JP4362940B2 - 殺虫、殺ダニ組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は殺虫、殺ダニ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリドは、特開昭57−156407号公報及び特開平8−319202号公報において殺虫、殺ダニ組成物の有効成分として知られているが、燻煙剤や全量噴射型エアゾール剤等の製剤形態においては、その殺虫、殺ダニ効果が十分に発揮されず、防除が重要であるコナダニ、中でもケナガコナダニに対しては効果が低い場合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、かかる状況下に鋭意検討した結果、2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリドと、ある特定のエステル化合物群から選ばれる一種以上のエステル化合物とを含有する殺虫、殺ダニ組成物が、極めて優れた殺虫、殺ダニ活性を発揮し、殊に燻煙剤、発泡剤や全量噴射型エアゾール剤の製剤形態において卓効を示すことを見出し、本発明に至った。即ち、本発明は、(a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド(以下、本化合物と記す。)及び、(b) アジピン酸ジ(C3〜C8)アルキルエステル、コハク酸ジ(C3〜C8)アルキルエステル、セバシン酸ジ(C2〜C8)アルキルエステル、クエン酸トリ(C2〜C4)アルキルエステル、クエン酸アセチルトリ(C2〜C4)アルキルエステル、C8〜C18脂肪酸のグリセリントリエステル及びC8〜C18脂肪酸の(C2〜C18)アルキルエステルからなるエステル化合物群から選ばれる一種以上のエステル化合物(以下、本エステルと記す。)とを含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ組成物(以下、本発明組成物と記す。)を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】
本化合物の本発明組成物中における含量は組成物の製剤形態によって異なる。
本発明組成物が油剤、乳剤等の液剤の場合、本化合物は通常0.1〜20重量%、粉剤の場合、通常0.01〜5重量%、燻煙剤、エアゾール剤、発泡剤の場合通常0.3〜10重量%程度含有される。
本エステルとしては、例えばアジピン酸ジイソブチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリエチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル等があげられる。本発明組成物中の本化合物と本エステルの含有量比は重量比で、通常1:1〜1:50の範囲である。
【0005】
本発明組成物が油剤、乳剤、懸濁剤、粉剤、粒剤等の製剤である場合、本化合物と本エステルの他に、界面活性剤、分散剤、湿潤剤、増粘剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの補助剤、炭化水素類(例えば、キシレン、メチルナフタレン、フェニルキシリルエタン、アルキルベンゼン等)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン等)、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ヘキサノール、ベンジルアルコール等)、その他エチレングリコール、プロピレングリコール、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、3−メトキシ−3−メチル−1−ブチルアセテート、N−メチル−2−ピロリドン、プロピレンカーボネート等などの液体担体、タルク、ベントナイト、クレー、カオリン、珪藻土、シリカ、バーミキュライト、パーライトなどの固体担体を含有してもよい。
【0006】
