JP4997021B2 - 音声メッセージ伝達媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、記録された音声情報の再生が可能な音声情報記録/再生手段が組み込まれてなる音声メッセージ伝達媒体に関する。
従来より、ダイレクトメールやグリーティングカード等の送付物においては、発送元において、発送される送付物が作成されるとともに送付物の発送先が指定され、その後、作成された送付物が指定された発送先に送付されている。このように作成、発送される送付物は、発送元から発送先に通知したい情報が掲載された印刷物が封筒に封入されて構成されるものや、発送元から発送先に通知したい情報がはがき等のシートに印刷されて構成されるもの等がある。
送付物の発送先においては、送付されてきた送付物が受け取られた後、送付物に印刷された情報が閲覧されることにより、送付物の発送元にて通知したい情報が認識されることになる。
ところが、このように、送付物の発送元にて発送先に通知したい情報が印刷された送付物が発送元から送付され、送付物の発送先において送付されてきた送付物に印刷された情報が閲覧されることにより、送付物の発送元にて通知したい情報が発送先に伝達されるものにおいては、送付物の発送元における所望のメッセージを、視覚的にしか発送先に伝達することができず、それにより、伝達可能な情報の種類が限定されてしまう。
そこで、音声情報の記録や再生が可能なシート状の音声情報記録/再生手段が組み込まれてなる音声メッセージ伝達シートが考えられ、特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載された音声メッセージ伝達シートは、音声情報の記録や再生が可能なシート状の音声情報記録/再生手段が2枚の支持シート及び表面シートに挟み込まれて構成され、音声情報記録/再生手段にて再生された音声情報が、表面シートに形成された微細な穴を介して外部に出力される。また、音声情報記録/再生手段にて再生された音声情報は、表面シートが振動することによっても外部に伝えられる。これにより、音量の増幅作用が生じ、音声情報記録/再生手段にて再生される音声情報の音量が小さなものであっても外部に明確に伝えることができるようになっている。
特開2005−99704号公報
上述した音声メッセージ伝達シートは、音声情報の記録や再生が可能なシート状の音声情報記録/再生手段が2枚の支持シート及び表面シートに挟み込まれて構成されていることから、音声情報の記録や再生が可能でありながらも一般のプリンタにて所望の情報を印字することができるため、結婚式の案内状やバースディカード、クリスマスカード等のグリーティングカードといった様々な用途に利用されている。
このように、従来の音声メッセージ伝達シートは、結婚式の案内状やバースディカード、クリスマスカード等のグリーティングカードとして利用されていることからも、音声情報を再生する場合、机の上に置かれたり、手に持たれたりした状態で音声情報が再生されることになる。
ところが、上述したように、音声情報記録/再生手段にて再生された音声情報は、表面シートが振動することによっても外部に伝えられ、これにより、音量の増幅作用が生じ、音声情報記録/再生手段にて再生される音声情報の音量が小さなものであっても外部に明確に伝えられる構成となっているため、机の上に置かれたり、手に持たれたりした状態で音声情報が再生された場合、音声情報記録/再生手段にて再生された音声情報による表面シートの振動が抑制されてしまい、音声情報が聴こえにくくなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、表面シートの振動を抑制することなく音声情報を再生することができる音声メッセージ伝達媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
上記のように構成された本発明においては、スタンド部の2枚の支持シートが見開かれ、このスタンド部を足として机上等に載置される。この状態においては、スタンド部が机上等に接し、本体部が机上等に起立した状態となる。音声情報を再生する音声情報記録/再生手段は、机上等に接しずに起立した本体部にて2枚の支持シートに挟み込まれているため、この状態において音声情報記録/再生手段にて音声情報が再生されると、本体部における表面シートの振動が抑制されず、表面シートが振動することによっても音声情報が外部に伝えられる。これにより、音量の増幅作用が生じ、音声情報記録/再生手段にて再生される音声情報の音量が小さなものであっても音声情報を外部に明確に伝えることができるようになる。
以上説明したように本発明においては、2枚の支持シートが互いに接着された本体部と、2枚の支持シートが見開き可能に構成されたスタンド部とを有し、音声情報を再生する音声情報記録/再生手段が、本体部にて2枚の支持シートに挟み込まれている構成としたため、スタンド部の2枚の支持シートを見開き、このスタンド部を足として机上等に載置すれば、音声情報記録/再生手段が、机上等に起立した本体部にて2枚の支持シートに挟み込まれていることにより、この状態において音声情報記録/再生手段にて音声情報が再生されると、本体部にて表面シートの振動を抑制することなく音声情報を再生することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の音声メッセージ伝達媒体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。また、図2は、図1に示した音声メッセージ伝達シート1の積層状態を示す図である。
