>
この場合、電流制御回路6(4)が検出用電流Is4を流すと、その電流Is4は、セル2(6)の正側端子よりダイオード2(5),2(4)を経由して(電流Id4)V4接続線に流れる。その結果、電圧V4,V5の大小関係と、電圧V5,V6の大小関係とが同時に反転し、その状態が反転検出回路5(4),5(5)により検出される。
<接続線V8,GNDの断線>
この場合、電圧監視回路3(8)を介して流入する電流Iccが、セル2(8)の負側端子に流れず、ダイオード4(8),4(7)を介して(電流Idg)セル2(7)の正側端子に流れる。すると、電圧V7,V8の大小関係と、電圧V8,GNDの大小関係が反転するので、その状態が反転検出回路5(7),5(8)により検出される。したがって、このケースも、電流制御回路6を機能させずとも断線が検出される。
次に、反転検出回路5並びに電流制御回路6の具体構成例について図3を参照して説明する。電流制御回路6は、接続線V5とGND線との間に接続される電流源11及びNPNトランジスタ12(0)の直列回路と、このトランジスタ12(0)とミラー対を構成する4つのNPNトランジスタ12(1〜4)とを備えている。各接続線V1〜V4とトランジスタ12(1〜4)のコレクタとの間には、PNPトランジスタのミラー対13(1〜4)を構成する各トランジスタのa側(コレクタに両者のベースが接続されている側,他方をb側と称す)及び抵抗素子14(1〜4)の直列回路が接続されている。
接続線V5〜V8には、NPNトランジスタのミラー対15(1〜4)が構成されており、これらのミラー対15(1〜4)のa側のコレクタは、ミラー対13(1〜4)のb側のコレクタに接続され、ミラー対15(1〜4)のb側のコレクタは、抵抗素子16(1〜4)を介して接続線V1〜V4に接続されている。
一方、反転検出回路5は、接続線V5とGND線との間に接続される電流源17及びNPNトランジスタ18(0)の直列回路と、このトランジスタ18(0)とミラー対を構成する8つのNPNトランジスタ18(1〜8)とを備えている(但し、図示の都合上、トランジスタ18(3〜6)は省略)。各接続線V1〜V4とトランジスタ18(1〜4)のコレクタとの間には、PNPトランジスタのミラー対19(1〜4)を構成する各トランジスタのa側及び抵抗素子20(1〜4)の直列回路が接続されている(但し、図示は(1,2)のみ)。
反転検出回路5(1)において、ミラー対19のb側トランジスタのコレクタには、NPNトランジスタ21(検出用トランジスタ)のベースが接続されており、トランジスタ21のエミッタは接続線V4に接続されている。そして、接続線V1とトランジスタ21のコレクタとの間には、抵抗素子22を介してNPNトランジスタのミラー対23(第1カレントミラー回路,正側電流変換手段)のa側が接続され、接続線V2とトランジスタ21のコレクタとの間には、抵抗素子24を介してNPNトランジスタのミラー対25(第2カレントミラー回路,負側電流変換手段)のa側が接続されている。
接続線V2には、PNPトランジスタのミラー対26(第3カレントミラー回路,電流比較手段)が配置されており、ミラー対26のa側トランジスタのコレクタはミラー対25のb側トランジスタのコレクタに接続され、ミラー対26のb側トランジスタのコレクタは、ミラー対23のb側トランジスタ(ミラー側トランジスタ)のコレクタ及びPNPトランジスタ27のベースにそれぞれ接続されている。トランジスタ27(出力トランジスタ)のエミッタは接続線V2に接続され、コレクタは抵抗素子28及び29(1)を介してGND線に接続されている。そして、抵抗素子28及び29の共通接続点は、ANDゲート7(実際は図1に示すように8入力であるが、一部を省略した4入力として図示)の入力端子に接続されている。
反転検出回路5(2)については、反転検出回路5(1)と同様の構成が、接続線V2,V3,V5間に配置されている。また、反転検出回路5(3,4)については図示を省略している。
反転検出回路5(7)において、接続線V5,V8の間には、PNPトランジスタ31,PNPトランジスタのミラー対32のa側コレクタ,抵抗素子33の直列回路が接続されている。また、トランジスタ31のコレクタには、PNPトランジスタのミラー対34及びNPNトランジスタ35のエミッタが接続されている。ミラー対32のb側コレクタは、接続線V7に配置されているNPNトランジスタのミラー対36のa側コレクタに接続され、ミラー対36のb側コレクタは、ミラー対34のb側コレクタ及びNPNトランジスタ35のベースに接続されている。そして、ミラー対34のa側コレクタは、抵抗素子37を介して接続線V7に接続され、トランジスタ35のコレクタは、抵抗素子38及び29(7)を介してGND線に接続されている。
