JP4698340B2 - 折り畳み型情報伝達体 - Google Patents

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Description

本発明は、結婚披露宴等で用いられる席札のように机上に載置可能に折り畳まれて構成され、情報の伝達が可能な折り畳み型情報伝達体に関する。
従来より、結婚披露宴で用いられる席札は、その表面に出席者の氏名が記載されて構成されており、出席者が着席すべき座席の前に置かれることにより、出席者が着席すべき座席を示している。結婚披露宴への出席者は、自分の氏名が記載された席札が置かれた座席に行き、そこに着席することになる。
このように、結婚披露宴等で用いられる席札は、結婚披露宴等への出席者の着席位置を示すだけでその他の機能を有さないため、利用価値が低いものであった。
そこで、折り畳み可能に構成され、折り畳み状態の内面にメッセージを記載することが可能な席札が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。この席札を用いれば、結婚披露宴等の主催者から出席者へのメッセージを伝達することができるようになる。
特開平11−157260号公報
しかしながら、上述したように折り畳み可能に構成され、折り畳み状態の内面にメッセージを記載することが可能な席札においては、折り畳み状態の内面にメッセージを記載することにより、結婚披露宴等の主催者から出席者へのメッセージを伝達することはできるが、視覚的にしかメッセージを伝達することができず、それにより、伝達可能な情報の種類が限定されてしまうという問題点がある。また、伝達可能な情報の量が席札の大きさによって限定されてしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、大きさによって伝達可能な情報の量が限定されることがなく、かつ、視覚以外の手段によっても情報を伝達することができる折り畳み型情報伝達体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1のシート部と第2のシート部とが第1の折り部を介して連接し、前記第1及び第2のシート部の少なくとも一方の前記第1の折り部とは反対側に第2の折り部を介して第3のシート部が連接し、前記第1のシート部と前記第2のシート部とが前記第1の折り部を介して空間を有して折り畳まれ、前記第3のシート部が前記第2の折り部を介して折り畳まれ、前記第1のシート部に付与された情報を伝達する折り畳み型情報伝達体であって、
前記第1のシート部は、前記空間側に、シート状に構成され、音声情報を記録し、該音声情報を前記空間に向けて出力可能な音声情報伝達手段を有する。
上記のように構成された本発明においては、第1のシート部と第2のシート部とが第1の折り部を介して空間を有して折り畳まれ、第3のシート部が第2の折り部を介して折り畳まれて机上等に載置される。この状態で、第1のシート部に設けられた音声情報伝達手段に記録された音声情報は、第1のシート部と第2のシート部との間の空間に向けて出力されることになる。
また、第3のシート部を接地部とした場合は、第1のシート部と第2のシート部との間の空間に向けて出力された音声情報が、その空間から2箇所の開口部を介して外部に抜けていくことになる。
また、前記音声情報伝達手段は、前記空間とは反対側に、音声情報を出力する際に操作する第1の操作手段を有し、
前記第1のシート部は、前記第1の操作手段に対向する領域に、前記第1の操作手段を示す情報が付与されている構成とすることも考えられる。
このような構成とした場合は、第1のシート部には、第1の操作手段に対向する領域に、第1の操作手段を示す情報が付与されているため、この情報を用いて第1の操作手段を操作することになる。この第1の操作手段は、第1のシート部と第2のシート部との間の空間とは反対側に設けられているので、外部から操作しやすい。
また、前記音声情報伝達手段は、前記空間側に、音声情報を記録する際に操作する第2の操作手段を有し、前記第2の操作手段が設けられた領域に当該第2の操作手段を示す情報が付与されている構成とすることも考えられる。
このような構成とした場合は、音声情報伝達手段には、第2の操作手段が設けられた領域に、第2の操作手段を示す情報が付与されているため、この情報を用いて第2の操作手段を操作することになる。
また、前記音声情報伝達手段は、断裁されることにより、前記第2の操作手段が操作された場合であっても音声情報を記録されなくする記録禁止設定部を有する構成とすることも考えられる。
このような構成とした場合は、音声情報伝達手段に音声情報を記録した後に、音声情報伝達手段に設けられた記録禁止設定部を断裁すれば、その後、第2の操作手段が操作された場合であっても音声情報が記録されなくなる。
また、前記第1のシート部は、前記第2及び第3のシート部に対して切り離し可能に構成されている構成とすることも考えられる。
このような構成とした場合は、音声情報伝達手段に音声情報を新たに記録した後、第1のシート部を第2及び第3のシート部から切り離し、この音声情報伝達手段を有する第1のシート部を郵便等によって所望の送付先に送付することができる。
以上説明したように本発明においては、第1のシート部に、シート状に構成され、音声情報を記録、出力可能な音声情報伝達手段が設けられているので、その大きさによって伝達可能な情報の量が限定されることがなく、かつ、視覚以外の手段によっても情報を伝達することができる。
