JP5009113B2 - カレントミラー型比較器、半導体装置および電子機器 - Google Patents

カレントミラー型比較器、半導体装置および電子機器 Download PDF

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Description

この発明は、2つの入力信号の電圧の高低を判定するカレントミラー型比較器、このカレントミラー型比較器を有する半導体装置、および、この半導体装置を有する電子機器に関する。
近年、液晶パネルなどのガラス基板上に、トランジスタを含む半導体回路が搭載されている。将来は、プラスチックス基板などの、低温プロセスで処理できるフレキシブルな基板上に、トランジスタ等を含む回路が形成されると考えられる。
このようなガラス基板上やプラスチックス基板上等に形成されたトランジスタは、シリコン基板上に形成されたトランジスタと比べ、電流のばらつきが大きく、製品の歩留まりを下げるという問題が生じる。
特に、メモリの読み出し回路や、センサからのアナログ入力信号をデジタル値に変換する回路などに多く用いられているカレントミラー型比較器においては、複数のトランジスタのゲート電圧を共通にすることで、それらのトランジスタに同じ電流が流れること(カレントコピー)を利用しているため、これらのトランジスタ間で、電流ばらつきがあると、比較器としての精度が不足し、回路が誤った動作をすることになる。
従来のこのようなトランジスタ特性のばらつきに対する代表的な解決手法としては、例えば、判定結果をフィードバックして、カレントミラーを行う2個のトランジスタの電流値が同じになるように、キャパシタに電荷を蓄積するカレントミラー型比較器がある(特開平5−55880号公報:特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来のカレントミラー型比較器は、回路が複雑であり、チップ面積を増大させる。また、ノイズマージンの観点から、比較器を動作させるたびに、事前に別途判定結果をフィードバックして、キャパシタへの電荷の蓄積を行う必要があるため、全体の動作時間が長くなってしまうという問題があった。
特開平5−55880号公報
そこで、この発明の課題は、カレントミラーを行うトランジスタの電流にばらつきがあっても、より正確に比較動作ができる小面積で、高速なカレントミラー型比較器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のカレントミラー型比較器は、
入出力端子の一方が、第1の電流源に接続される第1のトランジスタと、
入出力端子の一方が、第1の電流源に接続される第2のトランジスタと、
制御端子に、第1の入力信号が入力され、入出力端子の一方が、上記第1のトランジスタの制御端子および入出力端子の他方に接続されると共に、入出力端子の他方が、第2の電流源に接続される第3のトランジスタと、
制御端子に、第2の入力信号が入力され、入出力端子の一方が、上記第2のトランジスタの入出力端子の他方に接続されると共に、入出力端子の他方が、第2の電流源に接続される第4のトランジスタと、
入出力端子の一方が、上記第2のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2のトランジスタの入出力端子の他方に接続される第5のトランジスタと、
入出力端子の一方が、上記第1のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2のトランジスタの制御端子に接続されるキャパシタと
を備え
上記第1のトランジスタの制御端子と上記第3のトランジスタの入出力端子の一方との間に接続される第6のトランジスタを有し、
上記第6のトランジスタの入出力端子の一方は、上記第1のトランジスタの制御端子に接続され、上記第6のトランジスタの入出力端子の他方は、上記第1のトランジスタの入出力端子の他方および上記第3のトランジスタの入出力端子の一方に接続されることを特徴としている。
この発明のカレントミラー型比較器によれば、上記第5のトランジスタおよび上記キャパシタを有するので、カレントミラーを行う上記第1のトランジスタおよび上記第2のトランジスタの電流にばらつきがあっても、より正確に比較動作ができる小面積で、高速な回路を実現できる。
また、上記第6のトランジスタを有するので、回路の対称性を上げ、左右の各ノードの容量を等しくして、回路動作をより厳密にすることができる。
また、一実施形態のカレントミラー型比較器では、
上記第1の電流源と上記第1のトランジスタおよび上記第2のトランジスタとの間に接続される第7のトランジスタを有し、
この第7のトランジスタの入出力端子の一方は、上記第1の電流源に接続され、上記第7のトランジスタの入出力端子の他方は、上記第1のトランジスタの入出力端子の一方、および、上記第2のトランジスタの入出力端子の一方に接続されている。
この実施形態のカレントミラー型比較器によれば、上記第7のトランジスタを有するので、充電の開始を正確に制御できるため、より厳密な回路動作が可能となる。
また、一実施形態のカレントミラー型比較器では、