反転検出回路5(8)については、反転検出回路5(7)と同様の構成が、接続線V6,GND間に配置されている。また、反転検出回路5(5,6)については図示を省略している。
次に、電流制御回路6及び反転検出回路5の回路動作を説明する。電流制御回路6については、図示しない断線検出を制御する回路によって、例えば周期的に電流源11が通電を行うように制御される。それに伴い、ミラー対12,13,15が通電動作する結果、電流制御回路6(1)は接続線V1より電流を引き出して接続線V5側に流し、電流制御回路6(2)は接続線V2より電流を引き出して接続線V6側に流す。
一方、反転検出回路5を構成する電流源17についても、上記電流源11と同じタイミングで通電を行うように制御される。すると、ミラー対18が通電動作して、反転検出回路5(1〜4)に関してはミラー対19(1〜4)が通電動作する。ここで、図4は、反転検出回路5(1)の一部を動作説明用に切り出して示すものである。ミラー対19が動作するとトランジスタ21がONとなり、ミラー対23,25,26が動作する。この時、ミラー対23のa側に流れるコレクタ電流Ia(第1ミラー電流,正側電流),ミラー対25のa側に流れるコレクタ電流Ib(第2,第3ミラー電流,負側電流)は、それぞれ(1),(2)式で表される。
Ia=(V1−V4−Vsat−Vf)/R1 …(1)
Ib=(V2−V4−Vsat−Vf)/R2 …(2)
Vsatはトランジスタ21のコレクタ−エミッタ間飽和電圧,Vfはミラー対23,25を構成するトランジスタのベース−エミッタ間電圧,R1,R2は抵抗素子22,24の抵抗値である。(1),(2)式において、R1=R2であれば、
V1>V2 → Ia>Ib
V1<V2 → Ia<Ib
となる。
そして、トランジスタ27のベース電流Icは(=Ia−Ib)であるから、V1>V2であればトランジスタ27がONとなり、抵抗素子29(1)に電流が供給され、ANDゲート7の入力端子はハイレベルとなる。一方、接続線V1が断線することで接続線V2からダイオード4(1)を介して電流Id1が流れ、V1<V2(電位の大小関係が反転した場合)となった場合は、トランジスタ27がOFFとなり抵抗素子29(1)に電流が供給されず、ANDゲート7の出力端子はロウレベルとなる。すなわち、ANDゲート7は負論理のORとして機能している。
尚、上記では、説明の都合上、抵抗素子22,24の抵抗値R1,R2をR1=R2として説明したが、反転検出回路5(1)の動作目的は、V1<V2となった場合にトランジスタ27をOFFさせることにある。そして、断線が発生することで反転した電位の差は、ダイオード4の順方向電圧:約0.7V程度である。従って、実際には、R1<R2となるように設定した方が、ミラー電流Ibをより大きな電流として流すことができ、トランジスタ27を確実にOFFさせるのに適する。
反転検出回路5(5〜8)に関しても基本的には同様である。反転検出回路5(7)について説明すると、ミラー対18が通電動作するとトランジスタ31がONして、ミラー対32,34,36が動作する。この時、ミラー対32のa側に流れるコレクタ電流をId,ミラー対34のa側に流れるコレクタ電流をIeとすると、それぞれ(3),(4)式で表される。
Id=(V5−Vsat−Vf−V8)/R3 …(3)
Ie=(V5−Vsat−Vf−V7)/R4 …(4)
Vsatはトランジスタ31のコレクタ−エミッタ間飽和電圧,Vfはミラー対32,34を構成するトランジスタのベース−エミッタ間電圧,R3,R4は抵抗素子33,37の抵抗値である。(3),(4)式において、R3=R4であれば、
V7>V8 → Id>Ie
V7<V8 → Id<Ie
となる。
そして、トランジスタ35のベース電流をIfとすると、If=Id−Ieであるから、V7>V8であればトランジスタ35がONとなり、抵抗素子29(7)に電流が供給され、ANDゲート7の入力端子はハイレベル,V7<V8の場合はトランジスタ35がOFFとなり抵抗素子29(7)に電流が供給されず、ANDゲート7の出力端子はロウレベルとなる。
尚、例えば反転検出回路5(1)において、トランジスタ21のエミッタを接続線V4に接続しているのは、電圧V3,V4間に電位関係の反転が生じた場合でも、反転検出回路5(1)を適正に動作させるためである。
