JP4340321B1 - 積層光学フィルム、その製造方法及びそれを用いた光学デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】耐スクラッチ性を有し、かつ、マイクロレンズとしての機能を満足することできるマイクロレンズフィルムを有する積層光学フィルムおよびその製造方法を提供することを提供すること。
【解決手段】マイクロレンズフィルムと、透明フィルムの片面に、80℃での貯蔵弾性率が、1.1×10〜5×10Paである第一接着剤層が設けられている接着型透明フィルムを、前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられている面と、前記接着型透明フィルムの第一接着剤層とが、空気層を形成するように貼り合わされていることを特徴とする積層光学フィルム。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロレンズフィルムのレンズパターン面に、接着型透明フィルムが貼り合わされている積層光学フィルムに関する。本発明の積層光学フィルムは、各種の光学デバイスの表面に適用されて、光学デバイスの種類に応じて、光の取り出し効率を向上させたり、光学デバイス表面の反射を防止したりすることができる。
光学デバイスにおいて、光をマネジメントするために、マイクロレンズフィルムが用いられている。また、マイクロレンズフィルムは、接着剤層を介して、他の光学フィルムに積層して用いられている。
例えば、凸レンズ板の凸レンズパターンが形成された面に、マイクロレンズフィルムのマイクロレンズパターンが形成されていない側の面を、接着部材によって貼り合せた一体型光学板が開示されている(特許文献1)。当該特許文献1に記載の一体型光学板は、液晶表示装置におけるバックライトアセンブリとして用いられている。
また、マイクロレンズフィルムのレンズ面に、未硬化の紫外線硬化樹脂から形成されている接着剤層を有する両面粘着シートを貼り合せた後に、紫外線照射により前記接着剤を硬化させて積層フィルムを製造する方法が開示されている(特許文献2)。当該特許文献2で得られた積層フィルムは、前記両面粘着シートの他の接着剤層(レンズシートに貼り合せていない側)によって、偏光板に貼り合せられて、液晶表示装置の視認側の表面で用いられている。
特開2008−3604号公報 特開2002−96395号公報
マイクロレンズフィルムのマイクロレンズパターン面は、微細構造を有しているため、当該マイクロレンズパターン面は、傷付きやすく、耐スクラッチ性が弱い。従って、特許文献1のように、マイクロレンズフィルムのマイクロレンズパターン面が露出しているような構造では、耐スクラッチ性が十分ではない。特許文献1のように、マイクロレンズフィルムを、液晶表示装置におけるバックライトアセンブリのように内部部材として用いる場合に比べて、例えば、マイクロレンズフィルムを、外部接触が予測される外部部材の用途に用いる場合には、特に耐スクラッチ性が有することが望まれる。
一方、特許文献2では、マイクロレンズフィルムのレンズ面に両面粘着シートを貼り合せた積層フィルムを、液晶表示装置の視認側の偏光板に適用しているため、マイクロレンズフィルムのレンズ面が、外部から直接接触することはない。しかし、特許文献2の方法では、マイクロレンズフィルムのレンズ面と、両面粘着シートの貼り合せを、流動性の高い未硬化の接着剤層により行った後に、当該接着剤層を硬化させているため、マイクロレンズフィルムのレンズ面において、レンズの先端部分が未硬化の接着剤によって埋まってしまい、レンズとしての機能を発揮する部分が少なくなってしまうといった問題がある。即ち、接着剤層が、レンズパターンを埋めると、レンズ材料の屈折率と同様の屈折率を有する接着剤層によって、接着剤層中に埋まったレンズ先端部分は、レンズとしては充分に機能しなくなる。
本発明は、耐スクラッチ性を有し、かつ、マイクロレンズとしての機能を満足することができるマイクロレンズフィルムを有する積層光学フィルムおよびその製造方法を提供することを目的とする。さらには、本発明は積層光学フィルムを用いた光学デバイスを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意検討した結果、下記の積層光学フィルム等により上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、マイクロレンズフィルムと、
透明フィルム(但し、偏光フィルムを含まない)の片面に、80℃での貯蔵弾性率が、1.1×10〜5×10Paである第一感圧接着剤層が設けられている接着型透明フィルムを、