また、第3のシート部を接地部としたものにおいては、第1のシート部と第2のシート部との間の空間に向けて出力された音声情報が、その空間から2箇所の開口部を介して外部に抜けていくことになり、空間内で反響した音声情報を外部に伝わりやすくすることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の折り畳み型情報伝達体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は折り畳み状態にて内側となる面を示す見開き図、(c)は積層状態を示す図である。
本形態は図1に示すように、第1のシート部となる紙片1と第2のシート部となる紙片2とが第1の折り部5を介して連接し、紙片1,2の折り部5とは反対側には第2の折り部6,7を介して第3のシート部となる紙片3,4がそれぞれ連接し、紙片1〜4が折り部5〜7を介して折り畳まれて構成されている。紙片3,4は、互いに重なり合うように折り部6,7を介して折り畳まれる。そのため、紙片1,2が折り部5を介して折り畳まれると、紙片1と紙片2とは互いに重なり合わずにその間に空間が形成され、紙片1と紙片2とが折り部5を介して空間を有して折り畳まれることになる。互いに重なり合った紙片3,4は、机上等に載置される際の接地部となる。また、紙片1〜4は1枚の厚紙等からなり、折り部5〜7によって紙片1〜4が形成されている。
紙片1は、折り畳み状態の内側となる面、すなわち紙片2との間に形成された空間側に、シート状に構成され、音声情報を記録、出力可能な音声情報伝達部100が貼付されている。この音声情報伝達部100の紙片1への貼付方法は、例えば、音声情報伝達部100の紙片1に対向する面に施された粘着加工を用いること等が考えられる。また、折り畳み状態における外側となる面には、氏名情報1aが記載されているとともに、音声情報伝達部100に記録された音声情報を出力する際に操作するための再生ボタン1bが設けられている。なお、氏名情報1aは、例えば、この折り畳み型情報伝達体を結婚披露宴等の席札として使用する場合、結婚披露宴等への出席者の氏名であり、この折り畳み型情報伝達体が出席者の着席すべき座席の前に置かれることになる。その際、紙片3,4が接地部となるため、紙片1に記載された氏名情報1aは容易に視認できる状態となる。また、再生ボタン1bにおいては、氏名情報1aを印刷する場合は同時に印刷することや、紙片1に氏名情報1aが印刷あるいは記入された後に、シールを貼付することによって設けることが考えられる。
以下に、図1に示した音声情報伝達部100の構成について説明する。
図2は、図1に示した音声情報伝達部100の内部構造を示す図である。また、図3は、図1に示した音声情報伝達部100の積層状態を示す図である。
本形態における音声情報伝達部100は図2及び図3に示すように、音声情報の記録及び出力が可能なシート状の音声情報記録/再生部30が、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の支持シート20a,20bに挟まれ、また、音声情報記録/再生部30が挟まれた2枚の支持シート20a,20bうち、一方の支持シート20bの音声情報記録/再生部30とは反対側の面に、その外形が支持シート20bと同一形状であって、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる表面シート10が貼付されて構成されている。なお、表面シート10、支持シート20a,20b及び音声情報記録/再生部30は、支持シート20a,20bの表裏に施された粘着加工によって互いに接着されている。この粘着加工は、支持シート20a,20bの表裏に両面テープを貼付することや、ホットメルト型接着剤を塗布すること等によって行うことが考えられる。紙片1についても、同様にして支持シート20aに接着されている。
音声情報記録/再生部30は、ピエゾ素子41、振動板42及びフィルムシート43からシート状に構成されて音声情報を出力するための音声情報出力部40と、外部から入力された音声情報が記録されるメモリ領域を具備する薄型のICチップ34やコンデンサ、抵抗等の回路素子が搭載されるとともに、外部からICチップ34に音声情報を記録するための接続端子35を含む導電パターンが形成されて音声情報の記録及び出力が可能に構成された音声基板32と、音声基板32に形成された導電パターンの一部を導通させるための第1の操作手段となるスイッチ33と、音声基板32に接続され、音声基板32に電源を供給するための柔軟性を有してなるペーパー電池31とから構成されており、これにより、音声情報記録/再生部30は、シート状に構成されている。音声基板32においては、柔軟性を有し、かつ薄型の繊維強化プラスチック(FRP)やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミドあるいはリードフレーム等からなるベース基板に、異方性導電性接着剤(ACP)や異方性導電性フィルム(ACF)あるいはワイヤボンディング等によってICチップ34が接合されている。また、ICチップ34は、接続端子35を介して入力された音声情報をメモリ領域に記録し、また、メモリ領域に記録された音声情報を音声情報出力部40を介して出力する制御を行う。また、スイッチ33は、ICチップ34のメモリ領域に記録された音声情報を音声情報出力部40を介して出力する際に操作されるものであって、この音声情報伝達部100が紙片1に取り付けられた場合に再生ボタン1bと対向する。すなわち、スイッチ33は、紙片1と紙片2との間の空間とは反対側に設けられ、また、紙片1に記載された再生ボタン1bは、スイッチ33を示す情報となる。