本形態は図1及び図2に示すように、音声情報の記録や再生が可能なシート状の音声情報記録/再生部30が、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の支持シート20a,20bに表裏から挟み込まれ、また、音声情報記録/再生部30を挟み込んだ支持シート20a,20bが、その外形が支持シート20a,20bを覆うような形状であって、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の表面シート10a,10bに挟み込まれて構成されている。また、支持シート20a,20bが表面シート10a,10bに挟み込まれた領域は、本体部2とスタンド部3とから構成され、音声情報記録/再生部30は本体部2にて支持シート20a,20bに挟み込まれ、また、スタンド部3においては、2枚の支持シート20a,20b間に2枚の表出シート50a,50bが挟み込まれている。なお、表面シート10a,10b、支持シート20a,20b、表出シート50a,50b及び音声情報記録/再生部30は、支持シート20a,20bの表裏に塗布された粘着剤60によって互いに接着されている。そのため、本体部2においては、2枚の支持シート20a,20bが音声情報記録/再生部30を挟み込んだ状態で互いに接着され、スタンド部3においては、2枚の支持シート20a,20bが表出シート50a,50bにそれぞれ接着され、本体部2との境界線に沿って支持シート20a,20bに形成されたミシン目23,27を折り部として支持シート20a,20bを外側に折り曲げることにより、支持シート20a,20bが表出シート50a,50bとともに見開き可能となっている。また、表面シート10a,10bはその一部が支持シート20a,20bからはみ出しているが、その領域は、粘着剤70によって剥離困難に互いに接着されている。なお、剥離困難とは、人間の手によって基材を剥離した場合に、表面シート10a,10b自体が裂かれたり厚み方向に分割されたりする程度に強接着されていることである。
音声情報記録/再生部30は、ピエゾ素子41、振動板42及びフィルムシート(不図示)からシート状に構成されて音声情報を出力するための音声情報出力部40と、音声情報が記録されるICチップを具備する回路部であるIC基板32と、IC基板32に記録された音声情報を音声情報出力部40を介して出力する際に操作される薄型のスイッチ33と、IC基板32に接続され、IC基板32に電源を供給するための薄型のコイン電池31とから構成されている。なお、IC基板32と、コイン電池31及びピエゾ素子41とはそれぞれ、はんだ溶接されたリード線を介して互いに電気的に接続されている。また、スイッチ33は、フィルム基板34上に搭載され、このフィルム基板34上に形成された配線パターン35a,35bとIC基板32とについても、はんだ溶接されたリード線を介して互いに電気的に接続されている。IC基板32内のICチップは、メモリ領域に記録された音声情報を音声情報出力部40を介して出力する制御を行うものである。
表面シート10aには、スイッチ33と対向する領域に、スイッチ33を示す再生ボタン12が印刷されている。また、音声情報出力部40と対向する領域に、音声情報出力部40から出力された音声を外部に出力するための微細な穴が羅列されてなる音声出力領域14aが形成されている。このように微細な穴が羅列されてなる音声出力領域14aが形成されているため、音声情報出力部40がその表裏を表面シート10a,10bで覆われた状態であっても、音声情報出力部40から出力される音量の低下を補うことができる。なお、音声入出力領域14aにおいては、例えば、レーザ加工によって、0.1mm径の穴が縦横2.0mm間隔で形成されている。そのため、抜き加工や針等によって穴を形成する場合と比べてバリが発生せず、その後そのバリによって穴が塞がれてしまうことはない。また、表面シート10aには、この音声メッセージ伝達シート1を用いて視覚的に通知すべき情報を印刷あるいは記入するための情報表示領域11が設けられている。また、再生ボタン12においては、印刷によって表面シート10a上に設けておかず、情報表示領域11に情報が印刷された後に、スイッチ33に対向する領域にシールを貼付することによって設けることも考えられる。さらに、支持シート20a,20bからはみ出した領域は切り離し領域15aとなっており、この切り離し領域15aを切り離すために支持シート20a,20bの外形に沿ってミシン目13aが形成されている。