前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられている面と、前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層とが、空気層を形成するように貼り合わされており、かつ、
前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられていない側の面に、発光デバイス用の第二感圧接着剤層を有することを特徴とする積層光学フィルム、に関する。
上記積層光学フィルムにおいて、前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層の厚さが、前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンのレンズ高さの0.5〜4倍であることが好ましい。
上記積層光学フィルムは、前記接着型透明フィルムは、第一感圧接着剤層が設けられていない側の透明フィルムの面にハードコート層を有することができる。
上記積層光学フィルムは、前記接着型透明フィルムは、UV吸収性や、帯電防止性を有することができる。
上記積層光学フィルムにおいて、前記マイクロレンズフィルムとしては、透明基材フィルムの片側に、熱可塑性樹脂によりレンズパターンが形成されたマイクロレンズアレイフィルムであることが好ましい。
また本発明は、前記積層光学フィルムの製造方法であって、
マイクロレンズフィルムと、
透明フィルム(但し、偏光フィルムを含まない)の片面に、80℃での貯蔵弾性率が、1.1×10〜5×10Paである第一感圧接着剤層が設けられている接着型透明フィルムを、
前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられている面と、前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層とが、空気層を形成するように貼り合わす工程を有することを特徴とする積層光学フィルムの製造方法、に関する。
また本発明は、発光デバイスの表面に、前記記載の積層光学フィルムが、当該積層光学フィルムの第二感圧接着剤層を介して、マイクロレンズフィルムよりも接着型透明フィルムが発光デバイスに対して外側になるように設けられていることを特徴とする積層光学フィルム付き光学デバイス、に関する。当該積層光学フィルム付き発光デバイスにおいて、発光デバイスとしては、有機EL発光体への適用が好適である。
本発明の積層光学フィルムは、マイクロレンズフィルムのレンズパターン面に、接着型透明フィルムが設けられおり、レンズパターン面が、直接、外部に接触することはなく、マイクロレンズフィルムの耐スクラッチ性を向上することができる。
また、本発明の積層光学フィルムは、マイクロレンズフィルムのレンズパターン面に貼り合せる、接着型透明フィルムの感圧接着剤層は、所定の貯蔵弾性率に制御されており、レンズパターン面との密着性がよく、また、レンズパターン面に貼り合せた場合にも、感圧接着剤層はその形状を略維持できるため、レンズパターンが接着剤によって殆ど埋まることはなく、感圧接着剤層とレンズパターンによって空気層が形成されて、レンズとしての機能を殆ど損なうことはない。即ち、本発明の積層光学フィルムは、レンズパターン面と密着性よく、かつ、感圧接着剤層との間に介在する空気層を十分に存在させることができ、マイクロレンズフィルムに接着型透明フィルムを積層した場合においても、レンズパターン面と空気層との接触領域によってレンズ効果に必要な屈折を生じさせることができる。
また、本発明の積層光学フィルムは、前記マイクロレンズフィルムに、接着型透明フィルムを組み合わせているため、接着型透明フィルムに、ハードコート層を設けることにより、より、耐スクラッチ性を向上することができる。さらには、接着型透明フィルムに、UV吸収性を付与することに有することにより耐光性を、帯電防止性を付与することにより静電気特性を向上させることができる。
以下、本発明の積層光学フィルム等を図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の積層光学フィルムAは、図1に示すように、マイクロレンズフィルム1と、接着型透明フィルム2を貼り合せている。図1では、マイクロレンズフィルム1は透明基材フィルム11の片側に、レンズ層12がレンズパターンが形成された、マイクロレンズアレイフィルムが例示されているが、マイクロレンズフィルム1は、透明基材フィルムとともに、レンズ層が一体成形されてレンズパターンが形成されているものであってもよい。接着型透明フィルム2は、透明フィルム21の片面に、所定の貯蔵弾性率に制御された第一感圧接着剤層22が設けられている。積層光学フィルムAにおいて、マイクロレンズフィルム1のレンズ層12を有する面と、前記接着型透明フィルム2の第一感圧接着剤層22の貼り合せによって、レンズ層12と第一感圧接着剤層22の間に空気層aが形成されている。