本発明組成物がエアゾール剤組成物(以下、本エアゾール剤と記す)の場合、(a)本化合物、(b)本エステル、(c)石油系溶剤及び(d)噴射剤を含有する。本エアゾール剤中、(a)本化合物、(b)本エステル、(c)石油系溶剤及び(d)噴射剤の含量はそれぞれこの順に通常、0.5〜10重量%、0.5〜20重量%、3〜50重量%及び40〜96重量%である。
エアゾール剤のうち、室内の塵性ダニを駆除するには密閉空間を効率よく処理できる全量噴射型エアゾール剤が有効である。全量噴射型エアゾール剤とは、短時間にエアゾール缶の内容物の全量を噴出することが可能な密閉空間処理用エアゾール剤である。この型のエアゾール剤には一度噴射ボタンを押すと、押した状態が維持されるような機構を持つ全量噴射型アクチュエーターが装着される。
【0007】
本エアゾール剤に使用できる石油系溶剤としては直鎖状または分岐鎖状飽和炭化水素、脂環族炭化水素のいずれか、あるいはこれらの混合物があげられる。また噴射剤としては、例えば、プロパン、n−ブタン、イソブタン、ジメチルエーテルのいずれか、あるいはこれらの混合物等を挙げることができ、特にジメチルエーテルを含有するのが好ましい。また本エアゾール剤の噴射能力を上げるため、窒素、二酸化炭素、空気等の圧縮ガスをさらに充填し、缶内圧を上げ、内容物の全量噴射をより容易にすることも可能である。
本エアゾール剤が全量噴射型エアゾール剤の場合、噴射剤含有量は通常、60〜90重量%程度であり、20℃におけるエアゾール缶の内圧はゲージ圧力表示で通常、3〜6Kg/cm2である。
エアゾールバルブの種類、内容物の溶液/噴射剤の重量比率、缶内圧、アクチュエーター孔径等によって、本エアゾール剤の噴霧ミストの粒子径は変化するが、全量噴射型エアゾール剤については、内容物噴出速度が1〜3g/秒で、噴霧ミストを噴霧孔から30cmの点で測定したときの噴霧粒子の体積平均粒子径が5〜30μmとなるようなエアゾールバルブを選定するのが好ましい。
【0008】
本エアゾール剤は害虫、ダニに直接噴霧する、あるいは畳やカーペットなどそれらが棲息する場所の表面、あるいは針状パイプノズルを装着することにより内部に噴霧することにより使用される。その施用量は施用面1m2あたり本化合物に換算して、通常5〜100mgである。
本エアゾール剤が全量噴射型エアゾール剤の場合、その施用量は密閉空間1m3あたり本化合物量に換算して、通常5〜50mgで、この範囲になるように本発明組成物のエアゾール剤への仕込量を決めることができる。
【0009】
本発明組成物は、発熱体と組み合わせて殺虫、殺ダニ燻煙剤を形成する発泡剤組成物(以下、本発泡剤と記す)の形態もとることができる。この場合、本発泡剤は、本化合物、本エステル及び有機発泡剤を含有する。本発泡剤中の、(a)本化合物、(b)本エステル及び(e)有機発泡剤の含量はそれぞれこの順に通常、0.5〜10重量%、1〜30重量%、60〜98.5重量%である。
本発泡剤に用いられる有機発泡剤としては、例えばアゾジカルボンアミド、p−トルエンスルホニルヒドラジド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビスイソブチロアミド、2−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル、メチル−2,2’−アゾビスイソブチレート、2,4−ビス(アゾスルホントルエン)、1,1’−アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、ジニトロソペンタメチレンテトラミン等を挙げることができる。これらの他に通常酸化亜鉛などの有機発泡剤分解促進剤も加えることができる。
有機発泡剤を分解し、発泡を生じさせるために用いられる、本発泡剤に熱を供給する発熱体としては、例えば本発泡剤とは別に用意された、酸化カルシウムと水を用いることによる化学反応熱を利用した発熱体や、燃焼熱を利用した発熱体、電気ヒーター等の熱源を挙げることができる。
【0010】
