JP4612500B2 - 半導体記憶装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ビット線に仮想接地方式で接続され、不揮発性の非対称型のメモリセルを備える半導体記憶装置に関し、例えば、サイドウォールメモリを備える半導体記憶装置に関する。
最近、静止画又は動画の画像や、長時間のオーディオ情報を記憶する機能を有する電子機器が増えつつある。このような電子機器としては、デジタルカメラ、カーナビゲーションシステム、携帯電話、電子手帳、家庭用ゲーム機器やシリコンオーディオプレイヤーなどがある。これらの電子機器は、データ・ストレージやコード・ストレージの用途に半導体記憶装置が用いられており、特に、電源のオフや電池の消耗によってもデータが消失しないフラッシュメモリ等のような不揮発性メモリが多く用いられている。
この種の半導体記憶装置としては、従来、大容量化のために、メモリセルアレイを構成するメモリセルの入出力端子を、仮想接地方式でビット線に接続したものがある。しかしながら、上記仮想接地方式では、同一のワード線に制御端子が接続された隣接するメモリセルが同一のビット線を共有するので、この隣接するメモリセルのうちの一方のメモリセルへの書き込み時に、書き込みが不要な他方のメモリセルに電荷が蓄積されてしまう所謂ドレインディスターブが生じるという問題がある。
この問題を解決するため、従来、メモリセルアレイを、ワード線が延びる方向に幾つかに分割し、仮想接地方式のビット線によって互いに接続されるメモリセルの個数を所定個に限定して、各領域につき1つのメモリセルを選択して同時に書き込みを行うようにした半導体記憶装置が提案されている。このような半導体記憶装置としては、トランジスタを用いてメモリセルアレイを電気的に分割して複数の領域を構成したものがある(例えば特開2002−279789号公報:特許文献1参照)。
これらの半導体記憶装置は、メモリセルアレイをワード線方向にz個のメモリセル毎に分割した場合、2つのメモリセルで1つのビット線を共有する固定接地方式の半導体記憶装置よりも、ビット線の数を2(z+1)/3zにすることができる。ビット線の数の削減により、メモリセルアレイの面積を削減して、半導体記憶装置の小型化を図ることができる。図20は、仮想接地方式の半導体記憶装置と固定接地方式の半導体記憶装置との間で、メモリセルアレイの面積を比較した結果を示す図である。図20において、縦軸は、固定接地方式の半導体記憶装置のメモリセルアレイ面積に対する仮想接地方式の半導体記憶装置のメモリセルアレイ面積の割合(%)であり、横軸は、メモリセルアレイの1つの領域に含まれるワード線方向のメモリセルの数z(個)である。図20に示すように、メモリセルアレイを16個のメモリセル毎に分割した場合(z=16の場合)、固定接地方式の半導体記憶装置に対して面積を約70%に削減できて、半導体記憶装置を効果的に小型化できる。
しかしながら、上記従来の半導体記憶装置は、メモリセルアレイをワード線方向にz個のメモリセル毎に分割すると、書き込み動作をz回(z=16の場合は、16回)行う必要があるので、書き込み時間が大幅に長くなるという問題がある。図20に、固定接地方式の半導体記憶装置の書き込み時間に対する仮想接地方式の半導体記憶装置の書き込み時間の倍率を示すグラフを重ねて示している。図20から明らかなように、1つの領域に含まれるメモリセルの個数に比例して、書き込み時間が増大する。
さらに、上記トランジスタを用いてメモリセルアレイを電気的に分割する従来の半導体記憶装置は、メモリセルアレイにトランジスタを形成する領域が必要になるので、チップ面積の削減の効果が少ないという問題がある。
特開2002−279789号公報
そこで、本発明の課題は、仮想接地方式でビット線に接続され、不揮発性の非対称型のメモリセルを備えるにも拘わらず、書き込み時間の増大を防止しつつ、小型化を行うことができる半導体記憶装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の半導体記憶装置は、複数の不揮発性の非対称型のメモリセルが整列されたメモリセルアレイと、
上記複数のメモリセルの入出力端子に仮想接地方式で接続されたビット線と、
上記メモリセルの制御端子に接続されたワード線と、
上記ワード線を選択するワード線選択回路と、
入力データを、上記ワード線選択回路で選択されるワード線に接続された複数又は全ての上記メモリセルに同時に書き込みが可能な変換データに変換するデータ変換回路と、
上記データ変換回路で変換された変換データに基づいて、上記複数又は全てのメモリセルに接続された複数のビット線のうちの端のビット線に印加すべきアレイ端電圧を設定するアレイ端電圧設定回路と、
上記データ変換回路で変換された変換データに基づいて、上記端のビット線に上記アレイ端電圧設定回路で設定されたアレイ端電圧が印加されるように、かつ、書き込みを行うべき上記メモリセルに接続された2つの上記ビット線に互いに異なる電圧が印加される一方、書き込みを行わない上記メモリセルに接続された2つの上記ビット線に互いに同じ電圧が印加されるように、上記複数又は全てのメモリセルに接続されたビット線に印加すべき電圧を設定する印加電圧設定回路と、
上記印加電圧設定回路で設定された電圧を、上記複数又は全てのメモリセルに接続されたビット線に印加する電圧印加回路と
を備え
上記変換データは、上記メモリセルへの書き込みを行う値と値との間に、上記メモリセルへの書き込みを行わない値が存在しないか、又は、上記メモリセルへの書き込みを行わない値が偶数個存在するデータであることを特徴としている。
上記構成によれば、上記入力データが、上記データ変換回路によって、上記ワード線選択回路で選択されるワード線に接続された複数又は全ての上記メモリセルに同時に書き込みが可能な変換データに変換される。この変換データに基づいて、上記アレイ端電圧設定回路によってアレイ端電圧が設定される。このアレイ端電圧が上記端のビット線に印加されるように、かつ、書き込みを行うべき上記メモリセルに接続された2つの上記ビット線に互いに異なる電圧が印加される一方、書き込みを行わない上記メモリセルに接続された2つの上記ビット線に互いに同じ電圧が印加されるように、上記印加電圧設定回路によって、上記複数又は全てのメモリセルに接続されたビット線に印加すべき電圧が設定される。この印加電圧設定回路によって設定された電圧が、上記電圧印加回路によって、上記複数又は全てのメモリセルに接続されたビット線に印加される。上記メモリセルは仮想接地方式でビット線に接続され、かつ、非対称型の不揮発性のメモリセルであるにもかかわらず、同一のビット線に接続されたメモリセルの間にドレインディスターブが生じることが防止される。したがって、上記メモリセルアレイは、従来のように複数の領域に分割する必要が無いから、書き込み速度の増大を防止でき、また、領域分割のためのトランジスタが不要であるからチップ面積を効果的に削減できる。
なお、非対称型のメモリセルとは、情報の書き込みを行う場合、2つの入出力端子のうち、高電圧を印加すべき端子と低電圧を印加すべき端子とが予め特定されていて、この2つの端子の間で高電圧と低電圧とを交換して印加すると、書き込むべき情報の書き込みが行われないものをいう。
