JP3888955B2 - レシーバ回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、USB等のシリアルインタフェースに使用するデータ受信用のレシーバ回路に関し、特に、LVDS(Low Voltage Differential Signals)規格に準拠したレシーバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高速のデータ転送を実現するために小振幅差動伝送のLVDS規格に準拠したインタフェースが注目されていた。また、近年、プロセスの微細化技術の進歩に伴って電源電圧の低下が進み、外部回路とのインタフェース電圧の整合をとるためにIOセルは高電圧系で作動させ、内部主要回路は低電圧系で作動させるのが一般的になっている。
【0003】
図5は、LVDC規格に準拠したレシーバ回路の従来例を示した回路図である。
図5において、レシーバ回路100は、一対のPMOSトランジスタ101,102で形成された第1の差動対103、及び一対のNMOSトランジスタ104,105で形成された第2の差動対106を備えている。PMOSトランジスタ101及びNMOSトランジスタ104の各ゲートには、入力信号S+がそれぞれ入力され、PMOSトランジスタ102及びNMOSトランジスタ105の各ゲートには、入力信号S−がそれぞれ入力されている。入力信号S+及びS−は、相対する信号レベルを有する一対の信号である。
【0004】
更に、PMOSトランジスタ102に流れる電流に応じた電流がPMOSトランジスタ107から出力されると共に、NMOSトランジスタ105から出力される電流に応じた電流がNMOSトランジスタ108から出力される。PMOSトランジスタ107及びNMOSトランジスタ108は増幅回路部をなし、該増幅回路部の出力信号はプッシュプル回路をなすPMOSトランジスタ109及びNMOSトランジスタ110からなる出力回路部を介して出力信号Soとして出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一方、出力信号Soが入力される内部回路(図示せず)は、レシーバ回路100の電源電圧VDD1よりも小さい場合があった。しかし、レシーバ回路100ではすべての回路の電源電圧がVDD1で同一であるため、レシーバ回路100の出力信号Soを一旦レベルシフト回路(図示せず)でレベルシフトさせてから前記内部回路の電源電圧範囲にレベルシフトさせる必要があった。また、レベルシフト回路を別に設けることにより、レシーバ回路100に入力された信号に対する前記内部回路に入力される信号のタイミング誤差等が発生し、LVDS規格に準拠したインタフェース回路の特性を劣化させる原因になっていた。
【0006】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、レベルシフト回路を使用することなく電源電圧の異なる内部回路に、受信した信号を出力することができるLVDS規格に準拠したレシーバ回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るレシーバ回路は、非反転入力端及び反転入力端に入力される各入力信号に対して差動増幅を行って出力端から出力するシングルエンド型の差動増幅回路部と、該差動増幅回路部の出力端から出力される信号に応じた電圧の信号を出力する出力回路部とを備えたレシーバ回路において、前記差動増幅回路部は、前記各入力信号が制御信号入力端に対応して入力される1対のトランジスタからなる差動対と、該差動対に定電流を供給する定電流回路部と、前記差動対を構成する第1のトランジスタから出力される電流に応じた電流を出力する第1のカレントミラー回路部と、前記差動対を構成する第2のトランジスタから出力される電流に応じた電流を前記出力端に出力する第2のカレントミラー回路部と、前記第1のカレントミラー回路部から出力された電流に応じた電流を前記出力端に出力する第3のカレントミラー回路部とを備え、前記差動対、定電流回路部並びに第1及び第2の各カレントミラー回路部が所定の第1の電源電圧でそれぞれ作動し、前記第3のカレントミラー回路部及び前記出力回路部は該第1の電源電圧と異なる所定の第2の電源電圧でそれぞれ作動するものである。
【0008】
前記差動増幅回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第1又は第2の電源電圧のいずれか大きい方の電圧に対応した耐圧をそれぞれ有するようにした。
【0009】
一方、前記差動対、定電流回路部並びに第1及び第2の各カレントミラー回路部を構成する各トランジスタは、第1の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有し、前記第3のカレントミラー回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第2の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有するようにしてもよい。
【0010】
また、前記差動対及び定電流回路部を構成する各トランジスタは、第1の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有し、前記第1から第3の各カレントミラー回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第2の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるレシーバ回路を使用する、LVDS規格に準拠した送受信システムの例を示したブロック図である。なお、図1では、データ送信側機器とデータ受信側機器がUSBで接続されている場合を例にして示している。