本発泡剤は、例えば、本化合物、本エステル、有機発泡剤等の全ての基材を適量の水とともに混練し、押し出し造粒した後、乾燥して通常1〜5mmの顆粒状に成形することで得られる。この場合、成形を容易にするために、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、水溶性澱粉等の粘結剤を添加するのが好ましい。あるいは有機発泡剤、粘結剤等を水と共に混練し、押し出し造粒、乾燥で得られる1〜5mmの顆粒に、本化合物を揮発性の高いアセトンや塩化メチレンなどの溶剤に溶解した液を、滴下含浸させることによっても本発泡剤を得ることができる。得られた顆粒状の本発泡剤は、例えば金属製の容器に装填し、この容器に上述の発熱体を取り付け、有機発泡剤の分解温度以上に加熱して使用される。
【0011】
本発明組成物が燻煙剤組成物(以下、本燻煙剤と記す)の場合は、組成物中に本化合物と本エステルの他に、主にニトロセルロース、有機発泡剤、酸化剤等を含有する。本燻煙剤は着火による可燃体、酸化剤の燃焼で発生した熱によってニトロセルロース、有機発泡剤を分解し、分解熱とガスとを発生させることにより、本化合物を熱およびガスによって揮散するものである。本燻煙剤中、(a)本化合物、(b)本エステル、(e)有機発泡剤、(f)ニトロセルロース及び(g)酸化剤の含量は、それぞれこの順に通常、0.3〜10重量%、0.3〜20重量%、5〜30重量%、2〜20重量%、5〜30重量%である。
【0012】
本燻煙剤に用いられる有機発泡剤は、本発泡剤に用いられるものを使用することができる。
本燻煙剤に用いられるニトロセルロースは、フタル酸ジブチルやリン酸トリクレジル等の可塑剤と混合した固溶体あるいはセルロイドの形態で使用しても良い。
本燻煙剤に用いられる酸化剤としては、例えば過塩素酸アンモニウム、過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム等の過塩素酸塩類や塩素酸カリウム等を挙げることができる。
本燻煙剤はこれらの他、必要により発泡調節剤、酸化剤分解促進剤、発熱調節剤等を混合し作製される。発泡調節剤としては、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛等を挙げることができる。酸化剤分解促進剤としては、例えば塩化鉄、塩化銅、塩化カリウム、塩化ナトリウム、四三酸化鉄、酸化銅、酸化クロム、ビス(シクロペンタジエニル)鉄等、発熱調節剤としては、例えば硝酸カリウム、硝酸アンモニウム、硝酸グアニジン、リン酸グアニル尿素、スルフアミン酸グアニジン等を挙げることができる。
また本燻煙剤に用いられ得るその他の基材としては、例えばラクトース等の糖類、セルロース、木粉等の可燃体を挙げることができる。また成形を容易にするために、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、澱粉等の粘結剤を添加するのが好ましい。
【0013】
本燻煙剤は、例えば本化合物、本エステル、ニトロセルロース、有機発泡剤及び酸化剤、必要によりその他の剤、基材等を混合し、適量の水を加え混練し、押出し造粒機などで1〜5mmの顆粒状に成形される。得られた顆粒は、例えば紙製の円筒容器に装填しこれに成型テルミット等の点火剤を装着することにより使用することができる。
また、例えば、本化合物、本エステル、ニトロセルロース及び有機発泡剤を含有する顆粒と、酸化剤及び可燃体を含有する顆粒とを別々に作製し、両者を混合し本燻煙剤と成したり、あるいは上にニトロセルロース、有機発泡剤を含有する顆粒、下に酸化剤、可燃体を含有する顆粒として層を分けた形で本燻煙剤と成すことができ、得られる本燻煙剤を紙製の円筒容器に装填し、下層に着火するための点火剤を装着して使用することができる。
【0014】
本発明組成物には、必要に応じて他の殺虫、殺ダニ活性化合物、共力剤等を配合することもできる。
