JP4357364B2 - 音声情報出力シート - Google Patents

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本発明は、音声情報を記録、再生可能な音声情報記録/再生手段が組み込まれてなる音声情報出力シートに関する。
従来より、ダイレクトメールやグリーティングカード等の送付物においては、発送元において、発送される送付物が作成されるとともに送付物の発送先が指定され、その後、作成された送付物が指定された発送先に送付されている。このように作成、発送される送付物は、発送元から発送先に通知したい情報が掲載された印刷物が封筒に封入されて構成されるものや、発送元から発送先に通知したい情報がはがき等のシートに印刷されて構成されるもの等がある。
送付物の発送先においては、送付されてきた送付物が受け取られた後、送付物に印刷された情報が閲覧されることにより、送付物の発送元にて通知したい情報が認識されることになる。
ところが、このように、送付物の発送元にて発送先に通知したい情報が印刷された送付物が発送元から送付され、送付物の発送先において送付されてきた送付物に印刷された情報が閲覧されることにより、送付物の発送元にて通知したい情報が発送先に伝達されるものにおいては、送付物の発送元における所望のメッセージを、視覚的にしか発送先に伝達することができず、それにより、伝達可能な情報の種類が限定されてしまう。
そこで、ダイレクトメールに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置を組み込み、それにより、メッセージを音声によって伝達することができるように構成された情報所持体が考えられている。
図7は、ダイレクトメールに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置が組み込まれてなる情報所持体の一構成例を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本従来例は図7に示すように、宛先情報等が印刷された表示部502を有するダイレクトメール本体501aに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置503が組み込まれて構成されている。また、この音声装置503は、台紙503a上に、音声情報を記録するためのICメモリ512及び電源電池511が搭載されたPCボード507と、ICメモリ512に記録された音声情報が出力されるスピーカー509と、ICメモリ512に記録された音声情報をスピーカー509から出力する際に操作するためのスイッチ508とが搭載されて構成されており、スイッチ508及びスピーカー509が露出するような穴を有する被覆体513で覆われた状態でダイレクトメール本体501aに貼付されている。
上記のように構成されたダイレクトメール501においては、表示部502に宛先情報等が印刷されるとともに、音声装置503に音声情報が記録され、その後、音声情報が記録された音声装置503がダイレクトメール本体501aに貼付され、発送先に送付される。ダイレクトメール501の発送先においては、ダイレクトメール501が受け取られた後、スイッチ508が操作されると、音声装置503に記録された音声情報がスピーカー509を介して出力されることになる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−70770号公報
上述したような音声情報を記録及び再生可能な音声情報出力シートにおいては、記録された音声情報を出力するためにスピーカー等の音声情報出力手段を設ける必要があるが、スピーカー等の音声情報出力手段は、所定の音量を確保するためにはある程度の大きさが必要となるため、音声情報出力シート全体の小型化を図ることが難しいという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、所定の音量を確保しながらも小型化を図ることができる音声情報出力シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
音声情報を記録するための音声情報記録部と、前記音声情報記録部に記録された音声情報が出力される音声情報出力部とを少なくとも有し、シート状に構成された音声情報記録/再生手段が2枚の表面シート間に組み込まれ前記音声情報記録/再生手段のうち少なくとも前記音声情報出力部が前記2枚の表面シート間に組み込まれた領域が、他の領域に対して折り線を介して折り畳み可能に構成されている音声情報出力シートにおいて、
前記音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んで互いに接着された2枚の支持シートを有し、
前記2枚の表面シートは、前記音声情報記録/再生手段を挟み込んで接着された前記2枚の支持シートを挟み込んで該2枚の支持シートと接着され、