入出力端子の一方が、上記第1のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2の電流源に接続される第8のトランジスタと、
入出力端子の一方が、上記第2のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2の電流源に接続される第9のトランジスタと
を有している。
この実施形態のカレントミラー型比較器によれば、上記第8のトランジスタおよび上記第9のトランジスタを有するので、充電ノードをリセットすることができるため、より厳密な回路動作が可能となる。
また、この発明の半導体装置は、上記カレントミラー型比較器を備えることを特徴としている。
この発明の半導体装置によれば、上記カレントミラー型比較器を備えるので、トランジスタ特性のばらつきが大きくても、2つの入力信号の電圧の高低を、正確に比較することができる。
また、この発明の電子機器は、上記半導体装置を備えることを特徴としている。
この発明の電子機器によれば、上記半導体装置を備えるので、トランジスタばらつきが大きなプロセスにおいても高い歩留まりが実現でき、低コスト化、高機能化、高信頼性化を達成することができる。
この発明のカレントミラー型比較器によれば、上記第5のトランジスタおよび上記キャパシタを有するので、カレントミラーを行う上記第1のトランジスタおよび上記第2のトランジスタの電流にばらつきがあっても、より正確に比較動作ができる小面積で、高速な回路を実現できる。
この発明の半導体装置によれば、上記カレントミラー型比較器を備えるので、トランジスタ特性のばらつきが大きくても、2つの入力信号の電圧の高低を、正確に比較することができる。
この発明の電子機器によれば、上記半導体装置を備えるので、トランジスタばらつきが大きなプロセスにおいても高い歩留まりが実現でき、低コスト化、高機能化、高信頼性化を達成することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明のカレントミラー型比較器の第1実施形態である回路図を示している。このカレントミラー型比較器は、第1のトランジスタ101、第2のトランジスタ102、第3のトランジスタ103、第4のトランジスタ104、第5のトランジスタ107およびキャパシタ106を有する。
上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102は、カレントミラーを行うトランジスタである。上記第3のトランジスタ103および上記第4のトランジスタ104は、比較すべき入力信号VIN1,VIN2が入力されるトランジスタである。
上記第1のトランジスタ101と上記第3のトランジスタ103とは、直列に接続され、上記第2のトランジスタ102と上記第4のトランジスタ104とは、直列に接続されている。
上記第1のトランジスタ101の入出力端子の一方は、第1の電流源に接続され、上記第2のトランジスタ102の入出力端子の一方は、第1の電流源に接続されている。この第1の電流源は、第1の電源(ここではVCC)である。
上記第1のトランジスタ101の制御端子と、上記第1のトランジスタ101の入出力端子の他方(ノードOUT#)とは、直接接続されている。ここで、トランジスタの制御端子とは、ゲート端子をいう。
上記第3のトランジスタ103の制御端子に、第1の入力信号VIN1が入力され、上記第3のトランジスタ103の入出力端子の一方は、上記第1のトランジスタ101の制御端子および入出力端子の他方に接続され、上記第3のトランジスタ103の入出力端子の他方は、第2の電流源に接続されている。
上記第4のトランジスタ104の制御端子に、第2の入力信号VIN2が入力され、上記第4のトランジスタ104の入出力端子の一方は、上記第2のトランジスタ102の入出力端子の他方に接続され、上記第4のトランジスタ104の入出力端子の他方は、第2の電流源に接続されている。
この第2の電流源は、電流側トランジスタ105である。この電流側トランジスタ105の入出力端子の一方は、上記第3のトランジスタ103の入出力端子の他方、および、上記第4のトランジスタ104の入出力端子の他方に接続され、上記電流側トランジスタ105の入出力端子の他方は、第2の電源(ここではGND)に接続されている。
上記第5のトランジスタ107の入出力端子の一方は、上記第2のトランジスタ102の制御端子に接続され、上記第5のトランジスタ107の入出力端子の他方は、上記第2のトランジスタ102の入出力端子の他方(出力ノードOUT)に接続されている。
上記キャパシタ106の入出力端子の一方は、上記第1のトランジスタ101の制御端子に接続され、上記キャパシタ106の入出力端子の他方は、上記第2のトランジスタ102の制御端子に接続されている。
次に、上記構成のカレントミラー型比較器の動作を説明する。
まず、上記第5のトランジスタ107の制御端子に入力される信号SWをHighにすると同時に、第1の電源VCCを立ち上げる。この時、上記電流側トランジスタ105の制御端子に入力されるSANはLowのままとする。すると、上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102に電流が流れ、出力ノードOUTおよびノードOUT#が充電される。
