JP4362086B2 - 音声メッセージ伝達シート - Google Patents

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Description

本発明は、音声情報を記録、再生可能な音声情報記録/再生手段が組み込まれてなる音声メッセージ伝達シート関する。
従来より、ダイレクトメールやグリーティングカード等の送付物においては、発送元において、発送される送付物が作成されるとともに送付物の発送先が指定され、その後、作成された送付物が指定された発送先に送付されている。このように作成、発送される送付物は、発送元から発送先に通知したい情報が掲載された印刷物が封筒に封入されて構成されるものや、発送元から発送先に通知したい情報がはがき等のシートに印刷されて構成されるもの等がある。
送付物の発送先においては、送付されてきた送付物が受け取られた後、送付物に印刷された情報が閲覧されることにより、送付物の発送元にて通知したい情報が認識されることになる。
ところが、このように、送付物の発送元にて発送先に通知したい情報が印刷された送付物が発送元から送付され、送付物の発送先において送付されてきた送付物に印刷された情報が閲覧されることにより、送付物の発送元にて通知したい情報が発送先に伝達されるものにおいては、送付物の発送元における所望のメッセージを、視覚的にしか発送先に伝達することができず、それにより、伝達可能な情報の種類が限定されてしまう。
そこで、ダイレクトメールに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置を組み込み、それにより、メッセージを音声によって伝達することができるように構成された情報所持体が考えられている。
図14は、ダイレクトメールに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置が組み込まれてなる情報所持体の一構成例を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本従来例は図14に示すように、宛先情報等が印刷された表示部502を有するダイレクトメール本体501aに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置503が組み込まれて構成されている。また、この音声装置503は、台紙503a上に、音声情報を記録するためのICメモリ512及び電源電池511が搭載されたPCボード507と、ICメモリ512に記録された音声情報が出力されるスピーカー509と、ICメモリ512に記録された音声情報をスピーカー509から出力する際に操作するためのスイッチ508とが搭載されて構成されており、スイッチ508及びスピーカー509が露出するような穴を有する被覆体513で覆われた状態でダイレクトメール本体501aに貼付されている。
上記のように構成されたダイレクトメール501においては、表示部502に宛先情報等が印刷されるとともに、音声装置503に音声情報が記録され、その後、音声情報が記録された音声装置503がダイレクトメール本体501aに貼付され、発送先に送付される。ダイレクトメール501の発送先においては、ダイレクトメール501が受け取られた後、スイッチ508が操作されると、音声装置503に記録された音声情報がスピーカー509を介して出力されることになる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−70770号公報
しかしながら、上述したような音声装置が組み込まれてなる情報所持体においては、宛先情報等が印刷されるダイレクトメール本体上に音声装置が搭載、貼付されてなる構成であるため、音声装置が貼付された領域の厚さが厚くなり、音声装置が組み込まれた状態で宛先情報等を印刷することができないという問題点がある。そのため、上述したような情報所持体においては、ダイレクトメール本体に宛先情報等が印刷された後に音声装置がダイレクトメール本体に搭載、貼付されている。
また、ダイレクトメール本体上に音声装置が搭載、貼付され、かつ、その領域の厚さが厚くなっているため、ダイレクトメールが折り曲げられたり、この領域に外力が加わったりした場合に音声装置がダイレクトメール本体から剥がれてしまう虞れがある。また、ダイレクトメールを二つ折りやZ折り等に折り畳む場合、音声装置が搭載された領域を避けて折り畳まなければならず、音声装置が搭載される領域あるいは折り畳む際の折り線となる領域が限定されてしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、折り曲げや折り畳みが可能であり、かつ、情報を印刷することができる音声メッセージ伝達シート提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
音声情報を記録、再生可能な音声情報記録/再生手段が2枚の表面シート間に組み込まれてなる音声メッセージ伝達シートであって、
穴を具備し、該穴にて前記音声情報記録/再生手段の少なくとも一部が表出するように前記音声情報記録/再生手段を支持して互いに接着された2枚の支持シートを有し、