前記2枚の支持シートは、前記折り線を介して分割され、前記音声情報記録/再生手段に対向する領域については、その一部の領域のみにて前記音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んでいることを特徴とする
また、前記分割された支持シートは、分割された領域の間隔が、当該音声情報出力シートが折り畳まれた場合に前記2枚の表面シートのうち折り畳み部分にて外側となる表面シート間の距離以上であることを特徴とする。
また、前記音声情報記録/再生手段は、前記音声情報出力部を複数有し、
それぞれが少なくとも1つの音声情報出力部が組み込まれた複数の領域が、他の領域に対してそれぞれ前記折り線を介して折り畳み可能に構成されていることを特徴とする。
また、前記音声情報出力部は、前記複数の領域毎に互いに異なる音声情報を出力することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、音声情報記録/再生手段のうち少なくとも音声情報出力部が2枚の表面シート間に組み込まれた領域が他の領域に対して折り線を介して折り畳み可能に構成されているので、音声情報出力部の大きさを小さくしなくても、音声情報出力部が少なくとも組み込まれた領域を他の領域に対して折り畳むことにより小型化が図られることになる。
以上説明したように本発明においては、音声情報記録/再生手段のうち少なくとも音声情報出力部が組み込まれた領域が他の領域に対して折り線を介して折り畳み可能に構成され、音声情報出力部が組み込まれた領域を他の領域に対して折り畳むことによって小型化が図られることになるため、音声情報出力部の大きさを小さくする必要がなく、所定の音量を確保しながらも小型化を図ることができる。
また、音声情報記録/再生手段がシート状基材を用いて構成され、かつ、音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んで互いに接着された2枚の支持シートが、折り線を介して分割され、音声情報記録/再生手段に対向する領域については、その一部の領域のみにて音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んでいる構成としたものにおいては、折り畳み可能な構成としながらも、表面の平坦性を向上させることができ、それにより、表面シートへの情報の印刷を容易にすることができる。
また、支持シートの分割された領域の間隔が、音声情報出力シートが折り畳まれた場合に2枚の表面シートのうち折り畳み部分にて外側となる表面シート間の距離以上であるものにおいては、音声情報出力シートが折り線を介して折り畳まれた場合に折り畳まれた情報を維持することができる。
また、音声情報記録/再生手段が、音声情報出力部を複数有し、それぞれが少なくとも1つの音声情報出力部が組み込まれた複数の領域が、他の領域に対してそれぞれ折り線を介して折り畳み可能に構成されているものにおいては、折り畳んだ状態での音声情報出力シートの大きさを大きくすることなく、出力される音声情報の音量を増大させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の音声情報出力シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。また、図2は、図1に示した音声情報出力シート1の積層状態を示す図である。
本形態は図1及び図2に示すように、音声情報を記録、再生可能なシート状の音声情報記録/再生部30が、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の支持シート20a,20bに挟まれ、また、音声情報記録/再生部30が挟まれた支持シート20a,20bが、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の表面シート10a,10bに挟まれ、表面シート10a,10bの折り線15a,15bが設けられた領域を折り線として折り畳み可能となるように構成されている。なお、表面シート10a,10b、支持シート20a,20b及び音声情報記録/再生部30は、支持シート20a,20bの表裏に施された粘着加工によって互いに接着されている。この粘着加工は、支持シート20a,20bの表裏に両面テープを貼付することや、ホットメルト型接着剤を塗布すること等によって行うことが考えられる。
