JP4982605B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体メモリの一種として、NAND型フラッシュメモリが知られている。例えば、NAND型フラッシュメモリにデータを書き込む場合、複数のワード線に複数種類の電圧を印加する。すなわち、書き込みの場合は、非選択セルの誤書き込みを防止すること、及び書き込み特性を向上すること目的として、選択ワード線に隣接する複数の非選択ワード線に、選択ワード線とは異なる電圧を印加したり、ワード線毎に異なるタイミングで電圧を印加したりする。さらに、ワード線には、読み出し、書き込み、及び消去でそれぞれ異なる電圧が印加される。よって、ワード線毎に、どの種類の電圧を印加するか、及びどのタイミングで電圧を印加するかを指示する制御信号が必要とされる。
特開2007−35213号公報
実施形態は、回路面積を縮小することが可能な半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイに接続された複数のワード線と、前記メモリセルアレイの動作に必要な複数の電圧を発生する発生回路と、前記複数のワード線にそれぞれ接続され、かつ前記複数の電圧のうちワード線に印加する電圧を選択する複数の選択回路と、電圧を選択するための複数の制御データをそれぞれ前記複数の選択回路に転送する転送部とを具備し、前記転送部は、イネーブル信号を順にシフトする複数の転送回路を含み、前記複数の転送回路は、前記シフトされたイネーブル信号に基づいて前記複数の制御データをそれぞれ保持する複数のラッチ回路を含む。
実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ1の構成を示すブロック図。 ブロックBLKの構成を示す回路図。 電圧制御データ転送部16の構成を示す回路図。 ラッチ回路LATの構成を示す回路図。 フリップフロップF/Fの構成を示す回路図。 NAND型フラッシュメモリ1の動作を示すタイミングチャート。 比較例に係る電圧制御データ転送部16の構成を示す回路図。 比較例に係る電圧制御データ転送部16の動作を示すタイミングチャート。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的または概念的なものであり、各図面の寸法および比率などは必ずしも現実のものと同一とは限らないことに留意すべきである。以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[実施形態]
[1.NAND型フラッシュメモリ1の全体構成]
本実施形態では、半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。図1は、実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ(半導体記憶装置)1の構成を示すブロック図である。
NAND型フラッシュメモリ1は、メモリセルアレイ10を備えている。メモリセルアレイ10は、複数個のメモリセルトランジスタMTをそれぞれが含む複数個のブロックBLK1〜BLKmを備えている。
図2は、メモリセルアレイ10に含まれる1個のブロックBLKの構成を示す回路図である。ブロックBLKは、複数個のメモリセルユニットCUを備えている。各メモリセルユニットCUは、複数個のメモリセルトランジスタMTと、2個の選択トランジスタST1、ST2とから構成されている。メモリセルトランジスタMTは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(例えば浮遊ゲート電極)と、電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介在して形成された制御ゲート電極とを有する積層ゲート構造を備えている。メモリセルトランジスタMTは、浮遊ゲート構造に限らず、電荷蓄積層としての絶縁膜(例えば、窒化膜)に電子をトラップさせる方式を用いたMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)構造であっても良い。