また、仮想接地方式の非対称型の複数のメモリセルに同時に書き込みが可能な変換データが得られる。
一実施形態の半導体記憶装置は、上記入力データを格納すると共に、書き込むべきメモリセルへの書き込みの完了を示す信号を受けたとき、この書き込みが完了したメモリセルに対応する入力データをリセットする入力データ格納回路と、
上記入力データ格納回路の上記入力データがリセットされているか否かを検知する入力データリセット検知回路と、
上記入力データリセット検知回路が、上記入力データが全てリセットされていることを検知したとき、上記入力データ格納回路に格納される入力データを更新する入力データ更新回路と
を備える。
上記実施形態によれば、上記入力データは、上記入力データ格納回路に格納され、この入力データ格納回路は、上記書き込むべきメモリセルへの書き込みの完了を示す信号を受けたときに上記入力データをリセットする。上記入力データ格納回路の入力データがリセットされているか否かが、上記入力データリセット検知回路によって検知される。上記入力データリセット検知回路によって、入力データが全てリセットされていることが検知されたとき、メモリセルへの書き込みが必要な全ての入力データの書き込みが完了したとして、入力データ更新回路によって、上記入力データ格納回路に格納される入力データが更新される。これにより、上記入力データは、上記メモリセルに書き込まれるデータ量に応じて、迅速かつ確実にメモリセルアレイに書き込まれる。
一実施形態の半導体記憶装置は、上記変換データを格納すると共に、書き込むべきメモリセルへの書き込みの完了を示す信号を受けたとき、この書き込みが完了したメモリセルに対応する変換データをリセットする変換データ格納回路と、
上記変換データ格納回路の上記変換データがリセットされているか否かを検知する変換データリセット検知回路と、
上記変換データリセット検知回路が、上記変換データが全てリセットされていることを検知したとき、上記変換データ格納回路に格納される変換データを更新する変換データ更新回路とを備える。
上記実施形態によれば、上記データ変換回路によって上記入力データが変換されてなる上記変換データは、上記変換データ格納回路に格納される。この変換データ格納回路は、上記書き込むべきメモリセルへの書き込みの完了を示す信号を受けたとき、上記変換データをリセットする。上記変換データ格納回路の変換データがリセットされているか否かが、上記変換データリセット検知回路によって検知される。上記変換データリセット検知回路によって、上記変換データが全てリセットされていることが検知されたとき、メモリセルへの書き込みが必要な全ての変換データの書き込みが完了したとして、上記変換データ更新回路によって、上記変換データ格納回路に格納される変換データが更新される。これにより、上記入力データが変換されてなる変換データが、複数のデータ列からなるとき、この複数のデータ列の全てが確実にメモリセルアレイに書き込まれる。
一実施形態の半導体記憶装置は、上記メモリセルは、サイドウォールメモリで形成されている。
上記実施形態によれば、上記サイドウォールメモリは、1つのメモリセルに2つの記憶部を有するので、半導体記憶装置の集積度を効果的に高めることができる。なお、サイドウォールメモリとは、2つのソースドレイン領域と、この2つのソースドレイン領域の間に形成されるチャネル領域と、このチャネル領域上に形成されたゲートと、このゲートの両側に各々形成された電荷保持領域とを有し、上記2つのソースドレイン領域とゲートの電位を各々制御することにより、2つの上記電荷保持領域の電荷の保持状態を別個に制御して、2値以上の情報を記憶できるメモリをいう。ここで、1つの上記電荷保持領域に着目した場合、2つのソースドレイン領域のどちらに高電圧と低電圧を各々印加すべきかが特定され、この高電圧と低電圧とは交換不可であるので、このサイドウォールメモリは非対称型である。
一実施形態の半導体記憶装置は、上記メモリセルアレイのメモリセルのうち、上記ワード線方向の所定個おきのメモリセルを選択するメモリセル選択回路を備え、
上記ワード線選択回路で選択されたワード線に接続され、かつ、上記メモリセル選択回路で選択されたメモリセルに、上記変換データが書き込まれる。
上記実施形態によれば、上記メモリセルは仮想接地方式でビット線に接続されているので、同時に読み出しを行うことができるメモリセルは所定個に限られる。この同時に読み出し可能なメモリセルの個数にあわせて、上記メモリセル選択回路によって上記所定個おきのメモリセルを選択し、この選択されたメモリセルに上記変換データを書き込む。これにより、データの書き込み動作と読み出し動作とを、似た構成の回路を用いて実行できる。例えば、読み出し回路とベリファイ回路とを共通にできる。これにより、半導体記憶装置の回路を簡単にできる。
本発明の電子機器は、上記半導体記憶装置を備える。
上記構成によれば、情報の書き込み速度が比較的速く、しかも、チップ面積が比較的小さい半導体記憶装置を備えるので、比較的大規模の入力情報を高速で保存でき、しかも、小型の電子機器が得られる。
以上のように、本発明の半導体記憶装置は、入力データを、ワード線選択回路で選択されるワード線に接続された複数又は全てのメモリセルに同時に書き込みが可能な変換データに変換するデータ変換回路と、このデータ変換回路で変換された変換データに基づいて、端のビット線にアレイ端電圧設定回路で設定されたアレイ端電圧が印加されるように、かつ、書き込みを行うべきメモリセルに接続された2つのビット線に互いに異なる電圧が印加される一方、書き込みを行わないメモリセルに接続された2つのビット線に互いに同じ電圧が印加されるように、上記複数又は全てのメモリセルに接続されたビット線に印加すべき電圧を設定する印加電圧設定回路を備えるので、仮想接地方式でビット線に接続された非対称型のメモリセルに、上記ワード線に接続された複数又は全てのメモリセルについて、同時に上記変換データを書き込むことができる。また、同一のビット線に接続されたメモリセルの間にドレインディスターブが生じることが防止される。したがって、上記メモリセルアレイは、従来のように複数の領域に分割する必要が無いから、書き込み速度の増大を防止でき、また、領域分割のためのトランジスタが不要であるからチップ面積を効果的に削減できる。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。第2A乃至5Bは、半導体記憶装置に含まれる回路の一例を示す回路図である。