また、音声情報記録/再生部30は、シート状に構成されて記録された音声情報が出力される音声情報出力部40と、音声情報が記録される音声情報記録部である薄型のICチップ34及びICチップ34に記録された音声情報を音声情報出力部40から出力する際に操作するための薄型のスイッチ33とが搭載された音声基板32と、音声基板32に接続され、音声基板32に電源を供給するための柔軟性を有してなるペーパー電池31と、ICチップ34と音声情報出力部40とを接続するための配線パターン37が形成されたポリイミドフィルムからなる連接基板36とから構成されており、さらに、音声基板32には、外部からICチップ34に音声情報を入出力するための接続端子35が設けられている。これにより、音声情報記録/再生部30は、シート状に構成されている。ここで、音声基板32においては、柔軟性を有し、かつ薄型の繊維強化プラスチック(FRP)やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミドあるいはリードフレーム等からなる基板に、異方性導電性接着剤(ACP)や異方性導電性フィルム(ACF)あるいはワイヤボンディング等によってICチップ32が接合されている。なお、連接基板36においては、ポリイミドフィルムからなるものに限定されず、柔軟性を有するものであれば、その他、PET等の樹脂からなるフィルムを用いて構成することが考えられる。
また、支持シート20aにおいては、表面シート10aに積層された場合に折り線15aと対向する領域を介して2つに分割されており、また、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、ペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21a,22,23,24aがそれぞれ形成されている。また、支持シート20bにおいては、表面シート10bに積層された場合に折り線15bと対向する領域を介して2つに分割されており、また、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、ペーパー電池31及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21b,24bがそれぞれ形成されている。
また、ICチップ34と音声情報出力部40とを接続するための連接基板36は、支持シート20a,20bの分割された領域のそれぞれに挟み込まれるように設けられている。
図3は、図1及び図2に示した支持シート20a,20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図であり、(a)は支持シート20aと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図、(b)は支持シート20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図である。
図3(a)に示すように、支持シート20aのペーパー電池31と対向する領域に形成された穴21aはペーパー電池31よりも小さく、また、スイッチ33と対向する領域に形成された穴22はスイッチ33よりも大きく、また、ICチップ34と対向する領域に形成された穴23はICチップ34よりも大きく、また、音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴24aは音声情報出力部40よりも大きくなっている。
また、図3(b)に示すように、支持シート20bのペーパー電池31と対向する領域に形成された穴21bはペーパー電池31よりも小さく、また、音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴24bは音声情報出力部40よりも小さくなっている。
これにより、音声情報記録/再生部30は、2枚の支持シート20a,20bによって一部のみが表裏から挟み込まれるように積層され、支持シート20a,20bの表裏に施された粘着加工によって固定されている。
また、2枚の表面シート10a,10bのうち、支持シート20aの穴22,23を介してスイッチ33及びICチップ34と対向する側の表面シート10aにおいては、この音声情報出力シート1を例えば名刺として利用する場合に名刺情報等が印刷される情報表示領域2が設けられているとともに、支持シート20aの穴22を介してスイッチ33と対向する領域にはスイッチ33を操作するための再生ボタン3が設けられ、また、支持シート20aの穴24aを介して音声情報出力部40と対向する領域には、音声情報出力部40から出力された音声を外部に出力するための微細な穴が羅列されてなる音声出力領域4が形成されており、音声出力領域4が形成された領域が、他の領域に対して折り線15aを介して折り畳み可能に構成されている。このように微細な穴が羅列されてなる音声出力領域4が形成されているため、音声情報出力部40が表裏を表面シート10a,10bで覆われた状態であっても、音声情報出力部40から出力される音量の低下を補うことができる。なお、音声出力領域4においては、例えば、レーザ加工によって、0.1mm径の穴が縦横1.5mm間隔で形成されている。
以下に、上記のように構成された音声情報出力シート1の使用方法について説明する。
図4は、図1及び図2に示した音声情報出力シート1の使用方法を説明するための図であり、(a)は未使用時の状態を示す図、(b)は使用時の状態を示す図である。