かかる他の殺虫、殺ダニ活性化合物としてはピレスロイド系化合物またはカーバメート系化合物をあげることができ、ピレスロイド系化合物としてはフェノトリン、ペルメトリン、シフェノトリン、アレスリン、テトラメスリン、プラレトリン、レスメトリン、シペルメトリン、デルタメトリン、シフルトリン、フラメトリン、イミプロトリン、エトフェンプロックス等や、これらのうち殺虫活性を有する光学活性体や幾何異性体等が、カーバメート系化合物としてはメトキサジアゾン、プロポキサー等が挙げられる。その他、サリチル酸フェニル、安息香酸ベンジル、テレフタル酸ジエチル等も加えることができる。この場合、本化合物と他の殺虫、殺ダニ活性化合物との混合割合は、重量比で、通常1:0.5〜1:5の範囲である。また、共力剤としては、例えば、PBO、MGK264(N−(2−エチルヘキシル)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド)、S421(オクタクロロジプロピルエーテル)等を挙げることができ、本化合物と共力剤との混合割合は、重量比で、通常1:0.5〜1:10の範囲である。
【0015】
本発明組成物により防除し得る害虫、ダニとしては、例えば、屋内に生息するダニ(例えば、コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ等のヒョウヒダニ類、コウノホシカダニ、ケナガコナダニ、ムギコナダニ等のコナダニ類、チリニクダニ、イエニクダニ、サヤアシニクダニ等のニクダニ類、マルニクダニ類、ミナミツメダニ、クワガタツメダニ、フトツメダニ、ホソツメダニ、アシナガツメダニ等のツメダニ類、イエダニ、トリサシダニ、ワクモ、スズメサシダニ等のイエダニ類、イエササラダニ類、シラミダニ類、ヒゼンダニ類等)、ネコノミ、イヌノミ等のノミ類、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ等のゴキブリ類、ヒラタチャタテ、カツブシチャタテ等のチャタテムシ類、イエヒメアリ等のアリ類、トコジラミ等のトコジラミ類があげられ、殊に屋内に生息するダニを防除する上において卓効を示す。
【0016】
本発明組成物の害虫、ダニへの施用量は製剤形態によって変わり得るが、通常油剤、乳剤、懸濁剤、粉剤、粒剤等の製剤形態の場合、本化合物量に換算して通常、5〜100mg/m2である。また、本発明組成物が密閉空間処理のための、発泡剤、燻煙剤や全量噴射型エアゾール剤の場合の施用量は、本化合物量に換算して通常、5〜50mg/m3である。
【0017】
【実施例】
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
製造例1
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド82mgをアジピン酸ジイソブチル2.5gに溶解し、この溶液を50ml容エアゾール缶に入れ、石油系溶剤(アイソパーE、エクソン化学株式会社製)を加え全体で6.25gとした。エアゾール缶にエアゾールバルブを装着した後、18.75gのジメチルエーテルを充填し、最後に全量噴射型アクチュエーターを装着することにより本エアゾール剤1を得た。
【0018】
比較製造例1
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド82mgを50ml容エアゾール缶に入れ、石油系溶剤(アイソパーE、エクソン化学株式会社製)を加え全体で6.25gとした。エアゾール缶にエアゾールバルブを装着した後、18.75gのジメチルエーテルを充填し、最後に全量噴射型アクチュエーターを装着することにより比較エアゾール剤1を得た。
【0019】
試験例1
直径3.8cmの濾紙をアルミ皿の上に敷き、該濾紙の縁に粘着物質を塗布(ダニの逃亡防止用)し、濾紙上にケナガコナダニ10〜20頭を放した。5.8m3(1.8m×1.8m×1.8m)の箱内の床面3隅の各々に壁面から30cm離して、上述のケナガコナダニを放したアルミ皿を設置した。一方、床面中央に、本エアゾール剤1または比較エアゾール剤1を設置し、全量噴射を行った。2時間後に該アルミ皿を取出し、3日後にケナガコナダニの致死数を調査した。ろ紙上にいるダニ全数に対する致死ダニ数の割合を致死率として算出した。結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
製造例2