図1に示すように、この半導体記憶装置は、複数の不揮発性のメモリセルMC11、MC12、・・・MCm(k−1)、MCmkを、m行×k列のマトリクス状に配置してなるメモリセルアレイ100を備える。上記メモリセルMC11、・・・MCmkは、後述するサイドウォールメモリで構成されている。このメモリセルアレイ100には、同一行に並ぶメモリセルの制御ゲートに接続されて行方向に延在する複数のワード線WL1〜WLmが、列方向に並んでいる。また、このメモリセルアレイ100には、同一列に並ぶメモリセルの入出力端子、つまり、ソースドレインを互いに接続して列方向に延在する複数のビット線BL0〜BLkが、行方向に並んでいる。このビット線BL0〜BLkは、仮想接地方式でメモリセルMC11〜MCmkに接続している。上記ワード線WL1〜WLmは、ワード線選択回路としての行デコーダ101によって選択されるようになっている。また、入力制御回路111の制御の下、入力データをラッチして、各メモリセルに書き込むべき入力データ(2値であれば「0」と「1」)を出力する入力データ格納回路としてのシフトレジスタ102(回路図の一例は図2A)が設けられている。また、上記シフトレジスタ102に格納された入力データに基づいて、この入力データの全ての書き込みの完了を検知する書き込み終了検知回路103(回路図の一例は図2B)が設けられている。上記シフトレジスタ102からの入力データは、データ変換回路104(回路図の一例は図3)によって、複数のメモリセルに同時に書き込み可能な変換データに変換される。上記変換データは、ラッチ回路制御部107の制御の下、変換データ格納回路としてのラッチ回路105(回路図の一例は図4A)に保持されるようになっている。このラッチ回路105に格納された変換データに基づいて、この変換データの全ての書き込みの完了を検知する分割書き込み終了検知回路106(回路図の一例は図4B)が設けられている。また、メモリセルアレイの端のビット線BL0の電圧を設定するアレイ端電圧制御回路108(回路図の一例は図4C)が設けられている。また、ラッチ回路105からのデータと上記端のビット線BL0の電圧とに基づいて、各ビット線BL1、BL1、・・・BLkに印加すべき電圧を設定する印加電圧設定回路としての書き込み電圧制御回路109(回路図の一例は図5A)が設けられている。書き込み電圧制御回路109で設定された電圧は、電圧印加回路としての書き込み電圧印加回路110(回路図の一例は図5B)によって、ビット線BL0、BL1、・・・、BL(k−1)、BLkに印加されるようになっている。なお、上記シフトレジスタ102は、一般のラッチ回路で置き換えてもよい。本実施形態において、着目するメモリセルが属する行をiとし、属する列をjとする。すなわち、i=1〜mであり、j=0〜kである。
図2Aは、上記シフトレジスタ102の構成部分の一例を示す回路図である。図2Aは、書き込みを行うメモリセルに対応して入力データのうちの1桁を保持するシフトレジスタ102の一段SRを示している。図2Aにおいて、201は、φshiftのパルスの立ち上がりによってオンになるCMOS伝送ゲート、202は、φshiftのパルスの立ち下がりによってオンになるCMOS伝送ゲートである。203はインバータである。CMOS伝送ゲート201の出力側の2つのインバータ203は、CMOS伝送ゲート202のオンによってインバータペアを構成する。207は、制御ゲートに入力される信号SFRSTがHigh(ハイ)のときに出力側を接地して、保持データをリセットするトランジスタである。208は、制御ゲートに入力される信号RDATjがHighのときに出力側を接地して、保持データをリセットするトランジスタである。
図2Bは、上記書き込み終了検知回路103の一例を示す回路図である。図2Bにおいて、211はNORゲートであり、212はインバータである。各NORゲート211には、前段の出力とシフトレジスタ102からの出力とが順次入力され、上記シフトレジスタ102の全段の出力がLow(ロー)であるときに、PRG_END信号を出力する。すなわち、上記シフトレジスタ102に保持された入力データについて、この入力データのリセットを検知する入力データリセット検知回路として機能する。
図3は、上記データ変換回路104の一例を示す回路図である。図3において、301はNORゲート、302はNANDゲート、303はEX−NORゲート、304はインバータである。図3のデータ変換回路104の動作については後述する。
図4Aは、上記ラッチ回路105の一例を示す回路図である。図4Aにおいて、401は、φlatchのパルスの立ち上がりによってオンになるCMOS伝送ゲート、402は、φlatchのパルスの立ち下がりによってオンになるCMOS伝送ゲートである。403はインバータである。CMOS伝送ゲート401の出力側の2つのインバータ403は、CMOS伝送ゲート402のオンによってインバータペアを構成する。407は、制御ゲートに入力される信号LARSTがHighのときに出力側を接地して、保持データをリセットするトランジスタである。408は、制御ゲートに入力される信号RDATjがHighのときに出力側を接地して、保持データをリセットするトランジスタである。
図4Bは、上記分割書き込み終了検知回路106の一例を示す回路図である。図4Bにおいて、411はNORゲートであり、412はインバータである。各NORゲート411には、前段の出力とラッチ回路105からの出力とが順次入力され、上記ラッチ回路105の全段の出力がLowであるときに、DP_END信号を出力する。すなわち、上記ラッチ回路105に保持された変換データについて、この変換データのリセットを検知する変換データリセット検知回路として機能する。
図4Cは、上記アレイ端電圧制御回路108の一例を示す回路図である。図4Cにおいて、421はNORゲートであり、422はインバータであり、423はEX−NORゲートである。このアレイ端電圧制御回路108の動作は後述する。
図5Aは、書き込み電圧制御回路109の一例を示す回路図である、図5Aにおいて、501は、φloadのパルスの立ち上がりによってオンになるCMOS伝送ゲート、502は、φloadのパルスの立ち下がりによってオンになるCMOS伝送ゲートである。503はインバータである。CMOS伝送ゲート501の出力側の2つのインバータ503は、CMOS伝送ゲート502のオンによってインバータペアを構成する。505は、ラッチ回路105からの変換データDDjと、前段の出力SWj−1とが入力されるEX−NORゲートである。507は、制御ゲートに入力される信号SWRSTがHighのときに出力側を接地して、保持データをリセットするトランジスタである。この書き込み電圧制御回路109は、ラッチ回路105からの変換データDDjと、全段の出力SWj−1とが互いに異なるときにHighの出力SWjを出力する。
図5Bは、上記書き込み電圧印加回路110の一例を示す回路図である。図5Bにおいて、511は、書き込み電圧制御回路109からの信号を反転するインバータである。512は制御ゲートへのLow信号によってオンされるトランジスタであり、このトランジスタ512のオンによって出力値BLjがVP電位になる。513は制御ゲートへのHighの信号によってオンされるトランジスタであり、このトランジスタ512のオンによって出力値BLjがV0電位になる。