【0012】
図1の送受信システム1において、データ送信側機器2とデータ受信側機器3はUSB4で接続されている。データ送信側機器2において、所定の機能を有する内部回路11から出力されたデータ信号は、インバータ12で信号レベルが反転されて信号S−としてデータ信号線L−に出力され、バッファ13で信号S+としてデータ信号線L+に出力される。データ信号線L+及びL−はUSB4における一対のデータ線をなしており、信号S+がデータ受信側機器3のレシーバ21の非反転入力端に入力され、信号S−がデータ受信側機器3のレシーバ21の反転入力端に入力されている。
【0013】
レシーバ21は、入力された一対の信号S+,S−の差動増幅を行って、信号Soとしてデータ受信側機器3の所定の機能を有する内部回路22に出力する。また、データ送信側機器2において、通常、インバータ12及びバッファ13の各第1の電源電圧VDD1は内部回路11の第2の電源電圧VDD2よりも大きい。一方、データ受信側機器3において、レシーバ21は第1の電源電圧VDD1及び第2の電源電圧VDD2を電源として作動し、内部回路22は第2の電源電圧VDD2を電源として作動する。信号S+,S−は、図2で示すように相反する信号レベルをなす一対の信号をなし、これらの信号の電圧振幅は規格によって異なり、該振幅が400mV程度の小振幅信号もあるが、電源電圧と同等になっている。図2では、第1の電源電圧VDD1が3.3Vである場合を例にして示している。
【0014】
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるレシーバ回路の例を示した回路図であり、図1のレシーバ21の回路例を示している。
図3において、レシーバ回路21は、シングルエンド型の差動増幅器をなしており、一対の信号S+,S−が入力される差動対31と、該差動対31へ所定の定電流を供給する定電流源32と、第1のカレントミラー回路33と、第2のカレントミラー回路34と、第3のカレントミラー回路35と、プッシュプル回路を形成する出力回路36とで構成されている。
【0015】
差動対31は、一対のPチャネル形MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ)QP1,QP2で形成されており、PMOSトランジスタQP1のゲートに信号S+が入力され、PMOSトランジスタQP2のゲートに信号S−が入力されている。また、定電流源32は、PMOSトランジスタQP3で形成されており、PMOSトランジスタQP3は、第1の電源電圧VDD1と、PMOSトランジスタQP1及びQP2の各ソースの接続部との間に接続され、PMOSトランジスタQP3のゲートには、所定の定電圧であるバイアス電圧Vbiasが入力されている。
【0016】
また、第1のカレントミラー回路33は、Nチャネル形MOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと呼ぶ)QN1及びQN2で形成されており、NMOSトランジスタQN1は、PMOSトランジスタQP1と接地電圧との間に接続されている。また、NMOSトランジスタQN1及びQN2の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタQN1のドレインに接続され、NMOSトランジスタQN2のソースは接地電圧に接続されている。第1のカレントミラー回路33において、NMOSトランジスタQN1は入力側のトランジスタをなし、NMOSトランジスタQN2は出力側のトランジスタをなしている。
【0017】
第2のカレントミラー回路34は、NMOSトランジスタQN3及びQN4で形成されており、NMOSトランジスタQN3は、PMOSトランジスタQP2と接地電圧との間に接続されている。また、NMOSトランジスタQN3及びQN4の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタQN3のドレインに接続され、NMOSトランジスタQN4のソースは接地電圧に接続されている。第2のカレントミラー回路34において、NMOSトランジスタQN3は入力側のトランジスタをなし、NMOSトランジスタQN4は出力側のトランジスタをなしている。
【0018】
次に、第3のカレントミラー回路35は、PMOSトランジスタQP4及びQP5で形成されており、PMOSトランジスタQP4は、第2の電源電圧VDD2とNMOSトランジスタQN2との間に接続されている。また、PMOSトランジスタQP4及びQP5の各ゲートは接続され、該接続部はPMOSトランジスタQP4のドレインに接続され、PMOSトランジスタQP5のソースは第2の電源電圧VDD2に接続されている。第3のカレントミラー回路35において、PMOSトランジスタQP4は入力側のトランジスタをなし、PMOSトランジスタQP5は出力側のトランジスタをなしている。
【0019】