また、図1には図示していないが、接着型透明フィルム2には、第一感圧接着剤層22が設けられていない側に、ハードコート層を設けることができる。また、接着型透明フィルム2には、透明フィルム21および/または第一感圧接着剤層22に、さらに、別の層を設けることによりUV吸収性、帯電防止性を付与することができる。透明フィルム21および/または第一感圧接着剤層22にUV吸収性、帯電防止性を付与する場合には、透明フィルム21および/または第一感圧接着剤層22にUV吸収剤、帯電防止剤が適宜に配合される。また、別の層を設ける場合には、UV吸収剤、帯電防止剤により、またはこれらとバインダー等を組み合わせることにより、UV吸収層、帯電防止層を形成することができる。
図2は、図1に記載の積層光学フィルムAに、第二感圧接着剤層3が設けられている場合である。第二感圧接着剤層3は、マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられていない側の面に設けられる。図1でいえば、マイクロレンズフィルム1のレンズ層12が設けられていない透明基材フィルム11の片側に第二感圧接着剤層3が設けられている。なお、図示していないが、図2の第二感圧接着剤層3には、セパレータを設けることができる。なお、第二感圧接着剤層3の形成にあたっては、UV吸収性、帯電防止性を付与したり、別途、UV吸収層、帯電防止層を形成したりすることができる。
図3は、光学デバイス4の表面に、積層光学フィルムAが設けられている積層光学フィルム付き光学デバイスである。積層光学フィルムAは、マイクロレンズフィルム1よりも、接着型透明フィルム2が光学デバイス4に対して外側になるように設けられている。なお、図3では、図2に示す積層光学フィルムAが、第二感圧接着剤層3を介して光学デバイス4に設けられているが、図1に示すような、積層光学フィルムAを、そのまま光学デバイス4の表面に設けることもできる。
本発明で用いられる、マイクロレンズフィルムは、フィルム表面に、レンズ層を有する各種のものを用いることができる。レンズ層は、砲弾状、球状、半球状、ピラミッド状、カマボコ状、プリズム状等の各種の形状のものがあげられる。マイクロレンズフィルムの製造は、マイクロレンズフィルムの種類に応じて適宜に選択される。
上記マイクロレンズフィルムの全体の厚さは、通常、10〜500μm程度であり、好ましくは20〜100μmである。レンズ層の高さは、通常、1〜50μm程度であり、好ましくは3〜10μmであり、通常、均一な加工処理が施されている。なお、レンズ層の高さは、レンズ層の頂上部とマイクロレンズフィルムのレンズ側の平面部(レンズの最下部)との長さである。
上記マイクロレンズフィルムの材料としては、各種の熱可塑性樹脂を用いることができ、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ウレタン系樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体等があげられる。
マイクロレンズフィルムが、マイクロレンズアレイフィルムの場合には、透明基材フィルムの片面に、熱可塑性樹脂によりパターンが形成されたレンズ層を有する。レンズ層の材料としては、前記マイクロレンズフィルムの材料が用いられる。透明基材フィルムの材料としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、トリアセチルセルロース等のセルロース系樹脂等の透明樹脂があげられる。なお、透明基材フィルムの厚さは、フィルムの全体の厚さを考慮して決定され、通常、8〜450μm程度、好ましくは15〜90μmである。
本発明では、接着型透明フィルムとして、透明フィルムの片面に、80℃での貯蔵弾性率が、1.1×10〜5×10Paである第一感圧接着剤層が設けられているものを用いる。なお、前述の通り、第一感圧接着剤層が設けられていない側の透明フィルムの面には、ハードコート層を設けることができる。その他、反射防止処理等を施すことができる。
透明フィルムの材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、セルロース系樹脂、アセテート系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂のような透明なポリマーがあげられる。これらポリマーのなかでも、耐スクラッチ性の点から、フィルム表面の硬度(鉛筆硬度)が、HB以上、さらには2H以上を有するものが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等が好適である。透明フィルムの厚さは、通常、10〜100μm程度、好ましくは15〜50μmである。
