JP4331123B2 - 風呂蓋 - Google Patents

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Description

本発明は浴槽のフランジ部開口を覆って湯温の低下を防ぐ風呂蓋に関する。
浴槽の保温性を高めるためには、風呂蓋の使用が不可欠であり、また、蓋本体の断熱性能が保温特性に影響を与えることは既に知られている。
2枚一組、あるいは3枚一組というように複数枚のパネルを組み合わせて使用する組合せ式等の風呂蓋においては、従来、内部を中空にして熱伝導を防ぐようにしたり、あるいは次に示す特許文献に記載されているように、合成樹脂発泡体からなる断熱芯材の表裏両面に、硬質のポリプロピレン樹脂等によって作製された化粧板を積層一体化させて蓋本体を形成し、当該蓋本体の周縁部にエッジプロテクターを嵌め付けて構成したもの等が知られている。
特開平11−32930公報
このように、蓋自体の断熱性能は可成り向上してきているが、これまでの風呂蓋は浴槽のフランジ部が全体に平坦面となっているものを想定したものであった。ところが、浴槽については、最近の高級化の流れに沿ってフランジ部にヘッドレストや、背もたれが設けられるようになってきており、通常、平坦面であったフランジ部にヘッドレスト等の突出部が顕れることとなって、施蓋時にフランジ部との間に隙間が生じて保温性能が低下するという問題点がある。
また、ヘッドレストや背もたれ以外にも、フランジ部には給・排水栓等が設けられることもあり、これらを避けるようにして蓋を被せた場合には、バランスを失して蓋本体がフランジ部から滑落するといった問題点も指摘されている。
そこで、本発明は、浴槽のフランジ部にヘッドレストのような突起部が形成されている場合であっても、蓋本体とフランジ部との間に隙間が生じないようにして湯温の低下を防ぐことができるようにすると共に、フランジ部から容易に滑落しないようになした風呂蓋を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本発明の構成を詳述すれば、請求項1に係る発明は、フランジ部にヘッドレストのような突起部が形成されている浴槽に対応し得るようになした風呂蓋であって、蓋本体は断熱芯材を中心部に配置し、その表裏両面に化粧板を積層一体化すると共に、外周部にエッジプロテクターを付設してなり、当該蓋本体における浴槽のフランジ部に突出している突起部に当接することとなる位置の化粧板及び断熱芯材を切欠いて凹所を形成し、且つ当該凹所内に前記突起部を覆うことができる形状となした突起被覆部材を固定したことを特徴とする風呂蓋である。
この請求項1に係る発明によった場合、ヘッドレストのようなフランジ部に突出した突起部は突起被覆部材によって覆われることとなり、蓋本体とフランジ部との間に隙間が生じるのを防ぐことができると共に、突起被覆部材がヘッドレスト等の突起に引っ掛かった状態となるので、施蓋状態が安定して保たれることとなる。
次に、請求項2に係る発明は、突起被覆部材は、蓋本体の化粧板に形成した切欠の周縁部に固定し得る当接部を形成してある請求項1に記載の風呂蓋である。これによった場合、当接部を化粧板に形成した切欠の周縁部に接着させること等によって両者を一体化することができ、蓋本体からの突起被覆部材の脱落を防ぐことができる。
さらに、請求項3に係る発明は、突起被覆部材は、蓋本体の化粧板の表面より下側となる凹状部分に連続して蓋本体の化粧板の表面より上側となる突条部を形成してある請求項1に記載の風呂蓋であり、これによってヘッドレストの両サイドになだらかな傾斜部が形成されている場合であっても、当該傾斜部に突起被覆部材の突条部が当接することとなって、浴槽内の湯温の低下を一層防ぐことができる。
上記したように、本発明によれば浴槽のフランジ部にヘッドレストや、背もたれ、あるいは給・排水栓のような突起部が形成されている浴槽であっても、施蓋状態における隙間の発生を有効に防ぐことができ、これによって蓋本体の断熱性能を一層向上させることができるものである。
また、ヘッドレスト等に突起被覆部材が覆い被さることによって、風呂蓋本体が滑落するのを防ぐことができ、フランジ部において安定した状態を維持することができる。
以下、図面に基づき本発明に係る風呂蓋の実施形態を詳細に説明する。
図1はフランジ部にヘッドレストのような突起部が形成された浴槽の一例を示す斜視図、図2は浴槽に形成された突起部に対応する本発明風呂蓋の一実施形態を示す分解状態斜視図、図3は本発明風呂蓋の一実施形態を示す斜視図、図4は図3のA−A断面図、図5は使用状態の一例を示す断面図である。
図中1は本発明に係る風呂蓋を適用する浴槽本体の一例を示し、2は当該浴槽本体1の上面フランジ部を示す。3は当該フランジ部2に突出したヘッドレストないし背もたれのような突起部である。なお、特に図示しないが、フランジ部2には場合によって給・排水栓等が取付けられることもあり、前記突起部3にはこのような給・排水栓等も含むものとする。
通常、フランジ部2は平坦な面となっており、風呂蓋を適用した場合、フランジ部2と風呂蓋の間にはほとんど隙間が生ずることがなく、湯温の低下を防ぐことができる。しかしながら、浴槽本体1のフランジ部2に、図1に示すように、ヘッドレストないし背もたれ等が設けられことがあり、この場合、ヘッドレスト等がフランジ部2に突起部3として顕れることとなり、通常の風呂蓋を適用した場合には、フランジ部2と蓋本体1との間に隙間が開いて保温性が低下するという問題点がある。
