JP4342910B2 - 差動増幅回路 - Google Patents

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Description

本発明は差動増幅器に関し、特に容量性負荷を駆動するために用いられるLCDドライバー用増幅回路に使用する差動増幅器に関する。
昨今、TET_LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)分野はますます高階調化の傾向にある。すなわち、今まで26万色(6ビット64階調)精度の階調で充分だったものが、1678万色(8ビット精度256階調)が要求されるようになってきた。更には、その上の10ビット精度1024階調を要求する分野もある。例えば、医療用のレントゲン写真表示とか、TV用途でも要求される場合がある。このように要求される階調が上がってくると、それに対応するLCDドライバーは益々回路が複雑化し、ひいてはチップ面積が増大してコストアップになる(例えば、特許文献1参照。)。
図1は従来の2つの正転入力をもった演算増幅器を応用した液晶用ソースドライバーの一部の回路ブロック図である。図1を参照するとこの例の液晶用ソースドライバーは、ラッチアドレスセレクタ101と、ラッチ回路102と、出力の数(n出力)だけあるデコーダ103と、2つの正転入力をもち、かつボルテージフォロワ接続された演算増幅器104がn個とから構成されている。
上記ラッチ回路102には8ビットの表示データに対応するD0〜D8が入力される。そのラッチ回路の出力はデコーダ3のそれぞれに入力される。その各々のデコーダ103は隣合った2つの電圧出力端子(Vin1/Vin2)をもち、その電圧出力(Vin1/Vin2)がボルテージフォロワ接続された2つの入力をもつ演算増幅器104に入力される。ここでデコーダには8ビット256階調電圧が入力されるのではなく、256/2+1=129の階調電圧が入力される。そして、ボルテージフォロワ接続された2入力をもつ演算増幅器104により隣同士の電圧が補間されるので、最終出力は8ビット256階調電圧が出力される。
図2は図1における2つの入力を持つ演算増幅器104の具体的な回路構成を示す図である。図2を参照すると、演算増幅器104は入力側のMOSトランジスタを二分割して二つの入力(Vin1、Vin2)に対して出力(VOUT)を得るようにしてある。出力(VOUT)は、入力(Vin1)と入力(Vin2)が共に同一の階調電圧である(例えば、Vin1=Vin2=V2)場合は、出力(VOUT)はV2となる。入力(Vin1)と入力(Vin2)が隣接した階調電圧(例えば、Vin1=V0、Vin2=V2)の場合は、出力(VOUT)はV0とV2を合成した中間の電圧V1に概ね等しくなる。
図2に示したような、従来回路における2入力アンプは、入力された2つの電圧Vin1とVin2 の差が比較的小さい時、出力電圧(VOUT)は概ね、
OUT=(Vin1+Vin2)/2
となる。しかし、この差が大きくなると、出力電圧(VOUT)は(Vin1+Vin2)/2からの誤差が大きくなるということが起こってしまっていた。
複雑な回路構成を必要とすることなく、精度の高いドライバー回路が望まれる。
特開2001−034234号公報
本発明が解決しようとする課題は、簡単な回路構成で、高精度のLCDドライバーを提供することにある。
さらに、本発明が解決しようとする課題は、2入力のアンプにおいて、この2つの入力端子に入力された2つの異なった電圧に対し、正確に平均値が出力されるようにした演算増幅器を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による差動増幅回路は、第1入力電圧であるVと第2入力電圧であるVとを受ける第1差動トランジスタ対と、前記第1差動トランジスタ対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第1トランジスタ対と、前記第1入力電圧であるVと第2入力電圧であるVとを受ける第2差動トランジスタ対と、前記第2差動トランジスタ対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第2トランジスタ対とを備えている。
その差動増幅回路において、更に、負電源(GND)に接続する第1カレントミラー回路と、正電源(VDD)に接続する第2カレントミラー回路(CM1)、第3カレントミラー回路(CM2)とを含み、前記第1カレントミラー回路を構成する一方のトランジスタ(M5)は、前記第1差動トランジスタ対と前記第3カレントミラー回路(CM2)の第1出力と接続され、前記第1カレントミラー回路を構成する他方のトランジスタ(M6)は、前記第1トランジスタ対と前記第2カレントミラー回路の第1出力と接続され、前記第2カレントミラー回路(CM1)の第2出力は前記第2差動トランジスタ対と接続され、前記第3カレントミラー回路(CM2)の第2出力は前記第2トランジスタ対と接続される。
その差動増幅器において、更に、増幅器(A1)を含み、前記第1トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器(A1)の出力に接続され、前記第2トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器(A1)の出力に接続される。
その差動増幅回路において、更に、前記負電源(GND)に接続される第1定電流源と前記正電源(VDD)に接続される第2定電流源(I2)とを含み、前記第2定電流源(I2)は前記第1差動トランジスタ対と前記第1トランジスタ対とに接続され、前記第1定電流源(I1)は前記第2差動トランジスタ対と前記第2トランジスタ対とに接続される。
その差動増幅回路において、前記第1差動トランジスタ対は、前記第1入力電圧Vを受けるゲートを有する第1PチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)(M3)と、前記第1PチャンネルMOSFET(M3)のソースに接続されたソースと前記第1PチャンネルMOSFET(M3)のドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧Vを受けるゲートとを有する第2PチャンネルMOSFET(M1)とを含み、前記第2差動トランジスタ対は、前記第1入力電圧Vをゲートに受ける第1NチャンネルMOSFET(M9)と、前記第1NチャンネルMOSFET(M9)のソースに接続されたソースと前記第1NチャンネルMOSFET(M9)のドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧Vを受けるゲートとを有する第2NチャンネルMOSFET(M7)とを含み、前記第1トランジスタ対は、第3PチャンネルMOSFET(M2)と、前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のソースに接続されたソースと前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のゲートに接続されたゲートと前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のドレインに接続されたドレインを有する第4PチャンネルMOSFET(M4)とを含み、前記第2トランジスタ対は、第3NチャンネルMOSFET(M8)と、前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のソースに接続されたソースと前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のゲートに接続されたゲートと前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のドレインに接続されたドレインを有する第4NチャンネルMOSFET(M10)とを含む。
その差動増幅回路において、更に、負電源(GND)に接続する第1カレントミラー回路と、正電源(VDD)に接続する第2カレントミラー回路(CM1)、第3カレントミラー回路(CM2)とを含み、前記第1カレントミラー回路を構成する一方のトランジスタ(M5)は前記第2PチャンネルMOSFET(M1)のドレインと前記第3カレントミラー回路(CM2)の第1出力と接続され、前記第1カレントミラー回路を構成する他方のトランジスタ(M6)は前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のドレインと前記第2カレントミラー回路(CM1)の第1出力と接続され、前記第2カレントミラー回路(CM1)の第2出力は前記第2NチャンネルMOSFET(M7)のドレインと接続され、前記第3カレントミラー回路(CM2)の第2出力は前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のドレインと接続される。
その差動増幅器において、更に、増幅器(A1)を含み、前記第1トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器(A1)の出力に接続され、前記第2トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器(A1)の出力に接続される。