前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層は、マイクロレンズフィルムと十分に密着できる粘着力を有し、かつ、マイクロレンズフィルムのレンズ層との間に十分な空気層を形成できるように、80℃での貯蔵弾性率が1.1×10〜5×10Paの範囲にあるものを用いる。前記貯蔵弾性率は、1.2×10〜4×10Paであるのが好ましく、さらには1.5×10〜3×10Paであるのが好ましい。前記貯蔵弾性率が大きくなりすぎると、密着性が十分でなく、部分的な浮きが発生して、光の取り出し効率の点で好ましくなく、十分な密着をしている場合に比べて輝度が低下したりする。また、経時的には、密着性がより悪化して、接着型透明フィルムが剥離したりする。一方、前記貯蔵弾性率が小さくなりすぎると、経時的に、特に高温下において、感圧接着剤層が流動して、レンズ層を埋めてしまうおそれがあり、硬化状態を維持している感圧接着剤層に比べて輝度が低下したりする。
第一感圧接着剤層を形成する感圧接着剤(粘着剤)としては、各種感圧接着剤を用いることができ、積層光学フィルムの生産性の点から好適である。感圧接着剤(粘着剤)としては、例えば、アクリル系粘着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体、天然ゴム系粘着剤、ポリイソブチレン、ブチルゴム、スチレン−ブチレン−スチレン共重合体、スチレン−インプレン−スチレンブロック共重合体等の合成ゴム系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤などの各種粘着剤があげられる。なお、第一感圧接着剤層は、空気層の屈折率1に近くなるように、屈折率が低いものが好ましく、例えば、屈折率1.4〜1.5であるものが好ましい。
前記感圧接着剤(粘着剤)の中でも透明性が高く、かつ透明フィルムとの良好な密着特性等の点から、アクリル系粘着剤が好適に用いられる。
アクリル系粘着剤は、アルキル基の平均炭素数は3〜9程度の(メタ)アクリル酸アルキルエステルのモノマーユニットを主骨格とする(メタ)アクリル系ポリマーをベースポリマーとする。(メタ)アクリル系ポリマーには、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基含有モノマーや、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル等のヒドロキシル基含有モノマー、その他、官能基を有するモノマーを共重合モノマーとして共重合することができる。
また、前記接着剤(粘着剤)は架橋剤を含有することができる。架橋剤としては、ポリイソシアネート系、ポリアミン系、メラミン系、尿素系、エポキシ系等の各種架橋剤があげられる。架橋剤の配合量は、ベースポリマー100重量部に対して、1〜5重量部が好ましく、さらには1.2〜4重量部、さらには1.3〜2重量部が好ましい。第一感圧接着剤層の貯蔵弾性率は、例えば、接着剤に配合する架橋剤の配合量を制御することにより行うことができる。前記架橋剤によって、感圧接着剤層に架橋構造が付与されて、硬化して流動性がなくなった状態の粘着剤層を形成できる。
上記接着剤(粘着剤)には、その他の公知の添加剤を含有していてもよく、たとえば、加硫剤、粘着付与剤、着色剤、顔料などの粉体、染料、界面活性剤、可塑剤、表面潤滑剤、レベリング剤、軟化剤、酸化防止剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、重合禁止剤、無機または有機の充填剤、金属粉、粒子状、箔状物などを使用する用途に応じて適宜添加することができる。また、制御できる範囲内で、還元剤を加えてのレドックス系を採用してもよい。
第一感圧接着剤層の形成方法は、前記接着剤をセパレータなどに塗布し、溶媒などを乾燥除去して感圧接着剤層を形成することにより行うことができる。前記セパレータに形成した感圧接着剤層は透明フィルムに転写される。または透明フィルムに前記接着剤を塗布し、溶媒などを乾燥除去して感圧接着剤層を透明フィルムに、直接、形成する方法などを採用できる。
前記第一感圧接着剤層の厚さは、通常、2〜20μm程度であり、2.5〜15μmであるのが好ましく、さらには3〜10μmであるのが好ましい。また、前記第一感圧接着剤層の厚さは、レンズ高さの0.5〜4倍、さらには0.75〜3倍、さらには1〜2倍になるように設計するのが、マイクロレンズフィルムのレンズ層との間に、十分な空気層を形成できる点から好ましい。