1個のメモリセルユニットCU内で隣接するメモリセルトランジスタMT同士の電流経路は直列接続されている。直列接続されたメモリセルトランジスタMTの一端側のドレインは選択トランジスタST1のソースに接続され、他端側のソースは選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
同一行にあるメモリセルトランジスタMTの各制御ゲート電極は、複数のワード線WL1〜WLnのいずれかに共通接続されている。同一行にある選択トランジスタST1,ST2の各ゲート電極は、選択ゲート線SGD,SGSにそれぞれ共通接続されている。各選択トランジスタST1のドレインは、複数のビット線BL1〜BLiのいずれかに接続されている。同一行にある選択トランジスタST2のソースは、ソース線CELSRCに共通接続されている。
同一のワード線WLに接続された複数のメモリセルトランジスタMTはページを構成する。データの書き込み及び読み出しは、1つのページ内のメモリセルトランジスタMTに対して一括して行なわれる。また、メモリセルアレイ10は、複数のページのデータが一括して消去されるように構成されており、この消去の単位がブロックBLKである。
ビット線BLは、ブロック間で、選択トランジスタST1のドレインを共通接続している。つまり、複数のブロック内において同一列にあるメモリセルユニットCUは、同一のビット線BLに接続される。ビット線BL1〜BLiには、ビット線BL1〜BLiの電圧を制御し、かつビット線BL1〜BLiからデータを読み出すセンスアンプ(図示せず)や、読み出し及び書き込み時にデータを一時的に格納するデータラッチ(図示せず)などが接続されている。
各メモリセルトランジスタMTは、例えば、浮遊ゲート電極に注入された電子の多寡による閾値電圧の変化に応じて、1ビットのデータを記憶することが可能である。閾値電圧の制御を細分化し、各メモリセルトランジスタMTに2ビット以上のデータを記憶する構成としても良い。
図1において、NAND型フラッシュメモリ1は、複数個のブロックデコーダ11−1〜11−m、電圧発生回路12、複数個の電圧供給回路13−1〜13−(n+1)、電圧制御データ転送部16、及び制御回路18を備えている。
1個のブロックデコーダ11は、ワード線WL1〜WLnを介して1個のブロックBLKに接続されている。ブロックデコーダ11−1〜11−mは、書き込み対象又は読み出し対象である選択ワード線を含むブロック、又は消去対象であるブロックを選択する。ブロックデコーダ11−1〜11−mの選択動作は、制御回路18の指示に基づいて行われる。
電圧発生回路12は、複数種類の電圧を発生する。NAND型フラッシュメモリのワード線には、書き込み、読み出し、及び消去でそれぞれ異なる電圧が印加される。また、書き込み、及び読み出しの場合は、選択ワード線と非選択ワード線とで異なる電圧が印加される。消去の場合は、ブロックBLK内の全てのワード線には接地電圧(0V)が印加される。さらに、書き込みの場合は、非選択セルの誤書き込みを防止すること、及び書き込み特性を向上させることなどを目的として、選択ワード線WLnに隣接するワード線WLn−1、WLn−2、WLn−3などに異なる電圧を印加したり、ワード線毎にそれぞれ異なるタイミングで電圧を印加したりする。このようなNAND型フラッシュメモリの動作を実現するために、電圧発生回路12は、動作モードに必要な全ての電圧を発生する。本実施形態では、電圧発生回路12が発生する複数種類の電圧として、電圧A〜電圧E、書き込み電圧、及び読み出し電圧を一例として図示している。
n個の電圧供給回路13−1〜13−nはそれぞれ、所定のタイミングで、電圧発生回路12が発生した複数種類の電圧うちいくつかを、ブロックデコーダ11を介してワード線WL1〜WLnに印加する。電圧供給回路13−(n+1)は、書き込み対象或いは読み出し対象である選択ワード線に印加する電圧を、電圧供給回路13−1〜13−nに供給する。電圧供給回路13−1〜13−(n+1)はそれぞれ、デコーダ14−1〜14−(n+1)、及び電圧選択回路15−1〜15−(n+1)を備えている。
電圧選択回路15−1〜15−nは、電圧発生回路12から電圧A〜電圧Eを受け、さらに、電圧供給回路13−(n+1)から選択ワード線電圧を受ける。電圧選択回路15−1〜15−nはそれぞれ、デコーダ14−1〜14−nから送られるデコード信号DS1〜DSnに基づいて、ワード線WL1〜WLnにそれぞれ印加する電圧(WL1電圧〜WLn電圧)を所定のタイミングで各ブロックデコーダ11に供給する。