前記2枚の表面シートは前記2枚の支持シートを挟み込んで該2枚の支持シートと接着され
前記音声情報記録/再生手段は、
記録された音声情報が出力される音声情報出力手段を有し、
前記音声情報出力手段は、
前記音声情報が出力されるピエゾ素子と、
前記ピエゾ素子よりも大きな径を具備し、該ピエゾ素子の一方の面に貼付されたフィルムシートと、
前記ピエゾ素子の径よりも大きく、かつ前記フィルムシートの径よりも小さな径の穴を具備し、前記穴に前記ピエゾ素子が入り込むように前記フィルムシートに貼付された振動板とを有し、
前記振動板は、前記フィルムシートとの接着面のうち該フィルムシートと接着されていない領域のみにて前記支持シートに接着されている
また、前記支持シートは、2枚の支持シートの厚さを合計した厚さが、前記音声情報記録/再生手段の最も厚い部分の厚さに対して、同等若しくは厚い。
上記のように構成された本発明においては、音声情報を記録、再生可能な音声情報記録/再生手段がシート状に構成され、この音声情報記録/再生手段が2枚の支持シートに挟み込まれ、さらにこれらが2枚の表面シートに挟み込まれて構成されているので、折り曲げや折り畳みが可能となり、さらに、2枚の支持シートのうち、音声情報記録/再生手段に対向する領域においては、その一部の領域のみにて音声情報記録/再生手段が表裏から挟み込まれているので、音声情報記録/再生手段が内部に組み込まれながらも、音声情報記録/再生手段が組み込まれた領域とその他の領域との厚さの差が小さくなり、表面シートへの印刷が可能となる。
また、2枚の支持シートの外形形状を表面シートの外形形状と等しくすれば、音声メッセージ伝達シート全体の厚さをほぼ均一にすることができる。
また、2枚の支持シートをそれぞれ複数に分割すれば、音声メッセージ伝達シートの折り曲げ及び折り畳みの自由度が高まる。
また、2枚の支持シートを、折り線を介して互いに連接された構成とすれば、2枚の支持シートの位置合わせを容易に行うことができるようになる。
また、音声情報記録/再生手段に設けられ、音声情報を出力するための音声情報出力手段を、音声情報が出力されるピエゾ素子と、ピエゾ素子よりも大きな径を具備し、該ピエゾ素子の一方の面に貼付されたフィルムシートと、ピエゾ素子の径よりも大きく、かつフィルムシートの径よりも小さな径の穴を具備し、穴にピエゾ素子が入り込むようにフィルムシートに貼付された振動板とから構成し、振動板を、フィルムシートとの接着面のうちフィルムシートと接着されていない領域のみにて支持シートに接着すれば、音声情報出力手段が設けられた領域の厚さが厚くなってしまうことがなくなるとともに、音声情報出力手段が表面シートに接着されずに固定されることになるため、ピエゾ素子及び振動板の振動が妨げられることがなくなる。
また、2枚の支持シートが、操作手段の周囲にて音声情報記録/再生手段を挟み込み、操作手段が設けられた領域が、1枚の支持シート上に音声情報記録/再生手段が搭載されている構成とすれば、操作手段の高さを支持シートの厚さよりも低いものとすれば、操作手段は、操作手段の高さよりも厚い支持シートに周辺を囲まれたような状態となり、それにより、外部から不可抗力が加わった場合に操作手段が操作されてしまうことが回避されるようになる。
また、2枚の表面シートのうち、少なくとも一方の表面シートの支持シートに対向しない面上にインク受理層を積層しておけば、その後、インクジェット記録装置によって表面シート上に情報を印刷した場合、表面シート上に情報が鮮明に印刷されることになる。
また、このインク受理層を、音声情報記録/再生手段が挟み込まれた支持シートを表面シートによって挟み込む前に表面シート上に積層すれば、表面シートの平坦性が優れた状態でインク受理層を積層することができ、また、表面シートが連続紙状のものから断裁されて単片状となるものである場合は、連続紙状の表面シート上にインク受理層を積層することになり、容易にインク受理層を積層することができる。
以上説明したように本発明においては、音声情報を記録、再生可能な音声情報記録/再生手段がシート状に構成され、かつ、音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んで互いに接着された2枚の支持シートが、音声情報記録/再生手段に対向する領域については、その一部の領域のみにて音声情報記録/再生手段を表裏から挟み込んでいる構成としたため、折り曲げや折り畳みが可能であり、かつ、表面シートに情報を印刷することができる。
また、2枚の支持シートが表面シートと同一外形形状を具備するものにおいては、音声メッセージ伝達シート全体の厚さをほぼ均一にすることができる。
また、2枚の支持シートがそれぞれ複数に分割されているものにおいては、音声メッセージ伝達シートの折り曲げたり折り畳んだりすることの自由度を高めることができる。
また、2枚の支持シートが、折り線を介して互いに連接された構成であるものにおいては、2枚の支持シートの位置合わせを容易に行うことができる。