以上のように本実施例によれば、電流制御回路6は、断線検出を行う際に、正常状態で各電圧監視回路3を経由して流れる消費電流Iccよりも大なる検出用電流Isを、各セル2と,電圧監視回路3との間の接続線V1〜V8に流す。そして、ダイオード4は、断線が発生すると、対応するセル2の正側,負側接続線間の電位関係を反転させるように検出用電流が流れる経路を変化させ、反転検出回路5は、その電位関係の反転を検出して断線検出信号を出力する。したがって、従来よりも断線検出を幅広い条件で行うことができる。また、最下位セル2(8)の負側接続線,すなわちGND線には検出用電流Isは供給されないが、断線した場合は、電圧監視回路3(8)を介して流れる電流Iccの経路がダイオード4(8)により変更されるので、同様に検出が可能となる。
また、本実施例によれば、セル2の数が8個の場合に4個の電流制御回路6を用意して、接続される各端子がそれぞれ異なるように4直列のセル2に並列接続したので、1つの電流制御回路6により2つのセル2に検出用電流Isを供給し、電流制御回路6の数を最小にすることができる。また、全ての電流制御回路6を同時に動作させた場合、検出用電流Isが各接続線V1〜V8に分散して(特定の接続線に集中することなく)流れるので、全体をバランス良く構成できる。
そして、反転検出回路5を、ミラー対23,25,26とトランジスタ27とで構成し、対応するセル2の正側電圧と負側電圧とをそれぞれミラー電流Ib,Iaに変換して、両者の差である電流Icによりトランジスタ27の導通を制御するように構成したので、電流値を比較することで電位の反転−断線を検出できる。また、トランジスタ21により、ミラー対23,25,26を断線検出が行われる場合にだけ動作させてミラー電流を流すようにしたので、電流消費を抑制することができる。
(第2実施例)
図5は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例では、各セル2に逆並列接続されるダイオード4を、2個(a,b)直列にした場合であり、その他の構成は第1実施例と同様である。斯様に構成した第2実施例によれば、上段側セルと下段側セルとの電位関係が逆転した場合、発生する電位差が2Vfになるので、電位の反転検出をより容易に行うことができる。
(第3実施例)
図6は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第3実施例では、各ダイオード4(1)〜4(7)のアノードを、一段下のセル(2)〜セル2(8)の正側端子並びにGND線に順次シフトして接続した場合である。斯様に構成した場合は、例えばV2接続線が断線すると検出電流Is2は、V4接続線からダイオード4(2)を介してV2接続線に流れる。その結果、電圧V2,V3間における電位の判定と、電圧V3,V4間における電位の判定とが、反転検出回路5(2),5(3)により同時に検出される。したがって、第1実施例と同様の効果が得られる。
(第4実施例)
図7は本発明の第4実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第4実施例では、電流制御回路6(1)〜6(4)の下流側を、全てGND線に接続した場合を示す。この場合、例えば電流制御回路6(1)〜6(4)が、正常時にセル2(1)〜(4)より引き出した検出電流Is1〜Is4は、全てGND線に流れる。したがって、図7では図示を省略しているが、接続線V5〜V8の断線を検出するにはそれらに対応する電流制御回路6(5)〜6(8)が別途必要となる。
以上のように構成される第4実施例による場合も、各セル2(1)〜2(8)に接続される接続線V1〜V8,並びにGND線について、断線検出を行うことができる。
(第5実施例)
図8は本発明の第5実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第5実施例では、第1実施例の反転検出回路5(1)〜5(8)を、コンパレータ(断線検出手段)31(1)〜31(8)(但し、図示は(1),(2),(7),(8)のみ)に置き換えたものである。この場合、接続線V1〜V4に対応するコンパレータ31(1)〜31(4)は入力差動対がNPNトランジスタで構成されているものを使用し、接続線V5〜V8に対応するコンパレータ31(5)〜31(8)は入力差動対がPNPトランジスタで構成されているものを使用する。