電圧選択回路15−(n+1)は、電圧発生回路12から書き込み電圧、及び読み出し電圧を受ける。電圧選択回路15−(n+1)は、デコーダ14−(n+1)から送られるデコード信号DSn+1に基づいて、書き込み電圧、及び読み出し電圧のいずれかを選択ワード線電圧として出力する。
デコーダ14−1〜14−nはそれぞれ、制御回路18から送られるタイミング制御信号TCNT、及び電圧制御データ転送部16から送られる電圧制御データVCD1〜VCDnを受ける。タイミング制御信号TCNTは、どのタイミングでワード線に電圧を印加するかを示す信号である。電圧制御データVCD1〜VCDnは、選択ワード線か非選択ワード線かの判別、非選択ワード線の場合はどの種類の電圧が印加されるかを判別するデータである。デコーダ14−1〜14nは、タイミング制御信号TCNT、及び電圧制御データVCD1〜VCDnに基づいて、どのタイミングでどの電圧をワード線に印加するかを示すデコード信号DS1〜DSnを出力する。
デコーダ14−(n+1)は、制御回路18から送られるタイミング制御信号TCNT、及び電圧制御データ転送部16から送られる電圧制御データVCDn+1を受ける。電圧制御データVCDn+1は、書き込み電圧か読み出し電圧かを判別するデータである。デコーダ14−(n+1)は、タイミング制御信号TCNT、及び電圧制御データVCDn+1に基づいて、選択ワード線電圧として書き込み電圧、及び読み出し電圧のいずれを選択するかを示すデコード信号DSn+1を出力する。
電圧制御データ転送部16は、クロックCLKを受け、さらに、制御回路18から電圧制御データVCD、及び転送イネーブル信号TENを受ける。電圧制御データVCDは、電圧制御データVCD1〜VCDn+1がシリアル出力されたものである。転送イネーブル信号TENは、電圧制御データVCDの出力を開始することを示す信号であり、有効な電圧制御データVCDが出力される直前に活性化される。電圧制御データ転送部16は、複数個の転送回路17−1〜17−(n+1)を備えている。
転送回路17−1〜17−(n+1)は、転送イネーブル信号TENをシフトすると共に、シフトされたイネーブル信号が活性化された際の電圧制御データVCDを取り込む。そして、転送回路17−1〜17−(n+1)はそれぞれ、例えば書き込みステートにおいて、電圧制御データVCD1〜VCDn+1を同時に出力する。
制御回路18は、NAND型フラッシュメモリ1全体の動作を司る。制御回路18は、NAND型フラッシュメモリ1の書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作を制御するための各種制御信号を生成し、これら制御信号をNAND型フラッシュメモリ1内の所定の回路に送る。
[1−1.電圧制御データ転送部16の構成]
次に、電圧制御データ転送部16の具体的な構成について説明する。図3は、電圧制御データ転送部16の構成を示す回路図である。なお、図3には、制御回路18の一部の回路も示している。
制御回路18は、6ビット分のフリップフロップ(F/F)20,21、1ビット分のフリップフロップ22、及びバッファ23,24を備えている。制御回路18は、クロックCLKを受ける。このクロックCLKは、例えば、NAND型フラッシュメモリ1内で生成される。
クロックCLKは、バッファ23を介して、フリップフロップ20〜22のクロック端子に入力されている。フリップフロップ20の出力端子は、フリップフロップ21の入力端子に接続されている。フリップフロップ20は、電圧制御データpre_VCD<5:0>を出力する。フリップフロップ21の出力端子は、電圧制御データ転送部16に接続されている。フリップフロップ21は、電圧制御データVCD<5:0>を出力する。フリップフロップ22の出力端子は、バッファ24を介して、電圧制御データ転送部16に接続されている。フリップフロップ22は、バッファ24を介して、転送イネーブル信号TENを出力する。フリップフロップ20〜22は、これらのリセット端子(図示したフリップフロップの下側の丸)に入力されるリセット信号(図示せず)によってリセットされる。
電圧制御データ転送部16は、複数個の転送回路17−1〜17−(n+1)、6ビット分のバッファ30、バッファ31、及びインバータ回路32を備えている。バッファ30は、制御回路18から電圧制御データVCD<5:0>を受け、その出力端子は、6ビット幅のデータバス36に接続されている。