また、音声情報記録/再生手段に設けられ、音声情報を出力するための音声情報出力手段を、音声情報が出力されるピエゾ素子と、ピエゾ素子よりも大きな径を具備し、該ピエゾ素子の一方の面に貼付されたフィルムシートと、ピエゾ素子の径よりも大きく、かつフィルムシートの径よりも小さな径の穴を具備し、穴にピエゾ素子が入り込むようにフィルムシートに貼付された振動板とから構成し、振動板が、フィルムシートとの接着面のうちフィルムシートと接着されていない領域のみにて支持シートに接着されている構成としたものにおいては、音声情報出力手段が設けられた領域の厚さが厚くなってしまうことがなくなるとともに、音声情報出力手段が表面シートに接着されずに固定されることになるため、ピエゾ素子及び振動板の振動が妨げられることがなくなる。
また、2枚の支持シートが、操作手段の周囲にて音声情報記録/再生手段を挟み込み、操作手段が設けられた領域が、1枚の支持シート上に音声情報記録/再生手段が搭載されている構成としたものにおいては、操作手段の高さを支持シートの厚さよりも低いものとすれば、操作手段は、操作手段の高さよりも厚い支持シートに周辺を囲まれたような状態となり、それにより、外部から不可抗力が加わった場合に操作手段が操作されてしまうことを回避することができる。
また、2枚の表面シートのうち、少なくとも一方の表面シートの支持シートに対向しない面上にインク受理層が積層されているものにおいては、その後、インクジェット記録装置によって表面シート上に情報を印刷した場合、表面シート上に情報を鮮明に印刷することができる。
また、このインク受理層を、音声情報記録/再生手段が挟み込まれた支持シートを表面シートによって挟み込む前に表面シート上に積層するものにおいては、表面シートの平坦性が優れた状態でインク受理層を積層することができ、また、表面シートが連続紙状のものから断裁されて単片状となるものである場合は、連続紙状の表面シート上にインク受理層を積層することになり、容易にインク受理層を積層することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の音声メッセージ伝達シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。また、図2は、図1に示した音声メッセージ伝達シート1の積層状態を示す図である。
本形態は図1及び図2に示すように、音声情報を記録、再生可能なシート状の音声情報記録/再生部30が、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の支持シート20a,20bに挟まれ、また、音声情報記録/再生部30が挟まれた支持シート20a,20bが、その外形が支持シート20a,20bと同一形状であって、紙基材等の柔軟性を有し、かつ薄型の基材からなる2枚の表面シート10a,10bに挟まれて構成されている。なお、表面シート10a,10b、支持シート20a,20b及び音声情報記録/再生部30は、支持シート20a,20bの表裏に施された粘着加工によって互いに接着されている。この粘着加工は、支持シート20a,20bの表裏に両面テープを貼付することや、ホットメルト型接着剤を塗布すること等によって行うことが考えられる。
また、音声情報記録/再生部30は、ピエゾ素子41、振動板42及び後述するフィルムシートからなりシート状に構成されて記録された音声情報が出力される音声情報出力部40と、音声情報が記録される音声情報記録手段である薄型のICチップ34及びICチップ34に記録された音声情報を音声情報出力部40から出力する際に操作するための操作手段である薄型のスイッチ33とが搭載された音声基板32と、音声基板32に接続され、音声基板32に電源を供給するための柔軟性を有してなるペーパー電池31とから構成されており、さらに、音声基板32には、外部からICチップ34に音声情報を入力するための接続端子35が設けられている。これにより、音声情報記録/再生部30は、シート状に構成されている。ここで、音声基板32においては、柔軟性を有し、かつ薄型の繊維強化プラスチック(FRP)やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミドあるいはリードフレーム等からなる基板に、異方性導電性接着剤(ACP)や異方性導電性フィルム(ACF)あるいはワイヤボンディング等によってICチップ32が接合されている。
また、支持シート20aにおいては、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、ペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21a,22,23,24aがそれぞれ形成されており、また、支持シート20bにおいては、音声情報記録/再生部30と積層された場合に、ペーパー電池31及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21b,24bがそれぞれ形成されている。