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.56gとアジピン酸ジイソブチル2.24gとを混合し溶液を得た。これを、アゾジカルボンアミド2.43g/ニトロセルロース1.46g/酸化亜鉛0.52g/ポリビニルアルコール0.10gおよびパ−ライトを含有する直径1〜5mmの顆粒8.25gに含浸し、室温で乾燥した。d−フェノトリン0.56gおよびメトキサジアゾン0.90gとを少量の塩化メチレンに溶解し、該顆粒に滴下、含浸させた後、室温で乾燥することにより殺虫殺ダニ活性化合物を含有する顆粒を得た。過塩素酸カリウム1.80g/硝酸カリウム0.75g/硝酸グアニジン0.45g/ラクトース1.41g/アルミナ2.70g、酸化鉄3.60g粘結剤およびカオリンを混練、造粒した1〜4mmの顆粒15.0gを点火剤を装着した内径3.4cm、高さ8cmの紙製の円筒容器に装填し、次にその上から殺虫、殺ダニ活性化合物を含有する顆粒を装填し、メッシュがついた蓋をすることにより本燻煙剤1を得た。
【0022】
製造例3
アジピン酸ジイソブチルに代えて、クエン酸アセチルトリブチルを用いる以外は、製造例2と同様の操作を行うことにより本燻煙剤2を得た。
【0023】
製造例4
アジピン酸ジイソブチルに代えて、クエン酸トリエチルを用いる以外は製造例2と同様の操作を行うことにより本燻煙剤3を得た。
【0024】
製造例5
アジピン酸ジイソブチルに代えて、クエン酸アセチルトリエチルを用いる以外は製造例2と同様の操作を行うことにより本燻煙剤4を得た。
【0025】
製造例6
アジピン酸ジイソブチル2.24gに代えて、イソステアリン酸イソプロピル5.04gを用いた以外は製造例2と同様の操作を行うことにより本燻煙剤5を得た。
【0026】
比較製造例2
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.56gとd−フェノトリン0.56gおよびメトキサジアゾン0.90gとを少量の塩化メチレンに溶解し、アゾジカルボンアミド2.43g/ニトロセルロース1.46g/酸化亜鉛0.52g/ポリビニルアルコール0.10gおよびパ−ライトを含有する直径1〜5mmの顆粒8.25gに滴下、含浸し、室温で乾燥することにより殺虫殺ダニ活性化合物を含有する顆粒を得た。過塩素酸カリウム1.80g/硝酸カリウム0.75g/硝酸グアニジン0.45g/ラクトース1.41g/アルミナ2.70g/酸化鉄3.60g、粘結剤およびカオリンを混練、造粒した1〜4mmの顆粒15.0gを点火剤を装着した内径3.4cm、高さ8cmの紙製の円筒容器に装填し、次にその上から前記殺虫殺ダニ活性化合物を含有する顆粒を装填し、メッシュがついた孔径2.2cmの金属製蓋をすることにより比較燻煙剤1を得た。
【0027】
試験例2
6cm×12cmの濾紙を3枚用意し、ラージチャンバー(28m3:床面3×4m)内の3隅から50cmの場所に1枚ずつ置いた。該ラージチャンバー中央に製造例2〜6及び比較製造例2で得られた各燻煙剤を夫々設置し、点火しチャンバーを密閉した。2時間後、該濾紙を回収し、2つに折り曲げ、両側面を約5mmの巾で糊付け、クリップでとめ、6cm×6cmの袋を作製した。側面を接着した後、中に20〜50頭のケナガコナダニ及び少量の餌とを入れ、開口部をクリップでとめた。3日間25℃湿度65−75%の状態で静置した後、ケナガコナダニの殺ダニ数及び苦悶ダニ数を観察した。処理区ごとに全供試ダニ数に対する殺ダニ数と苦悶ダニ数の和の割合を算出し防除率とした。結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
試験例3
ケナガコナダニに代えてコナヒョウヒダニを用いる以外は、全て試験例2と同様に試験を行ったところ、本燻煙剤1〜5は防除率100%を示した。
【0030】
製造例7