また、支持シート20aにおいては、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、ペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21a,22,23,24aがそれぞれ形成されており、また、支持シート20bにおいては、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、ペーパー電池31及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21b,24bがそれぞれ形成されている。
このように、支持シート20aの、ペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21a,22,23,24aがそれぞれ形成され、また、支持シート20bの、ペーパー電池31及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21b,24bがそれぞれ形成されることにより、ペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40が設けられている領域と他の領域とで厚さの差が小さくなり、それにより、紙片1にこの音声情報伝達部100が取り付けられた場合であっても、紙片1の表面の平坦性が確保され、紙片1上に氏名情報1aを容易に印刷することができるようになる。また、紙片1が、紙片2〜4とともに、音声情報伝達部100の表面シート10と反対側の表面シートの役割を担い、この紙片1〜4が折り畳まれた状態では、紙片1〜4からなる表面シートの内側に音声情報伝達部100が存在することとなり、折り部5〜7の意匠性が優れたものとなる。
図4は、図2及び図3に示した支持シート20a,20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図であり、(a)は支持シート20aと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図、(b)は支持シート20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図である。
図4(a)に示すように、支持シート20aのペーパー電池31と対向する領域に形成された穴21aはペーパー電池31よりも大きく、また、スイッチ33と対向する領域に形成された穴22はスイッチ33よりも大きく、また、ICチップ34と対向する領域に形成された穴23はICチップ34よりも大きく、また、音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴24aは音声情報出力部40よりも小さくなっている。
また、図4(b)に示すように、支持シート20bのペーパー電池31と対向する領域に形成された穴21bはペーパー電池31よりも大きく、また、音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴24bは音声情報出力部40よりも大きくなっている。
これにより、音声情報記録/再生部30は、2枚の支持シート20a,20bによって一部のみが表裏から挟み込まれるように積層され、支持シート20a,20bの表裏に施された粘着加工によって固定されている。
また、支持シート20bに貼付された表面シート10は、支持シート20bの穴24bを介して音声情報出力部40と対向する領域に、音声情報出力部40から出力された音声を外部に出力するための微細な穴が羅列されてなる音声出力部14が形成されている。このように微細な穴が羅列されてなる音声出力部14が形成されているため、音声情報出力部40が表裏を表面シート10と紙片1とで覆われた状態であっても、音声情報出力部40から出力される音量の低下を補うことができる。なお、音声出力部14においては、例えば、レーザ加工によって、0.1mm径の穴が縦横2.0mm間隔で形成されている。そのため、抜き加工や針等によって穴を形成する場合と比べてバリが発生せず、その後そのバリによって穴が塞がれてしまうことはない。
以下に、上記のように構成された折り畳み型情報伝達体の使用方法について、折り畳み型情報伝達体を結婚披露宴の席札として使用する場合を例に挙げて説明する。
まず、結婚披露宴の主催者は、紙片1〜4が折り部5〜7を介して折り畳まれる前の状態で出席者の氏名情報1aを紙片1に印刷する。この際、紙片1には、その裏面側に音声情報伝達部100が貼付されているが、音声情報伝達部100は上述したようにシート状であるため、通常のプリンター等によって氏名情報1aを印刷することができる。
そして、出席者に対する音声メッセージを音声情報伝達部100に記録する。音声情報伝達部100への音声メッセージの記録は、音声情報記録装置(不図示)に接続端子35を接続し、この接続端子35を介してICチップ34のメモリ領域に音声メッセージを記録することになる。この音声メッセージは出席者毎に異なるものであってもよいし、同一のものであってもよい。
紙片1への氏名情報1aの印刷と音声情報伝達部100への音声メッセージの記録は、その順序はどちらが先であっても構わないが、出席者毎に音声メッセージを異なるものとする場合は、折り畳み型情報伝達体を出席者毎に識別する必要があるため、紙片1への氏名情報1aの印刷を先に行うことが好ましい。