このように、支持シート20aの、ペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21a,22,23,24aがそれぞれ形成され、また、支持シート20bの、ペーパー電池31及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21b,24bがそれぞれ形成されることにより、ペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40が設けられている領域と他の領域とで厚さの差が小さくなり、それにより、表面シート10a,10bの平坦性が向上し、表面シート10a,10b上に情報を容易に印刷することができるようになる。さらには、音声情報記録/再生部30の最も厚い部分の厚さに対して、支持シート20a,20bの厚さを合計した厚さを同等、若しくは厚くすることにより、表面シート10a,10bをほぼ平坦な状態とすることができる。この場合、音声情報記録/再生部30の薄い部分、例えば音声基板32の部分を支持シート20a,20bにより挟み込むことによって音声基板32が固定される。なお、ペーパー電池31部分は、音声基板32と連接した状態であるため、支持シート20a,20bにより挟み込まなくてもよい。また、表面シート10a,10bは、支持シート20a,20bに貼り付けられているため、音声情報記録/再生部30に凹凸があった場合でも、押し付けることにより凹むことはあったとしても、インクジェット方式のような押しつける力がないものであれば平坦な状態を保持できるため印字も可能となる。
図3は、図1及び図2に示した支持シート20a,20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図であり、(a)は支持シート20aと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図、(b)は支持シート20bと音声情報記録/再生部30とを積層した状態を示す図である。
図3(a)に示すように、支持シート20aのペーパー電池31と対向する領域に形成された穴21aはペーパー電池31よりも小さく、また、スイッチ33と対向する領域に形成された穴22はスイッチ33よりも大きく、また、ICチップ34と対向する領域に形成された穴23はICチップ34よりも大きく、また、音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴24aは音声情報出力部40よりも大きくなっている。
また、図3(b)に示すように、支持シート20bのペーパー電池31と対向する領域に形成された穴21bはペーパー電池31よりも小さく、また、音声情報出力部40と対向する領域に形成された穴24bは音声情報出力部40よりも小さくなっている。
これにより、音声情報記録/再生部30は、2枚の支持シート20a,20bによって一部のみが表裏から挟み込まれるように積層され、支持シート20a,20bの表裏に施された粘着加工によって固定されている。
また、2枚の表面シート10a,10bのうち、支持シート20aの穴22,23を介してスイッチ33及びICチップ34と対向する側の表面シート10aにおいては、この音声メッセージ伝達シート1を郵送する場合に宛先情報等が印刷される情報表示領域2が設けられているとともに、支持シート20aの穴22を介してスイッチ33と対向する領域にはスイッチ33を操作するための再生ボタン3が印刷され、また、支持シート20aの穴24aを介して音声情報出力部40と対向する領域には、音声情報出力部40から出力された音声を外部に出力するための微細な穴が羅列されてなる音声出力領域4が形成されている。このように微細な穴が羅列されてなる音声出力領域4が形成されているため、音声情報出力部40が表裏を表面シート10a,10bで覆われた状態であっても、音声情報出力部40から出力される音量の低下を補うことができる。なお、音声出力領域4においては、例えば、レーザ加工によって、0.1mm径の穴が縦横1.5mm間隔で形成されている。そのため、抜き加工や針等によって穴を形成する場合と比べてバリが発生せず、その後そのバリによって穴が塞がれてしまうことはない。また、図1においては、情報表示領域2が音声出力領域4上に設けられていないが、実際は、表面シート10aの全面に再生ボタン3を含めて情報が印刷されることになるため、情報表示領域2が音声出力領域4上に設けられることも考えられる。また、再生ボタン3においては、印刷によって表面シート10a上に設けておかず、表面シート10aに情報が印刷された後に、スイッチ33に対向する領域にシールを貼付することによって設けることも考えられる。
ここで、上記のように構成された音声メッセージ伝達シート1においては、上述したように、音声情報記録/再生部30が、2枚の支持シート20a,20bによってその一部のみが表裏から挟み込まれるように積層され、支持シート20a,20bの表裏に施された粘着加工によって固定されるが、支持シート20a,20bには、音声情報記録/再生部30のペーパー電池31、スイッチ33、ICチップ34及び音声情報出力部40と対向する領域に穴21a,21b,22,23,24a,24bがそれぞれ形成されているため、支持シート20a,20bと音声情報記録/再生部30とを積層する際、支持シート20aに形成された穴21a,22,23,24aと、支持シート20bに形成された穴21b,24bとの位置合わせを正確に行う必要がある。
そこで、支持シート20a,20bを、1枚のシートから構成しておき、この1枚のシートを折り畳むことにより2枚の支持シート20a,20bを構成し、それにより、支持シート20aに形成された穴21a,22,23,24aと、支持シート20bに形成された穴21b,24bとの位置合わせを正確に行うことが考えられる。