図1及び図2に示した音声情報出力シート1の未使用時は、図4(a)に示すように、折り線15a,15bを介して音声情報出力シート1を折り畳んでおく。この状態では、音声情報記録/再生部30のうち、音声情報出力部40が支持シート20a,20b及び表面シート10a,10bに挟み込まれた領域が他の領域に対して折り線15a,15bを介して折り畳まれた状態となっており、例えば、この状態における音声情報出力シート1の大きさを名刺サイズとすれば、音声情報出力シート1を折り畳んだ状態で名刺カード入れ等に収納することができ、携帯性を向上させることができる。また、この状態においては、音声情報出力部40から出力された音声を外部に出力するために表面シート10aに設けられた音声出力領域4は外部に表出していない。また、ICチップ34と音声情報出力部40とが、支持シート20a,20bの分割された領域のそれぞれに挟み込まれた連接基板36上に形成された配線パターン37によって接続されているため、音声情報出力シート1を折り部15a,15bを介して折り畳むことができながらも、ICチップ34と音声情報出力部40との間の配線が断線してしまうことを回避することができる。また、支持シート20a,20bの分割された領域の間隔を、音声情報出力シート1を図4(a)に示すように折り畳んだ場合に折り畳み部分にて外側となる表面シート10b間の距離以上、すなわち、音声情報出力シート1の厚さの2倍以上とすれば、折り畳んだ状態を維持することができる。
また、図1及び図2に示した音声情報出力シート1の使用時は、図4(b)に示すように、折り畳まれた音声情報出力シート1を開き、再生ボタン3を押下することにより、音声情報記録/再生部30のICチップ34に記録された音声情報を音声情報出力部40から出力することになる。なお、この状態では、音声情報出力部40から出力された音声を外部に出力するために表面シート10aに設けられた音声出力領域4が外部に表出することになる。また、音声情報出力シート1を、図4(b)に示すように折り線15aを介して隣接する領域どうしが所定の角度を有するように開いた状態とすれば、音声情報出力シート1を机上等に置いた状態で音声情報を出力させることができる。
このように、音声情報出力シート1の未使用時は、音声情報出力シート1を折り畳んでおき、音声情報出力シート1の使用時には、音声情報出力シート1を開き音声情報を出力する構成としたため、出力される音声情報の音量を確保しながらも小型化を図ることができる。
なお、本形態においては、音声情報記録/再生部30のうち、音声情報出力部40が支持シート20a,20b及び表面シート10a,10bに挟み込まれた領域のみが他の領域に対して折り畳み可能に構成されているが、音声情報記録/再生部30のうち、音声情報出力部40及び音声情報出力部40以外の部分の一部が挟み込まれた領域が他の領域に対して折り畳み可能となるような構成とすることも考えられる。その場合、音声基板32を連接基板36と同様にポリイミドフィルムからなるものとすれば、音声基板32が折り線15a,15bを跨ぐように表面シート10a,10b及び支持シート20a,20bに挟み込まれていても、折り線15a,15bを介しての音声情報出力シート1の折り畳み動作に対する耐久性を確保することができる。
また、本形態においては、ICチップ34に記録された音声情報を音声情報出力部40から出力する際に押下する再生ボタン3が、音声情報出力シート1が折り線15a,15bを介して折り畳まれた状態でも表出するような位置に設けられているが、表面シート10aのうち、音声情報出力シート1が折り線15a,15bを介して折り畳まれた場合に表出しない領域に再生ボタン3を設けておくことも考えられる。その場合、音声情報出力シート1が折り線15a,15bを介して折り畳まれた状態で再生ボタン3が押下されることがなくなり、ペーパー電池31の不必要な消耗を回避することができる。
また、音声情報出力部40を、音声情報を入力するためのマイクとしても機能させ、音声情報出力部40を介してICチップ34に音声情報を記録することも考えられる。ただし、その場合、音声基板32に、音声情報出力部40を介して音声情報を入力するためのスイッチ(不図示)を設ける必要がある。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の音声情報出力シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図5に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、音声基板32に連接基板36a,36bに形成された配線パターン37a,37bを介して2つの音声情報出力部140a,140bが接続されており、音声情報出力部140a,140bが支持シート120a,120b及び表面シート110a,110bに挟み込まれた領域が他の領域に対してそれぞれ折り線105a,115aを介して折り畳み可能に構成されている点が異なるものである。なお、支持シート120a,120bについても、第1の実施の形態に示したものと同様に、表面シート110aに設けられた折り線105a,115aに対向する領域を介して3つの領域に分割されている。