紙片1に氏名情報1aが印刷され、また、音声情報伝達部100に音声メッセージが記録された折り畳み型情報伝達体は、紙片1〜4が折り部5〜6を介してそれぞれ折り畳まれ、氏名情報1aに従って、出席者が着席すべき座席の前に置かれることになる。
結婚披露宴への出席者は、自分の氏名が記載された折り畳み型情報伝達体が置かれた座席に行き、そこに着席することになる。そして、紙片1に設けられた再生ボタン1bを操作すると、再生ボタン1bに対向する領域に配置されたスイッチ33が操作され、それにより、ICチップ34のメモリ領域に記録された音声メッセージが音声情報出力部40から出力される。音声情報出力部40から出力された音声メッセージは表面シート10の音声出力部14を介して出力されることになるが、音声出力部14は、紙片1〜4の折り畳み状態の内側となる面、すなわち紙片1と紙片2との間に形成された空間側に配置されているため、音声情報出力部40から出力された音声メッセージは紙片1と紙片2との間に形成された空間に向けて出力され、それにより、音声情報出力部40から出力された音声メッセージが、同一材料からなる紙片1〜4によって形成された空間内で反響し、聴覚的に芳しい音として聞くことができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の折り畳み型情報伝達体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は折り畳み状態にて内側となる面を示す見開き図、(c)は積層状態を示す図である。
本形態は図5に示すように、第1のシート部となる紙片201と第2のシート部となる紙片202とが第1の折り部205を介して連接し、紙片201,202の折り部205とは反対側には第2の折り部206,207を介して第3のシート部となる紙片203,204がそれぞれ連接し、紙片201〜204が折り部205〜207を介して折り畳まれて構成されている。紙片203,204は、互いに重なり合うように折り部206,207を介して折り畳まれる。そのため、紙片201,202が折り部205を介して折り畳まれると、紙片201と紙片202とは互いに重なり合わずにその間に空間が形成され、紙片201と紙片202とが折り部205を介して空間を有して折り畳まれることになる。互いに重なり合った紙片203,204は、机上等に載置される際の接地部となる。また、紙片201〜204は1枚の厚紙等からなり、折り部205〜207によって紙片201〜204が形成されている。
紙片201は、折り畳み状態の内側となる面、すなわち紙片202との間に形成された空間側に、シート状に構成され、音声情報を記録、出力可能な音声情報伝達部300が貼付されている。この音声情報伝達部300の紙片201への貼付方法は、例えば、音声情報伝達部300の紙片201に対向する面に施された粘着加工を用いること等が考えられる。また、折り畳み状態における外側となる面には、氏名情報201aが記載されているとともに、音声情報伝達部300に記録された音声情報を出力する際に操作するための再生ボタン201bが設けられている。なお、氏名情報201aは、例えば、この折り畳み型情報伝達体を結婚披露宴等の席札として使用する場合、結婚披露宴等への出席者の氏名であり、この折り畳み型情報伝達体が出席者の着席すべき座席の前に置かれることになる。その際、紙片203,204が接地部となるため、紙片201に記載された氏名情報201aは容易に視認できる状態となる。また、再生ボタン201bにおいては、氏名情報201aを印刷する場合は同時に印刷することや、紙片201に氏名情報201aが印刷あるいは記入された後に、シールを貼付することによって設けることが考えられる。
また、本形態においては、音声情報伝達部300の紙片201と対向しない面に、宛先情報212が記載されているとともに、音声情報伝達部300に音声情報を記録する際に操作するための録音ボタン213が設けられている。なお、宛先情報212は、例えば、この折り畳み型情報伝達体を結婚披露宴等の席札として使用する場合、結婚披露宴等の主催者の住所及び氏名からなり、紙片201を音声情報伝達部300とともに紙片202,203から切り離し、郵送する場合に用いられる。また、録音ボタン213においては、宛先情報212を印刷する場合は同時に印刷することや、音声情報伝達部300に宛先情報212が印刷あるいは記入された後に、シールを貼付することによって設けることが考えられる。また、この音声情報伝達部300には、断裁されることにより、録音ボタン213が操作された場合であっても音声情報を記録されなくする記録禁止設定部238が他の領域から突出して設けられている。
以下に、図5に示した音声情報伝達部300の構成について説明する。
図6は、図5に示した音声情報伝達部300の内部構造を示す図であり、(a)は紙片201側から見た図、(b)は(a)に示した音声基板232の裏面の構成を示す図である。また、図7は、図5に示した音声情報伝達部300の積層状態を示す図である。