バッファ31の入力端子には、クロックCLKが入力され、バッファ31は、クロックCLKXを出力する。インバータ回路32の入力端子には、クロックCLKXが入力され、インバータ回路32は、クロックCLKXを反転した反転クロックCLKBを出力する。
各転送回路17は、1ビット分のフリップフロップ33、AND回路34、1ビット分のバッファ35、及び6ビット分のラッチ回路LATを備えている。1段目のフリップフロップ33−1の入力端子には、制御回路18から転送イネーブル信号TENが入力されている。フリップフロップ33−1の出力端子は、バッファ35−1を介して、2段目のフリップフロップ33−2の入力端子に接続されている。フリップフロップ33−1のクロック端子には、クロックCLKXが入力されている。
フリップフロップ33−1は、クロックCLKXの立ち上がりエッジで転送イネーブル信号TENを出力し、次のクロックCLKXの立ち上がりエッジまでそのデータを保持する。そして、フリップフロップ33−1は、イネーブル信号EN1を出力する。イネーブル信号EN1は、バッファ35−1を介して、フリップフロップ33−2の入力端子に入力されている。フリップフロップ33−2は、クロックCLKXの立ち上がりに同期して、バッファ35−1の出力を保持し、イネーブル信号EN2を出力する。フリップフロップ33−2の後段のフリップフロップ33−3〜33−(n+1)の構成も、フリップフロップ33−2と同様である。従って、フリップフロップ33−1〜33−(n+1)は、転送イネーブル信号TENをシフトするように動作する。フリップフロップ33−1〜33−(n+1)は、これらのリセット端子(図中の丸)に入力されるリセット信号(図示せず)によってリセットされる。
AND回路34−1の第1の入力端子には、フリップフロップ33−1からイネーブル信号EN1が入力され、第2の入力端子には、反転クロックCLKBが入力されている。AND回路34−1は、ラッチパルスLP1を出力する。AND回路34−1の出力端子は、ラッチ回路LAT1のクロック端子に接続されている。
ラッチ回路LAT1の入力端子は、データバス36に接続されている。ラッチ回路LAT1は、ラッチパルスLP1がハイレベルの期間にデータバス36のデータをスルー出力し、ラッチパルスLP1がローレベル期間はそのデータを保持する。そして、ラッチ回路LAT1は、電圧制御データVCD1<5:0>を出力する。ラッチ回路LAT2〜LATn+1の構成も、ラッチ回路LAT1と同様である。
図4は、電圧制御データ転送部16で使用されるラッチ回路LATの構成を示す回路図である。ラッチ回路LATは、クロックドインバータ回路40,41、インバータ回路42〜45、及びNOR回路46を備えている。
クロックドインバータ回路40,41の制御端子には、クロックCK、及びクロックCKがインバータ回路45によって反転された反転クロックCKBが入力されている。クロックドインバータ回路40は、クロックCKがハイレベルの時に動作し、クロックドインバータ回路41は、反転クロックCKBがハイレベルの時に動作する。ラッチ回路LATは、リセット信号CDがローレベルの時にリセット(Q出力=0)される。ラッチ回路LATは、クロックCKがハイレベルの期間にD入力をQにスルー出力し、クロックCKがローレベルの期間はそのデータを保持する。
図5は、電圧制御データ転送部16で使用されるフリップフロップF/Fの構成を示す回路図である。フリップフロップF/Fは、クロックドインバータ回路50〜53、インバータ回路54〜57、及びNOR回路58,59を備えている。
クロックドインバータ回路50〜53の制御端子には、クロックCK、及びクロックCKがインバータ回路57によって反転された反転クロックCKBが入力されている。クロックドインバータ回路50,53は、反転クロックCKBがハイレベルの時に動作し、クロックドインバータ回路51,52は、クロックCKがハイレベルの時に動作する。フリップフロップF/Fは、リセット信号CDがローレベルの時にリセット(Q出力=0)される。フリップフロップF/Fは、クロックCKの立ち上がりエッジでのD入力をQに出力すると共に、このデータを次のクロックCKの立ち上がりエッジまで保持する。フリップフロップF/Fを構成する回路のうち図5の破線で囲んだ部分は、ラッチ回路LATに付加された回路である。このように、フリップフロップF/Fは、ラッチ回路LATよりも回路面積が大きい。