その差動増幅回路において、更に、前記負電源(GND)に接続される第1定電流源(I1)と前記正電源(VDD)に接続される第2定電流源(I2)とを含み、
前記第2定電流源(I2)は、前記第1差動トランジスタ対を構成する各々のPチャンネルMOSFETのソースと、前記第1トランジスタ対を構成する各々のPチャンネルMOSFETのソースとに接続され、前記第1定電流源(I1)は、前記第2差動トランジスタ対を構成する各々のNチャンネルMOSFETのソースと、と前記第2トランジスタ対を構成する各々のNチャンネルMOSFETとに接続される。
その差動増幅回路において、更に、電流加算回路を含み、前記電流加算回路は、第1から第4の電流加算端子を含み、前記第1電流加算端子は前記第1差動トランジスタ対に接続され、前記第2電流加算端子は前記第1トランジスタ対に接続され、前記第3電流加算端子は前記第2差動ついに接続され、前記第4電流加算端子は前記第2トランジスタ対に接続される。
その電流加算回路を追加された差動増幅回路において、前記電流加算回路は前記第1電流加算端子と前記第2電流加算端子に接続された第4カレントミラー回路と、前記第3電流加算端子と前記第4電流加算端子に接続された第5カレントミラー回路とを含む。
その電流加算回路を追加された差動増幅回路において、前記第4カレントミラー回路は第5NチャンネルMOSFET(M25)と、前記第5NチャンネルMOSFET(M25)のゲートに接続されたゲートと前記第5NチャンネルMOSFET(M25)のソースに接続されたソースを有する第6NチャンネルMOSFET(M26)と、前記第5NチャンネルMOSFET(M25)のドレインに接続されたソースを有する第7NチャンネルMOSFET(M27)と、前記第6NチャンネルMOSFET(M26)のドレインに接続されたソースを有する第8NチャンネルMOSFET(M28)とを含み、
前記第5カレントミラー回路は、第5PチャンネルMOSFET(M21)と、前記第5PチャンネルMOSFET(M21)のゲートに接続されたゲートと前記第5PチャンネルMOSFET(M21)のソースに接続されたソースを有する第6PチャンネルMOSFET(M22)と、前記第5PチャンネルMOSFET(M21)のドレインに接続されたソースを有する第7PチャンネルMOSFET(M23)と、
前記第6PチャンネルMOSFET(M22)のドレインに接続されたソースを有する第8PチャンネルMOSFET(M24)とを含み、前記第1電流加算端子は前記第5NチャンネルMOSFET(M25)のドレインに接続され、前記第2電流加算端子は前記第6NチャンネルMOSFTのドレインに接続され、前記第3電流加算端子は前記第5PチャンネルMOSFET(M21)のドレインに接続され、前記第4電流加算端子は前記第6PチャンネルMOSFTのドレインに接続される。
その差動増幅回路において、前記電流加算回路は更に、前記第7NチャンネルMOSFET(M27)のドレインと前記第7PチャンネルMOSFET(M23)のドレインとに接続される第1浮遊定電流源と、前記第8NチャンネルMOSFET(M28)のドレインと前記第8PチャンネルMOSFET(M24)のドレインとに接続される第2浮遊定電流源とを含む。
その差動増幅回路において、前記第1浮遊定電流源は、第9NチャンネルMOSFET(M29)と、前記第9NチャンネルMOSFET(M29)のソースに接続されたドレインと前記第9NチャンネルMOSFET(M29)のドレインに接続されたソースを有する第9PチャンネルMOSFETと(M30)を含み、
前記第2浮遊定電流源は、前記第9NチャンネルMOSFET(M29)のゲートに接続されたゲートを有する第10NチャンネルMOSFET(M31)と、前記第10NチャンネルMOSFET(M31)のソースに接続されたドレインと前記第10NチャンネルMOSFET(M31)のドレインに接続されたソースと前記第9PチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートを有する第10PチャンネルMOSFET(M32)とを含む。
その差動増幅回路において、前記第1差動トランジスタ対は、前記第1入力電圧(V)を受けるゲートを有する第1PチャンネルMOSFET(M3)と、前記第1PチャンネルMOSFET(M3)のソースに接続されたソースと前記第1PチャンネルMOSFET(M3)のドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を(V)受けるゲートとを有する第2PチャンネルMOSFET(M1)とを含み、
前記第2差動トランジスタ対は、前記第1入力電圧をゲートに受ける第1NチャンネルMOSFET(M9)と、前記第1NチャンネルMOSFET(M9)のソースに接続されたソースと前記第1NチャンネルMOSFET(M9)のドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2NチャンネルMOSFET(M7)とを含み、
前記第1トランジスタ対は、第3PチャンネルMOSFET(M2)と、前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のソースに接続されたソースと前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のゲートに接続されたゲートと前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のドレインに接続されたドレインを有する第4PチャンネルMOSFET(M4)とを含み、
前記第2トランジスタ対は、第3NチャンネルMOSFET(M8)と、前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のソースに接続されたソースと前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のゲートに接続されたゲートと前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のドレインに接続されたドレインを有する第4NチャンネルMOSFET(M10)とを含む。
その差動増幅器において、更に、増幅器(A2)を含み、前記電流加算回路の出力は、前記増幅器(A2)の入力に接続され、前記第1トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器(A2)の出力に接続され、前記第2トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器(A2)の出力に接続される。
その差動増幅器において、前記電流加算回路は、前記第1電流加算端と前記第2電流加算端に接続された第7カレントミラー回路と、前記第3電流加算端と前記第4電流加算端に接続された第6カレントミラー回路とを含み、前記第7カレントミラー回路は、第5NチャンネルMOSFET(M43)(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、前記第5NチャンネルMOSFET(M43)のゲートに接続されたゲートと前記第5NチャンネルMOSFET(M43)のソースに接続されたソースを有する第6NチャンネルMOSFET(M44)とを含み、前記第6カレントミラー回路は、第5PチャンネルMOSFET(M41)(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、前記第5PチャンネルMOSFET(M41)のゲートに接続されたゲートと前記第5PチャンネルMOSFET(M41)のソースに接続されたソースを有する第6PチャンネルMOSFET(M42)とを含み、
前記第1電流加算端子は前記第5NチャンネルMOSFET(M43)のドレインに接続され、前記第2電流加算端子は前記第6NチャンネルMOSFET(M44)のドレインに接続され、前記第3電流加算端子は前記第5PチャンネルMOSFET(M41)のドレインに接続され、前記第4電流加算端子は前記第6PチャンネルMOSFET(M42)のドレインに接続される。
その差動増幅器において、前記電流加算回路は更に、前記第6NチャンネルMOSFET(M44)のドレインと前記第6PチャンネルMOSFET(M42)のドレインとに接続される第3浮遊定電流源とを含む。
その差動増幅器において、前記第3浮遊定電流源は、第7PチャンネルMOSFET(M52)と、前記第7PチャンネルMOSFET(M52)のソースに接続されたドレインと前記第7PチャンネルMOSFET(M52)のドレインに接続されたソースを有する第7NチャンネルMOSFET(M51)とを含む。
その差動増幅器において、第8PチャンネルMOSFET(M53)と第8NチャンネルMOSFET(M54)とから構成される増幅器と、前記正電源と前記第8PチャンネルMOSFET(M53)のゲートと接続し前記第3浮遊定電流源の値と同じ電流値を持つ第3定電流源と、前記正電源と前記第8NチャンネルMOSFET(M54)のゲートに接続し前記第3浮遊定電流源の値と同じ電流値を持つ第4定電流源とを含む。
その差動増幅回路において、前記第1差動トランジスタ対は、前記第1入力電圧(V)を受けるゲートを有する第1PチャンネルMOSFET(M3)と、前記第1PチャンネルMOSFET(M3)のソースに接続されたソースと前記第1PチャンネルMOSFET(M3)のドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を(V)受けるゲートとを有する第2PチャンネルMOSFET(M1)とを含み、