支持シート20aにおいては、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、音声情報出力部40に対向する領域に穴部21が形成され、また、コイン電池31、IC基板32、スイッチ33及びフィルム基板34に対向する領域に穴部22が形成されている。また、本体部2とスタンド部3との境界線に沿ってミシン目23が形成されており、このミシン目23に沿って支持シート20aを外側に折り曲げることによって支持シート20a,20bが見開かれる。
支持シート20bにおいては、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、音声情報出力部40に対向する領域に穴部24が形成され、また、IC基板32に対向する領域に穴部25が形成され、また、コイン電池31に対向する領域に穴部26が形成されている。また、本体部2とスタンド部3との境界線に沿ってミシン目27が形成されており、このミシン目27に沿って支持シート20bを外側に折り曲げることによって支持シート20a,20bが見開かれる。
このように、支持シート20aの、音声情報出力部40、コイン電池31、IC基板32、スイッチ33及びフィルム基板34と対向する領域に穴部21,22がそれぞれ形成され、また、支持シート20bの、音声情報出力部40、IC基板32及びコイン電池31と対向する領域に穴24〜26がそれぞれ形成されることにより、コイン電池31、IC基板32、スイッチ33及び音声情報出力部40が設けられている領域と他の領域とで厚さの差が小さくなり、それにより、表面シート10a,10bの平坦性が向上し、表面シート10a,10b上に情報を容易に印刷することができるようになる。さらには、音声情報記録/再生部30の最も厚い部分の厚さに対して、支持シート20a,20bの厚さを合計した厚さを同等、若しくは厚くすることにより、表面シート10a,10bをほぼ平坦な状態とすることができる。
表面シート10bには、音声情報出力部40と対向する領域に、音声情報出力部40から出力された音声を外部に出力するための微細な穴が羅列されてなる音声入出力領域14bが形成されている。この音声入出力領域14bの構成は、表面シート10aに形成された音声入出力領域14aの構成と同様である。また、支持シート20a,20bからはみ出した領域は切り離し領域15bとなっており、この切り離し領域15bを切り離すために支持シート20a,20bの外形に沿ってミシン目13bが形成されている。
表出シート50a,50bはそれぞれ、支持シート20a,20bのスタンド部3となる領域と同一形状を有している。
図3は、図1及び図2に示した支持シート20a,20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図であり、(a)は支持シート20aと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図、(b)は支持シート20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図である。
図3(a)に示すように、支持シート20aの音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴部21は音声情報出力部40の外形とほぼ等しく、また、コイン電池31、IC基板32、スイッチ33及びフィルム基板34と対向する領域に形成された穴部22は、これらコイン電池31、IC基板32、スイッチ33及びフィルム基板34を含む大きさとなっている。
また、図3(b)に示すように、支持シート20bの音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴部24は音声情報出力部40よりも小さく、また、IC基板32と対向する領域に形成された穴部25はIC基板32よりも大きく、また、コイン電池31と対向する領域に形成された穴部26はコイン電池31よりも大きくなっている。
以下に、上記のように構成された音声メッセージ伝達シート1の使用方法について説明する。
図4は、図1〜図3に示した音声メッセージ伝達シート1の使用方法を説明するための図である。
図1〜図3に示した音声メッセージ伝達シート1は、図4(a)に示すように切り離し領域15a,15bが切り離されていない状態で送付先に届けられる。この音声メッセージ伝達シート1には、送付元から送付先に伝達したい音声情報が音声情報記録/再生部30のIC基板32に記録されているとともに、送付元から送付先に視覚的に伝達したい情報が表面シート10aの情報表示領域11に記載されている。また、支持シート20a,20bにおいては、スタンド部3となる領域が、互いに対向する面に表出シート50a,50bが接着されていることにより互いに接着されていないが、その周囲が、2枚の表面シート10a,10bが粘着剤70によって剥離困難に互いに接着されていることにより、2枚の支持シート20a,20bが送付途中において見開くことがないようになっている。
音声メッセージ伝達シート1がその送付先に届けられると、音声メッセージ伝達シート1の送付先において、まず、表面シート10a,10bのミシン目13a,13bが断裁され、図4(b)に示すように切り離し部15a,15bが切り離される。