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.116gとトリ2−エチルヘキサン酸グリセリル0.464gとを混合し溶液を得た。これを、アゾジカルボンアミド1.47g/ニトロセルロース0.88g/酸化亜鉛0.32g/ポリビニルアルコール0.06gおよびパ−ライトから成る1〜5mmの顆粒5.0gに含浸し、室温で乾燥した。d−フェノトリン0.116gおよびメトキサジアゾン0.186gとを少量の塩化メチレンに溶解し、該顆粒に滴下、含浸させた後、室温で乾燥することによりを殺虫殺ダニ活性化合物を含有する顆粒を得た。過塩素酸カリウム0.90g/硝酸カリウム0.38g/硝酸グアニジン0.23g/ラクトース0.71g/アルミナ1.35g/酸化鉄1.80g、粘結剤およびカオリンと混練し造粒した1〜4mmの顆粒状の可燃性組成物7.5gを、点火剤を装着した直径3.5cm、高さ4cmの紙製の円筒容器に装填し、次にその上から殺虫殺ダニ活性化合物を含有する顆粒を装填し、メッシュがついた孔径2.2cmの蓋をすることにより本燻煙剤6を作製した。
【0031】
製造例8
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリルに代えて、クエン酸アセチルトリブチルを用いる以外は製造例2と同様の操作を行うことにより本燻煙剤7を得た。
【0032】
試験例4
5.8m3(1.8m×1.8m×1.8m)の箱内の床上で対角線の両端に相当する二隅に、クロゴキブリ雄3頭雌3頭を入れたプラスチックカップを設置した後、室内中央部に製造例6及び製造例7で得られた各燻煙剤を夫々設置し、着火した。120分後に供試虫を別容器に移し3日後の死虫率を観察した。
結果を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】
製造例9
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.50gをクエン酸トリエチル2.00gに加熱溶解し、この溶液とメトキサジアゾン0.80gおよびd−フェノトリン0.50gとを100ml容エアゾール缶に入れ、石油系溶剤(アイソパーG、エクソン化学)を加え全体で10.00gとした。エアゾール缶にエアゾールバルブを装着した後、40.00gのジメチルエーテルを充填し、最後に全量噴射型アクチュエーターを装着することにより本エアゾール剤2を得た。
【0035】
試験例5
6cm×12cmの濾紙を3枚用意し、ラージチャンバー(28m3:床面3×4m)内の3隅から50cmの場所に1枚ずつ置いた。該ラージチャンバー床面中央に本エアゾール剤2を設置し、全量噴射を行い、チャンバーを密閉した。2時間後、該濾紙を回収し、2つに折り曲げ、両側面を約5mmの巾で糊付け、クリップでとめ、6cm×6cmの袋を作製した。側面が接着した後、うち3個の濾紙袋については、中に約10頭のミナミツメダニを入れ、開口部をクリップでとめた。3日間25℃湿度65−75%の、状態で静置した後、袋を開け内部のミナミツメダニの殺ダニ数及び苦悶ダニ数を観察した。処理区ごとに全供試ダニ数に対する殺ダニ数と苦悶ダニ数の和の割合を算出し防除率とした。本エアゾール剤2は88%の防除率を示した。
【0036】
製造例10
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.116gをクエン酸アセチルトリブチル0.464gに加熱溶解し、メトキサジアゾン0.046gおよびd−フェノトリン0.302gとを加えた。該混合物を少量の塩化メチレンに溶かした。酸化亜鉛0.5重量部、水溶性澱粉2.2重量部およびアゾジカルボンアミド97.3重量部に、適量の水を加えて混練、押し出し造粒器で造粒、乾燥し得られた粒径1〜5mmの顆粒5.00gに、該溶液を、滴下、乾燥し本発泡剤1を得た。
【0037】
比較製造例4
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.116g、メトキサジアゾン0.046gおよびd−フェノトリン0.302gを少量の塩化メチレンに溶かした。酸化亜鉛0.5重量部、水溶性澱粉2.2重量部およびアゾジカルボンアミド97.3重量部に、適量の水を加えて混練、押し出し造粒器で造粒、乾燥し得られた粒径1〜5mmの顆粒5.00gに、該溶液を、滴下、乾燥し比較発泡剤1を得た。
【0038】
試験例6