前記第2差動トランジスタ対は、前記第1入力電圧をゲートに受ける第1NチャンネルMOSFET(M9)と、前記第1NチャンネルMOSFET(M9)のソースに接続されたソースと前記第1NチャンネルMOSFET(M9)のドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2NチャンネルMOSFET(M7)とを含み、
前記第1トランジスタ対は、第3PチャンネルMOSFET(M2)と、前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のソースに接続されたソースと前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のゲートに接続されたゲートと前記第3PチャンネルMOSFET(M2)のドレインに接続されたドレインを有する第4PチャンネルMOSFET(M4)とを含み、
前記第2トランジスタ対は、第3NチャンネルMOSFET(M8)と、前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のソースに接続されたソースと前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のゲートに接続されたゲートと前記第3NチャンネルMOSFET(M8)のドレインに接続されたドレインを有する第4NチャンネルMOSFET(M10)とを含む。
本発明は、上記の様にNチャンネルMOS(以下、NMOSと表す。)トランジスタ差動増幅器とPチャンネルMOS(以下、PMOSと表す。)トランジスタ差動増幅器を抱き合わせて、その各々の誤差をキャンセルするようにすることで、2つの入力端子に入力された2つの異なった電圧(VとV)に対し、正確にその平均値((V+V)/2)を出力する効果がある。
[第1の実施の形態]
以下に図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について述べる。
図3は、本実施の形態に述べる2つの入力をもった演算増幅器の等価回路の回路構成を示す図である。図4は図3に示す等価回路を構成するPMOSトランジスタ差動増幅器の具体的な回路構成を示す図である。図5は図3に示す等価回路を構成するNMOSトランジスタ差動増幅器の具体的な回路構成を示す図である。
図3に示す演算増幅器は、図4に示すPMOSトランジスタ差動増幅器と図5に示すNMOSトランジスタ差動増幅器とを抱き合わせた構成である。以下、本発明に対する理解を容易にするために、PMOSトランジスタ差動増幅器とNMOSトランジスタ差動増幅器の各々の構成及び動作について述べ、さらにNMOSトランジスタ差動増幅器とPMOSトランジスタ差動増幅器とを抱き合わせた等価回路について述べる。
図4に示すPMOSトランジスタ差動増幅器は吐き出し型定電流源I2と第1の入力端子を構成するPMOSトランジスタM1と第2の入力端子を構成するPMOSトランジスタM3と、反転入力端子であるPMOSトランジスタM2とPMOSトランジスタM4と、能動負荷として動作するカレントミラーを構成するNMOSトランジスタM5/NMOSトランジスタM6と、入力がその能動負荷出力に接続された増幅部A1とから構成される。さらに、反転入力端子であるPMOSトランジスタM2とPMOSトランジスタM4のゲートと増幅器A1の出力を共通接続してボルテージフォロワ接続を構成する。
更に詳細に述べるならば、P差動増幅器は、電流Iを生成する定電流源I2と、PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM5、NMOSトランジスタM6とPMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4とを備えている。
定電流源I2は、その一端がVDDに接続され、電流IをP差動増幅器に流し込む。
定電流源I2の他端は、PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1のソースに接続されている。PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1のゲートには、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとが、それぞれ入力される。
PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1のドレインは、NMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。NMOSトランジスタM5は、NMOSトランジスタM6とともに、カレントミラーを構成している。NMOSトランジスタM5、NMOSトランジスタM6の特性は同一である。NMOSトランジスタM5、NMOSトランジスタM6のソースは、接地端子に接続され、NMOSトランジスタM5、NMOSトランジスタM6のゲートは、互いに接続され、且つ、NMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。
NMOSトランジスタM6のドレインは、PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4のソースは、定電流源に接続されている。
PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4のドレインは、それらのゲートに接続され、PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4のドレインとゲートとは同一の電圧に保たれる。PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4のゲートの電圧が、P差動増幅器の出力電圧Vである。
PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4の特性は、PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1の特性と実質的に同一である。
このような構成を有するP差動段の出力電圧Vは、おおむね、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとの平均、即ち、同相電圧((V+V)/2)に一致する。PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1は、それぞれ、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとに対応した電流I,Iをに流し込む。NMOSトランジスタM5には、電流Iと電流Iとの和と同一の大きさの電流I/2が流れる。NMOSトランジスタM5、NMOSトランジスタM6は、カレントミラーを構成するので、PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4のドレインには、NMOSトランジスタM5を流れる電流と同一の大きさの電流I/2が流れ込む。PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4は、同一の特性を有しているので、PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4には、同一の大きさの電流Iが流れる。PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4を流れる電流の和は、PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1を流れる電流の和に一致するので、電流Iは、電流I、Iの平均に一致する。更に、PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4の特性は、PMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM1の特性と一致しているので、PMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM4のゲートの電圧は、おおむね、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとの平均の電圧、すなわち、同相電圧((V+V)/2)になる。
ここで、一方の正転入力端子に入力される電圧をVとし、もう一方の正転入力端子に入力される電圧をVとし、正確な同相電圧を解析すると、最終的に出力される電圧V0は、MOSトランジスタの移動度をμとし、ゲート幅をW、ゲート長をLとしてゲート酸化膜量をCとすると、
Figure 0004342910
として、
Figure 0004342910
で表現される。ここで、IはPMOSトランジスタM2及びPMOSトランジスタM4を流れる電流である。
また同様に、N差動増幅器は、電流Iを生成する定電流源I1と、NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7と、PMOSトランジスタM11、PMOSトランジスタM12と、NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10とを備えている。