図4は、図1及び図2に示した2枚の支持シート20a,20bを1枚のシートから構成した場合の一例を示す図であり、(a)はその構成を示す図、(b)は(a)に示した折り線25を介して折り畳む際の状態を示す図である。
図4に示すように、図1及び図2に示した2枚の支持シート20a,20bを、ハーフカット加工等が施された折り線25を介して互いに連接された構成とし、この2枚の支持シート20a,20bの間に音声情報記録/再生部30を挟み込むように支持シート20a,20bを折り線25を介して折り畳み、支持シート20a,20bの両面に施された粘着加工によって音声情報記録/再生部30を固定する。これにより、支持シート20aに形成された穴21a,22,23,24aと、支持シート20bに形成された穴21b,24bとの位置合わせが正確に行われることになる。
以下に、音声情報出力部40の構成について詳細に説明する。
図5は、図1に示した音声情報出力部40の構成を説明するための図であり、図1に示した音声メッセージ伝達シート1の音声情報出力部40周辺の断面図である。
本形態における音声情報出力部40は図5に示すように、柔軟性を有し、ICチップ34に記録された音声情報が出力されるピエゾ素子41と、柔軟性を有し、ピエゾ素子41の一方の面に貼付されたフィルムシート43と、フィルムシート43に貼付され、柔軟性を有し、ピエゾ素子41の振動を増幅させるためのスチレンペーパー等からなる振動板42とから構成されている。ここで、フィルムシート43の径は、ピエゾ素子41の径よりも大きく構成されており、それにより、ピエゾ素子41をフィルムシート43に貼付すると、フィルムシート43のピエゾ素子41が貼付された面においては、ピエゾ素子41が貼付されずに露出した領域がピエゾ素子41周辺に残る。また、振動板42は、ピエゾ素子41の径よりも大きく、かつフィルムシート43の径よりも小さな径の穴を有する構成となっており、それにより、フィルムシート43のピエゾ素子41が貼付された面に対して、この穴にピエゾ素子41が入り込むように振動板42をフィルムシート43のみに貼付することができる。そして、この振動板42は、フィルムシート43が貼付された面のうちフィルムシート43が貼付されていない領域のみにて、支持シート20bの両面に施された粘着加工によって支持シート20bと接着されている。これにより、音声情報出力部40が設けられた領域の厚さが厚くなってしまうことがなくなるとともに、音声情報出力部40が表面シート10a、10bに接着されずに固定されることになるため、ピエゾ素子41及び振動板42の振動が妨げられることがなくなる。また、振動板42の大きさを、例えば、一辺の長さが、ピエゾ素子41の径の2.8倍とすることで、ピエゾ素子41から出力される音声情報の最大音量効果を得ることができる。また、このように構成された音声情報出力部40は、音声情報を入力するためのマイクとしても機能させることができ、その場合、音声基板32に、音声情報出力部40を介して音声情報を入力するためのスイッチ(不図示)を設ける必要がある。また、ピエゾ素子41としては例えば、直径が27mm、厚さが0.16mmの、PZT−PMN系(チタン酸ジルコン酸鉛+マグネシウム酸鉛)材料を用いることが考えられる。
以下に、スイッチ33周辺の構造について詳細に説明する。
図6は、図1に示した音声メッセージ伝達シート1のスイッチ33周辺の断面図である。
図1に示したスイッチ33は柔軟性を有するものである。また、図6に示すように、スイッチ33が搭載された領域の支持シート20a,20bにおいては、支持シート20aのみがスイッチ33と対向する領域に穴22が形成されているため、スイッチ33周辺においては、2枚の支持シート20a,20bによって音声基板32が挟み込まれて固定されている一方、音声基板32のスイッチ33が搭載された領域においては、1枚の支持シート20b上に音声基板32が搭載されて支持シート20bの両面に施された粘着加工によって固定された構成となっている。ここで、スイッチ33の高さを支持シート20aの厚さよりも低いものとすれば、スイッチ33は、スイッチ33の高さよりも厚い支持シート20aに周辺を囲まれたような状態となり、それにより、外部から不可抗力が加わった場合にスイッチ33が操作されてしまうことが回避されるようになる。これにより、音声メッセージ伝達シートが、例えば、郵便番号による宛先振り分け装置(郵便区分機)を通過する際等、搬送されている状態にて再生ボタン3が押下されてしまい、ペーパー電池31が無駄に消耗してしまったり、ICチップ34に記録された音声情報が上書きされて消去されてしまったりすることを回避することができるようになる。
以下に、上述した音声メッセージ伝達シート1に対する音声情報の記録方法について説明する。
上述したように、音声情報出力部40を介してICチップ34に音声情報を記録することも考えられるが、その場合、音声情報にノイズが混入してしまい、ICチップ34に記録される音質が著しく劣化してしまう。そこで、音声基板32に設けられた接続端子35を音声入力源に接続し、接続端子35を介して音声情報をICチップ34に記録するように構成することにより、ノイズが混入することなく音声情報をICチップ34に記録することができる。この際、音声基板32にペーパー電池31を接続せず、音声基板32に接続端子35を介して外部から電源を供給するようにすれば、ICチップ34に音声情報を記録する際にペーパー電池31が消耗してしまうことがなくなる。