直径3.8cmの濾紙をアルミ皿の上に敷き、該濾紙の縁に粘着物質を塗布(ダニの逃亡防止用)し、濾紙上にケナガコナダニ約30頭を放した。密閉した5.8m3(1.8m×1.8m×1.8m)の箱内の床面3隅の各々に壁面から30cm離して、上述のケナガコナダニを放したアルミ皿を設置した。一方、本発泡剤1または比較発泡剤1を、加水発熱剤として酸化カルシウムを利用した金属製加熱容器に充填し、酸化カルシウムに水を加え発熱させ、床面中央で発泡させた。2時間後に該アルミ皿を取出し、1日後にケナガコナダニの致死数を調査した。ろ紙上にいるダニ全数に対する致死ダニ数の割合を致死率として算出した。結果を表4に示す。
【0039】
【表4】
【0040】
製造例11
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.50gとクエン酸アセチルトリブチル2.00gとを混合し溶液を得た。これをアゾジカルボンアミド2.43g/ニトロセルロース1.46g/酸化亜鉛0.52g/ポリビニルアルコール0.10gおよびパ−ライトを含有する直径1〜5mmの顆粒8.25gに含浸し室温で乾燥した。d−フェノトリン0.50gおよびメトキサジアゾン1.00gとを少量の塩化メチレンに溶解し、該顆粒に滴下、含浸させた後、室温で乾燥した。過塩素酸カリウム1.80g/硝酸カリウム0.75g/硝酸グアニジン0.45g/ラクトース1.41g/アルミナ2.7g、酸化鉄3.60g、粘結剤およびカオリンを混練、造粒した1〜4mmの顆粒15.0gを点火剤を装着した直径3.5cm、高さ8cmの紙製の円筒容器に装填し、次にその上から殺虫殺ダニ活性化合物を含有する顆粒を装填し、メッシュがついた孔径22mmの蓋をすることにより本燻煙剤8を得る。
【0041】
製造例12
酸化亜鉛0.5重量部、α−澱粉2重量部およびアゾジカルボンアミド61.5重量部を加え、適量の水を加えて混練、押し出し造粒器で粒径1〜5mmの顆粒状に成形、乾燥したものに、2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド8重量部、クエン酸アセチルトリブチル16重量部、メトキサジアゾン2重量部、およびd−フェノトリン10重量部を塩化メチレンに希釈した溶液を含浸させ、乾燥して、本発泡剤2を得る。
【0042】
製造例13
酸化亜鉛0.5重量部、α−澱粉2重量部およびアゾジカルボンアミド68.5重量部を加え、適量の水を加えて混練、押し出し造粒器で粒径1〜5mmの顆粒状に成形、乾燥したものに、2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド5重量部、クエン酸アセチルトリブチル10重量部、メトキサジアゾン4重量部、およびd−フェノトリン10重量部を塩化メチレンに希釈した溶液を含浸させ、乾燥して、本発泡剤3を得る。
【0043】
製造例14
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.5重量部とペルメトリン0.5重量部とをクエン酸トリエチル5重量部に加熱溶解し、この溶液をエアゾール缶に入れ、石油系溶剤(アイソパーG、エクソン化学)を加え全体で20重量部とした。エアゾール缶にエアゾールバルブを装着した後、80重量部のジメチルエーテルを充填し、最後に全量噴射用アクチュエーターを装着することにより本エアゾール剤3を得る。
【0044】
製造例15
製剤例4において、ペルメトリン0.5重量部を、(S)―α―シアノ−3−フェノキシベンジル1R−シス、トランス−クリサンテマート0.3重量部を用いる以外は同様の操作により本エアゾール剤4を得る。
【0045】
製造例16
2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド0.5重量部と安息香酸ベンジル2.5重量部とをクエン酸トリエチル5重量部に加熱溶解し、この溶液をエアゾール缶に入れ、石油系溶剤(アイソパーE、エクソン化学)を加え全体で60重量部とした。エアゾール缶にエアゾールバルブを装着した後、40重量部のジメチルエーテルを充填し、アクチュエーターを装着することにより本エアゾール剤5を得る。
【0046】
【発明の効果】
本発明の殺虫、殺ダニ組成物は、害虫や、特に屋内に生息するダニを防除するうえで、極めて有効である。