定電流源I1は、その一端が接地端子に接続され、電流Iを接地端子に流し込む。
定電流源I1の他端は、NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7のソースに接続されている。NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7のゲートには、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとが、それぞれ入力される。
NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7のドレインは、PMOSトランジスタM11のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM11は、PMOSトランジスタPMOSトランジスタM12とともに、カレントミラーを構成している。PMOSトランジスタM11、PMOSトランジスタM12の特性は同一である。PMOSトランジスタM11、PMOSトランジスタM12のソースは、電源電位VDDを有する電源線に接続され、PMOSトランジスタM11、PMOSトランジスタM12のゲートは、互いに接続され、且つ、PMOSトランジスタM11のドレインに接続されている。
PMOSトランジスタPMOSトランジスタM12のドレインは、NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10のドレインに接続されている。NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10のソースは、定電流源に接続されている。
NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10のドレインは、それらのゲートに接続され、NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10のドレインとゲートとは同一の電圧に保たれる。NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10のゲートの電圧が、N差動増幅器の出力電圧Vである。
NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10の特性は、NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7の特性と実質的に同一である。
このような構成を有するN差動増幅器の出力電圧Vは、おおむね、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとの平均、即ち、同相電圧((V+V)/2)に一致する。NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7は、それぞれ、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとに対応した電流I,Iを流し込む。PMOSトランジスタM11には、電流Iと電流Iとの和と同一の大きさの電流I/2が流れる。PMOSトランジスタM11、PMOSトランジスタM12は、カレントミラーを構成するので、NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10のドレインには、PMOSトランジスタM11を流れる電流と同一の大きさの電流I/2が流れ込む。NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10は、同一の特性を有しているので、NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10には、同一の大きさの電流Iが流れる。NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10を流れる電流の和は、NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7を流れる電流の和に一致するので、電流Iは、電流I,Iの平均に一致する。更に、NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10の特性は、NMOSトランジスタM9、NMOSトランジスタM7の特性と一致しているので、NMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM10のゲートの電圧は、おおむね、第1入力電圧Vと第2入力電圧Vとの平均の電圧、すなわち、同相電圧((V+V)/2)になる。
言いかえると、図5に示すNMOS差動増幅器は吸い込み型定電流源I1と第1の入力端子を構成するNMOSトランジスタM7と第2の入力端子を構成するNMOSトランジスタM9と、能動負荷として動作するカレントミラーを構成するPMOSトランジスタM11、PMOSトランジスタM12と、入力がその能動負荷出力に接続された増幅部A1とから構成される。さらに、反転入力端子であるNMOSトランジスタM8とNMOSトランジスタM10のゲートと増幅器A1の出力を共通接続してボルテージフォロワ接続を構成する。
図5に示されるNMOS差動増幅器から最終的に出力される電圧V0は、一方の正転入力端子に入力される電圧をVとし、もう一方の正転入力端子に入力される電圧をVとすると、
Figure 0004342910
で表現される。βはPMOS差動増幅器と同様に、
Figure 0004342910
表現される値であり、IはNMOSトランジスタM8NMOSトランジスタM10を流れる電流である。
図6は、PMOS差動増幅器の入出力特性を示す図である。図6を参照すると、PMOS差動増幅器における2入力アンプの出力電圧Vは、入力された2つの電圧VとVの差が比較的小さい時は概ね、
=(V+V)/2
となることが示されている。しかし、VとVの差が大きくなると出力電圧Vは(V+V)/2と比較して誤差が大きくなることが表されている。
図7はNMOS差動増幅器の入出力特性を示す図である。図7を参照すると、NMOS差動増幅器における2入力アンプの出力電圧Vは、入力された2つの電圧VとVの差が比較的小さい時は概ね、
=(V+V)/2
となることが示されている。しかし、VとVの差が大きくなると出力電圧Vは(V+V)/2と比較して誤差が大きくなることが表されている。
さらに、図6、図7を比較すると、PMOS差動増幅器と、NMOS差動増幅器とでは、VとVの差が大きくなった場合に発生する誤差の極性が異なるということが示されている。
図3に示される差動増幅回路は上記のPMOS差動増幅器と同様の回路構成であるP差動段と、NMOS差動増幅器と同様の回路構成であるN差動段と、能動負荷となるカレントミラー回路を構成するNMOSトランジスタM5とM6と、第2カレントミラー回路CM1と第3カレントミラー回路CM2と、2段目を構成する増幅器A1とから構成される。
図3を参照すると入力段は2つの正転入力をもった差動増幅器を構成している。P差動段はソースが共通接続され、ドレインが各々2個づつ共通接続された4つのPMOSトランジスタ(M1〜M4)と、電源線VDDとその4つのPMOSトランジスタの共通接続ソースとの間に挿入された第1定電流源I1とから構成される。
N差動段はソースが共通接続され、ドレインが各々2個づつ共通接続された4つのNMOSトランジスタ(M7〜M10)と、負電源端子GNDと前記4つのNMOSトランジスタの共通接続されたソースとの間に挿入された第2定電流源I2とから構成される。
更に、NMOSトランジスタM8とNMOSトランジスタM10のゲートと、PMOSトランジスタM2とPMOSトランジスタM4のゲートとを共通接続する。更にその接続された各々のゲートと増幅器A1の出力を接続し、ボルテージフォロワ接続とする。NMOSトランジスタM9のゲートと、PMOSトランジスタM3のゲートとを共通接続して第1の入力端子とし、NMOSトランジスタM7のゲートと、PMOSトランジスタM1のゲートとを共通接続して第2の入力端子とする。
NMOSトランジスタM5とNMOSトランジスタM6はゲート同士、ソース同士を共通接続し、ソースはGNDに接続する。共通接続されたゲートとNMOSトランジスタM5のドレインとを共通接続し、PMOSトランジスタM1とPMOSトランジスタM3のドレインにも共通接続される。さらに共通接続されたゲートとNMOSトランジスタM5のドレインは第3カレントミラー回路CM2の出力にも共通接続される。NMOSトランジスタM6のドレインはPMOSトランジスタM2とPMOSトランジスタM4のドレインに共通接続される。さらにNMOSトランジスタM6のドレインは第2カレントミラー回路CM1の出力と増幅器A1の入力に接続される。
P差動段の共通ソースの電位をVMPとし、N差動段の共通ソースの電位をVMNとして計算する。図3より、PMOSトランジスタM2とPMOSトランジスタM4の各々を流れる電流をI1Pとし、PMOSトランジスタM3を流れる電流をI2Pとし、PMOSトランジスタM1を流れる電流をI3Pとすると、P差動段に流れる電流4I1Pは下記数式
Figure 0004342910
で表される。また、NMOSトランジスタM8とNMOSトランジスタM10の各々を流れる電流をI1Nとし、NMOSトランジスタM9を流れる電流をI2Nとし、NMOSトランジスタM7を流れる電流をI3Nとすると、N差動段に流れる電流4I1Nは下記数式