本発明の積層光学フィルムは、前記マイクロレンズフィルムと、接着型透明フィルムを、前記マイクロレンズフィルムのパターンが設けられている面と、前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層を貼り合せることにより得られる。得られた積層光学フィルムは、第一感圧接着剤層が所定の貯蔵弾性率を有することから、マイクロレンズフィルムのレンズ層と密着性よく、かつ、貼り合わせ後においても貼り合わせ前と同様の状態を維持することができ、感圧接着剤層はマイクロレンズフィルムのレンズ層を殆ど埋めることなく、空気層が形成される。
前記積層光学フィルムには、前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられていない側の面に、他部材と接着するための図2に示すような、第二感圧接着剤層を設けることができる。第二感圧接着剤層は、前記積層光学フィルムを製造する前に、前記マイクロレンズフィルム(または透明基材フィルム)のレンズパターンが設けられていない側の面に予め設けておくことができる。
第二感圧接着剤層を形成する感圧接着剤(粘着剤)は特に制限されないが、例えばアクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマーとするものを適宜に選択して用いることができる。第二感圧接着剤層は、積層光学フィルムの貼り付け作業性の点から好適である。特に、アクリル系接着剤の如く光学的透明性に優れ、適度な濡れ性と凝集性と接着性の粘着特性を示して、耐候性や耐熱性などに優れるものが好ましく用いうる。
第二感圧接着剤層の形成は、前記第一感圧接着剤層の形成方法と同様の方法を採用できる。第二感圧接着剤層は、異なる組成又は種類等のものの重畳層として設けることもできる。第二感圧接着剤層の厚さは、使用目的や接着力などに応じて適宜に決定でき、一般には3〜30μmであり、3〜20μmが好ましく、特に5〜10μmが好ましい。
光学デバイスの表面に、前記積層光学フィルムを、第二感圧接着剤層を介して貼り合わせる場合には、単に前記積層光学フィルムを載せる場合に生じていた薄い空気層(屈折率が1)の存在により光のロスが少なくなる。さらには、第二感圧接着剤層の屈折率を、光学デバイス表面の屈折率より高くなるように設計(通常、屈折率を1.5以上高くするのが好ましい)することで、光のロスがほとんどなくなり、光を効率よく出射させることができる。
光学デバイスとしては、光源、導光体、光源ユニットなどの発光デバイスがあげられる。上記光源としては、例えば、PDP蛍光体、LED蛍光体、有機EL発光体、冷極管、レーザー光源などがあげられる。導光体、光源ユニットは、通常、前記光源と組み合わされて用いられる。発光デバイスは、例えば、液晶表示装置内部に用いられるバックライトシステムや、室内、室外における各所の照明に用いられる。また、光学デバイスとしては、また、液晶表示装置、有機EL表示装置、CRT、PDP等の画像表示デバイスの視認側の表面において用いられる。その他、光学デバイスとしては、太陽電池、光学センサー等の受光デバイス等があげられる。本発明の積層光学フィルムは、前記光学デバイスのなかでも、発光デバイス、特に、有機EL発光体の表面に適用する場合に好適である。例えば、有機EL発光体を、室内、室外の照明に用いる場合には照明光の取り出し効率を向上させ、かつ、有機EL発光体で問題とされている表面反射を防止することができる。
以下、本発明の実施例等について説明するが、本発明は、これら実施例に限られるものではない。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして行った。
<貯蔵粘弾性の測定>
貯蔵粘弾性の測定は以下の条件で行った。
・装置:ティー・エイ・インスツルメント社製 ARES
・変形モード:ねじり
・測定周波数:一定周波数1Hz
・昇温速度:5℃/分
・測定温度:接着剤のガラス転移温度付近から160℃でまで測定
・形状:パラレルプレート 8.0mmφ
・試料厚さ:0.5〜2mm(取り付け初期)
80℃での貯蔵弾性率(G’)を読み取った。
<屈折率の測定>
25℃の雰囲気下で、ナトリウムD線(589nm)を照射し、アッベ屈折率計(ATAGO社製、DR=M4)を用いて屈折率の測定をおこなった。
実施例1
(マイクロレンズアレイフィルム)