図6は、上記メモリセルMC11、・・・MCmkを構成するサイドウォールメモリを示す断面図である。このサイドウォールメモリ600は、2つのシリコン窒化膜603a,603bの各々が電荷を蓄えることにより、第1および第2の蓄積ノードとして機能して、2ビットの情報を記憶するものである。このサイドウォールメモリ600は、基板601上に、制御ゲートとして機能するワード線605がゲート絶縁膜602を介して形成されており、このワード線605の両側に、シリコン酸化膜606を介して、上記第1及び第2のシリコン窒化膜603a、603bが形成されている。この第1及び第2のシリコン窒化膜603a,603bは、上記ワード線605の側壁と略平行に延びる縦部と、この縦部の下端に連なると共に、上記基板601表面と略平行かつワード線605から遠ざかる側に延びる横部とを有して、概略L字形状を有する。上記第1及び第2のシリコン窒化膜603a,603bのワード線605から遠い側には、シリコン酸化膜607,607が設けられている。このように、第1及び第2のシリコン窒化膜603a,603bを、シリコン酸化膜606,607で挟むことにより、書き換え動作時の電荷注入効率を高くして高速な動作が可能となっている。上記基板601には、上記第1及び第2のシリコン窒化膜603a,603bに近接して、2つの拡散領域が形成されている。詳しくは、第1のシリコン窒化膜603aの横部の一部と重なり合うように、かつ、隣り合うメモリセルが有するシリコン窒化膜の横部の一部と重なり合うように形成された第1の拡散層609を有する。さらに、第2のシリコン窒化膜603bの横部の一部と重なり合うように、かつ、隣り合うメモリセルが有するシリコン窒化膜の横部の一部と重なり合うように形成された第2の拡散層612を有する。上記第1の拡散層609及び第2の拡散層612は、それぞれソース領域またはドレイン領域として機能する。このソース領域またはドレイン領域として機能する第1及び第2の拡散層609,612の間に、チャネル領域が定められる。上記第1の拡散層609は、メモリセルの上部に形成された第1のビット線611に接続されている。一方、上記第2の拡散層612は、図示しない第2のビット線に接続されている。
このサイドウォールメモリへの書き込み時にビット線に印加する電圧は、下記の表1に示すとおりである。
Figure 0004612500
表1に示すように、データ0の書き込み時は、メモリセルに接続された2本のビット線の両方に、VP(例えば5V)又はV0(例えば0V)を印加する。一方、データ1の書き込み時には、第1の蓄積ノード603aに書き込む場合は、第1のビット線611にVPを印加し、第2のビット線にV0を印加する。また、第2の蓄積ノード603bにデータ1を書き込む場合は、第1のビット線611にV0を印加し、第2のビット線にVPを印加する。なお、一般的には、書き込まれるデータを「0」と定義しても、「1」と定義しても構わないが、本明細書では、書き込まれるデータを「1」と定義する。すなわち、蓄積ノードからデータが消去されて蓄積ノードに電荷が蓄積されていない状態をデータが「0」であるといい、蓄積ノードに書き込みが行われて電荷が蓄積された状態をデータが「1」であるという。また、蓄積ノードに蓄積されてデータを表す電荷は、負電荷でも正電荷でもよい。
書き込み動作においては、ワード線を電圧VWLに保持し、ビット線に電圧VPのパルスを与えるのが一般的であるが、逆にビット線の電圧VPを保持し、ワード線に電圧VWLのパルスを与える手法であっても書き込みを行うことができる。ここで重要なことは、データ0の書き込みにおいて、メモリセルに接続された2本のビット線の電圧が互いに同電位であれば、その電圧値にかかわらず(表1に示すように、VPとV0とのいずれであっても)、データ0の書き込みが行われる点である。一般的には、データ0の書き込みでは、メモリセルは消去状態のままであり、メモリセルの電荷の蓄積部への電荷の出し入れは行わず、また、書き込みディスターブもない。一方、データ1の書き込みにおいて、メモリセルに接続された2本のビット線に互いに異なる電圧が印加されると、2本のビット線のどちらが高電位であっても、データ1が書き込まれるという点が重要である。
メモリセルへの書き込みに関して、フラッシュメモリの種類によっては、例えばETOX型メモリのように2本のビット線のいずれが高電位であってもよいものが存在するが、本発明は、2本のビット線のうちの高電位を印加すべきビット線が特定されている非対称型のメモリを対象とする。このような非対称型のメモリとしては、スプリット型メモリや、サイドウォールメモリがある。サイドウォールメモリでは、本実施形態のように、1つのメモリセルに2つの蓄積ノードを有して、高電位をいずれのビット線に印加するかによって書き込みが行われる蓄積ノードが異なるので、非対称性を有する。
本実施形態の図1の半導体記憶装置において、ワード線WL1に接続されたメモリセルに書き込みを行う場合を説明する。本実施形態では、1本のワード線WL1に接続されたk個の全てのメモリセルMC11〜MC1kについて、2つの蓄積ノードのうちの1つの蓄積ノードに同時書き込みを行う。上記全てのメモリセルMC11〜MC1kに書き込みを行うとき、全ビット線BL0〜BLkに印加する電圧の値を、メモリセルMC11〜MC1kに書き込むべきデータに基づいて、表1の条件を満たすように決定する。図7は、データ「11001001・・・」を書き込む場合にビット線に印加する電圧と、各メモリセルMC11,MC12,・・・においてデータの書き込みを行う蓄積ノードを破線の丸印で示した図である。図7に示すように、このデータ「11001001・・・」は、同時にメモリセルMC11,MC12,・・・に書き込まれることが可能であり、したがって、書き込み電圧印加回路110によるビット線BL0,BL1,・・・への電圧印加動作は1度でよい。このように、選択されたビット線BL0に接続された全メモリセルMC11,MC12,・・・に同時に書き込みを行うには、下記の2つの条件を満たす必要がある。
(1)データ列に含まれる「1」データと「1」データとの間には、「0」データが存在しないか、あるいは、「0」データが偶数個存在すること。
(2)隣り合うメモリセルMC11,MC12,・・・に対して、第1の蓄積ノード及び第2の蓄積ノードを交互に選択して順次書き込みを行うこと(図7の破線の丸印参照)。
上記(1)は、書き込まれるデータが満たすべき条件であり、(2)は、ビット線への印加を制御するときに満たすべき条件である。上記条件(1)は、入力データをデータ変換回路103で変換することによって、満たすことができる。また、上記条件(2)は、上記条件(1)を満たすデータに基づいて、アレイ端電圧制御回路108及び書き込み電圧制御回路109が印加電圧を設定することにより、満たすことができる。
以下、図1の半導体記憶装置の動作を具体的に説明する。
まず、入力制御回路111の制御により、入力データDINをシフトレジスタ102に入力する。具体的には、図2Aのシフトレジスタの各段SRにおいて、SFRSTを立ち下げてリセットを解除し、パルス状のφshiftを与えることによって入力データを各段に転送して、入力データの各桁のデータを、書き込むべきメモリセルに対応するシフトレジスタの各段SRに格納する。
シフトレジスタ102への入力データの格納が終了すると、各桁の入力データDAj(j=1〜k:以下同様)がデータ変換回路104に入力されて、このデータ変換回路104が入力データDAjの変換を実行する。