なお、上述した音声メッセージ伝達シート1においては、はがきサイズとして郵便物として利用することや、カードサイズとして音声入りの名刺やメッセージカードとして利用すること等が考えられる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の音声メッセージ伝達シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図7に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、ICチップ34に音声情報を記録する際に押下するためのスイッチ33bが音声基板32上に設けられているとともに、表面シート10aのスイッチ33bと対向する領域に録音ボタン3bが印刷されている点のみが異なるものである。なお、録音ボタン3bについても、再生ボタン3aと同様に、表面シート10a上に印刷しておくことに限らず、表面シート10aに情報が印刷された後に、スイッチ33bに対向する領域にシールを貼付することによって設けることも考えられる。
上記のように構成された音声メッセージ伝達シート101においては、ICチップ34に音声情報を記録する場合、表面シート10aに設けられた録音ボタン3bを押下しながら、音声情報出力部40を介して音声情報を入力すると、音声情報出力部40を介して入力された音声情報がICチップ34に記録されることになり、その後、表面シート10aに設けられた再生ボタン3aを押下すると、ICチップ34に記録された音声情報が音声情報出力部40を介して出力されることになる。
(第3の実施の形態)
図8は、本発明の音声メッセージ伝達シートの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。また、図9は、図8に示したICチップ234の記録領域を説明するための図である。
本形態は図8に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、ICチップ234に記録された音声情報を再生する際に押下する3つのスイッチ233a〜233cが音声基板32上に設けられているとともに、表面シート10aのスイッチ233a〜233cと対向する領域に3つの再生ボタン203a〜203cが印刷されている。また、図9に示すように、ICチップ234においては、音声情報が記録される記録領域が3つの領域234a〜234cに分割されており、それぞれの領域234a〜234cに異なる音声情報が記録されている。
上記のように構成された音声メッセージ伝達シート201においては、3つの再生ボタン203a〜203cのうち、例えば、再生ボタン203aが押下された場合、ICチップ234に記録された音声情報のうち、ICチップ234の記録領域234aに記録された音声情報が音声情報出力部40から出力され、また、再生ボタン203bが押下された場合、ICチップ234に記録された音声情報のうち、ICチップ234の記録領域234bに記録された音声情報が音声情報出力部40から出力され、また、再生ボタン203cが押下された場合、ICチップ234に記録された音声情報のうち、ICチップ234の記録領域234cに記録された音声情報が音声情報出力部40から出力される。
このように、1つのICチップ234内に複数の音声情報を記録しておき、表面シート10aに設けられた複数の再生ボタン203a〜203cを選択的に押下することにより、ICチップ234に記録された複数の音声情報を音声情報出力部40から選択的に出力することができる。
なお、本形態においては、3つの再生ボタン203a〜203c及びスイッチ233a〜233cが設けられ、また、ICチップ234内の情報記録領域が3つの領域234a〜234cに分割されているが、再生ボタン及びスイッチの数、並びに、ICチップ内の情報記録領域の分割数については、3つに限定しない。
(第4の実施の形態)
図10は、本発明の音声メッセージ伝達シートの第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図10に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、2つの音声情報出力部340a,340bが音声情報記録/再生部330に設けられ、表面シート310aにおいては、この音声情報出力部340a,340bから音声情報が出力されるための音声出力領域304a,304bが折り線305a,305bを介して設けられて構成されている。また、支持シート320a,320bにおいては、表面シート310aの折り線305a,305bを介して隣接する3つの領域毎にそれぞれ対向するように3つに分割されており、これにより、音声出力領域304a,304bが折り線305a,305bを介して折り畳み可能に構成されている。なお、情報表示領域2においては、折り線305a,305bを介して隣接する3つの領域に渡って設けられている。