第3のカレントミラー回路35のPMOSトランジスタQP4と接地電圧との間には第1のカレントミラー回路33のNMOSトランジスタQN2が接続され、第3のカレントミラー回路35のPMOSトランジスタQP5と接地電圧との間には第2のカレントミラー回路34のNMOSトランジスタQN4が接続されている。なお、差動対31、定電流源32及び第1から第3の各カレントミラー回路33〜35が差動増幅回路部をなし、PMOSトランジスタQP5とNMOSトランジスタQN4の接続部が該差動増幅回路部の出力端をなす。
【0020】
一方、出力回路36は、PMOSトランジスタQP6とNMOSトランジスタQN5からなり、第2の電源電圧VDD2と接地電圧との間に、PMOSトランジスタQP6とNMOSトランジスタQN5の直列回路が接続されている。PMOSトランジスタQP6とNMOSトランジスタQN5の各ゲートは接続され、該接続部は、PMOSトランジスタQP5とNMOSトランジスタQN4との接続部に接続されている。PMOSトランジスタQP6とNMOSトランジスタQN5との接続部からレシーバ回路21の出力信号Soが出力される。
【0021】
このような構成において、PMOSトランジスタQP1〜QP6及びNMOSトランジスタQN1〜QN5は、第1の電源電圧VDD1に対応した耐圧を有する高電圧系のMOSトランジスタを使用する。PMOSトランジスタQP1から出力される電流をi1とし、PMOSトランジスタQP2から出力される電流をi2とする。第1のカレントミラー回路33は、NMOSトランジスタQN1に入力された電流i1をNMOSトランジスタQN2から出力して、第3のカレントミラー回路35のPMOSトランジスタQP4から電流i1が出力されるようにし、PMOSトランジスタQP5から電流i1が出力される。
【0022】
一方、第2のカレントミラー回路34は、NMOSトランジスタQN3に入力された電流i2をNMOSトランジスタQN4から出力する。これらのことから、出力回路36のPMOSトランジスタQP6及びNMOSトランジスタQN5の各ゲートには、電流i1と電流i2の電流比に応じた電圧が発生する。出力回路36は、PMOSトランジスタQP6及びNMOSトランジスタQN5の各ゲートに入力された電圧に応じた出力信号Soを出力する。
【0023】
ここで、前記説明では、レシーバ回路21のすべてのMOSトランジスタに第1の電源電圧VDD1に対応した耐圧を有する高電圧系のMOSトランジスタを使用した場合を例にして説明したが、図4で示すように、点線で囲んだ各MOSトランジスタに第1の電源電圧VDD1に対応した高電圧系のMOSトランジスタを使用し、他のMOSトランジスタは、第2の電源電圧VDD2に対応した耐圧を有する低電圧系のMOSトランジスタを使用するようにしてもよい。具体的には、PMOSトランジスタQP1〜QP3及びNMOSトランジスタQN1〜QN4に前記高電圧系のMOSトランジスタを使用し、PMOSトランジスタQP4〜QP6及びNMOSトランジスタQN5に前記低電圧系のMOSトランジスタを使用する。
【0024】
通常、前記低電圧系のMOSトランジスタは、前記高電圧系のMOSトランジスタよりも動作が高速である。このことから、図4で示したように、PMOSトランジスタQP4〜QP6及びNMOSトランジスタQN5に前記低電圧系のMOSトランジスタを使用することにより、レシーバ回路21の動作の高速化を図ることができる。また、NMOSトランジスタQN1及びQN3のゲート・ソース間電圧Vgsが、耐圧以下、例えば第2の電源電圧VDD2以下である場合は、PMOSトランジスタQP1〜QP3に前記高電圧系のMOSトランジスタを使用し、PMOSトランジスタQP4〜QP6及びNMOSトランジスタQN1〜QN5に前記低電圧系のMOSトランジスタを使用するようにしてもよい。このようにすることにより、レシーバ回路21の動作を更に高速化することができる。
【0025】
このように、本第1の実施の形態におけるレシーバ回路は、第3のカレントミラー回路35及び出力回路36に内部回路22と同じ第2の電源電圧VDD2を電源にして作動させるようにした。このことから、レベルシフト回路を使用することなく電源電圧の異なる内部回路に、受信した信号を出力することができる。また、第3のカレントミラー回路35及び出力回路36を構成する各MOSトランジスタに第2の電源電圧VDD2に対応した耐圧を有する低電圧系のMOSトランジスタを使用することにより、レシーバ回路の動作の高速化を図ることができる。
【0026】
更に、NMOSトランジスタQN1及びQN3のゲート・ソース間電圧Vgsが第2の電源電圧VDD2以下である場合、第1のカレントミラー回路33及び第2のカレントミラー回路34の各MOSトランジスタに対しても第2の電源電圧VDD2に対応した耐圧を有する低電圧系のMOSトランジスタを使用することができ、レシーバ回路の動作を更に高速化することができる。
【0027】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明のレシーバ回路によれば、差動対、定電流回路部並びに第1及び第2の各カレントミラー回路部が所定の第1の電源電圧でそれぞれ作動し、第3のカレントミラー回路部及び出力回路部は該第1の電源電圧と異なる所定の第2の電源電圧でそれぞれ作動するようにした。このことから、差動増幅回路部に信号を入力する外部回路と、レシーバ回路の出力信号が入力される内部回路との電源電圧が異なっている場合でも、レベルシフト回路を使用することなく電源電圧の異なる内部回路に、受信した信号を出力することができ、レベルシフト回路を別に設けることにより、外部回路から入力された信号に対して内部回路に入力される信号のタイミング誤差等の発生を防止することができる。