図8は、上記データ変換回路104が実行する処理を、模式的に示した図である。まず、入力データDjを構成する各桁のデータを、メモリセルMC11に対応する側の桁(以下、最上位桁という)から偶数番目のデータと奇数番目のデータとに分け、この偶数番目のデータと奇数番目のデータとを互いに異なる列に記す。このとき、偶数番目のデータと奇数番目のデータとは、各データの入力データにおける桁の位置と同じ位置に記す。そして、最上位桁側から順に、変換データを構成するデータを、偶数番目のデータ列(以下、偶数列という)又は奇数番目のデータ列(以下、奇数列という)から選択して抽出する。
まず、最上位桁から最も近いデータ「1」に着目する。最上位桁から上記データ「1」までの値は、そのまま変換データに選択する。上記最上位桁から最も近いデータ「1」が奇数列に存在する場合、次の下位桁側のデータは、偶数列から選択する。偶数列の次の下位桁側のデータが「0」である場合、このデータ「0」を選択し、同じ偶数列の更に下位桁側のデータに着目する。下位桁側のデータが「1」であれば、このデータ「1」を選択し、次の下位桁側のデータは奇数列から選択する。このように、偶数列及び奇数列の一方の下位桁側に順次着目してデータ「1」を選択し、データ「1」を選択すると、他方の列に移って更に下位桁のデータを選択する。そして、選択した値の間の空白の桁には、データ「0」を補充する。これにより、上記条件(1)を満たす変換データが得られる。
図8では、このようにして得られた第1の変換データは「01001001・・・」である。入力データの「1」のうち、第1の変換データの「1」以外の「1」は、第2の変換データの「1」として抽出する。これにより、第2の変換データは「00010010・・・」となる。このような処理が、図3に示すようなデータ変換回路104で実行される。
上記データ変換回路104で得られた変換データが、図8のように複数である場合、この複数の変換データを順次メモリセルMC11,・・・MC1kに書き込む。具体的には、図8の第1及び第2変換データを、2回の書き込み動作でメモリセルMC11,・・・MC1kに書き込みを行う。
上記データ変換回路104で変換された変換データDCjは、ラッチ回路制御部107の制御の下、ラッチ回路105に格納される。具体的には、図4Aに示されたラッチ回路105において、上記ラッチ回路制御部107によるLARSTの立ち下がりによってラッチ回路105のリセットが解除され、かつ、上記ラッチ回路制御部107からのパスル信号φlatchによって、変換データDCjが各ラッチ回路105に入力されて保持される。
各ラッチ回路105に保持されたデータDDjは、アレイ端電圧制御回路108と書き込み電圧制御回路109に入力される。
上記アレイ端電圧制御回路108は、アレイ端のビット線の電圧をVPとすべきかV0とすべきかを決定する。詳しくは、まず、アドレス選択信号のうちの最下位の列アドレスCA0と、変換データのうちデータ「1」が最上位桁から数えて偶数番目にあるか、あるいは、奇数番目あるかとによって、端のビット線BL0に印加すべき電圧(VP又はV0)を特定して、この電圧の値を示す信号ATを出力する。
上記書き込み電圧制御回路109は、上記アレイ端電圧制御回路108からの信号ATと、上記ラッチ回路105からのデータDDjとに基づいて、他のビット線BL1,BL2,・・・に印加する電圧を決定する。上記ラッチ回路105からのデータDDjは、上記条件(1)を満たしているので、隣り合うメモリセルMCについて第1の蓄積ノード及び第2の蓄積ノードに交互に書き込みを行うように、上記ビット線BL1,BL2,・・・の印加電圧を設定できる。具体的には、図5Aの書き込み電圧制御回路109において、ラッチ回路制御部107からのSWRSTの立ち下がりによってリセットが解除され、かつ、上記ラッチ回路制御部107からのパスル信号φloadによってデータDDjが入力される。前段の出力SWj−1と上記データDDjとに基づいて、ビット線にVPとV0のどちらの電圧を与えるかを示す信号SWjが出力される。但し、アレイ端の電圧を示す信号SW0は、アレイ端電圧制御回路108からの出力ATが用いられる。書き込み電圧印加回路110は、上記信号SWj及びATを受けて、この信号に基づいてVP又はV0の電圧をビット線BLjに印加する。
この半導体記憶装置は、書き込み動作において、書き込みベリファイ動作を行う。詳しくは、ビット線BL0〜BLkにパルス電圧を所定回印加する毎に、図示しない読み出し回路がメモリセルMC11〜MC1kの読み出しを行い、書き込みが完了したメモリセルを検出する。メモリセルMC11〜MC1kのうちのいずれかのメモリセルが、書き込みデータが「0」から「1」に変化し、書き込みが完了したことが検出されると、この書き込みが完了したメモリセルに対応するシフトレジスタ102及びラッチ回路105に、上記読み出し回路からRDATjが出力される。これにより、シフトレジスタ102及びラッチ回路105の所定段がリセットされ、シフトレジスタ102の所定段に保持されデータDAjと、ラッチ回路105の所定段に保持されたデータDDjとがリセットされる。 ここで、上記シフトレジスタ102に格納されるデータDAjを書き込み終了検知回路103で検知し、上記ラッチ回路105に格納されるデータDDjを分割書き込み終了検知回路106で検知している。
上記分割書き込み終了検知回路106は、図4Bに示すような回路構成を有し、上記ラッチ回路105に保持されたデータDDjが全て「0」になったときに、信号DP_ENDを立ち上げる。上記ラッチ回路制御部107が、上記DP_ENDの立ち上がりを受けると、φlatchパスルをラッチ回路105に出力する。これにより、上記データ変換回路104から、新たなデータDCjとして第2の変換データがラッチ回路105に入力されて保持される。ここで、上記ラッチ制御回路107は、変更データ更新回路として機能する。また、上記ラッチ回路制御部107が、上記DP_ENDの立ち上がりを受けると、φloadパルスを書き込み電圧制御回路109に出力する。これにより、上記ラッチ回路105から、新たなデータDDjとして第2の変換データに対応するデータが書き込み電圧制御回路109に入力されて保持される。こうして、上記第1変換データの全てのデータの書き込みが完了した後、第2変換データの書き込みを開始することができる。
なお、分割書き込み終了検知回路106は、図4Bのような回路構成以外に、図9のようにラッチ回路105の各段の格納データDD1〜DDkを所定数毎にNORゲート901に入力し、この複数のNORゲート901からの出力をインバータ902で反転してNORゲート903に入力することにより、各データDD1〜DDkが「0」であるか否かを検知してもよい。しかしながら、配線負荷やレイアウト形状を考慮して、図4Bのような回路構成が好ましい。