熱可塑性ポリエステル樹脂をトルエンに溶解した溶液を、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(38μm厚)上に乾燥後の厚さが0.1μmになるように塗工して、易接着層を形成した。さらに、ポリスチレン樹脂をトルエンで溶解した溶液を、前記易接着層上に、乾燥後に5μm厚になるように塗工して、ポリスチレン層を形成し、PET/ポリスチレン積層フィルムを作製した。前記積層フィルムのPET側に、厚さ10μmのアクリル系感圧接着剤層(屈折率1.53)を転写法にて形成して、マイクロレンズアレイフィルム形成用フィルムを作製した。次いで、前記マイクロレンズアレイフィルム形成用のフィルムのポリスチレン層を、金型を用いて熱プレス成形し、直径10μm、高さ5μmの半球状最密充填のレンズ層を有するマイクロレンズアレイフィルム(レンズ層の反対側に前記アクリル系感圧接着剤層を有する)を作製した。
(接着型透明フィルム)
エチルアクリレート系ポリマー(屈折率は1.47)溶液の固形分100重量部に対して、架橋剤としてトリメチロールプロパン/トリレンジイソシアネート3量体付加物(日本ポリウレタン工業社製、コロネートL)1.8重量部を配合した接着剤組成物を調製した。
この接着剤組成物を、セパレータ(シリコーン剥離処理した38μmのPET)に、感圧接着剤層の乾燥厚さが10μmになるように塗布し、120℃で3分乾燥・架橋を行い、80℃での貯蔵弾性率が2×10Pa、屈折率1.47の感圧接着剤層を形成した。当該感圧接着剤層を、透明フィルムである、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(38μm厚)に転写して、接着型透明フィルムを作製した。
(積層光学フィルム)
上記接着型透明フィルムの感圧接着剤層を、上記で得られたマイクロレンズアレイフィルムのレンズ側に貼り付け、積層光学フィルムを作製した。
実施例2〜3、比較例1〜2
実施例1において、接着型透明フィルムの作製にあたり、架橋剤の配合量を表1に示すように変え、表1に示すように感圧接着剤層の貯蔵弾性率を制御したこと以外は、実施例1と同様にして積層光学フィルムを作製した。
実施例4
実施例1において、接着型透明フィルムの作製にあたり、透明フィルムとして、ハードコート層付帯電防止型ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(38μm厚)に変えたこと以外は、実施例1と同様にして積層光学フィルムを作製した。
実施例5
実施例1において、接着型透明フィルムの作製にあたり、透明フィルムとして、ハードコート層付UVカット型ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(38μm厚)に変えたこと以外は、実施例1と同様にして積層光学フィルムを作製した。
実施例および比較例で得られた積層光学フィルムについて下記評価を行った。結果を表1に示す。評価にあたっては、積層光学フィルムを、アクリル系感圧接着剤層(マイクロレンズアレイフィルムに予め設けていたもの)により、白色有機ELデバイス(ボトムエミッション型)の表面に貼り合せた、積層光学フィルム付きの有機ELデバイスについて行った。なお、比較例3は、積層光学フィルムの代わりに、マイクロレンズアレイフィルムのみを有機ELデバイスに貼り合せたものについて行った。
<輝度の測定>
輝度計BM−9(TOPCON社製)を用いて、有機ELデバイスと輝度計の距離を350mmとして、20mm角の部分以外を遮光した光源の中心に輝度計を合わせて、暗室内にて正面輝度を測定(cd/cm)した。表1には、有機ELデバイスのみ、即ち、積層光学フィルムを貼り合せていない場合(表1では参考例)についての輝度を100とした相対値を示す。
<外観の評価>
接着型透明フィルムの感圧接着剤層とマイクロレンズアレイフィルムのレンズ層の頂上部の密着性の状態を、目視及び走査型電子顕微鏡(株式会社日立ハイテクノロジーズ製,S‐3400N型)により観察した。目視及び走査型電子顕微鏡による観察において、感圧接着剤層が貼り合わせ前の状態を維持してレンズ層の頂上部と密着している場合を「○」とした。それ以外の場合を「×」とした。目視は、広い範囲(積層光学フィルム全体)のレンズ層と感圧接着剤層の密着性を、浮き等観察し、走査型電子顕微鏡では、個々のレンズ層と感圧接着剤層の密着性を観察した。
<鉛筆硬度の測定:耐スクラッチ性>
接着型透明フィルムの透明フィルム側の表面について、JIS−K5600−5−4に基づき測定、鉛筆硬度を測定した。
<耐久性評価>
積層光学フィルムを、80℃の雰囲気中で168時間放置した後に、上記同様にして有機ELデバイスの表面に貼り合せて得られた、積層光学フィルム付きの有機ELデバイスについて、上記同様の<輝度の測定>、<外観の評価>、<鉛筆硬度の測定>の評価を行った。
<表面抵抗の測定>
23℃、65%RHの雰囲気中で、接着型透明フィルムの透明フィルム側の表面について、高抵抗率計(三菱油化株式会社製,HirestaIP MCP‐HT260)により、表面抵抗(Ω)を測定した。
<UV透過率の測定>