[2.動作]
次に、このように構成されたNAND型フラッシュメモリ1の動作について説明する。図6は、NAND型フラッシュメモリ1の動作を示すタイミングチャートである。
制御回路18のフリップフロップ20は、クロックCLKの立ち上がりエッジに同期して、電圧制御データpre_VCD<5:0>を出力する。フリップフロップ21は、クロックCLKの立ち下がりエッジで電圧制御データpre_VCD<5:0>を出力し、次のクロックCLKの立ち下がりエッジまでそのデータを保持する。この動作によって、フリップフロップ21は、電圧制御データVCD<5:0>を出力する。
電圧制御データVCD<5:0>は、電圧制御データVCD1〜VCDn+1がこの順にシリアルに繋がったデータである。電圧制御データVCD<5:0>は、バッファ30を介して、電圧制御データ転送部16のデータバス36に送られる。図6の数字1〜(n+1)はそれぞれ、電圧制御データVCD1〜VCDn+1を示している。
制御回路18のフリップフロップ22は、バッファ24を介して、クロックCLKの立ち上がりエッジに同期して、転送イネーブル信号TENを出力する。転送イネーブル信号TENは、電圧制御データpre_VCD<5:0>として最初の有効なデータが出力される直前にハイレベルになる1サイクル幅のパルスからなる。
電圧制御データ転送部16のフリップフロップ33−1〜33−(n+1)は、クロックCLKと同じ位相のクロックCLKXに同期して転送イネーブル信号TENをシフトする。フリップフロップ33−1の出力に接続されたバッファ35−1は、次段のフリップフロップ33−2に対してホールドタイミングを保証するために挿入されている。他のバッファ35−2〜35−(n+1)についても同様である。
AND回路34−1〜34−(n+1)は、転送イネーブル信号TENをシフトして生成されたイネーブル信号EN1〜ENn+1と、反転クロックCLKBとのAND演算を行うことで、ラッチパルスLP1〜LPn+1を生成する。
ラッチ回路LAT1〜LATn+1はそれぞれ、ラッチパルスLP1〜LPn+1がハイレベル期間でのデータバス36の電圧制御データVCD<5:0>を出力すると共に、このデータを保持する。この結果、図6に示すように、ラッチ回路LAT1〜LATn+1はそれぞれ、電圧制御データVCD1〜VCDn+1を出力すると共に、これらのデータを保持する。なお、ラッチパルスの立ち下がりに対するセットアップタイミングを保証する目的で、制御回路18とデータバス36との間にバッファ30が挿入されている。バッファ30及び35は、例えば、所定数のインバータ回路が直列接続されて構成される。
すべてのラッチ回路LAT1〜LATn+1がそれぞれ電圧制御データVCD1〜VCDn+1を保持した時点で電圧制御データ転送ステートが終了する。その後、NAND型フラッシュメモリ1は、例えば書き込みステートに移る。書き込みステートでは、転送回路17−1〜17−(n+1)からそれぞれ電圧供給回路13−1〜13−(n+1)に送られている電圧制御データVCD1〜VCDn+1に基づいて、ワード線に所定の電圧が所定のタイミングで印加され、メモリセルアレイ10にデータが書き込まれる。
図6の*1に示すように、反転クロックCLKBとイネーブル信号ENとをAND演算した場合、ラッチパルスLPにヒゲがのる可能性があり、このヒゲによってラッチ回路LATが期待しないデータ(図6の斜線部分)を取り込む可能性がある。また、図6の*2のタイミングで、ラッチ回路LATが期待しないデータを取り込む可能性がある。
しかしながら、NAND型フラッシュメモリ1において、ラッチ回路LATが保持したデータを使用するタイミングは、電圧制御データの転送がすべて終了し、制御回路18が書き込みステートに移ってからである。よって、ラッチパルスLPの立ち下がりのタイミングで期待したデータをラッチ回路LATが保持することができれば、途中で期待しないデータがラッチ回路LATに一時的に保持されたとしても、動作上問題はない。この現象は、初段のラッチ回路だけでなく、すべてのラッチ回路において発生する可能性があるが、同様に問題はない。
[3.比較例]