以下に、上記のように構成された音声情報出力シート101の使用方法について説明する。
図6は、図5に示した音声情報出力シート101の使用方法を説明するための図であり、(a)は未使用時の状態を示す図、(b)は使用時の状態を示す図である。
図5に示した音声情報出力シート101の未使用時は、図6(a)に示すように、折り線105a,105b,115a,115bを介して音声情報出力シート101を折り畳んでおく。この状態では、音声情報記録/再生部130のうち、音声情報出力部140a,140bが支持シート120a,120b及び表面シート110a,110bに挟み込まれた領域が他の領域に対して折り線105a,105b,115a,115bを介してそれぞれ折り畳まれた状態となっており、例えば、この状態における音声情報出力シート101の大きさを名刺サイズとすれば、音声情報出力シート101を折り畳んだ状態で名刺カード入れ等に収納することができ、携帯性を向上させることができる。また、この状態においては、音声情報出力部140a,140bから出力された音声を外部に出力するために表面シート110aに設けられた音声出力領域104a,104bは外部に表出していない。また、この状態においては、ICチップ34に記録された音声情報を音声情報出力部140a,140bから出力する際に押下する再生ボタン3が表出していないため、再生ボタン3が誤って押下されることがなくなり、ペーパー電池31の不必要な消耗を回避することができる。
また、図5に示した音声情報出力シート101の使用時は、図6(b)に示すように、折り畳まれた音声情報出力シート101を開き、再生ボタン3を押下することにより、音声情報記録/再生部130のICチップ34に記録された音声情報を音声情報出力部140a,140bから出力することになる。なお、この状態では、音声情報出力部140a,140bから出力された音声を外部に出力するために表面シート110aに設けられた音声出力領域104a,104bが外部に表出することになる。また、音声情報出力シート101を、図6(b)に示すように折り線105a,115aを介して隣接する領域どうしが所定の角度を有するように開いた状態とすれば、音声情報出力シート101を机上等に置いた状態で音声情報を出力させることができる。
このように本形態においては、折り線105a,105bを介して三つ折り可能な構成としたため、折り畳まれた状態における大きさに対して、音声情報が出力される領域を広く確保することができ、それにより、さらなる大音量を実現することができる。
なお、本形態においても、音声情報記録/再生部130のうち、音声情報出力部140a,140b及び音声情報出力部140a,140b以外の部分の一部が挟み込まれた領域が他の領域に対して折り畳み可能となるような構成とすることも考えられる。その場合、音声基板32をポリイミドフィルムからなるものとすれば、音声基板32が折り線105a,115aを跨ぐように表面シート110a,110b及び支持シート120a,120bに挟み込まれていても、折り線105a,115aを介しての音声情報出力シート101の折り畳み動作に対する耐久性を確保することができる。
また、2つの音声情報出力部140a,140bから出力される音声情報を互いに異なるものとすることも考えられる。それにより、ICチップ34に記録された情報を、例えば、ステレオ放送のように聞くことができる。
また、本形態においては、2つの音声情報出力部140a,140bが設けられているが、音声情報出力部140a,140bの数は2つに限らない。その場合、少なくとも1つの音声情報出力部が支持シート120a,120b及び表面シート110a,110bに挟み込まれた2つの領域と、他の領域とで三つ折り可能に構成されることになる。例えば、4つの音声情報出力部を設け、2つずつの音声情報出力部が支持シート120a,120b及び表面シート110a,110bに挟み込まれた2つの領域と、他の領域とで三つ折り可能に構成する。この場合においても、2つの領域毎に異なる音声情報を出力するように構成することにより、ICチップ34に記録された情報を、例えば、ステレオ放送のように聞くことができる。