また、書き込み終了検知回路103は、図2Bに示すような回路構成を有し、上記シフトレジスタ102の各段に保持されたデータDAjが全て「0」になったときに、信号PRG_ENDを立ち上げる。このシフトレジスタ102のデータDAjは、データ変換回路104で変換されてなる全ての変換データ(ここでは第1及び第2変換データ)の書き込みが完了すると、全て「0」となる。上記入力制御回路111が、信号PRG_ENDの立ち上がりを受けると、SFRSTを立ち上げてシフトレジスタ102をリセットし、その後、SFRSTを立ち下げてリセットを解除し、パルス状のφshiftを与えて入力データを格納する。これにより、全ての変換データのメモリセルへの書き込みが完了した後、新たな入力データがシフトレジスタ102に格納されて、新たな入力データの書き込みを開始することができる。このように、上記入力制御回路111は、入力データ更新回路として機能する。
なお、書き込み終了検知回路103は、図2Bのような回路構成以外に、図9と同様に、シフトレジスタ102の各段の格納データDA1〜DAkを所定数毎にNORゲートに入力し、この複数のNORゲートからの出力をインバータで反転してNORゲートに入力する回路構成を有してもよい。しかしながら、配線負荷やレイアウト形状を考慮すれば、図2Bのような回路構成が好ましい。
なお、上記読み出し回路は周知のセンスアンプ等を用いることができる。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態の半導体記憶装置を示す図である。
第2実施形態の半導体記憶装置は、過剰書き込みの防止を行う機能を有するものであり、第1実施形態のラッチ回路105、ラッチ回路制御部107、分割書き込み終了検知回路106が無くて、データ変換回路104の出力DCjが直接アレイ端電圧制御回路1108及び書き込み電圧制御回路1109に入力される点が、第1実施形態の半導体記憶装置と異なる。第2実施形態において、第1実施形態と同一の構成部分には同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図11Aは、上記アレイ端電圧制御回路1108の回路図である。図11Aにおいて、1121はNORゲートであり、1122はインバータであり、1123はEX−NORゲートである。図11Aに示すように、アレイ端電圧制御回路1108は、最初の段のインバータ1122及び各段のNORゲート1121に、データ変換回路104の出力DCjが入力される。
図11Bは、上記書き込み電圧制御回路1109の回路図である。図11Bにおいて、1131はEX−NORゲート、1132はインバータである。図11Bに示すように、書き込み電圧制御回路1109は、前段の出力SWj−1とデータ変換回路104の出力DCjが互いに異なるときにHighのSWjを出力する。
本実施形態の半導体記憶装置は、入力データがデータ変換回路104で変換されてなる変換データを、1度の書き込み動作によってメモリセルMCi1〜MCikに書き込む。書き込みが終了したメモリセルMCijに対応して、図示しない読み出し回路から信号RDATjがシフトレジスタ102の所定段に入力される。これにより、シフトレジスタ102において、書き込みが終了したメモリセルMCijに対応する入力データがリセットされる。これにより、書き込みが終了したメモリセルに、書き込み電圧がビット線を通じて再度印加されることを防止して、メモリセルへの過剰書き込みを防止することができる。
(第3実施形態)
図12は、本発明の第3実施形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
第3実施形態の半導体記憶装置は、データ変換回路1304で変換される変換データについて、この変換データに対応して同時に書き込みを行うメモリセルの数が2個以下になるようにしている。これにより、変換データが上記条件(1)「データ列に含まれる「1」データと「1」データとの間には、「0」データが存在しないか、あるいは、「0」データが偶数個存在すること」を満たなくても、メモリセルへの書き込みが可能となる。
本実施形態の半導体記憶装置は、データ変換回路1304、ラッチ回路制御部1307及び書き込み電圧制御回路1309の回路構成が、第1実施形態の半導体記憶装置と異なる。第3実施形態において、第1実施形態と同一の構成部分には同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図13Aは、上記データ変換回路1304の回路図である。このデータ変換回路1304は、入力データDA1〜DAkを、同時に出力される書き込みデータ(本実施形態ではデータ「1」)が2個以下である変換データDCjに変換する。この2個以下のデータDCjは、図3のデータ変換回路のように、書き込みデータ「1」の間に「0」が存在しないか、あるいは、「0」が偶数個存在するように設定する必要が無いから、回路構成が簡易である。図13Aにおいて、1311はNORゲート、1312はインバータ、1313はNANDゲートである。
図13Bは、上記書き込み電圧制御回路1309の回路図である。この書き込み電圧制御回路1309は、上記変換データDCjに含まれる同時に書き込みを行うデータが2個以下であるから、ラッチ回路105から出力された変換データDDjと、前段の出力SWj−1との比較のみによってビット線電圧の設定を行うことができる。したがって、図5Aの書き込み電圧制御回路109のようなφload及びSWRSTの入力は不要であるため、簡易な回路構成にできる。図13Bにおいて、1315はEX−NORゲート、1316はインバータである。
また、上記ラッチ回路制御部1307は、第1実施形態のような書き込み電圧制御回路109へのφload及びSWRSTの出力が不要である。
本実施形態の半導体記憶装置は、上記データ変換回路1304によって、書き込みデータが2個以下である変換データDCjが出力され、この変換データDCjがラッチ回路105を介してデータDDjとして書き込み電圧制御回路1309に入力される。この書き込み電圧制御回路1309により、アレイ端電圧制御回路108からの出力AT(SW0)と、上記データDDjとに基づいて、ビット線BLjに印加する電圧が設定される。ここで、上記データDDjと同一の変換データDCjは、書き込みデータが2個以下であるので、変換データDCjに含まれる書き込みデータが3個以上である場合のように、メモリセルへの書き込み完了時期がずれることに起因して、残りの書き込みデータを更に変換する必要は無い。つまり、例えば2個の書き込みデータのうち、1個の書き込みデータのメモリセルへの書き込みが完了すると、残りの1個の書き込みデータは、書き込みを行っているメモリセルがどの位置にあっても、そのまま書き込みを継続できる。したがって、簡易な構成のデータ変換回路1304、ラッチ回路制御部1307及び書き込み電圧制御回路1309によって、入力データの書き込みを行うことができる。上記2個以下の書き込みデータの書き込みが終了すると、分割書き込み終了検知回路106によってDP_ENDが立ち上げられ、上記ラッチ回路制御部1307からラッチ回路105にφlatch及びLARSTが出力されて、他の変換データがデータ変換回路1304からラッチ回路105に格納される。