本形態における音声情報伝達部300は図6及び図7に示すように、音声情報の記録及び出力が可能なシート状の音声情報記録/再生部230が、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の支持シート220a,220bに挟まれ、また、音声情報記録/再生部230が挟まれた2枚の支持シート220a,220bうち、一方の支持シート220bの音声情報記録/再生部230とは反対側の面に、その外形が支持シート220bと同一形状であって、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる表面シート210が貼付されて構成されている。なお、表面シート210、支持シート220a,220b及び音声情報記録/再生部230は、支持シート220a,220bの表裏に施された粘着加工によって互いに接着されている。この粘着加工は、支持シート220a,220bの表裏に両面テープを貼付することや、ホットメルト型接着剤を塗布すること等によって行うことが考えられる。紙片201についても、同様にして支持シート220aに接着されている。
音声情報記録/再生部230は、ピエゾ素子241、振動板242及びフィルムシート243からシート状に構成されて音声情報を入出力するための音声情報入出力部240と、外部から入力された音声情報が記録されるメモリ領域を具備する薄型のICチップ234やコンデンサ、抵抗等の回路素子が搭載されるとともに、外部からICチップ234に音声情報を記録するための接続端子235を含む導電パターンが形成されて音声情報の記録及び出力が可能に構成された音声基板232と、音声基板232に形成された導電パターンの一部を導通させるための第1の操作手段となるスイッチ233a及び第2の操作手段となるスイッチ233bと、音声基板232に接続され、音声基板232に電源を供給するための柔軟性を有してなるペーパー電池231とから構成されており、これにより、音声情報記録/再生部230は、シート状に構成されている。音声基板232においては、柔軟性を有し、かつ薄型の繊維強化プラスチック(FRP)やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミドあるいはリードフレーム等からなるベース基板に、異方性導電性接着剤(ACP)や異方性導電性フィルム(ACF)あるいはワイヤボンディング等によってICチップ234が接合されている。また、ICチップ234は、音声情報入出力部240や接続端子235を介して入力された音声情報をメモリ領域に記録し、また、メモリ領域に記録された音声情報を音声情報入出力部240を介して出力する制御を行う。また、スイッチ233aは、ICチップ234のメモリ領域に記録された音声情報を音声情報入出力部240を介して出力する際に操作されるものであって、この音声情報伝達部300が紙片201に取り付けられた場合に再生ボタン201bと対向する。すなわち、スイッチ233aは、紙片201と紙片202との間の空間とは反対側に設けられ、また、紙片201に記載された再生ボタン201bは、スイッチ233aを示す情報となる。また、スイッチ233bは、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報をICチップ234のメモリ領域に記録する際に操作されるものであって録音ボタン213と対向する。すなわち、スイッチ233bは、紙片201と紙片202との間の空間側に設けられ、また、音声情報伝達部300の表面シート210に設けられた録音ボタン213は、スイッチ233bを示す情報となる。また、上述したように、断裁されることにより、録音ボタン213を介してスイッチ233bが操作された場合であっても、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報を記録されなくする記録禁止設定部238が他の領域から突出して設けられている。
また、支持シート220aにおいては、音声情報記録/再生部230と積層された場合に、ペーパー電池231、スイッチ233a、ICチップ234及び音声情報入出力部240と対向する領域に穴221a,222a,223,224aがそれぞれ形成されており、また、支持シート220bにおいては、音声情報記録/再生部230と積層された場合に、ペーパー電池231、スイッチ233b及び音声情報入出力部240と対向する領域に穴221b,222b及び224bがそれぞれ形成されている。また、表面シート210及び支持シート220a,220bにおいても、記録禁止設定部238が設けられている。
このように、支持シート220aの、ペーパー電池231、スイッチ233a、ICチップ234及び音声情報入出力部240と対向する領域に穴221a,222a,223,224aがそれぞれ形成され、また、支持シート220bの、ペーパー電池231、スイッチ233b及び音声情報入出力部240と対向する領域に穴221b,222b,224bがそれぞれ形成されることにより、ペーパー電池231、スイッチ233a,233b、ICチップ234及び音声情報入出力部240が設けられている領域と他の領域とで厚さの差が小さくなり、それにより、表面シート210の平坦性が損なわれず、表面シート210の表面に宛先情報212や録音ボタン213を印刷することができ、また、紙片201にこの音声情報伝達部300が貼付された場合であっても、紙片201の表面の平坦性が確保され、紙片201上に氏名情報201aを容易に印刷することができるようになる。また、紙片201が、紙片202〜204とともに、音声情報伝達部300の表面シート210と反対側の表面シートの役割を担い、この紙片201〜204が折り畳まれた状態では、紙片201〜204からなる表面シートの内側に音声情報伝達部300が存在することとなり、折り部205〜207の意匠性が優れたものとなる。