ここで、上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102の電流にばらつきがあると、同時刻における出力ノードOUTおよびノードOUT#の電圧に差が生じ、その電位差が上記キャパシタ106に記憶される。
一定時間後、SWをLowに立ち下げ、比較すべき第1の入力信号VIN1および第2の入力信号VIN2を入力する。続いて、SANをHighに立ち上げると、比較動作が行われ、出力ノードOUTの電圧がHighかLowに確定する。
上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102の電流が多く流れる方のゲート電圧が、他方より高くなるため、上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102にPチャネル型を用いれば、SWがHighの期間とキャパシタ106の容量を調整することで、上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102の電流をほぼ等しくできる。
次に、図2に、比較例の回路の特性と本発明の回路の特性とを示す。
ここで、本発明の回路としては、図1に示す回路を用い、比較例の回路としては、図8に示す回路を用いる。図8に示す回路は、図1に示す回路のキャパシタ106および第5のトランジスタ107の構成がなく、その他は、図1に示す回路と同じである。
図2では、第1の入力信号VIN1の電圧を2.4Vに固定し、第2の入力信号VIN2の電圧を横軸のように変化させたときの、出力ノードOUTの電圧を縦軸に示した。
グラフ線201、202は、本発明の回路の特性を示し、グラフ線203、204は、比較例の回路の特性を示す。また、グラフ線201、203は、上記第1のトランジスタ101の電流より、上記第2のトランジスタ102の電流が少ない場合を示し、グラフ線202、204は、上記第1のトランジスタ101の電流より、上記第2のトランジスタ102の電流が多い場合を示す。
このように、比較例の回路では、VIN1=2.4Vに対して、VIN2<約1.2VあるいはVIN2>約3.2Vでないと、正しい判定ができなかった。つまり、不感帯は、約2.0Vである。
一方、本発明の回路では、VIN1=2.4Vに対して、VIN2<約2.2VあるいはVIN2>約2.8Vで、正しい判定ができている。つまり、不感帯は、約0.6Vである。
上記構成のカレントミラー型比較器によれば、上記第5のトランジスタ107および上記キャパシタ106を有するので、カレントミラーを行う上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102の電流にばらつきがあっても、より正確に比較動作ができる小面積で、高速な回路を実現できる。
(第2の実施形態)
図3は、この発明のカレントミラー型比較器の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、上記第1のトランジスタ101の制御端子と上記第3のトランジスタ103の入出力端子の一方との間に、第6のトランジスタ108が接続されている。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
つまり、上記第6のトランジスタ108の入出力端子の一方は、上記第1のトランジスタ101の制御端子に接続され、上記第6のトランジスタ108の入出力端子の他方は、上記第1のトランジスタ101の入出力端子の他方および上記第3のトランジスタ103の入出力端子の一方に接続されている。
上記第6のトランジスタ108は、常に、オン状態でよいので、第6のトランジスタ108の制御端子には、第1の電源(VCC)を接続している。
上記構成のカレントミラー型比較器によれば、上記第6のトランジスタ108を用いているので、回路の左右対称性を上げて、出力ノードOUTとノードOUT#とを等しくすると共に、上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102の制御端子のノードの容量を等しくして、回路動作をより厳密にすることができる。
(第3実施形態)
図4は、この発明のカレントミラー型比較器の第3の実施形態を示している。上記第2の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102の入出力端子の一方を、第1の電源(VCC)に直接接続せず、第7のトランジスタ109を介していると共に、上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102の制御端子のノードを、第2の電源(GND)に引き落とすための第8のトランジスタ110および第9のトランジスタ111が設けられている。