すると、支持シート20a,20bにおいては、スタンド部3となる領域が、互いに対向する面に表出シート50a,50bが接着されていることにより互いに接着されていないため、本体部2とスタンド部3との境界線に沿って形成されたミシン目23,27を折り部として支持シート20a,20bを外側に折り曲げることができ、それにより、図4(c)に示すように、スタンド部3において支持シート20a,20bが表出シート50a,50bとともに見開かれる。
そして、スタンド部3にて支持シート20a,20bが表出シート50a,50bとともに見開かれた音声メッセージ伝達シート1は、スタンド部3を足として机上等に載置される。この状態においては、スタンド部3が机上等に接し、本体部2が机上等に起立した状態となる。
その後、再生ボタン12を介してスイッチ33が操作されると、音声情報記録/再生部30のIC基板32に記録された音声情報が再生され、音声情報出力部40を介して出力される。この際、音声情報を再生する音声情報記録/再生部30が、机上等に起立した本体部2にて2枚の支持シート20a,20bに挟み込まれているため、本体部2における表面シート10a,10bの振動が抑制されず、音声情報出力部40を介して出力された音声情報が、表面シート10a,10bが振動することによっても外部に伝えられる。
これにより、音量の増幅作用が生じ、音声情報記録/再生部30にて再生される音声情報の音量が小さなものであっても音声情報を外部に明確に伝えることができるようになる。
ここで、スタンド部3においては、ただ単に音声メッセージ伝達シート1を机上等に起立させるためだけでなく、音声メッセージ伝達シート1の送付途中にて知られたくない情報を伝えるために用いることもできる。
図5は、図1に示した音声メッセージ伝達シート1の表出シート50a,50bを示す図である。
音声メッセージ伝達シート1の送付元から送付先に視覚にて伝達したい情報であって、音声メッセージ伝達シート1の送付途中にて知られたくない情報がある場合、図5に示すように、その情報を隠蔽情報51として表出シート50a,50bに記載しておくことができる。
音声メッセージ伝達シート1の送付途中においては、スタンド部3の周囲が、2枚の表面シート10a,10bが粘着剤70によって剥離困難に互いに接着されていることにより、2枚の支持シート20a,20bが見開くことがないようになっているため、この隠蔽情報51は外部から視認されることがない。
音声メッセージ伝達シート1の送付先において、ミシン目13a,13bが断裁されて切り離し領域15a,15bが切り離され、スタンド部3にて支持シート20a,20bが表出シート50a,50bとともに見開かれると、表出シート50a,50bに記載された隠蔽情報51が視認可能となり、音声メッセージ伝達シート1の送付先に隠蔽情報51を伝えることができる。
なお、このように表出シート50a,50bに記載される隠蔽情報51としては、音声メッセージ伝達シート1の送付途中にて隠蔽したい情報の他に、くじ情報等が考えられ、くじ情報を表出シート50a,50bに記載に記載することにより、音声メッセージ伝達シート1にくじ機能を持たせることもできる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の音声メッセージ伝達媒体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図6に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、表面シート10a,10bに切り離し領域15a,15bが設けられておらず、表面シート10a,10bと支持シート20a,20bとがその外形形状がほぼ同一である点と、スタンド部3にて2枚の支持シート20a,20bにそれぞれ接着された表出シート50a,50bが、粘着剤80によって互いに剥離可能に接着されている点のみが異なるものである。なお、2枚の表出シート50a,50bを剥離可能に接着する粘着剤80としては、剥離後の再接着が不可能な感圧のりや、剥離後の再接着が可能な接着力が弱い粘着剤や、自己のみが接着可能なエマルジョンタイプの粘着剤等を用いることができる。
以下に、上記のように構成された音声メッセージ伝達シート101の使用方法について説明する。
図7は、図6に示した音声メッセージ伝達シート101の使用方法を説明するための図である。
図6に示した音声メッセージ伝達シート101は、図7(a)に示すように2枚の表出シート50a,50が互いに剥離していない状態で送付先に届けられる。この音声メッセージ伝達シート101には、送付元から送付先に伝達したい音声情報が音声情報記録/再生部30のIC基板32に記録されているとともに、送付元から送付先に視覚的に伝達したい情報が表面シート10aの情報表示領域11に記載されている。また、支持シート20a,20bにおいては、スタンド部3となる領域が、互いに対向する面に表出シート50a,50bが接着され、かつ、この表出シート50a,50bが互いに接着されていることにより、見開かれていない状態となっている。