図8は、図6及び図7に示した支持シート220a,220bと音声情報記録/再生部230とを積層した状態を示す図であり、(a)は支持シート220aと音声情報記録/再生部230とを積層した状態を支持シート220a側から見た図、(b)は支持シート220bと音声情報記録/再生部230とを積層した状態を支持シート220b側から見た図である。
図8(a)に示すように、支持シート220aのペーパー電池231と対向する領域に形成された穴221aはペーパー電池231よりも大きく、また、スイッチ233aと対向する領域に形成された穴222aはスイッチ233aよりも大きく、また、ICチップ234と対向する領域に形成された穴223はICチップ234よりも大きく、また、音声情報入出力部240と対向する領域に形成された穴224aは音声情報入出力部240よりも小さくなっている。
また、図8(b)に示すように、支持シート220bのペーパー電池231と対向する領域に形成された穴221bはペーパー電池231よりも大きく、また、スイッチ233bと対向する領域に形成された穴222bはスイッチ233bよりも大きく、また、音声情報入出力部240と対向する領域に形成された穴224bは音声情報入出力部240よりも大きくなっている。
これにより、音声情報記録/再生部230は、2枚の支持シート220a,220bによって一部のみが表裏から挟み込まれるように積層され、支持シート220a,220bの表裏に施された粘着加工によって固定されている。
また、支持シート220bに貼付された表面シート210は、支持シート220bの穴224bを介して音声情報入出力部240と対向する領域に、音声情報入出力部240を介して音声情報を入力したり、音声情報入出力部240から出力された音声を外部に出力したりするための微細な穴が羅列されてなる音声入出力部214が形成されている。このように微細な穴が羅列されてなる音声入出力部214が形成されているため、音声情報入出力部240が表裏を表面シート210と紙片201とで覆われた状態であっても、音声情報入出力部240から出力される音量の低下を補うことができる。なお、音声入出力部214においては、例えば、レーザ加工によって、0.1mm径の穴が縦横2.0mm間隔で形成されている。そのため、抜き加工や針等によって穴を形成する場合と比べてバリが発生せず、その後そのバリによって穴が塞がれてしまうことはない。
以下に、上記のように構成された折り畳み型情報伝達体の使用方法について、折り畳み型情報伝達体を結婚披露宴の席札として使用する場合を例に挙げて説明する。
まず、結婚披露宴の主催者は、紙片201〜204が折り部205〜207を介して折り畳まれる前の状態で、主催者の氏名や住所からなる宛先情報212を音声情報伝達部300の表面シート210に印刷するとともに、出席者の氏名情報201aを紙片201に印刷する。この際、紙片201には、その裏面側に音声情報伝達部300が貼付されているが、音声情報伝達部300は上述したようにシート状であるため、通常のプリンター等によって氏名情報201aを印刷することができる。また、表面シート210の表面についても、平坦性が損なわれていないため、宛先情報212を通常のプリンター等によって印刷することができる。
そして、出席者に対する音声メッセージを音声情報伝達部300に記録する。音声情報伝達部300への音声メッセージの記録は、音声情報記録装置(不図示)に接続端子235を接続し、この接続端子235を介してICチップ234のメモリ領域に音声メッセージを記録することや、音声情報入出力部240を介して音声メッセージを入力してICチップ234のメモリ領域に記録することが可能となっている。音声情報入出力部240を介して入力された音声メッセージをICチップ234のメモリ領域に記録する場合は、録音ボタン213を介してスイッチ233bを操作しながら音声情報入出力部240を介して音声メッセージを入力するとその音声メッセージがICチップ234のメモリ領域に記録されることになる。この音声メッセージは出席者毎に異なるものであってもよいし、同一のものであってもよい。
紙片201への氏名情報201aの印刷と音声情報伝達部300への音声メッセージの記録は、その順序はどちらが先であっても構わないが、出席者毎に音声メッセージを異なるものとする場合は、折り畳み型情報伝達体を出席者毎に識別する必要があるため、紙片201への氏名情報201aの印刷を先に行うことが好ましい。
紙片201に氏名情報201aが印刷され、音声情報伝達部300の表面シート210に宛先情報212が印刷され、また、音声情報伝達部300に音声メッセージが記録された折り畳み型情報伝達体は、紙片201〜204が折り部205〜206を介してそれぞれ折り畳まれ、氏名情報201aに従って、出席者が着席すべき座席の前に置かれることになる。
結婚披露宴への出席者は、自分の氏名が記載された折り畳み型情報伝達体が置かれた座席に行き、そこに着席することになる。そして、紙片201に設けられた再生ボタン201bを操作すると、再生ボタン201bに対向する領域に配置されたスイッチ233aが操作され、それにより、ICチップ234のメモリ領域に記録された音声メッセージが音声情報入出力部240から出力される。音声情報入出力部240から出力された音声メッセージは表面シート210の音声入出力部214を介して出力されることになるが、音声入出力部214は、紙片201〜204の折り畳み状態の内側となる面、すなわち紙片201と紙片202との間に形成された空間側に配置されているため、音声情報入出力部240から出力された音声メッセージは紙片201と紙片202との間に形成された空間に向けて出力され、それにより、音声情報入出力部240から出力された音声メッセージが、同一材料からなる紙片201〜204によって形成された空間内で反響し、聴覚的に芳しい音として聞くことができる。