つまり、上記第7のトランジスタ109は、上記第1の電流源と上記第1のトランジスタ101および上記第2のトランジスタ102との間に接続されている。この第7のトランジスタ109の入出力端子の一方は、上記第1の電流源に接続され、上記第7のトランジスタ109の入出力端子の他方は、上記第1のトランジスタ101の入出力端子の一方、および、上記第2のトランジスタ102の入出力端子の一方に接続されている。
上記第8のトランジスタ110の入出力端子の一方は、上記第1のトランジスタ101の制御端子に接続され、上記第8のトランジスタ110の入出力端子の他方は、上記第2の電流源に接続されている。
上記第9のトランジスタ111の入出力端子の一方は、上記第2のトランジスタ102の制御端子に接続され、上記第9のトランジスタ111の入出力端子の他方は、上記第2の電流源に接続されている。
次に、図5に、各信号のタイミングチャートを示す。
図5に示すように、時刻t1で、RSTを立ち下げて、出力ノードOUTおよびノードOUT#のGNDへのリセットを終了する。そして、時刻t2で、SAPを立ち下げることで充電を開始し、時刻t3で、SWを立ち下げることでキャパシタ106の電位差を固定する。その後、時刻t4で、SANを立ち上げて、比較器の比較動作を開始する。時刻t3、t4の動作は、上記第1および上記第2の実施形態と同じである。
上記構成のカレントミラー型比較器によれば、上記第7のトランジスタ109を有するので、充電の開始をSAPで正確に制御できるため、より厳密な回路動作が可能となる。
また、上記第8のトランジスタ110および上記第9のトランジスタ111を有するので、充電ノード(出力ノードOUTおよびノードOUT#)をGNDにリセットすることができるため、より厳密な回路動作が可能となる。
(第4実施形態)
図6は、この発明の半導体装置としての半導体記憶装置を示している。この半導体記憶装置は、上記第1から上記第3の実施形態の何れか一つのカレントミラー型比較器301を有している。
この半導体記憶装置は、複数の不揮発性メモリセルMC0、MC1、・・・を並べて形成されたメモリセルアレイ304を有し、行デコーダ305で、不揮発性メモリセルのゲートに接続されるワード線WL0〜WLnを駆動し、ビット線充放電回路306でビット線BL0、BL1、・・・を駆動する。
不揮発性メモリセルから読み出されたデータは、ビット線選択回路303を経て、本発明のカレントミラー型比較器301に入力され、基準電圧発生回路302から入力される電圧と比較することで、不揮発性メモリセルの情報を判定する。
上記構成の半導体装置によれば、上記カレントミラー型比較器301を備えるので、トランジスタ特性のばらつきが大きくても、2つの入力信号の電圧の高低を、正確に比較することができて、正確に不揮発性メモリセルの情報を読み出すことができる。
(第5実施形態)
図7は、この発明の電子機器としてのデジタルカメラを示している。このデジタルカメラは、上記第1から上記第3の実施形態の何れか一つのカレントミラー型比較器を用いた半導体装置としてのA/Dコンバータ420や不揮発性メモリ408,419を備えている。
図7に示すように、このデジタルカメラ400は、操作者によりパワースイッチ401がオンされると、電池402から供給される電力が、DC/DCコンバータ403で所定電圧に変圧されて、各部品に供給される。
光学系駆動部417で駆動されるレンズ416から入った光は、CCD418で電流に変換され、A/Dコンバータ420でデジタル信号となり、映像処理部410のデータバッファ411に入力される。
データバッファ411に入力された信号は、MPEG処理部413で動画処理され、ビデオエンコーダ414を経てビデオ信号となり、液晶ドライバ421を経て、液晶パネル422に表示される。このとき、液晶ドライバ421は、内蔵の不揮発性メモリ419のデータを用いて、液晶パネル422のばらつき(例えば液晶パネル毎に異なる色合いのばらつきなど)を補正している。
操作者によりシャッター404が押下されると、データバッファ411の情報が、JPEG処理部412を経て静止画として処理され、不揮発性メモリ408に記録される。この不揮発性メモリ408には、撮影画像情報の他、システムプログラム等も記録されている。
DRAM407は、CPU406や映像処理部410の様々な処理過程で発生するデータの一時記憶用に利用される。
ここで、本実施形態のA/Dコンバータ420や不揮発性メモリ408,419は、小面積で高速な本発明のカレントミラー型比較器を用いることで、トランジスタ特性のばらつきが大きくても、正しく2つの入力信号の電圧比較ができるので、正確にA/D変換したり、不揮発性メモリセルの情報を読み出すことができる。
上記構成の電子機器によれは、本発明のカレントミラー型比較器を有する半導体装置を備えるので、トランジスタばらつきが大きなプロセスにおいても高い歩留まりが実現でき、低コスト化、高機能化、高信頼性化を達成することができる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、本発明のカレントミラー型比較器としては、上記第1の実施形態または上記第2の実施形態に、上記第3の実施形態に記載の第7のトランジスタ109の構成を加えてもよい。また、上記第1の実施形態または上記第2の実施形態に、上記第3の実施形態に記載の第8のトランジスタ110および第9のトランジスタ111の構成を加えてもよい。また、上記第1の実施形態に、上記第3の実施形態に記載の第7のトランジスタ109、第8のトランジスタ110および第9のトランジスタ111の構成を加えてもよい。