本発明風呂蓋は、フランジ部2に上記したような突起部3が形成されている浴槽本体1に対応し得るようになしたものであって、先ず、蓋本体4は合成樹脂発泡体等からなる断熱芯材5を中心部に配置し、その表裏両面に硬質ポリプロピレン樹脂等によって作製された化粧板6,6を積層して一体化すると共に、外周部全体に滑り止め効果を有するエラストマー製のエッジプロテクター7を嵌め付けた構造となっている。
このような構造を有する蓋本体4において、図中8は化粧板6に形成した切欠部を示すと共に、9はこの切欠部8内に形成した凹所を示す。なお、切欠部8は化粧板6のうち、浴槽本体1の突起部3に当接することとなる位置に形成するものであり、且つ突起部3に相応した形状の切り欠きとするものである。
すなわち、図示の実施形態においては、浴槽本体1のフランジ部2に形成された突起部3はヘッドレストとなっているため円弧状をなしているものであるから、当該円弧状突起部3に対応した円弧状の切欠部8を蓋本体4の表裏いずれか一方の化粧板6に形成したものである。なお、突起部3が給・排水栓等の場合には、当該給・排水栓等の突出形態に応じた切り欠きにするのは云うまでもない。
前記したように、蓋本体4は、合成樹脂発泡体のような断熱芯材5の表裏両面に化粧板6,6を積層一体化させたものであり、化粧板6の所定箇所に切欠部8を形成した場合、当該切欠部8内に断熱芯材5が顕れることとなり、当該断熱芯材5を適宜切除して後述する突起被覆部材の凹状部分が嵌まり込み得る凹所9を形成するものである。
図中10は前記凹所9内に固定する突起被覆部材であり、当該突起被覆部材10は前記突起部3を部分的あるいは全体的に覆い被せ得る形状をなしている。図示の実施形態において、この突起被覆部材10は、中央部分から二分された形状となっているが、これを一体化したものとしてもよいのは勿論である。
突起被覆部材10には、図4に示すように、蓋本体4の化粧板6に形成した切欠部8の周縁部に固定し得る当接部11を形成してあり、当該当接部11の下面と化粧板6の上面とを接着すること等によって両者を強固に定着させることができる。また、場合によっては、突起被覆部材10の凹状部分12と断熱芯材5の当接箇所を接着するようにしてもよいのは勿論である。
その他、図中の13は蓋本体4における化粧板6の表面より下側となる凹状部分12に連続して形成した突条部であり、この突条部13は化粧板6の表面より上側に位置することとなり、ヘッドレストのような突起部3の両サイドになだらかな傾斜部14が形成されている場合、当該傾斜部14に突起被覆部材10の突条部13,13が当接することとなって、この部分における隙間の発生を防ぐことができる。
前記突条部13,13を蓋本体4に堅固に固定するため、図示の実施形態においては、突条部13,13の下面にいくつかの圧入脚15,15を突設すると共に、この圧入脚15,15が嵌着される小孔16,16を蓋本体4に形成してある。
なお、上記した本発明風呂蓋の実施形態はいずれも、組合せ蓋を示しているが、フランジ部に設けられた突起部に対応し得る突起被覆部材が設けられるものであれば、組合せ蓋に限定されることなく、一枚物の風呂蓋であっても本発明の範囲に含まれるのは云うまでもない。
本発明風呂蓋はこのように、フランジ部にヘッドレストのような突起部が形成されている浴槽に対応し得るようになしたものであって、施蓋状態において突起部と蓋本体の間に隙間が生じるのを有効に防ぐことができ、蓋本体の断熱性能の向上と相俟って保温効果が一層優れた風呂蓋を提供することができるものである。また、ヘッドレスト等に突起被覆部材が覆い被さることによって、蓋本体が滑落するのを防ぐことができ、フランジ部において安定した状態を維持することができる。
フランジ部にヘッドレストのような突起部が形成された浴槽の一例を示す斜視図である。 浴槽に形成された突起部に対応する本発明風呂蓋の一実施形態を示す分解状態斜視図である。 本発明風呂蓋の一実施形態を示す斜視図である。 図3のA−A断面図である。 使用状態の一例を示す断面図である。
符号の説明
1:浴槽本体
2:フランジ部
3:突起部
4:蓋本体
5:断熱芯材
6:化粧板
7:エッジプロテクター
8:切欠部
9:凹所
10:突起被覆部材
11:当接部
12:凹状部分
13:突条部
14:傾斜部
15:圧入脚
16:小孔

Claims (3)

  1. フランジ部にヘッドレストのような突起部が形成されている浴槽に対応し得るようになした風呂蓋であって、蓋本体は断熱芯材を中心部に配置し、その表裏両面に化粧板を積層一体化すると共に、外周部にエッジプロテクターを付設してなり、当該蓋本体における浴槽のフランジ部に突出している突起部に当接することとなる位置の化粧板及び断熱芯材を切欠いて凹所を形成し、且つ当該凹所内に前記突起部を覆うことができる形状となした突起被覆部材を固定したことを特徴とする風呂蓋。
  2. 突起被覆部材は、蓋本体の化粧板に形成した切欠の周縁部に固定し得る当接部を形成してある請求項1に記載の風呂蓋。
  3. 突起被覆部材は、蓋本体の化粧板の表面より下側となる凹状部分に連続して蓋本体の化粧板の表面より上側となる突条部を形成してある請求項1に記載の風呂蓋。
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