本形態においては、その後、結婚披露宴への出席者から主催者へ音声メッセージを伝達することが可能である。
結婚披露宴への出席者から主催者へ音声メッセージを伝達する場合は、音声情報伝達部300の表面シート210に設けられた録音ボタン213を介してスイッチ233bを操作しながら音声情報入出力部240を介して音声メッセージを入力する。すると、音声情報入出力部240を介して入力された音声メッセージがICチップ234のメモリ領域に記録される。
図9は、図5〜図8に示した音声情報伝達部300への音声情報の記録方法を説明するための図であり、(a)は記録禁止設定部238が切り離されていない状態を示す図、(b)は(a)に示したスイッチ233bが押下されていない状態の断面図、(c)は(a)に示したスイッチ233bが押下された状態の断面図、(d)は記録禁止設定部238が切り離された状態を示す図である。なお、図5〜図8に示した音声情報伝達部300においては、ICチップ234とスイッチ233bとが音声基板232の互いに異なる面に設けられているが、説明を簡単にするために同一面に配置した状態で説明する。実際には、ICチップ234に接続された導電パターンとスイッチ233bに接続された導電パターンとが音声基板232に形成されたスルーホールを介して接続されている。
記録禁止設定部238が切り離されていない状態においては、図9(a)に示すように、ペーパー電池231の正極に接続された導電パターン236aがスイッチ233bの下部まで延びるように形成された状態となっており、また、ICチップ234のポート端子のうち、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報をICチップ234のメモリ領域に記録するための指示信号が入力されるポート端子に接続された導電パターン236bが導電パターン236aと接触しないように、かつスイッチ233bの下部まで延びるように記録禁止設定部238を介して形成された状態となっている。なお、ICチップ234においては、導電パターン236bに接続されたポート端子が電源電位になった場合、導電パターン236bに接続されたポート端子が電源電位になっている間だけ、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報をICチップ234のメモリ領域に記録する。
この状態において、録音ボタン213を介してスイッチ233bが押下されていない場合は、図9(b)に示すように、導電パターン236aと導電パターン236bとがスイッチ233bの下部にて導通していない状態となっている。そのため、ICチップ234のポート端子のうち、導電パターン236bと接続されたポート端子、すなわち、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報をICチップ234のメモリ領域に記録するための指示信号が入力されるポート端子はオープン状態となっており、この状態にて音声情報入出力部240を介して音声情報が入力されてもその音声情報はICチップ234のメモリ領域に記録されない。
一方、録音ボタン213を介してスイッチ233bが押下されると、図9(c)に示すように、導電パターン236aと導電パターン236bとが、スイッチ233bの裏面に塗布された導電剤237を介して電気的に接続された状態となる。すると、配線パターン236aがペーパー電池231の正極に接続されているため、配線パターン236bと接続されたポート端子、すなわち、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報をICチップ234のメモリ領域に記録するための指示信号が入力されるポート端子が電源電位となり、その状態において、音声情報入出力部240を介して音声情報を入力すると、入力された音声情報がICチップ234のメモリ領域に記録される。このように、録音ボタン213を介してスイッチ233bを押下しながら音声情報を音声情報入出力部240を介して入力することにより、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報がICチップ234に記録されることになる。
このようにしてICチップ234に音声情報を記録した後、記録禁止設定部238を切り離すと、図9(d)に示すように、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報をICチップ234のメモリ領域に記録するための指示信号が入力されるポート端子から延びて形成された導電パターン236bが途中で断線し、スイッチ233bの下部まで届かない状態となる。そのため、この状態で録音ボタン213を介してスイッチ233bが押下され、導電パターン236aと導電パターン236bとが、スイッチ233bの裏面に塗布された導電剤237を介して電気的に接続された状態となっても、音声情報入出力部240を介して入力された音声情報をICチップ234のメモリ領域に記録するための指示信号が入力されるポート端子は電源電位とはならず、ICチップ234に音声情報は記録されない。
これにより、ICチップ234に対する音声情報の記録が禁止状態となり、ICチップ234に音声情報が記録された後に録音ボタン213の誤操作等によってその音声情報が消去されてしまうことを回避することができる。