また、本発明の電子機器としては、デジタルカメラや携帯電話に限らず、デジタル音声レコーダや音楽録音再生機器等のあらゆる電子機器を用いてもよい。
本発明のカレントミラー型比較器の第1実施形態を示す回路図である。 比較例の回路の特性と本発明の回路の特性とを示すグラフである。 本発明のカレントミラー型比較器の第2実施形態を示す回路図である。 本発明のカレントミラー型比較器の第3実施形態を示す回路図である。 カレントミラー型比較器を動作させるタイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の半導体装置としての半導体記憶装置を示すブロック図である。 本発明の電子機器としてのデジタルカメラを示すブロック図である。 比較例としてのカレントミラー型比較器を示す回路図である。
101 第1のトランジスタ
102 第2のトランジスタ
103 第3のトランジスタ
104 第4のトランジスタ
105 電流側トランジスタ
106 キャパシタ
107 第5のトランジスタ
108 第6のトランジスタ
109 第7のトランジスタ
110 第8のトランジスタ
111 第9のトランジスタ
201〜204 グラフ線
301 カレントミラー型比較器
302 基準電圧発生回路
303 ビット線選択回路
304 メモリセルアレイ
305 行デコーダ
306 ビット線充放電回路
400 デジタルカメラ
401 パワースイッチ
402 電池
403 DC/DCコンバータ
404 シャッター
406 CPU
407 DRAM
408 不揮発性メモリ
410 映像処理部
411 データバッファ
412 JPEG処理部
413 MPEG処理部
414 ビデオエンコーダ
416 レンズ
417 光学系駆動部
418 CCD
419 不揮発性メモリ
420 A/Dコンバータ
421 液晶ドライバ
422 液晶パネル

Claims (5)

  1. 入出力端子の一方が、第1の電流源に接続される第1のトランジスタと、
    入出力端子の一方が、第1の電流源に接続される第2のトランジスタと、
    制御端子に、第1の入力信号が入力され、入出力端子の一方が、上記第1のトランジスタの制御端子および入出力端子の他方に接続されると共に、入出力端子の他方が、第2の電流源に接続される第3のトランジスタと、
    制御端子に、第2の入力信号が入力され、入出力端子の一方が、上記第2のトランジスタの入出力端子の他方に接続されると共に、入出力端子の他方が、第2の電流源に接続される第4のトランジスタと、
    入出力端子の一方が、上記第2のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2のトランジスタの入出力端子の他方に接続される第5のトランジスタと、
    入出力端子の一方が、上記第1のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2のトランジスタの制御端子に接続されるキャパシタと
    を備え
    上記第1のトランジスタの制御端子と上記第3のトランジスタの入出力端子の一方との間に接続される第6のトランジスタを有し、
    上記第6のトランジスタの入出力端子の一方は、上記第1のトランジスタの制御端子に接続され、上記第6のトランジスタの入出力端子の他方は、上記第1のトランジスタの入出力端子の他方および上記第3のトランジスタの入出力端子の一方に接続されることを特徴とするカレントミラー型比較器。
  2. 請求項に記載のカレントミラー型比較器において、
    上記第1の電流源と上記第1のトランジスタおよび上記第2のトランジスタとの間に接続される第7のトランジスタを有し、
    この第7のトランジスタの入出力端子の一方は、上記第1の電流源に接続され、上記第7のトランジスタの入出力端子の他方は、上記第1のトランジスタの入出力端子の一方、および、上記第2のトランジスタの入出力端子の一方に接続されることを特徴とするカレントミラー型比較器。
  3. 請求項1または2に記載のカレントミラー型比較器において、
    入出力端子の一方が、上記第1のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2の電流源に接続される第8のトランジスタと、
    入出力端子の一方が、上記第2のトランジスタの制御端子に接続されると共に、入出力端子の他方が、上記第2の電流源に接続される第9のトランジスタと
    を有することを特徴とするカレントミラー型比較器。
  4. 請求項1からの何れか一つに記載のカレントミラー型比較器を備えることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項に記載の半導体装置を備えることを特徴とする電子機器。
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