Figure 0004342910
で表される。ここで能動負荷に流れる電流は等しいので
Figure 0004342910
となる。
このとき、PMOSトランジスタの移動度をμ、NMOSトランジスタの移動度をμとし、PMOSトランジスタのゲート幅Wとゲート長Lの比を
Figure 0004342910
とし、NMOSトランジスタのゲート幅Wとゲート長Lの比を
Figure 0004342910
として、各々のトランジスタの単位面積あたりのゲート酸化膜量をCとおいた時の下記数式
Figure 0004342910
Figure 0004342910
で表されるβ、βを用いて以下の計算を行う。
ゲートとソース間電圧とドレイン電流との関係式から、P差動段の共通ソースノード電圧をVMPとし、N差動段の共通ソースノード電圧をVMNとする。また、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタのそれぞれの閾値をVTP、VTNとすると、各々のトランジスタを流れる電流は、
Figure 0004342910
Figure 0004342910
Figure 0004342910
Figure 0004342910
Figure 0004342910
Figure 0004342910
で表される。(6)式に(9)〜(14)式を代入すると
Figure 0004342910
となる。ここで、ゲートとソース間電圧VGSとドレイン電流(I1P、I1N)との関係式より、PMOSチャンネル差動段に関して、
Figure 0004342910
が成り立つ、つまり、
Figure 0004342910
が成立する。
同様にNMOSチャンネル差動段に関して、
Figure 0004342910
が成り立つ。つまり、
Figure 0004342910
が成立する。(16)式、(17)式を(15)式に代入すると、
Figure 0004342910
が得られる。この(18)式を展開すると、
Figure 0004342910
ここで、β=β、つまり、
Figure 0004342910
ならば、β=β=βとして、
Figure 0004342910
が成立する。
この式を解くと、
Figure 0004342910
となる。つまりVは、
Figure 0004342910
となる。従って、本実施の形態に述べる差動増幅器は、P差動段に流れる電流とN差動段に流れる電流に関わりなく、所望の2入力の半分の電圧が出力される。
図8は、図3に示される差動増幅器の入出力特性を示す図である。図8を参照すると、本実施の形態の差動増幅器における2入力アンプの出力電圧Vは、V、Vの差が大きくなった場合であっても、(V+V)/2が出力されていることを表していることが容易に理解できる。
また、β≠βならば、(19)式から、
Figure 0004342910
が成立し、この式の左辺を展開すると
Figure 0004342910
となる。この(21)式をVについて解くと、
Figure 0004342910
となる。ここで、V=VでV=V=Vとなる条件より、上記(22)式の±は+となる。従って(22)式は、
Figure 0004342910
となる。この(23)式が、N差動段とP差動段のバランスがとれていない時の式となり、2項目と3項目が所望の値からの誤差となる。
上記(23)式に示されるように、本実施の形態の回路を用いることで、β≠βの場合であっても2入力アンプの平均電圧を出す精度は格段に向上する。
[第2の実施の形態]
図9は、本発明の第2の実施の形態の差動増幅器の回路構成を示す図である。図9を参照すると、第2の実施の形態の差動増幅器は第1の実施の形態におけるNMOSトランジスタで構成されたN差動段の出力と、PMOSトランジスタで構成されたP差動段の出力を加算する電流加算回路ブロックを備え、増幅器A2の出力を共通接続してボルテージフォロワ接続を構成する。
この電流加算回路を具体的に示した回路図が図10である。以下、図10を参照してこの電流加算回路を説明する。本電流加算回路は共通端子が正電源に接続された第4カレントミラー回路と、共通端子がGNDに接続された第5カレントミラー回路と、第1浮遊定電流源と、第2浮遊電流源とから構成されている。
その第4カレントミラー回路は低電圧カスコード接続のカレントミラー回路である。第4カレントミラー回路はPMOSトランジスタの(M21〜M24)で構成される。PMOSトランジスタM21とPMOSトランジスタM22のゲートとソースは各々共通接続され、共通接続されたソースは正電源のVDD2に接続される。PMOSトランジスタM23とPMOSトランジスタM24のゲートを共通接続し、バイアス端子BP2に接続する。PMOSトランジスタM23とPMOSトランジスタM24のソースは各々PMOSトランジスタM21とPMOSトランジスタM22のドレインに接続される。PMOSトランジスタM21とPMOSトランジスタM22の共通接続されたゲートとPMOSトランジスタM23のドレインを共通接続して、前記第4カレントミラー回路の入力端を構成し、PMOSトランジスタM24のドレインが前記第4カレントミラー回路の出力端を構成する。
第5カレントミラー回路は低電圧カスコード接続のカレントミラー回路である。第5カレントミラー回路はNMOSトランジスタ(M25〜M28)で構成される。NMOSトランジスタM25とNMOSトランジスタM26のゲートとソースは各々共通接続され、共通接続されたソースは負電源のGND端に接続される。NMOSトランジスタM27とNMOSトランジスタM28のゲートを共通接続し、バイアス端子BN2に接続する。NMOSトランジスタM27とNMOSトランジスタM28のソースは各々NMOSトランジスタM25とNMOSトランジスタM26のドレインに接続される。NMOSトランジスタM25とNMOSトランジスタM26の共通接続されたゲートとNMOSトランジスタM27のドレインを共通接続して、その第5カレントミラー回路の入力端を構成し、NMOSトランジスタM28のドレインが前記第5カレントミラー回路の出力端を構成する。
第1浮遊定電流源はPMOSトランジスタのPMOSトランジスタM30とNMOSトランジスタのNMOSトランジスタM29とから構成され、PMOSトランジスタM30のソースとNMOSトランジスタM29のドレインを共通接続して前記第4カレントミラー回路の入力端に接続する。またNMOSトランジスタM29のソースとPMOSトランジスタM30のドレインを共通接続して前記第5カレントミラー回路の入力端に接続する。これにより、第4カレントミラー回路から第5カレントミラー回路に定電流が流れる。
第2浮遊定電流源はPMOSトランジスタのPMOSトランジスタM32とNMOSトランジスタのNMOSトランジスタM31とから構成され、NMOSトランジスタM31のソースとPMOSトランジスタM32のドレインを共通接続して前記第5カレントミラー回路の出力端に接続する。またPMOSトランジスタM32のソースとNMOSトランジスタM31のドレインを共通接続して第5カレントミラー回路の出力端に接続する。
この電流加算回路において、共通接続されたPMOSトランジスタM21のドレインとPMOSトランジスタM23のソースと、共通接続されたPMOSトランジスタM22のドレインとPMOSトランジスタM24のソースとが正側の電流加算端子となる。また、共通接続されたNMOSトランジスタM25のドレインとNMOSトランジスタM27のソースと、共通接続されたNMOSトランジスタM26のドレインとNMOSトランジスタM28のソースが負側の電流加算端子となる。出力バッファトランジスタはPMOSトランジスタのPMOSトランジスタM33とNMOSトランジスタのNMOSトランジスタM34とから構成され、PMOSトランジスタM33のソースは正電源端子のVDD2に、またNMOSトランジスタM34のソースは負電源端子のGNDに接続される。そして、PMOSトランジスタM33のゲートは前記第4カレントミラー回路の出力に、NMOSトランジスタM34のゲートは第5カレントミラー回路の出力にそれぞれ接続される。この出力バッファはいわゆるAB級出力回路を構成し、アイドリング電流は前記バイアス端子のBP3とBN3の電圧で決定される。
本電流加算器において、各々の電流加算端子に接続されたトランジスタの信号が加算され、その結果が出力端OUTに出力される。
図9に示す差動増幅器は、図10に示す電流加算回路を備えることで、入力の電流が能動負荷で加算されず、個別に処理される。
ここにおいて、P差動段の共通ソースの電位をVMPとし、N差動段の共通ソースの電位をVMNとして計算する。
Figure 0004342910
Figure 0004342910
となり、能動負荷に流れる電流は等しいことから、
Figure 0004342910
Figure 0004342910
を得ることができる。
(24)式の右辺に(25)式の左辺を、(24)式の左辺に(25)式の右辺を加算しても成り立つことから、
Figure 0004342910
この(26)式は第1の実施の形態に示す差動増幅器(N_ch出力とP_ch出力を能動負荷で加算する差動増幅器)の(6)式と全く同じであることから、結果も同じであることがわかる。すなわち、図9に示される差動増幅器は所望の2入力の半分の値が出力される。