コンパレータ31(1)の(+),(−)電源端子は、それぞれ接続線V1,V4に接続され、コンパレータ31(2)の(+),(−)電源端子は、それぞれ接続線V2,V5に接続されている。そして、コンパレータ31の出力端子が抵抗素子29に接続されている。斯様に構成した第5実施例による場合も、第1実施例と同様の効果が得られる。
(第6実施例)
図9は本発明の第6実施例を示すものである。第6実施例は、前提構成として特許文献1の図1に開示されているものと同じ構成について、組電池1の最上位側セル2(1),最下位側セル2(8)に対してのみ、ダイオード4及び反転検出回路5を並列に接続した構成を示す。この場合、これらに対応する電流制御回路6は不要である。
即ち、特許文献1の問題は、組電池1の最上位と最下位の電源線の断線を検出することができない点であるから、最上位電源線と最下位電源線との断線を、ダイオード4(1,8)及び反転検出回路5(1,8)により検出することが可能となれば、上記の問題を解消できる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
第1実施例において、例えば反転検出回路5(1)を構成するトランジスタ21のエミッタを、接続線V3,V5等に接続しても良い。
トランジスタ21は必要に応じて配置すれば良く、トランジスタ21を使用しない場合は、ミラー対23,25のエミッタを電源線V4等に直接接続すれば良い。
第2実施例のダイオード4を、3つ以上直列に接続しても良い。
第5実施例のコンパレータを、MOSトランジスタで構成したコンパレータにしても良い。
電流経路変更手段は、ダイオード4に限ることなく、トランジスタを用いて構成しても良い。
ダイオード4は、少なくとも各カソードが対応するセル2の正側端子に接続されていれば良く、アノードについては、下段側のセル2であればどこに接続しても良い。
組電池を構成するセルの直列段数は「8」に限ることなく、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
また、ダイオード4や反転検出回路5は、必ずしも全てのセル2に対応して配置する必要はない。
監視回路は、少なくともセルの充放電を監視する機能を備えていれば良い。
断線検出は、ANDゲート7を介すことなく個別に検出を行うようにしても良い。
二次電池セルは、リチウム電池に限ることはない
本発明の第1実施例であり、断線検出装置の構成を示す機能ブロック 断線が同時に2か所で発生した場合を説明する図1相当図 反転検出回路並びに電流制御回路の具体構成例を示す図 反転検出回路の一部を動作説明用に切り出して示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1相当図 本発明の第4実施例を示す図1相当図 本発明の第5実施例を示す図3相当図 本発明の第6実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は組電池、2はセル(二次電池セル)、3は電圧監視回路、4はダイオード(電流経路変化手段)、5は反転検出回路(断線検出手段)、6は電流制御回路(検出用電流供給手段)、7はANDゲート(断線検出手段)、21はNPNトランジスタ(検出用トランジスタ)、23はミラー対(第1カレントミラー回路,正側電流変換手段)、25はミラー対(第2カレントミラー回路,負側電流変換手段)、26はミラー対(第3カレントミラー回路,電流比較手段)、27はPNPトランジスタ(出力トランジスタ)、31はコンパレータ(断線検出手段)を示す。

Claims (9)

  1. 複数の二次電池セルを直列に接続して構成される組電池と、前記セルに並列に接続されて対応するセルの充放電状態を監視する複数の監視回路とで構成されるシステムに配置され、前記セルと対応する監視回路との間の断線を検出する組電池システムの断線検出装置において、
    断線検出を行う際に、正常状態で前記監視回路を経由して流れる消費電流よりも大なる検出用電流を、前記セルと監視回路との間の接続線に流す検出用電流供給手段と、
    断線が発生した場合、対応するセルの正側電源線,負側電源線間の電位関係を反転させるように、前記検出用電流が流れる経路を変化させる電流経路変化手段と、
    前記電位関係の反転を検出して断線検出信号を出力する断線検出手段とを備えることを特徴とする組電池システムの断線検出装置。
  2. 前記セル数が2n(nは自然数)の場合、前記検出用電流供給手段をn個配置し、