上記のように構成された音声メッセージ伝達シート301においては、ICチップ34に記録された音声情報が2つの音声情報出力部340a,340bから出力されるため、第1の実施の形態に示したものに対して出力される音声情報の音量を大きくすることができる。なお、この際、ICチップ34に記録された音声情報を出力するものとしてピエゾ素子41を用いているため、ICチップ34に記録された音声情報を2つの音声情報出力部340a,340bから出力する場合であっても、ペーパー電池31の寿命が短くなることがない。
また、2つの音声出力領域304a,304bが折り線305a,305bを介して折り畳み可能に構成されているため、ICチップ34に記録された音声情報を音声情報出力部340a,340bから出力しない場合においては、音声出力領域304a,304bを折り線305a,305bを介して折り畳んでおくことにより、音声メッセージ伝達シート301の携帯性を向上させることができる。例えば、音声出力領域304a,304bを折り線305a,305bを介して折り畳んだ場合の大きさを名刺サイズとすることにより、音声メッセージ伝達シート301を名刺カード入れ等に収納しておくことができる。
また、2つの音声情報出力部340a,340bから出力される音声情報を互いに異なるものとすることも考えられる。それにより、音声メッセージ伝達シート301の受取人は、ICチップ34に記録された情報を、例えば、ステレオ放送のように聞くことができる。
なお、本形態においては、2つの音声情報出力部340a,340bが設けられているが、音声情報出力部の数は2つに限らない。また、情報表示領域2が折り線305a,305bを介して隣接する3つの領域に渡って設けられているが、折り線305a,305bを介して隣接する3つの領域のうち一部のみに情報表示領域を設けることも考えられる。
また、本形態においては、1つの音声基板32に2つの音声情報出力部340a,340bが接続されているが、音声情報出力部340a,340b毎に音声基板を設け、その音声基板に設けられたスイッチをそれぞれ操作することによって、音声基板に設けられたICチップに記録された音声情報をそれぞれ出力することも考えられる。
また、本形態においては、支持シート320a,320bが、表面シート310aの折り線305a,305bを介して隣接する3つの領域毎にそれぞれ対向するように3つに分割されているが、折り線305a,305bを介して隣接する3つの領域のそれぞれに対向するように分割された支持シートをさらに複数に分割することも考えられる。そのような構成とすることにより、音声メッセージ伝達シート301を折り曲げたり折り畳んだりする際の自由度が高まる。なお、このように支持シートを複数に分割することは、本形態に限らず、上述した第1〜第4の実施の形態、並びに、後述する第5、第6の実施の形態にも適用することができる。
(第5の実施の形態)
図11は、本発明の音声メッセージ伝達シートの第5の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図11に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、支持シート420a,420bの外形形状が表面シート10a,10bの外形形状よりも小さなものである点のみが異なるものである。
このように、支持シート420a,420bの外形形状が表面シート10a,10bの外形形状よりも小さな場合や、支持シート420a,420bの外形形状が表面シート10a,10bの外形形状よりも大きな場合であっても、本発明を適用することができる。
(第6の実施の形態)
図12は、本発明の音声メッセージ伝達シートの第6の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図12に示すように、第1の実施の形態にて示したものに対して、表面シート10aの支持シート20aと対向しない面上にインク受理層511が積層されているものである。
上記のように構成された音声メッセージ伝達シート501においては、情報表示領域2が設けられた表面シート10aの支持シート20aと対向しない面上にインク受理層511が積層されているため、その後、情報表示領域2にインクジェット記録装置によって情報を印刷した場合、情報表示領域2に情報を鮮明に印刷することができる。
以下に、上述した音声メッセージ伝達シート501の製造方法について説明する。
図13は、図12に示した音声メッセージ伝達シート501の製造方法を説明するための図である。
まず、表面シート10a上に(図13(a))、インク受理層511を積層する(図13(b))。なお、表面シート10aが連続紙状のものから断裁されることにより単片状のものとなる場合は、連続紙状の表面シート10aにインク受理層511を積層すれば、インク受理層511を容易に積層することができる。
次に、インク受理層511が積層された表面シート10aに、上述したように、レーザ加工によって0.1mm径の穴を形成することにより音声出力領域4を設ける(図13(c))。
また、2枚の支持シート20a,20bによって音声情報記録/再生部30を挟み込んでおく(図13(d))。