音声メッセージ伝達シート101がその送付先に届けられると、音声メッセージ伝達シート101の送付先において、互いに剥離可能に接着された表出シート50a,50bが剥離され、本体部2とスタンド部3との境界線に沿って形成されたミシン目23,27を折り部として支持シート20a,20bが外側に折り曲げられ、それにより、図7(b)に示すように、スタンド部3において支持シート20a,20bが表出シート50a,50bとともに見開かれる。
そして、スタンド部3にて支持シート20a,20bが表出シート50a,50bとともに見開かれた音声メッセージ伝達シート101は、スタンド部3を足として机上等に載置される。この状態においては、スタンド部3が机上等に接し、本体部2が机上等に起立した状態となる。
その後、再生ボタン12を介してスイッチ33が操作されると、音声情報記録/再生部30のIC基板32に記録された音声情報が再生され、音声情報出力部40を介して出力される。この際、音声情報を再生する音声情報記録/再生部30が、机上等に起立した本体部2にて2枚の支持シート20a,20bに挟み込まれているため、本体部2における表面シート10a,10bの振動が抑制されず、音声情報出力部40を介して出力された音声情報が、表面シート10a,10bが振動することによっても外部に伝えられる。
これにより、音量の増幅作用が生じ、音声情報記録/再生部30にて再生される音声情報の音量が小さなものであっても音声情報を外部に明確に伝えることができるようになる。
なお、2枚の表出シート50a,50bを剥離可能に接着する粘着剤80として、剥離後の再接着が可能な粘着剤を用いた場合、スタンド部3にて支持シート20a,20bを表出シート50a,50bとともに見開いた後に、スタンド部3を足として机上等に載置するのではなく、表出シート50a,50bを接着面として所望の場所に貼り付けることもできる。その場合においても、音声情報記録/再生部30が支持シート20a,20bに挟み込まれた本体部2が、貼り付けられる場所に接することがなく、それにより、本体部2における表面シート10a,10bの振動が抑制されることがない。また、スタンド部3における2枚の支持シート20a,20bの互いのなす角度が可変であることから、平面以外の場所にも貼り付けることができる。
また、上述した2つの実施の形態においては、スタンド部3において2枚の支持シート20a,20b間に2枚の表出シート50a,50bが挟み込まれ、支持シート20aと表出シート50a、並びに支持シート20bと表出シート50bとが互いに接着されているが、2枚の支持シート20a,20b間に1枚の表出シートが、本体部2とスタンド部3との境界部分を折り部として折り畳まれて挟み込まれ、その表出シートが支持シート20a,20bとそれぞれ接着された構成とすることも考えられる。
また、表出シート50a,50bを設けず、支持シート20a,20bの互いに対向する面が接着されていない構成としたり、支持シート20a,20bの互いに対向する面が剥離可能に接着された構成としたりしてもよい。
本発明の音声メッセージ伝達媒体の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した音声メッセージ伝達シートの積層状態を示す図である。 図1及び図2に示した支持シートと音声情報記録/再生部とを積層した状態を示す図である。 図1〜図3に示した音声メッセージ伝達シートの使用方法を説明するための図である。 図1に示した音声メッセージ伝達シートの表出シートを示す図である。 本発明の音声メッセージ伝達媒体の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図6に示した音声メッセージ伝達シートの使用方法を説明するための図である。
符号の説明
1,101 音声メッセージ伝達シート
2 本体部
3 スタンド部
10a,10b 表面シート
11 情報表示領域
12 再生ボタン
13a,13b,23,27 ミシン目
14a,14b 音声出力領域
15a,15b 切り離し領域
20a,20b 支持シート
21,22,24〜26 穴部
30 音声情報記録/再生部
31 コイン電池
32 IC基板
33 スイッチ
34 フィルム基板
35a,35b 配線パターン
40 音声情報出力部
41 ピエゾ素子
42 振動板
50a,50b 表出シート
51 隠蔽情報
60,70,80 粘着剤

Claims (1)

  1. 記録された音声情報の再生が可能な音声情報記録/再生手段と、前記音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込む2枚の支持シートと、前記2枚の支持シートの前記音声情報記録/再生手段を挟み込む面とは反対側の面にそれぞれ接着された2枚の表面シートとを有してなる音声メッセージ伝達媒体において、
    前記2枚の支持シートが互いに接着された本体部と、
    前記2枚の支持シートが見開き可能に構成されたスタンド部とを有し、
    前記音声情報記録/再生手段は、前記本体部にて前記2枚の支持シートに挟み込まれていることを特徴とする音声メッセージ伝達媒体。
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