Claims (10)
- (a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド
及び、
(b) アジピン酸ジ(C3〜C8)アルキルエステル、クエン酸トリ(C2〜C4)アルキルエステル、クエン酸アセチルトリ(C2〜C4)アルキルエステル、C8〜C18脂肪酸のグリセリントリエステル及びC8〜C18脂肪酸の(C2〜C18)アルキルエステルからなるエステル化合物群から選ばれる一種以上のエステル化合物とを含有する殺虫、殺ダニ組成物。 - 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリドと、エステル化合物との含有量が重量比で1:1〜1:50の範囲である請求項1に記載の殺虫、殺ダニ組成物。
- (a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド、
(b) アジピン酸ジ(C3〜C8)アルキルエステル、クエン酸トリ(C2〜C4)アルキルエステル、クエン酸アセチルトリ(C2〜C4)アルキルエステル、C8〜C18脂肪酸のグリセリントリエステル及びC8〜C18脂肪酸の(C2〜C18)アルキルエステルからなるエステル化合物群から選ばれる一種以上のエステル化合物、
(c) 石油系溶剤及び、
(d) 噴射剤
を含有する殺虫、殺ダニエアゾール剤組成物。 - (a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド、(b) 該エステル化合物、(c) 石油系溶剤及び(d) 噴射剤の含量がそれぞれこの順に0.5〜10重量%、0.5〜20重量%、3〜50重量%及び20〜96重量%である請求項3に記載の殺虫、殺ダニエアゾール剤組成物。
- 噴射剤としてジメチルエーテルを含む請求項3または4に記載の殺虫、殺ダニエアゾール剤組成物。
- (a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド、
(b) アジピン酸ジ(C3〜C8)アルキルエステル、クエン酸トリ(C2〜C4)アルキルエステル、クエン酸アセチルトリ(C2〜C4)アルキルエステル、C8〜C18脂肪酸のグリセリントリエステル及びC8〜C18脂肪酸の(C2〜C18)アルキルエステルからなるエステル化合物群から選ばれる一種以上のエステル化合物及び、
(e) 有機発泡剤
を含有する殺虫、殺ダニ発泡剤組成物。 - (a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド、(b) 該エステル化合物及び(e) 有機発泡剤の含量がそれぞれこの順に0.5〜10重量%、1〜30重量%及び60〜98.5重量%である請求項6に記載の殺虫、殺ダニ発泡剤組成物。
- (a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド、
(b) アジピン酸ジ(C3〜C8)アルキルエステル、クエン酸トリ(C2〜C4)アルキルエステル、クエン酸アセチルトリ(C2〜C4)アルキルエステル、C8〜C18脂肪酸のグリセリントリエステル及びC8〜C18脂肪酸の(C2〜C18)アルキルエステルからなるエステル化合物群から選ばれる一種以上のエステル化合物、
(e) 有機発泡剤、
(f) ニトロセルロース及び、
(g) 酸化剤
を含有する殺虫、殺ダニ燻煙剤組成物。 - (a) 2−メトキシカルボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリド、(b) 該エステル化合物、(e)有機発泡剤、(f) ニトロセルロース及び(g) 酸化剤の重量含量がそれぞれこの順に0.3〜10重量%、0.3〜20重量%、5〜30重量%、2〜20重量%及び5〜30重量%である請求項8に記載の殺虫、殺ダニ燻煙剤組成物。
- 請求項1に記載の殺虫、殺ダニ組成物を、害虫、ダニに直接、あるいはこれらの生息場所に施用することを特徴とする害虫、ダニの防除方法。
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