    各検出用電流供給手段を、接続される端子がそれぞれ異なるように、n直列のセルに並列接続したことを特徴とする請求項1記載の組電池システムの断線検出装置。
  3. 前記電流経路変化手段は、カソードが前記セルの正極側に接続されるダイオードで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の組電池システムの断線検出装置。
  4. 複数の二次電池セルを直列に接続して構成される組電池と、前記セルに並列に接続されて対応するセルの充放電状態を監視する複数の監視回路とで構成されるシステムに配置され、前記セルと対応する監視回路との間の断線を検出する組電池システムの断線検出装置において、
    前記組電池の最高電位側,並びに最低電位側に配置されるセルの間にそれぞれ並列に接続され、
    前記最高電位電源線,又は前記最低電位電源線に断線が発生した場合、対応するセルの正側電源線,負側電源線間の電位関係を反転させるよう両電源線間に流れる電流の経路を変化させる電流経路変化手段と、
    前記電位関係の反転を検出して断線検出信号を出力する断線検出手段とを備えることを特徴とする組電池システムの断線検出装置。
  5. 前記断線検出手段は、
    対応するセルの正側電源線の電圧を正側電流に変換する正側電流変換手段と、
    対応するセルの負側電源線の電圧を負側電流に変換する負側電流変換手段と、
    前記正側電流と前記負側電流との大きさを比較する電流比較手段とを備え、
    前記負側電流が前記正側電流より大きくなった場合に、前記断線検出信号を出力することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の組電池システムの断線検出装置。
  6. 前記正側電流変換手段は、前記負側電源線よりも低電位となる電源線側に配置され、第1ミラー電流が、前記正側電源線を介して供給される電流により決定される第1カレントミラー回路で構成され、
    前記負側電流変換手段は、前記負側電源線よりも低電位となる電源線側に配置され、第2ミラー電流が、前記負側電源線を介して供給される電流により決定される第2カレントミラー回路で構成され、
    前記電流比較手段は、前記負側電源線側に配置され、前記第2ミラー電流により決定される第3ミラー電流が、前記第1カレントミラー回路のミラー側トランジスタに供給される第3カレントミラー回路と、前記負側電源線より電流が供給される出力トランジスタとで構成され、
    前記出力トランジスタは、前記第3カレントミラー回路を構成するトランジスタと、前記第1カレントミラー回路を構成するトランジスタとの共通接続点に流れる電流により導通が制御されることを特徴とする請求項5記載の組電池システムの断線検出装置。
  7. 前記第1,第2カレントミラー回路と、前記負側電源線よりも低電位となる電源線との間に接続され、断線検出を行う場合に導通制御される検出用トランジスタを備えたことを特徴とする請求項6記載の組電池システムの断線検出装置。
  8. 複数の二次電池セルを直列に接続して構成される組電池と、前記セルに並列に接続されて対応するセルの充放電状態を監視する複数の監視回路とで構成されるシステムにおいて、前記セルと対応する監視回路との間の断線を検出する方法であって、
    断線検出を行う際に、正常状態で前記監視回路を経由して流れる消費電流よりも大なる検出用電流を、前記セルと監視回路との間の接続線に流し、
    断線が発生した場合、対応するセルの正側電源線,負側電源線間の電位関係を反転させるように前記検出用電流が流れる経路を変化させ、
    前記電位関係の反転を検出することで断線検出を行うことを特徴とする組電池システムの断線検出方法。
  9. 複数の二次電池セルを直列に接続して構成される組電池と、前記セルに並列に接続されて対応するセルの充放電状態を監視する複数の監視回路とで構成されるシステムに配置され、前記組電池の最高電位側,並びに最低電位側に配置されるセルと対応する監視回路との間の断線を検出する方法であって、
    前記最高電位電源線,又は前記最低電位電源線に断線が発生した場合、対応するセルの正側電源線,負側電源線間の電位関係を反転させるよう両電源線間に流れる電流の経路を変化させ、
    前記電位関係の反転を検出することで断線検出を行うことを特徴とする組電池システムの断線検出方法。
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