【0028】
差動増幅回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第1又は第2の電源電圧のいずれか大きい方の電圧に対応した耐圧をそれぞれ有するようにした。このことから、レベルシフト回路を使用することなく電源電圧の異なる内部回路に、受信した信号を出力することができる。
【0029】
一方、差動対、定電流回路部並びに第1及び第2の各カレントミラー回路部を構成する各トランジスタは、第1の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有し、第3のカレントミラー回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第2の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有するようにした。このことから、電圧の小さい方の電源電圧で作動する回路のトランジスタに、高速動作が可能なトランジスタを使用することができ、動作の高速化を図ることができる。
【0030】
また、差動対及び定電流回路部を構成する各トランジスタは、第1の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有し、第1から第3の各カレントミラー回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第2の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有するようにした。このことから、第2の電源電圧が第1の電源電圧よりも小さい場合、第2の電源電圧で作動する回路のトランジスタの数が増加し、すなわち高速動作が可能なトランジスタを使用することができるトランジスタの数が増加するため、動作を更に高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるレシーバ回路を使用する、LVDS規格に準拠した送受信システムの例を示したブロック図である。
【図2】 図1の信号S+及びS−の波形例を示した図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態におけるレシーバ回路の例を示した回路図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態におけるレシーバ回路の変形例を示した回路図である。
【図5】 LVDC規格に準拠したレシーバ回路の従来例を示した回路図である。
【符号の説明】
1 送受信システム
2 データ送信側機器
3 データ受信側機器
4 USB
21 レシーバ回路
22 内部回路
31 差動対
32 定電流源
33 第1のカレントミラー回路
34 第2のカレントミラー回路
35 第3のカレントミラー回路
36 出力回路
L+,L− データ信号線
Claims (4)
- 非反転入力端及び反転入力端に入力される各入力信号に対して差動増幅を行って出力端から出力するシングルエンド型の差動増幅回路部と、該差動増幅回路部の出力端から出力される信号に応じた電圧の信号を出力する出力回路部とを備えたレシーバ回路において、
前記差動増幅回路部は、
前記各入力信号が制御信号入力端に対応して入力される1対のトランジスタからなる差動対と、
該差動対に定電流を供給する定電流回路部と、
前記差動対を構成する第1のトランジスタから出力される電流に応じた電流を出力する第1のカレントミラー回路部と、
前記差動対を構成する第2のトランジスタから出力される電流に応じた電流を前記出力端に出力する第2のカレントミラー回路部と、
前記第1のカレントミラー回路部から出力された電流に応じた電流を前記出力端に出力する第3のカレントミラー回路部と、
を備え、
前記差動対、定電流回路部並びに第1及び第2の各カレントミラー回路部が所定の第1の電源電圧でそれぞれ作動し、前記第3のカレントミラー回路部及び前記出力回路部は該第1の電源電圧と異なる所定の第2の電源電圧でそれぞれ作動することを特徴とするレシーバ回路。 - 前記差動増幅回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第1又は第2の電源電圧のいずれか大きい方の電圧に対応した耐圧をそれぞれ有することを特徴とする請求項1記載のレシーバ回路。
- 前記差動対、定電流回路部並びに第1及び第2の各カレントミラー回路部を構成する各トランジスタは、第1の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有し、前記第3のカレントミラー回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第2の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有することを特徴とする請求項1記載のレシーバ回路。
- 前記差動対及び定電流回路部を構成する各トランジスタは、第1の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有し、前記第1から第3の各カレントミラー回路部及び出力回路部を構成する各トランジスタは、第2の電源電圧に対応した耐圧をそれぞれ有することを特徴とする請求項1記載のレシーバ回路。
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