その後、音声情報記録/再生部30を挟み込んだ支持シート20a,20bを表面シート10a,10bによって挟み込む(図13(e))。
これにより、表面シート10aの表面に情報が印刷されていない音声メッセージ伝達シートが完成し、その後、インクジェット記録装置によって、インク受理層511が積層された表面シート10a上に再生ボタン3を印刷するとともに情報表示領域2に情報を印刷する(図13(f))。
なお、本形態においては、第1の実施の形態に示した音声メッセージ伝達シート1の表面シート10a上にインク受理層511を積層する場合を例に挙げて説明したが、音声メッセージ伝達シート1の表面シート10bにもインク受理層511を積層することも考えられ、また、上述した第2〜第5の実施の形態に示した音声メッセージ伝達シートの表面シート10aのみ、あるいは表面シート10a,10b上にインク受理層511を積層する構成とすることも考えられる。
本発明の音声メッセージ伝達シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した音声メッセージ伝達シートの積層状態を示す図である。 図1及び図2に示した支持シートと音声情報記録/再生部とを積層した状態を示す図である。 図1及び図2に示した2枚の支持シートを1枚のシートから構成した場合の一例を示す図であり、(a)はその構成を示す図、(b)は(a)に示した折り線を介して折り畳む際の状態を示す図である。 図1に示した音声情報出力部の構成を説明するための図である。 図1に示した音声メッセージ伝達シートのスイッチ周辺の断面図である。 本発明の音声メッセージ伝達シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の音声メッセージ伝達シートの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図8に示したICチップの記録領域を説明するための図である。 本発明の音声メッセージ伝達シートの第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の音声メッセージ伝達シートの第5の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の音声メッセージ伝達シートの第6の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は内部構造を示す図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図12に示した音声メッセージ伝達シートの製造方法を説明するための図である。 ダイレクトメールに、音声情報の記録及び再生が可能な音声装置が組み込まれてなる情報所持体の一構成例を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
1,101,201,301,401,501 音声メッセージ伝達シート
2 情報表示領域
3,3a,203a〜203c 再生ボタン
3b 録音ボタン
4,304a,304b 音声出力領域
10a,10b 表面シート
20a,20b,420a,420b 支持シート
21a,21b,22,23,24a,24b 穴
25 折り線
30 音声情報記録/再生部
31 ペーパー電池
32 音声基板
33,33a,33b,233a〜233c スイッチ
34,234 ICチップ
35 接続端子
40,340a,340b 音声情報出力部
41 ピエゾ素子
42 振動板
43 フィルムシート
305a,305b 折り線
511 インク受理層

Claims (2)

  1. 音声情報を記録、再生可能な音声情報記録/再生手段が2枚の表面シート間に組み込まれてなる音声メッセージ伝達シートであって、
    穴を具備し、該穴にて前記音声情報記録/再生手段の少なくとも一部が表出するように前記音声情報記録/再生手段を支持して互いに接着された2枚の支持シートを有し、
    前記2枚の表面シートは前記2枚の支持シートを挟み込んで該2枚の支持シートと接着され
    前記音声情報記録/再生手段は、
    記録された音声情報が出力される音声情報出力手段を有し、
    前記音声情報出力手段は、
    前記音声情報が出力されるピエゾ素子と、
    前記ピエゾ素子よりも大きな径を具備し、該ピエゾ素子の一方の面に貼付されたフィルムシートと、
    前記ピエゾ素子の径よりも大きく、かつ前記フィルムシートの径よりも小さな径の穴を具備し、前記穴に前記ピエゾ素子が入り込むように前記フィルムシートに貼付された振動板とを有し、
    前記振動板は、前記フィルムシートとの接着面のうち該フィルムシートと接着されていない領域のみにて前記支持シートに接着されている音声メッセージ伝達シート。
  2. 請求項1に記載の音声メッセージ伝達シートにおいて、
    前記支持シートは、2枚の支持シートの厚さを合計した厚さが、前記音声情報記録/再生手段の最も厚い部分の厚さに対して、同等若しくは厚い、音声メッセージ伝達シート。
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