更に、本発明の回路構成を用いることにより入力Rail−to−railが実現できるという効果がある。図9において、アンプ全体の特性としてRail−to−railを実現するには電流加算回路の回路構成が重要になってくる。その理由を図9を参照して以下に説明する。まず入力Rail−to−railを実現するためには、入力段トランジスタM1〜M4の全てかM7〜M10の全てかが5極管領域(飽和領域)に入っている必要がある。これは、仮にこれらのトランジスタが3極管領域に入ると、トランジスタの出力抵抗が極端に下がり、さらにはトランジスタのgmも下がることから正常な差動段トランジスタ動作ができなくなることに起因する。MOSトランジスタが5極管領域(飽和領域)に入る条件は、ドレインとソース間電圧をVDS、ゲートとソース間電圧をVGS、閾電圧をVとすると
Figure 0004342910
で表される。
ここで、仮に入力電圧が最低電位のGND(0V)の時、PチャンネルMOSトランジスタのM1〜M4が5極管領域(飽和領域)に入る条件は、ゲート電位がGND(0V)であるからその時のソース電位はVGSそのものとなる。一方、ドレイン電圧をVとすると、ソースとドレイン間電圧VDS
Figure 0004342910
となる。(27)式と(28)式の条件から
Figure 0004342910
となるように、つまり、
Figure 0004342910
となるように設計する必要がある。Vは電流加算回路においてM1とM3、またはM2とM4のドレインが接続されているノードの端子電圧となる。このことと(29)式より、電流加算回路の入力電圧はV以下にする必要がある。ここでもう少し具体的な値をいれると、一般的なトランジスタの閾値(V)は0.7V近辺であるので、(29)式より電流加算回路の入力電圧は約0.7V以下にする必要がある。
同様にして、入力電圧が最高電位のVDDの時、NチャンネルMOSトランジスタのM7〜M10が5極管領域(飽和領域)に入る条件は、ゲート電位がVDDであるからその時のソース電位はVDD−VGSとなる。一方、ドレイン電圧をVとすると、ソースとドレイン間電圧VDS
Figure 0004342910
となる。(27)式と(30)式の条件から、
Figure 0004342910
となるように、つまり、
Figure 0004342910
となるように設計する必要がある。Vは電流加算回路においてM7とM9、またはM8とM10のドレインが接続されているノードの端子電圧となる。このことと(31)式より、電流加算回路の入力電圧はVDD−V以上にする必要がある。具体的には約VDD−0.7V以上にする必要がある。
以上の条件をみたすように、図9の電流加算回路を設計する必要がある。この条件を満たす電流加算回路の一例が図10の回路構成である。次にこの図10が前述した条件を満たす理由を説明する。入力電圧がGND(0V)の時に問題となる加算回路の入力端電圧はNチャンネルMOSトランジスタのM25とM26のドレイン電圧(VD(M25/M26))である。このドレイン電圧(VD(M25/M26))は、BN2の端子電圧をVBN2、M27/M28の各々のゲートとソース間電圧をVGS(M27/M28)として、
Figure 0004342910
となる。ここで、一般的な設計ではこのBN2の端子電圧(VBN2)はMOSトランジスタのゲートとソース間電圧で発生させるので(32)式は、
Figure 0004342910
となって、条件を満足する。同様にして、入力電圧が最高電位のVDDの時も上記条件を満足することが説明できる。このような回路構成を用いることにより入力Rail−to−railが実現できるという効果がある。これにより電源使用効率が上がり、ひいては低電圧化、及び低消費電力化が実現できる。
図11は電流加算回路の他の具体的回路図を示した図である。以下、図11を参照してこの電流加算回路を説明する。本電流加算回路は共通端子が正電源に接続された第6のカレントミラー回路と、共通端子がGNDに接続された第7のカレントミラー回路と、第3の浮遊定電流源とから構成されている。そしてその第6のカレントミラー回路はPチャンネルMOSトランジスタのM41〜M42で構成される。M41とM42のゲートとソースは各々共通接続される。また、共通接続されたソースは正電源のVDD2に接続される。そして、M41とM42の共通接続されたゲートとM41のドレインを共通接続して、その第6のカレントミラー回路の入力端を構成し、M42のドレインがその第6のカレントミラー回路の出力端を構成する。
第7のカレントミラー回路はNチャンネルMOSトランジスタのM43〜M44で構成される。M43とM44のゲートとソースは各々共通接続され、共通接続されたソースは負電源のGND端に接続される。そして、M43とM44の共通接続されたゲートとM43のドレインを共通接続して、その第7のカレントミラー回路の入力端を構成し、M44のドレインがその第7のカレントミラー回路の出力端を構成する。
第3の浮遊定電流源はPチャンネルMOSトランジスタのM52とNチャンネルMOSトランジスタのM51とから構成され、M51のソースとM52のドレインを共通接続してその第7のカレントミラー回路の出力端に接続する。またM52のソースとM51のドレインを共通接続してその第7のカレントミラー回路の出力端に接続する。この電流加算回路において、共通接続されたM41のドレインとゲートと、M42のドレインが各々正側の電流加算端子となる。また、共通接続されたM43のドレインとゲートと、M44のドレインが各々負側の電流加算端子となる。
出力バッファトランジスタはPチャンネルMOSトランジスタのM53とNチャンネルMOSトランジスタのM54とから構成され、M53のソースは正電源端子のVDD2に、またM54のソースは負電源端子のGNDに接続される。M53とM54の各々のドレインは共通接続され、出力端子OUTとなる。そして、M53のゲートはその第6のカレントミラー回路の出力に、M54のゲートはその第7のカレントミラー回路の出力にそれぞれ接続される。この出力バッファはいわゆるAB級出力回路を構成し、アイドリング電流はそのバイアス端子のBP3とBN3の電圧で決定される。またM52とM51で構成される第3の浮遊定電流源の値と同じ電流値を持った第1の定電流源I1が正電源端子VDD2とM53のゲート間に接続され、同じく第3の浮遊定電流源の値と同じ電流値を持った第2の定電流源I2がM54と負電源端子のGNDとM54のゲートに接続される。
本電流加算器において、各々の電流加算端子に接続されたトランジスタの信号が加算され、その結果が出力端OUTに出力される。
この図11における電流加算回路は図10の電流加算回路に比べ、更に消費電流が小さいという利点がある。それは、図11の電流加算回路は図10におけるM429/M30の電流パスがないだけでなく、設計的にM51/M52に流す電流を極限まで小さくできることに起因する。
図1は、従来の液晶用ソースドライバーのブロック図である。 図2は、従来のアンプの具体回路例を示す図である。 図3は、本発明の2入力アンプの一例の回路図である。 図4は、図3における差動段の具体回路例を示す図である。 図5は、図3における差動段の具体回路例を示す図である。 図6は、図4における2入力アンプの入出力特性図である。 図7は、図5における2入力アンプの入出力特性図である。 図8は、図3における2入力アンプの入出力特性図である。 図9は、本発明の2入力アンプの他の一例の回路図である。 図10は、電流加算回路の具体回路例である。 図11は、電流加算回路の他の具体回路例である。
符号の説明
M1〜M4 PチャンネルMOSFET
M5、M6 NチャンネルMOSFET
M7〜M10 NチャンネルMOSFET
M11、M12 PチャンネルMOSFET
M21〜M24 PチャンネルMOSFET
M25〜M28 NチャンネルMOSFET
M29 NチャンネルMOSFET
M30 PチャンネルMOSFET
M31 NチャンネルMOSFET
M32 PチャンネルMOSFET
M41、M42 PチャンネルMOSFET
M43、M44 NチャンネルMOSFET
M51 NチャンネルMOSFET
M52 PチャンネルMOSFET
M53 PチャンネルMOSFET
M54 NチャンネルMOSFET
A1、A2 増幅器
I1、I2 定電流源

Claims (20)

  1. 第1入力電圧と第2入力電圧とを受ける第1差動対と、
    前記第1差動対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第1トランジスタ対と、
    前記第1入力電圧と第2入力電圧とを受ける第2差動対と、
    前記第2差動対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第2トランジスタ対と
    負電源(GND)に接続する第1カレントミラー回路と、
    正電源(VDD)に接続する第2カレントミラー回路、第3カレントミラー回路とを含み、
    前記第1カレントミラー回路を構成する一方のトランジスタは、前記第1差動対と前記第3カレントミラー回路の第1出力と接続され、
    前記第1カレントミラー回路を構成する他方のトランジスタは、前記第1トランジスタ対と前記第2カレントミラー回路の第1出力と接続され、
    前記第2カレントミラー回路の第2出力は、前記第2差動対と接続され、
    前記第3カレントミラー回路の第2出力は、前記第2トランジスタ対と接続される
    差動増幅回路。
  2. 請求項に記載の差動増幅器において、
    更に、増幅器を含み、
    前記第1トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器の出力に接続され、