また、本形態のように三つ折り可能に限定せず、例えば、折り線105a,115aを介して音声出力領域104a,104bに隣接する領域、すなわち、音声基板32が挟みこまれた領域の図面上側や下側に、折り線を介して折り畳み可能な領域を設けることも考えられる。その場合においても、表面シート110a,110bに挟み込まれる支持シート120a,120bは折り線を介して分割されることが好ましいが、その場合においても、支持シート120a,120bの分割された領域の間隔を、音声情報出力シート101を折り畳んだ場合に折り畳み部分にて外側となる表面シート110b間の距離以上とすれば、折り畳んだ状態を維持することができる。例えば、折り線105a,115aを介して音声出力領域104a,104bに隣接する領域の図面上側及び下側に、折り線を介して折り畳み可能な領域を設け、まず、音声情報出力シート101を図6(a)に示すように折り畳み、その後、上述した上側及び下側の領域を折り畳む場合、支持シート120a,120bの折り線105a,115aを介して隣接する領域の間隔を音声情報出力シート101の厚さの2倍以上とし、また、支持シート120a,120bの音声基板32を挟み込んでいる領域とその上側及び下側となる領域との間隔を音声情報出力シート101の厚さの3倍以上とすれば、折り畳んだ状態を維持することができるようになる。
また、上述した2つの実施の形態においては、支持シートが折り線を介して分割された構成となっているが、支持シートを折り曲げ容易な材料から構成し、支持シートを分割しない構成とすることも考えられる。
本発明の音声情報出力シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した音声情報出力シートの積層状態を示す図である。 図1及び図2に示した支持シートと音声情報記録/再生部とを積層した状態を示す図である。 図1及び図2に示した音声情報出力シートの使用方法を説明するための図であり、(a)は未使用時の状態を示す図、(b)は使用時の状態を示す図である。 本発明の音声情報出力シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図5に示した音声情報出力シートの使用方法を説明するための図であり、(a)は未使用時の状態を示す図、(b)は使用時の状態を示す図である。 ダイレクトメールに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置が組み込まれてなる情報所持体の一構成例を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
1,101 音声情報出力シート
2 情報表示領域
3 再生ボタン
4,104a,104b 音声出力領域
10a,10b,110a,110b 表面シート
15a,15b,105a,105b,115a,115b 折り線
20a,20b,120a,120b 支持シート
21a,21b,22,23,24a,24b 穴
30,130 音声情報記録/再生部
31 ペーパー電池
32 音声基板
33 スイッチ
34 ICチップ
35 接続端子
36,36a,36b 連接基板
37,37a,37b 配線パターン
40,140a,140b 音声情報出力部

Claims (4)

  1. 音声情報を記録するための音声情報記録部と、前記音声情報記録部に記録された音声情報が出力される音声情報出力部とを少なくとも有し、シート状に構成された音声情報記録/再生手段が2枚の表面シート間に組み込まれ前記音声情報記録/再生手段のうち少なくとも前記音声情報出力部が前記2枚の表面シート間に組み込まれた領域が、他の領域に対して折り線を介して折り畳み可能に構成されている音声情報出力シートにおいて、
    前記音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んで互いに接着された2枚の支持シートを有し、
    前記2枚の表面シートは、前記音声情報記録/再生手段を挟み込んで接着された前記2枚の支持シートを挟み込んで該2枚の支持シートと接着され、
    前記2枚の支持シートは、前記折り線を介して分割され、前記音声情報記録/再生手段に対向する領域については、その一部の領域のみにて前記音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んでいることを特徴とする音声情報出力シート。
  2. 請求項に記載の音声情報出力シートにおいて、
    前記分割された支持シートは、分割された領域の間隔が、当該音声情報出力シートが折り畳まれた場合に前記2枚の表面シートのうち折り畳み部分にて外側となる表面シート間の距離以上であることを特徴とする音声情報出力シート。
  3. 請求項1または請求項2に記載の音声情報出力シートにおいて、
    前記音声情報記録/再生手段は、前記音声情報出力部を複数有し、
    それぞれが少なくとも1つの音声情報出力部が組み込まれた複数の領域が、他の領域に対してそれぞれ前記折り線を介して折り畳み可能に構成されていることを特徴とする音声情報出力シート。
  4. 請求項に記載の音声情報出力シートにおいて、
    前記音声情報出力部は、前記複数の領域毎に互いに異なる音声情報を出力することを特徴とする音声情報出力シート。
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