23℃、65%RHの雰囲気中で、接着型透明フィルムの透明フィルムについて、分光光度計(株式会社日立ハイテクノロジーズ製,U4100)により、波長350nmでの透過率を測定した。
Figure 0004340321
表1中、*1乃至3は下記の通りである。
*1:レンズ層の頂上部と感圧接着剤層との密着性が悪く、レンズ層上で、接着型透明フィルムに部分的な浮きが発生していた。
*2:レンズ層の頂上部と感圧接着剤層との密着性が悪く、レンズ層上で、接着型透明フィルムが剥離していた。
*3:感圧接着剤層の流れが発生して、レンズ層を埋めて、レンズ層が透明化していた。
本発明の積層光学フィルムの一態様を示す断面図である。 本発明の積層光学フィルムの一態様を示す断面図である。 本発明の積層光学フィルム付き光学デバイスの一態様を示す断面図である。
符号の説明
A:積層光学フィルム
1:マイクロレンズフィルム
11:透明基材フィルム
12:レンズ層
2:接着型透明フィルム
21:透明フィルム
22:第一感圧接着剤層
3:第二感圧接着剤層
4:光学デバイス
a:空気層

Claims (10)

  1. マイクロレンズフィルムと、
    透明フィルム(但し、偏光フィルムを含まない)の片面に、80℃での貯蔵弾性率が、1.1×10〜5×10Paである第一感圧接着剤層が設けられている接着型透明フィルムを、
    前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられている面と、前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層とが、空気層を形成するように貼り合わされており、かつ、
    前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられていない側の面に、発光デバイス用の第二感圧接着剤層を有することを特徴とする積層光学フィルム。
  2. 前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層の厚さが、前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンのレンズ高さの0.5〜4倍であることを特徴とする請求項1記載の積層光学フィルム。
  3. 前記接着型透明フィルムは、第一感圧接着剤層が設けられていない側の透明フィルムの面にハードコート層を有することを特徴とする請求項1または2記載の積層光学フィルム。
  4. 前記接着型透明フィルムは、UV吸収性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層光学フィルム。
  5. 前記接着型透明フィルムは、帯電防止性を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の積層光学フィルム。
  6. 前記マイクロレンズフィルムが、透明基材フィルムの片側に、熱可塑性樹脂によりレンズパターンが形成されたマイクロレンズアレイフィルムであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層光学フィルム。
  7. 接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層の80℃での貯蔵弾性率が、1.1×10〜3×10Paであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の積層光学フィルム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の積層光学フィルムの製造方法であって、
    マイクロレンズフィルムと、
    透明フィルム(但し、偏光フィルムを含まない)の片面に、80℃での貯蔵弾性率が、1.1×10〜5×10Paである第一感圧接着剤層が設けられている接着型透明フィルムを、
    前記マイクロレンズフィルムのレンズパターンが設けられている面と、前記接着型透明フィルムの第一感圧接着剤層とが、空気層を形成するように貼り合わす工程を有することを特徴とする積層光学フィルムの製造方法。
  9. 発光デバイスの表面に、請求項1〜7のいずれかに記載の積層光学フィルムが、当該積層光学フィルムの第二感圧接着剤層を介して、マイクロレンズフィルムよりも接着型透明フィルムが発光デバイスに対して外側になるように設けられていることを特徴とする積層光学フィルム付き発光デバイス。
  10. 発光デバイスが、有機EL発光体であることを特徴とする請求項9記載の積層光学フィルム付き発光デバイス。
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