    前記第2トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器の出力に接続される
    差動増幅回路。
  3. 請求項に記載の差動増幅器において、
    更に、
    前記正電源に接続される第1定電流源と、
    前記負電源に接続される第2定電流源とを含み、
    前記第1定電流源は、前記第1差動対と前記第1トランジスタ対とに接続され、
    前記第2定電流源は、前記第2差動対と前記第2トランジスタ対とに接続される
    差動増幅回路。
  4. 第1入力電圧と第2入力電圧とを受ける第1差動対と、
    前記第1差動対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第1トランジスタ対と、
    前記第1入力電圧と第2入力電圧とを受ける第2差動対と、
    前記第2差動対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第2トランジスタ対と
    を備え、
    前記第1差動対は、前記第1入力電圧を受けるゲートを有する第1PチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、
    前記第1PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第1PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2PチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第2差動対は、前記第1入力電圧をゲートに受ける第1NチャンネルMOSFETと、
    前記第1NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第1NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2NチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第1トランジスタ対は、第3PチャンネルMOSFETと、
    前記第3PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第3PチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第3PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインを有する第4PチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第2トランジスタ対は、第3NチャンネルMOSFETと、
    前記第3NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第3NチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第3NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインを有する第4NチャンネルMOSFET
    とを含む
    差動増幅回路。
  5. 請求項に記載の差動増幅回路において、
    更に、負電源(GND)に接続する第1カレントミラー回路と、
    正電源(VDD)に接続する第2カレントミラー回路、第3カレントミラー回路とを含み、
    前記第1カレントミラー回路を構成する一方のトランジスタは、前記第2PチャンネルMOSFETのドレインと前記第3カレントミラー回路の第1出力と接続され、
    前記第1カレントミラー回路を構成する他方のトランジスタは、前記第3PチャンネルMOSFETのドレインと前記第2カレントミラー回路の第1出力と接続され、
    前記第2カレントミラー回路の第2出力は、前記第2NチャンネルMOSFETのドレインと接続され、
    前記第3カレントミラー回路の第2出力は、前記第3NチャンネルMOSFETのドレインと接続される
    差動増幅回路。
  6. 請求項に記載の差動増幅回路において、
    更に、増幅器を含み、
    前記第1トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器の出力に接続され、
    前記第2トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器の出力に接続される
    差動増幅回路。
  7. 請求項に記載の差動増幅回路において、
    更に、
    前記正電源に接続される第1定電流源と、
    前記負電源に接続される第2定電流源とを含み、
    前記第1定電流源は、前記第1差動対を構成する各々のPチャンネルMOSFETのソースと、前記第1トランジスタ対を構成する各々のPチャンネルMOSFETのソースとに接続され、
    前記第2定電流源は、前記第2差動対を構成する各々のNチャンネルMOSFETのソースと、記第2トランジスタ対を構成する各々のNチャンネルMOSFETのソースとに接続される
    差動増幅回路。
  8. 第1入力電圧と第2入力電圧とを受ける第1差動対と、
    前記第1差動対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第1トランジスタ対と、
    前記第1入力電圧と第2入力電圧とを受ける第2差動対と、
    前記第2差動対のソースと各々のソースが接続し、且つ、各々のゲートが接続された第2トランジスタ対と、
    電流加算回路を含み、
    前記電流加算回路は、第1から第4の電流加算端を含み、
    前記第1電流加算端は前記第1差動対に接続され、
    前記第2電流加算端は前記第1トランジスタ対に接続され、
    前記第3電流加算端は前記第2差動ついに接続され、
    前記第4電流加算端は前記第2トランジスタ対に接続される
    差動増幅回路。
  9. 請求項に記載の差動増幅回路において、
    前記電流加算回路は、
    前記第1電流加算端と前記第2電流加算端に接続された第4カレントミラー回路と、
    前記第3電流加算端と前記第4電流加算端に接続された第5カレントミラー回路とを含む
    差動増幅回路。
  10. 請求項に記載の差動増幅回路において、
    前記第4カレントミラー回路は、第5NチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、
    前記第5NチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第5NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースを有する第6NチャンネルMOSFETと、
    前記第5NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースを有する第7NチャンネルMOSFETと、
    前記第6NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースを有する第8NチャンネルMOSFETとを含み、
    前記第5カレントミラー回路は、第5PチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、
    前記第5PチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第5PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースを有する第6PチャンネルMOSFETと、
    前記第5PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースを有する第7PチャンネルMOSFETと、
    前記第6PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースを有する第8PチャンネルMOSFETとを含み、
    前記第1電流加算端子は前記第5NチャンネルMOSFETのドレインに接続され、
    前記第2電流加算端子は前記第6NチャンネルMOSFTのドレインに接続され、
    前記第3電流加算端子は前記第5PチャンネルMOSFETのドレインに接続され、
    前記第4電流加算端子は前記第6PチャンネルMOSFTのドレインに接続される
    差動増幅回路。
  11. 請求項10に記載の差動増幅回路において、
    前記電流加算回路は更に、
    前記第7NチャンネルMOSFETのドレインと前記第7PチャンネルMOSFETのドレインとに接続される第1浮遊定電流源と、
    前記第8NチャンネルMOSFETのドレインと前記第8PチャンネルMOSFETのドレインとに接続される第2浮遊定電流源とを含む
    差動増幅回路。
  12. 請求項11に記載の差動増幅回路において、
    前記第1浮遊定電流源は、第9PチャンネルMOSFETと、
    前記第9PチャンネルMOSFETのソースに接続されたドレインと前記第9PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースを有する第9NチャンネルMOSFETとを含み、