本実施形態の半導体記憶装置は、変換データに含まれて同時に書き込まれるデータが2個以下であるが、この変換データに含まれる書き込みデータが2個(2ビット)であっても、図14に示すように、入力データを1ビットずつ書き込む従来の半導体記憶装置と比較して、書き込み回数を約3分の1に削減できる。したがって、入力データの書き込み時間を効果的に削減できる。なお、図14の縦軸は、入力データの書き込みに要する平均書き込み回数であり、横軸は入力データのビット数である。
(第4実施形態)
図15は、第4実施形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
本実施形態の半導体記憶装置は、第1実施形態の半導体記憶装置に対して、選択されたワード線WLiに接続された全てのメモリセルに書き込みを行うのではなくて、n個おきのメモリセルに書き込みを行う点が相違する。仮想接地方式の半導体記憶装置では、1本のワード線に接続された全てのメモリセルからの読み出しを同時にはできず、多くても4個に1個のメモリセルからしか、同時に読み出し動作を行うことができない。そこで、本実施形態では、同時に書き込みを行うメモリセルの個数を、同時に読み出し可能なメモリセルの個数に合わせることにより、動作の制御を簡易にしている。なお、書き込み時のベリファイ動作において、読み出し動作を何度も行って、必要なメモリセルのデータを全て読み出す場合、第1実施形態のように全メモリセルに同時に書き込む構成を採用すればよい。
第4実施形態において、第1実施形態と同一の構成部分には同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図15に示すように、この半導体記憶装置は、メモリセルアレイ1600が、ワード線方向に、n個のメモリセルMCihjを含むk個の領域に分かれている。ここで、i=1〜m、h=1〜k、j=1〜nである。上記メモリセルアレイの1つの領域に対して、上記書き込み電圧制御回路1609が1個設けられている。上記書き込み電圧制御回路1609は、1つの上記領域に属して同一のワード線WLiに接続されたn個のメモリセルMCihjについて、このメモリセルMCihjに接続された2つのビット線BLh(j−1),BLhjに印加する電圧を、1つのメモリセルMCihj毎に順次設定する。
また、この半導体記憶装置は、n個につき1個(つまり、1つの領域につき1個)のメモリセルMCihjに書き込みを行うために、メモリセルMCihjのアドレス選択を行う必要がある。そこで、図16に示すような回路図を有する選択回路1611が設けられている。この選択回路1611は、アドレスCA1〜CAp(2p=nとする)を予め与えておき、φselを立ち上げることで、選択信号SEL1〜SELnを書き込み電圧制御回路1609に出力して、選択動作を行う。この選択信号SEL1〜SELnを受けた書き込み電圧制御回路1609は、図17の回路図に示すように、上記選択信号SEL1〜SELnに対応したメモリセルMCihjについて、ビット線BLh(j−1),BLhjに印加すべき電圧の値を出力する。なお、図16において、1621及び1622はNANDゲート、1623はインバータである。また、図17において、1701は選択信号SEL1〜SELnと変換データDDjが入力されるNANDゲートであり、1702はインバータである。他の構成部分の機能は、第1実施形態の書き込み電圧制御回路109の構成部分と同じである。
本実施形態のメモリセルアレイ1600、書き込み電圧制御回路1609及び選択回路1611は、第2及び第3実施形態の半導体記憶装置に用いてもよい。すなわち、第2及び第3実施形態において、n個毎に1個のメモリセルMCihjに書き込みを行ってもよい。
また、本実施形態において、同時に書き込みを行うメモリセルMCihjの数と、同時に読み出しを行うメモリセルMCihjの数とは、一致させなくてもよく、例えば、同時に書き込みを行うメモリセルMCihjの数を、同時に読み出しを行うメモリセルMCihjの数の整数倍にしてもよい。
(第5実施形態)
図18は、第5実施形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。
本実施形態の半導体記憶装置は、メモリアレイ1800に、非対称型のメモリセルとして、スプリットゲート式のメモリセルを用いている。スプリットゲート式のメモリセルは、トランジスタのソースとドレイン間のチャンネル上に、コントロールゲートとフローティングゲートの2つのゲートを有し、書き込み時に高電圧を印加すべき端子と低電圧を印加すべき端子とが特定された非対称型のメモリセルである。本実施形態では、第1実施形態に対して、アレイ端電圧制御回路108にGNDレベルをCA0として入力している点が相違する。なお、メモリセルの2つの端子に印加する書き込み電圧の高低が図18と逆である場合は、アレイ端電圧制御回路108に、CA0としてVCCレベルを入力すれば良い。本実施形態は、第2乃至第4実施形態に適用することができる。
(第6実施形態)
図19は、本発明の第6実施形態の電子機器としてのデジタルカメラを示すブロック図である。このデジタルカメラは、フラッシュメモリとして本発明の第1実施形態の半導体記憶装置を備え、このフラッシュメモリに、撮影画像の記憶を行う。
図19に示すように、このデジタルカメラは、操作者によりパワースイッチ1901がオンされると、電池1902から供給される電力がDC/DCコンバータ1903で所定電圧に変圧されて、各部品に供給される。レンズ1916から入った光は、CCD1918で電流に変換され、A/Dコンバータ1920でデジタル信号となり、映像処理部1910のデータバッファ1911に入力される。データバッファ1911に入力された信号は、MPEG処理部1913で動画処理され、ビデオエンコーダ1914を経てビデオ信号となり、液晶パネル1922に表示される。操作者によりシャッター1904が押下されると、データバッファ1911の情報が、JPEG処理部1912を経て静止画として処理され、フラッシュメモリ1908に記録される。このフラッシュメモリ1908には、撮影画像情報の他、システムプログラム等も記録されている。DRAM1907は、CPU1906や映像処理部1910の様々な処理過程で発生するデータの一時記憶用に利用される。
上記フラッシュメモリ1908には、情報量が大きな映像情報や音声情報等が記録されるので、大量のまとまったデータの書き込み、読み出し及び消去が行われる。ここで、上記フラッシュメモリ1908は、本発明の第1実施形態の半導体記憶装置であり、サイドウォールメモリで構成されたメモリセルアレイを備える。したがって、このフラッシュメモリ1908は、1つのメモリセルに2つの記憶部を有して集積度が高く、しかも、仮想接地方式を採用できるので、安価に製造できる。さらに、このフラッシュメモリ1908は、仮想接地方式であるにもかかわらず、同一のワード線に接続された全てのメモリセルに、過剰書き込みを防止しつつ、同時に書き込みを行うことができるので、高速書き込みを行うことができる。したがって、チップ面積が小さくて安価であり、しかも、高速書き込みのフラッシュメモリ1908が得られ、ひいては、小型かつ安価で、しかも、撮影画像の高速保存が可能なデジタルカメラが得られる。