その後、紙片201を音声情報伝達部300とともに紙片202,203から切り離して発送すると、音声情報伝達部300の表面シート210に印刷された宛先情報212に従って、結婚披露宴の主催者にこの音声情報伝達部300が郵送されることになる。この際、折り部205,206をミシン目で形成し、紙片201を紙片202,203から切り離し可能に構成しておけば、そのミシン目を利用して紙片201を紙片202,203から切り離すことができる。
郵送されてきた音声情報伝達部300を受け取った主催者が紙片201に設けられた再生ボタン201bを介してスイッチ233aを操作すると、結婚披露宴への出席者が音声情報入出力部240を介して入力した音声メッセージが音声情報入出力部240から出力されることになる。
なお、上述した2つの実施の形態においては、折り部5,205を介して連接した紙片1,2,201,202のそれぞれについて、折り部5,205とは反対側に紙片3,4,203,204が折り部6,7,206,207を介して連接しているが、折り部5,205を介して連接した紙片1,2,201,202のいずれか一方に紙片が連接し、その紙片が接地部となる構成であればよい。
また、支持シート20a,20b、220a,220b、音声情報記録/再生部30,230及び表面シート10,210が積層された音声情報伝達部100,300が紙片1,201に貼付され、紙片1〜4,201〜204が音声情報伝達部100,300の一方の表面シートの役割を担った構成となっているが、支持シート20a,220a側にも表面シートが積層された構成の音声情報伝達部が紙片1,201に貼付された構成としてもよい。
また、上述した2つの実施の形態においては、互いに重なり合った紙片3,4,203,204が接地部となって机上等に載置されるが、折り畳まれた紙片1〜4,201〜204の連接方向の側辺を接地部として机上等に載置してもよい。ただし、互いに重なり合った紙片3,4,203,204が接地部となって机上等に載置される方が、紙片1,201と紙片2,202との間の空間に向けて出力された音声情報が、反響しながらも、その空間から2箇所の開口部を介して外部に抜けていくことになり、空間内で反響した音声情報を外部に伝わりやすくすることができる。
本発明の折り畳み型情報伝達体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は折り畳み状態にて内側となる面を示す見開き図、(c)は積層状態を示す図である。 図1に示した音声情報伝達部の内部構造を示す図である。 図1に示した音声情報伝達部の積層状態を示す図である。 図2及び図3に示した支持シートと音声情報記録/再生部とを積層した状態を示す図である。 本発明の折り畳み型情報伝達体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は折り畳み状態にて内側となる面を示す見開き図、(c)は積層状態を示す図である。 図5に示した音声情報伝達部の内部構造を示す図であり、(a)は紙片側から見た図、(b)は(a)に示した音声基板の裏面の構成を示す図である。 図5に示した音声情報伝達部の積層状態を示す図である。 図6及び図7に示した支持シートと音声情報記録/再生部とを積層した状態を示す図である。 図5〜図8に示した音声情報伝達部への音声情報の記録方法を説明するための図であり、(a)は記録禁止設定部が切り離されていない状態を示す図、(b)は(a)に示したスイッチが押下されていない状態の断面図、(c)は(a)に示したスイッチが押下された状態の断面図、(d)は記録禁止設定部が切り離された状態を示す図である。
符号の説明
1〜4,201〜204 紙片
5〜7,205〜207 折り部
1a,201a 氏名情報
1b,201b 再生ボタン
10,210 表面シート
14 音声出力部
20a,20b,220a,220b 支持シート
21a,21b,22,23,24a,24b,221a,221b,222a,222b,223,224a,224b 穴
30,230 音声情報記録/再生部
31,231 ペーパー電池
32,232 音声基板
33,233a,233b スイッチ
34,234 ICチップ
35,235 接続端子
40 音声情報出力部
41,241 ピエゾ素子
42,242 振動板
43,243 フィルムシート
100 音声情報伝達部
212 宛先情報
213 録音ボタン
214 音声入出力部
236a,236b 導電パターン
237 導電剤
238 記録禁止設定部
240 音声情報入出力部

Claims (1)

  1. 第1のシート部と第2のシート部とが第1の折り部を介して連接し、前記第1及び第2のシート部の少なくとも一方の前記第1の折り部とは反対側に第2の折り部を介して第3のシート部が連接し、前記第1のシート部と前記第2のシート部とが前記第1の折り部を介して空間を有して折り畳まれ、前記第3のシート部が前記第2の折り部を介して折り畳まれ、前記第1のシート部に付与された情報を伝達する折り畳み型情報伝達体であって、
    前記第1のシート部は、前記空間側に、シート状に構成され、音声情報を記録し、該音声情報を前記空間に向けて出力可能な音声情報伝達手段を有し、
    前記第3のシート部が接地部となる折り畳み型情報伝達体。
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