    前記第2浮遊定電流源は、前記第9PチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートを有する第10PチャンネルMOSFETと、
    前記第10PチャンネルMOSFETのソースに接続されたドレインと前記第10PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースと前記第9NチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートを有する第10NチャンネルMOSFETとを含む
    差動増幅回路。
  13. 請求項12に記載の差動増幅回路において、
    前記第1差動対は、前記第1入力電圧を受けるゲートを有する第1PチャンネルMOSFETと、
    前記第1PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第1PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2PチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第2差動対は、前記第1入力電圧をゲートに受ける第1NチャンネルMOSFETと、
    前記第1NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第1NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2NチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第1トランジスタ対は、第3PチャンネルMOSFETと、
    前記第3PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第3PチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第3PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインを有する第4PチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第2トランジスタ対は、第3NチャンネルMOSFETと、
    前記第3NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第3NチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第3NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインを有する第4NチャンネルMOSFET
    とを含む
    差動増幅回路。
  14. 請求項13に記載の差動増幅回路において、
    更に、増幅器を含み、
    前記電流加算回路の出力は、前記増幅器の入力に接続され、
    前記第1トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器の出力に接続され、
    前記第2トランジスタ対の各々のゲートは、前記増幅器の出力に接続される
    差動増幅回路。
  15. 請求項に記載の差動増幅回路において、
    前記電流加算回路は、
    前記第1電流加算端と前記第2電流加算端に接続された第7カレントミラー回路と、
    前記第3電流加算端と前記第4電流加算端に接続された第6カレントミラー回路とを含み
    前記第7カレントミラー回路は、第5NチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、
    前記第5NチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第5NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースを有する第6NチャンネルMOSFETとを含み、
    前記第6カレントミラー回路は、第5PチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、
    前記第5PチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第5PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースを有する第6PチャンネルMOSFETと、
    前記第5PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースを有する第7PチャンネルMOSFETとを含み、
    前記第1電流加算端子は前記第5NチャンネルMOSFETのドレインに接続され、
    前記第2電流加算端子は前記第6NチャンネルMOSFTのドレインに接続され、
    前記第3電流加算端子は前記第5PチャンネルMOSFETのドレインに接続され、
    前記第4電流加算端子は前記第6PチャンネルMOSFTのドレインに接続される
    差動増幅回路。
  16. 請求項15に記載の差動増幅回路において、
    前記電流加算回路は更に、
    前記第6NチャンネルMOSFETのドレインと前記第6PチャンネルMOSFETのドレインとに接続される第3浮遊定電流源とを含む
    差動増幅回路。
  17. 請求項16に記載の差動増幅回路において、
    前記第3浮遊定電流源は、第7PチャンネルMOSFETと、
    前記第7PチャンネルMOSFETのソースに接続されたドレインと前記第7PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたソースを有する第7NチャンネルMOSFETとを含む
    差動増幅回路。
  18. 請求項17に記載の差動増幅回路において、
    第8PチャンネルMOSFETと第8NチャンネルMOSFETとから構成される増幅器と、
    前記正電源と前記第8PチャンネルMOSFETのゲートと接続し前記第3浮遊定電流源の値と同じ電流値を持つ第3定電流源と、
    前記正電源と前記第8NチャンネルMOSFETのゲートに接続し前記第3浮遊定電流源の値と同じ電流値を持つ第4定電流源とを含む
    差動増幅回路。
  19. 請求項18に記載の差動増幅回路において、
    前記第1差動対は、前記第1入力電圧を受けるゲートを有する第1PチャンネルMOSFETと、
    前記第1PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第1PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2PチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第2差動対は、前記第1入力電圧をゲートに受ける第1NチャンネルMOSFETと、
    前記第1NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第1NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインと前記第2入力電圧を受けるゲートとを有する第2NチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第1トランジスタ対は、第3PチャンネルMOSFETと、
    前記第3PチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第3PチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第3PチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインを有する第4PチャンネルMOSFET
    とを含み、
    前記第2トランジスタ対は、第3NチャンネルMOSFETと、
    前記第3NチャンネルMOSFETのソースに接続されたソースと前記第3NチャンネルMOSFETのゲートに接続されたゲートと前記第3NチャンネルMOSFETのドレインに接続されたドレインを有する第4NチャンネルMOSFET
    とを含む
    差動増幅回路。
  20. 請求項1乃至19の何れか1項に記載の差動増幅回路において、
    差動増幅回路を構成するPチャンネルMOSFETの移動度をμ、NチャンネルMOSFETの移動度をμとし、前記PチャンネルMOSFETのゲート幅Wとゲート長Lの比を
    Figure 0004342910
    とし、前記NチャンネルMOSFETのゲート幅Wとゲート長Lの比を
    Figure 0004342910
    として、各々のトランジスタの単位面積あたりのゲート酸化膜量をCとおいた時の下記数式
    Figure 0004342910
    Figure 0004342910
    で表されるβ、β
    β=βである
    差動増幅回路。
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