なお、本実施形態では、電子機器の一例としてのデジタルカメラについて述べたが、上記フラッシュメモリは、デジタルカメラに限られず、デジタルレコーダ、携帯電話、カーナビゲーションシステム、電子手帳、家庭用ゲーム機器等の他の電子機器に用いることができる。
本発明の第1実施形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 シフトレジスタを示す回路図である。 書き込み終了検知回路を示す回路図である。 データ変換回路を示す回路図である。 ラッチ回路を示す回路図である。 分割書き込み終了検知回路を示す回路図である。 アレイ端電圧制御回路を示す回路図である。 書き込み電圧制御回路を示す回路図である。 書き込み電圧印加回路を示す回路図である。 メモリセルを構成するサイドウォールメモリを示す断面図である。 データ「11001001・・・」を一連のメモリセルに書き込む様子を示した図である。 データ変換回路が実行する処理を模式的に示した図である。 分割書き込み終了検知回路の他の回路構成を示す図である。 第2実施形態の半導体記憶装置を示す図である。 第2実施形態におけるアレイ端電圧制御回路を示す回路図である。 第2実施形態における書き込み電圧制御回路を示す回路図である。 第3実施形態の半導体記憶装置を示す図である。 第3実施形態におけるデータ変換回路を示す回路図である。 第3実施形態における書き込み電圧制御回路を示す回路図である。 第3実施形態の半導体記憶装置と従来の半導体記憶装置とについて、入力データの書き込みに要する書き込み回数を比較した図である。 第4実施形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第4実施形態における選択回路を示す回路図である。 第4実施形態における書き込み電圧制御回路を示す回路図である。 第5実施形態の半導体記憶装置を示すブロック図である。 第6実施形態の電子機器としてのデジタルカメラを示すブロック図である。 仮想接地方式の半導体記憶装置と固定接地方式の半導体記憶装置との間で、メモリセルアレイの面積の比較と、書き込み時間の比較を行った図である。
100 メモリセルアレイ
101 行デコーダ
102 シフトレジスタ
104 データ変換回路
105 ラッチ回路
106 分割書き込み終了検知回路
107 ラッチ回路制御部
108 アレイ端電圧制御回路
109 書き込み電圧制御回路
110 書き込み電圧印加回路
111 入力制御回路
MC11、MC12、・・・、MC1(k−1)、MC1k、・・・、MCm(k−1)、MCmk メモリセル
WL1、・・・、WLm ワード線
BL0、BL1、・・・、BLk ビット線

Claims (6)

  1. 複数の不揮発性の非対称型のメモリセルが整列されたメモリセルアレイと、
    上記複数のメモリセルの入出力端子に仮想接地方式で接続されたビット線と、
    上記メモリセルの制御端子に接続されたワード線と、
    上記ワード線を選択するワード線選択回路と、
    入力データを、上記ワード線選択回路で選択されるワード線に接続された複数又は全ての上記メモリセルに同時に書き込みが可能な変換データに変換するデータ変換回路と、
    上記データ変換回路で変換された変換データに基づいて、上記複数又は全てのメモリセルに接続された複数のビット線のうちの端のビット線に印加すべきアレイ端電圧を設定するアレイ端電圧設定回路と、
    上記データ変換回路で変換された変換データに基づいて、上記端のビット線に上記アレイ端電圧設定回路で設定されたアレイ端電圧が印加されるように、かつ、書き込みを行うべき上記メモリセルに接続された2つの上記ビット線に互いに異なる電圧が印加される一方、書き込みを行わない上記メモリセルに接続された2つの上記ビット線に互いに同じ電圧が印加されるように、上記複数又は全てのメモリセルに接続されたビット線に印加すべき電圧を設定する印加電圧設定回路と、
    上記印加電圧設定回路で設定された電圧を、上記複数又は全てのメモリセルに接続されたビット線に印加する電圧印加回路と
    を備え
    上記変換データは、上記メモリセルへの書き込みを行う値と値との間に、上記メモリセルへの書き込みを行わない値が存在しないか、又は、上記メモリセルへの書き込みを行わない値が偶数個存在するデータであることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    上記入力データを格納すると共に、書き込むべきメモリセルへの書き込みの完了を示す信号を受けたとき、この書き込みが完了したメモリセルに対応する入力データをリセットする入力データ格納回路と、
    上記入力データ格納回路の上記入力データがリセットされているか否かを検知する入力データリセット検知回路と、
    上記入力データリセット検知回路が、上記入力データが全てリセットされていることを検知したとき、上記入力データ格納回路に格納される入力データを更新する入力データ更新回路と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体記憶装置において、
    上記変換データを格納すると共に、書き込むべきメモリセルへの書き込みの完了を示す信号を受けたとき、この書き込みが完了したメモリセルに対応する変換データをリセットする変換データ格納回路と、
    上記変換データ格納回路の上記変換データがリセットされているか否かを検知する変換データリセット検知回路と、
    上記変換データリセット検知回路が、上記変換データが全てリセットされていることを検知したとき、上記変換データ格納回路に格納される変換データを更新する変換データ更新回路と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の半導体記憶装置において、
    上記メモリセルは、サイドウォールメモリで形成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置において、
    上記メモリセルアレイのメモリセルのうち、上記ワード線方向の所定個おきのメモリセルを選択するメモリセル選択回路を備え、
    上記ワード線選択回路で選択されたワード線に接続され、かつ、上記メモリセル選択回路で選択されたメモリセルに、上記変換データが書き込まれることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の半導体記憶装置を備えた電子機器。
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JP2003157682A (ja) * 2001-11-26 2003-05-30 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2003187584A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Sharp Corp 不揮発性半導体メモリ装置及びその動作方法

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