次に、比較例について説明する。図7は、比較例に係る電圧制御データ転送部16の構成を示す回路図である。なお、図7には、制御回路18の一部の回路も示している。
制御回路18は、6ビット分のフリップフロップ60、1ビット分のフリップフロップ61、及びバッファ62を備えている。制御回路18は、クロックCLKを受ける。このクロックCLKは、バッファ62を介して、フリップフロップ60,61のクロック端子に入力されている。
フリップフロップ60の出力端子は、電圧制御データ転送部16に接続されている。フリップフロップ60は、電圧制御データVCD<5:0>を出力する。フリップフロップ61の出力端子は、電圧制御データ転送部16に接続されている。フリップフロップ61は、転送イネーブル信号TENを出力する。
電圧制御データ転送部16は、バッファ70,71、及び複数個のシフト回路72−1〜72−(n+1)を備えている。シフト回路72−1は、インバータ回路73、6ビット分のセレクタ74、6ビット分のフリップフロップ75、及び6ビット分のバッファ76を備えている。
電圧制御データVCD<5:0>は、セレクタ74の第1の入力端子に入力されている。転送イネーブル信号TENは、バッファ71及びインバータ回路73を介して、セレクタ74の制御端子に接続されている。セレクタ74の出力端子は、フリップフロップ75の入力端子に接続されている。フリップフロップ75は、クロックCLKの立ち上がりエッジに同期して動作し、電圧制御データVCD1を出力する。フリップフロップ75の出力端子は、バッファ76を介して2段目のシフト回路72−2に接続されている。バッファ76の出力端子は、セレクタ74の第2の入力端子に接続されている。バッファ76は、次段のフリップフロップに対してホールドタイミングを保証するために挿入されている。シフト回路72−2〜72−(n+1)の構成も、シフト回路72−1と同じである。
図8は、比較例に係る電圧制御データ転送部16の動作を示すタイミングチャートである。シフト回路72−1〜72−(n+1)は、転送イネーブル信号TENがハイレベルの期間に電圧制御データVCD<5:0>を順にシフトする。そして、シフト回路72−1〜72−(n+1)は、転送イネーブル信号TENがローレベルの場合に、データを保持する。
比較例に係る電圧制御データ転送部は、フリップフロップを用いたデータシフト回路であり、比較例に係る電圧制御データ転送部を用いてNAND型フラッシュメモリを構成した場合、例えばn=34とした場合、計35段のシフト回路が必要である。電圧制御データが6ビットとした場合、フリップフロップの個数は210個、シフトデータのホールドタイムを保証するためのバッファが同じく210個、転送終了後にデータ保持を目的とするセレクタ(AND−OR回路)が210個必要となる。210個のフリップフロップはメモリチップ内の制御用ロジックとしては面積が大きく、縮小検討が必要である。
[4.効果]
以上詳述したように本実施形態では、NAND型フラッシュメモリ1は、複数のワード線WLに電圧を供給する複数の電圧供給回路13を備え、さらに、複数の電圧供給回路13の電圧選択動作を制御する複数の電圧制御データVCDを、複数の電圧供給回路13に転送する電圧制御データ転送部16を備えている。電圧制御データ転送部16は、制御回路18から送られる複数の電圧制御データVCDをそれぞれ保持及び出力する複数の転送回路17を備えている。そして、複数の転送回路17は、制御回路18から送られる転送イネーブル信号をシフトすると共に、このシフトされた転送イネーブル信号に基づいて複数の電圧制御データVCDのうち対応する1つラッチ回路を用いて保持するようにしている。
従って本実施形態によれば、制御回路18から電圧制御データ転送部16へ複数の電圧制御データをシリアルに転送することができる。例えば、制御回路18から電圧制御データ転送部16へ複数の電圧制御データをパラレルに転送する場合、多くの配線が必要となるため、配線面積が増大してしまう。しかし、本実施形態では、配線数を削減できるため、配線面積を縮小することができる。
また、複数の電圧制御データVCDを転送する電圧制御データ転送部16の面積を削減することができる。これにより、NAND型フラッシュメモリ1の面積を削減することができる。具体的には、図4及び図5から理解できるように、ラッチ回路の面積は、フリップフロップに比べて概略半分である。このため、ラッチ回路を用いて電圧制御データ転送部16を構成した場合、チップ面積の削減効果は大きい。
また、電圧制御データVCDを保持する回路をフリップフロップからラッチ回路に代えたことで、フリップフロップを用いた場合に必要であった周辺回路も削減できる。これにより、NAND型フラッシュメモリ1の面積をより削減することができる。
本実施形態では、例えばn=34とした場合、比較例と比べると、210個のフリップフロップをラッチ回路で構成することが可能となる。また、210個のホールドタイムを保証するためのバッファと、210個のセレクタ(AND−OR回路)が削除できる。一方、比較例に比べて追加が必要な回路は、シフト用のフリップフロップが段数分、ホールドタイムを保証するためのバッファが段数分、及びAND回路が段数分であるが、上記削減効果に比べれば、これらの追加は微小な増加と言える。
また、ワード線の本数が増加するにつれて、本実施形態の面積削減効果はより大きくなる。同様に、ワード線に印加する電圧の種類が多くなると、電圧制御データVCD<5:0>のビット幅も多くなるが、このような場合でも、本実施形態の電圧制御データ転送部を用いることで、配線面積の削減が可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
BLK…ブロック、CU…メモリセルユニット、MT…メモリセルトランジスタ、ST1,ST2…選択トランジスタ、SGD,SGS…選択ゲート線、CELSRC…ソース線、WL…ワード線、BL…ビット線、LAT…ラッチ回路、1…NAND型フラッシュメモリ、10…メモリセルアレイ、11…ブロックデコーダ、12…電圧発生回路、13…電圧供給回路、14…デコーダ、15…電圧選択回路、16…電圧制御データ転送部、17…転送回路、18…制御回路、20〜22,33…フリップフロップ、23,24,30,31,35…バッファ、32…インバータ回路、34…AND回路、36…データバス、40,41,50〜53…クロックドインバータ回路、42〜45,54〜57…インバータ回路、46,58,59…NOR回路、60,61,75…フリップフロップ、62,70,71,76…バッファ、72…シフト回路、73…インバータ回路、74…セレクタ。

Claims (5)

  1. 複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイに接続された複数のワード線と、
    前記メモリセルアレイの動作に必要な複数の電圧を発生する発生回路と、
    前記複数のワード線にそれぞれ接続され、かつ前記複数の電圧のうちワード線に印加する電圧を選択する複数の選択回路と、
    電圧を選択するための複数の制御データをそれぞれ前記複数の選択回路に転送する転送部と、
    を具備し、
    前記転送部は、イネーブル信号を順にシフトする複数の転送回路を含み、
    前記複数の転送回路は、前記シフトされたイネーブル信号に基づいて前記複数の制御データをそれぞれ保持する複数のラッチ回路を含むことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記複数の転送回路の各々は、前記シフトされたイネーブル信号を保持するフリップフロップを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数の転送回路の各々は、前記フリップフロップの出力に接続されたバッファを含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記複数の転送回路の各々は、前記シフトされたイネーブル信号とクロックとのAND演算を行い、ラッチパルスを出力するAND回路を含み、
    前記複数のラッチ回路の各々は、前記ラッチパルスに基づいて動作することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記イネーブル信号、及びシリアル出力される前記複数の制御データを前記転送部に送る制御回路をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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